JPS6254102A - ねじ軸有効径測定装置における測定器支持機構 - Google Patents
ねじ軸有効径測定装置における測定器支持機構Info
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- JPS6254102A JPS6254102A JP829686A JP829686A JPS6254102A JP S6254102 A JPS6254102 A JP S6254102A JP 829686 A JP829686 A JP 829686A JP 829686 A JP829686 A JP 829686A JP S6254102 A JPS6254102 A JP S6254102A
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- shaft
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- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、ボールねじを構成するねじ軸有効径測定装
置における測定器支持機構に関するものである。
置における測定器支持機構に関するものである。
水平に架設された被測定ねじ軸を跨ぐUの字形ゲージ本
体の両端部に電気マイクロメータ等の検出器とアンビル
とから成るねじ軸有効径測定器を取付け、その測定器の
先端の球形測子を上記被測定ねじ軸の両フランクに所定
の圧力をもって当接して被測定ねじ軸の回転と、ゲージ
本体のねじ輪軸方向の相対的移動とによってねじ軸の有
効径を自動的に測定するようにしたねじ軸有効径測定装
置は特開昭56−26202号公報において既に知られ
ている。
体の両端部に電気マイクロメータ等の検出器とアンビル
とから成るねじ軸有効径測定器を取付け、その測定器の
先端の球形測子を上記被測定ねじ軸の両フランクに所定
の圧力をもって当接して被測定ねじ軸の回転と、ゲージ
本体のねじ輪軸方向の相対的移動とによってねじ軸の有
効径を自動的に測定するようにしたねじ軸有効径測定装
置は特開昭56−26202号公報において既に知られ
ている。
ところで、被測定ねじ軸のねじ溝は、加工時の誤差によ
ってリード角およびリード量に変化があり、またねじ軸
にたわみや曲がりのある場合もあるため、有効径を正確
に測定するには、ゲージ本体に支持された測定器が、ね
じ溝のリード角変化、リード量変化および被測定ねじ軸
の曲がりやたわみによる変化に対応して追従して動くよ
うにゲージ本体を支持する必要がある。又、ねじ軸の溝
径変更等によってもリード角、リード量が変化するが、
それらに追従して確実に正確に測定できなければならな
い。
ってリード角およびリード量に変化があり、またねじ軸
にたわみや曲がりのある場合もあるため、有効径を正確
に測定するには、ゲージ本体に支持された測定器が、ね
じ溝のリード角変化、リード量変化および被測定ねじ軸
の曲がりやたわみによる変化に対応して追従して動くよ
うにゲージ本体を支持する必要がある。又、ねじ軸の溝
径変更等によってもリード角、リード量が変化するが、
それらに追従して確実に正確に測定できなければならな
い。
このため、上記公報に示されたねじ軸有効径測定装置に
おいては、図面の第9図に示すように、水平に架設され
た被測定ねじ軸Aの下方にそのねじ軸Aに沿って平行移
動する移動台40を設け、この移動台40とその上部に
配置した第1摺動台41との間にスライド軸受42を設
けて第1摺動台41をねじ軸Aの軸方向に移動可能に支
持し、また第1rfi動台41とその上部に配置した第
2摺動台43との間にスライド軸受44を設けて第2摺
動台43をねじ軸Aの軸芯に対して直交方向に移動可能
に支持し、上記第2摺動台43の上面に設けた支持軸4
5で測定器46を存するUの字形ゲージ本体47を回転
可能に支持しである。
おいては、図面の第9図に示すように、水平に架設され
た被測定ねじ軸Aの下方にそのねじ軸Aに沿って平行移
動する移動台40を設け、この移動台40とその上部に
配置した第1摺動台41との間にスライド軸受42を設
けて第1摺動台41をねじ軸Aの軸方向に移動可能に支
持し、また第1rfi動台41とその上部に配置した第
2摺動台43との間にスライド軸受44を設けて第2摺
動台43をねじ軸Aの軸芯に対して直交方向に移動可能
に支持し、上記第2摺動台43の上面に設けた支持軸4
5で測定器46を存するUの字形ゲージ本体47を回転
可能に支持しである。
上記のような構成によって、測定器を支持するゲージ本
体47は、被測定ねじ軸Aの軸方向、その軸方向に対し
て直角な方向および支持軸45を中心とする回転方向の
三方向に自由に移動し得るため、ねじ溝Bのリード角変
化、リード量変化および被測定ねじ軸の曲がりやたわみ
による変化に対応して測定器46が追従して動くことに
なり、精度の高い測定が可能である。
体47は、被測定ねじ軸Aの軸方向、その軸方向に対し
て直角な方向および支持軸45を中心とする回転方向の
三方向に自由に移動し得るため、ねじ溝Bのリード角変
化、リード量変化および被測定ねじ軸の曲がりやたわみ
による変化に対応して測定器46が追従して動くことに
なり、精度の高い測定が可能である。
しかしながら、上記測定器の支持機構においては、測定
器46の三方向の自由度を得るために、移動台40上に
二つの摺動台41.43を配置して各合間にスライド軸
受を設けであるため、支持機構が大型化するという不都
合がある。
器46の三方向の自由度を得るために、移動台40上に
二つの摺動台41.43を配置して各合間にスライド軸
受を設けであるため、支持機構が大型化するという不都
合がある。
そこで、この発明は上記の不都合を解消し、測定器支持
機構の小型化を図ることを技術的課題としている。
機構の小型化を図ることを技術的課題としている。
上記の課題を解決するために、この発明は、被測定ねじ
軸を跨ぐUの字形ゲージ本体の両端部にねじ溝有効径測
定器を取付け、そのゲージ本体に被測定ねじ軸のリード
角変化、リード量変化および軸たわみの変化に対応する
三方向の自由度を付与したねじ軸有効径測定装置におい
て、上記三方向の自由度のうちの少なくとも二方向の自
由度として、被測定ねじ軸に直角でかつ互いにほぼ90
゜をなしている二つの軸芯と、被測定ねじ軸に平行な軸
芯の三つの軸芯のうちの二つの軸芯を中心としての旋回
による自由度としたのである。
軸を跨ぐUの字形ゲージ本体の両端部にねじ溝有効径測
定器を取付け、そのゲージ本体に被測定ねじ軸のリード
角変化、リード量変化および軸たわみの変化に対応する
三方向の自由度を付与したねじ軸有効径測定装置におい
て、上記三方向の自由度のうちの少なくとも二方向の自
由度として、被測定ねじ軸に直角でかつ互いにほぼ90
゜をなしている二つの軸芯と、被測定ねじ軸に平行な軸
芯の三つの軸芯のうちの二つの軸芯を中心としての旋回
による自由度としたのである。
ゲージ本体に付与する三方向の自由度のうち、少なくと
も二方向の自由度を回動による自由度としたので、その
自由度を得るための支持装置として軸と軸受、球面座と
球面ブツシュ等のきわめて簡単な構成の軸受機構を採用
することができる。
も二方向の自由度を回動による自由度としたので、その
自由度を得るための支持装置として軸と軸受、球面座と
球面ブツシュ等のきわめて簡単な構成の軸受機構を採用
することができる。
以下、この発明の実施例を添付図面に基づいて説明する
。
。
〔第1実施例〕
第1図乃至第3図に示す実施例において、テーブル1の
上部には複数のワークレスト2が支持され、そのワーク
レスト2に設けた三つの爪3によってツークレースト2
間に水平に架設した被測定ねじ軸Aの外周の三箇所が支
持されている。
上部には複数のワークレスト2が支持され、そのワーク
レスト2に設けた三つの爪3によってツークレースト2
間に水平に架設した被測定ねじ軸Aの外周の三箇所が支
持されている。
なお、三つの爪3のうち、中央の爪3は被測定ねじ軸A
の径方向に移動可能に支持され、ワークレスト2に支持
されたモータ4を駆動することによって移動するように
なっている。
の径方向に移動可能に支持され、ワークレスト2に支持
されたモータ4を駆動することによって移動するように
なっている。
上記被測定ねじ軸Aを跨ぐように配置されたUの字形ゲ
ージ本体5の一端部にアンビル6が支持され、またゲー
ジ本体5の他端部には、電気マイクロメータ等から成る
検出器7が支持されている。
ージ本体5の一端部にアンビル6が支持され、またゲー
ジ本体5の他端部には、電気マイクロメータ等から成る
検出器7が支持されている。
アンビル6および検出器7の外周にはねじが形成され、
そのねじに噛み合わせたナツト8を回転すると、アンビ
ル6および検出器7のそれぞれが軸方向に移動し、先端
に設けた球形測子9の被測定ねじ軸Aに対する先端位置
を調整し得るようになっている。
そのねじに噛み合わせたナツト8を回転すると、アンビ
ル6および検出器7のそれぞれが軸方向に移動し、先端
に設けた球形測子9の被測定ねじ軸Aに対する先端位置
を調整し得るようになっている。
なお、測子9の球形はポールねじを構成するボールと同
一径になっている。また、測子9は、その背部に設けた
スプリング(図示省略)の弾力によって被測定ねじ軸A
のねじ溝に押し付けられている。
一径になっている。また、測子9は、その背部に設けた
スプリング(図示省略)の弾力によって被測定ねじ軸A
のねじ溝に押し付けられている。
上記ゲージ本体5は、被測定ねじ軸Aの軸芯に直交する
ゲージ支持軸10を備え、そのゲージ支持軸10がラジ
アル軸受11を介して支持プロ・ツク12に回転可能に
支持されている。また、支持ブロック12には、被測定
ねじ軸Aの軸芯に平行なブロック支持軸13が設けられ
、そのブロック支持軸13はハウジング14に設けた案
内孔15に挿入され、上記案内孔15の内部に組み込ん
だボールスライド16によって回転可能に、かつ軸方向
にスライド可能に支持されている。
ゲージ支持軸10を備え、そのゲージ支持軸10がラジ
アル軸受11を介して支持プロ・ツク12に回転可能に
支持されている。また、支持ブロック12には、被測定
ねじ軸Aの軸芯に平行なブロック支持軸13が設けられ
、そのブロック支持軸13はハウジング14に設けた案
内孔15に挿入され、上記案内孔15の内部に組み込ん
だボールスライド16によって回転可能に、かつ軸方向
にスライド可能に支持されている。
測定器支持機構を上記のような構成とすることにより、
アンビル6と検出器7との組合わせから成る測定器は、
ゲージ支−持軸10を中心として第3図の矢印イ方向、
ブロック支持軸13の軸方向(第3図の矢印口で示す)
およびブロック支持軸13を中心として第3図の矢印凸
方向の三方向の自由度が得られる。その三方向の自由度
のうち、矢印イ方向の自由度は被測定ねじ軸Aの有効径
変化にともなうリード角の変化に追従し、矢印口方向の
自由度はねじ軸Aのリード量の変化に追従し、さらに矢
印凸方向の自由度は、第2図に示す被測定ねじ軸Aの中
心aとゲージ支持軸10の回動輪芯すとの位置のずれに
追従する。
アンビル6と検出器7との組合わせから成る測定器は、
ゲージ支−持軸10を中心として第3図の矢印イ方向、
ブロック支持軸13の軸方向(第3図の矢印口で示す)
およびブロック支持軸13を中心として第3図の矢印凸
方向の三方向の自由度が得られる。その三方向の自由度
のうち、矢印イ方向の自由度は被測定ねじ軸Aの有効径
変化にともなうリード角の変化に追従し、矢印口方向の
自由度はねじ軸Aのリード量の変化に追従し、さらに矢
印凸方向の自由度は、第2図に示す被測定ねじ軸Aの中
心aとゲージ支持軸10の回動輪芯すとの位置のずれに
追従する。
したがって、アンビル6および検出器7の先端の測子9
を被測定ねじ軸へのねじ溝Bに当接してその被測定ねじ
軸Aを一方向に回転し、被測定ねじ軸Aとハウジング1
4のいずれか一方を被測定ねじ軸への軸方向に移動させ
ることにより、ねじ溝Bの加工誤差にも拘わらず、上記
測子9のそれぞれはねじ溝Bに沿って確実に動き、被測
定ねじ軸Aの有効径を正確に測定することができる。
を被測定ねじ軸へのねじ溝Bに当接してその被測定ねじ
軸Aを一方向に回転し、被測定ねじ軸Aとハウジング1
4のいずれか一方を被測定ねじ軸への軸方向に移動させ
ることにより、ねじ溝Bの加工誤差にも拘わらず、上記
測子9のそれぞれはねじ溝Bに沿って確実に動き、被測
定ねじ軸Aの有効径を正確に測定することができる。
アンビル6と検出器7の組合わせから成る測定器に付与
した三方向の自由度のうち、二方向の自由度をハウジン
グ14に組み込んだポールスライド16によって得るよ
うにした点は、測定器支持機構の小型化に寄与し、ねじ
軸有効径測定装置の測定器として用いる場合はもちろん
研削盤上の限られたスペース内に測定装置を設置してワ
ークにねじ溝を加工しつつそのねじ溝の有効径を測定す
る場合(インプロセスゲージ)にもきわめて有効である
。
した三方向の自由度のうち、二方向の自由度をハウジン
グ14に組み込んだポールスライド16によって得るよ
うにした点は、測定器支持機構の小型化に寄与し、ねじ
軸有効径測定装置の測定器として用いる場合はもちろん
研削盤上の限られたスペース内に測定装置を設置してワ
ークにねじ溝を加工しつつそのねじ溝の有効径を測定す
る場合(インプロセスゲージ)にもきわめて有効である
。
実施例の場合は、アンビル6と検出器7の組合わせから
成る有効径測定器を用いたが、上記アンビル6に変えて
検出器を用いることもできる。この場合、ねじ軸の有効
径は、両検出器の出力の和をもって得ることができるた
め、ゲージ本体5の回動軸芯すと被測定ねじ軸Aの中心
aとの間に位置のずれがある場合でも測定が可能である
。したがって、測定器に付与する自由度は、第3図に示
す矢印イおよび口方向の二つのみでよく、第3図の矢印
ハで示す方向の自由度を不要とすることができる。この
結果、ハウジング14に組み込む軸受として、ボールス
プラインやレール付きリニアボールスプライン等の摩擦
の少ない軸受を使用することができる。
成る有効径測定器を用いたが、上記アンビル6に変えて
検出器を用いることもできる。この場合、ねじ軸の有効
径は、両検出器の出力の和をもって得ることができるた
め、ゲージ本体5の回動軸芯すと被測定ねじ軸Aの中心
aとの間に位置のずれがある場合でも測定が可能である
。したがって、測定器に付与する自由度は、第3図に示
す矢印イおよび口方向の二つのみでよく、第3図の矢印
ハで示す方向の自由度を不要とすることができる。この
結果、ハウジング14に組み込む軸受として、ボールス
プラインやレール付きリニアボールスプライン等の摩擦
の少ない軸受を使用することができる。
〔第2実施例〕
第4図に示す第2実施例は、ゲージ本体5のゲージ支持
軸10を回転可能に支持する支持ブロック12の両側面
に一対のブロック支持軸13を突設し、そのブロック支
持軸13の端部をコの字形支持枠17の両端部に設けた
軸受18で回動可能に支持しである。また、支持枠17
の上辺材19に突設した支持軸20をハウジング14に
設けた軸受15′で回動可能に支持しである。
軸10を回転可能に支持する支持ブロック12の両側面
に一対のブロック支持軸13を突設し、そのブロック支
持軸13の端部をコの字形支持枠17の両端部に設けた
軸受18で回動可能に支持しである。また、支持枠17
の上辺材19に突設した支持軸20をハウジング14に
設けた軸受15′で回動可能に支持しである。
上記のような構成によって、ゲージ本体5に支持された
測定器は、ゲージ支持軸10を中心として矢印(イ)方
向、ブロック支持軸13を中心として矢印(ハ)方向お
よび支持軸20を中心として矢印(ニ)方向の三方向の
自由度が得られる。これら三方向の自由度のうち、矢印
(イ)方向の自由度は、被測定ねじ軸Aのリード角変化
に追従し、矢印(ハ)方向の自由度は、軸たわみ変化に
追従し、さらに矢印(ニ)方向の自由度は、リード量変
化に追従する。
測定器は、ゲージ支持軸10を中心として矢印(イ)方
向、ブロック支持軸13を中心として矢印(ハ)方向お
よび支持軸20を中心として矢印(ニ)方向の三方向の
自由度が得られる。これら三方向の自由度のうち、矢印
(イ)方向の自由度は、被測定ねじ軸Aのリード角変化
に追従し、矢印(ハ)方向の自由度は、軸たわみ変化に
追従し、さらに矢印(ニ)方向の自由度は、リード量変
化に追従する。
〔第3実施例〕
第5図に示す第3実施例は、一対のフォークヨーク22
.23を十字ピン24で互に連結し、一方のフォークヨ
ーク22をゲージ本体5に設けたゲージ支持軸10に固
定し、他方のフォークヨーク23に設けた支持軸25を
ハウジング14の軸受15′で回動可能に支持しである
。
.23を十字ピン24で互に連結し、一方のフォークヨ
ーク22をゲージ本体5に設けたゲージ支持軸10に固
定し、他方のフォークヨーク23に設けた支持軸25を
ハウジング14の軸受15′で回動可能に支持しである
。
このような構成によって、ゲージ本体5に支持された測
定器は、支持軸25を中心として矢印(イ)方向、十字
ピン24の水平ピン24′を中心として矢印(ハ)方向
および十字ピン24の垂直ピン24″を中心として矢印
(=)方向の三方向の自由度が得られ、その三方向の自
由度によって第2実施例と同様に被測定ねじ軸Aのリー
ド角変化、軸たわみ変化、およびリード量変化に追従す
る。
定器は、支持軸25を中心として矢印(イ)方向、十字
ピン24の水平ピン24′を中心として矢印(ハ)方向
および十字ピン24の垂直ピン24″を中心として矢印
(=)方向の三方向の自由度が得られ、その三方向の自
由度によって第2実施例と同様に被測定ねじ軸Aのリー
ド角変化、軸たわみ変化、およびリード量変化に追従す
る。
〔第4実施例〕
第6図に示す第4実施例は、ゲージ本体5のゲージ支持
軸10に球面ブツシュ26を嵌合し、その球面プしシー
26をノ\ウジング14に設けた球面座27で回動可能
に支持しである。このような構成によって、ゲージ支持
枠5に支持された測定器は、任意の方向に動くことがで
きるため、被測定ねじ軸Aのリード角変化、リード量変
化および軸たわみ変化に追従する。
軸10に球面ブツシュ26を嵌合し、その球面プしシー
26をノ\ウジング14に設けた球面座27で回動可能
に支持しである。このような構成によって、ゲージ支持
枠5に支持された測定器は、任意の方向に動くことがで
きるため、被測定ねじ軸Aのリード角変化、リード量変
化および軸たわみ変化に追従する。
〔第5実施例〕
第7図に示す実施例は、ゲージ支持枠5に設けたゲージ
支持軸10を支持ブロック12の軸受11で回動可能に
支持し、その支持ブロック12の上面に突設したブロッ
ク支持軸13をハウジング14に設けたボールスライド
16で軸方向に移動可能に、かつ回動可能に支持しであ
る。
支持軸10を支持ブロック12の軸受11で回動可能に
支持し、その支持ブロック12の上面に突設したブロッ
ク支持軸13をハウジング14に設けたボールスライド
16で軸方向に移動可能に、かつ回動可能に支持しであ
る。
上記のような構成によって、ゲージ本体5に支持された
測定器は、ゲージ支持軸10を中心として矢印(イ)方
向に回動可能であるため、被測定ねじ軸へのリード角変
化に追従し、また、ブロック支持軸13の軸方向、すな
わち、矢印(ネ)方向に移動可能であるため、軸たわみ
変化に追従して動く。さらに、ブロック支持軸13を中
心として矢印(=)方向に回動可能であるため、リード
量変化に追従して動く。
測定器は、ゲージ支持軸10を中心として矢印(イ)方
向に回動可能であるため、被測定ねじ軸へのリード角変
化に追従し、また、ブロック支持軸13の軸方向、すな
わち、矢印(ネ)方向に移動可能であるため、軸たわみ
変化に追従して動く。さらに、ブロック支持軸13を中
心として矢印(=)方向に回動可能であるため、リード
量変化に追従して動く。
〔第6実施例〕
第8図に示す実施例は、ゲージ本体5に取付けたコの字
支持枠28の両端部間に支持軸29を渡し、その支持軸
29にスライド可能に嵌合した球面ブツシュ30をハウ
ジング14に設けた球面座31で回動可能に支持しであ
る。
支持枠28の両端部間に支持軸29を渡し、その支持軸
29にスライド可能に嵌合した球面ブツシュ30をハウ
ジング14に設けた球面座31で回動可能に支持しであ
る。
上記のような構成によって、ゲージ本体5に支持された
測定器は、球面座31に沿って矢印(イ)方向に回動可
能であるため、被測定ねじ軸Aのリード角変化に追従し
、また、支持軸29の軸方向(矢印(ロ)で示す)に移
動可能であるため、リード量変化に対応して動き、さら
に、支持軸29を中心として矢印(ハ)方向に回動可能
であるため、軸たわみ変化に対応して動く。
測定器は、球面座31に沿って矢印(イ)方向に回動可
能であるため、被測定ねじ軸Aのリード角変化に追従し
、また、支持軸29の軸方向(矢印(ロ)で示す)に移
動可能であるため、リード量変化に対応して動き、さら
に、支持軸29を中心として矢印(ハ)方向に回動可能
であるため、軸たわみ変化に対応して動く。
以上のように、この発明は、Uの字形ゲージ本体の両端
部に測定器を取付け、そのゲージ本体に、被測定ねじ軸
のリード変化に対応する自由度、リード量変化に対応す
る自由度、軸たわみ変化に対応する自由度の三つの自由
度を付与し、その三つの自由度のうち、少なくとも二つ
の自由度を回動による自由度としたので、軸や軸受、球
面座と球面ブツシュ等のきわめて簡単な構成の軸受機構
を採用することができる。このため、測定支持機構を簡
素化し、かつ小型化することができる。
部に測定器を取付け、そのゲージ本体に、被測定ねじ軸
のリード変化に対応する自由度、リード量変化に対応す
る自由度、軸たわみ変化に対応する自由度の三つの自由
度を付与し、その三つの自由度のうち、少なくとも二つ
の自由度を回動による自由度としたので、軸や軸受、球
面座と球面ブツシュ等のきわめて簡単な構成の軸受機構
を採用することができる。このため、測定支持機構を簡
素化し、かつ小型化することができる。
第1図は、この発明に係る測定器支持機構の一実施例を
示す一部切欠正面図、第2図は同上の縦断側面図、第3
図は同上の支持機構の分解斜視図、第4図乃至第8図は
この発明の他の実施例を示すもので、第4図および第5
図は斜視図、第6図は一部切欠側面図、第7図および第
8図は斜視図、第9図は従来の測定器支持機構を示す一
部切欠側面図である。 A・・・・・・被測定ねじ軸、B・・・・・・ねじ溝、
5・・・・・・ゲージ本体、6・・・・・・アンビル、
7・・・・・・検出器、9・・・・・・測子、10・・
・・・・ゲージ支持軸、12・・・・・・支持ブロック
、13・・・・・・ブロック支持軸、14・・・・・・
ハウジング。 特許出願人 エヌ・チー・エヌ 東洋ベアリング株式会社
示す一部切欠正面図、第2図は同上の縦断側面図、第3
図は同上の支持機構の分解斜視図、第4図乃至第8図は
この発明の他の実施例を示すもので、第4図および第5
図は斜視図、第6図は一部切欠側面図、第7図および第
8図は斜視図、第9図は従来の測定器支持機構を示す一
部切欠側面図である。 A・・・・・・被測定ねじ軸、B・・・・・・ねじ溝、
5・・・・・・ゲージ本体、6・・・・・・アンビル、
7・・・・・・検出器、9・・・・・・測子、10・・
・・・・ゲージ支持軸、12・・・・・・支持ブロック
、13・・・・・・ブロック支持軸、14・・・・・・
ハウジング。 特許出願人 エヌ・チー・エヌ 東洋ベアリング株式会社
Claims (1)
- 被測定ねじ軸を跨ぐUの字形ゲージ本体の両端部にねじ
溝有効径測定器を取付け、そのゲージ本体に被測定ねじ
軸のリード角変化、リード量変化および軸たわみの変化
に対応する三方向の自由度を付与したねじ軸有効径測定
装置において、上記三方向の自由度のうちの少なくとも
二方向の自由度として、被測定ねじ軸に直角でかつ互い
にほぼ90°をなしている二つの軸芯と、被測定ねじ軸
に平行な軸芯の三つの軸芯のうちの二つの軸芯を中心と
しての旋回による自由度としたことを特徴とするねじ軸
有効径測定装置における測定器支持機構。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9579785 | 1985-05-02 | ||
JP60-95797 | 1985-05-02 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6254102A true JPS6254102A (ja) | 1987-03-09 |
Family
ID=14147430
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP829686A Pending JPS6254102A (ja) | 1985-05-02 | 1986-01-17 | ねじ軸有効径測定装置における測定器支持機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6254102A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010042484A (ja) * | 2008-08-14 | 2010-02-25 | Mori Seiki Co Ltd | ねじ研削方法及びねじ研削盤 |
CN104949643A (zh) * | 2015-05-25 | 2015-09-30 | 大同齿轮(昆山)有限公司 | 一种齿轮轴自动外径检测装置 |
Citations (1)
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JPS5626202A (en) * | 1979-08-10 | 1981-03-13 | Nippon Seiko Kk | Effective diameter mutual error measuring instrument for ball screw shaft |
-
1986
- 1986-01-17 JP JP829686A patent/JPS6254102A/ja active Pending
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