JPH04319403A - セラミック成形体の成形方法 - Google Patents

セラミック成形体の成形方法

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Publication number
JPH04319403A
JPH04319403A JP8672291A JP8672291A JPH04319403A JP H04319403 A JPH04319403 A JP H04319403A JP 8672291 A JP8672291 A JP 8672291A JP 8672291 A JP8672291 A JP 8672291A JP H04319403 A JPH04319403 A JP H04319403A
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JP
Japan
Prior art keywords
slurry
ceramic molded
molded body
laser
ceramic
Prior art date
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Pending
Application number
JP8672291A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Kojima
勝 小嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH04319403A publication Critical patent/JPH04319403A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、セラミック成形体の成
形方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、セラミック成形体は、乾式プレス
、鋳込み、インジェクション等の方法により成形される
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の成形方法で
は、いずれも成形型が必要である。成形型による成形で
は、成形後に型開きを行う関係で、成形できない形状が
ある。
【0004】また、複雑な形状の成形体では、成形型の
形状も複雑になり、成形型の製作コストがかさむ。
【0005】これに対して、NC加工により成形するこ
とも考えられるが、セラミックの場合は、超硬工具が必
要で、高精度な成形が難しく、また、一品当たりの加工
コストがかさむ等、種々の問題がある。
【0006】本発明は、このような従来の問題に対処し
たものであって、成形型を用いずに、複雑な形状のセラ
ミック成形体を高精度に製造しうる成形方法を提供する
ことを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
達成するために、紫外線硬化樹脂の液中にセラミック粉
末を混入分散させたスラリーを調整し貯溜する工程と、
成形体に関して予め与えられた形状データに基づいてス
ラリー表面の所要位置に紫外線レーザを照射する工程と
、レーザ照射に関連して、レーザ照射による硬化体をス
ラリー中で微量的に下降させる工程とでセラミック成形
体の成形方法を構成した。
【0008】
【作用】上記の成形方法では、まず、紫外線レーザの照
射により、スラリーの表面部に硬化体ができる。この硬
化体は、成形すべきセラミック成形体を平行に輪切りし
たものの一つである。この輪切り状の硬化体は、スラリ
ー中で微量的に下降し、その上に、次のレーザ照射によ
り、輪切り状の硬化体が積み重ねられる。このように、
レーザ照射と下降とを繰り返すことで、輪切り状の硬化
体が順次積み重ねられて、スラリー中に所要の形状のセ
ラミック成形体が成形される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の詳細を図1および図2に示す
一実施例に基づいて説明する。図1は、本発明の成形方
法の実施に供する成形装置の構成図であり、図2は、前
記成形装置での成形状態を示すセラミック成形体の外観
斜視図である。
【0010】本発明の成形方法の実施に供する成形装置
は、図1に示すように、スラリー1の貯溜槽2と、支持
台3と、昇降機構4と、紫外線レーザの照射ヘッド5と
、水平移動機構6と、制御部7と、データ読み取り機と
してのディスクドラバ8と、モニターテレビ9とを備え
ている。
【0011】スラリー1は、紫外線硬化樹脂の低粘度液
中にセラミック粉末を混入分散させたもので、予め調整
されて一定量が貯溜槽2に貯溜される。
【0012】支持台3は、貯溜槽2の内部で、スラリー
1の硬化体1aもしくはその積層体を支持するもので、
昇降機構4の駆動により下降および上昇する。
【0013】照射ヘッド5は、貯溜されたスラリー1の
表面部に硬化用の紫外線レーザを照射するものである。 この照射ヘッド5は、スラリー1の上方に下向きに配置
されて、水平移動機構6の駆動により水平面内を2軸方
向に移動する。
【0014】制御部7は、成形すべきセラミック成形体
に関し予め与えられた形状データに基づいて、照射ヘッ
ド5、水平移動機構6および昇降機構4の動作を制御す
るもので、この例では、ディスクドライバ8を介してデ
ィスクDから所要の形状データを取り込むようになって
いる。モニターテレビ9は、制御部7に取り込まれた形
状データを画像表示する。
【0015】次に、上記構成の成形装置によるセラミッ
ク成形体の成形方法を説明する。まず、紫外線硬化樹脂
の低粘度液中にセラミック粉末を混入分散させて所要の
スラリー1を調整し、これを貯溜槽2に貯溜する。
【0016】一方、制御部7には、成形すべきセラミッ
ク成形体の形状データが与えられる。成形すべきセラミ
ック成形体が、図2に示すような形状のものとすると、
そのセラミック成形体Mの形状は、これを一定の微小間
隔で平行に輪切りしたものとしてデータ化され、記憶さ
れる。
【0017】そして、スラリー1に対するレーザ照射と
、レーザ照射により生じた硬化体1aの下降とを同時的
もしくは交互に繰り返すのであるが、レーザ照射を開始
する段階では、支持台3はスラリー1の表面部に位置し
、支持台3上は薄くスラリー1で覆われている。
【0018】照射ヘッド5は、支持台3上のスラリー1
にレーザを照射しながら、スラリー1上方の水平面内を
移動する。支持台3上では、レーザの照射軌跡に沿って
スラリー1の一部が硬化する。ここで硬化した部分1a
は、成形すべきセラミック成形体Mのうち、最下層の輪
切り状部分に相当する。
【0019】このレーザ照射と同時的に、もしくはレー
ザ照射の後に、支持台3は昇降機構4の駆動により微量
的に下降する。このように支持台3が下降することで、
支持台3上の硬化体1aはスラリー1中に没し、その上
層が薄くスラリー1で覆われる。こののち、硬化体1a
の上層のスラリー1に対して次のレーザ照射が行われる
。このレーザ照射でも、スラリー1の表面部で硬化が生
じ、最下層の輪切り状硬化体1aの上に第2層の輪切り
状硬化体1aが積み重なる。
【0020】このように、レーザ照射と硬化体1aの下
降とを繰り返すことで、支持台3上に輪切り状の硬化体
1aが順次積み重ねられ、輪切り状の硬化体1aの積層
体として所要のセラミック成形体Mが成形される。この
セラミック成形体Mはスラリー1中に没しているから、
成形が済むと、支持台3を上昇させてスラリー1中から
引き上げればよい。
【0021】
【発明の効果】以上述べたように、本発明は、セラミッ
ク粉末を含む紫外線硬化樹脂を順次紫外線レーザの照射
により層状に硬化させることで、セラミック成形体を成
形するもので、成形型を必要としないから、型開きによ
る成形形状の制限がなく、三次元的に複雑な形状のもの
が成形可能であり、しかも、レーザを使用するから、高
精度の成形が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の成形方法の実施に供する成形装置の構
成図。
【図2】前記成形装置での成形状態を示す成形体の外観
斜視図。
【符号の説明】
1    スラリー 1a  硬化体 2    貯溜槽 3    支持台 4    昇降機構 5    照射ヘッド 6    水平移動機構 7    制御部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  紫外線硬化樹脂の液中にセラミック粉
    末を混入分散させたスラリー(1)を調整し貯溜する工
    程と、セラミック成形体(M)に関し予め与えられた形
    状データに基づいてスラリー1表面の所要位置に紫外線
    レーザを照射する工程と、レーザ照射に関連してレーザ
    照射による硬化体1aをスラリー1中で微量的に下降さ
    せる工程と、を含むことを特徴とするセラミック成形体
    の成形方法。
JP8672291A 1991-04-18 1991-04-18 セラミック成形体の成形方法 Pending JPH04319403A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020085925A (ko) * 2001-05-10 2002-11-18 현대자동차주식회사 블로우 금형 제작방법
CN102423899A (zh) * 2011-10-10 2012-04-25 五台县温氏澄泥制品有限公司 青铜色澄泥砚台的生产方法
CN102423898A (zh) * 2011-10-10 2012-04-25 五台县温氏澄泥制品有限公司 墨玉黑澄泥砚台的生产方法
CN104890247A (zh) * 2015-06-19 2015-09-09 蔡婷婷 熔融挤出式彩色3d打印头的混料器

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