JPS6252573B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6252573B2
JPS6252573B2 JP5031383A JP5031383A JPS6252573B2 JP S6252573 B2 JPS6252573 B2 JP S6252573B2 JP 5031383 A JP5031383 A JP 5031383A JP 5031383 A JP5031383 A JP 5031383A JP S6252573 B2 JPS6252573 B2 JP S6252573B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dissecting
duct
table top
sockets
air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP5031383A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59108543A (ja
Inventor
Hafu Hawaasu Furederitsuku
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HAWAASU EA ENG Ltd
Original Assignee
HAWAASU EA ENG Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by HAWAASU EA ENG Ltd filed Critical HAWAASU EA ENG Ltd
Publication of JPS59108543A publication Critical patent/JPS59108543A/ja
Publication of JPS6252573B2 publication Critical patent/JPS6252573B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ventilation (AREA)
  • Treatment Of Liquids With Adsorbents In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、いわゆるオートプシイ・テープル
(autopsy table)と称せられる解剖台あるいは剖
検台、すなわち動物ないし人間の死体を上に載せ
るか、あるいは死体を入れたトレイを載せて死後
剖検をなしうるようになされたテーブルないしベ
ツド状の装置の改良にかんする。
今日では上記のような種類の解剖台あるいは剖
検台として要望されていることは、死体より放出
するガスを含む不快ないし有害あるいは非衛生な
物質を連行して外部に排出できるようにした排気
装置を解剖台ないし剖検台と組み合わせて装置し
てそれらの物質を解剖者より遠ざけるようにする
ことが、いつぱんに、きわめて好適なこととして
要望されている。つまり、このようにすることに
より解剖者が汚染したり、あるいは病毒に感染し
たりする機会を出来るだけ少なくするにある。
従来長い間ふつうに用いられてきた解剖台とし
て周知なものは、単なるセラミツク製のスラブ
(slab)よりなるもので、なんらガスや空気を排
気する設備をそなえてはいないものであつた。し
かしながら、比較的最近においては、解剖台はス
テンレス・スチール製のテーブルをそなえ、この
テーブルには不連続の表面もしくは多孔型の表面
を形成させてなるものが好んで使用されるように
なつてきた。いつぱんに、この種のテーブルはフ
ロア内に装置されたダクトと連絡するように、空
気およびガスが該表面に沿つて傾斜した状態で導
かれ、それから、そのダクトを介してフアンとフ
イルタとを通してビル外の大気中に排出するよう
になつているものである。
上記に述べた2種類の従来装置においては、解
剖台に頭上型の空気導入用のキヤノピイ
(canopy)と称せられる天蓋部体と組み合わせて
使用される。この天蓋部体は滅菌され空気調和処
理を受けた新鮮空気をテーブルに向う下向流の形
で供給するようになつているものである。しかし
ながら、この種の下向空気流はテーブル上に顔を
おいて剖検している解剖者の顔のまわりに好まし
くない空気渦流を形成する不適当な作用があつて
好ましくないことが経験されている。つまり、そ
のような空気渦流が生起すると、剖検中に死体か
ら発散する不衛生ないしは有害なバクテリヤある
いはガスを解剖者が臭で吸い込み吸引してしまう
という有害な現象をたびたび引起すのである。
いう迄もなく上記2種の従来公知の解剖台は解
剖室内における所定の位置において、いつぱんに
は固定されて使用されるものである。この種のテ
ーブルにはテーブルトツプの下に排気ダクトが設
けてあり、このダクトの垂直軸線のまわりにテー
ブルは駆動させることができるようにしてある
が、この種のテーブルを排気ダクトより切り離す
ことはできない。なぜかというと、この排気ダク
トは内部がバクテリヤで汚れているから、切り離
すとそこから室内の滅菌空気内へバクテリヤが放
散して清浄な空気を汚してしまうことになるから
である。
しかしながら、この種の解剖台は、必要に応じ
て室内の1か所から他の個所へと随時・随意に移
動させうるようにすることが熱望されている。そ
のようにすれば、解剖台の使用にとつて、いちじ
るしいフレキシビリテイー(柔軟性)が付与され
るからである。とくに、そのようにすると、多数
の学生達を参観させながら解剖を行うのに、きわ
めて都合がよいからである。そこで望まれること
は、排気用のダクトのような付属諸設備あるいは
それらの付属諸設備の保守とか修理とかに用いら
れる排水渠などから解剖台を切り離して移動でき
るようにすることである。しかし、そのようなこ
とは、排風ダクトとか汚水排出渠などのような付
属設備類が清浄であつて汚染されていない、とい
うような条件が充足されていないならば、そのよ
うな移動性を安全に実施することはできない。
したがつて、本発明の主目的は、解剖台に付属
の排気ダクト装置に対して、被検死体から発生す
る有害物質および有害ガスを解剖者が吸引するお
それを最小限度に低減させると同時に解剖者が死
体に対し容易に近接ないし接触する可能性を阻害
することがないようにした解剖台を提供すること
にある。本発明の他の目的は、従来公知の不連続
あるいは多孔型の表面部よりも、きわめて好適に
清浄しうるような構造の表面部を有するとともに
関連する付属の排気ダクトより安全に切り離して
移動しうる解剖台を提供するにある。
上記の目的を達成するための本発明による解剖
台は、少くとも一方の側部の付近に配置せられた
適数のソケツトをテープルトツプがそなえてお
り、これらのソケツトは1つの通路に接続された
形のものに形成される。本発明の解剖台には貼数
の導入用のスピゴツトを設け、少くともそのうち
の1つが1つのソケツトに適合するように配設さ
れる。また1台の吸引器を設けて、それが行動す
ると解剖台の表面を横切る方向に空気を吸引し
て、それを上記のスピゴツトの1個もしくは適数
を介し、かつ上記の通路を経て外部にそれを排出
するように装置される。
上記のテーブルトツプはなるべくは連続かつ傾
斜形状に構成し清浄ならびに汚水の排出に便宜な
ように構成するがよい。
また、本発明の好適な実施態様は、適数かつ長
目の形のソケツトがテーブルトツプの両側側部の
各々の付近のところに配装される。
また、任意かつ選択的な構成としては、上記の
テーブルトツプの一方もしくは双方の端部のとこ
ろに、1個のソケツトもしくは1列配置のソケツ
トをさらに設けることもある。
さらにまた、本発明においては、ある一定数の
導入用のスピゴツトを設ける。これらのスピゴツ
トはそれぞれの高さをば異なる高さとし、またそ
の曲度も変化したものにすることができる。これ
らのスピゴツトはソケツトから取外しができるよ
うにし、必要があれば新替することができる。こ
の場合、スピゴツトを装着しなかつた任意のソケ
ツトには、その塞止用として、着脱可能なキヤツ
プとか、カバーとか、あるいはその他適宜の盲部
材を配装しておく。
しかしながら、もつとも好適な実施態様として
は、スピゴツトをば摺動可能なタイプのものとし
て、対応するソケツトよりも上方に伸張するその
高さを加減できるようにし、そのオーバーハング
部が、スピゴツトの取外し後において、できる限
りすみやかにソケツトの下側の通路内へ入り込ん
でソケツトを塞止するように装置するがよい。
フイルタ装置としては、なるべくは前置フイル
タ1個とHEPA型のフイルタ1個とを含むように
するのがよい。また、これらのフイルタは、1個
もしくはそれ以上の導入用のスピゴツトと排気器
(エキストラクタ)との間に間挿するのがよい。
なお、上記のHEPA型というのは、high
efficiency particulate airの略語であつて、日本
語でいえば「高能率・屈曲型かつ空気用」の略語
である。
排気器(エキストラクター)は、そのもつとも
簡単かつ便宜な装置としては、電動式のフアンで
あつて、解剖台の排気通路内に配装するのがよ
い。また、本発明の解剖台には手術台も含まれ
る。
本発明の解剖台にはその構成体の各隅の下側に
キヤスター車あるいはそれに類するものを設けて
おくことにより、随意に移動可能な構成となしう
る。
なお、解剖台は到立溝型材の如きものでサービ
ス装置の天蓋部と接続して解剖台の1端部と天蓋
部の片側とを連結した構造のものにするがよい。
以下に、図面を参照して本発明の好適なひとつ
の実施例について詳細に説明するが、この発明の
範囲は頭書に記載の特許請求の範囲により定めら
るべきもので、実施例の詳細構造によつて限定さ
れることを意図するものではない。
図において11は、本発明の解剖台装置のテー
ブルトツプであつて、なるべく不銹鋼製とし、ま
たその平面形状は、あらまし矩形状をなしてい
る。また、このテーブルトツプ11はその長手方
向の中心軸線12に沿つて傾斜させてあり、ま
た、その1端部13より他端部14に沿つて斜め
下方に傾いた形のものに構成されている。15は
1列配置に3個設けられた、やや長目のソケツト
であつて、テーブルトツプ11の長手各側縁に近
いところに配設されている。
第1図に示されるように、16は主導入用のス
ピゴツト(挿込み部材)であつて、図示の断面で
みて、あらまし直角形の突出部の形の上部開口部
を有するダクト部17を備えている。ダクト部1
7はテーブルトツプ11の片側にあるソケツト1
5のところから上方に伸張している。
数個、なるべくは3個のアングル状をしたダク
ト17は各個それぞれは異なる高さ位置に所要の
如く配置されているのであるが、それについては
後述する。各ダクト17に設けられている上述の
上部開口部18はテーブル10の内方に向つて開
口している。
19は別名ブランキングとも称されているカバ
ーであつて、倒立した溝形部材であつて、スピゴ
ツト16を配設する必要のないところの、テーブ
ル11の他側に設けられた3個のソケツト15に
装入されている。
傾斜配置のテーブルトツプ11は大きな受皿状
をしたトレー20に対し、上から重ね合わせた構
造をなして配設されているが、これはなるべくは
水平配置とし、テーブルトツプ11の1端13よ
り他端14に至る中心軸線に沿つて傾いた傾斜構
造の中間流路がテーブルトツプ11とトレー20
との間に形成されている。
トレー20はハウジング22の上に支承されて
おりハウジング22はその内部に室23をそなえ
ている。42はリムであつてトレー20のベース
ともいわれる。底部24より下方に向つて突出さ
せてあつて、ハウジング22の側壁の上端部に対
し余分の空隙がない状態で緊密に嵌合している。
トレー20の底部24はリム42で囲まれている
内方部25のところは多孔構造になつている。テ
ーブルトツプ11とトレー20とは必要に応じハ
ウジング22から取り外ずせるようにしてあり、
それによりフイルタ28,29に手入れをしたり
交捩したりすることが出来る。
追加的に導入用のスピゴツト16はアングル状
の形をしたダクト26の形に形成され、上方に向
いている開口部27をそなえている。そして、こ
のスピゴツト27はソケツト15に嵌装され、そ
れより、あらまし横方向に伸張している。ソケツ
ト15は、第1図に示すように、板11の上端部
13の付近において、トレー20の側部に設けら
れている。
フイルタ装置はHEPA型のフイルタ29と、そ
の上方に設けられた前置フイルタ28とにより成
り、室23内に配装されている。これらのフイル
タ28と29とは室23の全幅を被うように配設
されており、トレー20のベースすなわち基部2
4より僅かに下位の位置に、しかも、それとあら
まし平行となる状態において設けられている。排
気器としてのフアン30は、フイルタ28,29
よりも下位の位置において上記の室23の一方の
端部に向いて配設されている。ダクト31はフア
ン30のところから伸びていてハウジング22の
壁部を貫通伸張して排気ダクト32のところに至
つている。これらのダクト31,32の端部フラ
ンジは互いに固く連結されている。
第1図に示してあるように、トレー20の端部
33はサービスユニツト34に接続した形になつ
ており、該ユニツト34には天蓋部(あるいは受
け部)35が含まれている。この天蓋部35には
冷熱用のタツプ36とドレインタツプ37とをそ
なえている。天蓋(あるいは風送り)35の下側
には前記の排気ダクト32が配装されている。こ
の排気ダクト32はダクト31に対し堅固に連結
されている。
中央部のところにはテーブルトツプ11の端部
14の下端部があり、テーブルトツプ11はトレ
ー20のベース24と接しており、そのところに
出口用の開口部38が設けてある。天蓋部の延長
40のところに対応する開口部39が設けてあ
り、したがつて開口部38より出される汚れた流
体の如き廃棄物質が天蓋部35に流入し、さらに
そこからドレインタツプ37の方へ送られる。
解剖台10上で死体41の剖検をしようとする
ときには、まず最初に第2図に示すように、頭を
高い方の端部13のところに置いた状態で、テー
ブルトツプ11上の中央に死体41を安置する。
あるいは冷凍室で保存されている死体を載せた状
態でトレーを持つてくる。好適には3つの異つた
高さ位置に配装されたダクト17を、適数のカバ
ーもしくは閉塞ユニツト19をソケツト15にそ
れぞれ嵌合させて、それにより、テーブルトツプ
11の上方の、もつとも便宜な位置にて導入用の
スピゴツト16が所要のように配置が得られるよ
うにする。好適なのは、テーブルトツプ11の一
方の側部に沿つて配置された適数のソケツト15
に、カバーのみか、あるいは塞止ユニツト19を
嵌着し、それにより解剖者がテーブルトツプの同
じ側から死体41に容易かつ完全に接近できるよ
うにする。ダクト17の位置は剖検位置のいかん
によつて、すなわち剖検部位がどの程度テーブル
トツプ11より高かによつてきまる。たとえば剖
検部位が咽喉であつたとすると、テーブルトツプ
11の片側に沿うソケツト15にカバーもしくは
塞止ユニツト19を装着すればよいであろうし、
さらに、それに加えて、死体41の肢に近接した
テーブルトツプ15の1つにも同様の措置をす
る。胸部およびそれに近い身体部分に近接してい
る残り2個のソケツト15にも、それぞれのダク
ト17を挿し込む。ダクト17の高さの選択は胸
部の上側の表面部とほぼ同じ高さか、あるいはそ
れよりも僅けに高くなるようにする。
導入用のスピゴツト16の上述した配置態様は
フアンにスイツチを入れたときに、検死体の必要
な部分を横切るように送風がなされるが、解剖者
の顔には吹きつけられないように選択する。こう
すればバクテリヤその他の有害物を解剖者が吸引
するおそれがない。
第1図に示すようにアングル状に屈曲したダク
ト26は、つねに頭骨をノコギリ工具で切断した
ときに飛散する骨粉を解剖者が吸引せずに送風が
はこび去るように、死体41の頭部に近接する側
のテーブル10の端部に、第1図に示したアング
ル状に屈曲したダクト26が装着されるようにす
る。
死体41の剖検が始まる前に、フアン30にス
イツチを入れ、終りまで作動し続けます。フアン
30の役目は、ダクト17の開口部内へ死体41
を横切る方向に空気が吸引されるようにし、さら
に空気がトレー20のベース24の多数の孔を通
り、前置フイルタ28とHEPA型のフイルタ29
を流れるようにする。空気はフアン30のところ
を流れるとダクト31内へ圧送され、次に排気ダ
クト32を通り外気中へ排出される。それらのフ
イルタ28,29は空気中に含まれているバクテ
リヤその他の微粒子のすべてをし取るので、、
ダクト31,32はつねに清潔に保たれる。
剖検中に死体41より出る排気流体および消毒
薬液粒子のような刺激性の粒状物質のすべては、
テーブルトツプ11の端部14に向つてドレイン
として流れアパーチユアまたは開口部38,39
を通つて受け部35内に入りドレイン口37から
外へ排出される。
スピゴツト16を通つて排出される排気空気の
量は排出ポートの役目をしているソケツト15の
適数のものを閉じることによつて調節が可能であ
る。あるいは、フアン30の回転速度を変えるこ
とによつてそのようにしてもよい。本発明の装置
において各種のスモークテストおよびエアパター
ンテストを行つた結果によると、細菌学的な衛生
状態が確得せられて安全であり、他の従来公知の
解剖台における所要の熱エネルギーにくらべてロ
スがいちじるしく少ないことが判明している。
作業がすんだらホルムアルデヒドで消毒し、解
剖台をサービスユニツトより分離してフイルタ2
8,29もしくはフアン30を修理もしくは交換
し、ダクト31のクランプをゆるめてダクト32
より分離しテーブル10をユニツト34より切り
離す。しかしながら、本発明の解剖台の前述の装
置はそのサービスユニツト34から遠ざかるよう
に動かすには必ずしも適当ではない。
第3図に示した変形実施例においては、4個の
ソケツト15がテーブル10の両側に設けてあ
り、排気用のスピゴツト16が各々のソケツト1
5に嵌装されている。本例のばあい、各スピゴツ
ト16は大体垂直配置のフイツトメント47を含
んでおり、それはオーバーハング型のトツプ48
と長目の入口開口部18とを有し、あらまし直角
配置の形のものになつており、入口開口部18は
上記のトツプ48の直下にある1側に沿つて伸張
している。上記のフイツトメント47はすべて同
じ高さのもので、それぞれ相見合うソケツト15
に嵌まつている。そして、それらの開口部18が
テーブルトツプ11に面するようにしてある。も
ちろん、上記適数のソケツト15と相対的にフイ
ツトメント47を滑らせて上下に調節できるよう
にし、それに適数のクリツクストツプを設けてお
いて、テーブルトツプより上方の開口部18の高
さを所要に応じて変えるようにする。フイツトメ
ント47を充分に押し下げたときに、そのトツプ
48がソケツト15を完全に閉塞するようにする
と、特別のカバーとか塞止ユニツトを使用してソ
ケツト15の塞止をする必要はない。
本例装置においては、テーブルトツプ11はそ
の中心線のところでアングル状態にはなつておら
ずにテーブルの脚端部のところに一体構造の受け
部44をそなえている。もちろん、必要があれ
ば、第2の受け部43を設けてもよい。これを第
3図では錯線で示しておいた。
テーブル10の高いほうの端部には2本の細い
フレキシブルなパイプ50が設けてある。これら
のパイプ50は、テーブルトツプ11もしくはそ
のところに置かれた別のトレーの両側に沿つて下
方に滴り落ちる水が付与されるように設けてあ
る。それらの水はテーブルトツプ11もしくはト
レーの作業面を必要に応じて洗つてきれいにする
のに使う。
テーブル10に対する支持ハウジング49は防
水性のカバー体51によつて床に対し堅固に固定
されている。またテーブル10より下方へ排気ガ
スおよび空気がハウジング49内の適数のダクト
を介して排気される。52は剥御バネルであつ
て、透明かつ堅固なヒンヂ連結された蓋53によ
つて覆われておりかつ、テーブル10の高い方の
端部のところに配装され、フアンの回転速度を調
節するための調節ノブが含まれる。また、それに
は、フイルタが詰つて交換を要する状態になつた
ときにそれを知らせる圧力計も含まれる。他の適
宜の実施態様においては、上述の制御パネルはテ
ーブル上の適宜他の位置に設けたり、あるいはテ
ーブルから離れた他の適宜の位置に設けることも
ある。
なお、本実施例の他の構造部分は前例のばあい
と、ほぼ同じで、使用方法にも変りがない。
本発明の第3実施例を第4図と第5図に示し
た。
この実施例においては5個のソケツト15がテ
ーブル10の両側に等間隔配置で設けられてい
る。適数のスピゴツト16は交換ないし互換可能
なアングル状の管の形をしたものして実施されて
おり、開口部58を有し、カバーもしくは塞止装
置19をそなえ、後者はキヤツプ59の形に構成
されている。本例装置は、ハウジング22のベー
ス上にて転動しうる数個のキヤスター車60を設
けることによつて、とくに移動性に富むように構
成されている。61はL型のブラケツトであつて
テーブルトツプ11の低いほうの端部14の下の
トレー20より懸吊される。62は液滴受け用の
バケツトであつて開口部38のすぐ下のブラケツ
ト61の上に置かれていて、テーブル10をサー
ビスユニツト34より引離したときはいつでも該
テーブルからの汚水を補捉して下水路のほうへ流
すようになつている。63はチヤンネル部材であ
つて、トレー20の端部33を必要に応じ受け部
35の側面に結合するために追加的に設けられて
いる。排気ダクト31,32は、いつでも必要に
応じ結合したり、離したりすることができるよう
に構成されている。
本発明においてはテーブルは隣接するサービス
ユニツトより容易に着脱しうる構造になつている
し排気ダクトよりも容易に切り離しうる。それ
は、適数のフイルタがテーブルそれ自体に対し造
り付け式になつているからであつて、切り離しは
排気ダクトの切離し端部は大体において清浄な状
態にある。従来の解剖台ではフイルタが造り付け
式になつていないので、排気ダクトは汚染されて
いた。
【図面の簡単な説明】
第1図はサービスユニツトもろともに本発明の
第1実施例を示した縦断面図、第2図は第1図の
2−2線に沿つて切断して示した部分拡大断面
図、第3図は第2実施例の斜面図、第4図は第3
実施例の縦断面図、第5図は第4図に示した第3
実施例の部分横断面図である。 これらの図において、10……テーブル。11
……テーブルトツプ。12……中心軸線。13…
…端部。14……端部。15……ソケツト。16
……スピゴツド。17……ダクト部。20……ト
レー。22……ハウジング。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 テーブルトツプが少くともその片側の付近の
    ところにおいて適数のソケツトをそなえ、該適数
    のソケツトは1つの通路に接続せられており、1
    つのソケツトに少くとも1個が適合されている適
    数の導入用のスピゴツトをそなえ、吸引器がテー
    ブルトツプの表面部を横切る方向に空気を吸引
    し、該吸引空気は1個もしくは適数の上記導入用
    のスピゴツトを通り上記の通路を介して外部に排
    気するように構成してなる解剖台。
JP5031383A 1982-03-25 1983-03-25 解剖台 Granted JPS59108543A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB8208815 1982-03-25
GB8208848 1982-03-25
GB8208815 1982-03-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59108543A JPS59108543A (ja) 1984-06-23
JPS6252573B2 true JPS6252573B2 (ja) 1987-11-06

Family

ID=10529278

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5031383A Granted JPS59108543A (ja) 1982-03-25 1983-03-25 解剖台

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59108543A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007108160A1 (ja) * 2006-03-22 2007-09-27 Koken Ltd. 解剖実習室用有害ガス曝露防止装置

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0529692Y2 (ja) * 1989-07-03 1993-07-29
JP2007244762A (ja) * 2006-03-17 2007-09-27 Sanki Eng Co Ltd 解剖台
JP5110443B2 (ja) * 2009-05-06 2012-12-26 義久 早川 処置台上で発生する有害物の捕集・除去装置
JP6707233B2 (ja) * 2017-07-07 2020-06-10 白井松器械株式会社 解剖システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007108160A1 (ja) * 2006-03-22 2007-09-27 Koken Ltd. 解剖実習室用有害ガス曝露防止装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59108543A (ja) 1984-06-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0090522B1 (en) Autopsy table
CA2849744C (en) Grossing station
JP4451359B2 (ja) 加熱調理台
KR102163690B1 (ko) 공조장치부를 포함하는 밀폐부스
JP4333831B2 (ja) 無菌病室
JPS6252573B2 (ja)
US20090233540A1 (en) Systems and methods for ventilation of a surgical table
JPS6320168B2 (ja)
JPH11206772A (ja) 洗浄解剖室
KR100566022B1 (ko) 공기 조화기
KR102403513B1 (ko) 다중 이용시설용 공기청정기
JP2001061909A (ja) 解剖台およびその解剖台を用いた解剖装置
WO1994028814A1 (en) Local air capture and purification apparatus and method
JP2009131303A (ja) 空調装置付きベッド
JPH0426090Y2 (ja)
JP2843897B2 (ja) 解剖施設
JP3765635B2 (ja) 特殊機能作業室
JP3022516B1 (ja) 採痰ブース
EP0347203B1 (en) Ventilated tables
JPH0588510U (ja) 歯科医療用集塵装置
JPH04269951A (ja) 解剖台
CN205569950U (zh) 局部无尘过滤系统
JP3081519B2 (ja) 空気清浄機
JPH0566139B2 (ja)
JP2000279161A (ja) 医療検査用安全キャビネット