JPS625912A - 新規なテトラピロ−ル医薬用組成物 - Google Patents

新規なテトラピロ−ル医薬用組成物

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JPS625912A
JPS625912A JP61100302A JP10030286A JPS625912A JP S625912 A JPS625912 A JP S625912A JP 61100302 A JP61100302 A JP 61100302A JP 10030286 A JP10030286 A JP 10030286A JP S625912 A JPS625912 A JP S625912A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、光線診断および光線治療、特に人間または動
物の腫瘍および癌組織の診断および治療に有用な新規な
医薬用組成物に関するものである。
[従来の技術] ヘマトポルフィリン誘導体を投与した後に、波長範囲6
26〜636ナノメードルの強い光線を人間体内の腫瘍
および癌組織に照射して癌細胞を減少させ、ときには殺
滅することか知られている(PCT公表明細書第w08
3100811号を参照)。また、ポルフィリン、特に
プロトポルフィリンのナトリウム塩は、細胞の正常機能
を維持または増進させ、悪性腫瘍の発生、成長、転移お
よび再発を防止するのに有用であることが知られている
。特開昭51−125757号には、腫瘍抑制剤として
、ポルフィリンを使用することが述べられており、例と
して、エチオポルフィリン、メソポルフィリン、プロト
ポルフィリン、ジューテロポルフィリン、ヘマトポルフ
ィリン、コブロボルフィリンおよびウロポルフィリンが
挙げられている。
動物体内においてテトラピロールが強い感光性を有する
ことは良く知られており、多数の文献に記載されている
。例えばJ、 Intr、 Sci、 Vitamfn
ol。
27.521〜527頁、1981年;アグリカルチュ
ラル・アンド・バイオロジカル・ケミストリー(Agr
ic。
Bio、 Chem、) 、46(9)、  2183
〜2193頁、1982年;ケミカル・アブストラフ・
ン((:hem、八bst、)、、  98巻、276
頁、1983年、および88巻、6’J784m頁、1
928年などがある。
[問題点を解決するための手段]    −6本発明の
医薬用化合物はテトラピロールカルボン酸であり、自然
界に存在するテトラピロールから種々の方法で得られる
。本発明の医薬用化合物の特徴はその分子中に少なくと
も3つのカルボン酸基を有することである。
環状テトラピロールは、それらの共通の母体テトラピロ
ールとしてウロポルフィリノーゲンを有し、かつ次の環
状構造を有する。  ′上記式において分子の各位置に
は1〜20の番号が付されており、各環はA’、B、C
およびDによって示されており、これらの環には上記環
構造のベルヒドロ−1例えばジヒドロ−およびテトラヒ
ドロ誘導体、例えば二重結合が1つ以上欠けている化合
物も含まれる。この環状構造には4つのピロール環が存
在し、ピロール環はその環のα−位置でメチン基、即ち
−C11=によって結合されている。
本発明の化合物は、この明細前において便宜的にテトラ
ビロールの誘導体として表されているか、理解されるよ
うに「テトラビロール」という用語は上記の特徴的な環
状構造を存する化合物、それに対応するペルヒドロ誘導
体を包含する。
本発明において用いられるすべてのデトラピロールは、
種々の手段および種々の方法により天然のテトラビロー
ルから誘導される。天然のテトラどロールは共通の原種
としてウロポルフィリノーゲン■、即ち架橋結合位置で
還元したヘキサヒドロポルフィリンを含む。好ましいテ
トラピロールカルボン酸は、テトラピロール中に少なく
とも3つのカルボン酸基を有するものであり、それらは
望ましくは非対称的にポルフィリン環に結合している。
すなわち、カルボン酸基は、分子の環へおよびBの側に
存在するか、あるいは、分子の環CおよびDの側に存在
する。
本発明においては、下記の式で表わされる化合物および
医薬として許容し得るそれらの塩が特に好ましい: E 式中、×は水素、ビニル、エチル、アセチルまたはフォ
ルミル基、Yはメチルまたはフォルミル基:Mはメチル
基、およびEはエチル基である。
テトラビロール類の化合物は第1表に例示されており、
この表においてはテトラビロール環構造の各位置の番号
が用いられ、記載されている各置換基の位置を示してい
る。環内における二重結合の不在に関しては、項目「ジ
ビドロ」の下に二重結合の不存在箇所を示す各組の数字
(環の位置)で示す。
本発明の前記化合物は酸あるいは塩基と塩を生成する。
塩基により牛しる塩と同様に、酸性塩は最終生成物の精
製および/または分atに特に有用である。しかし、塩
基性塩は以下に示すように、診断および治療に特に有用
である。
酸性塩は、種々の酸、例えば、塩酸、臭化水素酸、硝酸
および硫酸のような鉱酸、並びにトルエンスルホン酸お
よびペンセンスルホン酸のような有機酸によって生成す
る。
塩基性塩としては、例えば、ナトリウム、カリウム、カ
ルシウム、マグネシウム、アンモニウム、トリエチルア
ンモニウム、トリメチルアンモニウム、モルホリンおよ
びピペリジンの塩等かある。
酸性塩および塩基性塩は、酸または塩基の水溶液中に選
ばれたテトラピロールを溶解し、この溶液を蒸発乾固す
る簡単な方法によって生成する。
また、テトラピロールは、例えば金属塩との反応により
、金属錯体に転化することもできる。
マグネシウム錯体は同じ目的のために有用なものである
゛′線診断および゛線治療 本発明の組成物は腫瘍、癌および悪性組織(以下「腫瘍
」と称する)の光線診断および光線治療に有用である。
腫瘍のある人間または動物、すなわち哨乳動物に本発明
の組成物を投与して、適切な光線または電磁波を照射す
ると、この化合物は、光、即ち蛍光を発生する。これに
より腫瘍の存在、位置および大きさを測定できる。即ち
これが光線診断である。
適切な波長および強度を有する光を腫瘍に照射すると、
上記化合物は活性化され、腫瘍に対して細胞死減作用を
及ぼす。これを「光線治療Jという。
光線診断および光線治療に使用する化合物は、理想的に
は次の性質を有していなければならない:(a)光線に
よって活性化されない場合、および光線によって活性化
されるまでの間、正規の治療投与量において無毒である
こと; (b)選択的に光線活性であること: (c)光線または電磁波を当てたとき、特異的な、かつ
測定可能な蛍光を発生すること; (d)光線または電磁波を当てたとき、腫瘍に対して細
胞死減作用を及ぼす程度まで活性化すること;および (e)治療後、容易に代謝または排出されること。
これまでの試験によると、本発明の新規な組成物に用い
る化合物は上記特性を有すると共に、更に生理的p)l
の水に適度な溶解性を有するという特徴がある。
前記の化合物は、従来の他のテトラピロールよりも、腫
瘍中で強い蛍光を発生する。これらの化合物を使用する
と、腫瘍の周囲の正常組織と比較して腫瘍部分は最大の
コントラストを示す。本発明の化合物は600〜800
ナノメートルの好適な範囲内における光線治療用活性エ
ネルギーを吸収し、また、好ましい化合物は620〜7
60ナノメートルの範囲内における光線、即ち光線治療
目的のために腫瘍にエネルギーをより容易に浸透させる
長い波長の光線を吸収する。
現在までの経験によれば、本発明の化合物は、腫瘍全体
にわたって均一に分布し、そのために投与量をかなり少
なくすることができる。投与量を少なくできることは、
もし上記化合物が排出されなくても、宿主(host)
の光線感作を低下することになる。また、これらの化合
物は、より安定した蛍光を発生する。一方、従来のテト
ラピロールのいくつかは、ばらつきのある蛍光特性を示
し、あるいは、蛍光が宿主内において日によって変化す
る。
本発明の組成物は広範囲にわたる腫瘍の診断および治療
に使用することができる。腫瘍の例としては、胃癌、腸
瘍、肺癌、乳癌、子宮癌、食道癌、卵巣癌、膵臓癌、咽
頭癌、肉腫、肝臓癌、膀胱癌、上顎癌、胆管癌、苦痛、
大脳腫瘍、皮膚癌、悪性甲状腺腫、前立腺癌、耳下腺の
癌、ホジキン病、多発性骨髄腫、腎臓癌、白血病および
悪性リンパ細胞腫がある。診断において唯一の要件は、
腫瘍が適切な光線にさらされた時、選択的に蛍光を発す
ることである。治療のためには、活性エネルギーが腫瘍
に浸透しなければならない。診断の場合は短い波長の光
線が用いられるが、治療目的の場合、腫瘍組織への浸透
を容易にするために長い波長の光線が使用される。従っ
て、テトラピロールの各特性によるが、診断のためには
360〜760ナノメートルの光線が使用され、治療の
ためには620〜760ナノメートルの光線が用いられ
る。
光線は、化合物が診断用蛍光を発生し、かつ治療用の細
胞死減作用を及ぼす程度に強いことが必要である。
光線診断用および光線治療用の照射源については限定さ
れないが、レーザービームが好ましい。
なぜならば、所望の波長範囲内において強い光線を選択
的に照射することができるからである。例えば、光線診
断の場合、本発明の化合物は人間または動物の体内に投
与され、一定の時間後に、検査すべき部位に光線を照射
する。肺、咽頭食道、胃、子宮、膀胱または直腸などの
ように患部に内視鏡を使用することが可能であれば、内
視鏡を用いて照射を行ない、腫瘍部分が選択的に蛍光を
発生する。この部分は視覚によって観察し、あるいはフ
ァイバースコープにより目によって観察し、またはCR
Tスクリーン上に映し出す。
光線治療の場合、化合物の投与後、レーザービームを石
英繊維の先端から照射する。腫瘍の表面を照射する他2
に、石英繊維の先端を腫瘍内に挿入して腫瘍の内部に照
射することもできる。照射状態は視覚により観察し、ま
たはCRTスクリーン上に映し出す。
光線診断のためには、360から760 nm間の波長
の光線が本発明のテトラピロール化合物を活性化するた
めに望ましい。当然のことながら、各化合物には特定の
最適活性化波長がある。光線診断のためには、長い波長
の光線を放出する紫外線ランプが特に望ましい。光線治
療のところですでに述べた方法と同様にして、処置を施
した腫瘍を観察することができる。
本発明の新規な組成物に含まれる化合物の投与量は、所
望の効果、即ち診断のためか、または治療のためかによ
って相違する。診断のためには、1 m37kgの僅か
な量で効果的であり、約20 mg/kgまでの投与量
が用いられる。治療のための投与量は通常約0.5 m
g/kgである。勿論、診断または治療に対する投与量
は、本発明化合物の有利な特性から、広い範囲にわたっ
ている。20 mg/kgまでの投与量を用いた実験に
おいて、実験動物は本発明の化合物によって死亡するこ
とはなかった。
診断および治療の両方に対して、本発明の化合物は、経
口的に、あるいは静脈内または筋肉内を経て投与するこ
とができる。これらは、好ましくは塩基性塩、例えば、
ナトリウム塩の形で凍結乾燥した無菌の、発熱性物質を
含まない化合物として製剤することができる。好ましい
製剤形態は、注射可能な(等根性の)溶液である。
本発明の化合物を含む腫瘍の治療に用いられる照射源と
しては、フィルターを通した強力な連続光源、励起した
色素または他のレーザー、および送光システムがある。
上記の照射源は次の範囲内において実施することができ
る: すなわち、620〜760 nmの波長において、20
〜500mW/cm2の照射強度で、少なくとも500
 mWの全出力で行なう。現在市販されているいくつか
のレーザーはこれらの基準を満足するものである。
本発明のテトラピロールは文献に見られる種々の合成方
法により製造することができる。即ち、クロリンe6 ウィルスタッタ−、アール、  (Willstatt
er、 R,)およびストール、ニー、 (Stoll
、八、)共著;インベスティゲイションズ・−オン・ク
ロロフィル(Investigations on C
hlorophyll :クロロフィルの研究)、〔訳
者:シェルツ、エフ、エム。
(Schertz、 F、 M、)およびメルツ、ニー
、アール。
(Merz、 A、 R,) ) 、サイエンス・プリ
ンティング・プレス(Science Printin
g Press)、ペンシルバニア州ランカスター、1
928年、176頁。
ウィルスタッタ−、アール、  (Willstatt
er、 R,)およびアイスラー、エム、 (Tsle
r、 M、)共著;アナレンーデル・ヘミ−(Ann、
 Chem、)、390号、1912年、269頁。
フィッシャー +エイチ (Fisher、H,)およ
びバウムラー、アール、  (Baumler、 R,
)共著:アナレン・デル・ヘミ−(Ann、 Chem
、)、474 号−11929年、65頁。
フィッシャー、エイチ、  (Fisher、 It、
)およびシーベル、エイチ (Siebel、 If、
)共著1アナレン・チル・ヘミ−(Ann、 Chem
、)、・199号、1932年、84頁。
コナント、ジェー、ビー、 (Conant、 、J、
 B、)およびメイヤー、ダブリュ、タブリュ、 (M
ayer、 W、 W、)共著;ジャーナル・オブ・ア
メリカン・ケミカル・ソサエティー(J、 Amer、
 Chem、 Soc、) 、52号、1930年、3
013頁。
フィッシャー(Fisher)およびオース(Orl:
h)共著、「テス・ヘミ−・テス・ピロールJ (De
s Chemiedes Pyrrole :ビロール
の化学)、アカテミッシ工・フェルラツゲゼルシャフト
(AkademischeVerlazsgesell
schaft)、ライプチヒ(Leipzig)、II
巻、2部、1940゜ ポルフィリンについての一般的な参考文献[ポルフィリ
ンズ・アンド・メタロポルフィリンズJ (Porph
yrins and Met、alloporphyr
ins:ポルフィリンとメタロポルフィリン)、ケビン
・エム。
スミス(Kevin M、 Sm1t、h)編、エルサ
ビア(Elsevier)1975、ニューヨーク。
本発明の化合物は選ばれた役作経路、即ち経口、静脈、
筋肉または皮下の経路から、種々の形で宿主に投与する
ことができる。
活性化合物は例えば不活性な希釈剤と共に、または同化
性可食キャリアーと共に経口投与してもよく、または硬
質もしくは軟質外被のゼラチンカプセルに封入してもよ
く、または錠剤状に圧縮してもよく、または食品に直接
混入してもよい。経口治療投与の場合、活性化合物は賦
形剤に混入す   −ることかでき、かつ消化吸収可能
な錠剤、口腔錠、トローチ剤、カプセル剤、甘味チンキ
剤、懸濁剤、シロップ、ウェファ−等の形で使用するこ
ともできる。そのような組成物および製剤は少なくとも
0.1%の活性化合物を含んでいなければならない。
組成物および製剤の含有割合は当然変化し、好都合な割
合は単位重量の約2〜約60%の範囲内にある。そのよ
うな治療学的に有用な組成物中における活性化合物の量
は、所望の投与量に達する量である。本発明の好ましい
組成物または製剤は、経口投与型単位製剤が約50〜3
00 mgの活性化合物を含むように調製する。
錠剤、I・ローチ剤、丸薬、カプセル剤等はさらに次の
ものを含むことかてきる。トラガカントゴム、アラビア
ゴム、トウモロコシデンプンまたはゼラチンのような結
合剤;リン酸二カルシウムのような賦形剤;トウモロコ
シデンプン、ジャガイモデンプン、アルギン酸等のよう
な分解代謝剤ニステアリン酸マグネシウムのような欄滑
剤:および蔗糖、ラクトースまたはサッカリンのような
甘味料を加えることができ、またはペパーミント、冬緑
油またはサクランボ香料のような香料も加えることがで
きる。投与製剤の単位形態かカプセルである時、それは
上記原料の外に液体キャリアーを含むことができる。剤
皮物質(コーティング剤)とlノで、または投与製剤の
物理的な畦位形態を変更するために、種々の他の原料を
用いることができる。例えば、錠剤、丸薬またはカプセ
ルはシェラツク、糖またはこれらの両方て被覆すること
ができる。シロップまたは甘味チンキ剤は活性化合物、
甘味料として蔗糖、防腐剤としてメチルおよびプロピル
パラベン、染料およびサクランボまたはオレンジ香料の
ような香料を含むことができる。
当然のことながら、投与単位製剤を製造する際に用いら
れる原料はいずれも薬学的に純粋であり、使用量におい
て実質的に無毒でなければならない。
さらに活性化合物は特効性製剤および配合物に混入する
こともできる。
また、活性化合物は非経口的にまたは腹腔内に投与する
こともできる。遊離の塩基または薬学的に容認可能な塩
としての活性化合物の溶液は、水中においてヒドロキシ
プロピルセルロースのような界面活性剤と混合すること
により調製することができる。分散剤もまたグリセロー
ル、液体ポリエチレングリコールおよびこれらの混合物
並びに油中において調製することができる。貯蔵および
使用の際の一般的な条件の下にあっては、これら製剤は
微生物の成長を防止するために防腐剤を含んでいる。
注射用の望ましい薬学的形態としては、無菌の水溶液ま
たは分散剤および無菌の注射可能溶液、または分散剤の
即席用無菌散剤がある。あらゆる場合、製剤は無菌状態
でなければならず、また、注射器に容易に適用できる程
度まで流動性がなければならない。製剤は製造および貯
蔵の条件の下で安定でなければならず、かつ細菌および
黴のような微生物の汚染から保護しなければならない。
キャリヤーとしては、例えば、水、エタノール、ポリオ
ール(例えば、グリセロール、プロピレングリコールお
よび液体ポリエチレングリコール等)、それらの望まし
い混合物および植物油を含む溶媒または分散媒である。
適切な流動性は、例えば、レシチンのような剤皮物質を
使用することによって、分散剤の場合には所望の粒度を
保持することによって、および界面活性剤を使用するこ
とによって維持することができる。微生物の作用は種々
の抗菌剤および防カビ剤、例えばパラベン類、クロロブ
タノール、フェノール、ソルビン酸、チメロサール等に
よって防止することができる。多くの場合、等止剤、例
えば、糖または塩化ナトリウムを含むことが好ましい。
注射可能組成物の吸収は組成物中において吸収を遅らせ
る薬剤、例えばモノステアリン酸アルミニウムおよびゼ
ラチンを使用することにより長引かせることができる。
無菌の注射可能溶液は、適当な溶媒中に上記のような種
々の他の成分と共に所定量の活性成分を混入し、さらに
必要があれば濾過殺菌を行うことにより調製する。一般
的に、分散剤は塩基性分散媒および上記成分のうちの必
要なものを含む無菌ビヒクルに種々の殺菌した活性成分
を混入することにより調製する。無菌の注射可能溶液を
調製するために用いる無菌散剤の好ましい調製方法は、
あらかじめ無菌濾過した溶液から、活性成分およびその
他の望ましい成分の粉末を生成する、減圧乾燥および凍
結乾燥技術である。
本発明の新規な化合物は、宿主の腫瘍に対して、それが
内部に生じたものあるいは外部に生じたもののいずれで
も、局所性組成物として直接適用することができる。例
示的な組成物としては、溶媒、特に水性溶媒、さらに好
ましくは水を用いた新規化合物の溶液がある。別な態様
として、局所性組成物を特に皮膚の腫iに用いる場合、
本発明の新規な化合物は、この目的のために一般的に使
用される通常のクリームまたは軟膏の形態に分散し、ま
たはエアロゾルの製造において一般的に使用される噴射
剤を含むスプレー溶液または懸濁液の形で使用できる。
本発明において用いられている[薬学的に許容可能な担
体」としては、すべての溶媒、分散媒、剤皮物質、抗菌
剤、防カビ剤、等止剤、吸収遅延剤等がある。薬学的活
性物質用のそのような媒質および薬剤の使用は、この技
術分野において周知である。従来のどんな媒質または薬
剤でも、活性成分と配合禁忌である場合を除けば、上記
治療組成物中において使用することが可能である。補助
活性成分もまた組成物に混入することができる。
゛容易にかつ均一に投与することができる形態として、
非経口組成物を調剤することは特に有益である。ここに
用いられている投与単位形態という用語は、治療すべき
哺乳動物に対する単位投与量として相応しい物理的に別
々の単位製剤を指称する。各単位製剤は、所望の治療効
果をもたらすように計算された所定量の活性成分を必要
な薬学的担体と共に含有するものである。本発明の新規
な化合物の投与単位製剤の形態は、(a)活性成分の独
特な特徴および達成すべき特別な治療効果、および(b
)生物体の腫瘍を治療するための活性成分を配合するた
めの技術に固有の限定要件などによって定まり、かつそ
れらにより直接左右されるものである。
以下の実施例により本発明を更に説明する。
実施例1 クロリンe6の調製 Fischer and 5tern、 Di Che
mie Des Pyrroles。
第2巻、後半、Leipsig 1940. Akad
emischeVerlagsgesellschaf
Lの91−93頁に記載された方法によりクロリンe6
を調製した。
実施例2 Fischer and St、ern、 Di Ch
emie Des Pyrroles。
第2巻、後半、Leipsig 1940. Akad
emischeVerlagsgesellschaf
tの98〜102頁に記載された方法により500 m
gのクロリンe6トリメチルエステルを調製した。クロ
リンe6トリメチルエステルを600 mlの還流アセ
トンに溶解した。400 mgの過マンガン酸カリウム
および800 mgの硫酸マグネシウムを130 ml
の水に溶解したものを、還流アセトン溶液に約1時間か
けて徐々に添加した。添加終了後、溶液を30分間更に
還流した。冷却した後、300 mlの塩化メチレンを
加え、分液漏斗中で、混合物を水により3回洗浄した。
塩化メチレンの容量を減少させ、生成物についてシリカ
ゲル上でクロマトグラフ処理を行なった。el12CI
、、中で酢酸エチルの濃度を徐々に上昇させ溶出を行な
った。溶出した最初の主たる褐色のバンドを2−デスビ
ニル−2−ホルミルクロリンe6の生成物として集めた
。収量は94 mgであった。
生成物を還流するローブロバノール(0,1ml、7m
g)に溶解し、6倍当量のIN K叶を添加してけん化
を行なった。三カリウム塩を濾過し、n−プロパツール
で洗浄し、減圧下で乾燥し、続いて2−ホルミルクロリ
ンe6を得た。
実施例3 ジューテロクロリンe6(2−デスビニルクロリンee
)の調製 Fischer and 5tern、 Di Che
mie Des Pyrroles。
第2巻、後半、Leipsig 1940. Akad
emischeVerlagsgesellschaf
tの104頁に記載された方法によりジューテロクロリ
ンeat’リメチルエステルを調製した。次に還流ロー
ブロバノール(0,1m!/mg)に溶解し、6倍当量
のIN K叶を加えて[・リンチルエステルを加水分解
し遊離の状態にした。冷却した後生成物をカリウム塩と
して濾過により集め、減圧下で乾燥した。
実施例4 Fischer and 5tern、 Di Che
mie Des Pyrroles。
第2巻、後半、Leipsig1940. Akade
mischeVerlagsgesellschaft
の185頁に記載された方法により2−アセチルクロリ
ンe6トリメチルエステルを調製した。次に還流n−プ
ロパツール(0,1ml、7mg)に溶解し、6倍当量
のIN K叶を加えてトリメチルエステルを加水分解し
遊離の状態にした。
冷却した後、生成物をカリウム塩として濾過により集め
、減圧下で乾燥した。
実施例5 メソクロリンe6の九゛1 Fischar and 5tern、 Di Che
mie Des Pyrroles。
第2巻、後半、Leipsig 1940. Akad
emischeVerlagsgesellschaf
tの102頁に記載された方法によりメソクロリンe6
トリメチルエステルを調製した。
次に還流n〜プロパツール(0,1ml/mg)に溶解
し、6倍当量のIN KOHを加えてメンクロリンe6
トリメチルエステルを加水分解し遊離の状態にした。
冷却した後、生成物をカリウム塩として濾過により集め
、減圧下で乾燥した。
化合物の物理的特性(相対極性)を標準クロマトグラフ
システムによって測定した。クロマトグラフデータ(R
f値)はベーカ−(Baker)シリカゲル−〇18薄
層クロマトグラフプレート、粒径は20μm、およびコ
ーティングの厚さは200μIである。このクロマトグ
ラフ試験の溶媒系は75%のメタノールおよび25%の
0.01 Mリン酸カリウム緩衝液(pif 6.85
 )である。化合物は、はぼ中性のpHおよび最低の塩
濃度で、ナトリウム塩としてプレート上にスポットし乾
燥した。各種の誘導体のR,値を第2表に示す。また、
分光分析データを第3表に示す。
第  2  表  Rf 値 化合物     R。
クロリンes             O,662−
ホルミルクロリンes       O,742−アセ
チルクロリンes       O,71ジユーテロク
ロリンes        O,79メソクロリンe6
0.69   。
第 3 表 分光吸収データ (溶媒は全てp−ジオキサンである) メンクロリン66      651    3992
−アセチルクロリンea   712.683 410
2−ホルミルクロリンee   687    412
ジユーテロクロリンes    653    398
クロリン66        666    402実
施例6 移植可能な腫瘍、モリス・ヘパトーマ(MorrlsH
epatoma) 7777を使用してバッファ 0−
 (Baffalo)ラットにおける光線治療実験を行
なった。腫瘍を大腿の外側皮下に移植した。治療中、腫
瘍の大きさは直径1〜2.5 cmの範囲であった。
一般的な治療方法は次の通りである。次のようにして調
製したクロリンの溶液をラットに注射する: 20 m
gのクロリンのナトリウム塩をl mlの0.9tNa
C1中に溶解した。次にラットをエーテル麻酔している
間に、外側頚部を通してクロリン溶液を静脈注射した。
注射した溶液の容量は、この実験の場合、重量対重量基
準で、ラットの体重および有効成分の投与量に基づいて
計算した。所定時間の経過後光線治療を行なった。
ラットの光線治療は麻酔せずに行なった。ラットを押え
つけて治療部位の毛を除去し、クーパー・オーロラ(C
ooper Aurora)アルゴン励起波長可変色素
レーザーからのレーザー光線により治療した。
上記レーザーには、カリフォルニア州すンタ・バーバラ
(Santa Barbara) 、D、 R,D、:
Iンサルティング(Consulting)のダニエル
・トイロン博士(Dr、 Daniel Doiron
)によって開発されたマイクロレンズに連結した光学繊
維光線伝送システムが備えられていた。
上記レンズは、レーザービームを分散させ、入射光束領
域全体にわたって光度の均一な光線を環状に分布させる
。光線の波長はハートリッジ(Hartridge)反
転分光器を用いて調節した。光度はイエロー・スプリン
グス・インストルメント(Yellow Spring
s Instrument)のモデル65Aの線量計を
用いて測定した。
上記マイクロレンズは、照射直径が1.5 cmになる
ようにラットの皮膚から離して配置し、光束はレーザー
の出力を制御することによって変化させた。
照射後ラットを檻に戻し、24時間後に250μmの0
.996Nailに溶解した14m−gのエバンス・ブ
ルー(Evans Blue)色素を外側頚静脈内に投
与した。
注射して2時間後に、ラットを殺し、腫瘍を横断切開し
た。腫瘍壊死の範囲は、色素の取り込み[M、 C,B
erenbaum、ブリティッシュ・ジャーナル・オブ
・キャンサー゛(Br、 J、 Cancer) 、 
45巻、1982年、571頁]がないことにより決定
し、腫瘍の壊死横断面の深さはmm単位で記録した。
以下の実験結果の要約には、波長の範囲、投与量、光度
、および治療までの時間が記載されている。これは上記
の新規な薬剤を用いて光線治療を行なうための最適条件
を決定するために必要であった。最適条件は決定された
が、腫瘍に対して測定可能なかなりの損傷を与えた。
エバンス・ブルー法の効力検定によれば、組織の損傷は
腫瘍組織に対して選択的に起り、正常な皮膚が腫瘍の上
にかぶさっている場合、および治療領域が正常な筋肉組
織のかなりの範囲で重なっている場合でさえ、殆ど全て
の場合において、組織の損傷が選択的に行なわれた。
表には光線力学治療のデータを示す。第2欄には、1 
cm2当りのジュール換算の光線全投与量を示す。第3
欄には、ラットの体重] kg当りのミリグラムに換算
したクロリン投与量を示す。第4欄には、薬剤投与とレ
ーサー光線治療との間の経過時間を示す。第5欄には、
治療光線の波長をナノメートル申位で示す。第6欄には
、治療光線の光度をI cm2当りのミリワットn1位
で示す。第7欄には、腫瘍組織の壊死の平均的深さ又、
即ち皮膚に隣接している腫瘍の壊死先端部より皮膚から
最も離れた腫瘍の壊死端縁部まての距離をミリメートル
即位で示す。
S、dは父の標準偏差である。
(n)はこの実験に関与した腫瘍すなわち脚部の数であ
る。
第8欄には、各群ごとの壊死の深さの範囲なミリメート
ル単位で示す。
クロリンe6を前記の方法により投与した。その結果を
表に示す。
以下の薬剤を使用し、上記と同様な方法により同様な結
果が得られた: メンクロリンe6、バクテリオクロリンe6.2−デス
ビニルクロリンe6.2−アセチルクロリンe6.2−
フォルミルクロリンe6、およびロジンg7実施例7 後脚外側に移植したモリス・ヘパトーマ7777の皮下
腫瘍を有する雄のバッファロー・ラット(体重約200
g)に、外側頚部からクロリンe6およびホトフリン1
1f*)を投与量200 mg/kgで静脈注射した。
24時間後、腫瘍の上の毛を除去し光線治療を開始した
注、 (I+1ホトフリy n (Photofrin
 TI)は精製ヘマトポルフィリン誘導体()IPD)
の商品名である。New York%1Buffaro
、 Rostvell ParkのOncology 
Re5earch and Developmentか
ら得られる。
クーパー・オーロン・アルゴン励起波長可変色素レーザ
ーから光線を照射した。上記レーザーには、カリフォル
ニア州すンタ・バーバラのり、R,D。
コンサルティングのダニエル・トイロン博士によって開
発されたマイクロレンズを石英繊維を経て結合した。上
記レンズの光学的性質は、光線が円形のパターンになっ
て、照射部位に均一にレンズから光を放出するものであ
る。照射部位の直径はレンズからの距離の関数である。
治療部位の光度はイエロー・スプリングス・インストル
メントのモデル85Aの線量計を用いて測定した。全て
の実験において、腫瘍上で可能な限り中心を合わせ、直
径1.5 cmの皮膚を照射した。
全ての場合において、強度IQQ mW/cm2で照射
量が20ジユ一ル/cm2になるように照射lノた。ク
ロリンe6を投与したラットは、スペクトルの赤領域に
おける吸収ピークに正確に合わせて、6fi5 nmの
光線で治療した。ホトフリンIIを投与したラットは6
30 nmの光線で治療した。これは、文献に記載され
ているホトフリンIIおよびその前駆体であるHPDま
たはホトフリン■を使用した光線力学治療実験における
体勢に従ったものである。光線の波長はハートリッジの
反転分光器を使用してI r+m単位で測定した。
光線治療の24時間後、14 mgのエバンス・ブルー
色素を各ラットに静脈注射した。更に2時間後ラットを
殺し、光線治療部位の中心に沿って垂直に切断した。
影響を受けていない腫瘍は正常細胞と同様に青色に染色
された。壊死した部分の外観は白色または赤色であった
。カリパスを用いて、0.5 mmの単位で腫瘍全体お
よび壊死部分の垂直および水平方向の寸法を測定した。
19の腫瘍について、クロリンe6と光線の効果を調べ
、22の腫瘍についてホトフリン■と光線の効果を調べ
た。
クロリンe6につき以下のデータを得た治療した腫瘍の
数       19 治療後壊死が発生した腫瘍の数 17 平均  標準偏差 腫瘍壊死の平均中   12.2  ± 4.7 mm
腫瘍壊死の平均深さ  4.6  ± 1.4 mm治
療群の腫瘍の寸法: 平均  標準偏差 腫瘍の断面の中    13.4  ± 5.7 +n
m腫瘍の断面の深さ   7.8  ± 2.7011
11ホトフリンIIにつきL下のデータを得た治療した
腫瘍の数       22 治療後壊死が発生した腫瘍の数 9 平均  標準偏差 腫瘍壊死の平均中   4,5  ± 3.2 mm腫
瘍壊死の平均深さ  2.4  ± 1.0 mm治療
群の腫瘍の寸法: 平均  標準偏差 腫瘍の断面の巾    17.0  ± 6.4 mm
腫瘍の断面の深さ    9.2  ± 3.3 mm
実施例8 以下のようにして治療および評価を行なった。
SmT−F移植腫瘍を、後脚部あるいは側部に有する鼠
(DBA/2 tla Ros−d+Ha)の外側頚部
に静脈注射しあるいは腹膜腔内に光感作性薬剤を投与し
た。
投与後所定の時間が経過してから、腫瘍の表面の毛を剃
り光線治療を行なった。
カリフォルニア州すンタ・バーバラのり、R,D、コン
サルティングのダニエル・トイロン博士が開発したマイ
クロレンズシステムを、石英繊維にて結合した、クーパ
ー・オーロン・アルゴン励起波長可変色素レーザーから
レーザー光線を照射した。
このレンズの光学的性質は、光が環状になってレンズか
ら出て被照射部全体にわたって均一な強さの光線を与え
る。被照射部の直径はレンズからの距離の関数である。
光度は、イエロー・スプリングス・インストルメントの
モデル65 Aの線量計を用いて治療部位において測定
した。全ての実験において、できるだけ腫瘍に中心を合
わせ、直径1.5 cmの皮膚を照射した。 動物群に
ついて、光度、波長および照射光量をデータ中に記載し
た。ハートリッジ・リバージョン・スペクトロスコープ
を使用し、記載した価に対してl nm以内の精度で波
長を調整した。
照射24時間後に、5 mgのエバンス・ブルー色素を
静脈注射した(1)。更に2時間の後、鼠を殺し、光線
治療部位の中心に沿って、腫瘍を横断切開した。影響を
受けない腫瘍は、影響を受けない正常な皮膚と同様に青
色に染色された。壊死あるいは影響を受けた部分の外観
は白色または赤色であった。腫瘍全体および影響を受け
た部分について、水平および垂直に、カリパスを用いて
、はぼ0.5 mmまで測定した。以下の表に、各化合
物についての結果を示す。
(専’  MJ、Berenbaum、  Br、  
J、  Cancer、  45:  571第5表 化 合 物      2−アセチルクロリンe61 
グループNo、    74    74    74
    742開始口 3鼠 No、  3  2  1  44性    維
  雄  雄  雄 5鼠重量 22.8 2L7 24,8 22.56投
与M100.0 100.0  +00.0 100.
07 方    法   iv     iv    
 iv     iv8 時    間   24.0
   24.0   24.0   24.09腫瘍タ
イプ  SMT−F   SMT−F   SMT−F
   SMT−Flo  腫瘍の位置   右脚   
右脚   右脚   右脚II光強度 200.0 2
00.0 200.0 200.012光投与量 30
0.0 300.0 300.0 300.013  
波    長  680    680    680
    68014投与日 15長さ l   1.10 1,15 1,10 1
.7016幅  ]  0.70 0.70 0゜65
 0.7017深さ I  O,450,600,65
0,5018殺傷日 19長さ 2 0.70  +、20 1.10 1.
5520幅  2 0,55 0,80 0.60 1
.2021深さ 2 0,50 0,55 0,50 
0.8022長さ 3 0,55 0,00 0.00
 0.0023幅  3 0,55 0,00 0.0
0 0.0024深さ 3 0,15 0,00 0.
00 0.0025  注            効
果   効果   効果なし   なし   なし 第6表 化 合 物:    2−ホルミルクロリンe61 グ
ループNo、    7]、    7]    7]
    7]    7]2開始日 3鼠 No、  +  2 3 4 54 性    
    雌   雌   雌   雌   雌5鼠重!
!  20,0 20.8 20,4 17,8 20
.66投与量 100.0100.0100.0 +0
0.0100.07 方    法   iv    
iv    iv    iv    iv8 時  
  間   24.0  24.0  24.0  2
4.0  24.09腫瘍タイプ  SMT−F  S
MT−F  SMT−F  SMT−F  SMT−F
lo  腫瘍の位置   右脚  右脚  右脚  右
脚  右脚11光強度 200.0200.0200.
0200.0200.012光投与量 300.030
0.0300.0300.0300.013  波  
  長  690  690  690  690  
69014投与日 15長さ I  O,700,950,801,101
,3016幅  !  0.25 0,60 0.50
 0.70 0.8017深すI  O,200,40
0,200,300,6018殺傷日 19長す2 0.55 1.+0 0.95 1.30
 0.0020幅  2 0.45 0,95 0.6
0 1,00 0.0021深さ 2 0.20 0.
45 0.40 0.50 0.0022長す3 0.
55  +、10 0.95 1.30 0.0023
幅  3 0.45 0,95 0.60 1.00 
0.0024深さ 3 0.20 0.40 0.25
 0.45 0.0025  注        金兄
  同左  同左  フラウン  照射化皮H1ブラウ
ン     スキン    タE亡損傷    スキン
    1.0X O,7x     O,7x      1.0cm0
.7cm    0.65cm 第7−1表 化 合 物:       クロリンe61 クループ
No、    89   ’69   69   69
   692開始日 3鼠 No、  I  2 3 4 54 性    
    雌   雌   雌   雌   雌5鼠重量
 23.8 21.2 21.8 22.5 21.9
6投与量 100.0100.0100.0100.0
100.07 方    法   iv    iv 
   iv    iv    iv8 時    間
   24,0  24.0  24.0  24.0
  24.09腫瘍タイプ  SMT−F  SMT−
F  SMT”F  SMT−F  SMT−Flo 
 腫瘍の位置   右脚  右脚  右脚  右脚  
右脚11光強度 200.0200.0 ’200.0
200.0200.O12光投与量 300.0300
.0300.0300.0300.013  波   
 長  665  665  865  865  6
6514投与日 15長さ I   O,650,601,000,50
1,1016幅  1 0.65 0,60 0,85
 0,60 0.8517深さ ]  0.30 0,
25 0.45 0.40 0.4018殺傷日 19長さ 2  1.40 1.30 1,10 0,
40 1.1520幅  2 1,00 0.95 0
,90 0,40 1.0021深さ 2 0.55 
0.45 0,50 0.20 0.5022長さ3 
 1.00 0.70 0,80 0,40 0.80
23幅  3 0,90 1,00 0.40 0,4
0 0.5024深さ 3  0.35 0,30 0
,20 0,30 0.2025  注       
 ブラウン   同左  同左  同左  同左スキン
   0.65x    O,55x    O,70
x    0.8xO,9x   0.65cm  0
.5cm  0.65cm  0.75cm1.1cm
   バッチイ   投与にエフェクト  トラブルあ
り 第7−2表 化 合 物:       クロリンe61 グループ
No、    69   69    fi9   6
9   692開始日 3鼠 No、  6 7 8 9  +04 性   
     雌   雌   雌   雌   雌5鼠重
量 2]、021.4 22.022.0 +9.36
投与量 100.0100.0100.0100.01
00.07 方    法   iv    iv  
  iv    iv    iv8 時    間 
  24.0  24.0  24.0  24.0 
 24.09腫瘍タイプ  SMT−F  SMT−F
  SMT−F  SMT−F  SMT−Flo  
腫瘍の位置   右脚  右脚  右脚  右脚  右
脚11光強度 200.0200.0200.0200
.0200.O12光投与量 300.0300.03
00.0300.0300.013  波    長 
 665  665  665  665  8651
4投与日 15長さ 1 0,85 0,90 0.70 0,7
5 0.9516幅  1 0.70 0,95 0.
50 0.55 0.7017深さ I  O,350
,450,300,500,4018殺傷日 19長さ 2 1.10 1.40 0.70 1,0
5 1.1020幅  2 0.90 1,25 0.
60 0.90 0.8021深さ 2 0.45 0
.65 0,45 0.50.0.5022長さ 3 
0.65 0,85 0.70 0.95 0.502
3幅  3 0.65 0.85 0.50 0.50
 0.8024深さ 3 0.25 0,20 0.2
5 0.30 0.2525  注         
      ブラウン          ブラウンス
キン  同左    同左スキン          
 0.7x     O,55x     O,8xO
,60x            0.7cm    
0.55cm   0.8cm0.65cm     
筋肉損傷 筋肉損傷0.6x0.2cm全死 2開始日 3鼠 No、  1 2 3 4 5 4性   雄 雄 雄 雄 雄 5鼠重量 19.420.218.823,619.9
6投与量 100.0 +00.0100.0 +00
.0100.07 方    法   iv    i
v    iv    iv    iv8 時   
 間   24.0  24.0  24.0  24
.0  24.09腫瘍タイプ  SMT−F  SM
T−F  SMT−F  SMT−F  SMT−Fl
O腫瘍の位置   右脚  右脚  右脚  右脚  
右脚11光強度 200.0200.0200.020
0.0200.O12光投与量 300.0300.0
300.0300.Q 300.013  波    
長  855  655  655  655  65
514投与日 15長さ I   O,90+、15 0.85 1.
05 1.1516幅  1 0.60 0.60 0
.60 0.45 0.5017深さ 1 0.45 
0.40 0.45 0.30 0.3018殺傷日 19長さ 2  1.20 1.15 1,10 0,
70 0.9020幅  2 0.80 1.15 0
,70 0,60 0.6021深さ 2  Q、50
 0,60 0,50 0.35 0.5522長さ 
3  1.30 115 1.10 1,50 1.2
023幅  3 0.80 1.+5 0.70 0.
75 0.7024深さ 3 0.55 0,60 0
,50 0,60 0.70第9表 化 合 物:       メソクロリンe6■ グル
ープNo、    76   76   76   7
6   762開始日 3鼠 No、  l  2 3 4 54 性    
    雄   雄   雄   雄   雄5鼠重量
 +9.421.320.124.119.26投与量
 100.0100.0100.[) 100.010
0.07 方    法   iv    iv   
 iv    iv    iv8 時    間  
 24.0  24.0  24.0  24.0  
24.09腫瘍タイプ  SMT−F  SMT−F 
 SMT−F  SMT−F  SMT−FlO腫瘍の
位置   右脚  右脚  右脚  右脚  右脚11
光強度 200.Q 200.0200.0200.0
200.O12光投与量 300.0300.0300
.0300.0300.013  波    長  6
52  652   [i52  652  6521
4投与日 15長さ I  O,451,250,951,101
,0016幅  1 0..45 0.60 0.55
 0.60 0.5517深さ 1 0.25 0.4
0 0.35 0.25 0.3018殺傷日 19長さ 2 0.35 0.60 0.95 1.0
5 0.9520幅  2 0.35 0.55 0.
65 0.55 0.6521深さ 2 0.15 0
.40 0.50 0.40 0.5522長さ 3 
0.35 0,00 0.10 0.10 0.002
3幅  3 0.35 0,00 0.10 0.10
 0.0024深さ 3 0.15 0.00 0.1
0 0.10 0.0025  注        金
兄  効果  感染      効果なし  ありと 
     なし 思われる 第5表から第9表までに示したデータを要約して次の第
10表に示す。なお、前夫の各項目の概要は以下の通り
である。
l グループNo、:試験に供した動物グループの番号 2 開始日:  試験を始めた日 3 鼠No、  :   鼠の番号 4 性:    鼠の性別 5 鼠重量:  鼠の重量(g) 6 投与量:  薬剤投与量(mg/kg)7 方法:
   薬剤の投与方法iv:静脈注射8 時間:   
投与から光線治療までの時間(hrs) 9 腫瘍タイプ:腫瘍の種類 lO腫瘍の位置:動物の体の腫瘍のある位置11  光
強度:  光線治療用光強度(mW/cm2)12  
光照射量: 光線照射量(J/cm2)13  波長:
   治療用光線の波長(nm)14  投与口:  
動物に薬剤を投与した日15  長さl:  投与口に
おける腫瘍の長さ (cm)16  幅 l:  投与
口における腫瘍の幅(cm)17  深さ1:  投与
口における腫瘍の深さ (cm)18  殺傷日:  
動物を殺した日 19  長さ2:  殺傷日における腫瘍の長さ (c
m)20  幅 2:  殺傷日における腫瘍の幅(c
m)21  深さ2:  殺傷日における腫瘍の深さ 
(cm)22  長さ3:  殺傷日において腫瘍に効
果が認められた部分の長さ (cm) 23  幅 3:  殺傷日において腫瘍に効果が認め
られた部分の幅(cm) 24  深さ3:  殺傷日において腫瘍に効果が認め
られた部分の深さ (cm) 25  注:    腫瘍を判定した結果の注釈活性成
分、すなわち上記実施例1〜8において調製したポルフ
ィリンを投与するための医薬用製剤を次のようにして調
製した: 実施例9 次の成分を下記の重量割合で配合し、錠剤用基剤を調製
した。
グユ湊 蔗糖、usp(米国薬局法)     80.3タピオ
カデンプン       13.2ステアリン酸マグネ
シウム   4.4この基剤に充分なポルフィリンを配
合し、それぞれ100 mgの活性成分を含む錠剤を製
造した。
実施例10 次の成分を含有する混合物を調製した。
ダラム リン酸カルシウム        17.6リン酸二カ
ルシウム       18.8三ケイ酸マグネシウム
、ll5P5.2ラクトース、USP        
  5.2ジヤガイモデンプン       5.2ス
テアリン酸マグネシウムA0.8 ステアリン酸マグネシウムB    O,32ポルフイ
リン          20この配合物を分割し、カ
プセル状に成形した。
各カプセルは25mgの活性成分を含んでいた。
実施例11 市販のキイチゴの香料を添加した糖シロップに] m1
当りポルフィリン40 mg相当量を加え、得られた混
合物をホモジナイザーにより均質化した。
この混合物は200 mgの活性成分を含んでおり、特
に経口投与に適したものであった。
実施例12 次の組成物の無菌溶液を調製した: 200 mgのポルフィリンのナトリウム塩を、最終濃
度が20 mg/mlになるように0.9主Na1l中
に溶解した。
この溶液は静脈内投与および筋肉内投与に望ましいもの
であった。
実施例13 ポルフィリンのナトリウム塩を、最終濃度が5 mg/
mlとなるように0.9tのNaG I溶液中に溶解し
た。炭化水素噴霧剤を入れたエアロゾルディスペンサー
に上記溶液を入れた。この製剤は局所性用途にふされし
いものである。
実施例14 金l監Ω遷1 等モルの水酸化ナトリウムを含有する水にポルフィリン
を添加し、得られた混合物を凍結乾燥することにより、
上記化合物のナトリウム塩を調製した。
このようにして、カリウム塩、カルシウム塩、およびリ
チウム塩などの他の金属塩も調製した。
漿比饗五11 上記実施例において述べたポルフィリンを、同当量の酸
、例えば塩酸を含む水溶液中に溶解することにより酸性
塩、例えば塩酸塩に転化し、この溶液を蒸発乾固して固
体の塩を得た。別な態様において、酸性水溶液の代りに
、エタノール中に溶解した塩化水素ガス、すなわちアル
コール溶液を使用することができ、溶媒を蒸発するか、
あるいは、例えば非溶媒の添加によりアルコールから結
晶化することによって酸性塩を得る。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも3つのカルボン酸基を有する少なくと
    も1種の蛍光性ポルフィリン化合物もしくは医薬として
    許容し得るその塩を含有する、腫瘍を診断および/また
    は治療するための医薬用組成物。
  2. (2)前記のポルフィリン化合物は、3つのカルボン酸
    基を有する化合物である特許請求の範囲第1項記載の医
    薬用組成物。
  3. (3)前記の3つのカルボン酸基は、ポルフィリン環に
    対して非対称的に結合している特許請求の範囲第2項記
    載の医薬用組成物。
  4. (4)下記の構造式を有する蛍光性ポルフィリン化合物
    および医薬として許容し得るその塩からなる、腫瘍を診
    断および/または治療するための医薬用組成物。 ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中、Xは水素、ビニル、エチル、アセチルまたはフォ
    ルミル基;Yはメチルまたはフォルミル基;Mはメチル
    基;およびEはエチル基である。
  5. (5)前記ポルフィリン化合物はクロリンe_6である
    特許請求の範囲第4項記載の医薬用組成物。
  6. (6)前記ポルフィリン化合物はメソクロリンe_6で
    ある特許請求の範囲第4項記載の医薬用組成物。
  7. (7)前記ポルフィリン化合物はバクテリオクロリンe
    _6である特許請求の範囲第4項記載の医薬用組成物。
  8. (8)前記ポルフィリン化合物は2−デスビニルクロリ
    ンe_6である特許請求の範囲第4項記載の医薬用組成
    物。
  9. (9)前記ポルフィリン化合物は2−アセチルクロリン
    e_6である特許請求の範囲第4項記載の医薬用組成物
  10. (10)前記ポルフィリン化合物は2−ホルミルクロリ
    ンe_6である特許請求の範囲第4項記載の医薬用組成
    物。
  11. (11)前記ポルフィリン化合物はロジンg_7である
    特許請求の範囲第4項記載の医薬用組成物。
  12. (12)少なくとも1種の前記蛍光性ポルフィリン化合
    物を含有する医薬用組成物の有効量を哺乳動物に投与し
    ;哺乳動物の診断すべき部位に適切な波長の光線を照射
    し;次に腫瘍から発生する蛍光を観察することからなる
    腫瘍の診断に使用する特許請求の範囲第1項に記載の医
    薬用組成物。
  13. (13)少なくとも1種の前記蛍光性ポルフィリン化合
    物を含有する医薬用組成物の有効量を哺乳動物に投与し
    ;哺乳動物の診断すべき部位に、前記化合物を活性化す
    るに適切な波長および充分な強度の光線を照射し;次に
    前記活性化した化合物が腫瘍に細胞殺滅効果を与えるこ
    とからなる腫瘍の治療に使用する特許請求の範囲第1項
    に記載の医薬用組成物。
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Morgan New Dyes for Photodynamic Therapy Alan R. Morgan, S. Nonis and Ashraff Rampersaud Departments of Chemistry and Medicinal Chemistry University of Toledo, Toledo, Ohio 43606

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