JPS6257955A - 紡績機用糸ムラ分析装置 - Google Patents

紡績機用糸ムラ分析装置

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JPS6257955A
JPS6257955A JP19645285A JP19645285A JPS6257955A JP S6257955 A JPS6257955 A JP S6257955A JP 19645285 A JP19645285 A JP 19645285A JP 19645285 A JP19645285 A JP 19645285A JP S6257955 A JPS6257955 A JP S6257955A
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JP
Japan
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yarn
roller
diameter
frequency
reading position
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Pending
Application number
JP19645285A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Seiki
和夫 清木
Takahiko Tsunekawa
恒川 孝彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6257955A publication Critical patent/JPS6257955A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H13/00Other common constructional features, details or accessories
    • D01H13/26Arrangements facilitating the inspection or testing of yarns or the like in connection with spinning or twisting
    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H13/00Other common constructional features, details or accessories
    • D01H13/32Counting, measuring, recording or registering devices

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) この発明は紡績機用糸ムラ分析装置に関するしのである
(従来の技術) 一般に結束精紡磯等の革新精紡別、ワインダー等の紡績
機においてはスラブキャッチャ−が装備され、紡出糸に
存在するスラブ等の糸欠点が機台運転中に検出され、た
だちに光切断が行われ糸欠点が取除かれるようになって
いる。ところが、紡出糸にはスラブ等の大きな糸欠点の
ほか、糸欠点とは判断されない糸太さの小さな変動があ
る。この糸太さの変動には、ローラの偏心や変形、ある
いは駆動系の欠陥等によって引起こされる糸太さの周期
的な変動と、非周期的なムラとがある。周期的な糸太さ
の変動はこの糸によって布地を織った場合にモアレ模様
等の欠点となって坦れ、布地の商品価値を著しく低下さ
せることとなり、糸太さのムラはその態様によって重大
な欠点ともなる。
ところが、前記の糸太さの変動等の欠点は紡績機の運転
中には検出されず、巻上がったボビンの幾つかを扱き取
り、該ボビンに巻かれた糸を別の場所に設置したムラ試
験器及びスペクトログラフ等の試験装置にかけて糸ムラ
の評価を行い、それにより当該糸の検定や紡績機の欠陥
等を推定している。
しかし、糸ムラを検出するために前記のような検査方法
を採用した場合には、人手によるサンプリングに手間を
要する上にムラ試験器及びスペクトログラフ等の試験装
置による検査に長時間を要する。また精紡機は連続運転
しているのでその間欠点ムラを有する多量の糸が生産さ
れることとなる。さらには、前記の方法は人手を要する
作業であるため、その作業自体が煩わしいばかりでなく
当該検査を多数の錘の1つ1つについて頻繁に行うこと
は、多人数の人手と多くの検査装置が必要となり実際上
不可能であり、前記のような欠点を有する糸の生産を見
過ごしてしまうおそれがある。
前記の欠点を解消するために、昭和59年9月21日公
開の特開昭59−168139号公報、昭和59年10
月12日公開の特開昭59−179826号公報等には
紡績機に装備されたスラブキャッチャ−からの糸信号を
時間の関数から波長の関数に変換し、高速フーリエ変換
(Fast  Fourier  T ransror
m、 F F T )の手法を用いて糸の周期的なムラ
を検出する装置が提案されている。
(発明が解決しようとする問題点) 前記分析装置においては検出された糸の周期的なムラが
フロントボトムローラ、フロントトップローラあるいは
その他の部分に起因するものであるかが判断される。そ
の場合フロントボトムローラあるいはフロントトップロ
ーラと対応する周波数領域である読取領域を決定する際
に、フロントトップローラ及びフロントボトムローラの
直径とフロントボトムローラの回転数とからその読取領
域が決定され、フロントトップローラ及びフロントポ1
−ムローラの直径は所定の値に固定されている。ところ
が、ローラドラフト形式のドラ71〜装置においては、
トップローラは摩耗を考慮して所定期間運転を行うと研
磨をするためトップローラの径が研磨のたびに小さくな
る。従ってトップローラ及びボ[〜ムローラの径が一定
として読取領域を設定している前記従来装置においては
、トップローラの研磨を行うたびにその読取領域の値が
実際のものと対応しなくなり検出誤差を生じるという不
都合がある。
発明の構成 (問題点を解決するための手段) 前記の問題点を解決するためこの発明においては、走行
する糸の径又は断面積に対応した電気信号を出力するた
め各鍾毎に配設されたセンサーと、前記センサーからの
出力信号を高速フーリエ変換手法により周波数分析を行
う周波数分析手段と、フロンミルトップローラ及びフロ
ントボトムローラの径と糸速から各ローラと対応する周
波数を算出し、前記周波数分析手段による′@算データ
の読取位置を設定する読取位置設定手段と、前記読取位
置設定手段の演算処理の基礎データであるフロントトッ
プローラの径を入力する外部入力手段と、前記周波数分
析手段、による演算処理データと予め設定された基準値
とを比較演算し、比較演算処理データが基準値を越えた
時異常と判断する判断手段と、前記判断手段の判断結果
を表示する表示手段とを設けるという構成を採用した。
(作用) この発明の装置においては、各錘用に配設されたセンサ
ーから走行する糸の径又は断面績に対応した電気信号が
出力され、その出力信号がデジタル信号に変換された後
周波数分析手段へと入力される。そして周波−′数分析
手段において高速フーリエ変換手法により演算処理され
たデータが、糸速及びフロントトップローラあるいはフ
ロントボトムローラの径とから算出された周波数領域に
おいて読取られ、予め設定された基準値と比較され、比
較演算処理データが基準値を越えた時に異常と判断され
て判断結果が表示手段に表示される。
周波数分析手段により演算処理されたデータからフロン
トボトムローラあるいはフロントトップローラと対応す
る読取領域を設定する場合の基礎となるフロントボトム
ローラ及びフロントトップローラの直径の値のうち機台
の長期使用により小さくなるフロントトップローラの直
径の値は外部入力手段により入力されるので、トップロ
ーラの研磨による径の減少に対応して減少後の値を入力
することにより常に正確な読取位置が設定される。
(実施例) 以下この発明を結束紡績機に具体化した一実施例を図面
に従って説明する。結束紡績装置は第1図に示すように
、ケンス(図示せず)から供給されたスライバSがバッ
クローラ1、エプロン2、フロントローラ3からなるド
ラフト装置により偏平なリボン状繊維束にドラフトされ
た後加熱ノズル4により加熱されて糸Yとして紡出され
、ドローオフローラ5及びトップローラ6により上方へ
引出されて図示しない巻取ボビンに巻取られるようにな
っている。そして、前記ドローオフローラ5の下流(第
1図の上方)には走行する糸の径又は断面積に対応した
電気信号を出ノjするセンサーとしてのスラブキャッチ
ャ−7が配設されている。
スラブキャッチャ−7は通過する糸の質量変化に応じた
電気量を出力する静電容最型のセンサーで構成されてい
る。又、スラブ等の通過による極めて大きな電気量の変
位を検出した場合にはその信号によって図示しない切断
装置が働き糸Yを切断するようになっている。又、セン
サーとして光電変換によるシステムを採用することも可
能である。
次に前記スラブキャッチャ−7からの出力信号に基づい
て紡出時における糸Yのムラを分析する糸ムラ分析装置
について説明する。この糸ムラ分析装置はスラブキャッ
チャ−7からの出力信号がA/D変換器8によりデジタ
ル化された後解析手段へ入力されて解析され、解析結果
が表示手段により表示されるようになっている。
この実施例の装置においては片側60錘左右両側合計1
2011の紡出糸の糸ムラ分析を1台の分析装置により
分析するようになっている。各錘毎に配設されたスラブ
キャッチャ−7からの出力信号は錘選択手段を構成する
第1のマルチプレクサ9及び第2のマルチプレクサ10
を経て増幅器11へ送られ、増幅器11においてA/D
変換器8でデジタル化するのに最も適した電圧レベルに
増幅された後、ローパスフィルタ12において501−
I 7以上の信号がカットされた後、A/D変換器8で
アナログ信号がデジタル信号に変換されて解析手段どし
ての中央処理装置(CPU)13に入力される。スラブ
キャッチャ−7は12鍾分ずつ1つのグループとして合
計10個の第1のマルチプレクサ9に電気的に接続され
、前記10個の第1のマルチプレクサ9がそれぞれ第2
のマルチプレクサ10に電気的に接続されている。そし
て、CPU13からの錘選択信号により両マルチプレク
サ9,10を介して所定の錘のスラブキャッチャ−7か
らの出力信号がCPU 13へ入力可能な状態となる。
CPtJ13は制御プログラムが記憶された読出し専用
メモリROM15に基づいて動作し、CPL113にお
ける演算処理結果が読出し及び書替え可能なメモリRA
M16に一時記憶されるようになっている。
CPtJ13はA/、Dコントロールタイマ17により
A/D変換器8から所定時間サンプリング信号を入力し
、周波数分析(スペクトル分析)とへ〇変換データの統
g1処理とを行なう。
まずスペクトル分析について説明すると、A/D変換器
8からの信号は高速フーリエ変換(FFT)の手法によ
り演算処理されるとともに所定回数の累加が行なわれ、
パワースペクトルにベクトル合成されて各周波数成分の
パワースペクトル信号となりRAM16に記憶され、必
要に応じてグラフィックプロセッサ18を介して表示装
置19としてのCRT20の画面に第4図あるいは第1
0図に示すグラフとして表示される。この場合周波数領
域が50 Hz以下に処理されているが、これは糸の周
期ムラの原因となるフロントローラの錫心や変形等に起
因する周期ムラが現れる周波数領域が30〜40Hz付
近であるため50)−1z以上の周波数についてはあま
り意味がないためである。
例えば、糸速180m/分、オーバーフィード率1.0
47、フロン1〜ボトムローラ3bの直径を28mm、
フロン1〜ボトムローラ3aの直径を25mmとすると
、フロントボトムローラ3aの周波数(FB)はFB−
(180X1.047X1000/60)÷(25×π
)=40.0l−1zとなる。またフロントトップロー
ラ3bの周波数(FT)はFT−((フロントボトムロ
ーラ径)/(フロントトップローラ径))xFBよりF
T=(25/28)x40.0=35.7H2となる。
すなわち、前記の紡出条件においてはフロントトップロ
ーラ3bに起因する周期ムラは35.7H2の周波数部
分に現れ、フロントボトムローラ3aに起因する周期ム
ラは40.OH2の部分に現れることになる。
そして、CPU13はFFTの手法により演算処理され
た処理データをRAM16に記憶させるとともに、その
フロントボトムローラ3a及びフロントトップローラ3
bの周波数と対応する1直を予め設定された基準値と比
較することにより、糸の周期ムラが許容される範囲であ
るか否かを判断し判断結果をRAM16に記憶する。
前記基tI!値との比較判断をする際、フロントポ1〜
ムローラ3a及びフロントトップローラ3bに対応する
周波数FB、FTの値の誤差を考慮にいれて読取v4域
はFB±αの周波数領域BZ、FT±βの周波数領域T
Z及び他の周波数領域とに区別され、各領域におけるピ
ークレベルが糸種等に応じて予め算出されRAM16に
記憶された基準値と比較される。
第4図の場合ピークP1は領域TZ内にあるためフロン
トトップローラ3bに起因するものでありビークP2は
領MBZ内にあるためフロントボトムローラ3aに起因
するものであることが読取られ、基準値LB、LTより
大きな値であることから、フロントトップローラ3b及
びフロントボトムローラ3aに何等かの異常が生じ、そ
の結果大きな周期的糸ムラが発生しているものと推定さ
れる。なお、基準値LB、LTはその値を越えたものが
製品として不合格となる値に定めるのではなく、そのま
ま放置した場合には製品として不良品が発生するという
(直を設定する。このように基準値を設定することによ
り多数錘を1台の糸ムラ分析装置で管理する場合におい
ても、一度分析が行なわれ次の分析が行われるまでに不
良品の糸が紡出されるという事態が防止される。
周期ムラ以外の変動はA/D変換器8によってデジタル
信号に変換された糸信号を次の式に従って処理し、V−
(Σ(データ))/(データ数)、■の値を所定の基準
値と比較することにより糸ムラの状態が判断される。そ
してVの1直及び判断結果はRAM16に記憶される。
表示装置19は第3図に示すように表示画面としてのブ
ラウン管(CRT>20を備え、CRT画面に前記CP
U13によるスペクトル分析の途中経過あるいは漬け処
理結果及びそれに基づく異常の有無の判断結果等の情報
が文字あるいは図形として表示される。
スペクトル分析(周波数分析)を行なう際の条件である
累加回数、糸速、フロントトップローラ3bの直径、あ
るいは演算結果が一定のルベル以下であるか否か、の判
定基準となる基t$竹、読取領域等の設定値をRAM1
6に入力する入力装置21は表示装置1つにキーボード
として一体に組込まれている。キーボードにはO〜9ま
での数字キーとり、R,Eの文字キーとカーソル移動用
の矢印キーと小数点キー及び予備のキーが設けられてい
る。
CRT20の画面の表示はモード切換キー22゜23.
24により、前記初期設定値を入力する際のセットモー
ドにおける表示、各錘のスラブキャッチ1−−7からの
糸信号の分析を順次連続的に行なうオートモードにおけ
る表示、あるいは所望の鍾の糸信号を選択的に分析する
マニュアルモードにおける表示のいずれかに切換えられ
るようになっている。そして、CRT画面の保護及び残
像の影響をなくすためCRT画面には常・には画像の表
示がされず、画像表示キー25を押すことによりまず第
7図に示す画像が表示されるようになろ゛ている。すな
わち、CPU 13が糸信号の分析を行なった結果異常
を検知した際には警報ランプ26が点灯するようになっ
ており、作業名は警報ランプ2Gが点灯した際どの錘に
異常があるのかを調べるために画像表示キー25を押し
てCRT20の画面に画像を表示するようになっている
。又、CRTの両面に画像が表示されている状態で画像
表示キー25を再び押すと、画像の表示が行なわれなく
なる。
次に、第5図のフローチャートに従ってCI) U13
の糸ムラ分析動作を説明する。
測定が開始されるとまずCPU13はマルチプレクサ9
,10へ錘選択信号を送り、錘選択信号に塁づいてマル
チプレクサ9.10が作動され所定の錘のスラブキャッ
チャ−7の出力信号が入力可能となる。そして、A/D
コントロールタイマ17にサンプリング信号が送られサ
ンプリング信号に基づいてA/D変換器8からCPU1
3に信号が入力される(ステップSl)。次に所定時間
(0,5〜1秒)の門人力信号があるか否かが判断され
、測定可能か否かのチェックが行われる(ステップ82
)。入力信号が無い場合には測定を中止し測定不能処理
(ステップS3)を行ないその錘の測定を終了し次の錘
の測定を開始する。
測定不能処理とは測定不能であることをRAM16に記
憶するとともにCRT20の画面に分析結果を表示する
際第8図に示すように**;に表示を行なうことである
一方、測定可能であればFF1手法を用いたスペクトル
解析処理及びデータ統計が行なわれる(ステップ84)
。FFT分析を1回行なうごとに前回までの結果と合わ
せて平均がとられ(ステップ$5)、平均回数がカウン
トされる(ステップ86)。そして、平均回数すなわち
累加回数が設定値と等しいか否かが判断される(ステッ
プS7)。平均回数が設定価と等しくない場合にはステ
ップS1からの動作が繰返される。平均回数が設定値に
等しい場合には演算処理結果が各項目すなわちフロント
ボトムローラ3aと対応する周波数領域、フロントトッ
プローラ3bと対応する周波数領域、その伯の周波数領
域及びVの値が基準値と比較される(ステップS8)。
そして各項目について設定値を越えるか否かが判断され
(ステップS9)、設定値を越えるものがない場合には
正常であることがRAM16に記憶される。一方、前記
各項目のうち1つでも設定値を越えるものがある場合に
は異常確認処理(ステップ5IO)が行なわれた後測定
が終了する。異常確認処理とは警報ランプ26を点灯す
るとともに異常項目及び異常値をRAM16に記憶しC
RT20の画面に表示可能な状態とすることである。
次に第6図に示すフローチャートに従いモード切換キー
22,23.24の作用を説明する。電源投入によりま
ず初期化が行なわれた後、糸ムラ分析装置はROM15
の制御プログラムに従って左側に配設された錘のギヤエ
ンド側から順次オーミルモードにより測定を開始する。
この状態で画像表示キー25を押すと第7図に示す情報
がCRT20の画面に表示される。測定の順序はLl、
L2・・・L5.R1,R2・・・R5の順で行なわれ
現在分析中の錘には三角印が表示される。又、分析の結
果4項目のうち1項目でも基準値を越えるものがあれば
該当錘に異常表示が行なわれる。
又、測定不能の錘には*印が表示される。CRT20の
画面の上部には現在分析中の錘の番号及びその1つ前の
錘の測定データが表示され、基準値を越えた測定値は反
転表示で現される。又、画面の下部には糸速、各測定項
目の基準値及びフィード比が表示される。従って、第7
図に示す画面の場合には現在L2ブロックの3番目の錘
(左側の15番目の錘)を分析中であることが分る。
第7図に示す画面の状態で入力装置21のキーのうち目
的のブロックを現わすLl、+ 2・・・L5.R1・
・・R5を押すと対応するブロックの詳細を表示する第
8図に示す画面に切換ねる。
この時オートモードの測定は継続して順次行なわれる。
例えば、第7図の状態から11ブロツクの詳細を知りた
い場合にはLlのキーを押すと第8図に示す画面に変わ
りL1ブロックの9番目の踵(しっ)の異常項目が何で
あるかが分る。第8図に示すディーテイル画面と対応す
る他のブロックの画面を表示したい場合には、前記と同
様に対応するブロックのキーを押すことによっても表示
されるが、カーソルキーの↑↓主キー1申すことにより
別のブロックのデータ表を表示することもできる。この
場合には↑キーを押せば1ブロック前進し、↓キーを押
せば1ブロツク後退する。データ表の下部には各項目の
gt!1.mとフロントボトムローラ3a及びフロン1
〜トツプローラ3bの周波数が表示される。従って、各
錘の測定性を基準値と比較することによりどの項目に異
常があるb\が明らかになる。すなわち第8図のデータ
表のCHIの欄にはフロントボトムローラに起因するデ
ータが、CI−(2の欄にはフロントトップローラに起
因するデータが、CH3の欄にはその他の原因によるデ
ータが、■の欄には統計のデータがそれぞれ表示される
ディーテイル画面表示の際、表示中のブロックに測定中
の踵がある場合には測定途中にお(する各平均ごとのデ
ータが表示される。又、ディーテイル画面におりるデー
タは新たに測定が開始さ机jこ錘についてのみ開始時点
で前測定すイクフレのデータがクリアされるようになっ
ている。従って、測定中の錘より前の錘のデータは現測
定サイクルにおけるデータが表示され測定中の錘より後
の錘のデータは前サイクルのデータが表示される。CR
T20の画面にディーテイル画面が表示されている状態
で入力装置21のEキーを押すと第7図に示すノーマル
画面に復帰する。又モード切換キー24 (MANUA
L)、22 (SE下)を]申すとマニュアルモードあ
るいはセットモードに切換ねる。マニュアルモードに切
換ねるとオートモードの測定が中断され、測定途中の錘
のデータは破棄される。そして、マニュアルモードから
再びモード切換キー23 <AUTO)を押すことによ
りオートモードに切換えられた場合には中断された錘か
ら測定が再開される。
マニュアル分析を開始するにはまず入力装置21のキー
により分析を必要とする錘の番号を入力する。次にアベ
レージ回数(累加回数)を入力する。マニュアルモード
におけろアベレージ回数はオートモードにおけるアベレ
ージ回数と異なる所定の1直が初期値として設定されて
おり、その初期値からアベレージ回数を変更する場合に
は1〜128の範囲でアベレージ回数を設定する。アベ
レージ回数を変更する必要がない場合にはエンターキー
(E)を押すのみで分析が開始される。マニュアルモー
ドにおける画面には第10図に示すように周波数分析く
スペクl〜ル分析)の処理グラフどV(fl及びアベレ
ージ回数の表示が行われる。アベレージ回数は現在処理
中の回数と設定回数とが対応して表示され、グラフは各
アベレージ毎に平均処理されたしのが表示される。又、
画面にはフロントボトムローラ3a、フロントトップロ
ーラ3bに対応する監視幅とリミットレベルが線分で表
示されスペクトルのピークが対応する線分を越えている
か否かで異常の有無が判断できるようになっている。又
、カーソルキーを用いてカーソルを移動させることによ
り、画面にXY座標の表示が行なわれピーク位置の正i
ifな値を読取ることができる。マニュアルモードにお
ける測定中に入カキ−Eを押した場合あるいは測定終了
後は測定錘の入力持ちの状態に戻る。
このようにマニュアルモードに切換えることによりオー
トモードにおけるアベレージ回数すなわち累加回数と独
立してアベレージ回数の設定が可能なため、必要に応じ
てアベレージ回数の変更が簡単にでき結果的に分析を必
要最小限の時間で行なうことが可能となる。
マニュアルモードあるいはオートモードにおいてモード
切換キー22を押すとCRT20の画面は第9図に示す
セットモードの画面に切換わり各測定項目の基準値、糸
速、読取領域幅(監視幅)、フロントトップローラ3b
の直径、オートモードにおけるアベレージ回数すなわち
累加回数の設定あるいは変更が可能となる。オートモー
ドからセットモードに移行した時点でオートモードによ
;ける測定は中断し測定中の錘のデータは破棄される。
又、セットモードにおいて必要項目がλカ及び変更され
た後入カキ−Fを押すとオートモードに切換えが行なわ
れ、前記中断した踵から測定が再開される。
なお、測定条件あるいは測定項目の基準値等が入力され
た後オートモードに移行した時点でロックキー27をロ
ック状態にすると設定値がその状態で保持され、その状
態においてはモード切替スイッチをオート及びマニュア
ルモード間で変更することは可能であるが、セットモー
ドにすることができないようになっている。セットモー
ドにする場合にはロックキー27のロック状態を解除し
た状態でセラ1〜″E−ド切換キー22を押す必要があ
る。
なお、この発明は前記実施例に限定されるものではなく
、例えば、糸速を予め紡出条件に対応した固定性として
入力するのではなく、フロントボトムローラの回転を検
出する検出器を設は検出器によるフロントボトムローラ
の回転数の測定結果とフロントボトムローラの直径から
糸速すなわちフロントボトムローラの周速を演算し機台
の紡出運転中における駆動系の電圧の変動あるいは負荷
の変動等の原因により糸速すなわちフロントローラの周
速が変動した場合にも、実際のフロントローラの周速か
らフロントボトムローラ3a及びフロントトップローラ
3bの周波数を篩出し自動的に読取領域を変更可能に構
成してもよい。又、CPU13で他の処理と一緒にFF
T手法による演算を行なう代わりにCPtJ13とは独
立したフーリエ変換器を用いFFT処理をフーリエ変換
器で独立して行なうように構成してもよい。
発明の効果 以上詳述したように、この発明によれば走行する糸の径
又は断面積に対応した電気信号を出力するセンサーから
の出力信号を高速フーリエ変換手法を用いて周波数分析
を行い、周期的な糸ムラの原因がフロントボトムローラ
、フロントトップローラあるいはその他の原因によるも
のであるかを判断する際の基礎となる周波数分析手段に
よる演算データの読取位置を、フロントトップローラの
径が小さくなった場合にも正確に設定することができフ
ロント1〜ツブローラに起因する周期的な糸ムラを確実
に検出することができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を結束紡績装置に適用した場合の概略図
、第2図は電気ブロック回路図、第3図は表示装置及び
入力装量を示寸正面図、第4図はスペクトル解析された
糸信号を示す図、第5,6図はフローチャート、第7図
はオートモードにおけるCR7画面の表示画像を示す図
、第8図は同じくオートモードにおけるディーテ1イル
画面を示す図、第9図はセットモードにおけるCR7画
面の画像を示す図、第10図はマニュアルモードにおけ
るC RT画面の両国を示す図である。 フロントトップローラ3b、スラブキVツチャ−7、A
/D変換器8、錘選択手段としてのマルヂプレクリ9,
10、周波数分析手段、累加手段。 判断手段としてのCPU13、表示装置1つ、モード切
換キー22,23,24、警報ランプ26c特許出願人
  株式会社豊田自動織機製作所第1図 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、走行する糸の径又は断面積に対応した電気信号を出
    力するため各錘毎に配設されたセンサーと、 前記センサーからの出力信号を高速フーリエ変換手法に
    より周波数分析を行なう周波数分析手段と、 フロントトップローラ及びフロンボトムローラの径と糸
    速から各ローラと対応する周波数を算出し、前記周波数
    分析手段による演算データの読取位置を設定する読取位
    置設定手段と、 前記読取位置設定手段の演算処理の基礎データであるフ
    ロントトップローラの径を入力する外部入力手段と、 前記周波数分析手段による演算処理データと予め設定さ
    れた基準値とを比較演算し、比較演算処理データが基準
    値を越えたとき異常と判断する判断手段と、 前記判断手段の判断結果を表示する表示手段とを備えた
    紡績機用糸ムラ分析装置。
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