JPS6252135A - 熱可塑性材料溶融方法 - Google Patents

熱可塑性材料溶融方法

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JPS6252135A
JPS6252135A JP61034920A JP3492086A JPS6252135A JP S6252135 A JPS6252135 A JP S6252135A JP 61034920 A JP61034920 A JP 61034920A JP 3492086 A JP3492086 A JP 3492086A JP S6252135 A JPS6252135 A JP S6252135A
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furnace
liner
glass
melting method
electrode
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    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B5/00Melting in furnaces; Furnaces so far as specially adapted for glass manufacture
    • C03B5/16Special features of the melting process; Auxiliary means specially adapted for glass-melting furnaces
    • C03B5/42Details of construction of furnace walls, e.g. to prevent corrosion; Use of materials for furnace walls
    • C03B5/425Preventing corrosion or erosion
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B5/00Melting in furnaces; Furnaces so far as specially adapted for glass manufacture
    • C03B5/02Melting in furnaces; Furnaces so far as specially adapted for glass manufacture in electric furnaces, e.g. by dielectric heating
    • C03B5/027Melting in furnaces; Furnaces so far as specially adapted for glass manufacture in electric furnaces, e.g. by dielectric heating by passing an electric current between electrodes immersed in the glass bath, i.e. by direct resistance heating
    • C03B5/0275Shaft furnaces

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は熱可塑性材料を溶融する方5敦に関する。さら
に詳しくは、本 発明は、1800℃を越える温度のガラスの腐蝕効果に
耐えるのに特に適切な容器を炉の囲いとして用いた、ガ
ラスの溶融に適応シ「;方う矢に関する。本発明におい
ては、熱効率を高める手段と運転開始時に炉を保護する
手段を用いる。他の詳細についても後記に説明する。
耐火物で裏打ちした炉は長年ガラス溶融用に用いられて
きた。しかし、標準的耐火物の殆んどは、ガラスによっ
て徐々に溶解または腐蝕し、炉の漏れを生じてしまう傾
向がある。
温度およびガラスの流動性が増すと、この腐蝕速度は急
速に増す。補修は可能であるが、しかし補修は通常実施
が困難であり、費用を要し、またその寿命も通常短かい
。この腐蝕速度を下げるために耐火物外面を冷却しても
よいが、こうするとエネルギー損失が増してしまう。
通常は、ガラス浴頂部付近の側壁での腐蝕が最も大きい
。従来の炉では、ガラスの温度は頂部付近が最も高(、
溶融および精製温度は耐火物の能力の理由から1600
℃より低い値に制限される。耐火物がガラス中に溶解す
るKつれて、腐蝕生成物の多くは溶融浴中に放出される
。溶解した耐火材料はガラス組成、    の一部とな
り、ガラス品質に悪影響を及ぼすこともある。重い腐蝕
生成物は炉底に沈んで底壁に対して幾分ゆるい配列の保
獲層を形成しがちである。
炉口即ち炉の出口部分もまた高い耐火物腐蝕を示しがち
である。この出口帯域は多くの場合保護金属で覆われる
。米国特許第 4.029,887号では、炉から前炉チャネルまでモ
リブデン管を用いて耐蝕性の高い導管を形成している。
出口ライナー用として白金も用いられてきた。実際、炉
全体を白金で裏打ちしてもよいが、しかし極め・て高い
費用がかかる。
米国特許第3,524,206号に開示されるよ5な縦
型電気溶融装置においては、溶融浴の頂部は冷バッチブ
ランケットで覆われている。
この種の炉の腐蝕は、典型的にはいわゆる融解ライン付
近の直立側壁部、および側壁を貫通する電極付近で最も
ひどい。本発明はこのような腐蝕を実質的に減少させる
かまたは腐蝕効果を減少させるかまたはその両方の目的
のための手段を提供する。
冷パッチブランケットを有した従来の縦型電気溶融装置
においては、ガラス中に閉じ込められた気泡を急速に逃
がす自由表面がないから、ガラス中に種結晶を保持して
おく傾向がある。従って焼成を充分にするために炉内の
ガラス滞留時間を調節しなければならない。
新たに溶融したガラスは精製されずに急速に出口方向に
移動しがちであるから、この急速tc11動するガラス
によって炉の悪化をもたらす望ましくない対流が生じる
。従って、対流を調節し炉内のガラス滞留時間を長くす
る段階を設けなければならない。この方法の一例として
は、米国特許第4,143,232号に記されるように
、選択された焼成配列で通電される電極を深く浸漬する
ことによって対流を調節する方法がある。この配列は、
生じた熱が壁から離れた部分に集中し電極開口周囲の腐
蝕が減少するという長所をも有する。本発明において1
よ、中心部での集中ガラス加熱およびホットスポット焼
成を与えるように適応した改良された電極配列を採用す
る。
従来の耐火物よりも耐摩耗性が高い材料としてはモリブ
デン、白金、白金合金、そして鋼合金や鉄もまたある程
度認められており、ガラス溶融炉栴造°に有用であると
考えられている。例えばモリブデンは、高速移動するガ
ラスによってかなりひどい腐蝕が生じる場合における[
極材料および攪拌ウェル用のライニングとして用いられ
てきた。前記のように、白金やある場合にはモリブデン
で炉出口を裏打ちすることはしばしば行なわれている。
白金は他めて高価であり、その用途は眼科用または光学
用の特殊ガラスの溶!!A K限られることが多い。英
国性W「第601,851号に記載のように鉄を用いる
こともできるが、鉄の融点は比較的低く殆んどのガラス
を着色剤で汚染してしまう。しかし目的によっては鉄を
炉裏打ち材料と用いることができる。
モリブデンは、温度強度が高く比較的安洒であり多くの
ガラスとの化学的な混和性を有した金属として認識され
ている。しかしこの材料は550℃より高い温度で酸化
する欠点を有する。過去においてはモリブデンは製作が
困難であった。今日ではモリブデンは平坦なまたは曲線
状の板や管に成形でき構造物に溶接できるから、魅力あ
る材料である。モリブデンは2600℃で溶融し、約2
200’Cまでの高度で使用可能な高い温度強度を有す
るという極めて優れた長所を有する。例えばこれまで殆
んど専ら高温作業にのみ用いられてきた白金は、173
0℃で溶融し、約16oo℃までの温度でしか使用でき
ない。このように、モリブデンは白金よりも安価でそれ
よりはるかに高い融点を有するから、極めて有用な材料
である。
米国特許第3,109,045号には、モリブデンをガ
ラス溶融炉中の容器材料として用いることを示唆してい
る。この方法によれば、モリブデンるつぼ部分を熱可塑
性材料の外部浴中に浸漬してその外部を酸化から保護し
ている。
るつぼの内部は溶融熱可塑性材料で満たされ、こうして
モリブデンを周囲雰囲気から保護しであるから、モリブ
デンは酸化されない。さらに、モリプデ/るつぼ外部は
ガラスによっ【保護されるが、モリブデンるつぼを内部
に配置する外部浴のための耐火槽または収納容器はこの
るつぼよりも大きく、容器周囲の溶融ガラスは自由に対
流して最後には耐火収納容器を破壊してしま5゜ この米国特許第3,109,045号に記載の容器は、
特殊な溶融体に適合した大きさと構造を有し、大規模用
には実用的でないと考えられる。また、モリブデン容器
の上部を酸化から保護する目的で運転中にバッチ材料か
ら空気を除去するためのパージガス配列を必要とする。
また、殆んどのガラス用のバッチ材料はCO2゜802
およびF120のような酸化剤を含むから、バッチがモ
リブデンと接触することは許されない。他方、ガラスの
レベルをモリブデンよりも高いレベルに保つと、ガラス
はモリブデン頂部にある耐火りングに接触し、耐火物を
急速に腐蝕してしまう。
悪影響を生じることなくモリブデン炉内でバッチ材料の
ガス焼成を実施することは困難である。何故ならば炎中
の熱および酸素はガラス表面、正確に言えば腐蝕および
酸化に対して保護すべき部分で最も高いからである。
従って、後記のように本発明の対策を行わないと、モリ
ブデンライナーは燃焼ガスにさらされるから酸化されて
しまう。
この種の炉、特にモリブデン裏打ちした炉内でガラスを
溶融する方法としては、ジュール加熱が好ましい。しか
し、モリブデンは導電性金属であるから、選択した地点
に電極を置き、ガラス中の電流の流れを最適にするため
に適切な回路を備えなければならない。ライナーへの短
絡を回避するのが通常iましいが、電力の消散を均一に
するためにある程度の11流がライナーに流れるように
電極を設置し回路を設けることが望ましい。さらK、所
望ならばライナーを直接加熱することも可能である。こ
の目的のためにはバッチ電極が適切であり、種々の配列
が米国特許第2,215,982号、第2,978,5
26号および第4,159,392号に記されている。
本発明の好適な配列においては、可動バッチ電極を用い
る。米国特許第 2.978,526:号にはこの種の概念が記されてい
るが、しかしその配列は融通性が限られており、炉への
適切な充填をかなり妨げるものである。
本発明と同じ日付で本出願人により出願された一連の米
国特許出願連続番号 には、本発明に有用な種々の配列の搬送および状態調節
装置が詳細に開示されている。これらの特許出願の教示
内容は必要な程度に本発明において参照し組込まれるこ
とは理解されるであろう。
本発明は、熱可塑性材料を溶融する方法を提供する。そ
の好適な具体例にお いては、底壁と直立側壁を有した容器を用いる。耐蝕性
材料で形成した容器保護ライナーを備える。本発明にお
ける炉はバッチ内電極と床電極、および導電性出口チャ
ネルへのホットスポット精製を含んでもよい。
本発明は、バッチ熱消散を対称的にして溶融を促進する
炉操作方法にも関する。場合によっては被酸化性耐火金
属でつくったライナーを用いてもよいが、このライナー
を保護するために、運転開始バーナーを炎を減じて操作
する。
以下に添付図に関連して本発明の好適な具体例について
説明する。
本発明の炉10は、全体的に円筒状、丸型、多面体、四
角形または矩形の直立側壁14と底壁16を有した外一
段12をl+itfえている。底壁16は、熱膨張に適
応するための分かれた部分からなってもよく、これらの
部分は相互に電気的に絶縁されてもよい。炉10の主要
支持構造体を形成する外殻12は、比較的気密で、絶縁
シム13によって底壁16から電気的に絶縁されるべぎ
であり、鋼板でつくられてもよい。シム13は熱膨張を
も可能とする。炉10はIビーム18によって底部から
支持され、このIビーム18は絶縁シム25によって地
面から電気的に絶縁されてもよい。
Carborundum製造のFIBEI’L FIt
AX■のよ5な圧縮可能な断熱材層20Aを外殻12の
直ぐ内側に配して底壁16からその上端22まで伸ばし
てもよい。圧縮可能な断熱材2OAは炉の熱サイクル中
に構造材料の相対運動を可能とする。圧縮可能な断熱材
層20Aに隣接して環状の堅固な断熱材20Bを配する
直立側壁26と耐火底壁28を有した耐火容器24を、
堅固な断熱材20Bから離隔した状態で外殻12内に配
置する。堅固な断熱材20Bと耐火容8石24間につき
固めミックス21を配して、ガラス密シールを形成する
このつき固めミックス21を以後時折タンプと呼ぶが、
これは粒状耐火材料であり、これを所定位置に充填また
はつき固めて炉の運転開始時に焼成または焼結してもよ
い。容器24は耐ガラス腐蝕性の既知の耐火材料でつく
るのが好ましい。耐火容器24内にはライナー30を同
軸状に配し、このライナーを耐蝕性の高い耐火金属で形
成するのが好ましい。
ライナー30とし【は、タンタル、レニウム、ニオブお
よびタングステンも適切であるが、モリブデンが有用で
あり好ましい材料であると考えられる。ある場合には、
特にガラスが高度に酸化される場合には、貴金属(例え
ば白金、ロジウム等)もライナーとして適切である。貴
金属は高温では比較的弱く、従ってライナー30に付加
的支持を与えるためにブレーシングまたは一体的なリプ
を必要とすることがある。このようにガラスが高度に酸
化される場合には、儀牲陽極と共に陰極またはDCバイ
アスをライナーに設けてもよい。
このような配列は貴金属を用いる方法よりも安価である
。また、約xioo’cより低い比較的低温でフリット
等を溶融する場合には、鋼およびニッケル合金も有用で
ある。炉10を電気的に加熱するための電極について以
後記すが、電極は前記の材料でつくってもよいが、モリ
プデ/をも同様に好ましく用いることができる。有用と
考えられる他の材料については、特にそれらを用いる理
由がない限り、これらはかなり高価であるから、特にこ
こでは強調しない。
好ましい具体例においては、ライナー30を、重め継目
に清ってリベット固定した成形モリブデン板でつくる。
この場合には他の補強材は必要ないと考えられる。また
、相互の間隔を密にするならば前記に挙げた材料の板を
容器のためのシールドとし【使用できる。
容器24の直立壁26とライナー30は近くに接近して
おり、その間・に比較的狭いIQ状全空間32形成する
。この空間は、実質的な密着から好ましくは約1インチ
程度の間隔までの範囲であってもよい。後記に述べる理
由から、空間32には粉砕した非腐蝕注の高粘度カラス
くず、パッチまたは他の耐火タンプ/i1(参照番号2
3参照)を満たしてもよい。
ライナー300機能を理解することが重要である。ライ
ナー30は、炉10内で対流する熱可塑性材料(ガラス
)43によるjス蝕から耐火容器24を保護する。さら
に非常に重要なことであるが、ライナー30は、溶融速
度を増しガラスの品質を改良することを可能にする。溶
融速度の増加は、炉10の運転温度を高くできる結果と
して達成される。ガラス品質の改良は、耐火物よりもモ
リブデンはガラス汚染を生じることが少い結果として達
成される。従来の溶融漕内でのガラスとの接触にいずれ
の耐火物を用いても、その耐火物はガラスな事実上腐蝕
および汚染する。従って、耐火ブロック、時に大型の耐
火ブロックは熱衝撃で亀裂を生じてしまう。耐火ブロッ
ク間の空隙および亀からは空気が耐火物中に入って耐火
物が反応し、反応体がガラス中に入ってしまうことにな
る。ガラス炉の激しい熱による耐火物のガス発生によっ
ても、ガラスが汚染する。欠陥および汚染物(例えば脈
理、種結晶、石等)の不在の尺度であるガラス品質は、
従来の溶融槽内の前記の要因の全てによって影響を受け
る。従って、ライナー30は前記のように腐蝕から耐火
容器を保護するだけでなく、不透質容器に対するガラス
の溶融を可能とし、こうしてガラスへ汚染物が混合する
のを防ぐ。
モリブデンは現在経済的な高温操作に利用可能な最も耐
蝕性の高いライナー材料であると考えられるから、モリ
ブデンを選択するのが好ましい。モリブデンは550℃
より高い温度で急速に酸化されるから、酸素から遮断さ
れなければならない。本発明の好適な具体例においては
、ガラスのレベルをライナー30の上線31よりも高く
保つことによってライナー30をガラスレベルよりも低
く保ち、こうしてライナー内面を保護する。空間32と
トラップ29に密に充填した材料によって、ライナー3
0の外面を酸素汚染から保護する。
炉10の底壁28は主に耐火物で形成してもよく、また
はライナー30の壁と同じ材料を含めた種々の材料で裏
打ちしてもよい。しかし、説明の目的のために、ここで
は耐火物で形成した底部を有する炉について記し、他の
変形については第7−10図に関連して説明する。
また、前記の耐火物層24、断熱材20A。
20Bおよびタンプ21−23の代りに、密充填砂、つ
き固めミックスおよび高粘度(即ち硬質)ガラスくずの
混合物を用いることもできる。こうして、底壁な有した
または有しないライナー30を、外殻12とオフセット
ブロック27(後記に説明する)によって囲まれた粒状
形成物内に配置してもよい。この場合には、砂、ガラス
くずおよびタンプは加熱時に高粘度ガラス複合体および
溶融または半溶融材料を形成しこれらがライナー30を
酸素から遮断するから、断熱効果はさほど大きくはない
がライナー30を保護できる。溶融または半溶融砂は高
粘性であるから、ライナー外部での対流による伝熱損失
は、大幅に減少する。この目的に有用な材料の例として
は砂、シリカまたはジルコニア、つき固めミックスCo
rhartφA393または◆251420が挙げられ
る。
後記に説明する底部または床部電極40を炉に組込む場
合には、1800℃で100オーム・インチより高い電
気抵抗率を有したCorhartす1350 Zlrc
onのような裏打ちな一つだけを示す。これらの電極は
各々、炉100周辺の回りに配置され種々の配向自由度
を有するように適合せしめられる。バッチ電極50は、
外側金属またはセラミックスリーブ部51と内側同心状
耐火金属電極棒52を有してもよい。この電極はその末
端53での電気接続部(図示せず)によって通電されて
もよく、その先端54は空間46内に配置される。電極
棒52は軸A1およびA2に清って調節可能であること
が好ましい。バッチ電極50は、スリーブ58内にジャ
ーナル支持されたアーム56によって水平に支持される
外殻12に取付けた支持構造体60は、支持体64内に
スリーブ嵌合したシャフト62を経てスリーブ58を支
持する。
運転中は、支持11ケ造体60は外殻12に対して固定
されたままであるが、支持体64内にスリーブ嵌合した
シャフト62は両方向矢印a2の方向に軸方向に可動で
ある。水平スリーブ58はシャフト62の上端66に回
転目しの高抵抗率耐火物で底壁28を形成すべきである
。第1図には示してないが、特に高温で硬質ガラスを溶
融する用途の場合には、ライナー30が底壁28を横切
って伸びるように備えてもよいうこのような配列たよれ
ば、ライナー30の材質の抵抗率は低いから、底部電極
を実際上使用しないで済む。
第1図では図を簡単にするためにただ一つの電極を示し
である。電極は、底壁28の開口42内に角度をなして
配置されてもよく、炉の内部空間46内へ伸びてい【よ
い。電気接続部は図示していないが、各底部電極40は
そ・の末端47での接続部によって通電されてもよい。
加熱は主に先端44から空間46内の溶融熱可塑性材料
43中へなされる。底部電極40を可動にして、先端4
4を矢印amの方向に軸方向に調節してもよい。
熱可塑性材料43を溶融するために、複数のバッチ電極
50をも用いてよい。これらの電極についても図を簡単
にするために、電極布に取付けである(矢印a3参照)
。こうして、スリーブ58内に取付けた支持アーム56
は、矢印a3で示すようにシャフト62の垂直軸A1を
中心にして回転できる。水平支持アーム56は矢印a4
で示すよ5に水平軸A2を中心にして回転でき、また矢
印a6の方向に水平軸A2に浴つ【動かされてもよい。
バッチ電極50は図示のよ5に垂直でなくてもよ(、電
極50をアーム56に支持するブラケット57を変える
ことによつ【電極50を傾斜可能にしてもよい。
前記の支持構造体60等によって支持されるバッチ電極
50は、上下に移動でき、また炉10の中心線Cに対し
【半径方向に、垂直に対して角度をもつ【、および水平
に弓形に移動できる。このように、各電極50は自由度
を有して、運転中に空間46内の選択される座標系のい
ずれに対しても調節可能なように配向できる。
中心バッチ電極80は炉10の中心線Cに清って垂直に
配置され、電気接続部(図示せず)によって前記と同様
にその末端82で通電される。この電極を水平支持体8
6と結合し、この水平支持体86を、水平スリーブ88
、垂直シャツ)90.および外殻12に固定した支持構
造体92に取付ける。中心バッチ電極80は、両方向矢
印a6の方向VC画直に移動してその先端96の位置を
調節できるようにしである。炉10上の空間を節約する
ために、バッチtiと同じアーム(例えば56)からこ
の中心バッチ電極を支持するように配置してもよい。例
えば第4図および第5図において、中心電極80とバッ
チ電極50とを軸A1に浴って互いに上下に配して同じ
支持体60′によって両者を支持するようにしてもよい
このよ5な配列においては、他のバッチ電極50を12
0度離れた所に配し、広い頂部面を炉10上に確保して
充填を容易にすることができる。
本発明の別の具体例では、床部電極を閉止して、その代
りにバッチ電極50に対して大略前記と同様にし【円周
方向に互い違いに付加的パッチ電極(図示せず)を配す
る。こうして6本のバッチ電極をほぼ60°離して中心
線Cの回りに配置すると、対称性の高い電極配置になり
、炉10の上部付近に熱が供給されこの部分で最も効果
的な溶融が行なわれることになる。
電極50および40の先端54および44を炉の中心線
Cとライナー30の壁との間のほぼ中間に配置すると、
溶融工程が促進されることも判明した。比較的小型の炉
10.即ち直径約4−6フイートの炉については、電極
50を中心線Cからライナー30までの距離のほぼ半分
の位I11で中心線Cの回りに対称に配置すべきである
。他の配置も可能であり、それらを下記に記載する。
バッチ電極50と床部電極40は両方共少し異なった機
能のために非常に有用であると考えられる。床部電極4
0はバッチ電極50を挿入する前の運転開始に特に適切
である。
床部電極40はまたトリミングおよび精密調節用に完全
運転中に用いられてもよい。バッチ電極50は主に全時
間高速溶融用に用いられ、それら単独で用いても有用で
ある。中心バッチ電極80は主に、溶融困難なガラスの
精製に有用である。さらに、電極50,40および80
を単独でまたは組合せて用いて、炉を極めて融通性の高
いものとしてもよい。
詳しくは述べないが、冷却水用の外部ジャケット等を備
えて電極40.50および80を水冷してもよい。こう
すると、X極寿命が長くなる。
耐火物底部28の開口102内には、中央貫通開口10
1を有した出口管100を配し、この出口管100はラ
イナー30と同一材料、即ちモリブデンでつ(るのが好
ましい。電気接u部(図示せず)を出口−W102の末
端104または近辺に接続する。こプして出口v100
1c通電してその先端103から溶融熱可塑性材料43
を経て中心電極80の先端96へ点弧させる。管100
は電気的点弧によって腐蝕することがあるから、交換の
容易な中心電極80を直流111位と電気的にバイアス
させて、犠牲電極とし【用いてもよい。
中心バッチ電極80と出口管1001C通電すると、そ
の間に大電流が流れて熱可塑性材料43の浴中にホット
スポット106が生じる。中心電極80の先端96と出
口管100の対応する先端103は、高[流を運ぶこと
のできる大表面債ジスクであってもよい。ホット−ボッ
ト106中に消散したエネルギーによって、材料43は
、出口管100内の開口101を通して炉10から出る
直前に精製される。高温に高められた精製温度は炉中心
付近に集中するから、炉壁の悪化は減少する。
炉壁温度をさらに下げるために、耐火容器24の直立壁
26をライナー30の上縁31付近で段付にする。壁2
6を段付にするために、耐火ブロック27を第1図また
は第9図に示すように片寄らせ、または壁内体を第3図
のようにくぼみ付にしてもよい。こうして直立耐火壁2
6の上部に、ライナー30から離れる方向に半径方向に
くぼみを付けて、ブロック27付近の材料の温度を、溶
融熱可塑性材料43(例えばガラス)およびパッチ11
0による腐蝕が大きくない温度まで下げるようにする。
ライナー30とくぼみ付のまたは片寄ったブロック27
との間にはチャネルまたはトラップ29を形成する。一
つの具体例では、運転開始時に、溶融し【徐々に空間3
2へ流入する非腐蝕性ガラスをトラップ29に満たして
もよい。ライナー30の水平フランジ33が、半径方向
に外側に伸びて耐火壁26の上面35を覆っている。フ
ランジ33の外縁37はブロック27付近で最も温度が
低く、この部分のガラスは最も粘度が高いから、運転開
始後にはフランジ33によって、トラップ29内の溶融
材料43が半径方向に流れ【空間32に入るのが防止さ
れる。また、ブロック27は炉10の中心部の高熱部分
から離れ【いるから、ブロック27の腐蝕も下がる。
ライナー30の底端36には、耐火容器24の底壁、2
8とライナー30との間にスロット39を形成する。ス
ロット39には、溶融熱可塑性材料と耐火物の腐蝕生成
物の混合物41′が閉じ込められ集められる。スロット
39の底部の溶融材料は、炉10の他の部分よりも有意
的に低温であり、従ってスロット39内に閉じ込められ
た混合物41′は、高粘度を有して失透するかまたはそ
のいずれかとなり、こうして室空間46内の溶融材料4
3とライナー空間32内の材料との間のシールとして作
用する傾向を有する。
同様に1ライナー30と直立耐火壁26との間の空間3
2は狭く、従って炉10内の熱に起因する対流はこの空
間内で防止されまたは実質的に減少し、耐火物の対流腐
蝕は減少する。空間32は腐蝕生成物と熱可塑性材料と
の混合物45のためのトラップとして作用する。空間3
2内に閉じ込められた腐蝕生成物は連続的に漏出しない
から、耐火物の腐蝕は防止される。
空間32をシールしてその中に保持される材料の循環を
防止す、るために効果的な冷却がなされるべきであるが
、所望ならば一本またはそれ以上の冷却管112を備え
てライナー30の端部または縁36および37付近に冷
却ガスを運ぶようにしてもよい。こうし【付加的に冷却
すれば、ライナー空間32の端部に隣接する部分でガラ
スが固化するからシールを充分に確実にすることができ
る。
耐火物の腐蝕を防止し低温で狭いまたはそのいずれかの
?iF城を確立して炉の1易つきやすい帯域での対流を
防止する前記の方法および装置は種々変形できる。−例
として、フランジ33をオフセットブロック27内に伸
ばして、ライナー30の底端36を側壁26等内にフラ
ンジ結合してもよい。これらは全て、ライナー30と耐
火容器24間の中間部分を、比較的低温で体積の小さい
またはそのいずれかの部分に配置して、溶融ガラスの通
過を妨げるように設計される。さらに核酸化性でないラ
イナーを用いた場合には、その上R30を熱可!!1!
!性材料43の端部上に伸ばして、オフセットブロック
27を省略できる。
前記に記したように、耐火容器24の底壁28をモリブ
デンで裏打ちして保護してもよい。この特徴なPA9図
と第10図に関連して説明する。さらに、底壁材料とし
てタンプまたは酸化クロム耐火物を使用できる。この後
者の方法では、タングまたは酸化クロム耐火物は放出さ
れてガラスと混合してしまうことがあるから必ずしも好
ましくはないが、ある種のガラスに対し【は可能で有用
な方法である。酸化クロムは導電性であるから、この場
合には底部電極を用いるのは実用的でない。
ライナー30にモリブデン底部がなければ、底部電極を
用いた操作の融通性が高くなるから、高温処理を要する
非常に腐蝕性のまたは粘度の高いガラスを溶融する時以
外は、ライナー30にモリブデン底部がないことが全般
に好ましい。この場合には炉10の建造費用も下がる。
さらK、底壁28の大部分は沈降腐蝕生成物によって保
護されるから、極めて高温での操作が必要でなげれば、
底部ライチーは必要でないであろう。他方、本発明はラ
イナー30用の底部によって得られる保護効果があって
もなくても実用上実施可能であるから、底部裏打ちした
炉についてはさらに後記に説明する。
本発明のもう一つの特徴として、バッチプランケラ)1
10を形成するバッチ材料を連続的に炉10の熱可塑性
材料43上に添加してもよい。この場合には、バッチブ
ランケット110と溶融材料43.を分離する融解ライ
ン111が炉10を横切ってライナー30の7ランジ3
30レベルより高い所に伸びるよ5に炉を操作すること
が重要である。溶融材料層をフランジ33上に常に保つ
ことによって、バッチブランケット110内に含まれる
酸素とガス状生成物からライナー30を保護する。ライ
ナー30の上縁31をバッチ材料110中に突出させて
もよいが、この場合には上縁31は溶融拐料で覆われな
いから酸化作用を受けるであろ5゜しかし、上縁31と
ブロック27によって形成されるトラップ29は主に運
転開始目的のために有用であり、運転開始後の上縁31
の酸化は悪影響を生じることはない。
本発明の重要な特徴をさらに説明するKは、運転開始手
順を理解する必要がある。酸化されやすいライナーを有
する従来の炉では、運転開始時にそしてその後の炉の運
転中に不活性ガスでパージングする。特殊ガラス用の小
規模装置では、真空下に操作することもある。
特に熱効率および経済性の理由から真空およびパージガ
ス配列が魅力的でない場合には、このような配列の規模
を大きくすることは困難である。
本発明においては、炉10の運転開始は従来の縦型溶融
装置の運転開始と同様である。
第3図において、従来の縦型溶融装置に通常用いられる
ものと同様の種類のカバー11を炉10上に股げてもよ
い。カバー11を量適するバーナー9を配して、供給源
(図示せず)からの燃料をガスフィン15によりそして
燃焼用空気を空気ライン17から供給する。運転開始時
には炉10には通常点IvilBまで粉砕ガラスまたは
ガラスくずを部分的に充填する。
この点NjBはガラスくず充填角度(典型的には45°
)を示す。ライナー30の上縁31を覆うことが好まし
い。材料は、溶融するにつれ・て沈降し、開口19を通
してより多くのガラスくずが添加される。可能ならば、
バッチが少くとも部分的Kft#融した後に床部電極4
0に通電する。炉10が溶融熱可塑性材料でいっばいに
なると(ガラスラインG参照)、2イナー30は酸化か
ら保護される。
運転開始時には、外殻14の底壁16内の開口65内に
シールまたは溶接された入口管63を通して圧力下に炉
10ヘバージガスPを送入してもよい。パージガスPは
、装置を酸化から保護するために外殻14内の空間を満
たすのに用いられてよい。外殻は充分に気密であるから
、パージガスPは炉10内に適切に閉じ込められて、通
常の費用で炉10を効果的に安全に運転開始できるよう
にする。
炉が溶融ガラスで一度漕たされた時には、パージガスの
供給を止めてもよい。
本発明においては、ライナー30をさらに酸化から保護
するために、燃焼生成物が過剰の酸素を含まず、初期ガ
ラスくずBの溶融が減圧または中間大気圧条件下に達成
されるような工合にバーナー9を操作する。ある種のガ
ラスについてはライナー30が炭素で汚染されるとガラ
スの品質に有害であるから、炎を過度に感じることは望
ましいことではないと考えられる。
充分な址の材料が溶融した時には、バーナー9をとめ、
底部電極40に通電して炉の温度を保つようにしてもよ
い。次いでカバー11を除去し、バッチ電極50および
80を各々の位置に挿入する(第1.2.4および5図
参照)。次に出口管100を通して底部から溶融材料4
3を除去するにつれて、バッチ材料110を連続的に炉
10に添加し【もよい。
バッチ110を所望方向、特にトラップ29の帯域内に
保つために充填制御手段(図示せず)を備えてもよい。
充填およびガラスの静水頭を11節できる操作方法が好
ましい。充填、ヘッド、および′ぺ極50.80の縦方
向211節の組合せによって融解ライン111を調節で
きる。
第2図に本発明の一つの可能な電極配列を示す。底部電
極40を円で示し、バッチ電極50を十字形で示し、中
心バッチ電極80と出口’if100 Ij極を十字形
を中心とした円で示す。底部1jc[40を閉鎖デルタ
配列で点孤して、各・1ヒ極40間の矢印401にて示
すように、各電極がその次の隣接電極に対して点孤する
ようにしてもよい。同様に、バッチ電極50は矢印50
′、で示すように、底部電極40と同様にまたはそれら
とは逆に、前記の第一〇点弧パターン上に重なった閉鎖
デルタ配列にて相互に点孤してもよい。電極40および
50をライナー30の壁から離れた所に配置して、炉の
中心付近に熱を集中することが好ましい。図示の配列で
は、重なったまたは二重のデルタ状点孤になっているか
ら電気的に対称であり、また電極40および50は円周
方向に互い違い罠なっているから物理的にも対称である
。床部電極400代りに三本の付加的なバッチTIt極
を用いた場合にも同じ点孤パターンおよび対称性が得ら
れるであろう。
前記の対称性は溶融効率および均一性の点で重要である
。さらに、電極40および50を対称に配置して点孤さ
せることによって、ライナーは実質的に中性点または大
地電位で操作される。従って、ライナー30から、同様
に大地電位で操作される外殻40へ破壊電流が流れる危
険性が少く、断熱材20A−Bを通してガラスが外殻へ
漏出しても問題がなくなる。
従来の縦型溶融装置では、耐火容器の外壁は、容器自体
の腐蝕をおさえるために、冷却される。しかし、本発明
においては、炉lO内に熱を保つために断熱材20を用
い、ライナー30は高温腐蝕に耐えることができる。
炉10のこの断熱構造によって、高いエネルギー効率お
よび高温違法が可能となり、こうして溶融速度は大11
iTに改善される。炉10の耐火物は、ライナー30に
よって保護されるから、断熱材20の使用が可能なより
一層高い操作温度に耐えることができるっm26中のガ
ラス接触耐火物が炉の極熱によって軟化した場合でも、
タング21の中間層が断熱材20へのガラス漏出を遅く
する。葎々の保護材料層が、炉10への腐蝕性物質の破
壊的衝撃を連続的に抑制される。さらに対流によって炉
10が悪化しセリな場合にも、対流は抑制され、または
封じ込められる。例えば、室空間46内の材料の全体的
な対流は、耐火容器24の壁26からライナー30によ
って抑制され、ライナー30と外殻12との間の空間3
2での対流は、この空間内の材料の1tllJきは全て
妨げられるから、制限される。空間32内に高粘度材料
を配置する場合には、特にそうである。
前記のように耐火物26、タンプ21および断熱材20
A、20Bの代りに砂、ガラスくず、タンプまたは粉砕
耐火物またはこれらの混合物を用いる場合にも、同じ結
果が得られると考えられる。熱損失は増すであろうが、
大地電位で操作されるライナーは電流源とはならないか
ら、′電気的損失はほぼ同じであろう  。
第1図に示すように、本発明は、外殻12の側壁14を
直接大地電位または中性点電位に接続して監視できると
いう長所をも有する。
この長所は安全上有益であり重要である。安全のために
接地ストラップ49が側壁14を大地qに接続している
。側壁14から大地Gへの電流を電流検出器48によっ
て監視する。
ストラップ491C1ll流が流れた場合には、側壁が
絶縁されなくなったことがわかる。この場合には、操作
者は接地ストラップ49を切断して電流がさらに大地に
漏れるのを防ぎ、人員を守るために炉の[岨りにケージ
またはバリヤ(図示せず)を設置すべきである。ライナ
ー30を大地電位で操作するように電極を操作および配
置する特徴は、従来の炉になかったものである。外殻1
2の底部16は接地されず、通常はある程度の電圧Vで
浮遊している。絶縁シム13によって側壁14から底部
16を絶縁し、同様の絶縁シム25によって■ビームお
よび関連支持構造体を底部16の浮遊電圧から絶縁する
第6図に示すよ5に、外殻12の底壁16を複数の部分
16人・・・・・・・・・・・・16n(そのうちの三
つだけを図示する)に分割してもよい。
底部電極40を用いる場合には、それらを開口42を通
して底壁16にスリーブ接続してもよい。電極40の各
々を非導電性スリーブ59によって底壁1−6から絶縁
する。底部16の各部分16.A−tenは、絶縁シム
69によって相互に絶縁する。こうして、底部16の部
分16A内の電池42間に短絡が生じた場合には、電流
は隣接する電極には伝わらない。さらに、一つ以上の電
極が各底壁部分16A−16nに短絡した場合には、一
つの電極から他の電極への危険な短絡が起こることはな
い。通常、底壁16への短絡が起こる場合には、短絡は
開口42付近で起こり、この開口42は高温ガラスで満
たされるようになっていてもよい。このように、分割底
壁16を用いることは賢明な方法である。ガラスが外殻
12に浸透した場合でも、炉の運転を続けることかでき
、但し熱損失と電気的損失は増す。種々の外殻部分が分
離されているから、破壊的な故障を避けることができる
。同様に、外殻の底壁16と大地間は1ビーム18で絶
縁されているから、底壁16にガラスが流れても大地へ
破壊的電流が流れることはない。
図には示してないが、底壁16の分割には、電極を貫通
させていない部分をも含めてよい。
本発明の炉は最大1700乃至2000℃の温度で操作
されるように意図される。全般K、ガラス炉での溶融速
度は、温度が100℃上がる毎に二倍になる。従って、
本発明の炉は、2乃至4倍大きな従来の電気加熱装置と
同じ能力を有する。逆に1本発明の炉と同じ大きさの従
来の電気加熱炉は、本発明の炉の約半分のガラス量を生
産できるだけである。例えば、直径12フイートの従来
の電気炉の代りに、直径約6乃至9フイートの本発明の
炉を使用できる。さらに、本発明の炉の高さは典型的な
縦型溶融装置の高さよりもはるかに低い。高さの低い炉
は、Q造が容易であり、炉内に閉じ込められるガラスの
ヘッドが低いから構造用材料は少なくて済むから、好ま
しい。
さらに、より一層高温で操作できるから、非常に硬質の
ガラスをも大量に経済的に溶融できる。また、全く新し
い理論的な組成物だけを得るようにすることができる。
ここに記載の炉10のへ体例は、直径約4フィート、深
さ約3フイートの比較的小さな多面体溶融装置である。
現在のところこの炉はコーニング・コード7073硼珪
酸塩ガラスを1.5平方フイート/トンの速度で溶融す
ることができている。従来の炉による溶融速度は、ガス
たき蓄熱炉では6乃至12平方フイート/トン、縦型電
気加熱ガラス溶融装置では約3.0平方フイート/トン
であるから、本発明の炉は溶融速度の点で非常に優れ【
いる。
この装置では、ソーダ石灰ガラスを0.75平方フイー
ト/トンおよび多分0.50平方フイート/トンの溶融
速度で経済的に溶融できるものと考えられる。このよう
な結果により、前記に記載した11類の比較的大きな能
力を有した炉は、いわゆるフ目−トガラス操作に有用で
あり、従来の大型の70−ト炉の必要性をなくすること
ができると考えられる。
本発明の充分に裏打ちした炉は耐火物脈理を生じること
がなく、約2.25 X 10’ BTU/トン程度を
必要とするだけである。一方、従来のガスたき8熱炉は
約5乃至7 X 10’BTU/トンを要し、脈理を生
じて品質の悪化をもたらす。さらに、従来の炉は使用に
よって摩耗し、効率がさらに下がる。これに対し【、本
発明の装置は優れた耐摩耗特性を有するから実質的にそ
の全有効寿命期間にわたってその高い効率レベルを保つ
炉10と内部ライナー30の形は、゛平面図で円形、多
面体、四角形または矩形等種々の形であってよい。さら
に、側壁を傾斜させて円錐構造にし、小さな集中ガラス
体を含む高温中央帯域を保ちながら対流を調節しおよび
炉の上縁を中央部から離れた位置に移しまたはそのいず
れかを達成するようにしてもよい。
このようにしても、ライナーと耐火容器を保護する本発
明の特徴は実質的に変わらない。
第7図に示す炉10人では、床部28上の直立出口電極
部103(第1図)をなりシ【円錐ライナー30人を外
部出口管100と直接結合することができる。パッチ電
極50Aを接近させて配置し深く浸漬することによって
ホットスポット106Aを達成できる。第1図で説明し
たバッチ電極50を電極50Aより高い位置に電極50
A間に互い違いに配置できる(第9図をも参照)。また
1′i1.極50の浸漬深さを浅くして炉10Aの中心
Cからさらに半径方向に遠ざけてもよい。
第9図と第10図に示した本発明の別の具体例では、炉
10Bは外殻12、断熱材層20゜耐火容器24、狭い
空間32により容器24から分離されたライナー30B
を有する。容器24は直立側壁26と床部28を有する
ライナー30Bはt111壁72、床部74、および前
記の上方直立外部7ランジ33を有している。
図示のように耐火容器床部28を出口100に向かって
下方にわずかに傾斜させ、比較的狭い空間76によって
ライナー床部74から分離してもよい。空間76を保つ
ために、種種の支持体を備えてもよい。床部74の外周
縁を、側壁72かも突出した内側に伸びた7ランジ部8
4によつ【支持する。床部74は、ライナー30Bの側
壁72に溶接または結合させてもよく、または単に図示
のように7ランジ上にのせるだげでもよい。容器床部2
8のくぼみ95には中間支持体またはシム94を配置す
る。環状管の形をした中央支持体98は半径方向に伸び
た72ンジ99を有し、この7ランジ99はライナー床
部74の内向き部97を支持している。中央支持体98
は床部28の内向きくぼみ94A内に支えられている。
フランジ84、シム94および中央支持体98は、所望
に応じて耐火物やモリブデンや他の適切な材料でつくる
ことができる。
空間76には通常は熱可塑性材料を満たし【ライナーを
保護する。床部74のための種々の支持体によって空間
76を保ち、保護材料が所定位置からはずれるのを防ぐ
コネクタ93は、外殻12の底壁16と容器24の床部
28を貫通して伸び、ライナー床部74と結合している
。コネクタ93の末端は電源と接続され【、ライナー床
部74に通電する。付加的なコネクタ93(図示せず)
によってライナー30Bの他の部分に通電して、電気的
対称性を良好にするようKしてもよい。ライナー30B
と耐火容器24との間の空間32および76、容器24
の床部28内のスロット36、および出口1000回り
の環状空間96等を含めた種々の位置に電気ヒーター1
04を配II して、運転開始および炉の制御用に用い
てもよい。
アーム87によって支持された一対のバッチ電極50を
炉10B上に配し、バッチブランケット110を通して
ライン111より下の融解帯域に伸ばす。好適な具体例
においては、複数対のバッチ電極50Bを炉の回りに3
0°または60°間隔で配置する(第10図)。
図ではバッチ電極50Bを対をなした配列で示しである
が、」トー、三つ組等の他の配列および組合せにしても
よい。半径方向ラインに沿って組50−50 I3とし
て一つまたはそれ以上の電極を配置して、炉を対称的に
カバーするのが好ましい。第10図では、複数組の電極
5O−50)3により、電極間隔は比較的近くなる。こ
の配置によれば、電極5O−50Bは相互に点孤してそ
の間に近距離で接続した電流を生じることができる。電
極間隔を対称にし、電気的加熱のバランスをとって炉内
に比較的均一な温度を生じるよ5にすれば、生じる対流
は比較的に小さくなる。
第9図においては、半極方向配置の電極の周囲に対称性
が生じる。異なった半径位置にある電極に連成して、そ
り各々の半径方向部分に同程度の温度を保つようにし℃
ある。各電極500回りのガラスは周囲のガラスよりも
高温になるから、各電極50の下方のガラス運動は実質
的に上方に向かった動きになる(内側および外側対流渦
を示す円状矢印Oおよび1参照)。電極50間では下降
ガラス流が生じる。炉10Bの中心からライナー30B
にわたって温度をほぼ同一に保てば、大きなまたは高い
対流渦によって圧倒されることのない対流渦が各電極5
0によって生じる。多数の小さな対流渦は、その間の剪
断応力が大であるから、大きな対流渦よりも低い速度で
動く。従って溶融装置内でのガラス滞留時間が長くなる
。渦の潰透深さは溶融温度でのガラス速度の関数とし′
C,表わされる。通常は、渦を小さく保ち炉低部では精
製のために静止状態を保つのが望ましい。しかし、特に
中心バッチ電極(第1図)を精製のために使用できるこ
とからすれば、対流浸透が深くてもガラスの品質には影
、W t、ないと考えられる。
第1.7および9図において、各パップ電極50および
50Bは炉融解ライン111の頂部に比較的近いことに
留意すべきである。
炉10、IOAおよび10Bにおいてこの部分国熱を集
中することによって、溶融ガラスは激しく対流しないよ
うになり、そし【熱は必要部分、即ちパンチ100近く
に集中される。このことは、抵抗率が温度と共に急速に
変化するガラス(例えばアルミノシリケートガジス)に
対して特民有益である。バッチプランケラ)110のi
1L下部ではより多くのエネルギーを消散することがで
き、溶融作業は一層効果的になる。
電極50.50Aおよび50Bは対称に配置すべきであ
る。このことは、特に大型の炉、例えば第9図および第
10図に示す炉10Bにおいて1i要である。電極5O
−50Bを30゜または60°毎に配置し【、交互の組
が異なった点孤パターン、例えば交互点弧、周辺点弧等
を示すようにし【もよい。15°までの互い違い配列ま
での仙の組合せおよび配列も可能であるが、図示の配列
が好ましい。
バッチブランケットに接近した電極国より対称的に点孤
させると、爪面および水平方向の温度安定性が得られ、
その結果エネルギーをさらに効果的に使用できガラス品
質が向上するという長所が得られる。通常は、ガラス溶
融炉においては、新たに加熱されたガラスは、温度上昇
と共に密度が下がるから、上昇しがちである。同様に、
低温のガラスは密度が犬であって下方に動く傾向を有す
る。こうして溶融ガラスの対流渦または回転運動が生じ
て溶融体内で維持される。これはガラス密度差国よって
このような回転運動を生じる駆動力が生じるからである
。本発明におい′r:、は、熱は炉内の高いl■分(融
鳩ライン111の直下部)にあるから、加熱ガラスは炉
頂部付近にとどまりがちとなる。熱論ある程度の冷却が
生じて、ガラスは下方に流れて対流を生じるであろうが
、しかしガラスは炉頂部付近で加熱されるから、その初
期運動は制限され、こうして付近の他のガラスの変位は
減少する。
新たに加熱されたガラスは平価に最も近い部分にあって
急速に変位や冷却を受けないから、新たに加熱されたガ
ラスが炉頂部付近にとどまる傾向は増す。
水平方向の温度分布が均一である結果として、一つのギ
要対流渦は炉の高温側から低温側に抑圧される。熱入力
を水平方向にバランスさせることによって、炉のどの部
分におい【も、ガラスが過度に加熱または冷却されて対
流を増す傾向は少ない。
本発明はまた、第1図と同様な但し第10図の配列のよ
うに半径方向ツインに涜って対、三つ組等として配置し
た床部を極を有し、ライナー底部のない装置をも包含す
る。
第1図の比較的小爪の配列(直径41)から第9図の大
型装置(ItHMlo乃至30フイート)までの種々の
大きさの炉が可能である。
これより大型の装置も可能であるが、この場合には直径
の増加と共に電極数を増すことになる。さらに、前記の
電極組の中間に互い違いの組をなす複数の!極を導入す
る必要があろう。
前記の具体例の特徴を各々組入れ互に交換し合ってもよ
い。例えば第1図および第3図に示す耐火物つき固めオ
シ23210層な他の具体例に組込んでもよい。このよ
うな重要な互換性のある特徴はいくつもあるから、前記
の具体例は単に説明のためのものであり本発明を制限す
るものではない。
本発明の好適な具体例について説明したが、本発明の範
聞内で種々の変形が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の有意義な特徴を示した、裏打ちした
炉の略部分断面正面図(横断面線は省略)であり、 第2図は、好適な重なり電極配列の略図であり、 第3図は、運転開始時の裏打ちした炉の略正面断面図で
あり、 第4.5図は、電極配列の略側面および平面図であり、 第6図は、底部板と電極の電気絶縁を示した、第3図の
炉の底面図であり、 第7図は、本発明の別の具体例の略側面断面図であり、 第8図は、第7図の炉に適切なtffiff上示す略平
面図であり、 第9図は、複数のバッチを他、裏打ちした底部およびそ
の支持体を有した犬謳炉の部分説明図であり、 第10図は、第9図の炉の電極配列図である。 10−−・・・・炉 12・・・−・外殻 13・−・
・・シム14、26・−・・・直立側壁 20A、 2
0B・・・断熱材21・・・・・・つき固めミックス 
24・−一耐火容器28・−・・−・耐火底壁 29・
−・・−トラップ30・・・−・ライナー 40−・・
・底部電極50−−−−−・バッチを極  56・−・
−・ア − ム58.88−スリーブ  60.92−
 支持構造体80・・・・−中心バッチ[極  100
・−・−・出 口 管110・・・−一バッチブランケ
ット  111・−融屏ラインFig、 7

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)耐火壁(26、28)を腐蝕から保護し、腐蝕に
    よる溶融材料の汚れを防止しつつ、耐火容器(24)中
    の熱可塑性材料を溶融する方法において、前記耐火容器
    (24)の少なくとも側壁(26)に酸化可能な金属ラ
    イナー(30、30B)を設け、この金属ライナーが前
    記側壁(26)から極く僅かだけ離れてその間に環状の
    空間(32)を形成していることを特徴とする溶融方法
  2. (2)前記ライナー(30、30B)は、前記側壁(2
    6)から前記空間(32)の中で溶融材料の対流が生じ
    ないような距離だけ離れていることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の溶融方法。
  3. (3)前記熱可塑性材料が前記空間(32)に供給され
    、半溶融粘性体となっていることを特徴とする特許請求
    の範囲第1または2項のいずれか1項記載の溶融方法。
  4. (4)前記耐火容器(24)内の溶融材料の液面が前記
    金属ライナー(30、30B)の上端より上にすること
    を特徴とする特許請求の範囲第1〜3項のうちいずれか
    1項記載の溶融方法。
  5. (5)前記金属ライナー(30、30B)の表面全体が
    溶融または半溶融材料によって囲まれていることを特徴
    とする特許請求の範囲第1〜4項のうちいずれか1項記
    載の溶融方法。
  6. (6)前記耐火容器(24)が化石燃料と空気の混合物
    により燃焼され、この空気と混合燃料との比が、燃料が
    酸化に対して中立状態で燃焼するように臨界化学量論的
    気体に合うように調節されることを特徴とする特許請求
    の範囲第1〜5項のうちいずれか1項記載の溶融方法。
  7. (7)前記耐火容器(24)中のバッチの初期流面レベ
    ルが前記金属ライナー(30、30B)の上端より上方
    に設定されることを特徴とする特許請求の範囲第1〜6
    項のうちいずれか1項記載の溶融方法。
  8. (8)前記金属ライナー(30、30B)に対して不活
    性なガス(P)が前記耐火容器(24)中に導入され、
    該ライナー(30、30B)の上の空間に該ガスで充満
    せしめられることを特徴とする特許請求の範囲第1〜7
    項のうちいずれか1項記載の溶融方法。
  9. (9)前記耐火容器(24)中に他の部分に比して温度
    の低い低温領域が設けられ、前記金属ライナー(30、
    30B)が該低温領域の中まで延びていることを特徴と
    する特許請求の範囲第1〜8項のうちいずれか1項記載
    の溶融方法。
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