JPS6253709B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6253709B2 JPS6253709B2 JP54036470A JP3647079A JPS6253709B2 JP S6253709 B2 JPS6253709 B2 JP S6253709B2 JP 54036470 A JP54036470 A JP 54036470A JP 3647079 A JP3647079 A JP 3647079A JP S6253709 B2 JPS6253709 B2 JP S6253709B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ignition timing
- internal combustion
- combustion engine
- fuel consumption
- operating state
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims description 55
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 28
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 19
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 13
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 13
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 claims description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02P—IGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
- F02P5/00—Advancing or retarding ignition; Control therefor
- F02P5/04—Advancing or retarding ignition; Control therefor automatically, as a function of the working conditions of the engine or vehicle or of the atmospheric conditions
- F02P5/145—Advancing or retarding ignition; Control therefor automatically, as a function of the working conditions of the engine or vehicle or of the atmospheric conditions using electrical means
- F02P5/1455—Advancing or retarding ignition; Control therefor automatically, as a function of the working conditions of the engine or vehicle or of the atmospheric conditions using electrical means by using a second control of the closed loop type
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/40—Engine management systems
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は内燃機関の燃料消費量が最小になるよ
うに点火時期を帰還制御する点火時期制御方法に
関するものである。
うに点火時期を帰還制御する点火時期制御方法に
関するものである。
従来の内燃機関の点火時期は内燃機関の回転速
度に対して進角させる遠心式進角装置と吸気管負
圧に対して進角させるダイヤフラム式進角装置を
備え、上記2つの進角装置とにより点火時期を決
定していた。
度に対して進角させる遠心式進角装置と吸気管負
圧に対して進角させるダイヤフラム式進角装置を
備え、上記2つの進角装置とにより点火時期を決
定していた。
ところで、内燃機関の燃料消費量は点火時期に
よつて大きく変化し、従来から点火時期は燃料消
費量を重点に設定されているが、前記従来装置で
は、運転状態全域にわたつて最小燃料消費量に精
度よく合わせる事は不可能であり、燃料消費量の
悪化を生じていた。
よつて大きく変化し、従来から点火時期は燃料消
費量を重点に設定されているが、前記従来装置で
は、運転状態全域にわたつて最小燃料消費量に精
度よく合わせる事は不可能であり、燃料消費量の
悪化を生じていた。
そこで、本発明は内燃機関の燃料消費量を測定
し、この燃料消費量の増減に応じて燃料消費量が
最小になる様に機関運転状態毎に点火時期を補正
計算して帰還制御すると共にこの補正量を前記機
関運転状態に対応させて記憶しこの記憶情報に基
づいて点火時期を制御することにより、内燃機関
の燃料消費量を低減させることを目的とするもの
である。また本発明では内燃機関冷却水温度の変
化、吸入空気温度の変化、排出ガス再循環量の変
化、内燃機関製造バラツキ等による最小燃費点火
時期の誤差を自動的に補正できる。
し、この燃料消費量の増減に応じて燃料消費量が
最小になる様に機関運転状態毎に点火時期を補正
計算して帰還制御すると共にこの補正量を前記機
関運転状態に対応させて記憶しこの記憶情報に基
づいて点火時期を制御することにより、内燃機関
の燃料消費量を低減させることを目的とするもの
である。また本発明では内燃機関冷却水温度の変
化、吸入空気温度の変化、排出ガス再循環量の変
化、内燃機関製造バラツキ等による最小燃費点火
時期の誤差を自動的に補正できる。
以下本発明を図に示す実施例について説明す
る。第1図は内燃機関回転数と軸トルクとを一定
に保つた場合の点火時期と燃料消費量(以下燃費
という)の関係を示す特性図で、燃費が最小とな
る最適点火時期が存在することは周知である。本
発明は上記燃費と点火時期を帰還制御し、最適点
火時期での運転を可能とするものである。本発明
の制御方法を適用する装置の一実施例を示す第2
図において、1は内燃機関、11は吸気系、6は
電子制御燃料噴射装置、2は点火装置、20は点
火時期制御装置である。そして、電子制御燃料噴
射装置6は主に内燃機関1の吸入空気量Qと回転
数Nより燃料噴射量τを決定し、内燃機関の回転
に同期した点火装置2よりの回転(例えば点火ト
リガ)信号により電磁弁を駆動することにより、
燃料を間歇噴射するもので、その詳細構成は周知
であるため省略する。また、この電磁弁の駆動信
号の時間幅τは噴射燃料量を代表する。点火装置
2は点火時期制御装置20の出力信号、つまり点
火時期制御信号により点火信号を発生する。この
点火時期制御装置20はマイクロコンピユータで
構成され、内燃機関の回転数と吸入管負圧から主
点火時期を決定する主点火時期制御プログラム
と、電子制御燃料噴射装置6よりの出力により点
火時期補正量を決定する点火時期補正制御プログ
ラムを有する。前記主点火時期制御プログラムを
有するマイクロコンピユータによる点火時期制御
装置の詳細構成は周知であるため省略する。
る。第1図は内燃機関回転数と軸トルクとを一定
に保つた場合の点火時期と燃料消費量(以下燃費
という)の関係を示す特性図で、燃費が最小とな
る最適点火時期が存在することは周知である。本
発明は上記燃費と点火時期を帰還制御し、最適点
火時期での運転を可能とするものである。本発明
の制御方法を適用する装置の一実施例を示す第2
図において、1は内燃機関、11は吸気系、6は
電子制御燃料噴射装置、2は点火装置、20は点
火時期制御装置である。そして、電子制御燃料噴
射装置6は主に内燃機関1の吸入空気量Qと回転
数Nより燃料噴射量τを決定し、内燃機関の回転
に同期した点火装置2よりの回転(例えば点火ト
リガ)信号により電磁弁を駆動することにより、
燃料を間歇噴射するもので、その詳細構成は周知
であるため省略する。また、この電磁弁の駆動信
号の時間幅τは噴射燃料量を代表する。点火装置
2は点火時期制御装置20の出力信号、つまり点
火時期制御信号により点火信号を発生する。この
点火時期制御装置20はマイクロコンピユータで
構成され、内燃機関の回転数と吸入管負圧から主
点火時期を決定する主点火時期制御プログラム
と、電子制御燃料噴射装置6よりの出力により点
火時期補正量を決定する点火時期補正制御プログ
ラムを有する。前記主点火時期制御プログラムを
有するマイクロコンピユータによる点火時期制御
装置の詳細構成は周知であるため省略する。
以下本発明の制御方法による点火時期制御プロ
グラムを第3図に示すフローチヤートにより説明
する。内燃機関1が起動するとプログラムはステ
ツプ400のスタートから開始され初期化(後述の
補正方向X=0)を行なう。ステツプ401は回転
数N、吸気負圧Pを取り込む。ステツプ402は前
記主点火時期制御プログラムで点火時期Tが演算
される。ステツプ403では回転数、吸気負圧とも
前回の値に対し変化は所定値以内かどうかを判定
し、両方とも所定値以内で内燃機関が定常状態の
ときはステツプ404に進む。ステツプ404は前記電
子制御燃料噴射装置6から発生される電磁弁駆動
パルスの時間幅(以後パルス幅という)τnの測
定をする。ステツプ405は今回のパルス幅τnと
前回のパルス幅τn−1との差を演算し、正つま
り燃費が増加方向にあればYES(ステツプ406)
に分岐し、負つまり燃費が減少方向にあればNO
(ステツプ407)に分岐する。ステツプ406は点火
時期補正方向Xを反転するステツプで、Xは進み
側の1か遅れ側の0しかとらない。つまり、1な
ら0、0なら1に反転する。ステツプ407はXの
値により分岐方向をかえるプログラムスイツチ
で、X=1ならYES(ステツプ408)に分岐、X
=0ならNO(ステツプ409)に分岐する。ステツ
プ408並びに409は点火時期補正分△Tを演算する
ステツプで、現在の機関運転状態つまり回転数
N、吸気負圧Pに対応する補正分△T=△Tr pを
マイクロコンピユータ内の不揮発性メモリ領域に
形成したマツプの対応番地から読み取り、増分△
tを加算または減算処理し、かつこの演算後の△
Tr pをメモリの対応番地に書き替えて記憶更新す
る。メモリに格納されるこのマツプは第4図に示
す如く回転数Nと吸気負圧Pをそれぞれ所定値間
隔にて分割し△Tを記憶するものである。ステツ
プ410は最終点火時期θを演算するステツプで、
ステツプ402で演算した点火時期Tとステツプ408
または409で演算した補正分△Tr pとを加算する。
ステツプ411は最終点火時期を前記点火装置2に
点火時期制御信号として発生し、その後、ステツ
プ401にもどる。
グラムを第3図に示すフローチヤートにより説明
する。内燃機関1が起動するとプログラムはステ
ツプ400のスタートから開始され初期化(後述の
補正方向X=0)を行なう。ステツプ401は回転
数N、吸気負圧Pを取り込む。ステツプ402は前
記主点火時期制御プログラムで点火時期Tが演算
される。ステツプ403では回転数、吸気負圧とも
前回の値に対し変化は所定値以内かどうかを判定
し、両方とも所定値以内で内燃機関が定常状態の
ときはステツプ404に進む。ステツプ404は前記電
子制御燃料噴射装置6から発生される電磁弁駆動
パルスの時間幅(以後パルス幅という)τnの測
定をする。ステツプ405は今回のパルス幅τnと
前回のパルス幅τn−1との差を演算し、正つま
り燃費が増加方向にあればYES(ステツプ406)
に分岐し、負つまり燃費が減少方向にあればNO
(ステツプ407)に分岐する。ステツプ406は点火
時期補正方向Xを反転するステツプで、Xは進み
側の1か遅れ側の0しかとらない。つまり、1な
ら0、0なら1に反転する。ステツプ407はXの
値により分岐方向をかえるプログラムスイツチ
で、X=1ならYES(ステツプ408)に分岐、X
=0ならNO(ステツプ409)に分岐する。ステツ
プ408並びに409は点火時期補正分△Tを演算する
ステツプで、現在の機関運転状態つまり回転数
N、吸気負圧Pに対応する補正分△T=△Tr pを
マイクロコンピユータ内の不揮発性メモリ領域に
形成したマツプの対応番地から読み取り、増分△
tを加算または減算処理し、かつこの演算後の△
Tr pをメモリの対応番地に書き替えて記憶更新す
る。メモリに格納されるこのマツプは第4図に示
す如く回転数Nと吸気負圧Pをそれぞれ所定値間
隔にて分割し△Tを記憶するものである。ステツ
プ410は最終点火時期θを演算するステツプで、
ステツプ402で演算した点火時期Tとステツプ408
または409で演算した補正分△Tr pとを加算する。
ステツプ411は最終点火時期を前記点火装置2に
点火時期制御信号として発生し、その後、ステツ
プ401にもどる。
ここで、ステツプ404で計測したパルス幅をτ
nとしたが、パルス幅のバラツキによる誤差を無
くするために数回の平均をとつて下式の様にτn
を求めてもよい。
nとしたが、パルス幅のバラツキによる誤差を無
くするために数回の平均をとつて下式の様にτn
を求めてもよい。
τn=τn+τ(n−1)+…+τ(n−a)/a+
1 なお、ステツプ403にて回転数N、吸気負圧P
のうちいずれか一方でも前回の値より所定値以上
変化したときはステツプ412に進み、現在の回転
数N、吸気負圧Pに対応する△Tr pをメモリ内の
第4図の如きマツプから読み取り、次にステツプ
410に進み、△Tr pの計算は行なわない。
1 なお、ステツプ403にて回転数N、吸気負圧P
のうちいずれか一方でも前回の値より所定値以上
変化したときはステツプ412に進み、現在の回転
数N、吸気負圧Pに対応する△Tr pをメモリ内の
第4図の如きマツプから読み取り、次にステツプ
410に進み、△Tr pの計算は行なわない。
以上より燃費が最小となるように点火時期を補
正することができる。
正することができる。
次に本発明の他の実施例になる制御方法につい
て説明する。装置については第2〜4図に示した
実施例と全く同様の第2図に示すものを使用す
る。第1の制御方法では今回のサイクルに対する
前回の燃料消費量の差を計算することにより燃料
消費量(燃費)の増減方向を検出して点火時期の
補正分△Tを演算したが、この他の実施例の制御
方法では前回に対する今回の点火時期T並びに燃
費の差を計算することにより、点火時期Tと燃費
との関係を測定し、燃費が少くなるように補正分
△T(=△Tr p)を制御するものである。つま
り、第1図の横軸に点火時期θ、縦軸に燃費Fの
座標に対して、座標点(θn−1、Fn−1)、
(θn、Fn)を求め、燃費Fnが最も小さな値と
なるF0になる様に点火時期補正分△Tを制御す
る。
て説明する。装置については第2〜4図に示した
実施例と全く同様の第2図に示すものを使用す
る。第1の制御方法では今回のサイクルに対する
前回の燃料消費量の差を計算することにより燃料
消費量(燃費)の増減方向を検出して点火時期の
補正分△Tを演算したが、この他の実施例の制御
方法では前回に対する今回の点火時期T並びに燃
費の差を計算することにより、点火時期Tと燃費
との関係を測定し、燃費が少くなるように補正分
△T(=△Tr p)を制御するものである。つま
り、第1図の横軸に点火時期θ、縦軸に燃費Fの
座標に対して、座標点(θn−1、Fn−1)、
(θn、Fn)を求め、燃費Fnが最も小さな値と
なるF0になる様に点火時期補正分△Tを制御す
る。
第5図はこの実施例になる制御方法を示すフロ
ーチヤートで以下これに基き説明する。内燃機関
1が起動するとプログラムはステツプ500のスタ
ートから開始される。ステツプ501では回転数
N、吸気負圧Pを取り込む。ステツプ502は前記
主点火時期制御プログラムで点火時期Tが演算さ
れる。ステツプ503は現在の回転数N、吸気負圧
Pとも前回の値に対して変化は所定値以内か否か
を判定し、両方とも所定値以内のときはステツプ
504に進む。ステツプ504は前記電子制御燃料噴射
装置から発生されるパルス幅τnの計測をする。
ステツプ505は今回の点火時期θnと前回の点火
時期θn−1との差を演算し、正つまり点火時期
が進角された方向にあればYESに分岐し、負つ
まり点火時期が遅角された方向にあればNOに分
岐する。ステツプ506、507は今回のパルス幅τn
と前回のパルス幅τ(n−1)との差を演算し、
正つまりパルス幅が増加方向にあればYESに分
岐し、負つまり減少方向にあればNOに分岐す
る。ステツプ507、508は点火時期補正分△Tを演
算するステツプで、現在の機関運転状態つまり回
転数N、吸気負圧Pに対応する補正分△T=△T
r pをマイクロコンピユータ内の不揮発性メモリに
形成した第4図の如きマツプの対応番地から読み
取り、増分△tを加算もしくは減算処理し、この
演算後の△Tr pをマツプの対応番地に書き替え
る。ステツプ510は最終点火時期θを演算するス
テツプでステツプ502で演算した点火時期Tとス
テツプ508、または509で演算した補正分△Tとを
加算する。ステツプ511は最終点火時期θを前記
点火装置2に点火制御信号として発生し、その後
ステツプ501にもどる。
ーチヤートで以下これに基き説明する。内燃機関
1が起動するとプログラムはステツプ500のスタ
ートから開始される。ステツプ501では回転数
N、吸気負圧Pを取り込む。ステツプ502は前記
主点火時期制御プログラムで点火時期Tが演算さ
れる。ステツプ503は現在の回転数N、吸気負圧
Pとも前回の値に対して変化は所定値以内か否か
を判定し、両方とも所定値以内のときはステツプ
504に進む。ステツプ504は前記電子制御燃料噴射
装置から発生されるパルス幅τnの計測をする。
ステツプ505は今回の点火時期θnと前回の点火
時期θn−1との差を演算し、正つまり点火時期
が進角された方向にあればYESに分岐し、負つ
まり点火時期が遅角された方向にあればNOに分
岐する。ステツプ506、507は今回のパルス幅τn
と前回のパルス幅τ(n−1)との差を演算し、
正つまりパルス幅が増加方向にあればYESに分
岐し、負つまり減少方向にあればNOに分岐す
る。ステツプ507、508は点火時期補正分△Tを演
算するステツプで、現在の機関運転状態つまり回
転数N、吸気負圧Pに対応する補正分△T=△T
r pをマイクロコンピユータ内の不揮発性メモリに
形成した第4図の如きマツプの対応番地から読み
取り、増分△tを加算もしくは減算処理し、この
演算後の△Tr pをマツプの対応番地に書き替え
る。ステツプ510は最終点火時期θを演算するス
テツプでステツプ502で演算した点火時期Tとス
テツプ508、または509で演算した補正分△Tとを
加算する。ステツプ511は最終点火時期θを前記
点火装置2に点火制御信号として発生し、その後
ステツプ501にもどる。
なおステツプ503にて回転数N、吸気負圧Pの
うちいずれか一方でも前回の値より所定値以上変
化したときはステツプ512に進み、現在の回転数
N、吸気負圧Pに対応する△Tr pをメモリのマツ
プから読み取り次にステツプ510に進み、△Tr pの
計算はしない。
うちいずれか一方でも前回の値より所定値以上変
化したときはステツプ512に進み、現在の回転数
N、吸気負圧Pに対応する△Tr pをメモリのマツ
プから読み取り次にステツプ510に進み、△Tr pの
計算はしない。
以上述べた各実施例では、電子制御燃料噴射装
置6として点火時期制御装置20とは別個の制御
回路を用いたものを示したが、点火時期制御装置
20のマイクロコンピユータを兼用して燃料噴射
量つまり噴射パルス幅を公知の如く計算させるよ
うにしてもよい。
置6として点火時期制御装置20とは別個の制御
回路を用いたものを示したが、点火時期制御装置
20のマイクロコンピユータを兼用して燃料噴射
量つまり噴射パルス幅を公知の如く計算させるよ
うにしてもよい。
以上述べたように本発明方法においては、内燃
機関の点火時期を制御する方法であつて、内燃機
関の燃料消費量を計算すること、機関の定常運転
時にこの計算した燃料消費量と前回の計算で求め
た燃料消費量とから燃料消費量が増加したか否か
を判定すること、この判定結果からこの燃料消費
量を低下させる方向に機関運転状態に対応させて
点火時期の補正計算をすること、この補正計算さ
れた補正量を前記機関運転状態に対応させて記憶
手段に記憶させること、この記憶された補正量に
基づいて点火時期を制御することを特徴としてお
り、機関の燃料消費量を低減させ得ると共に、機
関バラツキ等による最小燃費点火時期の誤差を自
動的に補正でき、しかも機関の定常運転時に機関
運転状態毎にこの補正量を求め記憶しているから
機関の運転状態が変化しても応答よく最小燃費点
火時期に調整できるという優れた効果がある。
機関の点火時期を制御する方法であつて、内燃機
関の燃料消費量を計算すること、機関の定常運転
時にこの計算した燃料消費量と前回の計算で求め
た燃料消費量とから燃料消費量が増加したか否か
を判定すること、この判定結果からこの燃料消費
量を低下させる方向に機関運転状態に対応させて
点火時期の補正計算をすること、この補正計算さ
れた補正量を前記機関運転状態に対応させて記憶
手段に記憶させること、この記憶された補正量に
基づいて点火時期を制御することを特徴としてお
り、機関の燃料消費量を低減させ得ると共に、機
関バラツキ等による最小燃費点火時期の誤差を自
動的に補正でき、しかも機関の定常運転時に機関
運転状態毎にこの補正量を求め記憶しているから
機関の運転状態が変化しても応答よく最小燃費点
火時期に調整できるという優れた効果がある。
さらに、燃料噴射弁の開弁時間から燃料消費量
を計算しているから、簡単かつ容易に燃料消費量
の計算ができるという優れた効果がある。また記
憶手段に記憶更新するのは、点火時期の補正量の
みで点火時期全体を記憶更新することはないた
め、この記憶手段の記憶内容が故障等で消失した
としても、通常の主点火時期のみを用いて内燃機
関の運転を維持することもできるという効果もあ
る。
を計算しているから、簡単かつ容易に燃料消費量
の計算ができるという優れた効果がある。また記
憶手段に記憶更新するのは、点火時期の補正量の
みで点火時期全体を記憶更新することはないた
め、この記憶手段の記憶内容が故障等で消失した
としても、通常の主点火時期のみを用いて内燃機
関の運転を維持することもできるという効果もあ
る。
第1図は一般の内燃機関における点火時期と燃
費との関係特性図、第2図は本発明の一実施例を
示すブロツク図、第3図は第2図図示装置におけ
る点火時期制御プログラムのフローチヤート、第
4図は第2図に示す装置の作動説明に供するマツ
プ、第5図は本発明の他の実施例の点火時期制御
プログラムのフローチヤートである。 1……内燃機関、2……点火装置、6……電子
制御燃料噴射装置、20……点火時期制御装置。
費との関係特性図、第2図は本発明の一実施例を
示すブロツク図、第3図は第2図図示装置におけ
る点火時期制御プログラムのフローチヤート、第
4図は第2図に示す装置の作動説明に供するマツ
プ、第5図は本発明の他の実施例の点火時期制御
プログラムのフローチヤートである。 1……内燃機関、2……点火装置、6……電子
制御燃料噴射装置、20……点火時期制御装置。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 電気パルスで駆動される燃料噴射弁の開閉に
よつて燃料が供給される内燃機関の点火時期を制
御する方法であつて、 前記内燃機関の運転状態に応じて主点火時期を
計算すること、 前記内燃機関の運転状態が定常状態であるか否
かを判定すること、 この状態判定結果が前記内燃機関の定常状態を
示す時に、前記内燃機関の燃料消費量を前記燃料
噴射弁の開弁時間から計算すること、 この計算した燃料消費量と前回の計算で求めた
燃料消費量とから燃料消費量が増加したか否かを
判定すること、 この判定結果からこの燃料消費量を低下させる
方向に機関運転状態に対応させて点火時期の補正
量を計算すること、 この補正計算された補正量を前記機関運転状態
に対応させて記憶手段に記憶更新すること、 この記憶更新された補正量のうちその時の機関
運転状態に対応したものを前記記憶手段から読み
取ること、 この読み取られた補正量によつて前記主点火時
期を補正すること、 この補正された点火時期に基づいて点火時期を
制御することを特徴とする点火時期制御方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3647079A JPS55128661A (en) | 1979-03-28 | 1979-03-28 | Controlling method of ignition timing |
US06/134,335 US4286560A (en) | 1979-03-28 | 1980-03-26 | Method and apparatus for controlling an ignition timing |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3647079A JPS55128661A (en) | 1979-03-28 | 1979-03-28 | Controlling method of ignition timing |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55128661A JPS55128661A (en) | 1980-10-04 |
JPS6253709B2 true JPS6253709B2 (ja) | 1987-11-11 |
Family
ID=12470692
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3647079A Granted JPS55128661A (en) | 1979-03-28 | 1979-03-28 | Controlling method of ignition timing |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4286560A (ja) |
JP (1) | JPS55128661A (ja) |
Families Citing this family (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2847021A1 (de) * | 1978-10-28 | 1980-05-14 | Bosch Gmbh Robert | Vorrichtung zur regelung von betriebskenngroessen einer brennkraftmaschine auf optimale werte |
JPS5749041A (en) * | 1980-09-05 | 1982-03-20 | Nippon Denso Co Ltd | Optimum control to internal-combustion engine |
JPS5788242A (en) * | 1980-11-21 | 1982-06-02 | Nippon Denso Co Ltd | Controlling method of internal combustion engine |
JPS57143161A (en) * | 1981-03-02 | 1982-09-04 | Nippon Denso Co Ltd | Ignition time controlling method for internal combustion engine |
JPS57146054A (en) * | 1981-03-05 | 1982-09-09 | Nissan Motor Co Ltd | Control device for internal-combustion engine |
JPS57153932A (en) * | 1981-03-19 | 1982-09-22 | Nippon Denso Co Ltd | Control method of fuel injection timing for compression firing engine |
JPS57203846A (en) * | 1981-06-08 | 1982-12-14 | Nippon Denso Co Ltd | Most optimum control device for internal-combustion engine |
JPS58192947A (ja) * | 1982-05-04 | 1983-11-10 | Nippon Denso Co Ltd | 内燃機関制御方法 |
JPS5932671A (ja) * | 1982-08-17 | 1984-02-22 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の点火時期制御装置 |
US4592318A (en) * | 1983-09-23 | 1986-06-03 | Sonex Research Inc. | Internal combustion piston engine using air chamber in piston driven in resonance with combustion wave frequency |
JPS6116271A (ja) * | 1984-06-30 | 1986-01-24 | Nissan Motor Co Ltd | 内燃機関の点火時期制御装置 |
US7024306B2 (en) * | 2003-07-24 | 2006-04-04 | Miyama, Inc. | Evaluation system for vehicle operating conditions and evaluation method thereof |
US8924125B2 (en) * | 2011-03-31 | 2014-12-30 | Robert Bosch Gmbh | Perturbing engine performance measurements to determine optimal engine control settings |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5239038A (en) * | 1975-09-23 | 1977-03-26 | Nippon Denso Co Ltd | A controlling device used for an internal combustion engine |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3969614A (en) * | 1973-12-12 | 1976-07-13 | Ford Motor Company | Method and apparatus for engine control |
US4047507A (en) * | 1974-05-07 | 1977-09-13 | Nippondenso Co., Ltd. | Fuel economizing system |
US4131097A (en) * | 1976-02-05 | 1978-12-26 | Nippon Soken, Inc. | Ignition system for internal combustion engines |
JPS5388426A (en) * | 1977-01-17 | 1978-08-03 | Hitachi Ltd | Ignition timing control system for internal combustion engine |
US4130095A (en) * | 1977-07-12 | 1978-12-19 | General Motors Corporation | Fuel control system with calibration learning capability for motor vehicle internal combustion engine |
JPS6060019B2 (ja) * | 1977-10-17 | 1985-12-27 | 株式会社日立製作所 | エンジンの制御方法 |
US4191146A (en) * | 1978-02-28 | 1980-03-04 | The Bendix Corporation | Means for optimizing fuel economy in an internal combustion engine |
-
1979
- 1979-03-28 JP JP3647079A patent/JPS55128661A/ja active Granted
-
1980
- 1980-03-26 US US06/134,335 patent/US4286560A/en not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5239038A (en) * | 1975-09-23 | 1977-03-26 | Nippon Denso Co Ltd | A controlling device used for an internal combustion engine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55128661A (en) | 1980-10-04 |
US4286560A (en) | 1981-09-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4736724A (en) | Adaptive lean limit air fuel control using combustion pressure sensor feedback | |
JPS6253709B2 (ja) | ||
JPS6213499B2 (ja) | ||
JPS627374B2 (ja) | ||
US4510910A (en) | Ignition timing control method and apparatus for internal combustion engines | |
JPS606043A (ja) | 内燃エンジンの燃料噴射制御方法 | |
JP4404354B2 (ja) | 内燃機関の制御装置 | |
JP2767344B2 (ja) | 内燃機関の燃料供給装置における自己診断装置 | |
JPS6321816B2 (ja) | ||
JPS5815725A (ja) | 内燃機関の電子制御燃料噴射装置 | |
JPH04342857A (ja) | 内燃機関の電子制御装置 | |
JPH0686831B2 (ja) | 内燃機関の空燃比の学習制御装置 | |
JPH0327745B2 (ja) | ||
JPH07116962B2 (ja) | 内燃機関の空燃比制御装置 | |
JPH025734A (ja) | 内燃機関用補助空気供給装置の制御方法 | |
JPH0447399Y2 (ja) | ||
JP2932941B2 (ja) | 内燃機関の空燃比制御装置 | |
JPH03267576A (ja) | 内燃機関の点火時期制御装置 | |
JP2003222050A (ja) | エンジンの駆動制御方法 | |
JPS6176738A (ja) | 車両用制御装置 | |
JPS60198341A (ja) | 車両用エンジン出力制御装置 | |
JPS6248947A (ja) | エンジンの制御装置 | |
JPH07158490A (ja) | 内燃機関の燃料噴射量制御装置 | |
JPS61185629A (ja) | 内燃機関の電子制御燃料噴射装置 | |
JPS6198936A (ja) | 内燃機関の燃料噴射量および点火時期制御装置 |