JPS6251958A - 粥調理方法及び粥調理器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 この発明は熱源体を用いることなく飯米と湯水を断熱性
の大なる容器に入れて粥をつくる粥調理方法並びに粥調
理器を提供するにある。

−）従来の技術 従来鋼をつくるには、鍋に米と水をいれて炭火、ガス或
いは電気などの外部熱源を所定時間加えて煮沸し適当な
状態をみながらＭ源を断つ方法がとられていた。又熱源
を鍋と一体に組み合せた電気調理器或いはガス調理器に
米と水を入れて所定時間煮沸を行う方法例えば実公昭６
０−８０４の構成がとられ仕上り状況をみながら熱源を
断つ方法或いは粥の仕上りを予想して予め熱源を断つ方
法等がとられていた。

上記の夫々の方法では、熱源を必要とし、然も調理には
人の勘と経験による操作が必要であり、このためにはそ
の都度細心の注意と熟練とを必要とした。

（ハ）発明が解決しようとする問題点 この発明は粥調理をするに熱源体を必要とせず熟練を要
することなく、適当な所定時間をもって誰でも所望の粥
を面単且つ容易に炊きあげることができる。

に）問題点を解決するための手段 この発明を粥調理器として実施した実施例を図面にもと
づいて説明すれば次の通りである。

１はケースで円筒状をなし底部に底蓋２を設けている。

３は真空断熱を施した二重容器で上方に開口して底面を
球面状にした椀状体をなし、前記ケースに底面より挿入
１１、上部開口を前記ケース１と同レベルにして両者を
断熱性に富む額縁体４にて結合している。５は前記真空
断熱を施した二重容器３とはゾ同等の断熱性を有する蓋
であって前記額縁体４に載置されて開口部を閉塞する。

この開口部は蓋５との接合を断熱を有する如く気密にす
るため内側方向ｌこ傾斜函６を備え、蓋５のテーパー７
と断熱的且つ密接的に合致する。或いは両者の接合部に
断熱性のシール材８を施すと尚一層効果的である。９は
ステンレス等の不銹材よりなる内鍋で前記二重容器３に
該容器に可及的に接して装着自在に設けている。そして
その開口部を外側に折曲して手掛部１０を設け、この手
掛部１０を前記二重容器３或いは額縁体４に載架して位
置させ、底部は二重容器との間に僅かな間隙１１を設け
て接触による破損のないようにしている。

前記断熱性蓋５は二重壁間にスチロール等の断熱材１２
を封入し周縁にシール材８を設けて施蓋時にはこのシー
ル材を額縁体４に載置させ、使用時に於て二重容器３を
気密１つ断熱して封緘している。＠３図の実施例に於て
、１３はケース１とこのケース内に配設せる二重容器３
の外周との間に封入せるポリウレタン等の断熱材である
。この断熱材は底蓋２の一部に設けた注入口１４より充
填される。次に第４図は他の実施例であって、断熱容器
１５は前述の真空断熱による二重容器或いはこれと同等
の断熱性を備えており、該容器の開口部より内壁中央部
分まで螺溝部１６が設けられている。１７はこの螺溝部
に螺合する螺溝１８を有する断熱蓋で外面に摘子１９を
有する。

この断熱蓋は容器１５の深さの％程度の肉厚に成型し容
器１５の中に飯米と湯水を収容して粥を生成するとき湯
水の表面に接触して蓋１７の内面が湯水に接するまで螺
子込みができるよう（こしている。従って容器１５の中
にて粥を生成するとき容器内に空気が存在しないように
全て断熱材で包む構成を備えている。このため容器１５
の水位、と断熱蓋１７の内面位置が判断或いは表示可能
なるよう別途設ける。

（ホ）作用 洗米した飯米と沸騰した湯水を容器に入れ、これに蓋を
施して閉塞すると飯米は９８℃〜８５℃の湯水により完
全に米芯にいたるまで熱せられた状態となり澱粉が完全
にα化される。

本発明者等は、種々の粥炊きテストを繰り返し王妃のよ
うな成功結果が得られた。

精米（飯米）を１３０グラムを洗米して水切りをして１
．７１Ｊ？）ルの容器に入れ、沸騰した湯水１３００１
Ｊ　’　トルを容器の開口部より挿入する。

この際湯水があまり放熱しないように可及的速かに注水
する。そして断熱蓋を開口部に施して１２０〜１８０分
間放置する。

容器内の温度を測定すると注水時９８℃の湯水は飯米に
よつて急激に温度降下し９５℃になり粥の生成とともに
９５℃〜８３℃の状態が約１２０〜１８０分継続される
。２時間後に徐々に温度は低下するが７０℃〜６５℃の
状態では粥の美味を損うことはない。従って食用に供し
得るのは実際には９０分以ｌＩ＃１８０分程度が澱粉が
α化の状態を維持していると判断される。

尚第４図の装置Ｇこよれば放熱が少ないので上記の時間
がより一層短縮される。

（へ）発明の効果 この発明は以上説明したように、全く新しい発想に基づ
くものである。即ち、洗米した飯米と沸騰した湯水を断
熱性の大なる容器に入れ、施蓋し所定時間この状態を維
持して飯米を粥状に調理する方法並びに調理器を提供し
、次の特徴を備える。

（１）熱源を必要とせず、何処ででも簡単に粥を生成す
ることができる。

（２）粥調理に経験と勘を必要とせず、誰でも簡単に使
用でき、粥の出来具合は全てα化した一定の状態である
。

（３）調理の際、人が状況観察する必要はないので省力
化がはかれる。

（４）粥の生成時に攪拌をしないので味覚が変ったり又
ふきこぼれかない。

（５）製造コストの安価な粥調理器を提供して、病院或
いは小家族向の家庭に好適して血便に使用される。

【図面の簡単な説明】

弗１図は本発明を実施ぜろ粥調理器の断面図、第２図は
同じく内いを装着せろ粥調理器の断面図、（Ｓ６図（よ
同じくケースと二重容器との間に断熱材を充填せる剤調
理器の断面図、Ｊ４図は他の実施例を示を粥調理器の断
面図、ｉ′８５図は調理状態の温度持住図である。 １・・・ケース、２・・・底着、６・・・二重容器、５
・・・蓋、８・・・シール材

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）洗米した飯米と沸騰した湯水を断熱性の大なる容
   器に入れ、該容器の開口部を断熱状態に閉塞して、所定
   時間この状態を維持して前記飯米を粥状に調理を行う粥
   調理方法。
2. （２）真空断熱による二重容器よりなる断熱性の大なる
   容器と該容器の開口部に設けた断熱性蓋と前記容器と蓋
   との接合部を封緘せるシール材とにより構成し、前記容
   器に洗米せる飯米と沸騰せる湯水を入れて所定時間放置
   して前記飯米を粥状に調理を行う粥調理器。