JPS62502977A - ル−ムエレメント、特に、船舶の中のキャビンまたはバ−ス - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ルームエレメント、特に、船舶の中のキャビンまたはバース本発明は、ルームエ レメントが暖房・換気システムに接続されルームエレメントの外に配置された中 央供給本管から熱，換気、電流等が供給され、それによって所定位置に建造され たルームエレメントが多数の前もって作られた組立て式の自己支持形壁部材を具 備し、これらの壁部材が、その低い部分に於いて、壁部材から伸長しているサイ ド・フランジを介してサブ・フロア／デツキに取り付けられている船舶等のよう な支持用枠組の中に配置されたキャビン（客室）またはパース（船具室）に関す るものである。

発明の背景 船舶の中の客室および船員室は、現今では、しばしば適合したモジュールとなっ ており、このモジュールは１合理的な生産のために、そして前もって作られる組 立て式のルームエレメントを使用する可能性を有するために欠くことのできない ものである。今までに用いられてきた前もって作られる組立て式のルームエレメ ントの中で最も普通のタイプのものは、いわゆるボリューム・ユニット、即ち、 シャワー・トイレ室を持った完全な船室を具備したコンテナーであり、そしてこ のボリューム・ユニットは壁と屋根を持ち、また、床があったりなかったりする 。このような建造物は非常に高いデツキ・レベルを必要とし、その体積と重量の ために狭いデツキの中で取り扱うのが非常に困難であり、それ故にこれらのコン テナーは、一般的には、船の船体部分を建造している間に取り付けられなければ ならない、然しながら、この建造段階の期間中に、ボリューム・ユニットは建造 作業の邪魔になる。さらに、このボリューム・ユニットはそれらを組み立てる期 間中に機械的損傷、天候、風にさらされ、そしてそれ故にこれらのボリューム・ ユニットは正しい方法で保護されなければならない。これらのボリューム・ユニ ットは、さらにこれらのユニツ、トを損傷をうけることなく安全な方法で搬送す ることができるようにその寸法を定めなければならない。その結果として、ユニ ット当たりの重量が増すことになり、この重量の増加は、ボリューム・ユニット が組立て期間中に時間が節約されるにも拘らず所定位置に建造される室よりもも っと高価なものとなるであろうということを意味する。

これまでに知られている所定位置に建造されるルームエレメントは上部デツキお よび下部デツキに溶接して取り付けられた壁部材のためのアタッチメントを有し ていなければならない。そして、ルームエレメントの屋根は上部デツキの中に仮 天井の如く吊り下げられる。通常は、このルームエレメントは枠組のように形成 され、その枠は絶縁されパネルでふさがれるが、また、前もって作られた組立て 式の壁エレメントを現わすこともできる。この建築方法は多くの労力と時間を必 要とする。さらに、熱、水、換気、電気、電話等のために置いであるワイヤが残 存する。

本り明の目的および最も本質的な特徴 本発明の目的は、既に知られているシステム、即ち、前もって作られた組立て式 エレメントおよびボリューム・ユニットで得られる利点を利用することができる が、それらの不都合な点を示さないルームエレメントを提供することである。

このルームエレメントはこのように前もって作られた組立て代部材から建造する ことが可能であり、これらの部材は取扱いおよび組立てが容易である。そしてこ のルームエレメントは船舶の上部デツキに関連して自己支持するようになってい て、隔壁はメッキ等の表面処理が施こされており、そしてこれらのルームエレメ ントおよび隔壁はルームエレメントに必要な媒体のための供給手段がこれらの部 材の中に含まれるように設計され適合させられるべきものである。それによって 、上部の部分にある壁エレメントが真直ぐにＬ字形に、もしくは丁字形に設計さ れ、そして壁の長手方向にまたコーナーおよび壁接続部に於いて別々の部材を共 に保持するために壁エレメントの上部を囲うように意図して作られた溝を形成し た接続部によって相互に接続されていること、ルームエレメントの屋根が少なく とも３つの部分に区分されており、そこで中央の部分と第２の部分のいずれもそ れぞれ一方の壁エレメントから他方の壁エレメントへと伸長しているビームであ り、そのビームは、一方では、ビームを横切るように配置され、そして前記接続 部に支持された反対側の端部を有する肋材をつけた板天井のための支持体として 設計され、そして他方ではチャンネル、導管、チューブ等のようなルームエレメ ント用の供給手段のためのキャリアとして設計されていることが達成された。

図面の説明 以下、添付の図面を参照しながら本発明の一実施例にっきさらに詳細に説明する 。

第１図は、相互に隣接した場所に位置している、例えば、船員室を表わす２つの ルームエレメントの平面図を示す。

第２図は、第１図の左側のルームエレメントを部分的に分解した斜視図を示す。

第３図は、壁エレメントを通して拡大スケールで表わした断面図を示す。

第３ａ図は、第３図の断面図の如く壁エレメントの一部を通して表わしたより薄 形のものの断面図であり、その構造は例えば隔壁を意図して作られたものである 。

第４図は、本発明によるルームエレメントの中に含まれる屋根ビームの平面図を 示す。

第５図は、第４図に於ける線■−ｖに沿って切断した断面図である。

第６図は、第４図に於ける線■−■に沿って切断した断面図である。

第７図および第８図は、壁エレメントのコーナーを接続するための接続部を斜視 図で示したものである。

実施例の説明 本発明によるルームエレメントは、船舶の床またはデツキ１１の上に直接取り付 けられることを意図したものである。

このルームエレメントは作り付けの導管を有するかもしくはこれを有さない前も って作られた組立て式の自己保持形壁エレメント１２から作られており、このル ームエレメントの２つの壁エレメントは、隣接した室の間の隔壁であり、一方の 檗エレメントには、外側の張り板１４のバルブ１５に接続されるように意図した 窓開口１３が設けられており、また、一方では、反対側の壁エレメントには廊下 １７に通じているドア１６が設けられている。第１図および第２図に示された実 施例に於いては、シャワー・トイレ室はボリューム・ユニットどして作られてい る。このボリューム・ユニットは小形化されているので、適切な場所に容易に取 り付けることができる。然し、また、シャワー・トイレ室を室の壁システムの中 に包含させることも可能である。

第３図に示されるように、下部が従来の構成となっている壁エレメントには、壁 を横切って伸長しているフランジ２０を用いて設計された底部プロフィール１９ が設けられており。

そのフランジは、例えば、ねじによってデツキ１１に取り付けることができる。

壁エレメント１２の正確な位置決めを容易にするために、取付は具２１がデツキ １１の上１こ置かれ、その外側は壁エレメント１２を取り付ける時に支持体の役 目を果たしている。これらの壁エレメントは完全に自己支持しているので、即ち 、これらは上方にまたは外側の張り板の方に位置しているデツキ構造に接続され ていないので、上部の自由水平端部の上に置かれたプロフィール２２を接続する ことによって壁の間に必要な支索（ｓｔａｙｉｎｇ）が設けられる。そして、こ の水平端部の接続プロフィール２３．２４は、プロフィールが真直ぐとなってい る壁エレメントのコーナー内を除いて、第７図および第８図に示されるように、 Ｌ字形または丁字形に形成される。また、ハツト・プロフィールと呼ばれるこれ らの接続プロフィール２２は、壁エレメントの上にねじ止めされたりまたはリベ ットで固定される。そしてこれらの接続プロフィールは、肋材を付けた板天井２ ６を支持するサイド・フランジ２５を用いて設計される。ルームエレメントの幅 によって天井は室の全長に亘って伸長している３つ以上の部分に区分される。そ して、この室では、中央の部分と第２の部分のいずれもそれぞれビーム２７によ って形成され、一方、側面の部分は前記肋材を付けた板天井２６によって形成さ れる。

壁エレメント１２から壁エレメント１２へと伸長し、そして、これらの壁エレメ ントの上に支持されているビーム２７は変形されたはしご状ケーブルのように形 成される。このはしご状ケーブルは縦桁４２の間に配設されたはしごステップ４ ３から成っている。そして、これらの縦桁に並列に、そしてこれらの縦桁から間 隔を置いて補強ロッド４４が取り付けられている。これらのはしごステップは、 室の役目を果たすことが要求される全ての供給手段２９のための支持体として形 成される。補強ロッド４４から折れ曲った縦桁の側面に於いて、クロス・バー４ ５が配置されており、これらのクロス・バーに天井カバー２８が取り付けられて いる。そしてこの天井カバーは、肋材を付けた板天井２６と同じタイプのものと することができる。

第３図は、多くの絶縁層を有する壁を示す。そして、この壁はそれを外部壁とし て適切なものとしている。一方、第３ａ図は、唯一つの絶縁層を有する対応した 壁の上部を示す。

第４図ないし第６図に示す如く、ビーム２７の上には、給気のための通気孔３ｏ が配置されている。そして、空気処理装置３１はエアトラップおよび給気ターミ ナル装置３２を具備し、後者はビームの下部側面の上に配置されており、そこで 開口している。

れたスプリンクラ−・ノズル３４を有する船舶のスプリンクラ−・システムのた めのチューブ装置３３を支持している。

さらに、ビームの上には、電流、拡声器、共通アンテナ、電話等のための導管が 設置されている。また、ルームエレメントの点灯のためのアーマチュア３６およ び３７がビーム２７の中に取り付けられ、そして、肋材を付けた板天井２８の中 に挿入される。全ての供給手段２９には、それら（全ての供給手段）が隣接した 廊下１７の屋根の中の供給本管、および壁エレメントの中の出口等への接続ライ ンへ容易に接続されるような方法で、ビームの端部に於いて接続部材が設けられ ている。熱、換気、電流等の室への供給が実質的にはほぼ水平にもたらされるが 、一方、上水用の供給管および下水用の供給管（排水管）は、シャフト３９の中 で垂直に配置される。

このシャフトは廊下１７からドア４０を経て５容易に接近できるようになってい る。

大体、完成したものでありうる壁および屋根を取り付けた後に、床４１が残存し ている。そして、この床は、例えば通常のデツキまたはキャスト（鋳造物）の合 成物から作ることができ、そしてこれはまた壁エレメントのフランジ２０をお１ 争書（内容Ｉ：変更なし） おい隠している。

室の大低の供給手段およびこれらの供給手段に属するアーマチュアが室の屋根に よって支持されそしてそれに固定されており、そしてとにかく船舶のデツキ構造 体に接続されないという事実故にルームエレメントを取り付けるために必要とさ れる時間は非常に短かく、そして別々の部材およびビームは少人数の人々によっ て容易に搬送され、取り付けられる。

この建築原理はあらゆるルームエレメントに対しても、品質および安楽性を低減 することなしに、そして一定に維持されるか、もしくは、より一層改善された取 扱いのための可能性をもって価格を大幅に低減させた。

手続辛甫正店：（方式） 昭和６２年９月７日 １、事件の表示 国際出願番号　ＰＣＴ／５Ｅ８６１００１８６２、発明の名称　ルームエレメン ト、特に、船舶の中のキャビンまたはパース ３、補正をする者 事件との関係　特許出願人 住　所　スウェーデン、ゲーテボルグ　Ｓ−４１７０５ゲスタフ　ダーレンスガ ータン１３ 名　称　マリーンデザインロルアガールソンエービー代表者　カールソン　ロル フ ４、代理人 住　所　〒２３１　横浜市中区不老町１−２−７シヤトレーイン横浜８０７号 昭和６２年８月１１日 ６、補正の対象 （１）、特許法第１８４条の５第１項の規定による書面の発明者の欄及び特許出 願人の欄 （３）、明細書第８頁の翻訳文の浄書（内容に変更なし）（４）、特許請求の範 囲の翻訳文の浄書（内容に変更なし）国際調査報告 ＰＣ丁／Ｓε８６１００１８６ ｍ″′＋＋ａ″ｌ　Ａｅｄ＜°１″″″ｐｃ↑／ｑｒａｇ／ｎｎｕ　ｏｅ

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）、ルームエレメント、特に船舶等のような支持枠組の中に配置されたキャ ビン（客室）またはバース（船員室）であつて前記ルームエレメントが、暖房・ 換気システムに接続され、そして、熱，換気，電流等をルームエレメントの外側 に配置された中央供給本管から供給され、それによつて所定位置に建造されたル ームエレメントが低部に於いてそこから伸長しているサイドフランジ２０を介し てサブ・フロア／デッキ１１に取り付けられた多数の前もつて作られた粗立て式 の自己支持形壁部材１２を具備しているルームエレメントに於いて、上部の部分 にある壁エレメント１２が真直ぐにＬ字形に、もしくはＴ字形続に設計され、そ して壁の長手方向に、また、コーナーおよび壁接続部に於いて別々の部材を共に 保持するために壁エレメントの上部を囲うように意図して作られた溝を形成した 接続部２２によつて相互に接続されていること、および、ルームエレメントの屋 根が少なくとも３つの部分に区分されており、そこで中央の部分と第２の部分の いずれもそれぞれ一方の壁エレメント１２から他方の壁エレメントへと伸長して いるビーム２７であり、そのビーム２７は、一方では、ビームを横切るように配 置され、そして前記接続部２２に支持された反対側の端部を有する肋材をつけた 板天井２６のための支持体として設計され、そして他方ではチャンネル３０，導 管３５，チューブ３３等のようなルームエレメント用の供給手段のためのキャリ アとして設計されていることを特徴とするルームエレメント。
2. （２）、ビーム２７、供給手段２９およびそれに接続されたアーマチュア、例え ば、給気ターミナル装置および／または排気ターミナル装置３２、光の付属器具 ３６，３７、スプリンクラー・ノズル３４等が全て相互に接続できるように準備 された前もつて作られた組立て式のユニットの形で形成されていることを特徴と する特許請求の範囲第（１）項に記載のルームエレメント。
3. （３）、ビーム２７が縦桁４３の間に配置されたはしごステップ４３から成るは しご状ケーブルによつて形成され、補強ロッド４４が縦桁と並列に配置され且つ これらの縦桁から間隔を置いてこれらに取り付けられ、はしごステップが全ての 供給手段２９用の支持体として形成され、そして補強ロッドから折れ曲つた縦桁 の側面に於いてクロス・バー４５が配置されており、このクロス・バーに天井カ バー２８が取り付けられていることを特徴とする特許請求の範囲第（１）項また は第（２）項に記載のルームエレメント。