JPS62556A - 螢光増白剤の製造方法 - Google Patents

螢光増白剤の製造方法

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JPS62556A
JPS62556A JP13802685A JP13802685A JPS62556A JP S62556 A JPS62556 A JP S62556A JP 13802685 A JP13802685 A JP 13802685A JP 13802685 A JP13802685 A JP 13802685A JP S62556 A JPS62556 A JP S62556A
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JP
Japan
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fluorescent brightener
reaction
adjusted
formula
brightener
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Pending
Application number
JP13802685A
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English (en)
Inventor
Takasumi Tanaka
田中 隆澄
Kunihiro Noda
国広 野田
Tetsuya Ide
井手 哲也
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Publication date
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Publication of JPS62556A publication Critical patent/JPS62556A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、螢光増白剤の製造方法に関する。より詳細に
は、塩fヒシアヌール、4.4’−ジアミノスチルベン
ジスルホン酸ソーダ、スルファニルアミドおよびジェタ
ノールアミンとを順次縮合させて得られる螢光増白剤を
含有する反応生成液から該増白剤を析出させるための改
良された方法に関するものである。
この方法で得られる式(I)で表わされる螢光増白剤は
紙、バルブ用の螢光増白剤として有用な化合物である。
−風上Ω塁l− 前記α)で表わされる螢光増白剤は前記の様な4種の原
料を用いて3段階の縮合を行い、反応生成液から析出さ
せて得られる。
反応液からの該増白剤の野田は酸析させるときの酸の強
さ、析出の温度、析出液の量等により微妙に変化し、安
定した品質、かつ再現性のある作業を行うことが困難で
あった。例えば、粘洲状に析出し作業が極めて困難であ
り、また得られた増白剤を用いた液状製品の各種性能に
問題があった。
明が  しよ とするJ  占 本発明の課題は、上記のような従来技術の問題点を解決
し、作業性上の難点、品質の安定した螢光増白剤の改良
された製造方法を提供することである。
問題点を解決するための手段 本発明者等は、このような課題を解決するために鋭意検
討を重ね、その結果、反応生成液を特定のアルカリ範囲
に調整した後、冷却することにより、螢光増白剤の析出
が安定し、作業性、品質に異状を起こさないことを見出
し1本発明の方法を完成した。
すなわち、本発明の方法は塩化シアヌールと4.4′−
ジアミノスチルベンジスルホン酸ソーダとを1次縮合さ
せ、次でスルファニルアミドと2次縮合させ、更にジェ
タノールアミンとを3次縮合させて前記式(I)で表わ
される螢光増白剤を製造するに際し、螢光増白剤を含有
する反応生成液のpH11〜11.5、液、tを螢光増
白剤に対して7〜8重量倍に調整した後20”C以下に
冷却し、次で酸を添加して式(I)で表わされる螢光増
白剤を析出させることを特徴とする前記増白剤の製造方
法である。
本発明の方法を適用する螢光増白剤を含有する反応生成
液を製造するには、公知の方法を適用することが出来る
例えば、塩化シアヌールを10〜15倍量の水に0〜5
℃で溶解する。この溶液の中にジアミノスチルベンジス
ルホン酸ソーダ(以下、DAS−−Naと略称する)を
装入する。塩化シアヌールとD A S −N aとの
使用量は塩化シアヌールをDAS−Naに対して2〜2
.2モル比が多用される。
酢酸ソーダ等の脱酸剤をD A S −N aの1部に
対して0.2〜0.4部を加えて十分に撹拌し、0〜5
℃、1〜4時間時間1含縮反応をおこなう。その後、苛
性ソーダ等のアルカリで中布しpH6,3〜6.6程度
に調整し5〜10℃で、D A S −N aに対して
2〜3モル比のスルファニルアミドを装入し、45〜5
5℃に昇温し、さらに苛性ソーダでpH7〜10として
、撹拌しながら2〜3時間時間2含縮応させる。
さらに、その後、DAS−Naに対して2〜4モル比の
ジェタノールアミンを加え、反応液のp H8,2〜8
.8とし、撹拌下98〜100’C(7)温度で約3時
間3火線合反応を行って目的の生成物を含有する反応生
成物を得ることが出来る。
本発明の方法では、上記のようにして得られた反応生成
物を次のように処理する。すなわち、目的の螢光増白剤
を含有する反応液を反応後、直ちに90℃以上の温度で
熱濾過する。この熱p過により、不溶物を取り除く、し
たがって、このヂ過は必ずしも行う必要はない。このヂ
液に、F液中に含まれる生成した増白剤に対して7〜1
2重量倍、好ましくは、8〜10重量倍の温水または熱
水を加えて、苛性ソーダ等のアルカリにより液のpH@
11〜11.5に調整する。この滑沢およびpH調整は
適当に調製したアルカリ水で上記の水を一部または全部
を取り替えて行ってもよい。
このように希釈およびpHの調整をおこなった反応生成
液は冷却する。
この冷却は反応液の温度がほぼ20℃まで行うのが好ま
しい。
つぎに、冷却した反応生成液を撹拌しながら塩酸、硫醸
等の鉱酸または酢酸のような有機態を用いて液のpHを
3〜4に調整することによって。
目的の螢光増白剤を析出させる。これを炉別して増白剤
を得ることができる。
ゴロししヨ8uL 式(I)で表わされる螢光増白剤は、その反応生成液を
高温で酸で処理し析出させたり、生成物の濃度の高いと
ころで析出させたりすれば、作業性や得られる物の品質
が不安定である等の問題点があったが、本発明の方法の
ように液のpHおよび希釈の程度を特定することによっ
て冷却し、その工程における結晶の析出を抑制し、常温
において酸析することによりて高品質の螢光増白剤を得
ることが出来る。
また、本発明の方法では高温の反応生成液は急冷の必要
はなく、強制的な冷却によらないので、省エネルギーの
面からも極めて工業的に優れた方法である。
実施例 以下、実施例により本発明の方法を詳細に説明する。
実施例−1 水 4000部、非イオン界面活性剤 10部、塩化ナ
トリウム 60部および尿素 60部を添力nし、これ
に0℃に冷却下、十分に撹拌しながら塩Cヒシアヌール
 400部を加えて溶解した。
次で、8.5重t % D A S −N a溶液(a
s  100(16436部)5130部を1時間を要
して加えた。その後、酢酸ソーダ 150部を加え、更
に5係苛惟ソーダ液 1400部を1時間をかけて加え
、p H6,3〜6.5に保ちながら、10”Cで1時
間撹拌し反応させた。次に、スルファニルアミド 37
3部をlOoCに保たれた反応液にranえ、それに水
 2000部を加えた。反応液のpHを苛性ソーダで7
〜9.5に調整し、50〜55°Cで3時間反応させた
更に、この反応液にジェタノールアミン 383部(a
s  100俤)を50〜55°Cで加え、その後、昇
温して100”Cとし、苛性ソーダでpHを8.2〜8
.8に調整し、2.5時間反応させた。反応後、一応液
のpHを苛性ソーダで11〜11.5とし、90℃で熱
濾過した。得られたν液10000部を、苛性ソーダで
p H11〜12に調添した約25℃の散水 2500
部に加え、撹拌しながら、液温が40℃になるまで2〜
3時間を要して徐々に冷却したつ なお、20℃まで強制冷却し、所定の温度になったとこ
ろで、希硫酸で液のpi(を4に調整し約1時間撹拌し
、酸析を行9た。螢光増白剤が奇麗に析出した。p過、
乾燥して1267部の目的物を得た口 比較例−1 実施例−1と同様に反応を行い、同様に熱ヂ過し、この
熱濾過液 10000部に2.5係の希硫醸液2500
部を7Inえ、実施V4−1と同様徐々に冷却したとこ
ろ、析出物は粘禰な塊状物として析出し、これをヂ別す
るのに長時間を要し、ヂ過困難でありだ。また、析出物
の状態を良好にするには、極めて急速に強制的な冷却が
必要であった。
このように、急速に20°C以下に冷却し、次で5係硫
酸液でpH4に調整して、酸析を1時間行った。しかし
、析出物のヂ過はそれほど改善されなかった。この方法
で1267部の目的物を得ることが出来たが、これを用
いた螢光増白剤の液状品は経時的に不安定であった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)塩化シアヌールと4,4′−ジアミノスチルベン
    ジスルホン酸ソーダとを1次縮合させ、次いでスルフア
    ニルアミドと2次縮合させ、更にジエタノールアミンと
    を3次縮合させ式( I )で表わされる ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 螢光増白剤を製造するに際し、螢光増白剤を含有する反
    応生成液のpHを11〜11.5、液量を螢光増白剤に
    対して7〜8重量倍に調整した後20℃以下に冷却し、
    次で酸を添加して式( I )で表わされる螢光増白剤を
    析出させることを特徴とする螢光増白剤の製造方法。
JP13802685A 1985-06-26 1985-06-26 螢光増白剤の製造方法 Pending JPS62556A (ja)

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JPS62556A true JPS62556A (ja) 1987-01-06

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