JPS625505B2 - - Google Patents

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JPS625505B2
JPS625505B2 JP14349080A JP14349080A JPS625505B2 JP S625505 B2 JPS625505 B2 JP S625505B2 JP 14349080 A JP14349080 A JP 14349080A JP 14349080 A JP14349080 A JP 14349080A JP S625505 B2 JPS625505 B2 JP S625505B2
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JP
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signal
circuit
output
bias
pulse
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JP14349080A
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JPS5765969A (en
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Masayoshi Hirashima
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPS5765969A publication Critical patent/JPS5765969A/ja
Publication of JPS625505B2 publication Critical patent/JPS625505B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/025Systems for the transmission of digital non-picture data, e.g. of text during the active part of a television frame
    • H04N7/035Circuits for the digital non-picture data signal, e.g. for slicing of the data signal, for regeneration of the data-clock signal, for error detection or correction of the data signal

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  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、テレビジヨン信号の垂直帰線期間中
に重畳されて伝送される2値付加信号を受信して
処理する装置に関し、その2値付加信号が複数の
水平走査期間に重畳されておりかつその種類に応
じて異なつた振幅で重畳されている場合において
所望の受信希望の2値付加情報信号をその振幅に
応じた最適なスライスバイアスでスライスして正
しい2値波形にして受信することのできる装置を
提供することを目的とするものである。
以下、本発明につき、その一実施例を示す図面
を参照して詳細に説明する。
本発明の一実施例の概略を第1,2図と共に述
べる。第1図は複数の2値付加信号が重畳されて
いるテレビジヨン信号の例で、第17H目と、第
20H目の振幅の異なる文字放送信号が重畳され、
第18H目にフアクス(デジタル)信号、第19H目
に時刻信号がそれぞれ図の如くV1〜V4という異
なつた振巾で重畳されている。第17〜20H目の信
号の先頭は、1図A′の如く、クロツクライン信
号CRI,フレミングコード信号FC及び識別信号
IDCから成りこのうちIDC信号のみ文字かFAXか
時刻か等で異なるものとする。ここでは、文字の
ときIDC信号を仮に“0001”(チエツクビツトを
除く)、FAXの場合を“0010”、時刻の場合を
“0011”としておく。BCDEはそれぞれ第17H
目,第18H目,第19H目,第20H目の各信号を抜
取るためのゲートパルスである。
第2図は重畳期間検出回路6以外は通常の文字
多重放送受信機として知られているもので、1は
映像検波回路、4はその検波出力をスライスして
2値信号を得るスライス回路、5は、文字信号中
のフレーミングコード信号FCを検出する回路、
2は同期分離回路で、垂直、水平の同期パルス発
生する。3はカラーバーストを抜取り色副搬送波
を再生する回路、6は本発明の特徴とする2値信
号の重畳期間を検出する回路、7は文字信号をサ
ンプリングして主メモリ10に書込み、読み出す
ためのクロツクの発生回路、8はサンプリング用
のシフトレジスタ(直列入力並列出力)、9は制
御信号中のメモリ書込情報及び選択スイツチ14
の指示に従つて主メモリ10への書込みを制御す
る回路である。10は主メモリで、その記憶容量
は例えば文字情報が1H当り248ビツトで204H分
で1ページであるとして、約50.6Kビツトであ
る。11は読み出し制御回路で、受信信号中の読
出し制御信号及びスイツチ14の指示に従つて主
メモリ10の内容を読出し、バツフアアンプ12
で増巾し切換混合回路13でテレビ番組の画面と
の混合或は主メモリ10の出力のみとする切換を
行ない、CRT15に表示する。
以上の動作は通常の文字多重放送受信機の動作
として広く知られているのでその詳細は省略す
る。
さて、第1図の如く、各Hに重畳されている付
加情報の振幅が異なる時はスライス回路4のスラ
イスレベルを各H毎にその信号に合わせて変化さ
せる必要がある。どのH期間の信号を抜取るかは
その信号による判断が必要である。即ち、番組選
択スイツチ14で指定したものである事を判別し
なければならない。
ところで、垂直帰線期間中、2値信号を重畳し
得る期間は第10H目〜第21H目とされている。そ
こで、先ず重畳期間検出回路6で第1図B,C,
D,E……のように第10H目,第11H目……と順
次1H期間ずつゲートパルスを発生させて第1図
A′に示すような多重信号中のCRI信号とFC信号
とを求める(サーチする)。CRI信号は“0”と
“1”とが交互に各8ビツトづつあり、又、FC信
号は特定のコードで8ビツトあり、これらの24ビ
ツトの振幅及び直流レベルは、各H毎に比較的長
時間例えば10分〜20分程の間は一定になされるよ
うにされるのが通常であるので、その正ピーク値
及び負ピーク値を検出して信号の振幅及びレベル
に対して適当なバイアスレベルを決めてスライス
回路4でスライスすることにより、第1図A′の
ような2値波形の信号を得る。そしてこの波形の
IDC信号を調べて前述の如く文字であることを示
す“0001”が検出されない時は次のHへ移つて検
出をつづける。
ここで1H当りのバイアスの安定化を考えると
10〜20フイールド必要であるが、カウンタの構成
を考えると16フイールド毎でもよい。
さて第17Hで“0001”のIDC信号が検出される
と、その第17H目での最適バイアスをスライス回
路4へ与え、A′への波形を得、選択スイツチ1
4で指定した番組を検出する迄そのままの状態と
なる。そして、文字信号が1画面ずつパターン伝
送される。このとき、各画面が別々の情報の種類
であるとし、例えば10種類の情報が時系列配置さ
れているとすると、1画面当りの送出時間を205
フイールドとすれば約3.8秒であり、行間を省略
して伝送することとして145フイールドとすれば
約2.4秒となる。これを平均3秒としてみると、
10番組では30秒で全部の番組が一通り送受される
ので、第17H目でバイアスが安定した後の30秒間
にわたつて番組コードを監視し、指定した番組の
ものが送られて来なければ、次の第18H目へ移つ
て同様に検出する以下、指定した番組の信号が送
られてくるまで同様に検出を続ける。
次に第3図以下を共に用いて重畳期間検出回路
6の動作を詳しく述べる。
第4図はその詳細な回路図、第3図はその動作
の概念を示すフローチヤートである。
先ず、電源投入時あるいはサーチ指示のあつた
時には文字多重放送を受信するものとして述べる
a。このため、第4図において、カウンタ16が
電源投入時あるいはサーチ指示時にクリアパルス
発生回路37の出力によつてクリアされたb後に
カウンタ16の出力を“0001”になるようにし
c、これが垂直帰線期間の第10H目に対応するよ
うにフリツプフロツプ20のセツト入力である垂
直パルスのタイミングを決めておく。カウンタ1
6の出力はトライステートのバツフアアンプ17
へ伝えられ、その出力は一致検出(比較)回路1
8へ伝えられる。一方、カウンタ19は水平同期
信号のパルスをカウントするものであるが、上述
のように垂直帰線帰間中の第10H目の少し前から
FF20の出力が低レベルとなつてカウンタ1
8がカウント可能状態になる。従つて、カウンタ
19の出力は第10H目で“0001”となり、カウン
タ16の出力と一致するので、一致検出回路18
の出力が第10H目の1H期間のみ高レベルになつ
て発生される(d)。
この一致検出回路18の出力をデユーテイ比較
回路22へ供給し受信信号A′のうちのCRI信号の
16ビツトの中の中央部分の4〜6ビツトのものの
“0”と“1”のパルス幅を比べ、両方がほゞ同
じ幅か否かを検出し、それによりスライス回路4
のバイアス値が適正であるか否かを判定するe。
このデユーテイ比較回路22の動作は抜取ゲート
パルス発生回路24からのゲートパルスの幅で制
限される。デユーテイ比較回路22の出力がデユ
ーテイ比50%付近であることを示すものである時
はバイアスレベルが適正であると判定してFC検
出回路5の出力ゲートを導通させFC信号の検出
を開始させる(g)。
一方、バイアス調整状態が適正でなくてデユー
テイ比が50%付近でないときには、バイアス調整
回路23を動作させ、適正なバイアス値に調整す
る。その具体例は本出願人が出願した特願昭54―
103723号に記されているので詳細な説明は省略す
るが、CRI信号の部分の白レベル“1”と黒レベ
ル“0”を用いて、そのスライスレベルを出力パ
ルス中のCRI信号の部分のデユーテイ比が50%に
なるように構成してある。従つてスライス回路4
の出力をデユーテイ比較回路22へ加えればデユ
ーテイの比較が行える。
さて、今、任意の時刻でカウンタ16の出力が
“0001”になつたとすると上記のバイアス調整は
10フイールド期間以内には終了させ得るので、そ
れから11フイールド後には、もしスライス回路4
の出力として第10H目にA′のような波形の受信信
号が得られていれば、そのFC信号が検出される
gが、しかし、ここでは前述の如く第17〜20H目
にのみ重畳されるものとしているので、第10H目
では信号A′は検出されず、FC検出回路5の出力
は11フイールド目以降も発生されない。
一方、タイマーA25はクリアパルスが発生さ
れてから16フイールド目に出力を発生させる(h)よ
うにしているものであり、このタイマーA25か
ら出力が発生されるとインクリメントパルス発生
回路26が制御されてその出力にインクリメント
パルスが現われ、これをカウンタ16に加えてそ
の出力を1だけインクリメントし“0010”とす
る。そこで、今度は、第11H目で、一致検出回路
18の出力が1H期間高レベルとなる。以下これ
を繰り返す。
このようにして第17H目の検出順番に到ると、
カウンタ16の出力が“1000”になると、その後
に11フイールド目からFC検出回路5の出力にFC
信号検出出力が出され、タイマーA25はカウン
トを停止し、そのカウンタはクリアされる。そし
て、FC信号が検出されると次に、その2値付加
信号のIDC信号が、指定されている種類のものと
一致するか否かが検出されるi0この例では、文字
放送受信が指定されており、第17H目では文字放
送信号が重畳されているからIDCは一致する。即
ち、FC検出回路5の検出が現われ、サンプリン
グクロツク発生回路27が動作し、スライス回路
4の出力中の時刻t2〜t3に示されるIDC信号の4
ビツト(情報ビツトのみ)を4ビツトメモリから
なるIDCラツチ回路28へ入力し、メモリさせ
る。一方、34は受信する情報の種類や番組を選
択する選択回路(キーパツド等)でここでは、今
文字放送受信が指定されているものとしているか
ら、その指定種類をエンコードするIDC指定回路
30には“0001”のコードがメモリされている。
この指定回路30も4ビツトのラツチメモリでよ
い。従つて、両者のIDC信号が一致して一致検出
回路29の出力は高レベルとなる。このときタイ
マB36は検出回路29の出力が高レベルになつ
ても影響は受けない。
この状態では、タイマB36は次の如く働く。
即ち、FC信号が検出されたT17後、IDC一致検出
回路29の出力が高レベルになつた時はタイマー
動作を行ない、それから一定時間後に到つても番
組一致検出回路32の一致出力が高レベルになら
ない時に限りインクリメントパルス発生回路26
を制御してインクリメントパルスを発生させ、検
出期間設定用のカウンタ16を次の値に進める。
一方、FC信号が検出されてもIDC一致検出回路
29の出力が得られない時は、直ちに、又は1〜
2フイールド後にパルス発生回路26を制御し、
インクリメントパルスを発生させて検出期間を次
に進めさせるj。これらの具体例は後述する。
さて、ここでは選択回路34で選択された所望
の文字放送の番組は第20H目に重畳されているも
のとする。すると第17H目の検出状態のときには
前述したようにタイマB36の働きで、一定時間
たとえば1分後にインクリメントパルス発生回路
26を制御しカウンタ16の内容を1つ進めて第
18H目を検出するためのゲートパルスを得る。以
下先の第17H目と同様の動作をし、この第18H目
でもFC検出後もIDC信号が一致しないので、次
の第19H目の検出状態に移り、次いで第20H目の
検出状態になる。
第20H目でIDC信号が一致すると第17H目の場
合と同様に働き始め、スライス回路4の出力中の
番組コード信号(仮に4ビツトするが、8〜16ビ
ツトでも良い)を4ビツトラツチメモリからなる
番組ラツチ回路31にメモリする。番組指定回路
33には選択回路34で指定された番組コードが
メモリされており、一致検出回路32で両者を比
較してk一致していれば、タイマB36のカウン
タがクリアされる。従つて、以降は第20H目の信
号のみを抜き取ることになるl。
このようにして、垂直帰線期間中の水平走査期
間の信号を次々に順次調査し、選択回路34で選
択されている種類および番組の信号を探しあてれ
ばその後はその水平走査期間の信号のみを受信す
るように自動的に制御することができる。
次に、FF20の動作について述べる。第5図
φ,φ1′は同期信号の垂直帰線期間(VBL)の
部分を示しており、これを積分してφを得、こ
れから波形成形してφのパルスを得、そのφ
の立下りで単安定マルチバイブレータをトリガし
てφの如き垂直パルスVDを得る。このφ
立下り後縁り)は第5図の如くVBL中の第10H目
および第273H目の水平同期信号の直前に設定で
きるので、これによつてセツトされるFF20の
出力はφの如くなり、カウンタ19を第10H
目からカウントに可能状態にすることができるこ
とになる。このカウンタ19の“23”及び“22
出力の論理積をNANDゲート21で形成すれば、
その出力は第21H目の始め及び、第284H目の始
めで低レベルとなつてFF20をリセツトする。
従つて最初のフイールドではFF20の出力は
φとなり、次のフイールドではφ′となる。
次にクリアパルス発生回路37について述べ
る。その具体的な一例を第6,7図に示す。ここ
で、37R,37Cはそれぞれ電源投入パルス遅
延用の抵抗とコンデンサであり、第7図の時刻
T0で回路全体に電源スイツチが投入されて電力
が供給されると、P0点とP1点の電圧は図に示す如
く変化するので、負論理NORゲート(37G)
の出力GをORゲート38Gを介してカウンタ1
6及び単安定マルチバイブレータ37Mへ加え、
カウンタ16をこのパルスGの前縁でクリアし、
また単安定マルチバイブレータ37Mはそのパル
スGの出力後縁でトリガーする。そして、この単
安定マルチバイブレータ37Mの出力Mの後縁を
インクリメントパルス発生回路26からカウンタ
16へインクリメントパルスとして供給するよう
にすれば、この出力Mの後縁では必ずクリアパル
スGが終了していてカウンタ16がカウント可の
状態になつているので、これをカウントできるこ
とになる。
次に、サーチ回路38について述べる。前述の
説明では、第17H目或いは、第20H目で所望の番
組の文字放送信号を受信してその後も受信し続け
た場合にその番組の信号重畳水平走査期間が変化
してしまうと受信できなくなるようなことが考え
られる。そこで、このような時には第6図中に示
したサーチスイツチ38S(プツシユモーメンタ
リースイツチ)を短絡して(単安定マルチバイブ
レータ38Mを駆動し、第7図G′に示す如く正
パルスを出力しゲート38Gを介して出力するこ
とにより上述の電源投入時のクリア動作と同様の
動作を行なわせて、所要の文字放送信号の重畳期
間をサーチして検出することができる。
なお、以上の説明では、電源投入時に付加2値
信号のうちの文字放送等の番組を指定するものと
したが、テレビ番組を見ている状態から文字放送
受信に切換える場合もあり、この場合にはスイツ
チ38Sと並列にテレビ→文字放送切換SWを接
続するか、選択回路34からのパルスをスイツチ
38SからのパルスとOR回路を形成して供給す
るようにしておけば、番組切換毎にサーチスイツ
チ38Sを押す必要はない。
次にタイマー25,36,インクリメントパル
ス発生回路26の内容について第8図と共に詳細
に述べる。先ず、タイマーA25について述べる
と、これは先述のMM37Mの出力を反転器39
で反転し、FF40をセツトするこのFF。40の
出力が低レベルになるとカウンタ42が垂直パ
ルスをカウントし始める。前述の如く、カウンタ
42は16フイールド分を教えると出力を出す。こ
のカウンタ42の出力パルスで単安定マルチバイ
ブレータ44を駆動して正パルスを発生させ、
ORゲート43へ伝え、MM44の出力の後縁で
カウンタ16をインクリメントする。MM37M
の出力もORゲート43へ加えている。一方、FC
信号がFC検出回路5で検出されると、その検出
出力が反転器41で反転され、FF40のリセツ
ト入力が低レベルとなつてFF40はクリアさ
れ、カウンタ42がカウントを停止する。かくし
てFC信号検出の都度FF40はクリアされる。
一方、タイマーB36においては、FF48は
MM37Mの反転出力でリセツトされ、番組一致
検出回路32からの番組一致出力を反転器46で
反転したものでセツトされる迄出力が高レベル
である。また、種類一致検出回路29でIDCの一
致が検出された時は、反転器49の出力が高レベ
ルとなつてJ―Kフリツプフロツプ47の出力
を低レベルにするので、カウンタ51が計数可能
状態となる。IDC一致後例えば1分間(適当に決
める)即ち60×60=3600個の垂直パルスをカウン
タ51で数えるとその出力に高レベルのパルスが
現われ、NORゲート52の出力が低レベルとな
つて、単安定マルチバイブレータ45を駆動し、
その出力の正パルスがORゲート43を介してカ
ウンタ16へインクリメントパルスとして伝えら
れる。即ち、前述のFC信号検出後でIDC信号が
一致してもその後の一定時間内に番組が一致しな
い時にはカウンタ16をインクリメントして次の
水平走査期間へ移るという動作が行われる。
FC信号が検出された後もIDC信号が一致しな
い場合は、IDC一致検出回路29の出力が低レベ
ルであるので反転器49の出力が高レベルとな
り、ANDゲート50の出力が高レベルになつて
NORゲート52で反転されて負パルスとなつて
単安定マルチバイブレータ45を駆動し、ORゲ
ート43を介してカウンタ16をインクリメント
し、前述の如く次の水平走査期間へ移る。
一方、番組が一致すれば、FF48がセツトさ
れてその出力が低レベルとなり、次のフイール
ドで、IDC一致検出回路29の出力が高レベルに
なつて反転器49の出力が低レベルとなつた時、
J―KFF47の出力が高レベルになつて、カ
ウンタ51をクリアするので、以降カウンタ51
の出力は現われない。即ち、番組一致後はカウン
タ51の出力は現われない。この場合は、サーチ
スイツチ38Sが押されたとき及び、電源が次に
投入されたときにFF40,48がリセツトされ
て元に戻る。
なお、以上の回路のみではFC信号の検出が1
フイールドでも欠けると、ANDゲート50の出
力が高レベルになつてしまうので、誤動作防止の
為には、タイマーB36を第9図のようにすれば
よい。即ち、反転器49の出力を4ビツトバイナ
リカウンタ55で数え、その22計数端子の出力パ
ルスの立下り、即ち、反転器49の出力の8個
目、でFF58をセツトする。一方、第8図中の
FC検出回路5の出力の代りに反転器41の出力
を用い、カウンタ56で同じように反転器41の
出力を8個数えてFF59をセツトする。他方、
カウンタ54では第20H目の水平パルスを16個数
えて、その23計数出力の立下りでFFをセツトす
る。即ち、カウンタ54は、ORゲート43の出
力で16をインクリメントした後の16フイールド
目の第20H目の始めでFF57をセツトし、この
ときFF57,58,59の出力が全部高レベル
になる。なぜならば、誤動作があつたとしても、
16フイールド中に8回以上エラーをして、FC信
号を検出し損い、かつIDC信号が間違つて8回以
上一致するというようなことは皆無に近いからで
ある。従つて、FC信号が検出されIDC信号が一
致しない場合も、誤動作なく、ANDゲート50
の出力に正パルスを得ることができ、ORゲート
43の出力でカウンタ16をインクメントするこ
とができる。又、ORゲート43の出力を反転器
53で反転してFF57,58,59及びカウン
タ54,55,56をクリアするようにしておけ
ば、各カウンタ、及びFFの動作は常に正しくな
る。
なお、FC信号を検出できない時はタイマA2
5で16フイールドを数えているが、誤まつてFC
信号を出力した時は、カウンタ42がクリアされ
て動作をやり直すので、次の水平走査線へ移るの
が遅くなるだけで実害は伴わない。
次に、デユーテイ比較回路22〜抜取ゲートパ
ルス発生回路24について、第10図に詳細なブ
ロツク図を示し説明する。ここでは第10図、第
11図と共に第20H目の場合について述べるが、
他の水平走査期間についても同様である。まず、
第10において、同期分離回路2からの水平同期
信号φ11によつてトリガされる2段継続接続され
た単安定マルチバイブレータ88を設け、その1
段目のパルス幅を第11図φ12に示す如く、受信
する2値付加信号(文字信号)φ13,φ16の制御
信号の部分より少し前で終らせるようにして、2
段目のMMからカラーバースト等の影響のないゲ
ートパルスφ15を得るようにする。即ち、同期分
離回路2の出力の水平同期パルスの前縁から遅延
をかけたパルスをMM88の1段目の単安定マル
チバイブレータで形成してMM88の2段目の単
安定マルチバイブレータへ加え、その出力とし
て、後縁がジツターや温度変化を含めて受信信号
φ13,φ16(第1図A,A′)中のFC信号の位置
より必ず後方にくるようにパルス巾を決め、その
負パルスを負論理NANDゲート89へ伝える。
FC検出回路5の出力は、FC信号が検出されなけ
れば低レベルであるので、ゲート89の出力は
MM88の出力を反転したものとなり、FC信号
が検出されれば後縁がFC検出出力で決まつてφ
15の形となる。この出力のゲートパルスφ15
CRI信号の基本周波数(約2.86MHz)に同調した
帯域増巾器60の入力ゲートパルスとして用いる
ことにより、帯域増幅器60の出力として、CRI
信号及びFC信号とその前後を含む部分のみを取
り出す。その出力を整流回路61で倍圧整流しレ
ベル変換回路62で整形してφ17のようなパルス
を得る。その出力17を反転器63で反転して
17としフリツプフロツプ64,69および単安定
マルチバイブレータ68へ供給してそれらをセツ
トし又は駆動する。
受信信号のデユーテイ比比較用ゲートパルスは
このFF64とカウンタ66とで形成される。即
ち、パルスφ17でFF64がセツトされてその
出力が低レベルとなり、次のCRI信号の上向きパ
ルスをカウンタ66で数える。微分回路65は
BPA60の出力を微分する。この場合BPA60
での遅延量と、スライス回路4の出力の遅延量を
調整する必要があれば、微分回路65の出力位相
を若干遅らせればよく、又、進める時には、微分
回路65の入力を反転すればよい。さて、カウン
タ66でCRI信号の上向きパルスを4個(第10個
では5番目のもの)数えると、その計数出力が反
転器67で反転され、FF64をリセツトする。
一方、カウンタ66内に第10図の受信信号φ16
中のCRI信号の2番目のものでセツトされて5番
目のものでリセツトされるフリツプフロツプを設
けておくと、その出力として、φ18のようなゲー
トパルスを得ることができる。このゲートパルス
φ18をゲート71,72へ伝えておく。
次に、バイアス調整用のゲートパルス発生部分
について説明する。まず、反転器63の出力の前
縁でFF69がセツトされ、FF69の出力が低
レベルになる。このFF69はFC検出回路5で
FC信号が検出されて反転器90の出力が低レベ
ルになるまではセツトされたままであるので、負
論理NANDゲート70の出力は単安定マルチバイ
ブレータ68の出力を反転したφ19となる。ただ
し、FC信号が検出されると検出出力φ20が加え
られるとφ19の斜線部が無くなる。このゲート7
0の出力φ19のスライスバイアス調整回路23の
サンプルホールド回路のゲートパルスとして用い
る。
次に、デユーテイ比比較回路22について述べ
る。スライス回路4のスライスレベルを決めるバ
イアスは、第1図に示した受信信号Aの各信号の
振幅が定格±50%程度であれば、デユーテイ比は
異なつても“0”と“1”の出力を取り出し得る
値に一般的に容易に設定できるので、このような
前提下でCRI信号の部分のデユーテイ比を所定の
ほぼ50%にする方法について述べる。まずスライ
ス回路4の出力φ16を反転器73で反転して
NANDゲート71へ加え、また、そのままAND
ゲート72へ加えて、先に説明したゲートパルス
φ18との論理積をとると、ゲート71の出力はφ
21のようになり、ゲート72の出力はφ22のよう
になる。74は結合容量、75はベースリークバ
イアス用抵抗、76はPNPのスイツチングトラン
ジスタで、φ21の斜線部のパルス巾に対応した飽
和電流が流れて、パルス巾に対応した電荷が容量
80に蓄えられる。一方、77も結合容量、78
はベースリークバイアス用抵抗、79はNPNの
スイツチングトランジスタで充電用容量80の電
荷をφ22のパルス巾(斜線部)に対応した値で放
電する。従つて、今、スライス回路4の出力信号
φ16のデユーテイ比が50%であれば、トランジス
タ76と79の交点は0ボルト(アース電位)に
なる。91はデユーテイ比50%の時に容量80の
電荷を0ボルトに保つための抵抗である。81は
サイプルホールド回路を内蔵したDCアンプで、
そのサンプルゲートパルスは上記のパルスφ18
使うDCアンプ。81の出力をレベル変換回路8
2でTTLレベルに変換して、トランジスタ76
と79とのコレクタの交点の電圧がOVの近傍の
時にのみ出力をφ23の如く高レベルとする。この
出力φ23が高レベルになればスライス回路4の出
力が正しい波形になつているということが判定さ
れたことになるのでANDゲート83を導通さ
せ、この状態で得られているFC検出出力φ20
タイマーA25、番組ラツチ回路31、IDCラツ
チ回路35、タイマーB36へ伝える。
一方、スライスバイアス調整回路23は検波回
路1の出力中の白レベルと黒レベルをそれぞれ検
出回路84,85で検出し、両者のほぼ平均値を
スライスバイアスとしてスライスバイアス発生回
路86で形成し、その出力をサンプルホールド回
路87でサンプルホールドする。検出回路84,
85の入力を一致検出回路18の出力或いはゲー
ト70の出力φ19でゲートするようにしてもよ
い。そしてゲート70の出力φ19をサンプルホー
ルド回路87へ加えて、CRI信号及びFC信号の
間の一定波形に対応するDCバイアスをホールド
し、その出力をスライス回路4の比較基準電圧と
して用いるか、或いは基準バイアスに重畳してス
ライスレベルを変化させ、スライス回路4の出力
のCRI信号のデユーテイ比が50%近くになるよう
に、検出回路84,85スライスバイアス発生回
路86、スライス回路4の回路定数を定める。
このように本発明によれば、振幅の異なる文字
信号やFAX信号等の2値情報信号が多くの水平
走査期間に重畳されている時にでも所望の2値情
報信号のみを選択して受信することができるもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は2値付加情報信号の伝送態様と受信処
理回路の動作を説明するための波形図、第2図は
本発明の一実施例における信号処理装置を用いた
2値付加情報受信装置のブロツク図、第3図は同
装置の信号処理過程を示すフローチヤート、第4
図、第6図、第8図、第9図および第10図は同
装置の一部分の詳細な回路図、第5図、第7図お
よび第11図はそれらの回路の動作を説明するた
めの波形図である。 1……検波回路、2……同期分離回路、3……
色副搬送波再生回路、4……スライス回路、5…
…FC検出回路、6……重畳期間検出回路、7…
…クロツク発生回路、8……シフトレジスタ、9
……書込制御回路、10……主メモリ、11……
続出制御回路、12……バツフアアンプ、13…
…切換混合回路、14……選択スイツチ、15…
…CRT、16……カウンタ、17……バツフア
アンプ、18……抽出期間一致検出回路、19…
…カウンタ、20……フリツプフロツプ、21…
…NANDゲート、22……デユーテイ比比較回
路、23……バイアス調整回路、24……抜取ゲ
ートパルス発生回路、25……タイマーA、26
……インクリメントパルス発生回路、27……サ
ンプリングクロツク発生回路、28……IDCラツ
チ回路、29……IDC一致検出回路、30……
IDC指定回路、31……番組ラツチ回路、32…
…番組一致検出回路、33……番組指定回路、3
4……選択回路、36……タイマーB、37……
クリアパルス発生回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 テレビジヨン信号の垂直帰線期間中の複数の
    水平走査期間に重畳された複数の2値付加信号を
    受信しスライス回路でスライスすることにより2
    値信号に波形成形してから記憶し情報を表示する
    信号処理装置において、上記重畳されている複数
    の2値付加信号の振幅に差がある場合に所望の2
    値付加信号のみの振幅に応じて最適バイアスでス
    ライスして2値信号に波形成形させることのでき
    るバイアス電圧を上記スライス回路に加えるバイ
    アス発生回路を具備したことを特徴とする信号処
    理装置。 2 選択回路で選択された特定の2値付加信号が
    重畳された水平走査期間を検出するために、1水
    平走査期間ずつ順次バイアス設定用基準信号を検
    出してスライス回路のバイアスを決め、該スライ
    ス回路の出力の2値付加信号中の制御信号により
    所望の種類の特定の2値付加信号か否かを順次判
    別し、所望の信号が重畳された水平走査期間を検
    出した後は該水平走査期間のバイアス設定用基準
    信号のみを用いて前記スライス回路のバイアスを
    決めるようにしたことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の信号処理装置。 3 一定時間経過後も所望の信号が受信されない
    時に順次検出動作を行わせるタイマーを有してな
    る特許請求の範囲第2項記載の信号処理装置。 4 バイアス設定用基準信号等の制御信号が、誤
    動作により欠落した場合においても欠落確率が一
    定値以下の場合はその欠落を無視して動作せしめ
    るようにしてなる特許請求の範囲第2項記載の信
    号処理装置。 5 スライス回路の動作状態を、2値付加信号の
    先頭に配置された“0”と“1”の繰り返しパル
    スからなる信号の部分のデユーテイ比を検出する
    ことにより判定するようにしたことを特徴とする
    特許請求の範囲第2項,第3項または第4項記載
    の信号処理装置。
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