JPS6251191A - 薄膜ｅｌパネル - Google Patents
薄膜ｅｌパネルInfo
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- JPS6251191A JPS6251191A JP60190233A JP19023385A JPS6251191A JP S6251191 A JPS6251191 A JP S6251191A JP 60190233 A JP60190233 A JP 60190233A JP 19023385 A JP19023385 A JP 19023385A JP S6251191 A JPS6251191 A JP S6251191A
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Landscapes
- Electroluminescent Light Sources (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は薄膜ＥＬ素子を用い、このＥＬ素子を湿気等か
ら保護するために絶縁性保護用流体を注入封止すること
にした薄膜ＥＬパネルに関する。
ら保護するために絶縁性保護用流体を注入封止すること
にした薄膜ＥＬパネルに関する。
薄膜ＥＬ素子はガラス等の透明基板上に蒸着法やスパッ
タリング法等の適当な方法を用いてＩ ｎ、Ｏ。
タリング法等の適当な方法を用いてＩ ｎ、Ｏ。
等の透明導電材料から成る透明電極を密着形成し、その
上に絶縁破壊を防ぐためＹｌｏｌ等の絶縁材料から成る
第１の誘電体層、その上にＺｎＳ等の母体材料内にＭｎ
等の発光中心を添加して成る発光層、その上に前記第１
の誘電体層と同様な材料から成る第２の誘電体層、その
上に前記透明電極と対向すると共に反射性を有する電極
として＾Ｌ等の導電材料から成る背面電極を順次蒸着法
やスパッタリング法等の適当な方法を用いて積層形成し
て成るものである。このような構造のＥＬ素子は第１ま
たは第２の誘電体層の製造工程中に発生した多数のピン
ホールやマイクロクラック等の欠陥から発光層に湿気等
が侵入してＥＬ発光損失による発熱、眉間剥離、発光特
性の劣化を招くことになる。このため、一般にがかるＥ
Ｌ素子を用いる薄膜ＥＬパネルは、前記透明基板とこの
基板と対向する背面板とでＥＬ素子を収納する外囲器を
構成し、この中にＥＬ素子と湿気等を遮断する絶縁性保
護用流体（シリコーンオイル等）を注入して外囲器を密
閉している。
上に絶縁破壊を防ぐためＹｌｏｌ等の絶縁材料から成る
第１の誘電体層、その上にＺｎＳ等の母体材料内にＭｎ
等の発光中心を添加して成る発光層、その上に前記第１
の誘電体層と同様な材料から成る第２の誘電体層、その
上に前記透明電極と対向すると共に反射性を有する電極
として＾Ｌ等の導電材料から成る背面電極を順次蒸着法
やスパッタリング法等の適当な方法を用いて積層形成し
て成るものである。このような構造のＥＬ素子は第１ま
たは第２の誘電体層の製造工程中に発生した多数のピン
ホールやマイクロクラック等の欠陥から発光層に湿気等
が侵入してＥＬ発光損失による発熱、眉間剥離、発光特
性の劣化を招くことになる。このため、一般にがかるＥ
Ｌ素子を用いる薄膜ＥＬパネルは、前記透明基板とこの
基板と対向する背面板とでＥＬ素子を収納する外囲器を
構成し、この中にＥＬ素子と湿気等を遮断する絶縁性保
護用流体（シリコーンオイル等）を注入して外囲器を密
閉している。
ところが、この注入封止された流体は熱的変化により膨
張することがあり、透明基板と背面板との接着部分や流
体を注入した後接着剤で封止した部分から膨張した液体
が漏出することがある。このような漏出した液体を確実
に貯溜することを目的としたものが特公昭５９−２１５
７号公報に開示されている。これは外囲器の外側の流体
注入部分にガラスキャップを被冠させ、流体注入部分の
接着剤を破って漏出した流体をこのキャップ内に貯溜す
る二重封止構造にしたものである。
張することがあり、透明基板と背面板との接着部分や流
体を注入した後接着剤で封止した部分から膨張した液体
が漏出することがある。このような漏出した液体を確実
に貯溜することを目的としたものが特公昭５９−２１５
７号公報に開示されている。これは外囲器の外側の流体
注入部分にガラスキャップを被冠させ、流体注入部分の
接着剤を破って漏出した流体をこのキャップ内に貯溜す
る二重封止構造にしたものである。
しかし、このキャップは厚さ３鶴程度ではあるが、平坦
な背面板から突出しているため破壊され易くかつ、必、
ずしも膨張した流体が流体注入箇所から漏出しキャップ
内に貯溜されるとは限らず、他の接着部分から外囲器外
部へ漏出することがあり信頬性が低いものである。また
、小さなガラスキャンプを再び外囲器外側に被冠する二
重封止構造は作業が煩雑でＥＬパネルが高価になる問題
もあった。
な背面板から突出しているため破壊され易くかつ、必、
ずしも膨張した流体が流体注入箇所から漏出しキャップ
内に貯溜されるとは限らず、他の接着部分から外囲器外
部へ漏出することがあり信頬性が低いものである。また
、小さなガラスキャンプを再び外囲器外側に被冠する二
重封止構造は作業が煩雑でＥＬパネルが高価になる問題
もあった。
本発明は上記問題点に基づいてなされたものであり、熱
変化により膨張した絶縁性保護用流体を吸収して外部へ
漏出させず封止の信頼性を高めた薄膜ＥＬパネルを提供
することを目的とするもの ゛である。
変化により膨張した絶縁性保護用流体を吸収して外部へ
漏出させず封止の信頼性を高めた薄膜ＥＬパネルを提供
することを目的とするもの ゛である。
上記目的を達成するための本発明の構成は薄膜ＥＬ素子
を構成する透光性基板と背面板とにより構成されると共
に前ｉ己薄膜ＥＬ素子を収納して密封される外囲器と、
この外囲器内に注入される前記薄膜ＥＬ素子に対する絶
縁性保護用流体と水分吸収体とにより成り、前記水分吸
収体により前記絶縁性保護用流体をゲル化することを特
徴とする。
を構成する透光性基板と背面板とにより構成されると共
に前ｉ己薄膜ＥＬ素子を収納して密封される外囲器と、
この外囲器内に注入される前記薄膜ＥＬ素子に対する絶
縁性保護用流体と水分吸収体とにより成り、前記水分吸
収体により前記絶縁性保護用流体をゲル化することを特
徴とする。
以下、図面に基づいて本発明の一実施例を説明する。
第１図において、薄膜ＥＬ素子は従来方法によって構成
されている。すなわち、ＥＬ素子１はガラス等の透明基
板２上に蒸着法やスパッタリング法等の適当な方法を用
いて１ ｎＲ等の透明導電材料から成る透明電極３、そ
の上に絶縁破壊を防ぐため、ｙ、ｏ、等の絶縁材料から
成る第１の誘電体層４、その上にＺｎＳ等の母体材料内
にＭｎ等の発光中心を添加して成る発光層５、その上に
第１の誘電体層４と同様な材料から成る第２の誘電体Ｎ
６、その上に透明電極３と対向する反射性を有する電極
としてＡｔ等の導電材料から成る背面電極７を順次蒸着
法やスパッタリング法等の適当な方法を用いて積層形成
して成るものである。
されている。すなわち、ＥＬ素子１はガラス等の透明基
板２上に蒸着法やスパッタリング法等の適当な方法を用
いて１ ｎＲ等の透明導電材料から成る透明電極３、そ
の上に絶縁破壊を防ぐため、ｙ、ｏ、等の絶縁材料から
成る第１の誘電体層４、その上にＺｎＳ等の母体材料内
にＭｎ等の発光中心を添加して成る発光層５、その上に
第１の誘電体層４と同様な材料から成る第２の誘電体Ｎ
６、その上に透明電極３と対向する反射性を有する電極
としてＡｔ等の導電材料から成る背面電極７を順次蒸着
法やスパッタリング法等の適当な方法を用いて積層形成
して成るものである。
このＥＬ素子１を気密封止するため、ＥＬ素子１の構成
部品の一つである透明基板２上には、ＥＬ素子１の側面
を囲むようにスペーサ８を載置しエポキシ系接着剤９で
接着すると共に、このスペーサ８の上に厚さ２鶴程度の
ガラス等の平板部材から成る背面板１０で閉蓋し、スペ
ーサ８と背面板１０とを同様に接着剤９で接着し、透明
基板２．スペーサ８及び背面板１０によってＥＬ素子１
を気密封止する外囲器１１を構成している。そして、気
密性を確実にするため外囲器１１の周囲を接着剤９でシ
ールする。尚、外囲器１１としてはスペーサ８を板 用いずに、厚さ３１１程度の背面葎ＩＯの中央部を研摩
してＥＬ素子１を収納できる程度の凹部を形成して成る
ものでも良い。
部品の一つである透明基板２上には、ＥＬ素子１の側面
を囲むようにスペーサ８を載置しエポキシ系接着剤９で
接着すると共に、このスペーサ８の上に厚さ２鶴程度の
ガラス等の平板部材から成る背面板１０で閉蓋し、スペ
ーサ８と背面板１０とを同様に接着剤９で接着し、透明
基板２．スペーサ８及び背面板１０によってＥＬ素子１
を気密封止する外囲器１１を構成している。そして、気
密性を確実にするため外囲器１１の周囲を接着剤９でシ
ールする。尚、外囲器１１としてはスペーサ８を板 用いずに、厚さ３１１程度の背面葎ＩＯの中央部を研摩
してＥＬ素子１を収納できる程度の凹部を形成して成る
ものでも良い。
その後、背面板１０に設けられている注入孔１２にアル
ミニウム製の注入管１３を接続した外囲器１１を流体収
納管と共に、図示しない真空槽内に設置する。流体収納
管内にはゲル化前のシリコーン及びシリコーンオイル等
のＥＬ素子１を湿気等から遮断する絶縁性保護流体１４
と、この保護流体１４をゲル化させるため゛のモレキュ
ラシーブス等の水分吸収体１５を混合した注入剤が充填
されている。この状態で、通常の保護流体＃を外囲器１
１内へ注入する方法と同様に、注入剤を外囲器１１内に
注入する。
ミニウム製の注入管１３を接続した外囲器１１を流体収
納管と共に、図示しない真空槽内に設置する。流体収納
管内にはゲル化前のシリコーン及びシリコーンオイル等
のＥＬ素子１を湿気等から遮断する絶縁性保護流体１４
と、この保護流体１４をゲル化させるため゛のモレキュ
ラシーブス等の水分吸収体１５を混合した注入剤が充填
されている。この状態で、通常の保護流体＃を外囲器１
１内へ注入する方法と同様に、注入剤を外囲器１１内に
注入する。
そして、加熱等により水分吸収体１５を反応させて、外
囲器１１内の注入剤をゲル化する。その後、注入管１３
を切断し、光硬化性樹脂接着剤１６等により注入孔１２
を封止し、さらにエポキシ樹脂接着剤９でシールするこ
とにより薄膜ＥＬパネルが完成する。
囲器１１内の注入剤をゲル化する。その後、注入管１３
を切断し、光硬化性樹脂接着剤１６等により注入孔１２
を封止し、さらにエポキシ樹脂接着剤９でシールするこ
とにより薄膜ＥＬパネルが完成する。
このようにして、ＥＬパネル内に絶縁性保護流体１４と
ともに水分吸収体１５を注入して保護流体１４をゲル化
したことにより、薄膜ＥＬパネルを高温動作したりある
いは高温放置（約１００℃）したりしても、ゲル化した
保護流体１４の蒸気性、熱膨張係数が小さいために気密
封止されている外囲器１１の内部圧力の増加が従来の液
体状の保護流体よりも少ないので、外囲器１１がその接
着箇所等から被接着力を調節できるため、ＥＬ素子１に
負担となる表面張力やストレスをかけないと共に、ゲル
内に保護流体１４が含浸されているので、誘電体層のピ
ンホールへの浸透性がある。また、水分吸収体の １５はＥＬ素子１中各構成膜と反応しないと共に、ゲル
化した保護流体１４は絶縁耐圧が高くかつ耐熱性及び耐
湿性に優れている。さらに、ゲル内に水分吸収体１５と
して無機物を分散することにより外囲器１１内に含有さ
れている湿気も吸着されると共に、液体とは異なり熱伝
導率が大きくなり放熱効果が高まる。また、注入剤に顔
料及び染料等を添加した場合、液状では底に顔料及び染
料が沈澱するが、ゲル状にすることによりこれらを安定
に分散させることができ３、沈澱による表示品位の低下
がなくなる。
ともに水分吸収体１５を注入して保護流体１４をゲル化
したことにより、薄膜ＥＬパネルを高温動作したりある
いは高温放置（約１００℃）したりしても、ゲル化した
保護流体１４の蒸気性、熱膨張係数が小さいために気密
封止されている外囲器１１の内部圧力の増加が従来の液
体状の保護流体よりも少ないので、外囲器１１がその接
着箇所等から被接着力を調節できるため、ＥＬ素子１に
負担となる表面張力やストレスをかけないと共に、ゲル
内に保護流体１４が含浸されているので、誘電体層のピ
ンホールへの浸透性がある。また、水分吸収体の １５はＥＬ素子１中各構成膜と反応しないと共に、ゲル
化した保護流体１４は絶縁耐圧が高くかつ耐熱性及び耐
湿性に優れている。さらに、ゲル内に水分吸収体１５と
して無機物を分散することにより外囲器１１内に含有さ
れている湿気も吸着されると共に、液体とは異なり熱伝
導率が大きくなり放熱効果が高まる。また、注入剤に顔
料及び染料等を添加した場合、液状では底に顔料及び染
料が沈澱するが、ゲル状にすることによりこれらを安定
に分散させることができ３、沈澱による表示品位の低下
がなくなる。
以上詳述したように、本発明によれば薄膜ＥＬ素子を構
成する透光性基板と背面板とにより構成されると共に前
記薄膜ＥＬ素子を収納して密封される外囲器と、この外
囲器内に注入される前記薄膜ＥＬ素子に対する絶縁性保
護用流体と水分吸収体とにより成り、前記水分吸収体に
より前記絶縁性保護用流体をゲル化することにより、ゲ
ル化した絶縁性保護用流体の熱膨張係数が液状のものよ
り小さくなり、高温下において外囲器が内部の熱膨張に
よって破壊され流体が外部へ漏出することを防止でき、
封止の信頼性を高めた薄膜ＥＬパネルを提供することが
できる。
成する透光性基板と背面板とにより構成されると共に前
記薄膜ＥＬ素子を収納して密封される外囲器と、この外
囲器内に注入される前記薄膜ＥＬ素子に対する絶縁性保
護用流体と水分吸収体とにより成り、前記水分吸収体に
より前記絶縁性保護用流体をゲル化することにより、ゲ
ル化した絶縁性保護用流体の熱膨張係数が液状のものよ
り小さくなり、高温下において外囲器が内部の熱膨張に
よって破壊され流体が外部へ漏出することを防止でき、
封止の信頼性を高めた薄膜ＥＬパネルを提供することが
できる。
第１図は本発明の一実施例を示す薄膜ＥＬパネルの断面
図である。 １−・−薄膜ＥＬ素子 ２− 透明基板 ８−スペーサ １〇−背面板 １４・・−・絶縁性保護用流体 １５−・−・水分吸収体
図である。 １−・−薄膜ＥＬ素子 ２− 透明基板 ８−スペーサ １〇−背面板 １４・・−・絶縁性保護用流体 １５−・−・水分吸収体
Claims (1)
- 薄膜ＥＬ素子を構成する透光性基板と背面板とにより構
成されると共に前記薄膜ＥＬ素子を収納して密封される
外囲器と、この外囲器内に注入される前記薄膜ＥＬ素子
に対する絶縁性保護用流体と水分吸収体とにより成り、
前記水分吸収体により前記絶縁性保護用流体をゲル化す
ることを特徴とする薄膜ＥＬパネル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60190233A JPS6251191A (ja) | 1985-08-28 | 1985-08-28 | 薄膜ｅｌパネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60190233A JPS6251191A (ja) | 1985-08-28 | 1985-08-28 | 薄膜ｅｌパネル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6251191A true JPS6251191A (ja) | 1987-03-05 |
Family
ID=16254705
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60190233A Pending JPS6251191A (ja) | 1985-08-28 | 1985-08-28 | 薄膜ｅｌパネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6251191A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03121700U (ja) * | 1990-02-21 | 1991-12-12 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5727595A (en) * | 1980-07-25 | 1982-02-13 | Sharp Kk | Thin film el panel |
| JPS598039A (ja) * | 1982-06-30 | 1984-01-17 | インタ−ナショナル ビジネス マシ−ンズ コ−ポレ−ション | 可変幅デ−タ・フイ−ルドを可変幅デ−タ・バスに置くための論理装置 |
| JPS5944633A (ja) * | 1982-09-08 | 1984-03-13 | Fuji Xerox Co Ltd | 加熱ロ−ル型定着装置の温度検出器 |
-
1985
- 1985-08-28 JP JP60190233A patent/JPS6251191A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5727595A (en) * | 1980-07-25 | 1982-02-13 | Sharp Kk | Thin film el panel |
| JPS598039A (ja) * | 1982-06-30 | 1984-01-17 | インタ−ナショナル ビジネス マシ−ンズ コ−ポレ−ション | 可変幅デ−タ・フイ−ルドを可変幅デ−タ・バスに置くための論理装置 |
| JPS5944633A (ja) * | 1982-09-08 | 1984-03-13 | Fuji Xerox Co Ltd | 加熱ロ−ル型定着装置の温度検出器 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03121700U (ja) * | 1990-02-21 | 1991-12-12 |
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