JPH02139349A - 二重容器 - Google Patents

二重容器

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JPH02139349A
JPH02139349A JP28268288A JP28268288A JPH02139349A JP H02139349 A JPH02139349 A JP H02139349A JP 28268288 A JP28268288 A JP 28268288A JP 28268288 A JP28268288 A JP 28268288A JP H02139349 A JPH02139349 A JP H02139349A
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JP
Japan
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container
opening
vessel
double
microwave oven
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JP28268288A
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Inventor
Yoshito Yoshida
義人 吉田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、断熱機能を備えた二重容器に関するものであ
る。
[従来の技術] 冷却された液体を普通のガラス製等の容器に入れてコー
スタ−上もしくはテーブル上に置いておくと、時間の経
過と共に同容器の外周面に結露し、手で把持した場合に
手に水滴が付着したり、水滴がコースタ−上もしくはテ
ーブル上に溜まる程になり、甚だ不快であるばかりか、
内部の冷却液体の温度も相当に高くなってしまい、味覚
を損なうことになる。
そのため、容器を内側容器及び外側容器からなる二重容
器とし、手で把持される外側容器になるべく内部の液体
の熱が伝わらないようにしたものが古くから知られてい
る。そして、従来の代表的な二重容器は、例えば銅やス
テンレス鋼のような金属製の内側容器及び外側容器を用
意して、それ等の嵌合により両者間に画成される環状の
空間の空気を排出しつつ、両者を溶着等の適宜の手段で
永久的に結合し一体化することによって製作されていた
[発明が解決しようとする課題] しかし、従来の二重容器は上に述べたような材料及び手
順で製作されていたために、非常に製作コストが高くな
り、断熱機能を備えた容器を手頃な価格で提供すること
ができなかった。
従って、本発明の目的は、製作コストが従来と比べて格
段に低廉な二重容器を提供することである。
[課題を解決するための手段] この目的を達成するために、本発明による二重容器は、
底部を有する内側容器と、該内側容器の外部にあって該
内側容器の前記底部から該内側容器を囲み、該内側容器
と協働して断熱空間を画成する、開口付きの外側容器と
、該外側容器の前記開口を覆って取着され前記断熱空間
を減圧状態で封止するめの自己吸着性の封止手段とを備
えるものである。
[作用] 内側容器及び外側蓉器の間に画成された断熱空間は、ど
こでも直ぐ入手可能な安価な吸着盤(封止手段)を使用
して封止しうる。この吸着盤は外側容器に対して自己吸
着性がある。
また、断熱空間は負圧状態にしておかねばならないが、
そのために、好適な実施例においては、断熱空間内の水
を電子レンジにより加熱して沸騰させるか、或は断熱空
間内に高温蒸気を導入している。かかる水の沸騰もしく
は高温蒸気の導入に伴う内圧上昇により断熱空間内の空
気を外部に追い出す、しかる後、吸着盤を外側容器の開
口に嵌合させる。断熱空間の温度低下に伴ってその内部
は相対的に減圧され負圧状態に保持される。吸着盤は、
断熱空間内部の負圧により強く引っ張られ、外側容器の
開口層りに自己吸着する。
[実施例コ 次に、本発明の好適な実施例について添付図面を参照し
て詳細に説明するが、図中、同一符号は同−又は対応部
分を示すものとする。
第1図は、本発明の実施例による二重容器1の完成品を
その主要部材であるテーバ付きの内側容器2及び外側容
器3を組み合わせた状態で示しており、内側容器2は閉
じた底部2aを有し、外側容器3は面取りされた開口3
b付きの底部3aを有する。
内側容器2の上端部は下方部よりも大径となっていて段
部2bを形成し、同段部2bに、適宜の材質からなる環
状のパツキン4が嵌合している。また、外側容器3の上
方部位の内面はパツキン4に当接し、これにより、内側
容器2と外側容器3との間には、開口3bで外部に通じ
る断熱空間5が画成される。
図示しないが、二重容器1には必要に応じて好ましくは
断熱材料からなる蓋を開閉自在に取り付けてもよい、内
側容器2は、その上端部が外側容器3の内周面と封止関
係で嵌合できれば、パツキン4を介することなく外側容
器3内に単に置いてもよい、また、図示しないが、内側
容器2及び外側容器3は互いに螺合してもよく、更に、
内側容器2には段部2bを設けず、その上縁から半径方
向外方にフランジを延ばし、同フランジに外側容器3の
上縁をパツキンを介して或は介さずに当接させるように
してもよい。
実施例では、これ等の内側容器2及び外側容器3の材質
は耐熱プラスチックであるが、後述するように二重容器
1をいわゆる電子レンジのような誘電加熱装置に入れて
加熱したり、高温蒸気に耐えうるちのならば、金属、木
、ガラス、陶器等のその他の材料を用いることができる
内側容器2及び外側容器3を上述のように組み合わせた
段階では、断熱空間5は開口3bを介して外部に通じて
おり、その断熱機能は低い。そのため、本発明では、開
口3bを閉じるために、例えば一般家庭の台所、風呂場
等において手拭、布巾等を吊す棒を壁面に保持するため
に広く使用されているような、いわゆる吸着盤に類似す
る可撓性の封止手段7(第2図)を採用している。この
封止手段7は、二重容器1から外した状態では、第2図
に示すように椀状の吸盤部7aと、その中央から突出す
る円柱状の保持部7bとからなり、好適には、保持部7
bには貫通孔7cが穿設されていて、この貫通孔7cを
ビン状部材8で閉じるようになっている。
この封止手段7の保持部7bを持って外側容器3の底部
3aに形成された開口3bに装着した状態では、第1図
に示すように吸盤部7aの凹面7dが開口3bの面取り
された傾斜面に当接する。ビン状部材8は円柱形の小径
茎部8aと、大径の頭部8bとからなり、貫通孔7cに
挿入された状態では1頭部8bは断熱空間の外部側にあ
る。
ここで、断熱機能向上のために断熱空間5を負圧もしく
は減圧状態で封止すべく、本発明によると、外側容器3
の底部3aに封止手段7を嵌合する前に、或は内側容器
2に外側容器3を嵌合させる、前に、内側容器2を逆さ
まにして載置し、その底部2aの裏面上に小さじに軽く
一杯程度の少量の水をかける。裏面が平らであっても、
水は表面張力により裏面上に留とまる。その後、断熱空
間5内のこの6を加熱し沸騰させる。
加熱は、−aの家庭にも広く普及している電子レンジの
ような誘電加熱装置(図示せず〉内に二重容器1を入れ
て行うのが好適である。水の量や電子レンジの容量によ
っても異なるが、沸騰に要する時間は数分のオーダーで
ある。水の加熱・沸騰により断熱空間5内の空気も加熱
されて膨張し、内圧が上昇するので、断熱空間5内の空
気の大部分が排出される。
次に、電子レンジのスイッチを切り、或は空気の大部分
が排出されるような現象が生じる時間に電子レンジのオ
フ時間を設定し、オフになったら電子レンジのドアを開
き、電子レンジの中で或は電子レンジの外に二重容器1
を取り出して、外側容器3の底部3aに形成された開口
3bに封止手段7の吸磐部7aをあてがい押圧すると、
封止手段7は外側容器3に自己吸着する。
その後、時間の経過と共に断熱空間5内の温度が低下す
るため、僅かに残った内部の空気は収縮し、封止手段7
によって実質的に完全に閉じられた断熱空間5は減圧さ
れ事実上はぼ真空状態になる。また、この減圧により、
封止手段7の吸慇部7aは第1図に示すように断熱空間
5の内側に向かって湾曲する。
使用を重ねるうちに封止手段7或は断熱空間5が汚れて
しまったような場合には、封止手段7の貫通孔7cに嵌
合していたビン状部材8の頭部8bを持って貫通孔7C
から抜き出すと、断熱空間5の封止が解除されるため、
封止手段7を容易に取り外すことができ、従って、内側
容器2及び外側容器3も互いに容易に分離することがで
き、清浄に保つことができる。その後は、内側容器2及
び外側容器3を組み合わせ、断熱空間5内の水を沸騰さ
せてから封止手段7を開口3bに装着すれば、内側容器
2、外側容器3及び封止手段7を何回でも使用して同じ
二重容器1を製作することができる。
上に説明した実施例は、清涼飲料のような冷却された液
体を入れるのに好適なコツプに向けられているが、容器
の形状及び大きさは、図示の実施例に限定されるもので
はなく、また、容器は、炊き上げた白米や魚のように固
体状のものや、みそ汁のように液体及び固体の混在する
もの等を入れるのに使用することもできる。
即ち、第3図は、例えば新鮮な魚介類の輸送等に使用し
得る通い箱としての比較的大形の容器に本発明を実施し
た場合を示している。この二重容器1においては、比較
的大形であるために、強度を出すべく内側容器2及び外
側容器3は補強部材って適宜補強されると共に、好まし
くは、封止手段7は開口3bに螺合するねじ部7eを有
する。また、二重容器1は、同様に二重構造の蓋体10
を備える。
この蓋体10も補強部材9で補強されていると共に断熱
空間10aを有し、該断熱空間10aの開口10bは可
視性の栓(封止手段)10cにより閉止することができ
る。また、図示しないが、容器本体への蓋体10の取り
付けは例えば弁当箱の塁に使用されているような慣用の
構造を用いて行うことができる。
このように大形の二重容器の場合には、rgr熱空間内
に水を入れてそれを電子レンジ内で沸騰させることは取
り扱い上不便であるので、高温蒸気を使用して断熱空間
内を負圧にすることが好ましい。
第4図はそのような目的で使用する高温蒸気を発生する
ために使用できる装置の一例を示すもので、この装置1
1は一般に圧力釜として知られている。圧力釜11内に
水12を入れて加熱すると、比較的に高温高圧の水蒸気
が発生する。この水蒸気は、圧力釜の排気部13に一端
で接続されたホース14から収り出される。ホース14
の(図示しない開閉コックを有する)他端を蓋体10の
開口10bに入れて水蒸気を断熱空間10a内に供給し
、同断熱空間10a内の相対的に低温の空気を外部に排
出して水蒸気と置換してから、栓10cをする。また、
容器本体の断熱空間5にも同様に水蒸気を供給してから
、吸着盤7をする。温度の低下と共に断熱空間内は相対
的に減圧もしくは負圧状態となり、高い断熱効果を期待
することができる。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、内側容器2及び外側容
器3間の断熱空間5を負圧にするために、水や、吸着盤
という安価に入手可能な材料を使用するだけであり、し
かも負圧状態の発生装置としてどこの家庭にも広く普及
している電子レンジや、圧力釜を使用することができる
ので、断熱機箭の優れた二重容器を極めて低コストで製
作することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例による二重容器の完成状態
の断面図、第2図(イ)は、第1図に示した二重容器で
使用されている吸着盤の一例を示す断面図、第2図(ロ
)は、その吸着盤に挿入されるビン状部材の側面図、第
3図は、本発明の別の実施例による二重容器の断面図、
第4図は、第3図の二重容器に関連して用いられる蒸気
発生装置の概略断面図である。 1・・・二重容器 2a・・・内側容器の底部 3a・・・外側容器の底部 5・・・断熱空間

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 底部を有する内側容器と、該内側容器の外部にあって該
    内側容器の前記底部から該内側容器を囲み、該内側容器
    と協働して断熱空間を画成する、開口付きの外側容器と
    、該外側容器の前記開口を覆って取着され前記断熱空間
    を減圧状態で封止するめの自己吸着性の封止手段とを備
    える二重容器。
JP28268288A 1988-11-09 1988-11-09 二重容器 Pending JPH02139349A (ja)

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JP28268288A JPH02139349A (ja) 1988-11-09 1988-11-09 二重容器

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5515995A (en) * 1994-12-15 1996-05-14 Aladdin Synergetics, Inc. Double wall beverage container having a wide base
JP2005143630A (ja) * 2003-11-12 2005-06-09 Yoshinobu Toyomura 二重容器
JP2008213930A (ja) * 2007-02-09 2008-09-18 Hario Glass Kk 飲食用カップ

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5463453A (en) * 1977-10-31 1979-05-22 Yasuhiko Tsunemi Vessel for concurrently keeping warm and cooling and method of producing same
JPS60236620A (ja) * 1984-05-09 1985-11-25 ニツスイ工業株式会社 合成樹脂製真空容器
JPH0299019A (ja) * 1988-10-07 1990-04-11 Yoshito Yoshida 二重容器及びその製造方法

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