JPS6250997A - 糸吊り硬貨による不正操作防止機構 - Google Patents

糸吊り硬貨による不正操作防止機構

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JPS6250997A
JPS6250997A JP18982985A JP18982985A JPS6250997A JP S6250997 A JPS6250997 A JP S6250997A JP 18982985 A JP18982985 A JP 18982985A JP 18982985 A JP18982985 A JP 18982985A JP S6250997 A JPS6250997 A JP S6250997A
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戸津 秀夫
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Tamura Electric Works Ltd
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Tamura Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、公衆電話機、自動販売機等に用いられる硬貨
収納装置に採用して好適な糸吊り硬貨による不正操作防
止機構に関する。
〔従来の技術〕
一般に、硬貨収納装置では正貨のみを機器動作用として
使用させるための各種の選別機構が設けられているが、
このような正貨を利用した不正使用の方法として、いわ
ゆる糸吊りと呼ばれる不正使用方法がある。これは正貨
の一端部に吊糸等を接着材その他で固定し、これを硬貨
投入口から投入し、通話終了後や商品取出し後において
糸をたぐって硬貨を取戻そうとするもので、悪質な不正
使用の典型的なものである。
このような糸吊り硬貨による不正使用を防止するために
、たとえば実公昭58−47492号公報や実公昭59
−4383号公報等に示すように、硬貨蓄積軌道の終端
部分に硬貨の吊上げ防止手段を設けるように構成したも
の等が、従来から種々提案されており、実用面での利点
は大きいものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、上述したような従来の糸吊り硬貨による不正
操作防止構造は、いずれも、硬貨収納機構における硬貨
蓄積軌道から硬貨収納箱側に一旦収納し、主機器を動作
させた後において一貨の糸吊りによる引上げを防止しよ
うとするものであるが、その確実性に欠け、糸吊り硬貨
による不正使用を完全に防止し得るとは言えないもので
あり、また糸吊り防止手段を付設する必要性から蓄積軌
道終端部分での構造が複雑化し、スペース等を要するば
かりでなく、場合によっては蓄積軌道内での硬貨詰り等
を招き易く、主機器自体の動作不能を生じてしまう等と
いった欠点があった。
〔問題点を解決するための手段〕
このような欠点を解決するために1本発明に係る糸吊り
硬貨による不正操作防止機構は、硬貨蓄積軌道始端部を
常時は閉塞することにより正貨のみを通過させる正貨振
分はレバーと、この振分はレバー閉塞時に不正貨を返却
軌道側に落下させるように硬貨選別軌道との間に形成さ
れた硬貨返却用開口と、硬貨選別軌道の途中で硬貨転動
方向と直交する方向から進退動作し軌道側壁面に密着し
得るように設けられた係止片を備え、この係止片を、振
分はレバーを開放方向に駆動する電磁マグネットにより
、このレバーと連動して硬貨選別軌道を閉塞する方向に
作動させるように構成したものである。
〔作用〕
本発明によれば、たとえ正貨であっても糸吊り硬貨であ
るときには、硬貨蓄積軌道の始端部でこの軌道を開放す
る正貨振分はレバーと連動して作動する係止片により、
硬貨の吊糸を硬貨選別軌道の途中で軌道側壁面に押圧し
て確実に係止保持し、糸吊り硬貨の蓄積軌道側への侵入
を阻止しかつこの硬貨を返却用開口から返却軌道側に落
下させるものである。
〔実施例〕
以下、本発明を図面に示した実施例を用いて詳細に説明
する。
第1図ないし第4図は本発明に係る糸吊り硬貨による不
正操作防止機構の一実施例を示すものであり、これらの
図において、まず、全体を符号lで示す硬貨収納装置の
概略構成を簡単に説明すると、符号2は公衆電話機など
の装置筐体側に固定される基板で、その上端側側方には
硬貨投入口3が設けられている。そして、この基板2の
上端側には、支軸4を介してフラッパ5が回動可能に支
持され、これら基板2.フラッパ5間に硬貨選別軌道6
を形成するような構成とされている。
7はこのフラッパ5の内面側で右下りに傾斜して設けら
れ硬貨レール6aを兼る直径選別ゲージ、8はその下流
側で硬貨選別軌道6と連続する硬貨蓄積軌道9の始端部
との間に形成された硬貨返却用開口で、この開口8の下
方には硬貨返却軌道8aが形成されている。
10は前記硬貨蓄積軌道9の始端部を常時は閉塞するよ
うに設けられ前記硬貨選別軌道6の途中に設けられた正
貨選別センサ11からの信号により軌道9を開放するこ
とで正貨Aのみを軌道9内に通過させる正貨振分はレバ
ーで、この正貨振分はレバー10は、第2図および第3
図等に示されるように、基板2の背面側に固定される第
1および第2の取付はブラケット12.13を介して設
けられた支持ブラケット14に対し、アーマチュア15
と共にピン158Lを介して回動可能に支持されている
。そして、この正貨振分はレバー10は、常時は板ばね
16の付勢力で、その先端係止部10aが軌道9内に側
部開口9aから臨みその軌道部分を閉塞するように構成
されるとともに、前記センサ11から送出された正貨で
あることの信号により励磁される前記第2の取付はブラ
ケット13に付設された電磁マグネット17で吸引動作
されるアーマチュア15によって板ばね16の付勢力に
抗して回動されることで、その先端係止部10aが前記
蓄積軌道9から退出してこの部分を開放し、正貨Aを蓄
積軌道9内に順次蓄積するような構成とされている。こ
こで、正貨Aは所定の転動速度をもっているため、その
慣性力で返却用開口8を飛び越し、選別軌道6から蓄積
軌道9側に収納蓄積されることは容易に理解されよう。
なお、第2図中16aは板ばね16を前記支持ブラケッ
)14に取付けるための取付片で、また周知の通り蓄積
軌道9の終端部には、第1図に示すように、図示せぬ金
庫に正貨Aを収納するための硬貨収納レバー18や余剰
硬貨を返却軌道8a側に返却する返却レバー19等が設
けられている。さらに、第1図中Bで示す不正貨は、直
径選別ゲージ7や前記正貨振分はレバー10が閉塞され
ていることによりその上流側の硬貨返却用開口8から、
返却軌道8a側に順次落下されて返却口から返却される
ことも周知の通りである。
さて、本発明によれば、上述したような構成による硬貨
収納装置lにおいて、前記硬貨選別軌道6の途中で硬貨
の転動方向と直交する方向から進退勤作し、第4図等に
示すように、基板2に穿設された窓部2aから軌道6内
に臨みかつこの軌道の側壁面6bに密着し得るように設
けられた係止片20を設け、かつこの係止片20を前記
振分はレバー10を開放方向に駆動する電磁マグネット
17により、このレバー10と連動して硬貨選別軌道6
を閉塞する方向に作動させるように構成したところに特
徴を有している。
ここで、本実施例によれば、前記係止片20は、前記ア
ーマチュア15に対し正貨振分はレバー10と共にねじ
止められた糸吊り防止レバー21の先端折曲げ部’21
 aに対しねじ22によって揺動可能な状態で取付けら
れている。これは、レバー21の揺動動作により係止片
20を軌道側壁面6bに接近させるとともに、適切かつ
確実にしかも弾性的に線接触させるためで、このように
構成することで、後述するように糸吊り硬貨Cの吊糸り
を、側壁面6bに密着するように押圧して係止し得るも
のである。なお、図中20aはねじ22を挿通させこの
係止片20を揺動可能な状態とするための長溝で、また
23a、23bは係止片20を所定角度範囲内で揺動さ
せるための突起である。
そして、上述したような構成によれば、たとえ正貨であ
っても糸吊り硬貨Cであるときには、硬貨蓄積軌道9の
始端部でこの軌道9を開放する正貨振分はレバー10と
連動して作動する係止片20により、糸吊り硬貨Cの吊
糸りは硬貨選別軌道6の途中で軌道側壁面6bに押圧し
て確実に係止され、これによりその糸吊り硬貨Cの蓄積
軌道9側への侵入が阻止されかつこの硬貨Cをその下方
の返却用開口8から返却軌道8a側に落下させることが
可能となるものである。これは、前記係止片20により
吊糸りが図中X点で係とされることで硬貨Cまでの長さ
が蓄積軌道9までの長さ以下とされ、この糸吊り硬貨C
は蓄積軌道9までは到達しない位置で停止されるととも
にその停市部分のf側に形成されている返却用開口8か
ら返却軌道8a側に落下状態で吊下げられることとなる
ものである(第1図参照)。
したがって、このような構成によれば、糸吊り硬貨Cを
硬貨選別軌道6から蓄積軌道9へ至る途中で返却軌道8
a側に落下させて排除し得るため、従来のように主機器
側が動作してしまうといった問題はなくなり、また蓄積
軌道9側での詰り等といった問題も生ぜず、その実用上
での効果は大きい、さらに、本発明によれば、糸吊り硬
貨Cを係止する係止片20を有する糸吊り防止レバー2
1を、正貨振分はレバー10の駆動源となる電磁マグネ
ット17で一体的に作動させるようにしているため、部
品の共用化を図り、また低電流で駆動し得る等といった
利点を奏する。
なお、本発明は上述した実施例構造に限定されず、各部
の形状、構造等を、適宜変形、変更することは自由であ
る。たとえば糸吊り硬貨Cを係止する係止片20、糸吊
り防止レバー21、および正貨振分はレバーlO1さら
にはその駆動源としての電磁マグネット17、アーマチ
ュア15等の形状や配設状態、配設位置等は適宜変形、
変更し得るものである。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明に係る糸吊り硬貨による不
正操作防止機構によれば、硬貨蓄積軌道始端部を常時は
閉塞することで正貨のみを通過させる正貨振分はレバー
と、その閉塞時に不正貨を返却軌道側に落下させるよう
に選別軌道との間に形成された返却用開口と、選別軌道
の途中で硬貨転動方向と直交する方向から進退勤作し軌
道側壁面に密着し得るように設けられた係止片を備え、
この係止片を、正貨振分はレバーを開放方向に駆動する
電磁マグネットにより、このレバーと連動して選別軌道
を閉塞する方向に作動するように構成したので、簡単か
つ安価な構成にもかかわら6ず、たとえ正貨であっても
糸吊り硬貨であるときには、正貨振分はレバーと連動し
て作動する係止片により、硬貨の吊糸を選別軌道の途中
で軌道面に押圧して確実に係止し、その糸吊り硬貨の蓄
積軌道側への侵入を阻止しかつこの硬貨を返却用開口か
ら返却軌道側に落下させ得るもので、従来のように主機
器側が動作してしまうといった問題はなくなり、また蓄
積軌道側での詰り等といった問題も生ぜず、その実用上
での効果は大きい。さらに、“本発明によれば、糸吊り
硬貨を係止する係止片を有する糸吊り防止レバーを、正
貨振分はレバーの駆動源となる電磁マグネットで一体的
に作動させるようにしているため1部品の共用化を図り
、各部の構成の簡素化とコスト低減化を達成し得るとと
もに、低電流で駆動し得る等といった利点を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る糸吊り硬貨による不正操作防止機
構の一実施例を示す硬貨収納装置の概略正面図、第2図
はその要部分解斜視図、第3図および第4図は第1図の
要部拡大断面図である。 1・・・O硬貨収納装置、2・・・・基板。 2a・・・番窓部、5e・・壷フラッパ、6・・・・硬
貨選別軌道、6b・・−・軌道側壁部、8・・・・硬貨
返却用開口、8a・・・・硬貨返却軌道、9拳・・・硬
貨蓄積軌道、10・・・・正貨振分はレバー、11φ・
・11選別センサ、15會φ拳拳アーマチユア、15a
・・・・ビン(回動軸)、17・・・・電磁マグネット
、20−φ拳・係止片、21−・・・糸吊り防止レバー
、A・・・・正貨、C・・φφ糸吊り硬貨、D・・・・
吊糸。 特許出願人  株式会社田村電機製作所代  理  人
  山川数構(ほか2名)第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 硬貨蓄積軌道の始端部を常時は閉塞することによりこの
    軌道内に正貨のみを通過させる正貨振分けレバーと、こ
    の正貨振分けレバーの閉塞時において不正貨を返却軌道
    側に落下させるように硬貨選別軌道との間に形成された
    硬貨返却用開口と、前記硬貨選別軌道の途中で硬貨の転
    動方向と直交する方向から進退動作し軌道の側壁面に密
    着し得るように設けられた係止片とを備え、この係止片
    は、前記正貨振分けレバーを開放方向に駆動する電磁マ
    グネットにより、正貨振分けレバーと連動して硬貨選別
    軌道を閉塞する方向に作動するように構成されているこ
    とを特徴とする糸吊り硬貨による不正操作防止機構。
JP18982985A 1985-08-30 1985-08-30 糸吊り硬貨による不正操作防止機構 Granted JPS6250997A (ja)

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JP18982985A JPS6250997A (ja) 1985-08-30 1985-08-30 糸吊り硬貨による不正操作防止機構

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JPS6250997A true JPS6250997A (ja) 1987-03-05
JPH0365591B2 JPH0365591B2 (ja) 1991-10-14

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5619189A (en) * 1979-05-08 1981-02-23 Do Reshierushie E Do Perufueku Device for selecting coin or nominal coin
JPS60109175U (ja) * 1983-12-28 1985-07-24 株式会社田村電機製作所 選別フラツパのロツク機構

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5619189A (en) * 1979-05-08 1981-02-23 Do Reshierushie E Do Perufueku Device for selecting coin or nominal coin
JPS60109175U (ja) * 1983-12-28 1985-07-24 株式会社田村電機製作所 選別フラツパのロツク機構

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JPH0365591B2 (ja) 1991-10-14

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