JPH0596631A - 光学的造形方法およびその装置 - Google Patents

光学的造形方法およびその装置

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JPH0596631A
JPH0596631A JP3260905A JP26090591A JPH0596631A JP H0596631 A JPH0596631 A JP H0596631A JP 3260905 A JP3260905 A JP 3260905A JP 26090591 A JP26090591 A JP 26090591A JP H0596631 A JPH0596631 A JP H0596631A
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light transmissive
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Fumihiko Machida
史彦 町田
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Daikin Industries Ltd
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    • B29K2995/0072Roughness, e.g. anti-slip
    • B29K2995/0073Roughness, e.g. anti-slip smooth

Abstract

(57)【要約】 【目的】 光造形法による立体モデル作製の高速化およ
び形状精度の向上を達成する。 【構成】 光透過部1aを通して照射されるレーザ光に
より光透過部1aに接する領域において光硬化性樹脂2
を硬化させ、光透過部1aに超音波振動供給部4により
超音波振動を与えて光透過部1aと硬化した部分とを剥
離させ、次いで、エレベータ5を光透過部1aが離して
上記動作を反復する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は紫外線等の光線を硬化
樹脂に照射して樹脂を所望形状に硬化させることにより
立体モデルを作製する光造形方法およびその装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、作製できる立体モデルの自由
度に制約が殆どないこと、作業工数を少なくできるこ
と、立体モデル作製所要時間を短縮できること等の利点
に着目して、光硬化性樹脂を容器内に収容しておき、光
硬化性樹脂の界面に、作製すべき立体モデルの断面形状
に対応させてビーム状の光を走査して光硬化性樹脂の該
当部分のみを硬化させ、その後、硬化した光硬化性樹脂
を少しだけ後退させて上記処理を反復するようにした光
造形方法が提案されている。
【0003】図3(A)は光造形方法を実施する従来装
置の一例を概略的に示す図であり、上面が開放された容
器31の内部に光硬化性樹脂32を収容しておくととも
に、光硬化性樹脂32に浸漬された状態で下降される所
定サイズのエレベータ33を設けておき、さらに容器3
1の上方に光源34を設けている。上記エレベータ33
は作製する立体モデルよりも小さくない所定サイズに設
定されている。また、光源34は例えばHe−Cdレー
ザ、Arレーザ等の紫外線領域に発光特性を有するもの
であり、光源からの光をエレベータ33のサイズに対応
する範囲内で走査させる光学系を有しているしたがっ
て、先ず、光硬化性樹脂32の自由液面より少しだけ下
方に位置するようにエレベータ33の位置を制御し、こ
の状態において立体モデルの最下層の断面形状に対応さ
せて光源34により光を走査する。この処理により立体
モデルの最下層領域が作製される。
【0004】次いで、エレベータ33を少しだけ下降さ
せて再び光源34により光を走査し、立体モデルの次の
層の領域が作製される。以下、エレベータ33の下降お
よび光源34による光の走査を反復することにより所望
形状の立体モデルを作製できる。図4は光造形方法を実
施する従来装置の他の例を概略的に示す図であり、図3
と異なる点は、容器31の下部に透光窓31aを形成し
ている点、エレベータ33が透光窓31aから少しずつ
上昇されるようにしている点および光源34を透光窓3
1aの下方に設けた点のみである(実開平2−1533
0号公報、実開平2−15331号公報参照)。
【0005】したがって、この場合には、上下の位置関
係が逆になっている点を除けば図3の場合と同様にして
所望形状の立体モデルを作製できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図3(A)の構成の装
置を採用した場合には、光硬化性樹脂32の粘性がかな
り高いのであるから、エレベータ33を少しだけ下降さ
せた場合に、先行する硬化部分に対応して光硬化性樹脂
32の該当部分の自由液面が凹入した状態になってしま
い(図3(B)参照)、この凹入部分に光硬化性樹脂3
2が流入して自由液面が平坦になるまで長時間がかかっ
てしまう。逆に、エレベータ33を上昇させながら立体
モデルの各層を順次形成する場合には、光硬化性樹脂3
2が部分的に盛り上がり、この盛り上がり部分の光硬化
性樹脂が流下して自由液面が平坦になるまで長時間がか
かってしまう。したがって、光の照射に伴なう光硬化性
樹脂の必要部分の硬化処理自体は高速に達成できるので
あるが、自由液面が平坦になるまでの待ち時間がかなり
長いのであるから、所望の立体モデルを作製するために
必要な所要時間が著しく長くなってしまうという不都合
がある。
【0007】図4の構成の装置を採用した場合には、光
硬化性樹脂32の最下部に光を照射して所望形状に硬化
させるのであるから、エレベータ33の上昇に拘らず凹
入部または盛り上り部の発生という不都合は全く生じな
い。しかし、最新に硬化された層の下面は透光窓31a
にある程度の力で付着しているのであるから、エレベー
タ33を上昇させる前に、例えば透光窓31aと平行に
移動させて両者の付着状態を解消する必要があり、この
動作に伴なって既に硬化されている部分が変形し、作製
する立体モデルの精度が低下するという不都合がある。
また、エレベータ33を透光窓31aと平行に移動させ
る場合に、正確に元の位置にまで戻さなければならない
ので、光学的造形方法の本来の動作に付随する動作にま
で高精度の制御が必要になり、装置全体が高価になると
いう不都合がある。逆に、この精度を余り高めなけれ
ば、付着状態を解消する毎にその前後における位置がず
れてしまい、作製する立体モデルの精度が低下すること
になる。
【0008】
【発明の目的】この発明は上記の問題点に鑑みてなされ
たものであり、立体モデル作製の所要時間を短くできる
とともに、立体モデルの形状精度を高く維持できる光学
的造形方法およびその装置を提供することを目的として
いる。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの、請求項1の光学的造形方法は、光透過性材料面に
接した状態で層状の硬化層を形成した後、光透過性材料
面に超音波振動を与えて硬化層を光透過性材料面から剥
離させ、次の硬化層の厚みに対応させて移動台を移動さ
せる方法である。ここで光硬化性樹脂としては、樹脂成
分、希釈剤、架橋剤および光開始剤を含む混合溶液が例
示され、樹脂成分としてはエポキシ、エポキシアクリレ
ート、ウレタンアクリレート、ポリエステルアクリレー
ト等が例示される。
【0010】請求項2の光学的造形装置は、光透過性材
料面に超音波振動を与えて硬化層を光透過性材料面から
剥離させる超音波振動供給手段を含んでいる。
【0011】
【作用】請求項1の光学的造形方法であれば、光線の照
射を受けることにより該当箇所が硬化する硬化性樹脂を
少なくとも1側が光透過性材料で構成された容器内に収
容しておき、光透過性材料面と対向する移動台を光硬化
性樹脂の硬化させるべき厚みに対応させて光透過性材料
面から離れる方向に移動させ、硬化性樹脂を硬化させる
ための光を光透過性材料を通して照射することにより層
状の硬化層を順次形成し、最終的に所望の3次元形状を
得る場合において、層状の硬化層を形成した後、光透過
性材料面に超音波振動を与えて硬化層を光透過性材料面
から剥離させ、次の硬化層の厚みに対応させて移動台を
移動させるのであるから、既に作製されている硬化層の
変形を伴なうことなく硬化層を光透過性材料面から確実
に剥離でき、立体モデルの形状精度を高く維持できる。
また、移動台の移動に伴なう凹入部の発生もないのであ
るから、立体モデルの作製に必要な所要時間を短くでき
る。
【0012】尚、移動台の上昇に伴なって光硬化性樹脂
の自由液面が下降するのであるから、超音波振動が与え
られる光透過性材料で容器の下部を構成することが好ま
しいが、光硬化性樹脂の自由液面を十分に高くできる場
合には光透過性材料で容器の側部を構成してもよい。請
求項2の光学的造形装置であれば、光線の照射を受ける
ことにより該当箇所が硬化する硬化性樹脂を少なくとも
1側が光透過性材料で構成された容器内に収容してお
き、光透過性材料面と対向する移動台を光硬化性樹脂の
硬化させるべき厚みに対応させて光透過性材料面から離
れる方向に移動させ、硬化制樹脂を硬化させるための光
を光透過性材料を通して照射することにより層状の硬化
層を順次形成し、最終的に所望の3次元形状を得る場合
において、層状の硬化層を形成した後、超音波振動供給
手段により光透過性材料面に超音波振動を与えて硬化層
を光透過性材料面から剥離させ、次の硬化層の厚みに対
応させて移動台を移動させるのであるから、既に作製さ
れている硬化層の変形を伴なうことなく硬化層を光透過
性材料面から確実に剥離でき、立体モデルの形状精度を
高く維持できる。また、移動台の移動に伴なう凹入部の
発生もないのであるから、立体モデルの作製に必要な所
要時間を短くできる。
【0013】
【実施例】以下、実施例を示す添付図面によって詳細に
説明する。図1はこの発明の光学的造形装置の一実施例
を示す概略図であり、光硬化性樹脂溶液2が収容された
容器1の底板部を石英ガラス等の光透過材料で構成する
ことにより光透過部1aを形成し、光透過部1aの下方
に、レーザ光源3aおよびレーザ光を光透過部1aに導
く光学系3bを配置してある。そして、光透過部1aに
超音波振動を与える超音波振動供給部4を配置してあ
る。また、容器1の内部にエレベータ5を昇降可能に設
けている。
【0014】上記超音波供給部4は、光透過部1aに対
して厚み方向、厚み方向と直角な方向に超音波振動を与
えるものであり、複数の点状、リング状等任意の位置関
係で配置しておけばよい。上記光学系3bとしては、例
えばガルバノミラー、シャッタ等を含み、レーザ光源3
aからのレーザ光を所定範囲内において走査できるよう
にしている。また、コントローラ3cによりガルバノミ
ラーを制御することによりレーザ光の走査を制御し、シ
ャッタを制御することによりレーザ光のON/OFFを
制御する。上記エレベータ5は作製する立体モデルの最
大サイズに対応する平面形状を有しており、例えば図示
しない産業用ロボットにより昇降される。但し、立体モ
デルの作製途中においては上昇動作のみを行ない、次の
立体モデルを作製する前に下降動作を行なう。
【0015】また、上記レーザ光源3aとしては例えば
Arレーザが用いられ、この場合には光硬化性樹脂溶液
として紫外線硬化樹脂溶液が用いられる。但し、Arレ
ーザ以外のレーザ光源を用い、レーザ光に感応して硬化
する光硬化性樹脂溶液を用いてもよいことはもちろんで
ある。さらに、レーザ光以外の光源であっても、光学系
により十分に細いビーム化できるものであれば同様に適
用できる。
【0016】上記構成の光学的造形装置の作用は次のと
おりである。容器1に光硬化性樹脂溶液2を収容し、エ
レベータ5を光透過部1aよりも少しだけ上方に位置さ
せた状態で、コントローラ3cにより制御される光学系
3bを介してレーザ光を走査することにより、エレベー
タ5と光透過部1aとの間に存在する光硬化性樹脂溶液
2の該当部分を硬化させ、立体モデルの第1層目部分を
作製する。この状態においては、硬化した部分がエレベ
ータ5および光透過部1aの双方にそれぞれ材質に基づ
いて定まる所定の力で付着している。
【0017】次いで、超音波振動供給部4により光透過
部1aに超音波振動を与えれば、硬化した部分と光透過
部1aとが剥離された状態になる。但し、超音波振動は
微小振幅であり、しかも光透過部1aに対して供給され
るのであるから硬化した部分が変形することはない。以
上のようにして硬化した部分と光透過部1aとが剥離さ
れれば、エレベータ5をさらに所定距離だけ光透過部1
aから離し、硬化した部分と光透過部1aとの間に所定
の間隔を持たせ、レーザ光をコントローラ3cにより制
御される光学系3bを介して走査して既に硬化した部分
の端面を含む平面と光透過部1aとの間に存在する光硬
化性樹脂溶液2の該当部分を硬化させ、立体モデルの第
2層目部分を作製する。
【0018】以下、超音波振動を与えることによる硬化
した部分と光透過部1aとの剥離、エレベータ5の移動
およびレーザ光を照射することによる光硬化性樹脂溶液
の該当部分の硬化を必要回数だけ反復して所望の立体モ
デルを作製する。したがって、エレベータ5の移動に拘
らず光硬化性樹脂のレーザ光照射対象領域に凹入部が形
成されることは全くなく、しかも硬化した部分を光透過
部1aから剥離するに当って硬化した部分に変形が生じ
るという不都合を確実に解消できる。この結果、短時間
で形状精度が高い所望の立体モデルを作製できる。
【0019】
【実施例2】図2は光造形方法の一実施例を示すフロー
チャートであり、ステップSP1において光透過部1a
に対するエレベータ5の位置を初期設定し、ステップS
P2において、作製すべき立体モデルの第1層目の形状
を得、ステップSP3において、得られた形状に基づい
てレーザ光を走査して光硬化性樹脂溶液2の該当部分の
みを硬化させる。そして、ステップSP4において光透
過部1aに対して超音波振動を与えて硬化された部分と
光透過部1aとを剥離し、ステップSP5において立体
モデルの作製が完了したか否かを判別する。このステッ
プSP5において立体モデルの作製が完了していないと
判別された場合には、ステップSP6において、作製す
べき立体モデルの次の層の形状を得、ステップSP7に
おいてエレベータ5をさらに所定距離だけ光透過部1a
から離し、再びステップSP3の処理を行なう。逆に、
ステップSP5において立体モデルの作製が完了したと
判別された場合には、ステップSP8において、作製さ
れた立体モデルを光硬化性樹脂溶液2から取出し、その
まま一連の処理を終了する。
【0020】したがって、この実施例の場合にも、エレ
ベータ5の移動に拘らず光硬化性樹脂のレーザ光照射対
象領域に凹入部が形成されることは全くなく、しかも硬
化した部分を光透過部1aから剥離するに当って硬化し
た部分に変形が生じるという不都合を確実に解消でき
る。この結果、短時間で形状精度が高い所望の立体モデ
ルを作製できる。
【0021】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明は、移動台
の移動に拘らず光硬化性樹脂のレーザ光照射対象領域に
凹入部が形成されることを未然に阻止し、しかも硬化し
た部分を光透過部から剥離するに当って硬化した部分に
変形が生じるという不都合を確実に解消して、短時間で
形状精度が高い所望の立体モデルを作製できるという特
有の効果を奏する。
【0022】請求項2の発明も、移動台の移動に拘らず
光硬化性樹脂のレーザ光照射対象領域に凹入部が形成さ
れることを未然に阻止し、しかも硬化した部分を光透過
部から剥離するに当って硬化した部分に変形が生じると
いう不都合を確実に解消して、短時間で形状精度が高い
所望の立体モデルを作製できるという特有の効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の光学的造形装置の一実施例を示す概
略図である。
【図2】この発明の光学的造形方法の一実施例を示すフ
ローチャートである。
【図3】従来の光学的造形装置の一例を示す概略図であ
る。
【図4】従来の光学的造形装置の他の例を示す概略図で
ある。
【符号の説明】
1 容器 1a 光透過部 2 光硬化性樹脂溶液 4 超音波振動供給部 5 エレベータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光線の照射を受けることにより該当箇所
    が硬化する光硬化性樹脂(2)を少なくとも1側が光透
    過性材料(1a)で構成された容器(1)内に収容して
    おくとともに、光透過性材料面(1a)と対向する移動
    台(5)を光硬化性樹脂(2)の硬化させるべき厚みに
    対応させて光透過性材料面(1a)から離れる方向に移
    動させることにより層状の硬化層を順次形成し、最終的
    に所望の3次元形状を得る光学的造形方法において、層
    状の硬化層を形成した後、光透過性材料(1a)に超音
    波振動を与えて硬化層を光透過性材料面(1a)から剥
    離させ、次の硬化層の厚みに対応させて移動台(5)を
    移動させることを特徴とする光学的造形方法。
  2. 【請求項2】 光線の照射を受けることにより該当箇所
    が硬化する光硬化性樹脂(2)を少なくとも1側が光透
    過性材料(1a)で構成された容器(1)内に収容して
    おくとともに、光透過性材料面(1a)と対向する移動
    台(5)を光硬化性樹脂(2)の硬化させるべき厚みに
    対応させて光透過性材料面(1a)から離れる方向に移
    動させることにより層状の硬化層を順次形成し、最終的
    に所望の3次元形状を得る光学的造形装置において、光
    透過性材料(1a)に超音波振動を与えて硬化層を光透
    過性材料面(1a)から剥離させる超音波振動供給手段
    (4)を含んでいることを特徴とする光学的造形装置。
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