JPS6251476A - 立体感を有する着色部分メタリック転写材及びその製造方法 - Google Patents

立体感を有する着色部分メタリック転写材及びその製造方法

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JPS6251476A
JPS6251476A JP60192714A JP19271485A JPS6251476A JP S6251476 A JPS6251476 A JP S6251476A JP 60192714 A JP60192714 A JP 60192714A JP 19271485 A JP19271485 A JP 19271485A JP S6251476 A JPS6251476 A JP S6251476A
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健一 西村
Norimichi Hiratani
平谷 典理
Akira Okazaki
岡崎 暁
Shunji Fujimura
俊次 藤村
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M3/00Printing processes to produce particular kinds of printed work, e.g. patterns
    • B41M3/12Transfer pictures or the like, e.g. decalcomanias

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、立体感を存し任意の色に着色された部分メタ
リック転写材及びその製造方法に関するものである。
本発明に係る立体感を有し任意の色に着色された部分メ
タリック転写材は、特に化粧品容器、家電製品、自動車
用品等におけるプラスチック素材、金属素材、ガラス素
材等に関して転写絵付するのに好適なものである。
〈従来の技術〉 従来、着色部分メタリック転写材としては、金属蒸着層
の不要な部分を水洗除去して得た転写材がある。これを
詳述すれば、フィルム基材の片面に該フィルム基材より
剥離容易な透明剥離層を設けた上へ任意の図柄に着色イ
ンキ層および水溶性塗膜層を部分的に設け、次に全面に
金属蒸着層を施した後、水洗により水溶性塗膜層を溶解
除去して該水溶性塗膜層上の金属蒸着層をも除去し、次
に全面に感熱接着剤層を設けてなる任意の図柄に金属蒸
着膜を設けた転写材(実公昭53−21’ 124号公
報参照)である。
この転写材は一回の加熱転写によって、着色部分、金属
蒸着部分、金属蒸着層によって裏打ちされた着色部分お
よび透明部分が適宜組み合わされた図柄を被転写物上へ
現出することができるものであり、極めて優れたもので
ある。
〈発明が解決しようとする問題点〉 しかし、前記従来の転写材には、次のような問題点があ
った。
すなわち(1)前記各部分は同一面上に現出されるので
、金属蒸着部分のみに立体感を求めることはできない。
(2)金属蒸着後の水洗工程が必須であり、残存させる
金属蒸着層が腐食する恐れがある。
(3)非蒸着部分において、水溶性インキの洗い落ち不
良が発生しやすく、それに伴い転写後の耐水性・耐アル
カリ性等の諸物性において不安定であるという問題があ
った。
〈問題点を解決するための手段〉 本発明は、上記問題点を解消した立体感を有する着色部
分メタリック転写材及びその製造方法を提供することに
ある。
すなわち本発明に係る立体感を有する着色部分メタリッ
ク転写材は、剥離性を有するフィルム基材1上に着色イ
ンキ層15が部分的に形成され、その上に透明な前アン
カー層2が形成され、その上にエツチングレジスト性を
有するインキを用いてパターン状に形成されたスクリー
ン印刷N4で上面が覆われた金属蒸着層3が少なくとも
前記着色インキ層15を下方に有する位置に部分的に形
成され、その上に着色インキ層5および接着剤層6が順
次形成されたことを特徴とするものである。
また本発明にかかる立体感を有する部分メタリック転写
材の製造方法は、剥離性を有するフィルム基材1上に部
分的な着色インキ層15、透明な前アンカー層2、金属
蒸着層3を順次形成し、エツチングレジスト性を有する
インキを用いて前記金属蒸着層3上にパターン状のスク
リーン印刷層4を少な(とも前記着色インキ層15を下
方に有する位置に形成し、次いでエツチングによって前
記印刷層4で覆われていない部分の金属蒸着層3を除去
し、しかるのち着色インキN5、接着剤層6を順次形成
することを特徴とするものである。
次に、本発明にかかる立体感を有する着色部分メタリッ
ク転写材及びその製造方法の詳細を説明する。
本発明において使用するフィルム基材1としては、ポリ
エステルフィルム・ポリエチレンフィルム・ポリプロピ
レンフィルム・ナイロンフィルム・アセテートフィルム
・アクリルフィルム等の単゛          体フ
ィルム又は複合フィルムを挙げることができる。本発明
においては後述するようにエツチング処理を施すので、
このフィルム基材1を始め後述する透明剥離層7、前ア
ンカー層2、着色インキ層15を構成する樹脂は、耐エ
ツチング性のあるものを選択使用しなければならない。
前記フィルム基材1の剥離性が乏しいときには、その上
面に透明剥離層7を形成すればよい。この透明剥離層7
は、転写材を転写した後は保護層として機能するもので
あり、故に耐熱性・硬度・透明性等が要求される。透明
剥離層7を′構成する樹脂としては、アクリル樹脂・ビ
ニル系樹脂・メラミン系樹脂等を挙げることができる。
さらに必要に応じてワックス等の被膜強化剤を配合して
もよい。この透明剥離層7は、通常、印刷法あるいはコ
ーティング法により膜厚0.5〜3μmに形成する。
前記フィルム基材上に着色インキ層15を部分的に形成
する0着色インキ層15は、オフセット・グラビア・ス
クリーン印刷等の通常の印刷手段を用いて部分的に形成
する。バインダーとしては特に限定されることはないが
、被転写物が金属素材・ガラス素材の場合には熱硬化性
樹脂を用いるのが好ましい。なぜなら、転写後に焼付処
理を行なうことにより強度強化を図ることができるから
である。
前アンカー層2は、後述する金属蒸着層3を形成するに
先立ち、前記フィルム基材1または透明剥離層7および
着色インキ層15の上面に形成する。この前アンカー層
2は、金属蒸着性を向上させ、蒸着の曇りや転写時発生
する蒸着ヤケを防止するために設けるものである。この
前アンカー層2を構成する樹脂としては、ウレタン系樹
脂・アクリル系樹脂・ビニル系樹脂・繊維素系樹脂等を
挙げることができる。この前アンカー層2は、通常、印
刷法あるいはコーティング法により膜厚0゜5〜3μm
に形成する。なお前記透明剥離層7を設けない場合は、
この前アンカー層2が転写後には保護層として機能する
ことになる。
次いで、前記前アンカー12の上面に金属蒸着層3を形
成する。この金属蒸着層3の形成方法は常法に従って行
えばよい、即ち、銅・アルミニウム・真鍮等の金属を真
空蒸着法によって設けるとよい。なお前記真空蒸着法の
代わりにイオンブレーティング法・スパッタリング法等
も適用することができることは当然である。
前記金属蒸着層3の上面に、エツチングレジスト性を有
するインキを用いてパターン状のスクリーン印刷層4を
形成する。この際、スクリーン印刷層4は、前記着色イ
ンキ層15を下方に有する位置に形成する。これは任意
の色に着色された部分メタリック感を現出するためであ
る。スクリーン印刷層4と着色インキ層15との位置関
係は、要求される意匠に応じて適宜設計するとよいが、
例えばスクリーン印刷層4と着色インキ層15とを完全
に位置を一致させて形成した場合は着色金属蒸着層が得
られ、一部一致させて形成した場合は金属蒸着層と着色
金属蒸着層とが得られる。このスクリーン印刷層4は、
エツチング処理後に残存する金ii着層3をいわゆる底
上げする作用をする。従って、スクリーン印刷層4の膜
厚が厚い程、立体感も大きくなる。このスクリーン層4
を構成するエツチングレジスト性を有するインキとして
は、アクリル系樹脂・ビニル系樹脂・ウレタン系樹脂等
を上げることができる。この場合、金属蒸着層3との密
着性のよいものを選択する必要がある。前記スクリーン
印刷N4の乾燥方法は、熱風乾燥方式でも遠赤外線乾燥
方式でも紫外線乾燥方式でもよいが、紫外線乾燥方式に
よる場合の方が製品の立体効果があがるので好ましい。
つぎはエツチング工程である。エツチングは常法に従っ
て行えばよい。例えば、金属蒸着層3がアルミニウム層
であれば、5%水酸化ナトリウム溶液等のアルカリ溶液
を用いて、前記の工程まで経たシート(第2図参照)を
エツチング処理する。
このようにすることにより、前記スクリーン印刷N4が
エツチングレジスト層として作用し、スクリーン印刷層
4で覆われていない部分はエツチングされ、スクリーン
印刷層4で覆われた部分はそのまま残存することになる
(第3図参照)、金属蒸着層3が銅層や真鍮層の場合は
、酸系のエツチング液を用いればよい。
着色インキ層5は、前記着色インキ層15と同様な方法
で全面または部分的に形成する。使用するバインダーは
前記着色インキ層15と同じものを用いるとよい。
接着剤層6を構成する樹脂としては、被転写物がプラス
チック素材の場合、スチロール樹脂・アクリル樹脂・A
BS樹脂・AS樹脂等が望ましい。
また転写素材が金属素材の場合、物性強度を考慮してア
クリル系樹脂・メラミン系樹脂・エポキシ系樹脂等の熱
硬化型樹脂を使用するのが望ましい。
この接着剤層6は、通常、印刷法あるいはコーティング
法により膜厚0.5〜3μmの範囲で全面に形成する。
上記構成をとることによって、本発明に係る立体感を有
する着色部分メタリック転写材(第1図参照)を得るこ
とができる。この転写材を被転写物上に転写すると、第
4図に示すように金属蒸着層の存在する部分のみが突出
した状態となる。
〈実施例〉 ポリエステルフィルム上に熱可塑性アクリル樹脂からな
る膜厚2μmの剥離層を印刷法により形成し、その上に
任意の着色インキにて「日写」のパターンからなる着色
インキ層を形成し、その上にウレタン樹脂からなる膜厚
2μmの前アンカー層を形成し、次いでこれを熱処理し
てアルミニウムの真空蒸着を行った0次に、スクリーン
印刷機を用いて、アクリル樹脂からなるエツチングレジ
スト性を有するインキで前記着色インキ層のパターンと
一致させて「日写」のパターンからなるスクリーン印刷
層を形成し、その後60℃5%NaOH水溶液により、
アルミニウムの露出した部分をエツチングした0次に、
任意の着色インキを刷り重ね、最後にアクリル樹脂から
なる接着剤層を印刷した。これを乾燥することにより立
体感を有する着色部分メタリック転写材を得た。
これをスチロール樹脂に熱ロールにて転写したところ、
任意の色に着色されたメタリック感を呈する部分のみが
盛り上がっていた。この盛り上がり部分を段差計で調べ
たところ9μmであった。
〈発明の効果〉 本発明は、以上の構成よりなるから次の効果を得ること
ができる。
即ち、(1)転写後の状態でみた場合、残存した金属蒸
着層はスクリーン印刷層よっていわゆる底上げされた状
態となるので、立体感のある着色部分メタリックを現出
することができる。
(2)水洗工程を経ないので、前記従来法における水洗
に伴う諸問題も生じない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る立体感を有する着色部分メタリッ
ク転写材の層構成の模式断面図、第2図および第3図は
第1図の転写材の製造過程における層構成の模式断面図
、第4図は第1図の転写材を被転写物に転写した後の状
態の模式断面図を示す、なお着色インキ層5.15およ
び非転写物8以外のハンチングは省略した。 図中、1・・・フィルム基材 2・・・前アンカー層 3・・・金属蒸着層 4・・・スクリーン印刷層 5.15・・・着色インキ層 6・・・接着剤層 7・・・透明剥離層 8・・・非転写物

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)剥離性を有するフィルム基材1上に着色インキ層
    15が部分的に形成され、その上に透明な前アンカー層
    2が形成され、その上にエッチングレジスト性を有する
    インキを用いてパターン状に形成されたスクリーン印刷
    層4で上面が覆われた金属蒸着層3が少なくとも前記着
    色インキ層15を下方に有する位置に部分的に形成され
    、その上に着色インキ層5および接着剤層6が順次形成
    されたことを特徴とする立体感を有する着色部分メタリ
    ック転写材。
  2. (2)剥離性を有するフィルム基材1上に部分的な着色
    インキ層15、透明な前アンカー層2、金属蒸着層3を
    順次形成し、エッチングレジスト性を有するインキを用
    いて前記金属蒸着層3上にパターン状のスクリーン印刷
    層4を少なくとも前記着色インキ層15を下方に有する
    位置に形成し、次いでエッチングによって前記印刷層4
    で覆われていない部分の金属蒸着層3を除去し、しかる
    のち着色インキ層5、接着剤層6を順次形成することを
    特徴とする立体感を有する着色部分メタリック転写材の
    製造方法。
JP60192714A 1985-08-31 1985-08-31 立体感を有する着色部分メタリック転写材及びその製造方法 Granted JPS6251476A (ja)

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JPH058112B2 JPH058112B2 (ja) 1993-02-01

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63260484A (ja) * 1987-04-17 1988-10-27 Nissha Printing Co Ltd 部分艶消し転写材
JPH04175450A (ja) * 1990-11-07 1992-06-23 Mitsubishi Electric Corp 排気ガス還流制御装置の故障診断装置
KR101448231B1 (ko) * 2014-03-14 2014-10-10 (주)에스아이티 진공증착을 이용한 고휘도 로고의 제조방법 및 이에 의해 제조된 휴대 단말기의 외장재 로고

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS63260484A (ja) * 1987-04-17 1988-10-27 Nissha Printing Co Ltd 部分艶消し転写材
JPH04175450A (ja) * 1990-11-07 1992-06-23 Mitsubishi Electric Corp 排気ガス還流制御装置の故障診断装置
KR101448231B1 (ko) * 2014-03-14 2014-10-10 (주)에스아이티 진공증착을 이용한 고휘도 로고의 제조방법 및 이에 의해 제조된 휴대 단말기의 외장재 로고

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