JPS6259729A - 防食被覆加工された鋼管杭などの露出鋼面の補修,補正方法 - Google Patents

防食被覆加工された鋼管杭などの露出鋼面の補修,補正方法

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JPS6259729A
JPS6259729A JP10913185A JP10913185A JPS6259729A JP S6259729 A JPS6259729 A JP S6259729A JP 10913185 A JP10913185 A JP 10913185A JP 10913185 A JP10913185 A JP 10913185A JP S6259729 A JPS6259729 A JP S6259729A
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exposed steel
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Kanji Yamagishi
山岸 寛次
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  • Preventing Corrosion Or Incrustation Of Metals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、防食被覆加工された鋼管杭などの露出鋼面の
補修、補正方法に関する。
〔従来の技術〕
この種鋼管杭は、工場一貫製造により高い品質管理下の
もとで、耐闇撃性能を有するポリエチレン樹脂により強
固に保護されているが、万一、ハンドリング作業時、打
設作業時及び第1図に示すような護岸用捨石の投入時な
どに庇が発生した場合、この庇を補修する必要があるし
、また、鋼管杭を順次継ぎ足しながら打設する場合には
、鋼管杭同志の継手外周を防食材料にて補正する必要が
ある。 陸上部、飛沫帯より上方の海上部における補修
法には一般に次のようなものがある。
(a)  ポリエチレンスティック融着塊鋼面が露出し
ていない小さな傷の場合は、ポリエチレン製スティック
を溶着させ、ポリエチレン被覆層に溶融させたのち、ベ
ビーサンダーなどで補修表面を滑らかにする。
(bl  ポリエチレンシート融着法 鋼面に達した小さな傷の場合は、ワイヤーブラシなどで
露出鋼面のサビあるいは汚れを除去した後予熱し、鋼面
にシーラント(ブチルラバー系シール材)を張りっけ、
加熱溶融させ、バッチシー1・を張りつけプロパノガス
バーナーで加熱融着させる。
(8)ホリエチレン製加熱収縮シートによる補修法 剥離範囲が大きい場合の補充法であり、(b)項で述べ
たように、露出鋼面部にシーラン1、を埋込み、この部
分の外周に加熱収縮性ポリエチレンジヨイントカバーを
装着したのち、このジヨイントカバーをプロパンガスバ
ーナーで加熱収縮させろ。
このように、陸上部や海上部におい°C(よ、どのよう
な補修も可能であるが1、飛沫帯や海水中の補修ば、上
述のような手段の採用はてきない。
従って従来では、飛沫帯及び海水中の補修に当たっては
、次のような補1]?法によっていた。
第9図はその補修法を示すもので、 (1)露出消管面のサビや付着物などの汚れを除去する
下地処理したのち、ぺl・ロラクム含浸テープ1を巻く
(2)  このぺ)・ロラタム含浸テープ1の表面に、
クッション用独立発泡体2をFREシー1.3の一端が
フランジまたはラップ止めで締付けられるようになった
もので挾んで締めっけろ。
(31FREシート3で締付けた上下端部を水中硬化シ
ーリングパテ4によって封する。
このような補修方法は、高価であり、また、漂流物、小
型船などでFRBシートが破損したとき、ペトロラタム
含浸テープがずれたり、ゆるんだりして鋼管面が露出し
、腐食が始まる問題点があり、また、補修が部分的にで
きないので、全周にわたり取り替えることから大所りに
なり、きわめて不経済である。
〔発明の目的〕
本発明は、このような実情に鑑みなされたもので、簡単
な面も合理的手段によって従来技術の問題点を解消せし
め、庇による大小の補PJ個所及び鋼管杭の継手部全周
の防食加工が迅速に、而も確実になしうる方法を提供せ
んとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
従来技術の問題点を解決すめ本発明の防食被覆加工され
たW4管杭などの補修、補正方法は、鋼管杭などの防食
被覆された露出鋼面の補修、補正に際し、補修、補正部
分の露出鋼面のサビ、残存被覆材などの汚れを除去し、
防食材料が付着し易いように下地処理する第1の工程、
補イ1%、補正部分の露出鋼面に、該露出鋼面の面積、
形状に応じて、適当個所に適当本数のボルトを溶接また
は接着手段により植設する第2の工程、露出鋼面全域を
防食材料にて所定の厚さに被覆(充填)し、露出鋼面に
防食材料を付着し乾燥せしめる第3の工程、被覆した防
食材料の外側に、補修ア補正部分の面積より広面積の当
板を、該当板に設けたボルト通孔にボルトを挿通すると
ともに、バ・ソキング材料を介してあてがう第4の工程
、当板より外側に突出した上記ボルト頭部にす・ン1−
を締めっけ、当板を鋼管杭表面に押圧接させるとともに
、ポルl−頭部及びナツト部を防食材料にて?2i!覆
埋設する第5の工程、からなることを特徴とするもので
ある。
〔実施例1〕 (第2〜5図) 第2図a〜fについて、鋼管杭に生1した庇の補修方法
について説明する。
(1)a図で示すように、鋼管杭のポリエチレン樹脂に
よる防食被覆11が何らかの理由により庇つけられ、M
管12の鋼面が露出した場合、b図に示すように、庇部
13の防食被覆11をナイフなどによって防食施工し易
い範囲を削成し、防食施工に適した面積をもち、かつ、
正面形状が第3゜4図で示すような円形、または方形状
の凹陥部14を形成するとともに、これに対応する面積
と形状をもつ露出鋼面15を形成し、更にこの露出鋼面
15に付着残存せる防食被覆やサビなどをワイヤブラシ
、サンドブラストなどの手段によって除去し、露出鋼面
15の下地(表面)処理を行う。
(2)次に0図に示すように、露出鋼面15の所要個所
にボルト16を溶接手段(水中にあっては水中溶接手段
)により植設する。このボルト】6の本数は第3,4図
に示すように、露出鋼面15の面積、及び形状によって
本数が決定されるものである。また、第5図て示す3L
うに、ボルト16の基部に台座16aをとりつけておき
、この台座16aの下面に防食月利と同−材料を塗着し
ておき、該防食材料17aによりポル1−16を露出鋼
面15に接着することもできろ。防食月利としては、−
例として、無溶剤型のエポキン樹脂のペーストとする。
(3)次にd図に示すように、露出鋼面15に対応する
ポリエチレン樹脂による防食被覆11の凹陥部14に、
防食被覆11の厚みと略同厚に防食材料17bを被覆(
充+1)シ、該防食材料17bを上記露出鋼面に付着し
乾燥させる。
(4)次に0図に示すように、上記凹陥部14の面積よ
り大きな当板18の内側面にペーストまた(よエラスト
マー状のパッキング材料■9を塗着し、この当板18に
設けたポル1−通孔18aにボルト16を挿通するとと
もに、パッキング材料19を介1ッて当板を当てがい、
ボルト16頭部にナラ)・2oを締付螺合し、当板18
を鋼管杭表面に押圧接する。
コノハ・ツキツク材料19としては、ウレタンコ′ム。
ウレタンのペーストまたはエラストマーを使用して好適
で、このバンキング材料19(よ、防食材料17b及び
ポリエチレン樹脂よりなる上記防食被覆11の変形にも
よく追随して密着するため、防水効果が大きい。
(5)  次に1図で示すように、当板I8の外面に露
出せるボルト頭部及びナツト部を、防食材料17cにて
被覆埋設して施工が終わる。
この実施例で使用する当板18の材料としては、ステン
レスのような不銹鋼、合成樹脂の積層板構造、鉄板の表
面に樹脂などをコーチング不銹処理したものなどが適用
される。また、上記(7たボルト、ナツト類(よ、ステ
ンレス鋼製、潜通の炭素鋼製及びプラスチ・ツク製など
任意である。
〔実施例2〕 (第6〜8図) 第6〜8図について、鋼管杭の継手部露出用面部の補正
方法を説明する。第6図に示すように、鋼管杭の上下端
継手部には、鋼管杭を互いに突き合わせ溶接手段により
結合するため、鋼管の端部には防食被覆11は施されて
いない。従って、この未被覆部をそのまま残すことは好
ましくなく、防食被覆加工する必要がある。
(1)  第6図のように、鋼管杭を突き合わせ溶接し
たのち、上記第1実施例と同様に継手部の露出鋼面15
aのサビなどの汚れを除去するなど下地処理する。
(2)次に第7図に示すように、上下の露出鋼面151
部にボルト16を適当間隔毎に溶接または接着したのち
、上記第1実施例と同様に露出SV4面15aの全域に
防食12!![1,1との厚みと略同厚に防食材料17
bを被覆(充填)し、該防食材料17bを露出鋼面に付
着し乾燥させる。
次に第8図に示すように1.」二記露出鋼面15+Lの
巾より広巾の帯状当板18の内側面にパッキング材料1
9を塗着し、当板18に設けたボルト通孔18aニ上3
Qポル)・16を挿通ずるとともに、パッキング材料1
9を介して当板18を囲繞当接せしめ、ボルト16頭部
にナツト20を締付は螺合して当板18を鋼管杭表面に
押圧接する。
次いで、当板18の外面に露出せろボルト頭部及びナツ
ト部を、防食材p17cにて被覆埋設して施工が終わる
〔効  果〕
上述のように本発明によれば、次のような効果が得られ
る。
(a)  従来の補修方法に比へ、部分的補修が容易に
できる。
(bj  防食被覆と防食材料17bの界面剥離が、パ
ッキング材料によって密閉され、海水の浸入が合理的に
阻止される。
(C)  ボルト、ナツトの締付力により、パッキング
部分が当板の作用で強圧され、シール効果の向上が計れ
る。
(dl  i出鋼面に防食材料が付着するので、仮に当
板が何らかの理由でM損しても、鋼材面ば保護される。
(e)  水中施工が容易で、而も工法が単純であるた
め施工ミスがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法が適用する鋼管杭を使用した桟橋構
造を示す説明図、第2図n −fは本発明方法の手順を
示す流れ図、第3図及び第4図は補修部の正面図、第5
図はボルト植設の別例を示す要部の側面図、第6図は鋼
管抗継手部の正面図。 第2図は補正状態の同上一部切欠正面図、第8図は同上
正面図、第9図は従来の補修方法を示す説明図である。 11  防食被覆、12  鋼管、13  庇部、14
・凹陥部、 15  露出鋼面、16  ボルト、 1
7a、 17b、 17c防食材料、18  当板、1
8a  ボルト通孔、19  パッキング材料、20 
 ナラ1、。 特  許  出  願  人     山  岸  寛
  次第2図 (′Lン                     
(b)                     (
C)け) (e)               (f)第5図 第6図 第9図 手続ネ10正書坊刻 昭和61年10月3日 特許庁長官 黒 1)明 雄 殿 1、事件の表示 昭和60年 特許願 第109131号2、発明の名称 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 山岸寛治 4、代理人 明細書第12頁第5行の「第2図」を「第7図」と補正
。 以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 〔第1項〕 鋼管杭などの防食被覆された露出鋼面の補修、補正に際
    し、 (a)補修、補正部分の露出鋼面のサビ、残存被覆材な
    どの汚れを除去し、防食材料が付着し易いように下地処
    理する第1の工程、 (b)補修、補正部分の露出鋼面に、該露出鋼面の面積
    、形状に応じて、適当個所に適当本数のボルトを溶接ま
    たは接着手段により植設する第2の工程、 (c)露出鋼面全域を防食材料にて所定の厚さに被覆(
    充填)し、露出鋼面に防食材料を付着し乾燥せしめる第
    3の工程、 (d)被覆した防食材料の外側に、補修、補正部分の面
    積より広面積の当板を、該当板に設けたボルト通孔にボ
    ルトを挿通するとともに、パッキング材料を介してあて
    がう第4の工程、 (e)当板より外側に突出した上記ボルト頭部にナット
    を締めつけ、当板を鋼管杭表面に押圧接させるとともに
    、ボルト頭部及びナット部を防食材料にて被覆埋設する
    第5の工程、 からなることを特徴とする防食被覆加工された鋼管杭な
    どの露出鋼面の補修、補正方法。 〔第2項〕 露出鋼面が庇によるものである特許請求の範囲第1項記
    載の防食被覆加工された鋼管杭などの露出鋼面の補修、
    補正方法。 〔第3項〕 露出鋼面が、鋼管杭の継手溶接部全周である特許請求の
    範囲第1項記載の防食被覆加工された鋼管杭などの露出
    鋼面の補修、補正方法。
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