JPS6255327A - 土留工における掘削装置 - Google Patents

土留工における掘削装置

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JPS6255327A
JPS6255327A JP19381985A JP19381985A JPS6255327A JP S6255327 A JPS6255327 A JP S6255327A JP 19381985 A JP19381985 A JP 19381985A JP 19381985 A JP19381985 A JP 19381985A JP S6255327 A JPS6255327 A JP S6255327A
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JP
Japan
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excavation
flange
back side
boom
earth
Prior art date
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Application number
JP19381985A
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English (en)
Other versions
JPH0454767B2 (ja
Inventor
Koichiro Konishi
小西 興一郎
Hidekazu Sato
英一 佐藤
Fumiyuki Oota
太田 史之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyu Construction Co Ltd
Original Assignee
Tokyu Construction Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyu Construction Co Ltd filed Critical Tokyu Construction Co Ltd
Priority to JP19381985A priority Critical patent/JPS6255327A/ja
Publication of JPS6255327A publication Critical patent/JPS6255327A/ja
Publication of JPH0454767B2 publication Critical patent/JPH0454767B2/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は土留壁を構築するに際し、地中に打設した親杭
のフランジの裏面側に残存する土砂を機械的に掘削する
土留工における掘削装置に関するものである。
〈従来の技術〉 一般に簡易な土留壁の構築技術として親杭横矢板工法が
存在する。
この工法は、あらかじめH形鋼等からなる親杭を所定の
間隔で地中に打ち込んでおき、掘削に並行して木製等の
横矢板を親杭間に差し込んで土留めを行う工法である。
く本発明が解決しようとする問題点〉 上記した土留壁の構築技術には、次のような問題点が存
在する。
(イ)大部分の土砂はバックホー等で機械的に掘削でき
る。
しかし、親杭内に残存する土砂は作業員がスコップ等で
掘削して除去しなければならず、多大の労力を必要とす
る。
(ロ)親杭のフランジの裏側に残存する土砂は作業員が
スコップを使って掘削しているため、隅部まできれいに
土砂を除去することは困難である。
フランジの裏側に残存する土砂を十分に除去しないと、
横矢板の差し込みに余計に時間がかかる。
(ハ)高所でフランジの裏側に残存する土砂の掘削を行
う場合には、脚立等が使用される。
しかし、高所での掘削作業は人命を失う場合もあり、大
変危険である。
(ニ)親杭のフランジ内に残存する土砂の掘削作業は、
バックホー等による機械掘削の終了を待って行われる。
そのため全体の作業工程を計画する際、バックホー等の
機械掘削の掘削速度にあまり遅れないように手掘りを行
う人員を計画しなければならない。
しかし、高価な人件費を考慮すると、余分に人員を確保
する事は不経済であり、作業工程をたてにくい。
く本発明の効果〉 本発明は上記の問題点を解決するためになされだもので
、安全で効率良く掘削でき、かつ、掘削作業に要する経
費を低減できる、土留工における掘削装置を提供するこ
とを目的とする。
く本発明の構成〉 以下、図面を参照しながら、本発明に係る掘削装置につ
いて説明する。
〈イ〉掘削装置の構成(第1図) 掘削装置1は親杭のフランジAに係合する本体2と、駆
動手段を備えた回転刃3からなる掘削手段からなり、こ
の装置をバックホー7等のブーム71の先端に取り付け
て上下動させることにより、フランジAの裏側に残存す
る土砂を掘削する構造である。
〈口〉掘削手段(第1.2図) [本体] 本体2は、両端にヒンジ構造の端板21を折り畳み可能
に接続して形成する。
各端板21と本体2との間には、それぞれジヤツキ23
を接続する。
そして、各ジヤツキ23の伸縮操作によって一枚の板体
を形成したり、あるいは端板21の両方またはいずれか
一方を背面側に後退できるよう構成する。
[回転刃] 各端板21には、7ランジAの面幅りを介してロッド3
1を2本回転可能に貫通して軸支する。
各ロッド31の先端には回転刃3を固着する。
また、各回転刃3の基端にはモータ5をそれぞれ配備し
、回転刃3に回転力を与えられるよう構成する。
各回転刃3の掘削径は、親杭のリブBに接触しない寸法
とする。
回転刃3は円盤の外周に凹凸状の掘削刃を設けたものや
、独立した板状の掘削刃を放射状に取り付けたもの等、
公知のタイプのものを使用できる。
要は、横矢板6を差し込むのに十分な範囲だけ、フラン
ジAの裏側を掘削できる形状であれば良い。
[感圧センサ] 後述するように掘削装置1を支承するブーム71が本体
2を過大にフランジAに押圧することも予想される。
そのため、フランジAと対向を予定する本体2の一面に
、感圧センサを取り付けることも考えられる。
すなわち、感圧センサが設定圧以上の圧力を検知したと
き、フランジAに対するブーム71の押圧力を解除でき
るよう構成する。
本実施例のように、走行輪4を支承する支軸41の基端
側に感圧センサを設けることも可能であるが、それぞれ
独立して設けることも可能である。
くハ〉昇降手段 本体2の背面には、バックホー7等のブーム71の自由
端と接続可能な接続手段を設ける。
この接続手段は、本体2の背面側に設けたブラケット2
4とブーム71の自由端との間にビンを貫通して接続す
る方法や、専用のアタッチメントを介して接続する等、
公知の接続方法を採用できる。
また本発明は、掘削装置1をフランジAに沿わしめて同
一垂線上を上下動させる関係から、ブーム71の自由端
に接続した掘削装置1がこのような運動を行うリンク機
構を備えた公知の各種の作業機械を使用することができ
る。
次に掘削方法について説明する。(第3図)く1〉バッ
クホーによる掘削 地中に打設した親杭のフランジAの前面にぎりぎりに接
近させて、バックホー7等で掘削を行う。
バックホー7による掘削が終了してもフランジAの裏側
には多量の土砂が残存している。
く2〉掘削装置の接続 次に、バックホー7等のブーム71の自由端に前記構造
の掘削装置1を連結する。
掘削装置1は、掘削に使用していたバックホー7のパケ
ットと付は変えたり、あるいは掘削装置1の専用機のブ
ーム71に取り付けることができる。
〈3〉フランジ裏側の土砂の掘削 モータ5の駆動と同時に、ブーム71をフランジAと平
行に降下させて、掘削装置1による掘削を開始する。
モータ5の回転力は各回転刃3に伝達されて、フランジ
Aの裏側に残存する土砂を掘削する。
掘削された土砂は、自然落下して排土される。
その結果、フランジAの裏側に残存する土砂は両回転刃
3によって一定の開削幅をもって溝状に掘削されてい(
また、場合によっては一方の端板21を折り畳んで、フ
ランジAの片側のみを掘削することもできる。
く4〉横矢板の設置 隣り合う各親杭のフランジAの裏側の掘削を完了したら
、横矢板6を掘削済みの7ランジAの裏側の溝内の差し
込み、擁壁を形成する。
横矢板6の差し込み作業は、少な(とも一枚以上の横矢
板6の差し込み幅分の掘削が終了した直後に行う。
以上のようにして隣り合う親杭の7ランジA間に横矢板
6を差し込みながら、露出する地山の全域を被覆して、
土留め作業を行う。
く5〉掘削装置の撤去 掘削装置1が最下部に到達したら、ジヤツキ23を収縮
して本体2の端板21を折り畳んだ後、回転刃3とフラ
ンジAの衝突を回避した状態で掘削装置1を親杭から引
き離す。
く効果〉 本発明は以上説明したようになるから、次のような効果
が得られる。
(イ)従来手作業に頼っていた親杭のフランジの裏作り
に残存する土砂を、人力に頼らず機械的に掘削できる。
従って、手掘りする場合に比べて掘削効率が大幅に向上
した。
(ロ)バックホー等のブームの自由端に掘削装置を取り
付けて掘削できるので、高所においても作業員が手掘り
することがなくなり、作業の安全性が著しく向上する。
(ハ)回転刃を選択するだけで、横矢板の板厚に応じた
掘削ができる。
そのうえ掘削残しもなく、隅部まで確実に掘削できるの
で横矢板の差し込みをスムーズに行える。
(ニ)親杭内の残存する土砂を機械的に掘削できるので
、従来のように掘削作業のための作業員の確保や、工程
を熟案する必要から開放された。
(ホ)本発明は機械的に掘削するのでフランジの裏側に
残存する土砂の掘削能率はいかようにも調節できる。
従って、バックホーによる掘削作業に遅れをとらずにフ
ランジの裏側に残存した土砂の掘削作業を効率良く行う
ことができ、土留め工事全体の工期を短縮できる。
【図面の簡単な説明】
第1図:本発明の一実施例の説明図 第2図:掘削装置の回転刃の掘削機能を示す説明同第3
.4図:土留め作業の説明図 出願人  東 急 建 設 株 式 会 社手続補正書 昭和60年12月2ダ日 特許庁長官 宇 賀 道 部 殿 1、事件の表示 特頼昭6C)−193819号 2、発明の名称 土留工における掘削装置 3、M正をする者 事件との関係  特許出願人 住 所  東京都渋谷区渋谷−丁目16番14号名称 
 東急建設株式会社 代表者  八木男子 4、代理人〒105 住 所  東京都港区新橋三丁目1番1o号 丸藤ビル
9F5、補正命令の日付

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 地中に打設した断面H形の親杭のフランジの裏側に位置
    させて土砂を掘削する2基の回転刃からなる回転掘削手
    段と、 バックホー等のブームの自由端に接続可能な接続手段と
    を有する、 土留工における掘削装置
JP19381985A 1985-09-04 1985-09-04 土留工における掘削装置 Granted JPS6255327A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19381985A JPS6255327A (ja) 1985-09-04 1985-09-04 土留工における掘削装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19381985A JPS6255327A (ja) 1985-09-04 1985-09-04 土留工における掘削装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6255327A true JPS6255327A (ja) 1987-03-11
JPH0454767B2 JPH0454767B2 (ja) 1992-09-01

Family

ID=16314277

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19381985A Granted JPS6255327A (ja) 1985-09-04 1985-09-04 土留工における掘削装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6255327A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH074590U (ja) * 1993-06-25 1995-01-24 山▲崎▼ 善之助 小型土砂掘削集排塵機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH074590U (ja) * 1993-06-25 1995-01-24 山▲崎▼ 善之助 小型土砂掘削集排塵機

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Publication number Publication date
JPH0454767B2 (ja) 1992-09-01

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