JPS6261974A - 2−メトキシ−3,4−メチレンジオキシベンズアルデヒドの精製法 - Google Patents
2−メトキシ−3,4−メチレンジオキシベンズアルデヒドの精製法Info
- Publication number
- JPS6261974A JPS6261974A JP20107785A JP20107785A JPS6261974A JP S6261974 A JPS6261974 A JP S6261974A JP 20107785 A JP20107785 A JP 20107785A JP 20107785 A JP20107785 A JP 20107785A JP S6261974 A JPS6261974 A JP S6261974A
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- JP
- Japan
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- methylenedioxybenzaldehyde
- methoxy
- water
- purifying
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- Heterocyclic Compounds That Contain Two Or More Ring Oxygen Atoms (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
ノーメトキシ−3,ターメチレンジオキシベンズアルデ
ヒドは、医薬・農薬等の中間原料として有用な化合物で
ある。
ヒドは、医薬・農薬等の中間原料として有用な化合物で
ある。
本発明は、t−メトキシ−=、3−メチレンジオキシベ
ンズアルデヒドを含有するニーメトキシ−3、ダーメチ
レンジオキシペンズアルデヒドかラターメトキシーコ、
3−メチレンジオキシベンズアルデヒドを分離除去して
、ニーメトキシ−j、ll−メチレンジオキシベンズア
ルデヒドを精製する方法に関する。
ンズアルデヒドを含有するニーメトキシ−3、ダーメチ
レンジオキシペンズアルデヒドかラターメトキシーコ、
3−メチレンジオキシベンズアルデヒドを分離除去して
、ニーメトキシ−j、ll−メチレンジオキシベンズア
ルデヒドを精製する方法に関する。
ツーメトキシ−3,l−メチレンジオキシベンズアルデ
ヒドの公知の合成法として、/−メトキシーユ、3−メ
チレンジオキシベンゼンのViISmθier (フィ
ルスマイヤー)ホルミル化反応がある。
ヒドの公知の合成法として、/−メトキシーユ、3−メ
チレンジオキシベンゼンのViISmθier (フィ
ルスマイヤー)ホルミル化反応がある。
(Ohem、 Ber、、 102,2AA3,196
9年およびJ、 C!、S、、 Perkin 工、/
りざII、709 およびTetrahedro
n 、旦、λ5コデ、/9tlI年参照。)〔発明が解
決しようとする問題点〕 しかしながら、この方法では、メチレンジオキシ基が結
合する炭素原子に隣接する一つの炭素原子の7つがホル
ミル化されたニーメトキシ−3,クーメチレンジオキシ
ベンズアルデヒト及ヒクーメトキシーコ3−メチレンジ
オキシベンズアルデヒドが生成する。:J、 Chem
、 Soc、、PerkinTran s工、 /9g
’l、 709によると、後者は前者(目的物)に対し
て/ニーの割合で生成する。
9年およびJ、 C!、S、、 Perkin 工、/
りざII、709 およびTetrahedro
n 、旦、λ5コデ、/9tlI年参照。)〔発明が解
決しようとする問題点〕 しかしながら、この方法では、メチレンジオキシ基が結
合する炭素原子に隣接する一つの炭素原子の7つがホル
ミル化されたニーメトキシ−3,クーメチレンジオキシ
ベンズアルデヒト及ヒクーメトキシーコ3−メチレンジ
オキシベンズアルデヒドが生成する。:J、 Chem
、 Soc、、PerkinTran s工、 /9g
’l、 709によると、後者は前者(目的物)に対し
て/ニーの割合で生成する。
これらは、物性的にもよく似ているので−T、 (1!
hem。
hem。
90C,、Perkin Trans工、 /9g’!
、 70りに記載の方法では、クロマトグラフィーによ
シ両者の分離を行っている。
、 70りに記載の方法では、クロマトグラフィーによ
シ両者の分離を行っている。
また、Chem、 Ber、、 102 、コl、43
./デ6ヲ年および’retrahearon、 11
0.2!29 、79g’1年では無水エタノールを使
用する再結晶をくシ返して目的物を単離している。
./デ6ヲ年および’retrahearon、 11
0.2!29 、79g’1年では無水エタノールを使
用する再結晶をくシ返して目的物を単離している。
しかし、いずれの方法も効率的な分離方法とはいえなか
った。
った。
本発明者らは効率的な異性体の分離方法について鋭意検
討を行った結果、水または水及び低級アルコールからな
る混合溶媒を用いると、目的物とその異性体の溶解度に
大きな差が生じることを見出し、本発明に到達したもの
である。
討を行った結果、水または水及び低級アルコールからな
る混合溶媒を用いると、目的物とその異性体の溶解度に
大きな差が生じることを見出し、本発明に到達したもの
である。
すなわち、本発明の要旨は、下記式(I)で表わされる
ニーメトキシ−3謎−メチレンジオキシベンズアルデヒ
ド および下記式(n)で表わされる/q−メトキシーコ、
3−メチレンジオキシベンズアルデヒドる混合溶媒で処
理して弘−メトキシーー、3−メチレンジオキシベンズ
アルデヒドを分離除去することを特徴とするニー・メト
キシ−3,t−メチレンジオキシベンズアルデヒドの精
製法に存する。
ニーメトキシ−3謎−メチレンジオキシベンズアルデヒ
ド および下記式(n)で表わされる/q−メトキシーコ、
3−メチレンジオキシベンズアルデヒドる混合溶媒で処
理して弘−メトキシーー、3−メチレンジオキシベンズ
アルデヒドを分離除去することを特徴とするニー・メト
キシ−3,t−メチレンジオキシベンズアルデヒドの精
製法に存する。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明で用いられるニーメトキシー、3.ターメチレン
ジオキシベンズアルデヒドとグーメトキシーコ、3−メ
チレンジオキシベンズアルデヒドの混合比は任意である
。
ジオキシベンズアルデヒドとグーメトキシーコ、3−メ
チレンジオキシベンズアルデヒドの混合比は任意である
。
また、本発明で用いられる低級アルコールの例としては
、メタノール、エタノール、n−プロパノール、インプ
ロパツール、n−ブタノール、 []]13C−ブタノ
ールt−ブタノール等が挙げられ、その水に対する割合
は、 =0−qj%好ましくは、0〜g0% である。
、メタノール、エタノール、n−プロパノール、インプ
ロパツール、n−ブタノール、 []]13C−ブタノ
ールt−ブタノール等が挙げられ、その水に対する割合
は、 =0−qj%好ましくは、0〜g0% である。
また、処理温度は−10℃〜100℃ である。
ニーメトキシ−3,ターメチレンジオキシベンズアルデ
ヒト責A)およびq〜メトキシーコ、3−メチレンジオ
キシベンズアルデヒド責B)ノアルコールと水の混合割
合を変えた溶媒に対する溶解度と、Aに対するBの溶解
度比を表/に示す。又、その溶解度比をプロットしたの
が図である。
ヒト責A)およびq〜メトキシーコ、3−メチレンジオ
キシベンズアルデヒド責B)ノアルコールと水の混合割
合を変えた溶媒に対する溶解度と、Aに対するBの溶解
度比を表/に示す。又、その溶解度比をプロットしたの
が図である。
表 1
A−(u−メトキ’/−3.’l−メチレンジオキシベ
ンズアルデヒドBf’l−) トキシーs、3−メチレ
ンジオキシベンズアルデヒド処理方法は溶解度の差を利
用して分離する方法であり、操作法については、特に限
定はないが、例えば、 /)混合物全量をアルコール/水溶媒に所定の温度で全
量溶解し、ついで温度を一定温度まで下げ、溶解度の低
い目的物を晶出させ、濾過により分離して取り出す方法
(再結分離法)または、 2)混合物を一定量のアルコール/水溶媒で処理し、異
性体を溶解させ目的物を固体のまま濾過により分離して
取り出す方法(懸洗分離方法)等がある。
ンズアルデヒドBf’l−) トキシーs、3−メチレ
ンジオキシベンズアルデヒド処理方法は溶解度の差を利
用して分離する方法であり、操作法については、特に限
定はないが、例えば、 /)混合物全量をアルコール/水溶媒に所定の温度で全
量溶解し、ついで温度を一定温度まで下げ、溶解度の低
い目的物を晶出させ、濾過により分離して取り出す方法
(再結分離法)または、 2)混合物を一定量のアルコール/水溶媒で処理し、異
性体を溶解させ目的物を固体のまま濾過により分離して
取り出す方法(懸洗分離方法)等がある。
以下、実施例により本発明を更に詳細に説明するが、本
発明はその要旨を超えない限り、以下の実施例に限定さ
れるものではない。
発明はその要旨を超えない限り、以下の実施例に限定さ
れるものではない。
実施例/
ツーメトキシー3.クーメチレンジオキシベンズアルデ
ヒド/ 5.tI9とり−メトキシー2,3−メチレン
ジオキシベンズアルデヒドq、AgtDa合物20gを
60%メタノール/3り、7gに加え、60℃にてコ時
間加熱攪拌したのち、ダ0℃にてさらに一時間加熱攪拌
した。反応液をすばやく吸引濾過し、ニーメトキシ体の
結晶を単離した。この単離結晶を60チメタノ一ルg2
.!;9で一回洗浄したのち、乾燥した。この単離結晶
を液体クロマトグラフィーで分析したところ、t−メト
キシ体の含有率は0.7ざチであり、収量は/ 、2.
u Ogであった。これは回収率クデ、2%に相当する
。
ヒド/ 5.tI9とり−メトキシー2,3−メチレン
ジオキシベンズアルデヒドq、AgtDa合物20gを
60%メタノール/3り、7gに加え、60℃にてコ時
間加熱攪拌したのち、ダ0℃にてさらに一時間加熱攪拌
した。反応液をすばやく吸引濾過し、ニーメトキシ体の
結晶を単離した。この単離結晶を60チメタノ一ルg2
.!;9で一回洗浄したのち、乾燥した。この単離結晶
を液体クロマトグラフィーで分析したところ、t−メト
キシ体の含有率は0.7ざチであり、収量は/ 、2.
u Ogであった。これは回収率クデ、2%に相当する
。
実施例−〜gおよび比較例/
ニーメトキシー3./I−メチレンジオキシベンズアル
デヒド(A) 7.2%、ダーメトキシーコ、3−メチ
レンジオキシベンズアルデヒド(B) x g%の割合
の混合物をアルコール−水の割合いを変えた溶媒を用い
て2g℃で再結晶を行った結果を表2に示す。
デヒド(A) 7.2%、ダーメトキシーコ、3−メチ
レンジオキシベンズアルデヒド(B) x g%の割合
の混合物をアルコール−水の割合いを変えた溶媒を用い
て2g℃で再結晶を行った結果を表2に示す。
イ
表 二
〔発明の効果〕
本発明方法洗よれば、医薬・液薬等の中間原料として有
用なノーメトキシ−3,弘−メチレンジオキシベンズア
ルデヒド中に含まれるグーメトキシーコ、3−メチレン
ジオキシベンズアルデヒドを効率的に分離することがで
きる。
用なノーメトキシ−3,弘−メチレンジオキシベンズア
ルデヒド中に含まれるグーメトキシーコ、3−メチレン
ジオキシベンズアルデヒドを効率的に分離することがで
きる。
図は、アルコールと水の混合割合を変えた溶媒について
のツーメトキシー、7.+−メチレンジオキシベンズア
ルデヒド(A)に対するグーメトキシーコ、3−メチレ
ンジオキシベンズアルデヒド(B)の溶解度比を表わす
。 出 願 人 三菱化成工業株式会社 代 理 人 弁理士長谷用 − ほか/名
のツーメトキシー、7.+−メチレンジオキシベンズア
ルデヒド(A)に対するグーメトキシーコ、3−メチレ
ンジオキシベンズアルデヒド(B)の溶解度比を表わす
。 出 願 人 三菱化成工業株式会社 代 理 人 弁理士長谷用 − ほか/名
Claims (1)
- (1)下記式( I )で表わされる2−メトキシ−3,
4−メチレンジオキシベンズアルデヒド▲数式、化学式
、表等があります▼( I ) および下記式(II)で表わされる4−メトキシ−2,3
−メチレンジオキシベンズアルデヒド ▲数式、化学式、表等があります▼(II) からなる混合物を水または低級アルコールと水からなる
混合溶媒で処理して4−メトキシ−2,3−メチレンジ
オキシベンズアルデヒドを分離除去することを特徴とす
る2−メトキシ−3,4−メチレンジオキシベンズアル
デヒドの精製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20107785A JPS6261974A (ja) | 1985-09-11 | 1985-09-11 | 2−メトキシ−3,4−メチレンジオキシベンズアルデヒドの精製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20107785A JPS6261974A (ja) | 1985-09-11 | 1985-09-11 | 2−メトキシ−3,4−メチレンジオキシベンズアルデヒドの精製法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6261974A true JPS6261974A (ja) | 1987-03-18 |
Family
ID=16435008
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20107785A Pending JPS6261974A (ja) | 1985-09-11 | 1985-09-11 | 2−メトキシ−3,4−メチレンジオキシベンズアルデヒドの精製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6261974A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114907308A (zh) * | 2022-06-09 | 2022-08-16 | 河北海力香料股份有限公司 | 一种3,4-亚甲二氧基苯甲醛的精制方法 |
-
1985
- 1985-09-11 JP JP20107785A patent/JPS6261974A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114907308A (zh) * | 2022-06-09 | 2022-08-16 | 河北海力香料股份有限公司 | 一种3,4-亚甲二氧基苯甲醛的精制方法 |
CN114907308B (zh) * | 2022-06-09 | 2023-08-29 | 河北海力恒远新材料股份有限公司 | 一种3,4-亚甲二氧基苯甲醛的精制方法 |
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