JPS6250456A - 紡機用リング - Google Patents
紡機用リングInfo
- Publication number
- JPS6250456A JPS6250456A JP19167485A JP19167485A JPS6250456A JP S6250456 A JPS6250456 A JP S6250456A JP 19167485 A JP19167485 A JP 19167485A JP 19167485 A JP19167485 A JP 19167485A JP S6250456 A JPS6250456 A JP S6250456A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- ring
- oxide film
- porous
- film layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01H—SPINNING OR TWISTING
- D01H7/00—Spinning or twisting arrangements
- D01H7/02—Spinning or twisting arrangements for imparting permanent twist
- D01H7/52—Ring-and-traveller arrangements
- D01H7/60—Rings or travellers; Manufacture thereof not otherwise provided for ; Cleaning means for rings
- D01H7/602—Rings
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Chemical Treatment Of Metals (AREA)
- Solid-Phase Diffusion Into Metallic Material Surfaces (AREA)
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は精紡機に用い防錆及び耐摩耗性、耐蝕性の潤滑
性能にすぐれた紡機用リングに関するものである。
性能にすぐれた紡機用リングに関するものである。
従来の技術及びその問題点
従来、紡機用リングは一般に肌焼鋼全所定形状に旋削し
、浸炭焼入れ1表面処理を施してなるリングが用いられ
ている。
、浸炭焼入れ1表面処理を施してなるリングが用いられ
ている。
然るに上記リングでは初期馴じみが悪いため通常予定の
スピンドル回転に対し、90%程度のスピンドル回転で
50〜100時間ならし運転が行なわれている。また、
スピンドル回転が高速になればなる程リングとトラベラ
の摩擦抵抗の増大と摩擦熱の急激な上昇の為、トラベラ
が早期忙焼付き飛散し、連続運転が出来ないという欠点
がある。
スピンドル回転に対し、90%程度のスピンドル回転で
50〜100時間ならし運転が行なわれている。また、
スピンドル回転が高速になればなる程リングとトラベラ
の摩擦抵抗の増大と摩擦熱の急激な上昇の為、トラベラ
が早期忙焼付き飛散し、連続運転が出来ないという欠点
がある。
問題点を解決するための手段
本発明は上記問題点を解消するものであり、上記表面処
理を施したI) yグの最表面層にPeρ4からなる酸
化膜層とその下層に炭窒化物層と窒素拡散層からなる窒
化層を形成させると共に酸化膜層と炭窒化物層のポーラ
ス部に必要に応じて潤滑剤を含浸させることによって、
始紡時の馴染みが良好で潤滑性に富み、糸切れな減少す
ると共に、トラペラの焼付きもなく耐摩耗性圧すぐれ九
紡機用リングを提供するものである。
理を施したI) yグの最表面層にPeρ4からなる酸
化膜層とその下層に炭窒化物層と窒素拡散層からなる窒
化層を形成させると共に酸化膜層と炭窒化物層のポーラ
ス部に必要に応じて潤滑剤を含浸させることによって、
始紡時の馴染みが良好で潤滑性に富み、糸切れな減少す
ると共に、トラペラの焼付きもなく耐摩耗性圧すぐれ九
紡機用リングを提供するものである。
以下本発明の】実施例を図面に従って詳細に説明する。
第1図に示す様に円筒状のf31.50 K材を用いて
所定のリング形状に切削加工を行った後、浸炭焼入れ9
表面処理を施してシングル7ランジリングfl+を形成
する。これにガス軟窒化処理及び黒染め処理を行ない、
リング(りの表面に第2図に示す如く、最表面K Fi
Fe、O,(例えば厚み2〜8μ)の多孔質の黒色酸化
膜層(りを有し、次いでその下部に多孔質の炭窒化物層
(31(例えばFe、 ON厚み20〜25p)と窒素
拡散層(4)(例えばFe4N厚み略0.3−)からな
る窒化層(6)を素地(6)表面に形成し、更に酸化膜
層(2)と炭窒化物層(3)の多孔質層中に潤滑剤、例
えば合成潤滑油、鉱物油、四フッ化エチレン、二硫化モ
リブデン等を含浸させて本発明の紡機用リングを構成す
る。このように形成したリングの表面硬度は第3図に示
す通り最表面では1100Frvと硬く、十分な耐摩性
及び潤滑性能を保持する。
所定のリング形状に切削加工を行った後、浸炭焼入れ9
表面処理を施してシングル7ランジリングfl+を形成
する。これにガス軟窒化処理及び黒染め処理を行ない、
リング(りの表面に第2図に示す如く、最表面K Fi
Fe、O,(例えば厚み2〜8μ)の多孔質の黒色酸化
膜層(りを有し、次いでその下部に多孔質の炭窒化物層
(31(例えばFe、 ON厚み20〜25p)と窒素
拡散層(4)(例えばFe4N厚み略0.3−)からな
る窒化層(6)を素地(6)表面に形成し、更に酸化膜
層(2)と炭窒化物層(3)の多孔質層中に潤滑剤、例
えば合成潤滑油、鉱物油、四フッ化エチレン、二硫化モ
リブデン等を含浸させて本発明の紡機用リングを構成す
る。このように形成したリングの表面硬度は第3図に示
す通り最表面では1100Frvと硬く、十分な耐摩性
及び潤滑性能を保持する。
上記の如く形成したリングを精紡機に取シ付けて、下記
のテスト条件により紡出テストを行った。
のテスト条件により紡出テストを行った。
糸:カネカロン1.5dX51Ln1カット30’θト
ラヘラ:横形トラベラOスムース% スピンドル回転速度: 】2000 r、D、m撚り一
18T局 り7ト:8吋 発明の効果 テストの結果、本発明の構成によるシングル7ランジリ
ングは錆止めを行った21メツキリングに比べ、始動時
の馴染みが非常に良好で、馴らし運転も】乃至数時間で
済み、はんの当たシをつけるのみで高速運転に移行でき
、大巾に時間短縮を行うことが可能となった。また、最
表面は黒色酸化膜で耐蝕性【てすぐれ、紡出糸が塩素を
含むため従来の亜鉛メツキリングでは6力月で発錆し、
腐蝕により使用不可能であるが、本発明のリングは全く
錆の発生もなく潤滑効果を持続し、糸切れも少なくなっ
た。更に表面硬度が高い為、耐摩耗性にすぐれ、寿命が
約1.5倍延長するなどの効果を有する発明である。
ラヘラ:横形トラベラOスムース% スピンドル回転速度: 】2000 r、D、m撚り一
18T局 り7ト:8吋 発明の効果 テストの結果、本発明の構成によるシングル7ランジリ
ングは錆止めを行った21メツキリングに比べ、始動時
の馴染みが非常に良好で、馴らし運転も】乃至数時間で
済み、はんの当たシをつけるのみで高速運転に移行でき
、大巾に時間短縮を行うことが可能となった。また、最
表面は黒色酸化膜で耐蝕性【てすぐれ、紡出糸が塩素を
含むため従来の亜鉛メツキリングでは6力月で発錆し、
腐蝕により使用不可能であるが、本発明のリングは全く
錆の発生もなく潤滑効果を持続し、糸切れも少なくなっ
た。更に表面硬度が高い為、耐摩耗性にすぐれ、寿命が
約1.5倍延長するなどの効果を有する発明である。
第1図は本発明の1実施例を示す紡機用リングの一部破
断断面図、第8図は同リングの表面層部分拡大組織図、
第3図は同紡機用リングの表面硬度分布を示す曲線図で
ある。 (1)・・・シングル7ランジリング、(り・・・黒色
酸化膜層、(3)・・・炭窒化物層、(4)・・・窒素
拡散層、(6)・・・窒化層、(ら)・素〉已
断断面図、第8図は同リングの表面層部分拡大組織図、
第3図は同紡機用リングの表面硬度分布を示す曲線図で
ある。 (1)・・・シングル7ランジリング、(り・・・黒色
酸化膜層、(3)・・・炭窒化物層、(4)・・・窒素
拡散層、(6)・・・窒化層、(ら)・素〉已
Claims (2)
- (1)紡機用リングの少なくともトラベラと接触するフ
ランジ表面層にFe_3O_4からなる多孔質の黒色酸
化膜層を、その下部に多孔質の炭窒化物層及び窒素拡散
層とからなる窒化層を順次形成してなることを特徴とす
る紡機用リング。 - (2)黒色酸化膜層と炭窒化物層に形成される多孔質層
に潤滑剤を含浸してなる特許請求の範囲第1項記載の紡
機用リング。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19167485A JPS6250456A (ja) | 1985-08-29 | 1985-08-29 | 紡機用リング |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19167485A JPS6250456A (ja) | 1985-08-29 | 1985-08-29 | 紡機用リング |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6250456A true JPS6250456A (ja) | 1987-03-05 |
Family
ID=16278567
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19167485A Pending JPS6250456A (ja) | 1985-08-29 | 1985-08-29 | 紡機用リング |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6250456A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0299625A2 (en) * | 1987-07-17 | 1989-01-18 | LUCAS INDUSTRIES public limited company | Manufacture of corrosion resistant steel components |
-
1985
- 1985-08-29 JP JP19167485A patent/JPS6250456A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0299625A2 (en) * | 1987-07-17 | 1989-01-18 | LUCAS INDUSTRIES public limited company | Manufacture of corrosion resistant steel components |
EP0299625A3 (en) * | 1987-07-17 | 1990-02-28 | Lucas Industries Public Limited Company | Manufacture of corrosion resistant steel components |
GB2208658B (en) * | 1987-07-17 | 1992-02-19 | Lucas Ind Plc | Manufacture of corrosion resistant steel components |
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