JPS6254696A - 樹脂成形品ゲ−ト固化物の切断用刃物 - Google Patents

樹脂成形品ゲ−ト固化物の切断用刃物

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JPS6254696A
JPS6254696A JP19161185A JP19161185A JPS6254696A JP S6254696 A JPS6254696 A JP S6254696A JP 19161185 A JP19161185 A JP 19161185A JP 19161185 A JP19161185 A JP 19161185A JP S6254696 A JPS6254696 A JP S6254696A
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JP
Japan
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cutting
blade
resin molded
gate
edge
Prior art date
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Pending
Application number
JP19161185A
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English (en)
Inventor
森一 義人
敏則 栗田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6254696A publication Critical patent/JPS6254696A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) 本発明は樹脂成形品ゲート固化物の切断に利用される切
断用刃物に関するものである。
(従来の技術) 樹脂を溶融して成形型の中に射出成形する場合、成形型
には樹脂の通路である、いわゆる“ゲート′を通して溶
融した樹脂が充填されるが、成形型から固化した樹脂成
形品を取り出すと、前記ゲートの中に残されたまま固化
した樹脂固化物(ゲート固化物と称する)も前記成形品
について成形型から取り出される。
そこで、従来、第7図に示すように作業員がニッパ型の
切断用刃物53や平らな刃先縁を有する、いわゆる°′
ギロチンカッター”を使用してゲート固化物52を一気
に樹脂成形品51からゲート固化物52を切り落として
いる。
そして、第8図に示すようなゲート固化物52が切り落
とされた樹脂成形品51はそのまま使用されることはほ
とんどなく、通常は別部材によりその切断面を覆うよう
にするか、その表面に塗料を塗布する等の後加工が必要
であった。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、前記の切断用刃物53のように刃先縁54が
真直ぐな切断用刃物を使用してゲート固化物52を切断
して見ると引き切れ現象が認められるとともに、材料に
よっては第8図に示すゲート固化物52が切り落とされ
た切断跡部分55だけが白くなる、いわゆる、白化現象
が起こり、他の部分に比較して目立った色調になる。そ
のためその樹脂成形品が使用された商品の価値が低下す
るという問題がある。
この白化はゲート固化物52の切断時に同ゲート固化物
に加えられる急激な塑性変形によるもので、その塑成変
形が大きい程塗料の吸着性能が変化して白化するのであ
る。
塑成変形は切断速度やゲート固化物の温度を調整する方
法によっである程度抑制できるが、その方法にも限界が
ある。
そこで、本発明者は切断用刃物の刃先縁の形状に注目し
て白化の抑制を試みた。その結果、切断用刃物の刃先の
形を改良することによって相当白化を抑制し得るという
事実を見い出し、本発明を完成した。従って、本発明は
ゲート固化物を切断しても切断跡部分が白化現象を起こ
しにくい切断用刃物を提供し、切断面に対する塗装等の
後加工を必要としない樹脂成形品・を得ることを目的と
するものである。
発明の構成 (問題点を解決するための手段) 本発明は刃先縁が二つの傾斜刃先縁を含む凹状刃先縁に
なっていφ樹脂成形品ゲート固化物の切断用刃物とする
ことによって前記の問題点を解決しようとするものであ
る。
(作用) 二つの傾斜刃先縁が斜めに平行移動しながら、ゲート固
化物を切断するので、塑成変形を生じにククシ、又、ゲ
ート固化物が切断刃物の真中に集まるように位置規制さ
れてゲート固化物を切断してゆくので、全体として塑成
変形が減少する。
〈実施例〉 次に、本発明に係る切断用刃物を切断装置に取り付けて
具体化した第一実施例を第1〜3図に基づいて説明する
第1図に示すように基台10の棚部11の四つの隅部に
は4本のガイドバー12が立設・固定されていて、その
ガイドバー12に水平状の昇降部材13が昇降可能にな
っている。昇降部材13の昇降は基台10の上部に取り
付けられたエアシリンダ14によって行なわれる。
第2図に示すように昇降部材13の下面には刃物固定部
材15が固定されており、その刃物固定部材15に切断
用刃物3がその刃先縁2を下方に向け、刃先縁2とは反
対の端部において把持・固定されている。
刃物固定部材15に把持・固定されている切断用刃物3
の本数と取り付は位置は樹脂成形品におけるゲート固化
物の数と存在位置に合わせて決定されている。
切断用刃物3の正面形状は第3図のように長方形をして
いて、その刃先縁2は二つの右上りの傾斜刃先縁Aと左
上りの傾斜刃先縁日からなり、切断刃物の刃渡りSの1
/2の位置を基準にして対称をなす長さと傾斜角を有し
ている。前記刃渡りSは当然ゲート固化物5の直径又は
幅より大きくなっている。なお、二つの傾斜刃先縁A、
Bの境界は凹状刃先縁の最深部Pとする。
この切断用刃物3を使用して樹脂成形品4のゲート固化
物5を切断する場合、第1図における切断装置の棚部1
1の上に樹脂成形品(図示なし)をおいてエアシリンダ
14を作動させ、昇降部材13を強制的に降下すれば、
−斉にゲート固化物5を切断することができ、生産性を
上げ得る。
そのとき、1本の切断用刃物3に注目すると、同切断用
刃物3は第3図の実線で示される位置から降下して傾斜
刃先縁A、Bが2点鎖線で示されるように傾斜した状態
で平行移動してゆく。
この移動の過程で切断用刃物3の傾斜刃先縁A。
Bが樹脂成形品4のゲート固化物5を切断してゆくので
あるが、このとき、切断用刃物3がゲート固化物5から
逃げることない。
又、従来の切断用刃物のように引き切れを生じにくいく
、そのため急激な塑成変形が生じにくくなる。又、それ
でもいくらか塑成変形した高分子が切断用刃物3から逃
げて、ざらに塑成変形を誘発させないようにないように
切断用刃物3の真中で切断される。
従って、ゲート固化物5が切断された跡には全体として
塑成変形した高分子が少なくなり、ひいては白化の程度
も少なくなる。又、前記跡には割れが入ることがなくな
る。その結果、その樹脂成形品の商品価値が低下するこ
とはない。
又、この実施例では切断用刃物3を切断装置に同時に多
数本取り付けて、多数本のゲート固化物5の切断に利用
したので、ゲート固化物5の切断作業能率を顕著に向上
させることができる。
次に、刃先縁を対称にするとともに非傾斜刃先縁を有す
る切断用刃物に本発明を具体化した第二実施例を第4図
に基づいて説明する。
この実施例の切断用刃物3における刃先縁2は二つの傾
斜刃先縁A、Bと、それらの間に設けられた非傾斜刃先
縁Cとからなっている。
しかしながら、非傾斜刃先縁Cの長さLは刃渡りSの1
/3以下、好ましくは1/6以下となっている。非傾斜
刃先縁Cの長さLが1/3を越えると非傾斜刃先縁Cが
水平状に降下して高分子を押し切る割合が増加して塑成
変形が生じ易くなる。
次に、傾斜刃先縁を非対称にして本発明を具体化した第
三実施例を第5図に基づいて説明する。
この実施例の切断用刃物3の刃先縁2は第5図に示すよ
うになだらかに、しかも非対称に湾曲した形状をしてい
る。この切断用刃物3はゲート固化物5の断面が非対称
形状をしている場合に特に有効で、刃先縁2の形状はゲ
ート固化物5の断面形状を考慮して切断用刃物3の逃げ
が生ずることがなく、しかも、塑成変形が少なくなるよ
うに決定される。
以上のように前記実施例は切断用刃物3の刃先縁2の形
状を従来のものと顕著に相違させて構成したので、切断
用刃物3がゲート固化物5から逃げにくく、塑成変形も
発生じにくい。
なお、本発明は前記実施例の構成に限定されることなく
、例えば、次の態様でも実施することができる。
(1)刃先縁2の形状は第6図に示すように湾曲状の対
称をなしたものでもよい。
(2)ゲート固化物5の切断は作業員が切断用刃物3を
手に持ってゲート固化物5を1本ずつ切断するようにし
てもよい。
(3)樹脂成形品4はゲート固化物5が生ずるいかなる
樹脂成形品であってもよい。
発明の効果 本発明においては次のような優れた効果が奏される。
ゲート固化物の切断操作中に切断用刃物が逃げる自由度
が少なくなっているので、ゲートの切断が容易かつ正確
に行なわれる。
又、本発明の切断用刃物で切断されたゲート固化物の切
断跡においては塑成変形を起こした高分子が少ないので
、その跡に塗布された塗料の白化現象が抑制される。
【図面の簡単な説明】
第1図は第一実施例の切断用刃物が複数本取り付けられ
た切断装置の斜視図、第2図は切断用刃物が前記装置の
昇降部材に取り付けられた状態を示す斜視図、第3図は
第一実施例の切断用刃物の部分正面図、第4図は切断用
刃物の刃先縁についての他の形状を示す正面図、第5図
は同様に他の形状を示す正面図、第6図は、同様にさら
に他の形状を示す正面図、第7図は従来の切断用刃物の
形状を示す斜視図、第8図は従来の切断用刃物でゲート
固化物が切断された跡を示す斜視図である。 刃先縁2、傾斜刃先縁A、B、非傾斜刃先縁C0特許出
願人 豊田合成 株式会社 代理人   弁理士  恩田博宣 第8図 第7図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、刃先縁(2)が、二つの傾斜刃先縁(A、B)を含
    む凹状の刃先縁になっていることを特徴とする樹脂成形
    品ゲート固化物の切断用刃物。 2、二つの傾斜刃先縁(A、B)が刃渡り1/2の位置
    を中心にして対称になっている特許請求の範囲第1項記
    載の樹脂成形品ゲート固化物の切断用刃物。 3、二つの傾斜刃先縁(A、B)の間に非傾斜刃先縁(
    C)が設けられている特許請求の範囲第1項記載の樹脂
    成形品ゲート固化物の切断用刃物。 4、非傾斜刃先縁(C)の長さ(L)は刃渡り(S)の
    1/3以下である特許請求の範囲第3項記載の樹脂成形
    品ゲート固化物の切断用刃物。 5、傾斜刃先縁(A、B)が刃渡り1/2の位置を中心
    にして非対称になっている特許請求の範囲第1項記載の
    樹脂成形品ゲート固化物の切断用刃物。
JP19161185A 1985-08-29 1985-08-29 樹脂成形品ゲ−ト固化物の切断用刃物 Pending JPS6254696A (ja)

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WO2002068162A1 (fr) * 2001-02-26 2002-09-06 Bridgestone Corporation Dispositif et procede pour fendre la gomme d'un convoyeur a bande

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