JPH03290516A - 鋼矢板の防蝕被覆構造 - Google Patents
鋼矢板の防蝕被覆構造Info
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- JPH03290516A JPH03290516A JP9174990A JP9174990A JPH03290516A JP H03290516 A JPH03290516 A JP H03290516A JP 9174990 A JP9174990 A JP 9174990A JP 9174990 A JP9174990 A JP 9174990A JP H03290516 A JPH03290516 A JP H03290516A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(発明の利用分野)
本発明は、港湾等に設置された鋼矢板の防蝕被覆構造に
関するものである。
関するものである。
(従来技術)
港湾等の護岸用に設置された鋼矢板は、海水にさらされ
て腐蝕されやすく、一般には防蝕処理がほどこされてい
る。この防蝕処理には種々考えられているが、そのうち
の1つは、ガラス繊維強化゛プラスチック板を鋼矢板の
表面に取りつけ、両者間にモルタルを流し込む方法がと
られている。しかしこの方法の欠点は、まずガラス繊維
強化プラスチツク板の作業現場での取扱いが難かしく、
更にはモルタルを作業現場で調製して流し込むことにな
るために、大がかりな装置を現場に持ち込むことになる
等の問題があった。
て腐蝕されやすく、一般には防蝕処理がほどこされてい
る。この防蝕処理には種々考えられているが、そのうち
の1つは、ガラス繊維強化゛プラスチック板を鋼矢板の
表面に取りつけ、両者間にモルタルを流し込む方法がと
られている。しかしこの方法の欠点は、まずガラス繊維
強化プラスチツク板の作業現場での取扱いが難かしく、
更にはモルタルを作業現場で調製して流し込むことにな
るために、大がかりな装置を現場に持ち込むことになる
等の問題があった。
一方、第6図に示すように鋼矢板lに防蝕層2としてペ
トロラタムテープを貼り付け、これにガラス繊維強化プ
ラスチックからなる保護カバー3を固設して防蝕壁4を
形成する方法が実行されている。
トロラタムテープを貼り付け、これにガラス繊維強化プ
ラスチックからなる保護カバー3を固設して防蝕壁4を
形成する方法が実行されている。
国側でも分るように、鋼矢板1の両端に備えた嵌合固定
部5をもって相互に嵌合させながら立設し、この固定部
5に立植されたボルト6にて前記した保護カバー3を固
設するものである。
部5をもって相互に嵌合させながら立設し、この固定部
5に立植されたボルト6にて前記した保護カバー3を固
設するものである。
この防蝕処理法における欠点は、隣り合う保護カバー3
.13□が一本のボルト6にてオーバーラツプされつつ
固設されるものであって、保護カバー31.3□が一枚
一枚単独で鋼矢板1に固設できないという欠点があった
。
.13□が一本のボルト6にてオーバーラツプされつつ
固設されるものであって、保護カバー31.3□が一枚
一枚単独で鋼矢板1に固設できないという欠点があった
。
この国側でいえば保護カバー31をまず鋼矢板1に当接
し、次いで保護カバー3□を当接し、その両端部をオー
バーラツプさせつつボルト6を挿通してナツト7にて固
設することになっている。
し、次いで保護カバー3□を当接し、その両端部をオー
バーラツプさせつつボルト6を挿通してナツト7にて固
設することになっている。
従って、防蝕壁4は全体として保護カバー31.3□を
同時に締め付けることになり、作業上の工差等によりバ
ラツキができやすいものとなっていた。このことは、保
護カバー3の取付時の位置の微調整を不可能とするもの
である。
同時に締め付けることになり、作業上の工差等によりバ
ラツキができやすいものとなっていた。このことは、保
護カバー3の取付時の位置の微調整を不可能とするもの
である。
また、鋼矢板1がある程度立設された段階で、順次防蝕
処理即ち保護カバー3を鋼矢板1へ施すのがよいが、こ
の方法では前記したようにそれができないという欠点も
あった。このことは、メンテナンス等の場合、必要以上
に保護カバー3を取り除くこととなり、ごく部分的な修
理の際でも大工事を伴なうこととなってしまっていた。
処理即ち保護カバー3を鋼矢板1へ施すのがよいが、こ
の方法では前記したようにそれができないという欠点も
あった。このことは、メンテナンス等の場合、必要以上
に保護カバー3を取り除くこととなり、ごく部分的な修
理の際でも大工事を伴なうこととなってしまっていた。
(目的)
本発明の目的は、従来の防蝕壁の固設法の改良に係り、
保護カバーを単独で鋼矢板に固設できるようにしようと
するものである。
保護カバーを単独で鋼矢板に固設できるようにしようと
するものである。
(構成)
本発明は以上の目的を達成するために創作されたもので
あって、その要旨はしJ状の断面を有しその両端に嵌合
部を持つ鋼矢板であって、その嵌合部を順次嵌合させて
鋼矢板壁を形成し、嵌合部より海側に向けてボルトを立
植させ、鋼矢板面に防蝕層を施すと共に、嵌合部間の鋼
矢板の表面と略類似形の基部iと、前記嵌合部に立植し
たボルトを挿通するボルト孔を有する固定部℃と、これ
より伸びる連結部mとよりなる第1の保護カバーAと、
これに隣り合う鋼矢板の表面と略類似形の基部jと、前
記連結部mに対向する連結部nとよりなる第2の保護カ
バーBとをもって鋼矢板の防蝕カバーとなし、保護カバ
ーAを鋼矢板面に施した防蝕層上へ当接すると共に、嵌
合部のボルトをナツトにて締結して固設し、次いで保護
カバーBは連結部m、n同士を締結して防蝕壁を形成す
ることを特徴とする鋼矢板の防蝕被覆構造であって、具
体的には防蝕壁が海側に向かって凸の鋼矢板面にはこの
矢板面と類似形の基体iとその両端がボルトが挿入され
る孔を有する固定部βと、これより伸びる連結部mとよ
りなる保護カバーAと、海側に向かって凹の鋼矢板面に
はこの矢板面と類似形の基体jとその両端に連結部nを
備えた保護カバーBとよりなる鋼矢板の防蝕被覆構造を
提供する6のである。
あって、その要旨はしJ状の断面を有しその両端に嵌合
部を持つ鋼矢板であって、その嵌合部を順次嵌合させて
鋼矢板壁を形成し、嵌合部より海側に向けてボルトを立
植させ、鋼矢板面に防蝕層を施すと共に、嵌合部間の鋼
矢板の表面と略類似形の基部iと、前記嵌合部に立植し
たボルトを挿通するボルト孔を有する固定部℃と、これ
より伸びる連結部mとよりなる第1の保護カバーAと、
これに隣り合う鋼矢板の表面と略類似形の基部jと、前
記連結部mに対向する連結部nとよりなる第2の保護カ
バーBとをもって鋼矢板の防蝕カバーとなし、保護カバ
ーAを鋼矢板面に施した防蝕層上へ当接すると共に、嵌
合部のボルトをナツトにて締結して固設し、次いで保護
カバーBは連結部m、n同士を締結して防蝕壁を形成す
ることを特徴とする鋼矢板の防蝕被覆構造であって、具
体的には防蝕壁が海側に向かって凸の鋼矢板面にはこの
矢板面と類似形の基体iとその両端がボルトが挿入され
る孔を有する固定部βと、これより伸びる連結部mとよ
りなる保護カバーAと、海側に向かって凹の鋼矢板面に
はこの矢板面と類似形の基体jとその両端に連結部nを
備えた保護カバーBとよりなる鋼矢板の防蝕被覆構造を
提供する6のである。
ここにおいて、防蝕壁を構成する保護カバーとしては、
ガラス繊維を代表とする繊維補強された合成樹脂によっ
て作られるのがよく、この合成樹脂としては不飽和ポリ
エステル樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリプロピレン樹脂等
の耐蝕性及び耐久性の良好な材質が選択される。
ガラス繊維を代表とする繊維補強された合成樹脂によっ
て作られるのがよく、この合成樹脂としては不飽和ポリ
エステル樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリプロピレン樹脂等
の耐蝕性及び耐久性の良好な材質が選択される。
防蝕層は、鋼矢板の表面にシート状又はパテ状として全
面にわたって貼り付けるものであり、特に好ましくは鋼
矢板の表面に湿潤状態若しくは水中においても粘着性を
有するものがよく、この例としてはブチルゴム系の湿潤
粘着剤をポリエステルメツシュ等の芯材を入れてテープ
状とされたものが挙げられる。この外ではペトロラタム
を主成分とするものが使用され得る。このベトロラタム
は原油より分離されたワセリンの一種で、主成分はパラ
フィン系及びオレフィン系の炭化水素である。このペト
ロラタムは半永久的に蒸発もしくは硬化しない性質を有
し、金属の表面に貼り付けると常時粘性を保つ防蝕層が
形成され、振動や衝撃によるクラックやピンホール、日
光やオゾンによる劣化が無く、鋼矢板と海水とをこの防
蝕層で隔離することにより、腐蝕の発生原因を除くこと
ができるのである。
面にわたって貼り付けるものであり、特に好ましくは鋼
矢板の表面に湿潤状態若しくは水中においても粘着性を
有するものがよく、この例としてはブチルゴム系の湿潤
粘着剤をポリエステルメツシュ等の芯材を入れてテープ
状とされたものが挙げられる。この外ではペトロラタム
を主成分とするものが使用され得る。このベトロラタム
は原油より分離されたワセリンの一種で、主成分はパラ
フィン系及びオレフィン系の炭化水素である。このペト
ロラタムは半永久的に蒸発もしくは硬化しない性質を有
し、金属の表面に貼り付けると常時粘性を保つ防蝕層が
形成され、振動や衝撃によるクラックやピンホール、日
光やオゾンによる劣化が無く、鋼矢板と海水とをこの防
蝕層で隔離することにより、腐蝕の発生原因を除くこと
ができるのである。
この防蝕層上に好ましくはポリエチレン発泡体層が設け
られるのがよく、これは保護カバーと防蝕層との間隙を
なくすことと共に、保護カバーの取付は作業時における
防蝕層の保護ともなる。
られるのがよく、これは保護カバーと防蝕層との間隙を
なくすことと共に、保護カバーの取付は作業時における
防蝕層の保護ともなる。
鋼矢板の嵌合部へのボルトの立植については特に制限は
ないが、長尺板にボルトを溶接し、この長尺板を更に嵌
合部へ溶接するのがよい。
ないが、長尺板にボルトを溶接し、この長尺板を更に嵌
合部へ溶接するのがよい。
本発明は以上詳記したように鋼矢板より立植したボルト
に対して、隣り合う保護カバーのうち一方のみがこれに
よって固設されるものであり、作業はここで分断するこ
とが可能となり、このことは部分的な保護カバーの設置
も更には部分的な補修をも可能としたものである。
に対して、隣り合う保護カバーのうち一方のみがこれに
よって固設されるものであり、作業はここで分断するこ
とが可能となり、このことは部分的な保護カバーの設置
も更には部分的な補修をも可能としたものである。
(具体例)
第1図は、本発明の鋼矢板の防蝕被覆構造の第1実施例
であって、第2図はその部分拡大図である。図中aは鋼
矢板を示し、その断面は 状を有する長尺の矢板であ
る。そしてその両端部に他の鋼矢板すとの嵌合部c (
c+ 、 Cm )を持つものである。
であって、第2図はその部分拡大図である。図中aは鋼
矢板を示し、その断面は 状を有する長尺の矢板であ
る。そしてその両端部に他の鋼矢板すとの嵌合部c (
c+ 、 Cm )を持つものである。
そしてこの矢板a、bの前記嵌合部C+ 、C2を嵌合
させつつ鋼矢板壁りを形成する。
させつつ鋼矢板壁りを形成する。
この鋼矢板a、bの嵌合部Cにおいて、海側即ちこの園
側では鋼矢板すの嵌合部c2にボルトeを溶接する。こ
れは長尺体fにボルトeを立植しておき、この長尺体f
を嵌合部C面に溶接するのがよい。
側では鋼矢板すの嵌合部c2にボルトeを溶接する。こ
れは長尺体fにボルトeを立植しておき、この長尺体f
を嵌合部C面に溶接するのがよい。
次いで鋼矢板a、bの表面に、防蝕材りを貼付すると共
に、海側に向かって凸面をなす鋼矢板a面に保護カバー
Aを、更に海側に向かって凹面をなす鋼矢板す面に保護
カバーBを当接する。
に、海側に向かって凸面をなす鋼矢板a面に保護カバー
Aを、更に海側に向かって凹面をなす鋼矢板す面に保護
カバーBを当接する。
これら保護カバーA、Bは、その基ff1i、jは鋼矢
板a、bの表面形状と略同形とされており、保護カバー
Aにはその両端に横に広がったボルト孔を持つ固定部C
が形成され、更にこれより海側に突き出た連結部mが備
えられている。
板a、bの表面形状と略同形とされており、保護カバー
Aにはその両端に横に広がったボルト孔を持つ固定部C
が形成され、更にこれより海側に突き出た連結部mが備
えられている。
一方、保護カバーBにはその両端に同様に連結部nを有
している。
している。
この例では保護カバーAの固定部βのボルト孔に、鋼矢
板すの嵌合部c2に立植されたボルトeを挿通しナツト
0にて固設する一方、保護カバーBはその連結部nを保
護カバーAの連結部mと共にボルトp及びナツトqにて
締結されることになる。
板すの嵌合部c2に立植されたボルトeを挿通しナツト
0にて固設する一方、保護カバーBはその連結部nを保
護カバーAの連結部mと共にボルトp及びナツトqにて
締結されることになる。
本発明の最大の特徴は保護カバーA、B同士をかかる連
結部m、nにおいて締結固定して防蝕壁Eとするもので
あって、この構造を採るが故に鋼矢板壁りの部分被覆も
可能となり、一方この締結を解除することによって部分
補修をも出来るようになったものである。
結部m、nにおいて締結固定して防蝕壁Eとするもので
あって、この構造を採るが故に鋼矢板壁りの部分被覆も
可能となり、一方この締結を解除することによって部分
補修をも出来るようになったものである。
園側では鋼矢板a、bの中央にボルトr、sを立植して
おき、かかるボルトをもって保護カバーA、Bをナツト
t、u締めし、より強固な固定機能がもたらされている
。このボルトr、sも前例のように長尺体Vに先ず立植
され、次いでこれを鋼矢板a、b面に溶接されるのがよ
い。
おき、かかるボルトをもって保護カバーA、Bをナツト
t、u締めし、より強固な固定機能がもたらされている
。このボルトr、sも前例のように長尺体Vに先ず立植
され、次いでこれを鋼矢板a、b面に溶接されるのがよ
い。
なお、保護カバーA、B面に予めポリエチレン発泡体W
を貼付しておき、この発泡体を防蝕材り面に当接させる
のが好ましい。このポリエチレン発泡体や柔軟性ゴムシ
ート等の緩衝材Wをここに使用する目的は、保護カバー
取付は時に内部形状になじみやすく、隙間を埋めるため
である。
を貼付しておき、この発泡体を防蝕材り面に当接させる
のが好ましい。このポリエチレン発泡体や柔軟性ゴムシ
ート等の緩衝材Wをここに使用する目的は、保護カバー
取付は時に内部形状になじみやすく、隙間を埋めるため
である。
更に両カバーの嵌合部C+ 02にはどうしてち若干
の隙間Xが出来るので、ここに図示はしないがエポキシ
樹脂等を充填するべきである。
の隙間Xが出来るので、ここに図示はしないがエポキシ
樹脂等を充填するべきである。
第3図は前例における保護カバーA、Bの連結部m、n
の位置を変更した防蝕壁Eであって、この連結部は鋼矢
板すの側部に備えられてボルトp及びナツトqにて締結
されている例である。
の位置を変更した防蝕壁Eであって、この連結部は鋼矢
板すの側部に備えられてボルトp及びナツトqにて締結
されている例である。
第4図及びその拡大図である第5図に示すものは前例と
違いボルトeを保護カバーA側の嵌合部clに立植した
例である。
違いボルトeを保護カバーA側の嵌合部clに立植した
例である。
この例も前例と同様に保護カバーA、Bはその両端に備
えた連結部m%nをポルトル1ナツトqをもって締結さ
れて防蝕壁Eとされている。
えた連結部m%nをポルトル1ナツトqをもって締結さ
れて防蝕壁Eとされている。
(効果)
本発明は以上のように防蝕カバーを形成する保護カバー
を各々独立して鋼矢板に固定したものであって、その設
置も任意の場所から始めることが可能となり、更にはそ
の補修時においてもその近辺のみを取り外せばよいとい
うように施工現場での作業性が極めてよくなったもので
、その利用性は高いものである。
を各々独立して鋼矢板に固定したものであって、その設
置も任意の場所から始めることが可能となり、更にはそ
の補修時においてもその近辺のみを取り外せばよいとい
うように施工現場での作業性が極めてよくなったもので
、その利用性は高いものである。
第1図は本発明の鋼矢板の防蝕被覆構造の第1実施例を
示す平面図、第2図はその部分拡大図、第3図は本発明
の鋼矢板の防蝕被覆構造の第2実施例を示す平面図、第
4図は本発明の鋼矢板の防蝕被覆構造の第3実施例を示
す平面図、第5図はその部分拡大図、第6図は従来法に
よる鋼矢板の防蝕構造を示す平面図である。 A・・・・保護カバー、B・・・・保護カバーD・・・
・鋼矢板壁、E・・・・防蝕壁。 a、b・・・・鋼矢板、 c (c+ C2)・・・・嵌合部、h・・・・防蝕
材、β・・・・固定部、m、n・・・・連結部、e、p
・・・・ボルト、o、q・・・・ナツト、W・・・・緩
衝材。
示す平面図、第2図はその部分拡大図、第3図は本発明
の鋼矢板の防蝕被覆構造の第2実施例を示す平面図、第
4図は本発明の鋼矢板の防蝕被覆構造の第3実施例を示
す平面図、第5図はその部分拡大図、第6図は従来法に
よる鋼矢板の防蝕構造を示す平面図である。 A・・・・保護カバー、B・・・・保護カバーD・・・
・鋼矢板壁、E・・・・防蝕壁。 a、b・・・・鋼矢板、 c (c+ C2)・・・・嵌合部、h・・・・防蝕
材、β・・・・固定部、m、n・・・・連結部、e、p
・・・・ボルト、o、q・・・・ナツト、W・・・・緩
衝材。
Claims (2)
- (1)■状の断面を有しその両端に嵌合部を持つ鋼矢板
であって、その嵌合部を順次嵌合させて鋼矢板壁を形成
し、嵌合部より海側に向けてボルトを立植させ、鋼矢板
面に防蝕層を施すと共に、嵌合部間の鋼矢板の表面と略
類似形の基部iと、前記嵌合部に立植したボルトを挿通
するボルト孔を有する固定部lと、これより伸びる連結
部mとよりなる第1の保護カバーAと、これに隣り合う
鋼矢板の表面と略類似形の基部jと、前記連結部mに対
向する連結部nとよりなる第2の保護カバーBとをもっ
て鋼矢板の防蝕壁となし、保護カバーAを鋼矢板面に施
した防蝕層上へ当接すると共に、ナットにて嵌合部のボ
ルトを締結して固設し、次いで保護カバーBは両カバー
の連結部m、n同士を締結して防蝕壁を形成することを
特徴とする鋼矢板の防蝕被覆構造。 - (2)請求項第1項記載の鋼矢板の防蝕被覆構造におい
て、防蝕壁が海側に向かって凸の鋼矢板面に、この鋼矢
板面と類似形の基体iと、その両端が嵌合部に立植され
たボルトが挿入される孔を有する固定部lと、これより
伸びる連結部mとよりなる保護カバーAと、海側に向か
って凹の鋼矢板面にはこの矢板面と類似形の基体jと、
その両端に連結部nを備えた保護カバーBとよりなる鋼
矢板の防蝕被覆構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9174990A JPH03290516A (ja) | 1990-04-05 | 1990-04-05 | 鋼矢板の防蝕被覆構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9174990A JPH03290516A (ja) | 1990-04-05 | 1990-04-05 | 鋼矢板の防蝕被覆構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03290516A true JPH03290516A (ja) | 1991-12-20 |
Family
ID=14035183
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9174990A Pending JPH03290516A (ja) | 1990-04-05 | 1990-04-05 | 鋼矢板の防蝕被覆構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03290516A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5360295A (en) * | 1993-08-26 | 1994-11-01 | Isacksen Jeffrey D | Plastic sheath for wood bulkheads |
JP2006297287A (ja) * | 2005-04-21 | 2006-11-02 | Shibata Ind Co Ltd | 遮水壁の構築方法 |
US11274411B2 (en) * | 2018-07-10 | 2022-03-15 | Edelman Projects Pty Ltd | Wall protection assembly |
-
1990
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