JPS6251360A - 集合住宅情報システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の分野］ 本発明は、アパート、寮、マンション等の集合住宅にお
いて用いられる集合住宅情報システムに関する。

［発明の青用〕 最近、マンション等の集合住宅においては、各住戸と居
住者の安全と快適、便利な住環境を提供するとともにそ
の集合住宅の合理的かつ適切な維持管理を行なう等のた
めの種々の集合住宅情報システムが採用されている。

このような情報システムは、例えば、端末機として管理
人室または監視センタ等に管理人親機を、集合玄関（共
同玄関）に集合玄関機等を、ざらに各住戸ごとに住戸肉
親１１１ｉ（ホームコントローラ、ハウスコントローラ
または住宅情報盤）を設置するとともに、これらの各端
末機と主制御装置とを各２線の通話線、放送線および伝
送線等で接続し、各端末機の動作を主制御装置により制
御するもので、各住戸内親機と集合玄関機または管理人
親機との間で通話を行なうインターホン機能、住戸内　
　　　□親機からの指令により集合玄関機を介して集合
玄関のドアを解錠または開扉する機能、各住戸に設けら
れこの住戸内親機に接続された温度センサや煙センサな
どの火災センサ、ガス漏れセンサ、非常ボタンおよび防
犯スイッチ等のセンサ類からの信号に応じて警報を発生
するセキュリティ別能、ならびに集合玄関機または管理
人親機から所望の住戸的親機への放送機能等、種々の機
能を有している。

ところで、このような集合住宅情報システムを大規模集
合住宅、例えば２００〜３００戸の大規模マンションに
備える場合、このような住宅では集合玄関が複数あるた
め、この集合玄関に備えるシステムの集合玄関機も複数
設置することとなる。従来形のシステムにおいても、集
合玄関機を複数装備することは可能である。しかし、従
来のシステムで複数の集合玄関器を装備した場合、通話
路が１回線のみであるため、１つの玄関から呼出および
通話を行なっている最中に管理人親機から呼出を行なう
と、集合玄関機における通話は切れてしまう。これは、
管理人親機の通話のほうが緊急度が高く優先されるため
である。さらに、管理人親機が通話を行なっている間、
集合玄関からは呼出および通話ができなくなるという欠
点があった。

［発明の目的］ 本発明は、上述の従来形における問題点に鑑み、複数の
集合玄関を有する集合住宅において、ある集合玄関機が
呼出および通話中である場合に管理人親機から呼出およ
び通話を行なっても、集合玄関機における呼出および通
話を切ることを極力少なくし、管理人ｌｌ！機からの呼
出および通話は集合玄関機に大ぎな影響を与えることな
く円滑に行なうことができる集合住宅情報システムを提
供することを目的とする。

［発明の概要１ 上記目的を達成するため本発明は、各住戸に設置される
住戸的親機と各集合玄関に設置される集合玄関機および
管理センタ（管理大苗）に設置される管理人親機からな
り、住戸的親機と集合玄関機および管理人親機との間に
伝送回線および複数の通話回線を有する集合住宅情報シ
ステムにおいて、集合玄関機毎に通話回線をもたせ、か
つ、管理人親機はいずれの通話回線でも使用可能とじた
ことを特徴とする。

［実施例の説明］ 以下、図面を用いて本発明の詳細な説明する。

第１図は、本発明の一実施例に係る集合住宅情報システ
ムのブロック構成を示す。同図において、１は主制御装
置であり、システム全体の制御を行なう。４は管理セン
タ等に設置される管理人親機、５Ａおよび５Ｂはそれぞ
れ別の集合玄関に設置される集合玄関機である。主制御
装置１には接地線を含む各１対の通話（音声）回線、２
ａおよび２ｂと伝送回線３とを接続している。ここで、
各住戸に設置する住戸肉親Ｒ６（６−１，６−２，・・
・）は主制御装置１に接続された伝送回線３にマルチド
ロップ式に接続している。管理人親機４および集合玄関
機５Ａ、５Ｂの側の伝送回線３は、主制御装置１の内部
において住戸的親機６の側の伝送回線３と接続している
。また、集合玄関機５Ａの音声回路１２は、主制御装置
１の内部においてリレーＲＹＡを介し住戸的親機６の側
の通話回線２ａに、集合玄関１１５Ｂの音声回路１３は
リレーＲＹａを介し住戸的親機６の側の通話回線２ｂに
接続することが可能である。管理人親機４の音声回路１
１は、主制御装置１内のりジーＲＹｃおよびＲＹｏを介
し通話回線２ａおよび２ｂのいずれにも接続することが
可能である。

次に、第１図の構成の集合住宅情報システムにおける呼
出および通話の動作を説明する。まず、集合玄関１５Ａ
において訪問者が呼出す住戸として住戸１すなわち住戸
肉親１６−１を指定し、呼出ボタンを押したとする。集
合玄関機５Ａは、その旨を示す情報を伝送回線３に送出
し、主制御装置１はその信号を受信する。主制御装置１
では受信データを解析し、集合玄関機５Ａを通話回線２
ａに接続するためリレーＲＹＡをオンし、ざらに住戸肉
親［６−１に対し通話回＄１１２ａに接続する旨を示す
信号を送る。これにより通話回線２ａは住戸的親機６−
１の内部の音声回路と接続する。その後、主制御装置１
は伝送回線３を介して住戸肉親は６−１に呼出信号を送
り、呼出音を鳴動させる。住戸肉親１１１６〜１がフッ
クアップすると集合玄関機５Ａと住戸肉親１ａ　６−１
との間で通話が可能となる。

集合玄関機５Ａにおける通話がなされている最中に管理
人親機４から住戸的親機６−２を指定して呼出がなされ
たとする。このとき主制御装置１は、どの通話回線が使
用可能かを調べ、使用されていない通話回線２ｂに接続
するためリレーＲＹｏをオンする。これにより、管理人
親機４と住戸的親機６−２は通話回線２ｂを専有し、通
話を行なうことができることとなる。すなわち、通話回
線２ａは先の通話によりビジーであるが、管理人親機４
はリレーＲＹＡおよびＲＹａにより通話回線２ａおよび
２ｂのいずれにも接続することができ、この場合、使用
されていない通話回線２ｂに接続するので、先の通話と
は無関係に通話が行なえる。

通話が終了すると主制御装置１はリレーＲＹＡおよびＲ
Ｙｏをそれぞれオフする。

もし、管理人親機４が呼出を行なう際に、複数ある通話
回線２がすべて使用中であった場合は、ラウントロピン
方式で使用する通話回線を決定し、その通話回線を使用
している集合玄関機５の接続を切る。管理人親機４は、
その通話回線を用いて通話を行なう。ラウントロピン方
式とは、いずれかの集合玄関機と通話回線との接続を強
制的に切らなければならないような場合、全部の集合玄
関機の中から持ち回りで順番に切るべき集合玄関様を決
定していく方式である。例えば、集合玄関機が５Ａ、５
Ｂ、５Ｃおよび５Ｄの４台あったとし、始めに５Ａが切
られたとすると、その次には５Ｂ、またその次には５Ｃ
というように、順次切られる集合玄関機を変更していく
ものである。これにより、管理人親機の呼出により常に
ある集合玄関機のみが切られてしまうという状況を避け
、切られる集合玄関機を分散させることができる。

上記実施例では、集合玄関機の設置台数と通話回線の数
とを同数としこれらを１対１に対応させて接続している
ので、集合玄関機について通話回線をランダムに選択し
切換えて接続するようにした場合に比べて、リレーの数
を減少させることができる。例えば、上記の実施例にお
いて、集合玄関機がランダムに通話回線を選択できるよ
うにするだめには、集合玄関機５Ａと通話回線２ｂとの
間および集合玄関機５Ｂと通話回線２ａとの間にそれぞ
れリレーが必要となるが、本実施例では、集合玄関機は
通話回線と１対１に対応しているので、このようなリレ
ーは不必要である。

なお、本実施例では主制御装置１と管理人親機４および
集合玄関器５Ａ、５Ｂとの制御データのやりとりは伝送
回線３を介して行なっているが、第１図に点線で示した
専用線７を設けて、これにより制御データを伝送すれば
より木目細かな制御が行なえる。

また、上記の実施例では主制御装置と管理人親機や集合
玄関機とがそれぞれ独立した機器である場合を示したが
、これに限ることなく、主制御装置が管理人親機や集合
玄関機に含まれる場合であっても本発明は適用可能であ
る。

［発明の効果］ 以上説明したように、本発明によれば、複数の集合玄関
機と管理人親機を有する集合住宅システムにおいて、複
数の集合玄関機に１対１に対応して接続される複数の通
話回線を備え、管理人親機はこれらの通話回線のいずれ
にも接続可能としているので、ある集合玄関機が呼出お
よび通話中である場合に管理人親機から呼出および通話
を行なっても、集合玄関機における呼出および通話を切
ることを極力少なくすることができ、管理人親機からの
呼出および通話は集合玄関機に大きな影響を与えること
なく円滑に行なうことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例に係る集合住宅情報システ
ムのブロック構成図である。 １：主制御Ｉ装置、２（２ａ、２ｂ）：通話回線、３：
伝送回線、　４：管理人親機、 ５　（５Ａ、５Ｂ）：集合玄関機、 ６　（６−１，６−２，・・・）：住戸的親機、７：専
用線、１１．１２，１３　：音声回路、ＲＹＡ”□ＲＹ
ｏ：リレー。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 複数の住戸内親機と、 複数の集合玄関機および／または管理人親機と、これら
   の住戸内親機、集合玄関機または管理人親機の動作を制
   御するための制御信号を伝達する伝送回線と、 上記複数の集合玄関機に１対１に対応して接続される複
   数の通話回線と を備え、これらの通話回線を介し住戸内親機と集合玄関
   機または管理人親機との間の通話が可能な集合住宅情報
   システムにおいて、 管理人親機は上記通話回線のいずれにも接続可能とした
   ことを特徴とする集合住宅情報システム。