JPH0348559Y2 - - Google Patents

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JPH0348559Y2
JPH0348559Y2 JP1984047001U JP4700184U JPH0348559Y2 JP H0348559 Y2 JPH0348559 Y2 JP H0348559Y2 JP 1984047001 U JP1984047001 U JP 1984047001U JP 4700184 U JP4700184 U JP 4700184U JP H0348559 Y2 JPH0348559 Y2 JP H0348559Y2
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drive control
relay
electric motor
motor
control circuit
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JP1984047001U
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JPS60159399U (ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin

Landscapes

  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
  • Stopping Of Electric Motors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 この考案は、原子力発電所の原子炉安全系に用
いられる電動機の駆動制御装置に係り、特に、原
子炉の運転停止中に、原子炉の事故を模擬した模
擬信号を導入して電動機を動作させたときに、電
動機が焼損するのを防止できるようにした原子炉
安全系電動機の駆動制御装置に関する。
〔考案の技術的背景とその問題点〕 原子力発電所を運転するに当つて、原子炉に異
常が発生したときには速やかに安全系を動作させ
る必要がある。このような安全系には種々のもの
があるが、その動力源として電動機を用いている
ものが多い。
ところで、原子炉安全系に用いられる電動機
は、何時いかなる時でも動作できるように保持さ
れていなければならない。また、定期的あるいは
不定期的に動作確認が行なえるものでなければな
らない。このようなことから、原子炉安全系に用
いられる電動機を駆動する駆動制御装置は、通
常、第1図に示すように構成されて上述した要望
を満たすようにしている。
すなわち、同図において、1は原子炉安全系の
中に設置されている、たとえばポンプを駆動する
ための電動機であり、この電動機1は交流電源2
から遮断器3、電磁接触器4の主接点4aおよび
過負荷検出装置としてのサーマルリレー5を介し
て給電される。遮断器3の負荷側から変圧器6お
よびヒユーズ7を介して一対の制御電源母線8お
よび9が導出され、この母線8,9間には警報用
のリレー10および電磁接触器4(駆動コイル)
が接続されている。電磁接触器4には、起動指令
接点や停止指令接点などから構成された駆動制御
回路11と、電動機1で駆動されるポンプの運転
条件などに関するインターロツク回路12と、直
流電源から成る制御電源ラインP,N間に接続さ
れて動作する補助リレー14の常閉接点14bと
が直列に接続されている。上記警報リレー10に
は前記サーマルリレー5の過負荷動作スイツチで
ある常閉接点5bが直列に接続されている。ま
た、上記常閉接点5bと警報リレー10との接続
点と、前記常閉接点14bと駆動制御回路11と
の接続点との間には前記補助リレー14の常開接
点14aが接続されている。
一方、制御電源ラインP,N間には、試験運転
時に投入されるスイツチ15と、前記駆動制御回
路11に制御指令を与える後述するリレー16の
常閉接点16bと、補助リレー14とが直列に接
続されている。さらに、制御電源ラインPには、
非常時に運転員の操作によつてON制御される接
点17、安全監視系から事故信号が到来したとき
ON制御される接点18、後述する原子炉事故模
擬信号によつて動作するリレー20の常開接点2
0aおよびリレー16の常開接点16a(自己ホ
ールド用)の一端側ガイド接続されており、これ
ら接点の他端側は自己ホールド解除用の常閉接点
21およびリレー16を介して制御電源ラインN
に接続されている。また、制御電源ラインP,N
間には原子炉事故信号を模擬するジヤツク19と
リレー20とが直列に接続されている。
しかして、上記のように構成された従来の駆動
制御装置の動作を説明すると以下の通りである。
まず、原子炉の通常運転時には、スイツチ15
がOFFに保持され、また勿論ジヤツク19も
OFFに保持されている。そして、異常なく運転
されているときには、接点17,18もOFFに
保持されている。このような状態下では、リレー
16が付勢されないので駆動制御回路11が働か
ず、電磁接触器4は付勢されない。したがつて、
電磁接触器4の主接点4aは開いており、警報リ
レー10だけが付勢される。
しかして、上記の状態において、原子炉安全監
視系から到来した事故信号によつて接点18が閉
成動作したり、あるいは運転員の操作によつて接
点17が閉成動作したりするとリレー16が付勢
され、この結果、駆動制御回路11が動作して電
磁接触器4が付勢される。したがつて、電磁接触
器4の主接点4aが閉じ、電動機1が回転を開始
し、安全系としての役割をはたす。この場合、補
助リレー14は全く付勢されないので、その常開
接点14aは開いており、また常閉接点14bは
閉じている。したがつて、この場合には、電動機
1が過負荷になつて、たとえサーマルリレー5が
動作しても電磁接触器4が遮断されることはな
く、このため電動機1は運転を継続する。つま
り、この場合には電動機1を犠牲にしても安全系
の動作が優先される。なお、サーマルリレー5が
動作すると、警報リレー10の付勢が解除され、
これによつて警報が発せられる。
次に、電動機1を試験運転するときには、まず
スイツチ15がON操作される、この操作によつ
て、補助リレー14が付勢され、この結果、上記
リレー14の常開接点14aが閉じ、常閉接点1
4bが開くので、駆動制御回路11と直列にサー
マルリレー5の常閉接点5bが挿入されたものと
なる。この状態で電動機1の試験運転が行なわれ
る。この場合、運転中に電動機1が過負荷になる
と、サーマルリレー5が動作し、警報が発せられ
るとともに電磁接触器4の付勢が解除され、主接
点4aが開いて電動機1の運転が停止される。
また、試験運転のためにスイツチ15を投入
し、そのままの状態であるときに、安全監視系か
らの原子炉事故信号の到来で接点18が閉成した
り、あるいは運転員の操作によつて接点17が閉
成動作したりしたような場合には、リレー16の
付勢によつて、その常閉接点16bが開き、この
結果、補助リレー14の付勢が解除される。同時
に駆動制御回路11が動作して電動機1が運転状
態になる。したがつて、この場合には、運転中の
電動機1が過負荷になつても電磁接触器4の付勢
が解除されるようなことはなく、電動機1の運転
が続行される。
一方、原子力発電所の安全系には、原子炉事故
信号を外部から模擬し、原子炉安全系が自動起動
するかどうか確認することが義務ずけられてい
る。この確認試験を行なうのがジヤツク19であ
る。この確認試験を行なうためにジヤツク19の
ピンを差込んで原子炉事故信号を模擬すると、リ
レー20が付勢される。この結果、警報が発せら
れるとともに常開接点20aが閉じ、リレー16
が付勢されて駆動制御回路11が動作し、電磁接
触器4が付勢されて電動機1が運転を開始する。
このとき、たとえスイツチ15が投入されていて
も、リレー16の常閉接点16bが開くため補助
リレー14は付勢されない。したがつて、この場
合には、電動機1が過負荷状態になつても運転が
続行されることになる。
しかしながら、上記のように構成された従来の
原子炉安全系電動機の駆動制御装置にあつては次
のような問題があつた。すなわち、前述した説明
から判るように、原子炉事故信号を外部から模擬
し、原子炉安全系が自動起動するかどうかを確認
する試験、つまりテスト用のジヤツク19を用い
る試験のときには、電動機1が過負荷状態になつ
ても、電動機1の運転は続行される。このため、
試験のために電動機1を焼損させてしまうことが
起り得る。この試験は、原子力発電所のサーベラ
ンステストとして行われるものであるが、試験の
ために原子炉安全系の機器を焼損させるなどして
復旧に長時間を必要とすることは、結果として、
原子力発電所の稼働率を低下させることになり、
これによる損失が極めて大きいと言う問題があつ
た。
〔考案の目的〕
この考案は、このような事情に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、原子炉安全系
に用いられる電動機を原子炉事故時および試験時
に確実に動作させることができるとともに試験運
転時に上記電動機を焼損させる虞れがなく、もつ
て原子炉安全系の信頼性向上化と原子炉稼働率の
向上化とに寄与できる原子炉安全系電動機の駆動
制御装置を提供することにある。
〔考案の概要〕
この考案に係る原子炉安全系電動機の駆動制御
装置は、外部から原子炉事故模擬信号が与えられ
たとき、電動機の過負荷状態を検出する過負荷検
出装置の過負荷動作スイツチが電動機の駆動制御
回路と直列に介挿されるように回路構成したこと
を特徴としている。
〔考案の実施例〕
以下、この考案の実施例を図面を参照しながら
説明する。
第2図は、この考案の一実施例に係る原子炉安
全系電動機の駆動制御装置の構成を示すもので、
第1図と同一部分は同一符号で示してある。した
がつて、重複する部分の説明は省略する。
この実施例に係る駆動制御装置が従来の装置と
異なる点は、リレー16の常閉接点16bと並列
にリレー20の常開接点20a1を接続したことに
ある。
このような構成であると、スイツチ15を投入
して電動機1の試験運転を行なう場合およびスイ
ツチ15が投入あるいは非投入時に接点17ある
いは18が閉成してリレー16が付勢されたとき
の動作は従来装置と何等変わりはない。しかし、
ジヤツク19によつて原子炉事故を模擬した試験
を行なつたときには次のように動作する。
すなわち、原子炉事故信号を外部から模擬し、
原子炉安全系の健全性を確認する場合には、ま
ず、スイツチ15を投入して補助リレー14を付
勢し、続いてジヤツク19のピンを差込んで信号
を入力する。この入力によつて、リレー20が付
勢される。なお、このとき、試験中であることと
試験後にピンの抜き忘れを防止するために警報が
発せられる。
上記のように、リレー20が付勢されると、そ
の常開接点20aが閉じ、この結果リレー16が
付勢される。したがつて、駆動制御回路11が動
作し、電磁接触器4が付勢され、その主接点4a
が閉じて電動機1の運転が開始される。このと
き、リレー16の付勢に伴つて、その常閉接点1
6bが開くが、この常閉接点16bの両端にはリ
レー20の常開接点20a1が並列に接続されてい
るので、補助リレー14が付勢されたままの状態
となる。したがつて、補助リレー14の常閉接点
14bは開いた状態に、また常開接点14aは閉
じた状態に保持される。このため、駆動制御回路
11にサーマルリレー5の常閉接点5bが直列に
介挿された状態となる。かくして、電動機1が過
負荷状態になると、サーマルリレー5が動作し、
これによつて警報が発せられるとともに電磁接触
器4の付勢を解除してその主接点4aを開き、電
動機1の運転を停止させる。したがつて、試験時
に起り易い無用の焼損事故を防止できることにな
る。
なお、この考案は、上述した実施例に限定され
るものではない。すなわち、上述した実施例で
は、リレー20の常開接点20a1をリレー16の
常閉接点16bと並列に接続しているが、スイツ
チ15と常閉接点16bとの直列回路と並列に常
閉接点20a1を接続するようにしてもよい。ま
た、この考案に係る駆動制御装置はポンプの駆動
のように非可逆運転の電動機制御だけに限られる
ものではなく、電磁弁駆動に用いられる可逆運転
の電動機制御にも適用できることは勿論である。
〔考案の効果〕
以上詳述したように、この考案によれば、原子
炉事故時、試験運転時に安全系電動機を確実に動
作させることができ、安全系の信頼性を向上させ
ることができるとともに試験運転時に電動機の無
用な焼損事故の発生を防止でき、その結果として
原子炉の稼動率の向上化をも図れる原子炉安全系
電動機の駆動制御装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の原子炉安全系電動機の駆動制御
装置の構成図、第2図はこの考案の一実施例に係
る原子炉安全系電動機の駆動制御装置の構成図で
ある。 1……電動機、4……電磁接触器、4a……主
接点、5……過負荷検出装置としてのサーマルリ
レー、5b……過負荷動作スイツチとしての常閉
接点、11……駆動制御回路、14……補助リレ
ー、15……試験運転時に投入されるスイツチ、
16,20……リレー、19……テスト用のジヤ
ツク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 原子炉の安全系に用いられる電動機と、この電
    動機の電源ラインに介挿された開閉器を選択的に
    制御する電動機駆動制御回路と、前記電動機の過
    負荷状態を検出する過負荷検出装置と、前記電動
    機の試験運転時に前記過負荷検出装置の過負荷動
    作スイツチを前記電動機駆動制御回路に直列に介
    挿する手段と、原子炉安全監視系が動作したとき
    前記電動機駆動制御回路を動作させる手段と、こ
    の手段が動作したときで前記試験運転条件に切り
    替つているときには前記過負荷動作スイツチの直
    列介挿状態を強制的に停止させる手段と、原子炉
    事故信号を模擬した信号が外部から導入されたと
    き前記電動機駆動制御回路を動作させる手段と、
    この手段が動作したとき前記過負荷検出装置の過
    負荷動作スイツチを前記電動機駆動制御回路に直
    列に介挿する手段とを具備してなることを特徴と
    する原子炉安全系電動機の駆動制御装置。
JP1984047001U 1984-03-31 1984-03-31 原子炉安全系電動機の駆動制御装置 Granted JPS60159399U (ja)

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JPS60159399U JPS60159399U (ja) 1985-10-23
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