JPH0129945B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0129945B2
JPH0129945B2 JP56004586A JP458681A JPH0129945B2 JP H0129945 B2 JPH0129945 B2 JP H0129945B2 JP 56004586 A JP56004586 A JP 56004586A JP 458681 A JP458681 A JP 458681A JP H0129945 B2 JPH0129945 B2 JP H0129945B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
base material
waterproof layer
concrete base
ventilation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP56004586A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57119051A (en
Inventor
Sekiji Yokota
Tadashi Kitsutaka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hayakawa Rubber Co Ltd
Original Assignee
Hayakawa Rubber Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hayakawa Rubber Co Ltd filed Critical Hayakawa Rubber Co Ltd
Priority to JP458681A priority Critical patent/JPS57119051A/ja
Publication of JPS57119051A publication Critical patent/JPS57119051A/ja
Publication of JPH0129945B2 publication Critical patent/JPH0129945B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はコンクリート下地スラブ防水層緩衝用
通気テープに関するものである。
すなわち、本発明は、テープ基材1を下地に貼
着固定するための台状突出粘着体2がテープ基材
面の20〜50%となる範囲で貼着固定しており、逆
にテープ面の80〜50%は、凹状空〓3としてコン
クリート下地スラブに対して貼着固定されていな
ので、内部の気体が充分流通すると共に、コンク
リート下地スラブと防水層との間の緩衝効果を発
揮し、コンクリート下地スラブのムーブメントを
緩衝すると共に、コンクリート下地スラブと防水
層の間に包含された気体(水蒸気、空気)を誘導
又は排気口に通気するための緩衝用空間を確保し
たコンクリート下地スラブ防水層緩衝用通気テー
プに関するものである。
従来、建築物に被膜防水層を形成する場合、コ
ンクリート下地スラブ4の移動が防水層に直接影
響を与えないよう緩衝するには、剥離紙や合成ゴ
ムシート、織布、不織布などを用いた絶縁用テー
プと防水層を保護する目的の補強増し張りなどの
処理が行われている。
しかし、防水層とコンクリート下地スラブとの
間に包括される空気や、下地より発生する水蒸気
を排気口に導出する効果を兼用した緩衝用通気テ
ープではなく、それぞれコンクリート下地スラブ
のムーブメント緩衝と通気用テープとかを専用的
に介在させていたもので、その効果も明確なもの
ではなく被膜防水層のふくれ現象は不可避的なも
のとされていた。
本発明は以上の欠点を除去したコンクリート下
地スラブ防水層緩衝用通気テープを提供しようと
するものである。
本発明は、コンクリート下地スラブ4に対し
て、プライマ処理後に、所望の間隔をおいて縦横
相交叉するように配置し、粘着固定してから、防
水シートを被覆し接着させてシート防水層5を設
けるコンクリート下地スラブ4の防水構造を形成
するための防水施工に用いる防水層緩衝用通気テ
ープにおいて、テープ基材1の表面に、該テープ
基材1を接着固定せしめるスポツト状に配設され
た多数個の台状突出粘着体2の占める面積の割合
がテープ基材面に対して20〜50%の範囲である
か、又は該台状突出粘着体2を配設していない緩
衝用凹状空隙3の占める面積の割合がテープ基材
面に対して80〜50%の範囲の間にあることを特徴
とする。
又、本発明は、テープ基材1合成樹脂フイル
ム、合成ゴムテープから成ることを特徴とする。
又、本発明は、前記テープ基材1の表面積にお
ける前記突出粘着体2の占める面積の割合が20〜
50%の範囲にあり、前記緩衝用凹状空〓3の占め
る面積の割合が80〜50%の範囲にあることを特徴
とする。
すなわち、本発明による緩衝用通気テープは、
テープ基材1の表面積に対して台状突出粘着体2
を塗覆していない凹状空〓3を80〜50%設けてい
ること、ならびに、スポツト状に前記の台状突出
粘着体2を、テープ表面に対して20〜50%を併設
しているので、下地に粘着することが容易なこと
と、スポツト状に貼着体2を塗覆しているため、
凹状空〓3が連通しているので、コンクリート下
地スラブ4とシート防水層5との間に存在する気
体、すなわち空気又は水蒸気が流通して排気口よ
り排出される特徴をもつていると同時に、緩衝用
通気テープとしての機能を併備しているものであ
る。
なお、前記の突出粘着体2の占める面積の割合
が20%未満となると、相対的にテープ基材1の粘
着力が不足し、逆に50%を越えると、相対的に緩
衝用凹状空隙3が小さくなり、水蒸気等の発生気
体の放散が不充分となり、被膜防水層のふくれ現
象は現れるおそれがあり、いずれも不可である。
一般的に、テープ基材1としては、緩衝効果を
発揮せしめるために合成樹脂テープとしては、ポ
リエチレンフイルムテープ、ポリプロピレンフイ
ルムテープ、ポリエチレン−酢酸ビニル共重合樹
脂フイルム、塩化ビニールフイルムテープ、ポリ
エチレンテレフタレート樹脂テープなどがある。
合成ゴムとしては、エチレンプロピレンゴム、ポ
リブタジエンゴム、ポリイソプレンゴム、クロロ
プレンゴム、ブチルゴムなどのテープ状体が用い
られる。
本発明に用いる台状突出粘着体2は、ゴム系又
は合成樹脂系の粘着組成物をスポツト状に塗覆す
るために溶剤系、エマルジヨン系分散体又は、加
熱溶融タイプの粘着体を塗覆したものが用いられ
る。
本発明による緩衝用通気テープを第1図〜第3
図に示す実施例について説明する。
実施例 1 テープ状基材1は非加硫ゴムテープを30mm幅と
し、テープ片面に4〜5mmの円型状の合成ゴム系
粘着体2を、芯間隔7〜8mmに台状にスポツト状
に塗覆した緩衝用通気テープを、コンクリート下
地スラブ4にプライマー塗布乾燥した上に、水下
側より50cm間隔で貼着する。更に緩衝用通気テー
プの直角方向に2m間隔で緩衝用通気テープを張
りつけてから合成高分子ルーフイングによるシー
ト防水層5を設置した。平場部分のテープ6より
5m毎に立上り部に導く緩衝用通気テープ7を設
け、シート防水層5上に折り返し雨水の進入しな
いように雨仕舞を行つた。全くシート防水層5の
ふくれ現象は見当らず建築物のムーブメントに対
して緩衝効果をもつてシート防水層5を保護して
いることを確認した。なわわち、本発明の顕著な
効果が認められた。
実施例 2 ポリエステルフイルムの厚さ0.05mmを30mm幅の
テープ状となし、空〓率50%となるようスポツト
状に合成樹脂系粘着体2を加熱溶融させて塗覆し
たテープをコンクリート下地スラブの未乾燥状態
のコンクリート面4に水下側より50cm間隔に又そ
の直角方向には1m間隔で設置し、平場部に排気
筒を設けて接続せめた。合成ゴム系シート防水層
5をその上に被覆して設けた。本発明の如く施工
するとふくれ現象の発生はなく、安定したシート
防水層5の被覆が得られた。また、コンクリート
の乾燥亀裂を生じたときもシート防水層5に支障
を与えることはなく、緩衝用通気テープがコンク
リート下地スラブ4のムーブメントに対する緩衝
効果を果していることが確認され、防水層のふく
れ現象は発生せず本発明の顕著な効果が認められ
た。
以上述べたように、本発明によれば、コンクリ
ート下地スラブと、防水層との間の緩衝効果を発
揮し、コンクリート下地スラブのムーブメントを
緩衝すると共に、コンクリート下地スラブと、防
水層との間の発生水蒸気や残余の空気を、被膜防
水層の「ふくれ」現象なしに、うまく放散させる
顕著な効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図aは本発明の一実施例に係る防水層緩衝
用通気テープの平面図、第1図bは同じくその断
面図、第2図aは本発明の他の実施例に係る防水
層緩衝用通気テープの平面図、第2図bは同じく
その断面図、第3図は本発明に係る防水層緩衝用
通気テープの施工法の一例を示す斜視図である。 1……テープ基材、2……台状突出粘着体、3
……緩衝用凹状空〓、4……コンクリート下地ス
ラブ、5……シート防水層、6……平場部におけ
る緩衝用通気テープ、7……立上り部における緩
衝用通気テープ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 コンクリート下地スラブ4に対して、プライ
    マ処理後に、所望の間隔をおいて縦横相交叉する
    ように配置、粘着固定してから、防水シートを被
    覆し接着させてシート防水層5を設けるコンクリ
    ート下地スラブ4の防水構造を形成するための防
    水施工に用いる防水層緩衝用通気テープにおい
    て、 テープ基材1の表面に、該テープ基材1を接着
    固定せしめるスポツト状に配設された多数個の台
    状突出粘着体2の占める面積の割合がテープ基材
    面に対して20〜50%の範囲であるか、又は該台状
    突出粘着体2を配設していない緩衝用凹状空隙3
    の占める面積の割合がテープ基材面に対して80〜
    50%の範囲の間にあることを特徴とするコンクリ
    ート下地スラブ防水層緩衝用通気テープ。
JP458681A 1981-01-17 1981-01-17 Buffer tape and application thereof Granted JPS57119051A (en)

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JP458681A JPS57119051A (en) 1981-01-17 1981-01-17 Buffer tape and application thereof

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JPS57119051A JPS57119051A (en) 1982-07-24
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ID=11588136

Family Applications (1)

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Families Citing this family (4)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61155543A (ja) * 1984-12-27 1986-07-15 早川ゴム株式会社 防水施工法
JPS61274039A (ja) * 1986-05-22 1986-12-04 早川ゴム株式会社 絶縁テ−プを用いたシ−ト防水工法
JPH056339Y2 (ja) * 1986-11-29 1993-02-18
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JPS5110630A (ja) * 1974-07-16 1976-01-28 Eebiishii Shokai Kk Konkuriitoyukaniokeru goseijushitoryoshiagehoho
JPS54156322A (en) * 1978-05-31 1979-12-10 Nisshin Kogyo Kk Pressure sensitive adhesive waterrproof sheet and its waterrproof execution method

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JPS57119051A (en) 1982-07-24

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