JPS626031Y2 - - Google Patents

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JPS626031Y2
JPS626031Y2 JP1980184353U JP18435380U JPS626031Y2 JP S626031 Y2 JPS626031 Y2 JP S626031Y2 JP 1980184353 U JP1980184353 U JP 1980184353U JP 18435380 U JP18435380 U JP 18435380U JP S626031 Y2 JPS626031 Y2 JP S626031Y2
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paper
cassette
paper feed
thick
feeding
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JP1980184353U
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【考案の詳細な説明】 本考案は複写機において自動給紙を行うための
給紙用カセツトにかかり、特に用紙として厚手紙
の自動給紙を可能にする給紙用カセツトに関す
る。
一般に、転写式電子写真複写機においては、帯
電、露光、現像の各工程を経て感光体上にトナー
像を形成させ、このトナー像をコロナ放電手段等
により、転写紙上に転写する。その後、定着装置
により上記トナー像を転写紙上に永久的に定着を
行うものである。通常、この転写紙に用いられる
用紙は約50〜250(g/m2)のものが実用上使用
されている。この内、およそ60〜90(g/m2)の
ものは使用頻度の高さと自動給紙の容易さから給
紙用カセツト等内に収容されて、自動給紙機構に
より確実に給紙される。ところが100(g/m2
以上の厚手紙においては、次の理由により上述の
一般的な自動給紙機構を使用することができな
い。そのため、ほとんど手差による給紙を行つて
いるのが現状である。
第1図は通常のカセツト式自動給紙機構のカセ
ツトを複写機本体へ装着した状態を示す断面図、
第2図はカセツトを上から見たところを示す上面
図である。カセツト11は通常の転写紙16をカ
セツト11の側壁部に回転可能に軸支されてい
る。転写紙載置台12上に載せて収容している。
押し上げ材14は一端が本体17に回転可能に支
持されており、他端の自由端は転写紙載置台12
の下面に当接する様に配置されている。弾性材1
5は一端を本体17に、他端を押し上げ材14に
取付けており、この押し上げ材14を介して転写
紙載置台12を押し上げる様に力を作用させてい
る。転写紙押え材13は、一端をカセツト11側
壁に回転可能に支持され、他端は転写紙16の先
端及び最上面を規制する形状になつている。ま
た、カセツト11側壁と対向する部分に突起13
aを有し、この突起13aがカセツト側壁に設け
られた長穴11aにはめ込まれている。そして、
この長穴11aの長径の大きさだけ突起13aは
移動可能になり、これが転写紙押え材13の移動
巾となる。これにより、押し上げられた転写紙1
6の最上位置はカセツト底面より一定値h1の高さ
となり、また本体に回転可能に軸支された給紙ロ
ーラ19の高さもh2と一定にされている。これ
は、給紙ローラ19と転写紙16との距離を常に
一定にする事により給紙力の安定化を計り給紙さ
れた転写紙16の本体17に対する突入位置を一
定にするためである。
上記の構成により、転写紙16を上から押えつ
ける転写紙押え材13が必要となるが、軽く腰の
弱い通常の転写紙は転写紙押え材13をのりこえ
て給紙することができる。しかしながら、重い腰
の強いはがき等の厚手紙は転写紙押え材13をの
りこえることができない。あるいは、強い給紙力
を作用させて転写紙押え材13をのりこえさせた
場合、用紙が折れ曲る惧れがある。
本考案は上記欠点に鑑み、カセツト式によるは
がき等の厚手紙の自動給紙が可能な給紙用カセツ
トを提供するものである。
又、従来は第1図に示す如く、載置台12を押
し上げる押し上げ材14は、例えば最大A3用紙
まで押し上げることのできる付勢力を有してい
る。そのため、サイズの小さい用紙を収容したカ
セツトを装着した場合、押し上げ材14にて相当
以上の押し上げ力が用紙に作用し、給紙を妨げる
原因ともなる。
そこで、従来ではカセツト自体に載置台12を
押し上げるスプリング等を設けて、このスプリン
グの付勢力を収容される用紙サイズ等に設定した
ものが提案されている。具体的には、載置台12
の下部に上記スプリングを配置し、直接載置台1
2を押し上げている。この場合、スプリングを配
置するために、カセツトの底を下部に大きく突出
させており、カセツト底面に突起物が形成され、
複写機への着脱操作を妨げる原因にもなる。しか
も複写機本体のカセツト装着部は、突起物を考慮
した形状に工夫を講じなければならない。また、
カセツト底面が平でないので複写機に装着しない
場合置き場にも困る。
本考案は収容用紙を押し上げる機構にも特徴を
有したものであり、上記押し上げ機構をカセツト
内に設けることでカセツトの底面に突起物等を作
り出すことのない給紙用カセツトを提供するもの
である。
以下に本考案の給紙用カセツトを図面に従つて
詳細に説明する。
第3図は本考案における給紙用カセツトを示す
斜視図、第4図は第3図の要部拡大図、第5図は
第3図のA−A線の断面図である。図において、
符号21は複写機本体の給紙部に着脱自在に設け
られるカセツト本体である。このカセツト21
は、底部に固定されたはがき等の厚手紙の両側端
を規制し案内する用紙ガイド22、厚手紙を上部
に載置し且つ厚手紙の後端を規制する規制片23
を有した受台23、厚手紙の先端を規制し一
枚送りに供する規制爪24、受台23上に載置さ
れた厚手紙の最上部の位置を規制する用紙位置規
制材25、受台23を常に上方向へ押し上げるス
プリング26、このスプリング26を保持するス
プリング保持材27、及び用紙位置規制材25の
移動範囲を規制するストツパー28を有してい
る。
上記受台23は、厚手紙の後端を規制するため
に両側端縁をほぼ90゜折り曲げて規制片23−
を形成している。この受台23の規制片23−
に挾まれる中央部は、更に延長され規制片23−
の折り曲げ位置より内方向へ多少屈曲されて延
長部23−が形成されている。又、受台23は
規制片23−の折り曲げ位置近傍に回転軸29
が固着されている。回転軸29は、用紙ガイド2
2に穿設された長孔22−に軸支されている。
上記受台23の延長部23−にはスプリング2
6の一端が固定されている。スプリング26の他
端は、カセツト底部に固定されたスプリング保持
材27の凹部に取り付けられている。従つて、ス
プリング26の付勢力により、延長部23−
押し下げられる。そのため、受台23本体は、回
転軸29を中心に回動され、上方向へ押し上げら
れる。
また、用紙位置規制材25は、厚手紙の両端の
角部分に対向し、用紙の位置を規制するように設
けられた爪部25−を有し、用紙ガイド22に
回転可能に軸支されており、且つ回転範囲を規制
するための孔25−が穿設されている。該孔2
5−は、用紙ガイド22を適宜切り欠き折り曲
げて形成されたストツパー28が挿通されてい
る。つまり、孔25−の縁がストツパー28に
係止することで、用紙位置規制材25の回転範囲
が規制される訳である。この用紙位置規制材25
の最前方折曲部25−には、規制爪24が固定
されており、用紙位置規制材25の爪部25−
と規制爪24の先端部との間に、厚手紙の一枚が
通過可能な間隔dを形成している。
以上の様な構成のものにおいて、カセツト21
は厚手紙を収容しない場合、第5図に示す如く、
受台23がスプリング26にて上方向に押し上げ
られ、受台23の先端縁が爪部25−に係止
し、押し上げられる。従つて、用紙位置規制材2
5も、同時に押し上げられるが、その移動がスト
ツパー28と孔25−とに規制され、図に示す
状態で各機構が停止している。そこで、受台23
を押し下げ多数枚の厚手紙30を収容すれば第6
図に示す状態になる。厚手紙30の最上部は、枚
数に関係なく常に同一高さに位置され、受台23
は厚手紙30の厚さ分だけ下がる。
第6図はカセツト21を複写紙本体に装着した
状態を示すもので、この装着部に対向して給紙ロ
ーラ31を図示している。給紙ローラ31は非動
作時に切欠部が厚手紙30と対向しており、動作
時に回転することで円周面が厚手紙30に当接し
給紙する。上記給紙ローラ31が回転すれば、最
上部の厚手紙30−が、用紙位置規制材25の
爪部25−と規制爪24の先端部との間隔を通
して給紙される。この時、次の厚手紙30−
規制爪24にて給紙が規制され、最上部の厚手紙
30−のみ第7図に示す如く給紙される。上記
爪部25−と規制爪24の先端部との間隔d
は、厚手紙30が2枚以上通過できない程度の隙
間である。
実施例として、厚手紙30例えばはがきの厚さ
約0.25mmに対し、d=0.355mmとしたところ、2
枚の給紙は全く発生しなかつた。
ここで、第6図において、スプリング26の付
勢力が、給紙爪25の爪部25−に厚手紙30
を圧接するように作用する。この状態では最
上部の厚手紙30−を給紙し難い。しかし、給
紙時は第7図に示す如く給紙ローラ31が厚手紙
30全体を押し下げることにより、用紙位置規制
材25の爪部25−と厚手紙30−との間の
スプリング26による作用力が無くなる。つま
り、厚手紙30の爪部25−は、その自重分が
厚手紙30に作用するだけである。これにより、
給紙に際し何等影響を与えることはない。上述の
如く給紙時において、上記スプリングの付勢力
が、給紙時において給紙ローラ31と厚手紙30
との間に作用し、より強い搬送力で厚手紙3
0−が給紙される。
一方、給紙ローラ31の作用後、厚手紙30−
は複写機内部の搬送ローラで複写機内部へと搬
送される。この時、スプリング26の作用にて厚
手紙30−が爪部25−に圧接され、搬送に
障害を与える。しかし、上記スプリング26は、
カセツト21内に配置されており、このスプリン
グの付勢力を収容される用紙に応じて設定でき
る。そのため、給紙される厚手紙30−と爪部
25−との圧接力を和らげることができ、搬送
時の障害等がなくなる。特に、第5図及び第6図
に示すように、用紙の収容量に関係なく、スプリ
ング26の圧縮幅が小さく、用紙を用紙位置規制
材25−に押し上げる付勢力がほぼ一定なり、
給紙される用紙が同一状態で用紙位置規制材25
にて規制されるため、用紙の給紙が安定し、
確実な給紙ができる。これは、第5図等に示すよ
うにスプリング26を回転軸29の近くの延長部
23−に設けることで達成できる。このように
スプリング26を設けることと、上述のようにス
プリング26の付勢力を収容される用紙の大きな
に応じて設定することにより、用紙位置規制材2
5−と最上部との用紙との接触圧を軽減し、用
紙の収容量に関係なくほぼ一定に保つことがで
き、用紙の給紙をより確実にできる。また、スプ
リング26にて延長部23−を押し下げ、受台
23を押し上げる構成であることから、スプリン
グ26をカセツトの高さ内に収容できるため、カ
セツト本体21に突起物等が形成されることはな
い。
第8図は用紙位置規制材25の爪部25−
厚手紙30との対向面に摩擦係数の低い高分子樹
脂シート材32を固着したもので、最上部の厚手
紙30−と爪部25−との圧接力による給紙
時の障害を更に軽減したものである。つまり、給
紙時に、最上部の厚手紙30−の滑りを良く
し、給紙をより円滑に行うことができる。上記樹
脂シート材32の固着は、接着剤により取付ける
のが適当である。
尚、本考案では厚手紙を例に説明したが、厚手
紙に限定されるものでなく、従来よりよく利用さ
れている軽く腰の弱い薄手の用紙でも適用できる
ことは勿論である。
以上説明したように本考案の給紙用カセツトに
よれば、用紙を載置する受台を下部より押し上げ
る必要がなく、また受台を回転させる支点軸がカ
セツト底部分に位置しても受台を回転させること
ができ、カセツトの高さ一杯に用紙の収容容量を
確保でいるため、カセツトの高さの小さいもので
も、必要な量の用紙を収容できる。
また、厚手用紙を自動的に一枚づつ給紙できる
だけでなく、用紙を押し上げる付勢手段を支点軸
近くの受台の延長部に設けて、延長部を押し下げ
るものであるから、用紙を押し上げる付勢力をほ
ぼ一定に保つことが可能となり、用紙の給紙がよ
り安定することになり、一枚給紙が確実になる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来の自動給紙用カセツト
の一例を示す断面図及び上面図、第3図は本考案
における自動給紙用のカセツトを示す斜視図、第
4図は第3図の要部拡大図、第5図は第3図のA
−A線の断面図、第6図及び第7図は本考案の動
作説明に供するカセツトの断面図、第8図は本考
案の他の実施態様を示す部分的な断面図である。 21:カセツト、22:用紙ガイド、23:受
台、23−:延長部、24:規制爪、25:用
紙位置規制材、25−:爪部、26:スプリン
グ、27:スプリング保持材、29:回転軸、3
0:厚手紙、31:給紙ローラ、32:樹脂シー
ト材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複写機本体の給紙部に着脱可能に設けられ、収
    容される用紙を載置する受台22を上方向に押し
    上げ、対向して設けられた給紙ローラ31の回転
    により最上部の用紙より一枚づつ給紙するための
    給紙用カセツト21において、押し上げられる用
    紙の最上部の高さを一定に保つための用紙位置規
    制材25と、収容用紙の先端を規制し上記用紙位
    置規制材との間に一枚の用紙が通過できる間隔d
    を隔てて取り付けされた用紙規制爪24と、給紙
    用カセツト本体内に収容される用紙を載置するた
    めの受台に対して屈曲されて設けられた延長部2
    3−2と、屈曲部に設けられ上記受台を回転可能
    に支持する支点軸29と、該支点軸近くの上記延
    長部に対応して設けられ該延長部の上部より押し
    下げる付勢力を作用し上記支点軸を中心に受台を
    上方向に押し上げ最上部の用紙を上記用紙位置規
    制材に押し当てるための付勢手段26とを備えた
    ことを特徴とする給紙用カセツト。
JP1980184353U 1980-12-19 1980-12-19 Expired JPS626031Y2 (ja)

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JP1980184353U JPS626031Y2 (ja) 1980-12-19 1980-12-19

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JP1980184353U JPS626031Y2 (ja) 1980-12-19 1980-12-19

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JPS57106634U JPS57106634U (ja) 1982-07-01
JPS626031Y2 true JPS626031Y2 (ja) 1987-02-12

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ID=29984441

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH066120Y2 (ja) * 1990-03-16 1994-02-16 三田工業株式会社 厚手用紙供給カセット

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4923217A (ja) * 1972-06-25 1974-03-01
JPS548595A (en) * 1977-06-22 1979-01-22 Ricoh Co Ltd Information medium feeder

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4923217A (ja) * 1972-06-25 1974-03-01
JPS548595A (en) * 1977-06-22 1979-01-22 Ricoh Co Ltd Information medium feeder

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JPS57106634U (ja) 1982-07-01

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