JPS626205Y2 - - Google Patents

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JPS626205Y2
JPS626205Y2 JP11197882U JP11197882U JPS626205Y2 JP S626205 Y2 JPS626205 Y2 JP S626205Y2 JP 11197882 U JP11197882 U JP 11197882U JP 11197882 U JP11197882 U JP 11197882U JP S626205 Y2 JPS626205 Y2 JP S626205Y2
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JP
Japan
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earthquake
multilevel parking
mechanical multilevel
parking system
cage
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JP11197882U
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JPS5915762U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は機械式立体駐車装置、特に垂直循環立
体駐車装置の運転制御装置に関するものである。
従来、複数のケージからなる機械式立体駐車装
置において地震等が発生して異常振動が起つた場
合には、管理人が停止スイツチの手動操作により
機械式立体駐車装置の運転を停止させるようにし
ていたが、地震の偶発性を考慮すると地震発生時
に直ちに管理人が停止操作を行なうことには困難
な面があるため、手遅れになる恐れがあつた。
又、地震の規模によつてはすぐに停止しなくても
よい場合もあり、地震発生時管理人が地震の規模
に応じた処置を即座に判断することもむずかし
い。
本考案は上記の点に鑑みなされたもので、地震
発生時に運転中であれば自動的にかつ速かに機械
式立体駐車装置を停止させると同時に、停止中で
あれば機械式立体駐車装置の運転を阻止できる運
転制御装置を提供することを目的とする。
図は本考案の一実施例を示す運転制御装置の回
路図であり、図中E1+,E2+,E1−,E2−は電
源母線、RYはリレーで、これが付勢されると電
磁ブレーキ装置(図示しない)等に電力が供給さ
れ、駐車装置の運転が可能となる。又リレーRY
は消勢されると電磁ブレーキ装置等への電力が遮
断されて、運転中であれば駐車装置を即停止させ
るとともに、停止中であれば駐車装置の運転を阻
止させる。Aは駐車装置の操作盤に設けられた停
止スイツチ及び電動機の過電流継電器の接点など
を含む周知の安全スイツチ群、Q1,Q2,Q
2′は地震感知器Qの出力接点で、Q1はたとえ
ば震度4以上のような強い地震が起ると開路し、
その状態を保持する常閉接点、Q2,Q2′はた
とえば震度1〜3のような弱い地震が起ると開路
し、その状態を保持する常閉接点、LS1,LS2
はリミツトスイツチの接点で、LS1はケージが
減速点に到達すると開路し出入口位置を通り過ぎ
るまで開路しつづける常閉接点、LS2はケージ
が出入口位置に到達したときのみ開路する常閉接
点、RY1aは駐車装置が運転中は付勢されてい
る運転リレー(図示しない)の常開接点、R1〜
R3は抵抗、AND1〜AND7は論理積素子、OR
1,OR2は論理和素子、NOTは論理否定素子、
10は呼び寄せたケージ(以下呼ケージと称す)
の前を先行するケージ(以下先行ケージと称す)
が出入口位置に到達するとHighレベルの信号状
態になり、呼ケージが出入口位置に到達するまで
の間のみHighレベル状態を保持し、それ以外は
Lowレベル状態にある制御ラインである。
以下、本考案装置の動作について、通常の場合
と地震の場合に分けて説明する。
まず通常の場合には、地震感知器Qの出力接点
Q1,Q2,Q2′は常時閉路しているため、制
御ライン11は常時Lowレベル状態、制御ライン
12は常時Highレベル状態なので、信号ライン
13,14に対して論理積素子AND1及びAND
3のゲートは閉じ、論理積素子AND2及びAND
4のゲートは開かれている。したがつて各ケージ
が減速点及び出入口位置を通過するごとにリミツ
トスイツチの接点LS1及びLS2が開路して、信
号ライン13,14をHighレベル状態にし、論
理積素子AND2,AND4の出力をHighレベル状
態にするが、先行ケージが出入口位置に到達する
まで制御ライン10はLowレベルのため、論理積
素子AND5,6のゲートは開かれず、先行ケー
ジが出入口位置を通過し論理積素子AND5,6
のゲートを開いて後、呼ケージが減速点に到達す
ると初めて論理積素子AND5はHighレベル信号
を出力するので論理和素子OR1を通じて減速指
令が周知の制御装置に送られ、呼ケージは減速す
る。その後、呼ケージが出入口位置に到達する
(制御ライン10はHighレベル状態)と接点LS2
の開路により、信号ライン14がHighレベルと
なり論理積素子AND6はHighレベルの信号を出
力するので、論理和素子OR2を通じて停止指令
が電磁ブレーキ装置に送られ、呼ケージは停止す
る。
次に弱い地震が発生した場合には、地震感知器
Qの出力接点Q2,Q2′が開路するが、駐車装
置が停止中のときには運転リレーの接点RY1a
が開路しているため、接点Q2の開路によりリレ
ーRYが消勢され、駐車装置の運転を阻止する。
しかし、駐車装置が運転中のときには接点RY1
aが閉路しているため、リレーRYはすぐには消
勢されず次に述べるとおり停止後消勢される。即
ち、駐車装置が運転中に弱い地震が起ると、接点
Q2′の開路により制御ライン11がHighレベル
状態に変わるため、通常の場合と異なり論理積素
子AND1及びAND3のゲートが開かれ論理積素
子AND2及びAND4のゲートが閉じられる。こ
のため、減速点に一番近い最寄のケージが減速点
に到達してリミツトスイツチの接点LS1が開路
すると信号ライン13もHighレベル状態になつ
て、論理積素子AND1はHighレベルの信号を出
力するので、論理和素子OR1を通じて減速指令
を制御装置に送り、ケージを減速させる。その後
そのケージが出入口位置までくるとリミツトスイ
ツチの接点LS2が開路して信号ライン14も
Highレベル状態になり、論理積素子AND3は
Highレベルの信号を出力するので、論理積素子
AND7及び論理和素子OR2を通じて停止指令を
電磁ブレーキ装置に送り、ケージを停止させる。
ケージが停止すると、接点RY1aが開路するた
め、リレーRYは消勢され駐車装置の運転は阻止
される。
次に、強い地震が起つた場合には、駐車装置運
転、停止の状態にかかわらず、地震感知器Qの接
点Q1の開路によりリレーRYが消勢されるた
め、電磁ブレーキ装置が働きケージを即停止させ
る。
以上の説明では、強い地震と弱い地震の二種類
の地震を検出できるようにして、地震が発生する
と地震の規模に応じて駐車装置を即停止させた
り、減速させたりする装置について述べたが、た
とえば地震発生初期に起る初期微動を検出できる
地震感知器を別に設けて、初期微動時には、運転
中の駐車装置をすぐには減速させずに、出庫呼あ
るいは入庫呼に応じて通常の場合と同様の運転を
行ない、停止後は地震が止むまで運転を阻止し、
地震が止めば自動的に運転ができるようにしても
よい。
以上述べたように本考案によれば、少なくとも
二種類以上の地震を検出できる地震感知器を設け
て、地震の規模に応じて、地震発生後の処置の仕
方を自動的に変えたので、安全でかつ確実に駐車
装置を制御できるとともに、不必要な非常停止動
作を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示す運転制御装置の回
路図である。 RY……リレー、Q……地震感知器、Q1,Q
2,Q2′……地震感知器の出力接点、LS1,
LS2……リミツトスイツチの接点、RY1a……
駐車装置が運転中付勢される運転リレーの常開接
点、AND1〜AND7……論理積素子、OR1,
OR2……論理和素子、NOT……否定素子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数のケージからなる機械式立体駐車装置にお
    いて、少なくとも二種類以上の地震の震度を検出
    できる地震感知器を設け、前記地震感知器が震度
    の弱い地震を検出した場合には前記複数のケージ
    のうち最寄のケージが減速点に到達すると前記機
    械式立体駐車装置に減速指令を発する装置と、前
    記地震感知器が震度の強い地震を検出した場合に
    は前記機械式立体駐車装置を即停止させる装置と
    を備え、前記機械式立体駐車装置停止後は運転を
    阻止する装置を設けたことを特徴とする機械式立
    体駐車装置の運転制御装置。
JP11197882U 1982-07-22 1982-07-22 機械式立体駐車装置の運転制御装置 Granted JPS5915762U (ja)

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JP11197882U JPS5915762U (ja) 1982-07-22 1982-07-22 機械式立体駐車装置の運転制御装置

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JP11197882U JPS5915762U (ja) 1982-07-22 1982-07-22 機械式立体駐車装置の運転制御装置

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Publication Number Publication Date
JPS5915762U JPS5915762U (ja) 1984-01-31
JPS626205Y2 true JPS626205Y2 (ja) 1987-02-12

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ID=30259765

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JP11197882U Granted JPS5915762U (ja) 1982-07-22 1982-07-22 機械式立体駐車装置の運転制御装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH09138179A (ja) * 1995-11-14 1997-05-27 Akashi:Kk 計測保全機構付き釣合い試験機
JP4586992B2 (ja) * 2006-05-23 2010-11-24 株式会社ダイフク 物品処理設備
JP5418506B2 (ja) * 2009-02-10 2014-02-19 富士通株式会社 ライブラリ装置及びライブラリ装置の制御方法

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JPS5915762U (ja) 1984-01-31

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