JPH0640616Y2 - 内装材 - Google Patents
内装材Info
- Publication number
- JPH0640616Y2 JPH0640616Y2 JP1988159441U JP15944188U JPH0640616Y2 JP H0640616 Y2 JPH0640616 Y2 JP H0640616Y2 JP 1988159441 U JP1988159441 U JP 1988159441U JP 15944188 U JP15944188 U JP 15944188U JP H0640616 Y2 JPH0640616 Y2 JP H0640616Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- surface layer
- interior material
- inorganic powder
- layer
- inorganic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Floor Finish (AREA)
- Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
- Decoration Of Textiles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、良好な耐摩耗性および防滑性を有する内装材
に関する。
に関する。
従来、良好な耐摩耗性および防滑性を有する内装材とし
て、例えば基材層上に中間層を積層し、さらに表面層を
積層し、この表面層に部分的に無機質粉粒体を主体とす
る盛り上がり模様部を形成したものが存在する。
て、例えば基材層上に中間層を積層し、さらに表面層を
積層し、この表面層に部分的に無機質粉粒体を主体とす
る盛り上がり模様部を形成したものが存在する。
ところで、従来の内装材では、前述したように表面層上
に部分的に無機質粉粒体を主体とする模様部が突出して
いるため、この突出部につまずいて転んで怪我をし易い
という安全上の問題があるばかりでなく、この突出部の
硬度が高く内装材の裁断時に、この突出部を避けて裁断
しなければならず、このため所定寸法に裁断する際の柄
位置の自由度が制約されていた。
に部分的に無機質粉粒体を主体とする模様部が突出して
いるため、この突出部につまずいて転んで怪我をし易い
という安全上の問題があるばかりでなく、この突出部の
硬度が高く内装材の裁断時に、この突出部を避けて裁断
しなければならず、このため所定寸法に裁断する際の柄
位置の自由度が制約されていた。
なお、耐摩耗性および防滑性を有する他の内装材とし
て、例えば前述した表面層上に単に無機質粉粒体を散布
したものもあるが、この従来技術では無機質粉粒体の粒
径および散布密度が特定されていなかったため、良好な
耐摩耗性および防滑性が得られなかったり、また前述し
たような内装材の裁断が困難になる恐れなどの問題点は
充分に解決されたものとはいえなかった。
て、例えば前述した表面層上に単に無機質粉粒体を散布
したものもあるが、この従来技術では無機質粉粒体の粒
径および散布密度が特定されていなかったため、良好な
耐摩耗性および防滑性が得られなかったり、また前述し
たような内装材の裁断が困難になる恐れなどの問題点は
充分に解決されたものとはいえなかった。
本考案は、このような従来技術の課題を背景になされた
もので、裁断が容易で、安全性に富み、しかも良好な耐
摩耗性および防滑性が同時に得られる内装材を提供する
ことを目的とする。
もので、裁断が容易で、安全性に富み、しかも良好な耐
摩耗性および防滑性が同時に得られる内装材を提供する
ことを目的とする。
本考案は、基材層上に少なくとも表面層が積層され、か
つこの表面層上に平均粒径が50〜1,200μmの無機質粒
径体が10〜100g/m2の密度で散布された内装材を提供す
るものである。
つこの表面層上に平均粒径が50〜1,200μmの無機質粒
径体が10〜100g/m2の密度で散布された内装材を提供す
るものである。
本考案の内装材は、基材層上に少なくとも表面層を積層
させ、そののちこの表面層上に平均粒径が50〜1,200μ
mの無機質粒径体を10〜100g/m2の密度で散布されてい
るため、裁断が容易となり、安全性に富み、しかも良好
な耐摩耗性および防滑性が同時に得られる。
させ、そののちこの表面層上に平均粒径が50〜1,200μ
mの無機質粒径体を10〜100g/m2の密度で散布されてい
るため、裁断が容易となり、安全性に富み、しかも良好
な耐摩耗性および防滑性が同時に得られる。
以下、本考案の実施例を図面を用いて詳細に説明する。
本考案の内装材の全体構成は、第1図に示すように基材
層10上に、中間層20と表面層30とを順次積層させたもの
である。
層10上に、中間層20と表面層30とを順次積層させたもの
である。
前記基材層10としては、離型紙などの離型性担体のほ
か、合成繊維製の編布、織布もしくは不織布などの布
帛、さらにはアスベストシート、ガラス繊維シート、さ
らにはこれらの布帛、シートにポリ塩化ビニルなどの合
成樹脂を塗布、含浸したものなどの一般に内装材用の基
材層として使用されるものであればいずれのものも使用
できる。
か、合成繊維製の編布、織布もしくは不織布などの布
帛、さらにはアスベストシート、ガラス繊維シート、さ
らにはこれらの布帛、シートにポリ塩化ビニルなどの合
成樹脂を塗布、含浸したものなどの一般に内装材用の基
材層として使用されるものであればいずれのものも使用
できる。
なお、離型性担体を使用した場合には、最終工程でこの
離型性担体を剥離しなければならないが、裏打のない内
装材が得られる。
離型性担体を剥離しなければならないが、裏打のない内
装材が得られる。
この基材層10の厚さは、通常、0.1〜1mm、好ましくは0.
2〜0.8mm程度である。
2〜0.8mm程度である。
前記中間層20に使用される熱可塑性合成樹脂としては、
ポリ塩化ビニル、酢酸ビニル樹脂、ポリエチレン、ポリ
プロピレン、アクリル樹脂の単独重合体および共重合体
などの一般に使用されているものであればいずれのもの
でも使用できる。
ポリ塩化ビニル、酢酸ビニル樹脂、ポリエチレン、ポリ
プロピレン、アクリル樹脂の単独重合体および共重合体
などの一般に使用されているものであればいずれのもの
でも使用できる。
また、必要に応じて前記熱可塑性樹脂に、可塑剤、着色
剤、安定剤、充填剤、滑剤、発泡剤、帯電防止剤、防カ
ビ剤など、通常、使用される添加剤が配合される。
剤、安定剤、充填剤、滑剤、発泡剤、帯電防止剤、防カ
ビ剤など、通常、使用される添加剤が配合される。
前記可塑剤としては、ジオクチルフタレート、ジブチル
フタレート、ブチルベンジルフタレート、ジオクチルア
ジペート、トリクレジルホスフェートなどの汎用可塑剤
のほか、ジアリルフタレート(DAP)、アクリル系モノ
マー、アクリル系オリゴマーなどの反応性可塑剤、トリ
ブトキシエチレンホスフェート、ブチルジグリコールア
ジペート、サンソサイザー−C−1100(新日本理化
(株)製)などの帯電防止性可塑剤、ドデシルベンゼン
誘導体などの二次可塑剤などが挙げられる。
フタレート、ブチルベンジルフタレート、ジオクチルア
ジペート、トリクレジルホスフェートなどの汎用可塑剤
のほか、ジアリルフタレート(DAP)、アクリル系モノ
マー、アクリル系オリゴマーなどの反応性可塑剤、トリ
ブトキシエチレンホスフェート、ブチルジグリコールア
ジペート、サンソサイザー−C−1100(新日本理化
(株)製)などの帯電防止性可塑剤、ドデシルベンゼン
誘導体などの二次可塑剤などが挙げられる。
可塑剤の添加量は、熱可塑性合成樹脂100重量部に対し
て10〜100重量部が好ましい。
て10〜100重量部が好ましい。
また、充填剤は、コストダウン、軽量化などの目的で、
炭酸カルシウム、クレー、シリカ、シラスバルーン、ガ
ラスバルーン、木粉、コルク粉などの軽量充填剤、導電
性や帯電防止性付与の目的でカーボンブラック粉末、帯
電防止性炭酸カルシウム(日東粉化(株)製、T130−25
00;丸尾カルシウム(株)製、EC−1、同EC−5な
ど)、炭素繊維や、銀、銅、ニッケル、アルミニウム、
ステンレス、鉄などの金属よりなる粉末、有機繊維また
は無機繊維の表面を金属または金属酸化物、その他の導
電性物質で被覆した導電性短繊維、寸法安定性付与の目
的でガラス短繊維、チタン酸カリウムの短繊維、カルシ
ウムメタシリケート短繊維などの無機物短繊維なども使
用できる。
炭酸カルシウム、クレー、シリカ、シラスバルーン、ガ
ラスバルーン、木粉、コルク粉などの軽量充填剤、導電
性や帯電防止性付与の目的でカーボンブラック粉末、帯
電防止性炭酸カルシウム(日東粉化(株)製、T130−25
00;丸尾カルシウム(株)製、EC−1、同EC−5な
ど)、炭素繊維や、銀、銅、ニッケル、アルミニウム、
ステンレス、鉄などの金属よりなる粉末、有機繊維また
は無機繊維の表面を金属または金属酸化物、その他の導
電性物質で被覆した導電性短繊維、寸法安定性付与の目
的でガラス短繊維、チタン酸カリウムの短繊維、カルシ
ウムメタシリケート短繊維などの無機物短繊維なども使
用できる。
導電性粉末充填剤は粒径が0.5〜1,000μmが好ましく、
導電性短繊維は直径が1〜600μmで、長さが0.3〜20mm
の範囲が好ましい。
導電性短繊維は直径が1〜600μmで、長さが0.3〜20mm
の範囲が好ましい。
これらの添加量は、目的とする抵抗値により適宜設定す
る必要があるが、導電性粉末充填剤の場合で約2重量%
以上、導電性短繊維の場合で約1重量%以上の添加が必
要である。
る必要があるが、導電性粉末充填剤の場合で約2重量%
以上、導電性短繊維の場合で約1重量%以上の添加が必
要である。
他の添加剤、充填剤などは、使用目的により適当量添加
使用する。
使用する。
これらの添加剤は、単独で使用してもよいし、2種以上
を混合して使用してもよい。
を混合して使用してもよい。
この中間層20の厚さは、通常、0.3〜2.0mm、好ましくは
0.5〜1.5mm程度である。
0.5〜1.5mm程度である。
この中間層20の基材層10への積層方法は、例えばカレン
ダー法、押出法、ペーストコーティング法などで積層
し、この表面に必要に応じてグラビア印刷法、フレキソ
印刷法、ロータリースクリーン印刷法、転写印刷法など
で印刷して図示しない印刷層を積層させることもでき
る。
ダー法、押出法、ペーストコーティング法などで積層
し、この表面に必要に応じてグラビア印刷法、フレキソ
印刷法、ロータリースクリーン印刷法、転写印刷法など
で印刷して図示しない印刷層を積層させることもでき
る。
前記表面層30は、主に防汚処理を目的としたもので、例
えば紫外線架橋型ポリ塩化ビニル、アクリル樹脂、ウレ
タン樹脂、特開昭58-90959号公報中に可塑剤の移行防止
効果に優れる層を形成する物質として例示されているも
のなどの軟質合成樹脂からなる。
えば紫外線架橋型ポリ塩化ビニル、アクリル樹脂、ウレ
タン樹脂、特開昭58-90959号公報中に可塑剤の移行防止
効果に優れる層を形成する物質として例示されているも
のなどの軟質合成樹脂からなる。
この表面層30の厚さは、10〜800μm、好ましくは30〜5
00μmあり、10μm未満では防汚効果が低下するととも
に、耐久性能が悪化し、一方、800μmを超えると硬く
なり、またそり上がりの原因となる。
00μmあり、10μm未満では防汚効果が低下するととも
に、耐久性能が悪化し、一方、800μmを超えると硬く
なり、またそり上がりの原因となる。
また、この表面層30の中間層20への積層方法として、カ
レンダー法、押出法、ペーストコーティング法などが使
用できる。
レンダー法、押出法、ペーストコーティング法などが使
用できる。
本考案の内装材の特徴は、この表面層30上に平均粒径が
50〜1,200μmの無機質粉粒体が10〜100g/m2の密度で散
布されている点にある。
50〜1,200μmの無機質粉粒体が10〜100g/m2の密度で散
布されている点にある。
この無機質粉粒体40としては、例えば珪砂粒、シリカゲ
ル、ケイ酸化合物粒子、ガラス粉、ガラス粉、鉄粉、カ
ーボランダム、アランダム、セラミックスなどの無機質
粒子を挙げることができる。
ル、ケイ酸化合物粒子、ガラス粉、ガラス粉、鉄粉、カ
ーボランダム、アランダム、セラミックスなどの無機質
粒子を挙げることができる。
無機質粉粒体40としては、特にセラミックス、珪砂粒が
防滑性、裁断加工性、価格の点から好ましい。
防滑性、裁断加工性、価格の点から好ましい。
また、この無機質粒粉体40の平均粒径は、前述したよう
に50〜1,200μm、好ましくは100〜800μmであり、50
μm未満では無機質粉粒体40の粒が小さすぎて良好は耐
摩耗性および防滑性が得られず、一方1,200μmを超え
ると無機質粉粒体40の粒が大きすぎて裁断が困難となっ
たり、突起が大になり過ぎて怪我の原因となり好ましい
ものではない。
に50〜1,200μm、好ましくは100〜800μmであり、50
μm未満では無機質粉粒体40の粒が小さすぎて良好は耐
摩耗性および防滑性が得られず、一方1,200μmを超え
ると無機質粉粒体40の粒が大きすぎて裁断が困難となっ
たり、突起が大になり過ぎて怪我の原因となり好ましい
ものではない。
さらに、この無機質粉粒体40の散布密度は、同じく前述
したように10〜100g/m2、好ましくは25〜50g/m2であ
り、10g/m2未満ではこの無機質粉粒体40の散布量が不足
して良好な耐摩耗性および防滑性が得られず、一方100g
/m2を超えると表面層30の硬度が高すぎて裁断が困難と
なる。
したように10〜100g/m2、好ましくは25〜50g/m2であ
り、10g/m2未満ではこの無機質粉粒体40の散布量が不足
して良好な耐摩耗性および防滑性が得られず、一方100g
/m2を超えると表面層30の硬度が高すぎて裁断が困難と
なる。
なお、この無機質粉粒体40に顔料などの着色剤を混合す
ることにより、さらに表面層30に模様をつけることもで
きる。
ることにより、さらに表面層30に模様をつけることもで
きる。
また、無機質粉粒体40の表面層30との固着性を向上させ
るためにシランカップリング剤を用いることも有効であ
る。
るためにシランカップリング剤を用いることも有効であ
る。
このシランカップリング剤としては、例えばビニルトリ
エトキシシラン、γ−メタクリルオキシプロピルトリメ
トキシシラン、N−β−(アミノエチル)−γ−アミノ
プロピルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピ
ルメトキシシランなどを挙げることができる。このシラ
ンカップリング剤は、表面層30に使用される透明な軟質
合成樹脂100重量部中に通常0.2〜5重量部添加してもよ
く、あるいは無機質粉粒体40の重量に対して約0.1〜2
重量%用いてもよい。
エトキシシラン、γ−メタクリルオキシプロピルトリメ
トキシシラン、N−β−(アミノエチル)−γ−アミノ
プロピルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピ
ルメトキシシランなどを挙げることができる。このシラ
ンカップリング剤は、表面層30に使用される透明な軟質
合成樹脂100重量部中に通常0.2〜5重量部添加してもよ
く、あるいは無機質粉粒体40の重量に対して約0.1〜2
重量%用いてもよい。
なお、この無機質粉粒体40表面の防汚性および接着性の
向上のために、散布された無機質粉粒体40上にさらに例
えばアクリル樹脂、ウレタン樹脂、塩化ビニル樹脂、塩
化ビニル−酢酸ビニル共重合体などからなる図示しない
表面処理層を形成させてもよい。
向上のために、散布された無機質粉粒体40上にさらに例
えばアクリル樹脂、ウレタン樹脂、塩化ビニル樹脂、塩
化ビニル−酢酸ビニル共重合体などからなる図示しない
表面処理層を形成させてもよい。
また、この無機質粉粒体40は表面層30上にのみ散布する
のでなく、例えばこの表面層30が積層されていない基材
層10と中間層20とからなる内装材の場合には、中間層20
が本考案の表面層となることから、この中間層20上に直
接散布してもよい。
のでなく、例えばこの表面層30が積層されていない基材
層10と中間層20とからなる内装材の場合には、中間層20
が本考案の表面層となることから、この中間層20上に直
接散布してもよい。
この無機質粉粒体40の表面層30上への散布は、例えば製
造工程中、この表面層30が固化する前にこの表面層30上
に無機質粉粒体40を公知の散布手段により散布すること
で行われる。
造工程中、この表面層30が固化する前にこの表面層30上
に無機質粉粒体40を公知の散布手段により散布すること
で行われる。
次に、本考案の内装材の施工にあたっては、まず施工寸
法に従ってこの内装材を裁断する。
法に従ってこの内装材を裁断する。
なお、表面層30には裁断が容易に行える範囲で無機質粉
粒体40が散布されているため、支障なくこの表面層30の
裁断ができる。
粒体40が散布されているため、支障なくこの表面層30の
裁断ができる。
そののち、図示しない建物の被内装床面に基材層10側を
裏面方向に向けてこの内装材を被装させる。
裏面方向に向けてこの内装材を被装させる。
このとき、必然的に無機質粉粒体40を表面に散布した表
面層30が露出されているため、例えばこの内装材が床材
であって、この内装材上を歩行した場合、この内装材を
靴で踏み付けても直接靴底が接触するのは比較的硬度の
高い無機質粉粒体40であるため、表面層10などの内装材
本体が保護され、従ってこの内装材の良好な耐摩耗性が
得られるとともに、防滑性も得られる。
面層30が露出されているため、例えばこの内装材が床材
であって、この内装材上を歩行した場合、この内装材を
靴で踏み付けても直接靴底が接触するのは比較的硬度の
高い無機質粉粒体40であるため、表面層10などの内装材
本体が保護され、従ってこの内装材の良好な耐摩耗性が
得られるとともに、防滑性も得られる。
以上説明してきたように、本考案の実施例の内装材にあ
っては、この表面層30上に平均粒径が50〜1,200μmの
無機質粉粒体が10〜100g/m2の密度で散布されているた
め、裁断が容易で、安全性に富み、しかも良好な耐摩耗
性および防滑性が同時に得られる。
っては、この表面層30上に平均粒径が50〜1,200μmの
無機質粉粒体が10〜100g/m2の密度で散布されているた
め、裁断が容易で、安全性に富み、しかも良好な耐摩耗
性および防滑性が同時に得られる。
なお、表面層への無機質粉粒体の散布は、この無機質粉
粒体を多少表面層下に沈降させたものも本考案に含まれ
る。
粒体を多少表面層下に沈降させたものも本考案に含まれ
る。
本考案は、表面層上に粒径が50〜1,200μmの無機質粉
粒体を10〜100g/m2の密度で散布しているため、裁断が
容易で、安全性に富み、しかも良好な耐摩耗性および防
滑性が同時に得られる。
粒体を10〜100g/m2の密度で散布しているため、裁断が
容易で、安全性に富み、しかも良好な耐摩耗性および防
滑性が同時に得られる。
第1図は、本考案の内装材の製造方法により製造された
内装材の拡大断面図である。 10;基材層 20;中間層 30;表面層 40;無機質粉粒体
内装材の拡大断面図である。 10;基材層 20;中間層 30;表面層 40;無機質粉粒体
Claims (1)
- 【請求項1】基材層上に少なくとも表面層が積層され、
かつこの表面層上に平均粒径が50〜1,200μmの無機質
粉粒体が10〜100g/m2の密度で散布された内装材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988159441U JPH0640616Y2 (ja) | 1988-12-09 | 1988-12-09 | 内装材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988159441U JPH0640616Y2 (ja) | 1988-12-09 | 1988-12-09 | 内装材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0282795U JPH0282795U (ja) | 1990-06-26 |
JPH0640616Y2 true JPH0640616Y2 (ja) | 1994-10-26 |
Family
ID=31440657
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988159441U Expired - Lifetime JPH0640616Y2 (ja) | 1988-12-09 | 1988-12-09 | 内装材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0640616Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100833662B1 (ko) * | 2007-08-22 | 2008-05-29 | 오병춘 | 보드제작방법과 보드 |
WO2015099423A1 (ko) * | 2013-12-23 | 2015-07-02 | (주)투에이취켐 | 미끄럼 방지 바닥재, 상기 미끄럼 방지 바닥재의 제조 방법 및 상기 미끄럼 방지 바닥재를 이용한 바닥 시공 방법 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4196243A (en) * | 1978-09-29 | 1980-04-01 | Gaf Corporation | Non-skid floor covering |
JPS6237155A (ja) * | 1985-08-12 | 1987-02-18 | 平岡織染株式会社 | 不燃性繊維シ−ト材料 |
JPS62282086A (ja) * | 1986-05-28 | 1987-12-07 | オ−ツタイヤ株式会社 | 装飾性ビ−ズコ−ト布等の製造方法 |
-
1988
- 1988-12-09 JP JP1988159441U patent/JPH0640616Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100833662B1 (ko) * | 2007-08-22 | 2008-05-29 | 오병춘 | 보드제작방법과 보드 |
WO2015099423A1 (ko) * | 2013-12-23 | 2015-07-02 | (주)투에이취켐 | 미끄럼 방지 바닥재, 상기 미끄럼 방지 바닥재의 제조 방법 및 상기 미끄럼 방지 바닥재를 이용한 바닥 시공 방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0282795U (ja) | 1990-06-26 |
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