JPS6257954A - 紡績機用糸ムラ分析装置 - Google Patents

紡績機用糸ムラ分析装置

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JPS6257954A
JPS6257954A JP19645185A JP19645185A JPS6257954A JP S6257954 A JPS6257954 A JP S6257954A JP 19645185 A JP19645185 A JP 19645185A JP 19645185 A JP19645185 A JP 19645185A JP S6257954 A JPS6257954 A JP S6257954A
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Kazuo Seiki
和夫 清木
Takahiko Tsunekawa
恒川 孝彦
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Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H13/00Other common constructional features, details or accessories
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H13/00Other common constructional features, details or accessories
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) この発明は紡績機用糸ムラ分析装置に関するものである
(従来の技術) 一般に結束紡績機等の革新精紡機、ワイングー等の紡績
機においてはスラブキャッチャ−が装備され、紡出糸に
存在するスラブ等の糸欠点が機台運転中に検出され、た
だちに未切断が行われ糸欠点が取除かれるようになって
いる。ところが、紡出糸にはスラブ等の大きな糸欠点の
ほか、糸欠点とは判断されない糸太さの小さな変動があ
る。この糸太さの変動には、ローラの偏心や変形、ある
いは駆動系の欠陥やオーブンエンド精紡機におけるスピ
ニングロータの繊維収束溝内への異物の付着等によって
引起こされる糸太さの周期的な変動と、非周期的なムラ
とがある。周期的な糸太さの変動はその糸によって布地
を織った場合にモアレ模様等の欠点となって現れ、布地
の商品価値を著しく低下させることとなり、糸太さのム
ラはその態様によって重大な欠点ともなる。ところが、
前記の糸太さの変動等の欠点は紡績機の運転中には検出
されず、巻上がったボビンの幾つかを扱き取リ、該ボビ
ンに巻かれた糸を別の場所に設置したムラ試験器及びス
ペクトログラフ等の試験装置にかけて糸ムラの評価を行
い、それにより当該糸の検定や紡績機の欠陥等を推定し
ている。
しかし、糸ムラを検出するために前記のような検査方法
を採用した場合には、人手によるサンプリングに手間を
要する上にムラ試験器及びスペクトログラフ等の試験装
置による検査に長時間を要する。また精紡機は連続運転
しているのでその間欠点ムラを有する多聞の糸が生産さ
れることとなる。さらには前記の方法は人手を要する作
業であるため、その作業自体が煩わしいばかりでなく当
該検査を多数の錘の1つ1つについて頻繁に行うことは
、多人数の人手と多くの検査装置が必要となり実際上不
可能であり、前記のような欠点を有する糸の生産を見過
ごしてしまうおそれがある。
前記の欠点を解消するために、昭和59年9月21日公
開の特開昭59−168139号公報、昭和59年10
月12日公開の特開昭59−179826号公報等には
紡績機に装備されたスラブキャッチャ−からの糸信号を
時間の関数から波長の関数に変換し、高速フーリエ変換
(FaSt  Fourier  T ransfor
m、略してFFT)の手法を用いて糸の周期的なムラを
検出する装置が提案されている。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、前記の装置においては各鍾毎に設けられたス
ラブキャッチャ−からの糸信号を分析するための処理時
間が一定であり、1回の分析に要する処理時間が70秒
前後であるため、1台の分析装置で多数錘の糸ムラの分
析を行なう場合には紡ta機全錘の分析を行なうために
要する時間が非常に長くかかる。機台の経年変化あるい
は紡出糸の原料の違いにより、糸ムラのでやすい運転条
件の場合には1回の分析に要する処理時間を短くしても
糸ムラの検出が可能であるが、前記従来の装置において
は処理時間が一定に固定されているためこのような場合
においても短時間で分析処理を行なうことができないと
いう問題がある。
発明の構成 (問題点を解決するための手段) 前記の問題点を解決するためこの発明においては走行す
る糸の径又は断面積に対応した電気信号を出力するセン
サーからの出力信号を高速フーリエ変換手法により周波
数分析を行なう周波数分析手段と、前記周波数分析手段
による演算処理データを累加するとともに、累加回数を
任意に設定可能な累加手段と、前記累加手段による演算
処理データと予め設定された基準値とを比較し、比較演
暉処理データが基準値を越えたとき異常と判断する判断
手段と、前記判断手段の判断結果を表示する表示手段と
を設けた。
(作用) この発明の装置においては、センサーから走行する糸の
径又は断面積に対応した電気信号が出力され、その出力
信号がデジタル信号に変換された後周波数分析手段へと
入力される。周波数分析手段においては入力データが高
速フーリエ変換手法により演算処理される。そして演算
処理されたデータが予め設定された基準値と比較され、
比較演算処理データが基準値を越えたときに異常と判断
され判断結果が表示手段に表示される。高速フーリエ変
換手法による演算時の累加回数は紡出条件に応じて最適
な回数に設定される。
(実施例) 以下この発明を結束紡績機に具体化した一実施例を図面
に従って説明する。結束紡績装置は第1図に示すように
、ケンス(図示せず)から供給されたスライバSがバッ
クローラ1、エプロン2、フロントローラ3からなるド
ラフト装置により偏平なリボン状88束にドラフトされ
た後加熱ノズル4により加熱されて糸Yとして紡出され
、ドローオフローラ5及びトップローラ6により上方へ
引出されて図示しない巻取ボビンに巻取られるようにな
っている。そして、前記ドローオフローラ5の下流(第
1図の上方)には走行する糸の径又は断面積に対応した
電気信号を出力するセンサーとしてのスラブキャッチャ
−7が配設されている。
スラブキャッチャ−7は通過する糸の質量変化に応じた
電気量を出力する静電容量型のセンサーで構成されてい
る。又、スラブ等の通過による極め、で大きな電気最の
変位を検出した場合にはその信号によって図示しない切
断装置が働き糸Yを切断するようになっている。又、セ
ンサーとして光電変換によるシステムを採用することも
可能である。
次に前記スラブキャッチャ−7からの出力信号に基づい
て紡出時における糸Yのムラを分析する糸ムラ分析装置
について説明する。この糸ムラ分析装置はスラブキャッ
チャ−7からの出力信号がA/D変換器8によりデジタ
ル化された後解析手段へ入力されて解析され、解析結果
が表示手段により表示されるようになっている。
この実施例の装置においては片側60錘左右両側合計1
20錘の紡出糸の糸ムラ分析を1台の分析装置により分
析するようになっている。各踵部に配設されたスラブキ
ャッチャ−7からの出力信号は鍾這択手段を構成する第
1のマルチプレクサ9及び第2のマルチプレクサ10を
経て増幅器11へ送られ、増幅器11においてA/D変
換器8でデジタル化するのに最も適した電圧レベルに増
幅された後、ローパスフィルタ12において50H2以
上の信号がカットされた後、A/D変換器8でアナログ
信号がデジタル信号に変換されて解析手段としての中央
処理袋E (CPLJ)13に入力される。スラブキャ
ッチャ−7は12錘分ずつ1つのグループとして合計1
0(Ililの第1のマルチプレクサ9に電気的に接続
され、前記10個の第1のマルチプレクサ9がそれぞれ
第2のマルチプレクサ10に電気的に接続されている。
そして、CPU13からの錘選択信号により両マルチプ
レクサ9,10を介して所定の錘のスラブキャッチャ−
7からの出力信号がcpui 3へ入力可能な状態とな
る。
CPU13は制御プログラムが記憶された読出し専用メ
モリROM15に基づいて動作し、CPU13における
演算処理結果が読出し及び棗替え可能なメモリRAM1
6に一時記憶されるようになっている。
cpui 3はA/Dコントロールタイマ17によりA
/D変換器8から所定時間サンプリング信号を入力し、
周波数分析(スペクトル分析)とAD変換データの統計
処理とを行なう。
まずスペクトル分析について説明すると、A/D変換器
8からの信号は高速フーリエ変換(FF下)の手法によ
り演算処理されるとともに所定回数の累加が行なわれ、
パヮースペク1〜ルにベクトル合成されて各周波数成分
のパワースペクトル信号となりRAM16に記憶され、
必要に応じてグラフィックプロセッサ18を介して表示
装置19としてのCRT20の画面に第4図あるいは第
10図に示すグラフとして表示される。この場合周波数
領域が50 Hz以下に処理されているが、これは糸の
周期ムラの原因となるフロントローラの偏心や変形等に
起因する周期ムラが現れる周波数領域が30〜40Hz
付近であるため50H7以上の周波数についてはあまり
意味がないためである。
例えば、糸速180m/分、オーバーフィード率1.0
47、フロントトップローラ3bの直径を28mm、フ
ロントボトムローラ3aの直径を25mmとすると、フ
ロントボトムローラ3aの周波数<FB)はFB= (
180x1.047x1000/60)÷(25×π)
=40.0Hzとなる。また、フロントトップローラ3
bの周波数(FT)はFT= ((フロントボトムロー
ラ径)/(フロントトップローラ径))XFBよりFT
=   (2,5,/2.  8)  x40.  0
=35.  7  ト1 zとなる。すなわち、前記の
紡出条件においてはフロントトップローラ3bに起因す
る周期ムラは35.7H2の周波数部分に現れ、フロン
トボトムローラ3aに起因する周期ムラは40.OH7
の部分に現れることになる。
そして、CPU13はFFTの手法により演算処理され
た処理データをRAM16に記憶させるとともに、その
フロントボトムローラ3a及びフロントトップローラ3
bの周波数と対応する値を予め設定された基準値と比較
することにより、糸の周期ムラが許容される範囲である
か否かを判断し判断結果をRAM16に記憶する。
前記基準値との比較判断をする際、フロントボトムロー
ラ3a及びフロントトップローラ3bに一対応する周波
数FB、FTの値の誤差を考慮にいれて読取領域はFB
±αの周波数領域BZ、FT±βの周波数領域TZ及び
他の周波数領域とに区別され、各領域におけるピークレ
ベルが糸種等に応じて予め算出されRAM16に記憶さ
れた基準値と比較される。
第4図の場合ピークP1は領域TZ内にあるためフロン
トトップローラ3bに起因するものであり、ビークP2
は領域BZ内にあるためフロントボトムローラ3aに起
因するものであることが読取られ、基準値LB、LTよ
り大きな値であることから、フロントトップローラ3b
及びフロントボトムローラ3aに何等かの異常が生じ、
その結果大きな周期的糸ムラが発生しているものと推定
される。なお、基準値LB、LTはその値を越えたもの
が製品として不合格となる値に定めるのではなく、その
まま放置した場合には製品として不良品が発生するとい
う値を設定する。このように基準値を設定することによ
り多数錘を1台の糸ムラ分析装置で管理する場合におい
ても、一度分析が行なわれ次の分析が行われるまでに不
良品の糸が紡出されるという事態が防止される。
周期ムラ以外の変動はA/D変換器8によってデジタル
信号に変換された糸信号を次の式に従っの状態が判断さ
れる。そして■の値及び判断結果はRAM16に記憶さ
れる。
表示装置19は第3図に示すように表示画面としてのブ
ラウン管(CRT)20を備え、CRT画面に前記CP
U13によるスペクトル分析の途中経過あるいは演算処
理結果及びそれに基づく異常の有無の判断結果等の情報
が文字あるいは図形として表示される。
スペクトル分析(周波数分析)を行なう際の条件である
累加回数、糸速、フロントトップローラ3bの直径、あ
るいは演算結果が一定の基準レベル以下であるか否かの
判定基準となる基準値、読取領域等の設定値をRAM1
6に入力する入力装置21は表示装置1つにキーボード
として一体に組込まれている。キーボードにはO〜9ま
での数字キーとり、R,Eの文字キーとカーソル移動用
の矢印キーと小数点キー及び予備のキーが設けられてい
る。
CRT20の画面の表示はモード切換キー22゜23.
24により、前記初期設定値を入力する際のヒツトモー
ドにおける表示、各錘のスラブキャッチャ−7からの糸
信号の分析を順次連続的に行なうオートモードにおける
表示あるいは所望の錘の糸信号を選択的に分析するマニ
ュアルモードにおける表示のいずれかに切換えられるよ
うになっている。そして、CRT画面の保護及び残像の
影響をなくすためCRT画面には常には画像の表示がさ
れず、画像表示キー25を押すことによりまず第7図に
示す画像が表示されるようになっている。すなわち、C
PU13が糸信号の分析を行なった結果異常を検知した
際には警報ランプ26が点灯するようになっており、作
業者は警報ランプ26が点灯した際どの錘に異常がある
のかを調べるだめに画像表示キー25を押してCRT2
0の画面に画像を表示するようになっている。
次に、第5図のフローチャートに従ってCPU13の糸
ムラ分析動作を説明する。
測定が開始されるとまずCPU13はマルチプレクサ9
.10へ錘選択信号を送り、錘選択信号に基づいてマル
チプレクサ9,1oが作動され所定の錘のスラブキャッ
チ17−7の出力信号が入力可能となる。そして、A/
Dコントロールタイマ17にサンプリング信号が送られ
サンプリング信号に基づいてA/D変換器8からCPU
13に信号が入力される(ステップS1)。次に所定時
間(0,5〜1秒)の門人力信号があるが否がが判断さ
れ、測定可能か否かのチェックが行われる(ステップ8
2)。入力信号が無い場合には測定を中止し測定不能処
理(ステップ83)を行ないその錘の測定を終了し次の
錘の測定を行なう。測定不能処理とは測定不能であるこ
とをRAM16に記憶するとともにCRT20の画面に
分析結果を表示する際第8図に示すように***表示を
行なう。
・一方、測定可能であればFFT手法を用いたスペクト
ル解析処理及びデータ統計が行なわれる(ステップ84
)。FFT分析を1回行なうごとに前回までの結果と合
わせて平均がとられ(ステップS5)、平均回数がカウ
ントされる(ステップ36)。そして、平均回数すなわ
ち累加回数が設定値と等しいか否かが判断される(ステ
ップS7)。平均回数が設定値と等しくない場合にはス
テップS1からの動作が繰返される。平均回数が設定(
直に等しい場合には演算処理結果が各項目すなわちフロ
ントボトムローラ3aと対応する周波数領域、フロント
トップローラ3bと対応する周波数領域、その他の周波
数領域及びVの値が基準値と比較されろくステップ38
)。そして各項目について設定値を越えるか否かが判断
されくステップS9)、設定値を越えるものがない場合
には正常であることがRAM16に記憶される。一方、
前記各項目のうち1つでも設定値を越えるものがある場
合には異常確認処理(ステップ$10)が行なわれた後
測定が終了する。異常確認処理とは警報ランプ26を点
灯するとともに異常項目及び異常値をRAM16に記憶
しCRT20の画面に表示可能な状態とすることである
次に第6図に示すフローチャートに従いモード切換キー
22.23.24の作用を説明する。電源投入によりま
ず初期化が行なわれた後、糸ムラ分析装置はROM15
の制御プログラムに従って左側に配設された錘のギヤエ
ンド側から順次オートモードにより測定を開始する。こ
の状態で画像表示キー25を押すと第7図に示す情報が
CRT20の画面に表示される。測定の順序はLl、L
2・・・L5.R1,R2・・・R5の順で行なわれ現
在分析中の錘には三角印が表示される。又、分析の結果
4項目のうち1項目でも基準値を越えるものがあれば該
5錘に異常表示が行なわれる。
又、測定不能の錘には*印が表示される。CRT20の
画面の上部には現在分析中の錘の番号及びその1つ前の
錘の測定データが表示され、基準値を越えた測定値は反
転表示で現わされる。又、画面の下部には糸速、各測定
項目の基準値及びフィード比が表示される。従って、第
7図に示す画面の場合には現在L2ブロックの3番目の
錘(左側の15番目の錘)を分析中であることが分る。
第7図に示す画面の状態で入力装置21のキーのうち目
的のブロックを現わすLl、L2・・・L5.R1・・
・R5を押すと対応するブロックの詳細を表示する第8
図に示す画面に切換ねる。
この時オートモードの測定は継続して順次行なわれる。
例えば、第7図の状態からし1ブロツクの詳細を知りた
い場合にはLlのキーを押すと第8図に示す画面に変わ
り、L1ブロックの9番目の錘(L9)の異常項目が何
であるかが分る。第8図に示すディーテイル画面と対応
する他のブロックの画面を表示したい場合には館記と同
様に対応するブロックのキーを押すことによっても表示
されるが、カーソルキーの↑↓主キー押すことにより別
のブロックのデータ表を表示することもできる。この場
合には↑キーを押せば1ブロック前進し、↓キーを押せ
ば1ブロツク後退する。データ表の下部には各項目の基
準値とフロントボトムローラ3a及びフロントトップロ
ーラ3bの周波数が表示される。従って、各錘の測定値
を基準値と比較することによりどの項目に異常があるか
が明らかになる。すなわち、第8図のデータ表のCHl
の欄にはフロントボトムローラに起因するデータが、C
H2の欄にはフロントトップローラに起因するデータが
、CI−13の欄にはその他の原因によるデータが、■
の欄には統計のデータがそれぞれ表示される。
ディーテイル画面表示の際、表示中のブロックに測定中
の錘がある場合には測定途中における各平均ごとのデー
タが表示される。又、ディーテイル画面におけるデータ
は新たに測定が開始された錘についてのみ開始時点で前
測定サイクルのデータがクリアされるようになっている
。従って、測定中の錘より前の錘のデータは現測定サイ
クルにおけるデータが表示され測定中の錘より後の錘の
データは前サイクルのデータが表示される。CRT20
の画面にディーテイル画面が表示されている状態で入力
装置21のEキーを押すと第7図に示すノーマル画面に
復帰する。又モード切換キー24 (MANUAL)、
22 (SE下)を押すとマニュアルモードあるいはセ
ットモードに切換ねる。マニュアルモードに切換わると
オートモードの測定が中断され、測定途中の錘のデータ
は破棄される。そして、マニュアルモードから再びモー
ド切換キー23 (AtJTO)を押すことによりオー
トモードに切換えられた場合には中断された錘から測定
が再開される。
マニュアル分析を開始するにはまず入力装置21のキー
により分析を必要とする錘の番号を入力する。次にアベ
レージ回数(累加回数)を入力する。マニュアルモード
におけるアベレージ回数はオートモードにおけるアベレ
ージ回数と異なる所定の値が初期値どして設定されてお
り、その初期値からアベレージ回数を変更する場合には
1〜128の艶聞でアベレージ回数を設定する。アベレ
ージ回数を変更する必要がない場合にはエンターキー(
ロ)を押すのみで分析が開始される。マニュアルモード
における画面には第10図に示すように周波数分析(ス
ベク1−ル分析)の処理グラフとV値及びアベレージ回
数の表示が行われる。アベレージ回数は現在処理中の回
数と設定回教とが対応して表示され、グラフは各アベレ
ージ毎に平均処理されたものが表示される。又、画面に
1よフロントボトムローラ3a1フロント1へツブロー
ラ3bに対応する監視幅とりミツ1〜レベルが線分で表
示されスペクトルのピークが対応する線分を越えている
か否かで異常の有無が判断できるようになっている。又
、カーソルキーを用いてカーソルを移動させることによ
り、画面にXYJI標の表示が行なわれピーク位置の正
確な値を読取ることができる。マニュアルモードにおけ
る測定中に入カキ−Eを押した場合あるいは測定終了後
は測定錘の入力持ちの状態に戻る。
このようにマニュアルモードに切換えることによりオー
トモードにおけるアベレージ回数すなわち累加回数と独
立してアベレージ回数の設定が可能なため、必要に応じ
てアベレージ回数の変更が簡単にでき結果的に分析を必
要最小限の何間で行なうことが可能となる。
マニュアルモードあるいはオー1〜モードにおいてモー
ド切換キー22を押すとCRT20の画面は?J9図に
示づセットモードの画面に切換わり、各測定項目の基準
値、糸速、読取領域幅(監禎幅)、フロントトップロー
ラ3bの直径、オートモードにおけるアベレージ回数す
なわち累加回数の設定あるいは変更が可能となる。オー
トモードからセットモードに移行した時点でオー1−モ
ードにおける測定は中断し測定中の錘のデータは破棄さ
れる。又、セラミルモードにおいて必要項目が入力及び
変更された後入カキ−Eを押すとオートモードに切換え
が行なわれ、前記中断した錘から測定が再開される。
なお、測定条件あるいは測定項目の基準1fJ等が入力
された後オートモードに移行した時点でロックキー27
をロック状態にすると設定値がその状態で深持され、そ
の状態においてはモード切替スイッチをオート及びマニ
ュアルモード間で変更することは可能であるが、セット
モードにすることができないようになっている。セット
モードにする場合にはロックキー27のロック状態を解
除した状態でセラトモニド切換キー22を押す必要があ
る。
又、CRTの画面に画像が表示されている状態で画像表
示キー25を再び押すと画像の表示が行なわれなくなる
なお、この発明は前記実施例に限定されるものではなく
、例えば、糸速を予め紡出条件に対応した固定値として
入力するのではなく、フロン1へボトムローラの回転を
検出する検出器を設は検出器によるフロントボトムロー
ラの回転数の測定結果とフロントボトムローラの直径か
ら糸速すなわちフロントボトムローラの周速を演算し、
機台の紡出運転中における駆動系の電圧の変動あるいは
負荷の変動等の原因により糸速すなわちフロントローラ
の周速が変動した場合にも、実際のフロントローラの周
速からフロントボトムローラ3a及びフロントトップロ
ーラ3bの周波数を算出し自動的に読取領域を変更可能
に構成し・ても゛よい。又、CPU13で他の処理と一
緒にFFT手法による演算を行なう代わりにCPU13
とは独立したフーリエ変換器を用いFFT処理をフーリ
エ変換器で独立して行なうように構成してもよい。さら
には、前記実施例においては結束紡績機に具体化したが
、オーブンエンド精紡機、リング精紡機等の池の紡績b
1に具体化すことももちろん可能である。
発明の効果 以上詳述したように、この発明によれば走行する糸の径
又は断面積に対応した電気信号を出力するセントナーか
らの出力信号を高速フーリエ変換手法を用いて周波数分
析を行なう際、周波数分析手段による演算処理の累加回
数を任意に設定可能なため、d台の経年変化あるいは紡
出糸の原料の違いにより糸ムラのでやすい紡出条件で機
台の運転を行なう場合に累加回数を小さくすることによ
り、多数錘を1台の分析装置で管理する場合にも紡績機
全錘の分析を行なうために要する時間が短くなるという
優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を結束紡績装置に適用した場合の該略図
、第2図は電気ブロック回路図、第3図は表示装置及び
入力装置を示す正面図、第4図はスペクトル解析された
糸信号を示す図、第5,6図はフローチャート、第7図
はオートモードにおけるCRT画面の表示画像を示す図
、第8図は同じくオートモードにおけるディーティル画
面を示す図、第9図はセットモードにおけるCRT画面
の画像を示す図、第10図はマニュアルモードにおける
CRT画面の画像を示す図である。 スラブキャッチャ−7、A/D変換器8、錘選択手段と
してのマルチプレクサ9,10、周波数分析手段、累加
手段9判断手段としてのCPLI 13、ROM15、
RAM16、表示装置19、モード切換キー22.23
.24、警報ランプ26゜特許出願人   株式会社豊
田自動織機製作所代 理 人   弁理士  恩1)傅
宣第す図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、走行する糸の径又は断面積に対応した電気信号を出
    力するセンサーからの出力信号を高速フーリエ変換手法
    により周波数分析を行なう周波数分析手段と、 前記周波数分析手段による演算処理データを累加すると
    ともに、累加回数を任意に設定可能な累加手段と、 前記累加手段による演算処理データと予め設定された基
    準値とを比較し、比較演算処理データが基準値を越えた
    とき異常と判断する判断手段と、前記判断手段の判断結
    果を表示する表示手段とを備えた紡績機用糸ムラ分析装
    置。
JP60196451A 1985-09-05 1985-09-05 紡績機用糸ムラ分析装置 Expired - Lifetime JP2503396B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60196451A JP2503396B2 (ja) 1985-09-05 1985-09-05 紡績機用糸ムラ分析装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60196451A JP2503396B2 (ja) 1985-09-05 1985-09-05 紡績機用糸ムラ分析装置

Publications (2)

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