JPS625821Y2 - - Google Patents

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JPS625821Y2
JPS625821Y2 JP13812581U JP13812581U JPS625821Y2 JP S625821 Y2 JPS625821 Y2 JP S625821Y2 JP 13812581 U JP13812581 U JP 13812581U JP 13812581 U JP13812581 U JP 13812581U JP S625821 Y2 JPS625821 Y2 JP S625821Y2
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JP
Japan
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cutting
preheating
nozzle
cut
slider
Prior art date
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JP13812581U
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JPS5843870U (ja
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  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
  • Details Of Cutting Devices (AREA)
  • Gas Burners (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、火口を用いて断面形状がほゞ円形を
有する部材を切断する装置に関し、部材の切断面
をなめらかにすることを目的とする。
近年、鋳造品、棒材等は大型化する傾向にあ
り、鋳造品の押湯、大径の棒材等を切断する為に
火口を用いることとしている。
そして、火口を用いて各種部材を切断する場合
には、先づ火口にて切断部分を所定温度にまで予
熱しなければならないのであるが、断面形状が
ほゞ円形を有する部材においては、第1図に示す
ように火口28からの火炎は被切断物13の外表
面に沿つて逃げ、殆ど予熱を行ない得ないことと
なる。
従つて、従来は作業者が火口を持ち、予熱を行
なう場合には、火口からの火炎が被予熱部分と直
角となるように火口を位置決めし(第1図中破線
参照)、予熱完了後は火口の向きを予熱時と直角
方向を向くように位置決めし(第1図中実線参
照)、その後部材の切断速度にあわせて火口を水
平移動させるようにしている。
このようにして部材の切断を行なう場合には、
切断火口の向きを変えるとき火口の高さ、向き等
が正確に設定できないことから特に切断開始部に
おいて傷を生じやすく、火口による切断の後、研
磨作業が不可欠とされていた。
また、この欠点は、部材が大径であり、従つて
大型の火口を使用しなければならない場合におい
ては特に顕著となる。
以上の欠点を解消させる為に、火口の移動を機
械的手段にて自動的に行なおうとすれば、火口を
三次元方向に駆動する機構を具備するとともに、
火口を回動させる機構を具備することが要求され
るのみならず、予熱完了後の火口を切断動作開始
位置まで短時間で移動させなければならず、構成
が極めて複雑化し、コストアツプの原因ともな
る。
本考案は、切断火口と予熱火口とを用い、両者
を選択的に作動させるようにして上記の欠点を解
消したものであり、以下実施例を示す添付図面に
よつて詳細に説明する。
第2図は本考案の切断装置を示す平面図であ
り、予熱火口駆動部1と、切断火口駆動部2と、
両駆動部1,2を制御する制御部3とから構成さ
れている。
予熱火口駆動部1は、基台4上に立設した一対
宛の支柱5,5,6,6間に横架した互に平行な
第1案内杆7,7と、該第1案内杆7,7に夫々
スライド可能に支持させた第1スライダー8,8
と、該第1スライダー8,8間に横架した上下に
平行な第2案内杆9,9と、該第2案内杆9,9
にスライド可能に支持させた第2スライダー10
と、該第2スライダー10に挿通支持させた昇降
杆11と、該昇降杆11の下端部に固着した予熱
火口12とから構成されており、第1スライダー
8,8、第2スライダー10及び昇降杆11を自
由に移動させ、位置決めすることにより、予熱火
口12を被切断部材13の予熱位置に正対させる
ことができる。
尚、14は第1案内杆7に刻設したラツクであ
り、第1スライダー8に内蔵したモータ(図示せ
ず)に固着したピニオン(図示せず)と噛み合つ
て第1スライダー8を往復動させるものである。
また15は第2案内杆9に刻設したラツクであ
り、第2スライダー10に内蔵したモータ(図示
せず)に固着したピニオン(図示せず)と噛み合
つて第2スライダー10を往復動させるものであ
る。また16は昇降杆11に刻設したラツクであ
り、第2スライダー10に内蔵したモータ(図示
せず)に固着したピニオン(図示せず)と噛み合
つて昇降杆11を上下動させるものである。ま
た、予熱火口12は図示しない燃料供給部と連通
されており、更に前記モータには夫々制御部3の
出力信号が印加されている(第3図参照)。
切断火口駆動部2は、基台4上に立設した対の
支柱17,17,18,18間に夫々横架した互
に平行な第3案内杆19,19と、該第3案内杆
19,19に夫々スライド可能に支持させた第3
スライダー20,20と、該第3スライダー2
0,20間に横架した上下に平行な第4案内杆2
1,21と、該第4案内杆21,21にスライド
可能に支持させた第4スライダー22と、該第4
スライダー22に挿通支持された昇降杆23と、
該昇降杆23の下端部に固着した切断火口24と
から構成されており、第3スライダ20,20、
第4スライダー22及び昇降杆23を自由に移動
させ、位置決めすることにより、切断火口24を
被切断部材13の被切断位置に正対させることが
できる。
尚、25は第3案内杆19に刻設したラツクで
あり、第3スライダー20に内蔵したモータ(図
示せず)に固着したピニオン(図示せず)と噛み
つて第3スライダー20を往復動させるものであ
る。また26は第4案内杆21に刻設したラツク
であり、第4スライダー22に内蔵したモータ
(図示せず)に固着したピニオン(図示せず)と
噛み合つて第4スライダー22を往復動させるも
のである。また27は昇降杆23に刻設したラツ
クであり、第4スライダー22に内蔵したモータ
(図示せず)に固着したピニオン(図示せず)と
噛み合つて昇降杆23を上下動させるものであ
る。また、切断火口24は図示しない燃料供給部
と連通されており、更に前記モータには夫々制御
部3の出力信号が印加されている(第4図参
照)。
そして前記第1案内杆7は第3案内杆19と平
面視して直交状になるよう位置決めされ、第2案
内杆9は第4案内杆21と平面視して直交状にな
るよう位置決めされている。
従つて、予熱火口2からの火炎と切断火口3か
らの火炎の方向は互に90度ずれた方向となる。
制御部3は、切断動作開始用スイツチ(図示せ
ず)を投入した際の信号を入力として、前記モー
タ(図示せず)を駆動し、被切断物13の最も予
熱火口12側突出部と正対する位置まで予熱火口
12を移動させ、予熱火口12から噴出される燃
料に点火することにより被切断物13を予熱する
よう構成されるとともに、所定時間の予熱動作完
了後は予熱火口12を原位置に復帰させ、同時に
前記モータ(図示せず)を駆動し、被切断物13
の予熱された端部と正対する位置まで切断火口2
4を移動させ、切断火口24から噴出される燃料
に点火し、その後は切断火口24を所定速度で第
4案内杆21,21に沿わせてスライドさせるよ
う構成されている。
尚、予熱火口12を正確に位置決めする為の構
成は例えば被切断物13の形状、基台4上の載置
位置等を予め設定値として入力し、該設定値と、
予熱火口12の位置を示すデータを比較すること
により行なうようにして成り、また、切断火口2
4を正確に初期位置に位置決めする為の構成は、
前記と同様に、被切断物13の形状、基台4上の
載置位置等を予め設定値として入力し、該設定値
と、切断火口24の位置を示すデータを比較する
ことにより行なうようにして成る。
また、予熱火口12又は切断火口24の何れか
を位置決めした時には、他方の火口を原位置に復
帰させるようにして成る。
以上の構成になる円形部材切断装置の作用は次
のとおりである。
例えば、断面形状が円形の切断部分を有する被
切断物13を、該切断部分の中心線が基台4の中
心と一致するよう位置決めし、制御部3のキーボ
ード等(図示せず)を操作して切断部分の半径、
切断部分の中心が基台4の中心と一致しているこ
と等を示すデータを入力し、その後切断動作開始
用スイツチ(図示せず)を投入する。
該スイツチを投入すれば、予熱火口12の現位
置を示すデータと、前記入力されたデータをもと
にして得られた設定値とを比較し、両者の差信号
が前記モータに印加されるので、予熱火口12を
被切断物13の予熱すべき部分と正対する近傍位
置まで移動させることができ、その後、予熱火口
12から噴出される燃料に点火することにより予
熱動作を行なうことができる。また、この予熱動
作時間は、被切断物13の材質、大きさ等によつ
て変化させる必要があるので、前記入力データを
もとにして予熱動作時間を決定する。
予熱動作時間経過後は、予熱火口12からの燃
料噴出を停止させる等の手段にて、予熱動作を終
了させるとともに、前記モータ(図示せず)を逆
方向に作動させて予熱火口12を原位置に復帰さ
せる。
また、同時に前記モータ(図示せず)を作動さ
せることにより切断火口24を切断動作開始位置
にまで移動させ、切断火口24から噴出される燃
料に点火することにより被切断物13の切断動作
を行なう。そして切断火口24を第4案内杆2
1,21に沿わせて所定速度(被切断物13の材
質、直径等により決定される値であり、端部を切
断するときは早く、中央肉厚部を切断するときは
遅くする必要がある。)で移動させることにより
被切断物13の断面円形部分を切断することがで
きる。
その後は前記モータ(図示せず)を逆方向に作
動させることにより切断火口24を原位置に復帰
させ、以て次回の切断動作に備える。
以上は断面形状が円形の部分を切断する実施例
について説明したが、必ずしも断面円形には限定
されず、断面橢円形等適宜形状の部分をも、前記
と同様にして効果的に切断することができる。ま
た、切断部分が方形等の場合には、切断火口のみ
を作動させることとすればよい。
以上のように本考案は、予熱火口と切断火口と
を用い、予熱火口を作動させて断面形状がほゞ円
形の被切断部分のうち切断開始位置を予熱した
後、切断火口を作動させて被切断部分を切断する
ようにしたので、予熱火口及び切断火口は共に三
次元的に移動可能に構成するのみでよく、装置全
体として廉価にすることができるのみならず、両
火口の制御を正確に行なうことにより切断面をな
めらかに形成し得る等特有の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来方法による被切断物の切断状態を
示す簡略化平面図。第2図は本考案の円形部材切
断装置を示す平面図。第3図は予熱火口駆動部1
を示す簡略化正面図。第4図は切断火口駆動部2
を示す簡略化側面図。第5図は制御部を示すブロ
ツク図。 1……予熱火口駆動部、2……切断火口駆動
部、3……制御部、4……基台、12……予熱火
口、13……被切断物、24……切断火口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 予熱火口と切断火口とを夫々基台上に直交して
    配した2本の摺動可能な案内杆に摺動且つ上下動
    可能に取り付け、3次元的に位置調節可能とする
    と共に、両火口をデータ入力に応じて移動・作動
    させる制御部を設け、切断火口を予熱火口からの
    予熱火炎の向きと直交して移動させ、基台上に載
    置した被切断物を切断するようにしたことを特徴
    とする円形部材切断装置。
JP13812581U 1981-09-16 1981-09-16 円形部材切断装置 Granted JPS5843870U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13812581U JPS5843870U (ja) 1981-09-16 1981-09-16 円形部材切断装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP13812581U JPS5843870U (ja) 1981-09-16 1981-09-16 円形部材切断装置

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Publication Number Publication Date
JPS5843870U JPS5843870U (ja) 1983-03-24
JPS625821Y2 true JPS625821Y2 (ja) 1987-02-09

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ID=29931361

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JP13812581U Granted JPS5843870U (ja) 1981-09-16 1981-09-16 円形部材切断装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2502109Y2 (ja) * 1993-06-10 1996-06-19 仁 池田 ス―ツケ―ス

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JPS5843870U (ja) 1983-03-24

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