JPS6262426A - 磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録媒体

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Publication number
JPS6262426A
JPS6262426A JP20363485A JP20363485A JPS6262426A JP S6262426 A JPS6262426 A JP S6262426A JP 20363485 A JP20363485 A JP 20363485A JP 20363485 A JP20363485 A JP 20363485A JP S6262426 A JPS6262426 A JP S6262426A
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JP
Japan
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powder
magnetic
resin
binder
polyisocyanate
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JP20363485A
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Tsutomu Mihou
見寶 勉
Yuji Shimizu
雄二 清水
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は磁気記録媒体、特に磁気テープに関する。
【従来の技術】
磁気テープ、磁気シート、磁気ディスクのような磁気記
録媒体は、オーディオ分野、ビデオ分野、コンピュータ
分野で広(使われている。これらのうち、例えばビデオ
分野の磁気テープについていえば、カセットに収納され
た磁気テープは画像の記録やその再生を行うときには、
このカセ・ントがビデオデツキに装着され、そのテープ
が〃イドポールや〃イドローラにその表裏を摺擦されな
がら巡路を走行し、磁気へソドによって摺擦走査される
。このような磁気テープの巡路走行に際して磁気ヘッド
に対する磁気テープの摺擦状態が変動しないように磁性
層の表面は平滑に仕上げられて1する。 しかし磁気テープの磁性層の反対側面ら前記変動に対し
同様の影百を及ぼし、該反対1111面の走行性、耐久
性が良くないときは、走行する磁気テープに過度のテン
ションがかかり、磁性層の損傷、粉落ちが起るのみなら
ずその巻姿が乱れてテープのエッソが不揃になり、スキ
ュー、シンター、クロマS/N等の画像あるいは電磁変
換特性が悪くなる。 そのため、磁気テープの支持本の裏面には、〃イドボー
ル、〃イドロールあるいは〃イドビン等に対する走行性
、耐久性がよくなるようにバ・ンクコート層が設けられ
ており、このバックコート層のうちには無機質粉末をフ
ィラーとして該層に含有させたものがある。これは、バ
ックコート層の表面を粗面にして−がイドボール等との
接触面積を少なくし、その摩擦抵抗を少なくしたもので
、例えば特開昭57−130234号、同58−161
135号、同57−53825号、同58−2415号
、特公昭50−3927号にはいずれも無機質粉末を用
いた例が示され、さらにこれらの多くにはその粒径を限
定したものが示されている。 しかしながら、これらの無機質粉末を使用したものでも
十分な潤滑性が得られないだけでなく、例えば特公昭5
0−3927号に記載されているアルミナ粒子のように
バックコート層がガイドビン等と接触するときにはこの
ビン等を削ってしまい、その磁気テープを円滑に案内走
行させるがイドビンの機能を害する。 これらの原因の一つは、無機質粉末は一般に粒子形′状
が多種多様で一定でなく、且つその粒径の分布も広いこ
とによりバックフート層の表面が必要以上に粗面化する
ことによる。 また、無機質粉末は水との親和性が比較的強いため使用
中に空気中の水分を吸収し、バックコート層表面は〃イ
ドボール等に対して粘着し易くなり、粘着によって走行
する磁気テープが急停止、急発進を繰返す所謂スティッ
クスリップを起し易い。また該水分によって磁性粉が変
質して性能の劣化を生ずることがある。 また前記した無機質粉末のような固体粉末のフィラーは
充分良好な分散状態でバックコート層等に含有されてい
る必要がある。従って使用するフィラー類には分散性の
よいことが要求される。 また、一般に無機質粉末はパイングー用樹皿とのなじみ
が良くなく分散性に問題が多く、樹脂から分離して粉落
ち等を生じ、例えばビデオデツキを汚したり、この粉落
ちのした部分に対応する磁性層の画像の再生にドロップ
アウトを生じる原因になることがある。 前述のような無機質フィラーに代えて、粒度及び粒子硬
軟の調節が可能な有機質をフィラーとして用いる試みが
なされている。例えば特開昭59−112428号には
テフロン粉末を用いる提案があり、またベンゾグアナミ
ン樹脂を用いることが知られている。 しかしながら、テフロン粉末は記録媒体に用いるバイン
ダーとのなじみが悪く十分に分散しない憾みがあり、ま
たベンゾグアナミン樹脂粉末は凝集を起し易く高密度磁
気記録媒体フィラーとしては不満足な点がある。 前記無機質フィラーに代る従来の有機質フィラーは磁気
カード等の低密度記録媒体には実用可能であるが、帯電
性が大きく埃を吸着してドロップアウトを起し、層間摩
擦が大きく巻ゆるみ(シンチング)を起す等、ビデオテ
ープ等の高密度の媒体には分散不良凝集成いは粉落ち等
を起し易く、未だ実用的に有用な状態に到っていない。 一方バツクコートJGに用いられるバインダーは、磁性
粉を中心に電磁変換特性及びテープ物性の調整のために
多種多様の添加剤が加えられる磁性層あり、磁性層パイ
ングー組成をそのまま流用することは過剰処置であり反
って無用の欠陥を付与することにさえなる。例えば塩化
ビニル−酢酸ビニル共重合体とポリウレタン樹脂をポリ
インシアネートで硬化させた場合には、耐摩耗性、靭性
が不充分で摩擦係数が大きいことがら走行トルクの上昇
、従ってテープ折れ、テープ伸び、各社れなどが生じR
F出力変動が大きくなり、また層間粘着に不安を残し、
更に工程上ポットライフが不安定でフィラーの再凝集を
起すことがある。 このようにビデオデツキとの摺擦面となるバックコート
層面等の粗さが適当でなく、十分な耐摩耗性、耐久性が
得られないと磁性層の粉落ち等の問題を生じ、出力の変
動のみならず、上記クロマS/N等の電磁変動特性も良
くできないことになる。 特に最近ビデオ機器の小型化、高密度化は磁気テープの
通路を複雑化し、このテープの〃イドボールやブイトロ
ール、さらには磁気ヘッド等と接触+7、心さ、At哀
/六・n憤十り柄ヱ栖咋lり、ノ −層の走行性と粉落
ち等を防止する耐摩耗性、耐久性の向上が要求されてい
る。
【発明の目的】
本発明の目的は、 (1)フィラーの分散性のよい、 (2)バックコート層から磁性層への表面状態の転写の
ない、 (3)帯電性が少くてドロ7プアウトの少い、(4)走
行性の安定した バックコート層を有した磁気記録媒体の提供にある。
【発明の構成】
前記本発明の目的は、支持体の一側面の磁性層を有し他
側面にバックコート層を有する磁気記録媒体に於いて、
該バックコート層のバインダーが繊維素系樹脂、ポリウ
レタン樹脂とからなりポリイソシアネートを含み、且つ
有機質粉末と硫酸バリウム、酸化亜鉛、二酸化チタンの
少くとも1つの粉末を含有することを特徴とする磁気記
録媒体によって達成される。 次に本発明を兵体的に説明する。 ポリツレタンわ(脂は、ポリオールとポリイソシアネー
トとの反応によって合成されるものであるが、本発明に
係るポリウレタン樹脂は、ポリオールを選定することに
よって、ポリウレタン生類にエーテル結合、隣接する原
子が炭素である一般的エステル結合、炭酸エステル結合
或はそれらを2つ以上組合せてウレタン結合に併せ含ん
でいてもよい。更に主鎖、側鎖に潤滑性或は分散性等を
向上するために例えば弗素、珪素或はスルホン基等を導
入してもよい。 尚その平均分子量は5000〜20万が好しい。 本発明に係るM&雑雑光系樹脂しては、セルロースエー
テル、セルロース無機酸エステル、セルロース有機酸エ
ステル等が使用できる。セルロースエーテルとしては、
メチルセルロース、エチルセルロース、プロピルセルロ
ース、イソプロピルセルロース、ブチルセルロース、メ
チルエチルセルロース、メチルヒドロキシエチルセルロ
ース、エチルヒドロキシエチルセルロース、カルボキシ
メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース・ナト
リウム塩、ヒドロキシエチルセルロース、ベンノルセル
ロース、シア/エチルセルロース、ビニルセルロース、
ニドt7カルポキンメチルセルロース、ノエチルアミノ
エチルセルロース、アミ/エチルセルロース等が使用で
きる。セルロース無+凌酸エステルとしては、ニトロセ
ルロース、硫酸セルロース、燐酸セルロース等が使用で
きる。また、セルロース有機酸エステルとしては、アセ
チルセルロース、プロピオニルセルロース、ブチリルセ
ルロース、メタクリロイルセルロース、クロル7セチル
セルロース、β−オキシプロピオニルセルロース、ベン
ゾイルセルロース、p−)ルエンスルホン酸セルロース
、アセチルプロピオニルセルロース、アセチルブチリル
セルロース等が使用できる。これら、繊維素系樹脂の中
でニトロセルロースが好ましい。 前記ポリウレタン樹脂と繊維素系(邊(脂の混合重量比
は1/9〜8/2であり、好しくは2/8〜7/3であ
る。 −JrfinlIMmt/T、11.M−?用m4’e
l啼−LI−IJt11.Fl−スを用いることによっ
て、耐熱性、靭性、耐ブロック性を上げることができ、
また摩擦係数が小で層間粘着防止には小熱たる効果を有
し、待に高温高湿に於る走行安定性を向上させることが
できる。 また生産性の上ではニトロセルロースft fむ塗料に
於いては塩化ビニル系に比べてフィラーの分散が速かで
塗料自体も安定であり且つフィラーの再凝集が起り難い
。 本発明に於いては、前記バインダーに対し硬化側として
ポリイソシアネートが含有させられる。 使用できる芳香族どジイソシアネートは、例えばトリレ
ンジイソシアネート(TDI)等及びこれらポリイソシ
アネートと活性水素化合物との付加体などがあり、平均
分子量としては100〜3,000の範囲のものが好適
である。 また脂肪族ポリイソシアネートとしては、ヘキサメチレ
ンジイソシアネー)(1−[MDI)等及びこれらイン
シアネートと活性水素化合物の付加体等が挙げられる。 これらの脂肪族ポリインシアネート及びこれらポリイソ
シアネートと活性水素化合物の付加体などの中でも、好
ましいのは分子量が100〜3,000の範囲のもので
ある。脂肪族ポリイソシアネートのなかでも非脂環式の
ポリイソシアネート及びこれら化合物と活性水素化合物
の付加体が好ましい。 前記ポリイソシアネートの前記バインダーに対する添加
量は両者の重量和の0.1〜0.7特に好しくけ0.1
5〜0.5である。 本発明に係る無敗質フィラー硫酸バリウム、酸化亜鉛、
二酸化チタンは有機溶剤に対する溶解性が小で化学的安
定であり、本発明に於いては少くともそのいづれか1つ
或は2つ以上を組合せて使用する。 また本発明に用いられる有機質フィラーとしては、アク
リルスチレン系樹脂、ベンゾグアナミン系rJ(脂粉末
、メラミン系樹脂粉末、7タロシアニン系顔料が挙げら
れるが、ポリオレフィン系樹脂粉末、ポリエステル系樹
脂粉末、ポリアミド系樹脂粉末、ポリイミド系樹脂粉末
、ボリア)化エチレン樹脂粉末等も使用できる。 前記無代及び有数質粉末の平均粒径は好しくけ0.01
〜0.8μmDであり特に好しくは0.05〜0.5μ
鎗である。 また有数質粉末の添加量は全固形分の重量に於て0.3
〜0.9好しくけ0.4〜0.7である。 上記バックコート層を形成するのに使用される塗料には
必要に応じて分散剤、潤滑剤、帯電防止剤等の添加剤を
含有させてもよい。 本発明に係るバックコート層に使用される分散剤として
は、レシチン、リン酸エステル、アミン化合物、アルキ
ルサルフェート、脂肪酸アミド、高級アルコール、ポリ
エチレンオキサイド、スルホコハク酸、スルホコハク酸
エステル、公知の界面活性剤等及びこれらの塩があり、
また、陰性有機基(例えば−COOH,−PO,H)を
有する重合体分散剤の塩を使用することも出来る。これ
ら分散剤は1種類のみで用いても、或は2種類以上を併
用してもよい。これらの分散剤はバインダー100ff
l量部に対し1〜20重景部の範囲で添加される。 また、潤滑剤としては、シリコーンオイル、グラファイ
ト、カーボンブラックグラフトポリマ”−1二硫化モリ
ブデン、二硫化タングステン、ラウリル酸、パルミチン
酸、オレイン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、ミリスチン
酸等の脂肪酸とブチルステアレート、オクチルパルミテ
ート、オクチルミリテート等の脂肪酸エステル等も使用
できる。 これらの潤滑剤は磁性粉100重量部に対して0.2〜
20重量部の範囲で添加される。 使用してもよい帯電防止剤としては、カーボンブラック
をはじめ、グラファイト、酸化スズ−酸化アンチモン系
化合物、酸化チタン−酸化スズ−酸化アンチモン系化合
物などの導電性粉末;サポニンなどの天然界面活性剤;
アルキレンオキサイド系、グリセリン系、グリシドール
系などの7ニオン界面活性剤;高級アルキルアミン類、
fjS4級アンモニウム塩類、ピリノン、その他の複素
環類、ホスホニiンムまたはスルホニtンム類などのカ
チオン界面活性剤;カルボン酸、スルホン酸、燐酸、硫
酸エステル基、燐酸エステル基等の酸性基を含むアニオ
ン界面活性剤;アミノ酸類、アミノスルホン酸類、アミ
ノアルコールの硫酸または燐酸エステルM等の両性活性
剤などがあげられる。 以上のように構成させたバックコート塗料は乾燥厚み0
.3−2.0μIII、好しくけ0.5−1.5μII
Iとなるように塗設される。 本発明に於ては従来の技術を活用して本発明の磁気テー
プの作成に流用することができる。 本発明の磁気テープの磁性層としては、磁性粉、バイン
ダー及び分散、潤滑剤等を使用した塗布型磁性層であっ
ても良いし、蒸着法、スパッター法、ペーパーデポジシ
ョン法等によって形成れさた薄膜型磁性層であっても良
い。 磁性材料としては、例えばγ−Fe20.、CO含含有
−F e20 、、Co被被着−Fe203、F e、
o 、。 COO有Fe、O,、Co被着Fe50いCrO2等の
酸化物磁性体、例えばFc、Ni、Co、Fe−Ni合
金、Fe−Co合金、Fe−NlP合金、Fe−NiC
o合金、Fe−MnZn合金、Fe−Ni−Zn合金、
Fe−Co−Ni−Cr合金、Fe−CoN1−P合金
、Co−Ni合金、Co−P合金、Co−C「合金等F
e%Ni、Coを主成分とするメタル磁性粉等各種の強
磁性体が挙げられる。これらの金属磁性体に対する添加
物としてはSi、 Cu、 Zn、AQ 、P、Mn、
Cr等の元素又はこれらの化合物が含まれていても良い
。またバリウムフェライト等の六方晶系フェライト、窒
化鉄も使用される。 本発明の磁性層に用いられるバインダーとしては、耐摩
耗性のあるポリウレタンが挙げられる。 これは、他の物質に対する接着力が強く、反復して加わ
る応力または屈曲に耐えて機械的に強靭であり、且つ耐
摩耗性、耐候性が良好である。 またポリウレタンの他に、N&維、1.f< 1?脂及
び塩化ビニル系共重合体も含有せしめれば、磁性層中の
磁性粉の分散性が向上してその機械的強度が増大する。 但しM&砒素系樹脂及び塩化ビニル系共重合体のみでは
層が硬くなりすぎるが、これは上述のボ“リウレタンの
含有によって防止できる。 使用可能なN&維素系樹脂には、セルロースエーテル、
セルロース無機酸エステル、セルロース有機酸エステル
等が使用できる。上記の塩化ビニル共重合体は、部分的
に加水分解されていてもよい。 塩化ビニル系共重合体として、好ましくは、塩化ビニル
−酢酸ビニルを含んだ共重合体が挙げられる。 またフェノキシ樹脂も使用することができる。 フェノキシU(脂は機械的強度が大きく、寸度安定性に
すぐれ、耐熱、射水、耐薬品性がよく、接着性がよい等
の長所を有する。 これらの長所は前記したポリウレタンと長短相補い更に
和動してテープ物性に於て経時安定性を者しく高めるこ
とができる。 更に前記したバインダーの他、熱可塑性ム(脂、熱硬化
性樹脂、反応型樹脂、電子線照射硬化型樹脂との混合物
が使用されてもよい。 本発明の磁気テープの磁性層の耐久性を向上させるため
に磁性塗料に各種硬化剤を含有させることができ、例え
ばイソシアネートを含有させることができる。該インシ
アネートとしてはパックフート/fflに用いたポリイ
ソシアネートが挙げられる。 上記磁性層を形成するのに使用される磁性塗料には必要
に応じて分散性、潤滑剤、研磨剤、マント剤、帯電防止
剤等の添加剤を含有させてもよい。 上記分散剤、潤滑剤、帯電防止剤、マット剤については
前記バックコート層に於て触れたと同様のものがほぼ同
条件で使用することができる。 尚、これらの分散剤は、あらかじめ磁性粉を前処理する
為に用いてもよい。*たマット剤としては、前記有磯貿
粉末或は無機質粉末を夫々に或は混合して用いられ、該
無機質粉末としては酸化珪素、酸化チタン、酸化アルミ
ニウム、炭酸カルシウム、硫酸バリヴム、酸化亜鉛、酸
化錫、酸化アルミニウム、酸化クロム、炭化珪素、炭化
カルシウム、α−Fe205、タルク、カオリン、硫酸
カルシウム、窒化硼素、弗化亜鉛、二酸化モ1ノブテン
が挙げられる。 使用してもよい研磨剤としては、一般に使用される材料
で溶媒アルミナ、炭化ケイ素、酸化クロム、フランダム
、人造フランダム、ダイヤモンド、人造ダイヤモンド、
ザク1フ石、エメリー(主成分:フランダムと磁鉄鉱)
等が使用される。これらの研摩剤は平均粒子0.05〜
5μmの大きさのものが使用され、特に好ましくは0.
1〜2μIIIである。これらの研磨剤は結合剤100
重量部に対して1〜20重量部の範囲で添加される。 上記バックコート及び磁性塗料に配合される溶媒或はこ
の塗料の塗布時の希釈溶媒としては、アセトン、メチル
エチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロへキサ
ノン等のケトン類;メタノール、エタノール、プロパツ
ール、ブタノール等のアルコール類;酢酸メチル、酢酸
エチル、酢酸ブチル、乳酸エチル、エチレングリフール
モノアセテート等のエステル類;グリコールツメチルエ
ーテル、グリコールモノエチルエーテル、ジオキサン、
テトラヒドロフラン等のエーテル類;ベンゼン、トルエ
ン、キシレン等の芳香族炭化水素;メチレンクロライド
、エチレンクロライド、四塩化RZ 、クロロホルム、
ジクロベンゼン”9 ツバHデン化炭化水素等のものが
使用できる。 また、支持体としては、ポリエチレンテレフタレート、
ポリエチレン−2,6−す7タレート等のポリエステル
類、ポリプロピレン等のポリオレフィン類、セルロース
トリアセテート、セルロースグイアセテート等のセルロ
ース誘導体、ポリアミド、ポリカーボネートなどのプラ
スチックが挙げられるが、Cu、ACl、Zn等の金属
、ガラス、BN、Siカーバイド、磁器、陶器等のセラ
ミックなどら使用できる。 これらの支持体の厚みはフィルム、シート状の場合は約
3〜100μm1程度、好ましくは5〜50μmであり
、ディスク、カード状の場合は30μm〜10 +n 
t。 程度であり、ドラム状の場合は円筒状で用いられ、使用
するレコーダーに応じてその型は決められる。 上記支持体とバックコート層或は磁性層の中間には接着
性を向上させる中間層を設けても良い。 支持体上に上記層を形成するための塗布方法としては、
エアードクターフート、ブレードコート、エアーナイフ
コート、スクイズフート、含浸フート、リバースロール
コート、トランスファーロールフート、クラビアコート
、キスコート、キャストコート、スプレィコート等が利
用できるがこれらに限らない。
【実施例】
本発明を実施例を用いて具体的に説明する。 実施例1 下記処方■の磁性塗料をボールミルで十分に混合分散し
、硬化剤として多官能インシアネート5部を添加し、1
μIn フィルターで濾過し、厚さ13μmGのポリエ
チレンテレフタレートベースに乾燥膜厚5μIIIとな
るようにリバースロールコータで塗布し、試料用フィル
ムをえた。該フィルムにスーパカレング処理を施した。 次いで表−1に示す試料毎に異るバックコート塗料処方
■の組成物をボールミルで5時間分散し各試料のバック
コート塗料とした。該塗料を前記it料用フィルムの裏
面にリバースロールコータで乾燥膜厚1.0μIfiに
なるよう塗布、乾燥しバックコート層を夫々に形成し、
にインチ幅にスリットして実施例試料テープ1〜3、及
び比較例試料テープ(1)〜(3)をえた。 処方■ (磁性塗料)      (重量部)CO含含
有−Fc20*       100   ’ポリウレ
タン       12 塩ビー酢ビ共重合体    8 ステアリン酸ブチル   0,8 ミリスチン酸       0.8 アルミナ         5 カーボンブラック     5 レシチン         4 シクロヘキサノン    100 メチルエチルケトン    50 トルエン         10 iij記のようにして得られた試料につし1て初回(〇
−バス、バーノンテープ)及び200回繰返し走行後(
200−パス)のテープについて、テープ状況、物性及
び電磁変換特性をチェックし、その結果を表−2掲げた
。 前記表−2にみられるように、 (、)  試料1.2及び3と(1)を比較すると、(
1)は、無機フィラー(T io□)のみの系のためB
C削れ、テープ損障が発生し、繰返し走行後、摩擦係数
が上昇する無機フィラーのみでは、均−分故に問題があ
り、クロマS/Nもよくない。耐久性に欠けるため、R
F出力低下ら大きい。 (b)  試料1,2及c/3と(2)を比較すると、
(2)はベンゾグアナミン系有機粉末のみのため、BC
削れが起こり、そのため摩擦係数も増加している。 (c)  実施例試料と(3)を比較すると、(3)は
、フィラーとしては無機と有機の併用であるがバインダ
ーにニトロセルロースでなく、塩ビー酢ビ共重合体を使
用しているため耐久性に欠け、摩擦係数の増加繰返し走
行時の出力低下が大きい。 尚測定方法は、以下の通りである。 測定方法 (a)  BC摩耗 摩耗状態はビデオデツキ(N V 6200、松下電気
(株)製)に上記各磁気テープを200回通過させてバ
ックコート層の擦れ具合を光学顕微鏡で観察した。 粉落ちがあればバ・ンクフート層表面に擦り傷が見える
ので、これが多いが少ないがで評価した。 (b)  粘着性 長さ1mの試料テープを直径36+amのガラス管を芯
にして、1.5kgの荷重をかけながら巻きとり、これ
を60℃、80%(相対湿度)の雰囲気中に、テープを
24時間放置し、さらに23℃、55%(相対湿度)の
雰囲気中に24時間放置し、テープを静かにほどいたと
きのくっつき具合で判定した。 (c)  BC動摩擦係数・・・23℃、60%RH中
で、横浜システム(株)走行性試験m (TBT−30
0D>を使用し、入ロテンシ1ン20gで直径3 、8
 tn tnのステンレスビンに180°試料テープを
巻っけて3,3c+a/sで走行させ、出ロテンシ1ン
を測定し、次式より求めた(d)  層間摩擦係数・・
・23℃、60%RH中、(b)と同様の装置を使用し
、入口テンション20gで直径62+mのステンレンド
ラムに、磁性層が表になるように巻きつけ、その上を1
80°試料テープを巻きつけてDC面を0.2c+n/
sで走行させ、出口テンションを測定し、(1)式より
求めた。 (e)  BC表面机度(Ra)・・・三次元粗さ測定
器5E−3FK(小板研究所)で、試料面を2.5mm
m測長し、カットオフ 0,25、縦倍率50,000
倍、横倍率50倍、針圧30 +m gで測定した。 (f)  クロマS/Hの測定・・・HR−7100(
日本ビクター)を用いて最大記録感度の電流で、4.5
旧1zを記録し、再生時のノイズ電圧を基準テープと比
較する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 支持体の一側面に磁性層を有し他側面にバックコート層
    を有する磁気記録媒体に於いて、該バックコート層のバ
    インダーが繊維素系樹脂、ポリウレタン樹脂とからなり
    ポリイソリアナートを含み、且つ有機質粉末と硫酸バリ
    ウム、酸化亜鉛、二酸化チタンの少くとも1つの粉末を
    含有することを特徴とする磁気記録媒体。
JP20363485A 1985-09-13 1985-09-13 磁気記録媒体 Pending JPS6262426A (ja)

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JP (1) JPS6262426A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02297719A (ja) * 1989-05-11 1990-12-10 Konica Corp 磁気記録媒体

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50147310A (ja) * 1974-05-15 1975-11-26
JPS59112428A (ja) * 1982-12-17 1984-06-28 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 磁気記録媒体
JPS59162644A (ja) * 1983-03-05 1984-09-13 Konishiroku Photo Ind Co Ltd 磁気記録媒体
JPS60121515A (ja) * 1983-12-06 1985-06-29 Konishiroku Photo Ind Co Ltd 磁気記録媒体

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