JPS59199824A - 紡機用リング - Google Patents
紡機用リングInfo
- Publication number
- JPS59199824A JPS59199824A JP7564583A JP7564583A JPS59199824A JP S59199824 A JPS59199824 A JP S59199824A JP 7564583 A JP7564583 A JP 7564583A JP 7564583 A JP7564583 A JP 7564583A JP S59199824 A JPS59199824 A JP S59199824A
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- JP
- Japan
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- layer
- ring
- martensite
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- traveler
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01H—SPINNING OR TWISTING
- D01H7/00—Spinning or twisting arrangements
- D01H7/02—Spinning or twisting arrangements for imparting permanent twist
- D01H7/52—Ring-and-traveller arrangements
- D01H7/60—Rings or travellers; Manufacture thereof not otherwise provided for ; Cleaning means for rings
- D01H7/602—Rings
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は最表面層にＦｅ−８泥化合物層を形成した紡機
用リングに関するものでちる。
用リングに関するものでちる。
従来の紡機用リングは、一般に低炭素鋼を用い浸炭焼入
等の硬化処理を行うか、Ａｔ、 Ｃｒを含む合金鋼に窒
化又は軟窒化等の硬化処理を施こしたものを用いている
。
等の硬化処理を行うか、Ａｔ、 Ｃｒを含む合金鋼に窒
化又は軟窒化等の硬化処理を施こしたものを用いている
。
リング精紡機やリング撚糸機等の紡機用リングにはトラ
ベラが滑り接触をしつつ、例えば１５０００ ｒ、ｐ、
ｍもの高速で回転して糸を案内し、撚を与えているので
、上記紡機用リング、およびトラベラ間の摩擦をできる
だけ小さくして円滑なトラベラ回転を行なう事が極めて
重要である。
ベラが滑り接触をしつつ、例えば１５０００ ｒ、ｐ、
ｍもの高速で回転して糸を案内し、撚を与えているので
、上記紡機用リング、およびトラベラ間の摩擦をできる
だけ小さくして円滑なトラベラ回転を行なう事が極めて
重要である。
しかし上記従来の紡機用リングにおいてはトラベラとの
摺動面の硬度を高くして耐摩耗性を向上しているので、
トラベラとのなじみ性が悪くトラベラ走行が円滑に行な
われず、紡調が安定するまで長時間のならし運転を必要
とすることがある等の欠点があった。
摺動面の硬度を高くして耐摩耗性を向上しているので、
トラベラとのなじみ性が悪くトラベラ走行が円滑に行な
われず、紡調が安定するまで長時間のならし運転を必要
とすることがある等の欠点があった。
本発明は上記従来の紡機用リングの欠点を解消するため
、トラベラ摺動面にＦｅ−８泥化合物層とＦｅ−Ｃ−Ｎ
系マルテンサイト層を形成させ、なじみが良くかつ耐摩
性の大なる紡機用リングを提供する事を目的とする。
、トラベラ摺動面にＦｅ−８泥化合物層とＦｅ−Ｃ−Ｎ
系マルテンサイト層を形成させ、なじみが良くかつ耐摩
性の大なる紡機用リングを提供する事を目的とする。
以下本発明の紡機用リングを実施例に基づいて説明する
。
。
実施例 １
機械構造用炭素銅鋼材３１５ＣＫを所要のリング形状に
切削し、浸炭を行なった後浸硫窒化処理を行ない通常の
焼入温度にて焼入れし第１図に示す如く、最表面層ｔ＋
ｌ Ｋは残存した厚み１〜３μのＦ’ｅ−８系の化合物
層を形成し、最表面層に続く中間層＋２１ ＋：ｌｌに
Ｗｅ−Ｃ−Ｎ系マルテンサイト層を形成して本発明の紡
機用リングを構成する。なお、第１図の（４）はＹｅ−
Ｃ系マルテンサイト層を示す。
切削し、浸炭を行なった後浸硫窒化処理を行ない通常の
焼入温度にて焼入れし第１図に示す如く、最表面層ｔ＋
ｌ Ｋは残存した厚み１〜３μのＦ’ｅ−８系の化合物
層を形成し、最表面層に続く中間層＋２１ ＋：ｌｌに
Ｗｅ−Ｃ−Ｎ系マルテンサイト層を形成して本発明の紡
機用リングを構成する。なお、第１図の（４）はＹｅ−
Ｃ系マルテンサイト層を示す。
上記最表面層（１）は硬さが低くかつ凝着や焼付に対す
る抑制効果が優れたＦｅ−８糸孔合物層であるためトラ
ベラとのなじみ性が非常によいものである。
る抑制効果が優れたＦｅ−８糸孔合物層であるためトラ
ベラとのなじみ性が非常によいものである。
又、最表面層に続く中間層（２）は、多くの窒素を含み
、かつ多孔質で、厚さ５〜１５μのＦｅ−Ｃ−Ｎ系マル
テンサイト層であるため、マルテンサイトではあるが硬
さが低くトラベラとのなじみ性を良くする効果がある。
、かつ多孔質で、厚さ５〜１５μのＦｅ−Ｃ−Ｎ系マル
テンサイト層であるため、マルテンサイトではあるが硬
さが低くトラベラとのなじみ性を良くする効果がある。
又、中間層（３）は窒素を含んだ厚さ０．０５〜０．２
閣のＦ ｅ −Ｃ−Ｎ系マルテンサイト層で硬いマルテ
ンサイトであるため、疲労強度を増加し耐摩耗性を高め
る効果がある。
閣のＦ ｅ −Ｃ−Ｎ系マルテンサイト層で硬いマルテ
ンサイトであるため、疲労強度を増加し耐摩耗性を高め
る効果がある。
次に本発明の紡機用リングを形成する熱処理例を下記に
示す。
示す。
まず被処理材をガス浸炭炉内に入れ、吸熱型変成炉ガス
（ＲＸガス）にプロパン１９６を添加した雰囲気中にて
９２０Ｃ×２時間浸炭後冷却する。
（ＲＸガス）にプロパン１９６を添加した雰囲気中にて
９２０Ｃ×２時間浸炭後冷却する。
次にＮａＣＮ２５％、ＮａＣＮ０２６％、ＮａＣｌ２１
％、Ｎａｇ ＣＯａ２８９６、Ｎａｇ Ｓｓ ０１５％
の混合塩浴中にて５７００．１時間の浸硫窒化処理を行
なった後、Ｒ×ガス雰囲気中にて８２００より焼入れし
、ＩＳＯＣにて焼戻しする。
％、Ｎａｇ ＣＯａ２８９６、Ｎａｇ Ｓｓ ０１５％
の混合塩浴中にて５７００．１時間の浸硫窒化処理を行
なった後、Ｒ×ガス雰囲気中にて８２００より焼入れし
、ＩＳＯＣにて焼戻しする。
次に本発明の紡機用リングを用いて実用テストを行なっ
た場合の運転時間と糸切れ数との関保曲線を第２図に示
す。
た場合の運転時間と糸切れ数との関保曲線を第２図に示
す。
なお上記テスト条件は次の通りである。
テスト条件
リング内径：４５ｍｍ
７ランジ巾：８．２ｍｍ
繊 維：綿４０°０
トラベラ＝Ｏ８５１０
第２図より従来の紡機用リングＢに比較し、本発明の紡
機用リングＡは使用初期より糸切れが少なく、なじみ運
転時間を非常に短くすると七ができる等の優れた効果を
有する。
機用リングＡは使用初期より糸切れが少なく、なじみ運
転時間を非常に短くすると七ができる等の優れた効果を
有する。
実施例 ２
高炭素クロム鋼を所要のリング形状に切削し、浸硫窒化
処理を行ない、通常の焼入温度にて焼入れし、第８図に
示すように最表面層（１）にはＦｅ−８糸孔合物層を形
成し、最表面層に続く中間層（２）にＦｅ−Ｃ−Ｎ系マ
ルテンサイト層を、中間層（３）にＦ ｅ −Ｃ−Ｈ系
マルテンサイト基地中に炭化物を分散した層を形成して
本発明の紡機用リングを構成する。
処理を行ない、通常の焼入温度にて焼入れし、第８図に
示すように最表面層（１）にはＦｅ−８糸孔合物層を形
成し、最表面層に続く中間層（２）にＦｅ−Ｃ−Ｎ系マ
ルテンサイト層を、中間層（３）にＦ ｅ −Ｃ−Ｈ系
マルテンサイト基地中に炭化物を分散した層を形成して
本発明の紡機用リングを構成する。
高炭素クロム軸受鋼としてはＣ量は０．６〜１．５％、
Ｃｒ量は０．６〜８．０％の範囲が望ましく、少ないと
耐摩耗性向上に有効となる炭化物が少くなり、またそれ
以上に多いと加工性が悪くなる。
Ｃｒ量は０．６〜８．０％の範囲が望ましく、少ないと
耐摩耗性向上に有効となる炭化物が少くなり、またそれ
以上に多いと加工性が悪くなる。
なお、第８図の（４）はＦｅ−Ｃ系マルテンサイト基地
中に炭化物が分散した層を示す。
中に炭化物が分散した層を示す。
上記構成によると最表面層のＦｅ−８糸孔合物層により
トラベラとのなじみ性が良く、文中間層のＹｅ−Ｃ−Ｎ
系マルテンサイト層および炭化物が分散した層を設けて
いるので耐摩耗性を著るしく向上する。
トラベラとのなじみ性が良く、文中間層のＹｅ−Ｃ−Ｎ
系マルテンサイト層および炭化物が分散した層を設けて
いるので耐摩耗性を著るしく向上する。
本発明の紡機用リングの素材としては機械構造用炭素鋼
、炭素工具鋼、快削鋼、高炭素クロム軸受鋼等の各種炭
素鋼、および合金銅を用いることができる。
、炭素工具鋼、快削鋼、高炭素クロム軸受鋼等の各種炭
素鋼、および合金銅を用いることができる。
本発明の紡機用リングは以上の如（Ｆｅ−８糸孔合物層
を最表面層とし、上記最表面層に続く中間層にｐ ｅ
−Ｃ−Ｎ系マルテンサイト層を形成しているのでトラベ
ラとのなじみ性が著るしく向上し、更に耐摩耗性が著る
しく優れているという優れた効果を有する発明である。
を最表面層とし、上記最表面層に続く中間層にｐ ｅ
−Ｃ−Ｎ系マルテンサイト層を形成しているのでトラベ
ラとのなじみ性が著るしく向上し、更に耐摩耗性が著る
しく優れているという優れた効果を有する発明である。
第１図は本発明の１実施例の紡機用リングの金属組織説
明図、第２図は運転時間−系切れ数曲線図、第３図は本
発明の他の実施例の金属組織説明図である。。
明図、第２図は運転時間−系切れ数曲線図、第３図は本
発明の他の実施例の金属組織説明図である。。
Claims (1)
- トラベラ摺動面の最表面層にＦ ｅ −Ｓ系化合物層を
形成し、上記最表面層に続く中間層にＦａ−Ｃ−Ｎ系ｉ
ルチンサイト層を形成したことを特徴とする紡機用リン
グ
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7564583A JPS59199824A (ja) | 1983-04-27 | 1983-04-27 | 紡機用リング |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7564583A JPS59199824A (ja) | 1983-04-27 | 1983-04-27 | 紡機用リング |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59199824A true JPS59199824A (ja) | 1984-11-13 |
| JPS613893B2 JPS613893B2 (ja) | 1986-02-05 |
Family
ID=13582190
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7564583A Granted JPS59199824A (ja) | 1983-04-27 | 1983-04-27 | 紡機用リング |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59199824A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8043645B2 (en) | 2008-07-09 | 2011-10-25 | Starbucks Corporation | Method of making beverages with enhanced flavors and aromas |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5137259A (en) * | 1974-07-29 | 1976-03-29 | Sanders Associates Inc | Hokosokuteihoho oyobi sochi |
-
1983
- 1983-04-27 JP JP7564583A patent/JPS59199824A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5137259A (en) * | 1974-07-29 | 1976-03-29 | Sanders Associates Inc | Hokosokuteihoho oyobi sochi |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS613893B2 (ja) | 1986-02-05 |
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