JPS6256347A - 撥水性珪酸カルシウム成形体の製造法 - Google Patents
撥水性珪酸カルシウム成形体の製造法Info
- Publication number
- JPS6256347A JPS6256347A JP19418685A JP19418685A JPS6256347A JP S6256347 A JPS6256347 A JP S6256347A JP 19418685 A JP19418685 A JP 19418685A JP 19418685 A JP19418685 A JP 19418685A JP S6256347 A JPS6256347 A JP S6256347A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- calcium silicate
- aqueous slurry
- emulsion
- raw material
- Prior art date
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- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、役れた撥水性を有する辻戯カルシ強度及び寸
法安定性が良好で、且つ、内部迄均−に撥水化されてお
シ、耐火被覆材、耐火断熱・材、或いは、保温・保冷材
として好適な珪酸カルシウム成形体の製造法に関するも
のである。
法安定性が良好で、且つ、内部迄均−に撥水化されてお
シ、耐火被覆材、耐火断熱・材、或いは、保温・保冷材
として好適な珪酸カルシウム成形体の製造法に関するも
のである。
一般に、耐火被覆材、耐火断熱材、保温・保冷材に用い
られる珪酸カルシウム成形体は熱伝導率が低いことが委
求され、近年、低嵩密度で高強度の製品が生腫される様
になった。
られる珪酸カルシウム成形体は熱伝導率が低いことが委
求され、近年、低嵩密度で高強度の製品が生腫される様
になった。
しかしながら、a品の軽量化は本貴的な全隙率の増大、
即ち、潜在的な吸水室の増大をもたらす。そのため、一
旦吸水すれば熱伝導率の着しい上昇が起って、断熱材、
保温・保冷材としての機能を低下させるという欠点があ
った。
即ち、潜在的な吸水室の増大をもたらす。そのため、一
旦吸水すれば熱伝導率の着しい上昇が起って、断熱材、
保温・保冷材としての機能を低下させるという欠点があ
った。
このため、撥水性を有する珪酸カルシウム成形体を得る
試みが櫨々なされている。例えば、アルカリメチルシリ
コネートを含有する撥水剤を珪酸カルシウム成形体の次
面に刷毛塗りし、次いで乾蝕する方法、或いは特定のシ
リコーン化合物をアニオン糸界面活性剤で乳化して得ら
れるエマルションを、珪酸カルシウム成形体製造時、珪
酸カルシウムの水性スラリーに添加する方法(特開昭j
7−/コ3♂!/)が知られてbる。
試みが櫨々なされている。例えば、アルカリメチルシリ
コネートを含有する撥水剤を珪酸カルシウム成形体の次
面に刷毛塗りし、次いで乾蝕する方法、或いは特定のシ
リコーン化合物をアニオン糸界面活性剤で乳化して得ら
れるエマルションを、珪酸カルシウム成形体製造時、珪
酸カルシウムの水性スラリーに添加する方法(特開昭j
7−/コ3♂!/)が知られてbる。
しかしながら、この様な従来法を、%に低嵩密度の珪酸
カルシウム成形体に適用しても、未だ撥水性は十分とは
いえず、また、%に取水剤で表面処理する場合は施工現
場において寸法合せ等のために実施される切削、扱#等
により新たに生じた面に対しては改めてその面に撥水剤
を土浦し、乾燥しなけれはならなりので施工手間がかか
る尋者しく不便でめった。
カルシウム成形体に適用しても、未だ撥水性は十分とは
いえず、また、%に取水剤で表面処理する場合は施工現
場において寸法合せ等のために実施される切削、扱#等
により新たに生じた面に対しては改めてその面に撥水剤
を土浦し、乾燥しなけれはならなりので施工手間がかか
る尋者しく不便でめった。
本発明者等は、上述のItjJ題点を解消すべく鋭意検
討した結果、珪酸カルシウム水沌物を含む水性スラリー
に特定のエマルションを添加混合することンζよって所
期の目的が2i!敢されることを見い出し、本発明を完
成するに到った。
討した結果、珪酸カルシウム水沌物を含む水性スラリー
に特定のエマルションを添加混合することンζよって所
期の目的が2i!敢されることを見い出し、本発明を完
成するに到った。
すなわち、本発明の要旨は、水中に分散させた石灰XI
!A科と珪酸質原料とを加熱下反応させて得られる珪酸
カルシウム水和物を含む水性スラリーに、アミンの塩か
らなるカチオン系界面活性剤で乳化して得られるジメチ
ルボリシロキ生後乾燥することを%黴とする撥水性珪酸
カルシウム成形体の製造法に存する。
!A科と珪酸質原料とを加熱下反応させて得られる珪酸
カルシウム水和物を含む水性スラリーに、アミンの塩か
らなるカチオン系界面活性剤で乳化して得られるジメチ
ルボリシロキ生後乾燥することを%黴とする撥水性珪酸
カルシウム成形体の製造法に存する。
以下不発明を井細に祝明する。
本発明で使用される珪酸カルシウム水和物スラリーは、
公知の方法に従って得らまたものが使用出来る。即ち、
水中に分散させた理由原料および石灰原料を加熱下反応
させ之]ことにより得られた珪酸カルシウム水和物、好
ましくは、沈降体積が/jc17g以上のトバモライト
グループの化合物から成る珪酸カルシウム水利物を含む
水性スラリーが使用できる。
公知の方法に従って得らまたものが使用出来る。即ち、
水中に分散させた理由原料および石灰原料を加熱下反応
させ之]ことにより得られた珪酸カルシウム水和物、好
ましくは、沈降体積が/jc17g以上のトバモライト
グループの化合物から成る珪酸カルシウム水利物を含む
水性スラリーが使用できる。
珪酸原料としては珪藻土、珪石咎の天然品あるいはシリ
コンダスト、湿式f14 m 製造プロセスで副生する
珪弗化水累酸と水ν化アルミニウムとを反応させて得ら
れるシリカ(以下単に湿式燐酸副生シリカという)等の
工条則産物が挙げられる。これらの珪酸原料は非晶質で
も結晶質でもよいが、珪藻土、湿式燐酸副生シリカ、シ
リコンダスト等の非晶質のものの方が沈降体積/タat
?7g以上の珪酸カルシウム水和物を製造し易すので好
ましい。
コンダスト、湿式f14 m 製造プロセスで副生する
珪弗化水累酸と水ν化アルミニウムとを反応させて得ら
れるシリカ(以下単に湿式燐酸副生シリカという)等の
工条則産物が挙げられる。これらの珪酸原料は非晶質で
も結晶質でもよいが、珪藻土、湿式燐酸副生シリカ、シ
リコンダスト等の非晶質のものの方が沈降体積/タat
?7g以上の珪酸カルシウム水和物を製造し易すので好
ましい。
石灰原料としては生石灰、消石灰、カーバイド滓等の従
来公知のものを使用することができる。
来公知のものを使用することができる。
珪酸原料と石灰原料の配合モル比(Oak/Sin、)
は通常0.2〜八−の範囲から選はれる。そしてこれら
両原料は固形原料外に対して/l*11に倍以上の水に
分散され、常法に従い20〜230℃、30分〜IO時
間水熱反応すれは、珪酸カルシウム水和物を含有する水
性スラリーが得られる。
は通常0.2〜八−の範囲から選はれる。そしてこれら
両原料は固形原料外に対して/l*11に倍以上の水に
分散され、常法に従い20〜230℃、30分〜IO時
間水熱反応すれは、珪酸カルシウム水和物を含有する水
性スラリーが得られる。
珪酸カルシウム水和物は一般にテーラ−(JP、W、T
aylor )著[ザケミストリーオブセメン) (
The Cihemistry of Ceme
nts ) J 第 7 巻第1/λ負表■に示
す分類に従って整理されるが、本発明においては、トバ
モライトグル、C−5−HGI)、0−B−H(夏)及
び結晶性トバモライトから選ばれるトバモライトグルー
プの化合物、或すはゾノトライトのいずれであってもよ
い。
aylor )著[ザケミストリーオブセメン) (
The Cihemistry of Ceme
nts ) J 第 7 巻第1/λ負表■に示
す分類に従って整理されるが、本発明においては、トバ
モライトグル、C−5−HGI)、0−B−H(夏)及
び結晶性トバモライトから選ばれるトバモライトグルー
プの化合物、或すはゾノトライトのいずれであってもよ
い。
本発明において水性スラリー中の珪酸カルシウム水和物
は、沈降体積が/ jCall 1以上であることが好
オしい。
は、沈降体積が/ jCall 1以上であることが好
オしい。
ここで沈降体積とは次式(1)によって算出される値で
ある。
ある。
式(I)においてWは原料(石灰原料中珪酸原料)の総
京量であシ、■は反応後得られた水性スラリーをコダ時
間靜置後に沈降した固形分が占める体積である。実際に
は通常次のようにして求める。普ず反応後得られた酩重
*Wolの水性スラリーからW、Iをメスシリンダーに
採取し、これを2ダ時間靜置し、沈降した固形分が占め
る体積v、 m’を測定し、次式印)より算出する。
京量であシ、■は反応後得られた水性スラリーをコダ時
間靜置後に沈降した固形分が占める体積である。実際に
は通常次のようにして求める。普ず反応後得られた酩重
*Wolの水性スラリーからW、Iをメスシリンダーに
採取し、これを2ダ時間靜置し、沈降した固形分が占め
る体積v、 m’を測定し、次式印)より算出する。
なお、Wは式(1)と同義で原料の−N童を示す。
沈降体積を1tcti7ti以上にする方法としては、
反応を撹拌下、730℃以上、と(−K 130〜23
0℃、最適には/ 40−2 / 0 ’Cで実施する
方法が好適である。その際、反応系は液状に保持する必
要がオリ、従って反応は加圧下で実施される。
反応を撹拌下、730℃以上、と(−K 130〜23
0℃、最適には/ 40−2 / 0 ’Cで実施する
方法が好適である。その際、反応系は液状に保持する必
要がオリ、従って反応は加圧下で実施される。
かくして得られた水性スラリーに、カチオン系界面活性
剤で乳化したジメチルポリシロキサン及び/またはその
誘尋体のエマルションを姫加混合する。
剤で乳化したジメチルポリシロキサン及び/またはその
誘尋体のエマルションを姫加混合する。
ジメチルポリシロキサン及びその紡導体としテハ、1a
N1.2 j ”C; ticおける粘度が0J−10
”センチストークス、好筐しくは、/θ2〜/θ6セン
チストークスのものが使用される。
N1.2 j ”C; ticおける粘度が0J−10
”センチストークス、好筐しくは、/θ2〜/θ6セン
チストークスのものが使用される。
具体的には、5R−200(商品名、東しシリコーン■
襄、ジメチルポリシロキサン)、Kll’−!弘及びK
F−92c以上商品名、信越化学工it@3製、メチル
フェニルポリシロキサン及びメチルハイドロジエンポリ
シロキサン)、INF−r4t/r (商品名、東しシ
リコーン■製、メチルカルボキシポリシロキサン)、両
末端KOH基を有する変性ジメチルポリシロキチン、ア
ミ/メチルポリシロキサン等が挙げられる。
襄、ジメチルポリシロキサン)、Kll’−!弘及びK
F−92c以上商品名、信越化学工it@3製、メチル
フェニルポリシロキサン及びメチルハイドロジエンポリ
シロキサン)、INF−r4t/r (商品名、東しシ
リコーン■製、メチルカルボキシポリシロキサン)、両
末端KOH基を有する変性ジメチルポリシロキチン、ア
ミ/メチルポリシロキサン等が挙げられる。
アミンの塩からなるカチオン系界面活性剤としては、一
般式 で示される/−7級アミンの有機または無機般の塩が挙
げられる。
般式 で示される/−7級アミンの有機または無機般の塩が挙
げられる。
ここで、h、は11L換基を含んでもよいアリル基、ア
ルキル基であシ、R7、Rs、は水素またはアルキル基
をしめす。
ルキル基であシ、R7、Rs、は水素またはアルキル基
をしめす。
具体的には、ステアリルアミン、ラウリルアミン、オク
チルアミン、テトラゾシルアミン、ステアリルアミノプ
ロピルアミン、す#亨≠#仕=乎ジステアリルアミン、
ジメチルオクチルアミン、ジメチルデシルアミン、ジメ
チルラウリルアミン、オレフィン−無水マレイン酸共重
合体捷たは付加物のジメチルアミンプロピルアミンによ
るイミド化物、スチレン−無水マレイン戯共重合体のジ
メチルアミンプロピルアミンtcよるイミド化物等の酢
酸、塩酸等の塩が挙げられる。
チルアミン、テトラゾシルアミン、ステアリルアミノプ
ロピルアミン、す#亨≠#仕=乎ジステアリルアミン、
ジメチルオクチルアミン、ジメチルデシルアミン、ジメ
チルラウリルアミン、オレフィン−無水マレイン酸共重
合体捷たは付加物のジメチルアミンプロピルアミンによ
るイミド化物、スチレン−無水マレイン戯共重合体のジ
メチルアミンプロピルアミンtcよるイミド化物等の酢
酸、塩酸等の塩が挙げられる。
本発明のエマルションは、上記ジメチルポリシロキサン
又はその9碑体100)JL債部に対し、上記のカチオ
ン系界面活性剤θ、/〜5OXx部、好ましくは、/〜
/!重意部を添7JO混合し、通常の方法に従い、ホモ
ミキサー、ホモゲナイザー、コロイドミル、超音波乳化
機等の乳化機を用いて乳化することによって容易に得る
ことができる。
又はその9碑体100)JL債部に対し、上記のカチオ
ン系界面活性剤θ、/〜5OXx部、好ましくは、/〜
/!重意部を添7JO混合し、通常の方法に従い、ホモ
ミキサー、ホモゲナイザー、コロイドミル、超音波乳化
機等の乳化機を用いて乳化することによって容易に得る
ことができる。
また、本発明のエマルションは、((CHsatSil
13、((CHs)2S10)4等の環状シロキプンモ
ノマーヲトテシルベンゼンスルホン酸等の酸性触媒の共
存下、上記カチオン系界面活性剤により乳化重合するこ
とによっても得ることができる。
13、((CHs)2S10)4等の環状シロキプンモ
ノマーヲトテシルベンゼンスルホン酸等の酸性触媒の共
存下、上記カチオン系界面活性剤により乳化重合するこ
とによっても得ることができる。
本発明のエマルションの水性スラリーに対する添加量は
得られる成形体の微水性を左右するが、添加量があまり
多過ぎるとエマルションに含有される有機分(炭化水素
基)のために、防火性・耐火性、耐熱性勢の抵抗性が低
下するので、通常、成形品重量当)エマルション中の固
形分(不揮発分)換算で、2(/本盪チ以下、好ましく
は、l〜/jX量−含有するように自加する。
得られる成形体の微水性を左右するが、添加量があまり
多過ぎるとエマルションに含有される有機分(炭化水素
基)のために、防火性・耐火性、耐熱性勢の抵抗性が低
下するので、通常、成形品重量当)エマルション中の固
形分(不揮発分)換算で、2(/本盪チ以下、好ましく
は、l〜/jX量−含有するように自加する。
かくして得られた水性スラリーとエマルションとの混合
物は常法に従って補強繊維を肉刺し虎後、加圧脱水成形
される。勿論、補強繊維はスラリー製造前に予め添加し
ておいてもよい。
物は常法に従って補強繊維を肉刺し虎後、加圧脱水成形
される。勿論、補強繊維はスラリー製造前に予め添加し
ておいてもよい。
その際の温度および圧力は通?iI;30〜tro℃お
よび/〜、:z o o kg /a?aの範囲であり
、成形体の高密度のtAllには加圧成形機のビストン
ストロークのy4整によシ行なわれる。補強繊維として
は周知の裡々のものがいずれも使用でき、例えば石綿、
岩綿、ガラス繊維、パルプ等が使用される。普通、最終
成形品中11CO,j〜70重i′チ含有するように添
加される。
よび/〜、:z o o kg /a?aの範囲であり
、成形体の高密度のtAllには加圧成形機のビストン
ストロークのy4整によシ行なわれる。補強繊維として
は周知の裡々のものがいずれも使用でき、例えば石綿、
岩綿、ガラス繊維、パルプ等が使用される。普通、最終
成形品中11CO,j〜70重i′チ含有するように添
加される。
次いで得られた成形体を常法に従って加圧下で水蒸気養
生、いわゆるオートクレーブ養生する。この水蒸気養生
によシ珪酸カルシウム水和物を、トバモライトゲル、O
−S −H(1)またはc−s−nω)の場合は結晶性
トバモライトまたはゾノトライトに、結晶性トバモライ
トの場合はゾノトライトにそれぞれ転移させる。この水
蒸気養生による結晶の転移によシ嵩密度が低く機械的強
度の優れた成形体を得ることができる。
生、いわゆるオートクレーブ養生する。この水蒸気養生
によシ珪酸カルシウム水和物を、トバモライトゲル、O
−S −H(1)またはc−s−nω)の場合は結晶性
トバモライトまたはゾノトライトに、結晶性トバモライ
トの場合はゾノトライトにそれぞれ転移させる。この水
蒸気養生による結晶の転移によシ嵩密度が低く機械的強
度の優れた成形体を得ることができる。
水蒸気圧は一般に高い程反応時間を短縮できるが、通常
は!〜! Okg / crGの範四である。最終既形
品の結晶としてゾノトライトを所望する場合tlckt
/ 2〜4to kg /crr?a 、結晶性トバ
モライトを所望する場合には6〜j Okg / (m
′″G水蒸気が好適である。このような条件において前
記した転移は普通容易に行なわれる。転移が所望するよ
うに行なわれなり場合、このような場合は極めて稀であ
るが、例えばゾノトライトを所望するのに結晶性トバモ
ライトが得られる場合は水蒸気圧を上げるか水蒸気養生
の時間を廷長すればよいし、着た結晶性トバモライトを
所望するのにゾノトライトが得られる場合は逆に水蒸気
圧を下げるか水蒸気養生の時間を短縮すればよい。
は!〜! Okg / crGの範四である。最終既形
品の結晶としてゾノトライトを所望する場合tlckt
/ 2〜4to kg /crr?a 、結晶性トバ
モライトを所望する場合には6〜j Okg / (m
′″G水蒸気が好適である。このような条件において前
記した転移は普通容易に行なわれる。転移が所望するよ
うに行なわれなり場合、このような場合は極めて稀であ
るが、例えばゾノトライトを所望するのに結晶性トバモ
ライトが得られる場合は水蒸気圧を上げるか水蒸気養生
の時間を廷長すればよいし、着た結晶性トバモライトを
所望するのにゾノトライトが得られる場合は逆に水蒸気
圧を下げるか水蒸気養生の時間を短縮すればよい。
高耐熱性の要求される用途においてはゾノトライトに転
移させることが好オしい。次いで、乾燥処理すれば、所
望の珪鈑カルシウム成形体を得ることができる。
移させることが好オしい。次いで、乾燥処理すれば、所
望の珪鈑カルシウム成形体を得ることができる。
ゾノトライトを富む水性スラリーと前記エマルションと
の混合物を脱水成形して得られる成形体の場合は、前記
水蒸気養生を行なうことなく、直ちに乾燥処理を行なえ
ばよい。
の混合物を脱水成形して得られる成形体の場合は、前記
水蒸気養生を行なうことなく、直ちに乾燥処理を行なえ
ばよい。
かくして嵩密度が低く、耐火性、側熱性、機械的強度及
び寸法安定性が良好で、且つ、内部まで均一に撥水化さ
れた理数カルシウム成形体が得られる。
び寸法安定性が良好で、且つ、内部まで均一に撥水化さ
れた理数カルシウム成形体が得られる。
次に本発明を実施例により更に具体的に説明する@、な
お、実施例中、「部jは「重量部jを示す。
お、実施例中、「部jは「重量部jを示す。
実施例/〜!および比較例/〜3
生石灰(OaO97%) 4t!、2部に温水を加えて
消化し、これに珪石(810297%、Al、O。
消化し、これに珪石(810297%、Al、O。
/、、it %、Fe、0,0.09%)g6.r部を
飾加した後、聴水菫が固形分に対し30倍になるように
水を加えた。この様にして傅らtまた懸濁液をオートク
レーブ中で/ jkg /l、:0 、 200 ’C
(1)条件下で2.1時間撹拌しながら反応させたとこ
ろ沈降体Wc2j♂/Iのトバモライトグループの化合
物から成る水性スラリーが得られた。この水性スラリー
に、表/に示したジメチルポリシロキサン又はその誘導
体り0部をカチオン系界面活性剤10部にてホモミキサ
ー中で乳化して得られたエマルションを不揮発分懐算で
成形体xtの3重量%となる様に耐アルカリガラス繊維
3部とともに添加混合し、成形品嵩密度が0、/ 0
# /♂になる様に液量を調整し加圧脱水成形した。
飾加した後、聴水菫が固形分に対し30倍になるように
水を加えた。この様にして傅らtまた懸濁液をオートク
レーブ中で/ jkg /l、:0 、 200 ’C
(1)条件下で2.1時間撹拌しながら反応させたとこ
ろ沈降体Wc2j♂/Iのトバモライトグループの化合
物から成る水性スラリーが得られた。この水性スラリー
に、表/に示したジメチルポリシロキサン又はその誘導
体り0部をカチオン系界面活性剤10部にてホモミキサ
ー中で乳化して得られたエマルションを不揮発分懐算で
成形体xtの3重量%となる様に耐アルカリガラス繊維
3部とともに添加混合し、成形品嵩密度が0、/ 0
# /♂になる様に液量を調整し加圧脱水成形した。
得られた成形体をオートクレーブに仕込み、水蒸気圧/
θkg /c/G、 /z o℃の条件で7時間水蒸
気養生した後乾燥し、夫々厚さ30九の成形体を得た。
θkg /c/G、 /z o℃の条件で7時間水蒸
気養生した後乾燥し、夫々厚さ30九の成形体を得た。
一万、比較のために、f4 yr /に示すカチオン系
界面活性剤、アニオン糸界面粘性1@或はノニオン系界
面活性剤を用いた以外は、実施例/〜!と同様にして成
形体を得た。
界面活性剤、アニオン糸界面粘性1@或はノニオン系界
面活性剤を用いた以外は、実施例/〜!と同様にして成
形体を得た。
これら成形体の高密度は0.70土θ、θ2ti7cr
t?、曲げ強さは!±八へfJc9/−の軛囲内にめっ
た。
t?、曲げ強さは!±八へfJc9/−の軛囲内にめっ
た。
このようにして得られた成型体ff−20℃の水中にそ
の上面が水面下2鍔になるように浸漬し1.24を時間
後の吸水率を次式により其出し、衣/に示した。
の上面が水面下2鍔になるように浸漬し1.24を時間
後の吸水率を次式により其出し、衣/に示した。
実施例/〜!で得られた成型体の吸水率は、比較例7〜
3で得られたものに比べて著しく高い耐水性を示した。
3で得られたものに比べて著しく高い耐水性を示した。
本願発明方法で得られた成形体は、その内部においても
撥水性を有しているので、成形体を切削加工する際にも
さらに射水処理を必要とせず、施工時の手間を省略しう
るはかりでなく、撥水性自体も従来品に比較し、優れて
いる。
撥水性を有しているので、成形体を切削加工する際にも
さらに射水処理を必要とせず、施工時の手間を省略しう
るはかりでなく、撥水性自体も従来品に比較し、優れて
いる。
出 願 人 三菱化成工業株式会社
代 理 人 弁理士 長谷用 −
ほか/名
Claims (1)
- (1)水中に分散させた石灰質原料と珪酸質原料とを加
熱下反応させて得られる珪酸カルシウム水和物を含む水
性スラリーに、アミンの塩よりなるカチオン系界面活性
剤で乳化して得られるジメチルポリシロキサン及び/ま
たはその誘導体のエマルションを添加混合して脱水成形
した後、乾燥または水蒸気養生後乾燥することを特徴と
する撥水性珪酸カルシウム成形体の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19418685A JPH0627021B2 (ja) | 1985-09-03 | 1985-09-03 | 撥水性珪酸カルシウム成形体の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19418685A JPH0627021B2 (ja) | 1985-09-03 | 1985-09-03 | 撥水性珪酸カルシウム成形体の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6256347A true JPS6256347A (ja) | 1987-03-12 |
JPH0627021B2 JPH0627021B2 (ja) | 1994-04-13 |
Family
ID=16320367
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19418685A Expired - Lifetime JPH0627021B2 (ja) | 1985-09-03 | 1985-09-03 | 撥水性珪酸カルシウム成形体の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0627021B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114161781A (zh) * | 2021-12-28 | 2022-03-11 | 河北雄安科筑检验认证有限公司 | 一种改性漂珠硅酸钙及其制备方法、一种保温装饰一体化板 |
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1985
- 1985-09-03 JP JP19418685A patent/JPH0627021B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114161781A (zh) * | 2021-12-28 | 2022-03-11 | 河北雄安科筑检验认证有限公司 | 一种改性漂珠硅酸钙及其制备方法、一种保温装饰一体化板 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0627021B2 (ja) | 1994-04-13 |
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