JPS62501013A - 分散剤 - Google Patents

分散剤

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JPS62501013A
JPS62501013A JP60505136A JP50513685A JPS62501013A JP S62501013 A JPS62501013 A JP S62501013A JP 60505136 A JP60505136 A JP 60505136A JP 50513685 A JP50513685 A JP 50513685A JP S62501013 A JPS62501013 A JP S62501013A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、分散剤、特に塗料およびインキの調製に使用される顔料分散剤に関す る。
分散剤は、塗料ビヒクルすなわち塗料の皮膜形成性樹脂および溶剤中への顔料の 分散を助ける。顔料とビしクルは一般に一緒に摩砕または粉砕され、分散剤はビ ヒクル中での顔料の分散に要する時間を減少させ、分散の程度を増大させ、より 高い不透明度および色値(colour value)ならびに改良された光沢 をもたらす。
背景となる技術 顔料分散剤の例は、英国特許第1108261号、第1339930号、第13 46298号、第1373660号および第1393401号および米国特許第 3940353号に記載されている。このような顔料分散剤は、一般に、少なく とも500の分子量の溶剤親和性有機基と、極性の顔料の親和性基とを含む化合 物である。
顔料分散剤は、あとで塗料の摩砕または粉砕を必要とすることなく異なった型の 塗料に混合することのできる、顔料の溶剤中への分散液を調製するのに使用する こともできる。このような前分散液(pre−dispersio口S)は、多 くの型の塗料をそれぞれ多くの色で貯蔵しておく必要なしに、素早く塗料を供給 するために使用することができる。この方法において広範囲で変化する皮膜形成 性樹脂および溶剤と共に使用することのできる顔料分散剤が要望されている。
発明の開示 分子内に少くとも500の分子量の溶剤親和性を数基および極性基を含む顔料親 和性基を含む、本発明による顔料分散剤は、少くとも3個の官能基を含み、官能 基の少くとも1個はエポキシ基であり、600未満の分子量の化合物から誘導さ れた8基(core radical)を有し、該8基は1個より多くの、少く とも200の分子量の溶剤親和性有機基と結合しており、該溶剤親和性有機基の 平均分子量は少くとも500であり、さらに極性基を含む顔料親和性基と結合し ている。
このような分散剤をim製するための本発明による方法は、少くとも3個の官能 基を含み、官能基の少くとも1111i1はエポキシ基であり、600より小さ い分子量の化合物Yを、順次にかまたは同時に、式R−X (式中Rは前記定義 の′溶剤親和性有機基であり、Xは化合物Yと反応し得る官能基である)の少く とも1個の化合物、および式Z−X” (式中Zは極性基を含む顔料親和性基で あり、X′は化合物Yと反応し得る官能基である)の化合物と反応させることか らなり、化合物R−Xおよびz−x ’の相対割合を1lllilより多い溶剤 親和性有機基Rが化合物Yに結合するように選定することからなる。
好ましくは、Yは三官能性化合物であり、化合物R−Xと約1:2のモル比で、 および化合物z−x ’と約1=1のモル比で反応する。該三官能性化合物は、 最初化合物R−Xと反応させ続いて化合物z−x ’と反応させるのが好ましい 。
例えば三官能性化合物はR−Xとモル比t:t、S〜1:2.5で反応させ、使 用される化合物Z−X“の割合をそ五に応じて調節することができる。
反応生成物はいずれの場合も一般的に混合物であり、もし三官能性化合物をモル 比2:1で化合物R−Xと反応させると、大部分の反応生成物は、8基に結合し た25個の基Rを含んでいるが、8基に結合した1個または3個の基Rを含む少 量の化合物も普通生成する。従って、分散剤は2個のアンカー(グループ)基( anchor group radical)を持った1個の溶剤親和性基およ びアンカーグループ基を持たない3個の溶剤親和性基を含む少量の化合物を含ん でいる。このような反応生成混合物は本発明に従って分散剤として使用すること ができ、良い、または純粋化合物よりも良い分散体を与え得る。
8基を形成する化合物Yには、好ましくは、少くとも3個のエポキシ基、例えば 31IMのグリシジル基が含まれる。特に好ましい三官能性化合物はトリグリシ ジルイソシアヌレートである。これは、例えば化合物R−Xおよびz−x ’中 のカルボキシル、アミンまたはヒドロキシル基との反応によって溶剤親和性基お よび顔料親和性基に結合させることができる。
エポキシ基とカルボキシル、アミンまたはヒドロキシル基との反応によって形成 された結合は、第2級ヒドロキシル基が生成するというを別姓を有する。硬化剤 を塗料、例えば加熱型塗料または二包装常温硬化型塗料中に使用する場合は、こ のような第2級ヒドロキシルは硬化剤と反応して、分散剤が硬化塗膜中に結合す ることを確実にする。ヒドロキシル基は、例えばメラミン誘導体、イソシアネー トまたは無水物と反応する。ヒドロキシル基はまた、有機顔料を分散させる分散 剤の能力を改良することができる。エポキシ基を含む化合物から形成された本発 明による分散剤は、また金泥および前もって塗布された塗料の被覆のような物体 へのこの分散剤を含む塗料の接着性を改良する。
好ましくは、8基には芳香族環またはある程度芳香族の特徴を持ったヘテロサイ クリック環、例えばピリジン、ピリミジンまたはピラジン環またはトリアジン環 が含まれ、これらの環はメラミンまたはイソシアヌル酸あるいはその誘導体の形 とすることができる。
8基を形成する化合物中の3個の官能基は全て同一である必要はなく、例えば当 該化合物は2個の左ボキシ基と1個のカルボキシル基を含んでいてもよい。若し 該官能基が化合物R−Xおよびz−x ’中の異なる官能基と反応性で゛あれば 、2個の溶剤親和性有機基と1個のアンカーグループ基を有する化合物は比較的 純粋な状態で容易にwJ製できる。若し化合物Yがエポキシ以外の他の官能基を 含むならば、化合物Yは溶剤親和性基または顔料親和性基とエステル、エーテル 、アミド、アミンまたはウレタン結合によって結合することができ、これらの結 合は、例えば無水物基とヒドロキシル基またはアミン基との反応によって、また はヒドロキシル基とインシアネート基との反応によって、ま□たは第4級塩生成 反応、例えばベンジルクロライド基と第3級アミン基との反応によって形成され 得る。
溶剤親和性有機基Rは同一でも異なっていてもよい。基Rは一般的に塗料中に使 用される有機溶剤、特に炭化水素溶剤と同様に皮膜形成性樹脂との分散剤の親和 性を改良する。少くとも1個の基Rは少くとも10個の炭素原子の少くとも1個 の炭化水素鎖を含むことが好ましい、好適な基Rの1例は分子量1000〜30 00のポリエステルである。このようなポリエステルは、例えばトリグリシジル イソシアヌレートの如き3価エポキシ官能性化合物と反応するカルボキシ官能性 である。
カルボキシ官能性ポリエステルは少くとも10個の炭素原子を有するジカルボン 酸または無水物とジオールから、または少くとも10個の炭素原子を有するジオ ールとジカルボン酸または無水物から形成され得るが、好ましくは少くとも10 個°の炭素原子を有するヒドロキシ置換カルボキシル酸の重合によって形成され る。ポリエステル形成反応剤には好ましくは、少割合の単官能性物質が含まれる 。
ポリエステルがヒドロキシ置換カルボキシル酸から形成される場合は、好ましく は単官能性酸がカルボキシル末端基を含むポリエステルを製造4するために使用 され、また単官能性ヒドロキシル化合物がヒドロキシル末端基を含むポリエステ ルを製造するために使用される。カルボキシル酸中のヒドロポリエステルは分散 剤の炭化水素溶剤との親和性を助ける炭化水素側鎖を有する。一つの好ましい長 鎖ヒドロキシ置換カルボキシル酸は、12−ヒドロキシステアリン酸であり、こ れは商業的に入手可能であり、少割合のステアリン酸を含んでいる。これに代わ る長鎖ヒドロキシ置換カルボキシル酸はリシノール酸である。ポリ (12−ヒ ドロキシステアリン酸)基基と共に含有する分散剤は、高割合の顔料を低割合の 分散剤これに代わる溶剤親和性ポリエステルは、ジオール例えばネオペンチルグ リコール、プロピレングリコールまたはエチ例えば脂肪酸ダイマーとの反応によ って調製できる。カルボキシル末端ポリエステルは小割合の単官能性アルコール を含有させることによって製造することができ、ヒドロキシ末端ポリエステルは 小割合のモノカルボキシル酸を含有させることによって製造される。
これに代わる溶剤親和性ポリエステルは、ヒドロキシ末端ポリマーとして商業的 に入手可能であるポリカプロラクトンである。これは、そのまま使用して、また は当モル量の無水物、例えば無水フタル酸と反応させて、エポキシ基を有する8 基と反応させるためのカルボキシル末端ポリエステルにすることができる。
代わりの基Rは、分子量600〜2500、好ましくは約1000のポリエーテ ル、特に商業的に入手可能であり、ヒドロキシル末端基を有するテトラヒドロフ ランポリマー(ポリテトラメチレングリコール)から誘導される。該ポリエーテ ルは8基を形成する三官能性化合物との反応のためのカルボキシまたはアミン末 端基を導入するために適当な二官能性試薬と反応させる。このようなポリエーテ ル基Rは、エポキシおよびポリウレタン皮膜形成性樹脂との優れた親和性を有す る分散剤を形成するうえで特に有用である。
同様の分子量のアクリルポリマーがその代わりに使用できる。これらは、ペンダ ント基中にカルボキシル、ヒドロキシ、エポキシド、無水物、イソシアシアネー トまたはアミンの如き官能基を含むかまたはこのような基が末端に付いており、 例えばカルボキシル末端である。カルボキシル末端アクリルポリマーは、酸官能 性開始剤、例えばアゾビス(シアノバレリン酸)および酸官能性連鎖移動剤、例 えばメルカプト酢酸を使用するフリーラジカル重合によって作られる。アクリル ポリマー基の分子量は好ましくは800〜6000、特に1000〜4000で ある。該アクリルポリマー基は、8個またはそれ以上の炭素原子を存する1個ま たはそれ以上のペンダント長鎖炭化水素基、例えばステアリル、オレイル、ラウ リル、n−オクチルまたは2−エチルへキシルメタクリレートまたはアクリレー トの重合によって導入されるステアリル、オレイル、ラウリル、n−オクチルま たは2−エチルヘキシル基を含むか、または1個またはそれ以上のペンダントア リサイクリック基、例えばイソボルニルアクリレートまたはメタクリレートの重 合によって導入されるイソボルニル基の如きバイナイフリック基を含み得る。こ のようなアリサイクリック基を含むアクリルポリマー基Rは、広範囲の膜形成性 +)I脂と親和性のある分散剤を形成するうえで特に有用である。咳ポリマー基 は、例えば25〜75重量%のイソボルニルアクリl/−)またはメタクリレ− 1・と25〜75%のメチルメククリレートまたはイソブチルメタクリレートの 如き低級アルキルアクリレートまたはメタクリレートとのコポリマーから誘導さ れる。
基Rの1つは脂肪Mまたはアルコールから誘導される単純な長鎖脂肪族基であり 、例えばステアロイルまたはオレオイル基は、ステアリン酸またはオレイン酸と 三価化合物中のエポキシ基との反応によって導入できる。該基Rの1つまたは両 者は、択一的に不飽和脂肪酸から誘導されるダイマー酸またはそれから製造され た反応性ポリアミドから誘導される。
大豆、トール油もしくはアマニ油またはリシルイン酸または三量化不飽和脂肪酸 から誘導される乾性油脂肪酸の如き不飽和脂肪酸を基Rの1つとして、または基 Rの1つもしくは両者を形成するポリマーの一部として使用すると改良された性 質の塗料が得られる。このよう不飽和分散剤を含有する塗料、特に熱硬化塗料の 下地、特に全屈に対する接着性は改良され、該塗料の硬度は増大する。
異なる基Rを含有する分散剤の例は、トリグリシジルイソシアヌレートの蛸き三 官能性8基の、ポリテトラメチレングリコールと無水フタル酸との当モル量の反 応によって生成したカルボキシ官能性ポリエーテルとの反応生成物または上記溶 剤親和性基の1種、特にポリ (12−ヒドロキシステアリン酸)とカルボキシ 官能性イソボルニルメタクリレートまたはアクリレートコポリマーとの反応生成 物である。
顔料親和性基に含有され(4る極性基の例は、アミノ、ニトロ、アミド、ウレア 、ニトリルまたはアミンオキシド基の如き窒素含有基および酸または塩の形中に あるカルボキシルまたはスルホン酸基の如き酸基を含有する。好ましい極性基は 、アミノ基、fl ff1ll酸形中の、またはアルカリ全屈またはアミンとの 塩としてのカルボキシル酸基およびニトロ基を含有する。
極性基は、好ましくは芳香族の特性を持った芳香族環またはへテロサイクリック 環に付いている。アミン基は塗料中に使用される多くの硬化剤と反応することが できるという有利性を有しており、それによって分散剤が硬化塗膜中に結合され る。
顔料親和性基Zは、例えばその分子内にカルボキシル酸基を含む第一級または第 二級アミン、例えばp−アミノ安息香酸から誘導できる。このようなアミン置換 酸は、そのアミン基により例えばエポキシド基との反応により、またはエステル 結合を形成するそのカルボキシル酸基により、8基を形成する三価化合物と反応 することができる。アミン直換スルホン酸、例えばタウリンはそのアミン基によ り反応できる。その代わりに、ジカルボキシル酸は1個の酸基が1個のエステル 結合を形成するような割合で8基と反応することができ、他のものは遊離酸で残 っており、この遊till酸は所望により塩、例えばアンモニウム、アミンまた は第四級アンモニウム塩またはアミドに変えることができる。ニトロ實換芳香族 カルボキシル基、例えばp−ニトロ安息香酸または3,5−ジニトロ安息香酸は エステル結合を形成するための酸の反応によってアンカー(グループ)基を形成 するための代わりの試剤である。ジアミンは、例えば8基のエポキシド基との反 応によって顔料親和性基を形成するために使用できる。例えばエチレンジアミン の如き第一級ジアミンは1個の第二級アミンおよび1個の第一級アミン基を有す るアンカー基を形成するために反応できる。
好ましい分散剤はトリグリシジルイソシアヌレートから誘導されるもので、下記 式 (式中、R1およびR2は前記定義したような溶剤親和性基であり同一でも異な っていてもよく、Qは2価のを数基であり好ましくは芳香族環からなり、Q′は 水素または1価の有機基である) または下記式 (式中、R1およびR2は上記の意味を有し、Zoは少くとも1個のニトロ基が 環置換したアリールまたはアラルキル基分散剤の平均分子量は好ましくは120 0〜20000 、最も好ましくは2000〜10000である。
本発明の分散剤は広範囲の顔料、溶剤および皮膜形成性樹脂と共に使用すること ができる。これは、二酸化チタン、燐酸亜鉛、パライト、赤色および黄色酸化鉄 、スカーレットクロムおよびクロムイエローの如き無機顔料および充填剤を、脂 肪族炭化水素、例えばホワイトスピリット、芳香族炭化水素、例えばキシレン、 トリメチルベンゼンまたはトルエン、メチルイソブチルケトンの如きケトン、酢 酸ブチルの如きエステル、ブタノールの如きアルコールおよび1−メトキシ−2 −プロパツールの如きエーテルアルコールの如き溶剤中に分散させるために使用 できる。該分散剤はまた、フタロシアニン、アゾ、アンスラキノン、チオインジ ゴ、イソジベンズアンスロン、トリフエンジオキサンまたはキナクリドン顔料、 バット染顔料または酸性、塩基性もしくは媒染染料のレーキの如き有機顔料を上 記溶剤中に分散させるために使用できる。
有機顔料は分散させるときには、本発明による分散剤は好ましくはフタロシアニ ンまたはアゾ顔料の如き有機顔料の基が溶剤親和性基と結合するような型の分散 助剤と一緒に使用される。このような分散助剤の例は登録商標5olspers e 5000および5olsperse 22000で販売されている。
顔料分散体を(Ifするために使用される分散剤の量は、分散される顔料によっ て変化するが、好ましくは分散体の3〜12i1!ff1%の範囲内である。例 えば本発明による分散剤6重量%、二酸化チタンまたは黄色酸化鉄の如き無機顔 料70〜75重量%およびトリメチルベンゼンの如き芳香族溶剤19〜24重量 %から成る分散体は容易に流動する分散体であり、本発明による分散剤9重量% 、上記分散助剤3%、フタロシアニンブルーの如き有機顔料40%および芳香族 溶剤48%から成る分散体も同様である。
登録商標r 5olsperse 17000 Jで市販されている分散剤の如 き、英国特許第1373660号および第1342746号による分散剤は、本 発明の分散剤と同様の分散力を有しているが、それらを含有する塗料の下地に対 する接着力を減少させるという欠点を有している。本発明の分散剤を含有する塗 料は、このような先行技術の分散剤を含有する塗料に比較して、金属およびプラ イマー塗料の如き下地、と後に塗布される塗料の被覆との両者に対し改良された 接着力を有する。
比較するに、登録商標rDM55Jで販売されている如き、米国特許第3940 353号によるイソボルニルメタクリレートポリマーをベースとする商業的に入 手可能を分散剤は、多くの場合分散体中の高い顔料濃度を達成することができず 、どんな場合でも同じ顔料濃度を含有する安定で流動性の顔料分散体を製造する ために実質的により多量に使用する必要がある。
このことは、塗膜中で分散剤が相対的に高濃度になり、塗膜の性質、特に耐腐食 性、耐候性および化学的耐性塗料の如き高性能塗料の性質が低下する。少くとも 1個の溶剤親和性基Rがアリサイクリック基を含有するアクリルポリマー、例え ばイソボルニルアクリレートまたはメタクリレートポリマーからなる本発明によ る顔料分散剤は、先行技術の分散剤のように広範囲の膜形成性樹脂および溶剤と 親和性であり、もつと低い濃度で有効である。
本発明の分散剤を使用した顔料分散体は、広範囲の膜形成性樹脂、例えばアルキ ッド樹脂、オレオ樹脂、塩素化ゴム、アクリルポリマー、ポリエステル、ポリア ミド、ビニル樹脂、ウレタンアルキッドを含むウレタン樹脂、エポキシ樹脂、ス チレン化アルキッドまたはニトロセルロース・有l1fis剤の溶 ゛液中で混 合して安定な塗料を形成することができる。該分散剤は顔料分散体を皮膜形成性 樹脂溶液と混合する際の凝集に対する優れた耐性を与える。本発明による顔料分 散体含有塗料は、有害な影響なしに加熱型塗料または二包装塗料に使用するため に、メラミン樹脂、ポリイソシアネートおよびエポキシ)H脂の如き硬化剤と混 合することができる。
咳分散剤は、代わりに樹脂溶液および顔料と混合して、大きく減少した摩砕時間 、例えば1日以上に比して2〜8時間で塗料を製造することができる。
本発明の分散剤はまた、印刷インキ中に顔料を分散するために、または分散染色 に使用するために染料を分散するために使用することもできる。本発明の分散剤 はまた、プラスチック材料の着色に、例えば続いてプラスチック材料と配合され る可塑剤の如き有ta液体中の顔料分散体を形成することによって使用すること もできる。そのように着色することができるプラスチック材料の例には、ポリビ ニルクロライド、ポリプロピレンおよびポリエステルが含まれる。分散媒体に使 用できる液体可塑剤の例は、フタレートジエステル、例えばジオクチルフタレー トの如きエステル可塑剤および低分子量ポリブテンの如き液体炭化水素ポリマー である。
本発明を実施するための聾様 本発明は次の実施例によって説明する。実施例において部およびパーセントは重 量基準である。
トリメチルベンゼン(rsolvesso 100J ) 22.5部と最小酸 価およびヒドロキシル価がそれぞれ175および150である市販級の12−ヒ ドロキシステアリン酸50部との混合物を窒素下に100℃に加熱し、メタンス ルホン酸0.1部を添加した。ついで、温度を充分な真空下に8時間130℃と 140℃の間に維持し、反応中に生成した水をディーンアンドスタークセパレー タ(Dean and 5tark 5eparator)中に集めた。得られ たポリエステルは酸価36.2■/KOH/gで不揮発性で薄褐色であった。
【収炙 ジメチルラウリルアミン0.23部およびトリグリシジルイソシアヌレ−1−4 ,62部を反応Aのポリエステル溶液に加え、窒素下に140℃で8時間加熱し た。得られた溶液の酸価は0.464−アミノ安息香酸2.1部を反応Bで生成 した溶液に添加し、窒素下に140℃で8時間加熱した。得られた溶液をついで トリメチルベンゼンで60部固体まで希釈してセライトフィルタで濾過した。最 終生成物の酸価は9.4であった。
顔料分散体A 反応Cで生成した分散剤溶液10部をトリメチルベンゼン15部で希釈し、二酸 化チタン75部を高速攪拌下に添加した。得られた分散体は低粘度で十分解膠し ていた。
郵社汰欣木見 反応Cで生成した分散剤溶液15部をトリメチルベンゼン42部で希釈した。つ いで5olsperse 5000 (変性顔料をベースにした分散助剤)3部 およびフタロシアニンブルー40部を添加し、混合物をビーズミルに通し顔料の 粒径を減少させた。
得られた分散体は低粘度で十分解膠していた。
塗料調製 顔料分散体A30部および顔料分散体B10部を、風乾アルキソド樹脂のホワイ トスピリット中60%溶液60部と簡単に攪拌して凝集のない塗料を得た。
比較例 二つの顔料分散体A′およびB1および風乾アルキ、ド樹脂をベースにした塗料 を上記のようにしてKR[した。ただし、本発明の分散剤の代わりに市販の分散 剤r 5olsperse 1.7000 Jを使用した。調製された分散体は 同じ低粘度であったが、樹脂溶液を混合すると小さい凝集体があった。
両方の塗料をスチールパネルに塗布し、乾燥させた。塗料が乾燥した時は、クロ スハツチ(基盤目)接着試験を行なった。塗膜には3部間隔でIOX 10の模 様で金属に達するまで刻み目を付け、r 5eotchtape 610J接着 テープを貼った。本発明の分散剤を含有する塗料は100と評価された(即ち、 塗料の方片は接着テープで全く剥がれなかった)。l” 5olsperse1 7000 Jを含有する塗料は0と評価された(即ち、全ての塗料の方片が接着 テープで剥がれた)。
火監肚先 3.5−ジニトロ安息香酸3.2部を実施例1の反応Bで生成した溶液に添加し 、窒素下に140℃で8時間加熱した。得られた溶液をトリメチルベンゼンで6 0部固体まで希釈しセライトフィルターで濾過した。最終生成物の酸価は0.9 であった。
生成した分散剤溶液は、実施例1の生成物と同じ方法で顔料分散体および塗料を 製造するために使用することができた。
実施例3 ポリ (12−ヒドロキシステアリン酸)を実施例1の反応AおよびBに記載し たようにしてトリグリシジルイソシアヌレートと反応させて、酸価が0.5であ り、平均2個のポリヒトジルイソシアヌレート分子に付いた生成物を生成した。
これは、トリメチルベンゼン中70%溶液(中間体1)として得られた。
中間体1をエチレンジアミンとモル比1:1で30分間120℃で反応させ、イ ソシアヌレート環の残存窒素原子に付いた1 アンカー基: 〜CH2CHOHCH2−NHC112CI2−NH2を有する分散剤を生成し た。
上記生成した分散剤溶液15部をトリメチルベンゼン42部で希釈した。5ol sperse 22000 (変性顔料をベースとした分散助剤)3!1711 およびrPigment Yellow GJ有機黄色顔料40部をついで添加 し、混合物をビーズミル粉砕した。得られた分散体は低粘度で十分に解膠してい た。顔料分散体40部をショートオイルアルキッド樹脂のホワイトスピリット中 60%/8/&60部を簡単に攪拌し凝集のない塗料を得た。
実施例4 実施例3の中間体1をアジピン酸とモル比1:1で2時間140℃で反応させ、 酸価20を有する分散剤溶液を生成した。
分散剤はイソシアヌレート環の残存窒素原子にイ」いたアンカー基ニ ーCH2CHOH−CH20−Co (CH2)4−Co○Hを有していた。遊 離カルボキシル酸基を含有するこの分散剤は、そのまま使用することができ、あ るいはアルカリ金属、アンモニウムまたはアミン塩に変えることができる。
実施例5 実施例4で生成した分散剤溶液の一部を当モル量のn−ブチルアミンと140℃ で30分間反応の間に生成する水を除去しながら反応させて、実施例40分散剤 のN−n−ブチルアミドを生成した。
実施例6 実施例3からの中間体1をタウリンとモル比1:1で2時間140℃で反応させ 、式: %式% のアンカー基を有する分散剤の/8液を製造した。
顔料分散体および塗料を、実施例3の配合において実施例3の分散剤に代えて実 施例4(遊離酸のものとアンモニウム塩形のものとの両方)、実施例5および実 施例6の分散剤を使用して製造した。各分散剤から低粘度の顔料分散体が生成し 、それらのどれも、アルキッド樹脂溶液と混合してどんな凝集物も生成しなかっ た。
実施例7 Terathane 1000 (登録商標)分子量約1000のポリテトラメ チレングリコール100gを100 ’Cで溶融した。無水フクル酸15gおよ びN、N−ジメチルラウリルアミン触媒0.75gを該溶融物に熔解し、150  ’Cに30分間加熱して式:(式中、nは平均値が約13である) のカルボキシル末端ポリエーテルを′!A造した。
メトキシプロパツールを該生成物に150’cで添加して60%溶液を得た。ト リグリシジルイソシアヌレート14.5gをこの溶液に添加し、150℃で酸価 が0.5に低下するまで反応させた。p−アミノ安息香酸6.5gを添加し、1 50 ’Cで30分間反応させた。真空蒸留によって溶媒を除去し、生成物を5 o1vess。
100に再溶解し60%溶液を得た。
4種の異なる顔料の顔料分散体が、この分散剤溶液から調製された。顔料分散体 の組成およびその調製方法を第1表に示す。全ての場合に、良く分散した流動分 散体が達成された。
該顔料分散体は3種の異なる塗料ベース、すなわちアルキッド樹脂ベース、エポ キシ樹脂ベースおよびポリウレタンベース中に攪拌混合した。全ての殖月ベース は、22.5%のホワイト二酸化チタン顔料で着色された塗料樹脂の60%溶液 を形成していた。塗料ベースと0部料分散体の混合比は、インオルガニックイエ ロウ、インオルガニックホワイトおよびオルガニックブルー顔料については容量 で9;1であり、オルガニックイエロー顔料については容量で8=2であった。
混合中の凝集物の存在または不存在が各場合に注目された。製造した塗料は金属 片に塗布しその光沢を観察した。結果を第1表に示す。
(以下余白) アルキッド樹脂塗料で達成された光沢の程度は・十分であったけれども、実施例 1の分散剤または市販の分散剤rSols−p6rse 17000 Jを使用 したアルキッド樹脂で達成した光沢はど優れてはいなかった。しかしながら、エ ポキシ樹脂塗料の光沢および凝集の不存在は、実施例1の分散剤または5ols pe−rse 17000を使用して達成されたものと少くとも同様に優れてお り・ポリウレタン塗料の光沢および凝集の不存在は、かなり優れていた。
実施例8 分散剤を、登録商標r Teracol 650 Jで市販されている分子N6 50のポリテトラメチレングリコールポリエーテルから実施例7の方法を使用し てm製した。該分散剤の調製で使用した試薬の量は下記の通りであった。
Teracol 650 130 g 無水フタル酸 29.6 g ジメチルラウリルアミン触媒 1.48 gトリグリシジルイソシアヌレート  29.7 gp−アミノ安息香r11 27.4 g実施例7の分散剤の代わり に実施例日の分散剤を使用して、第1表に示した配合の顔料分散体を調製した。
流動性分散体が全ての場合に達成された。該顔料分散体を実施例7に記載したよ うにして、アルキッド、エポキシおよびポリウレタン塗料に入れた。どのfJI 製においても凝集は観察されなかった。
アルキッド塗料は、実施例1の分散剤を使用して得られた光沢と同様の優れた光 沢を有していた。エポキシ塗料も、実施例1および7の分散剤を使用した塗料よ りもわずかに低い光沢ではあったけれども優れた光沢を有していた。ポリウレタ ン塗料は、凝集なしに調製できたけれども優れた光沢は有さなかった。
実施例7でr Terathane 100OJおよび無水フクル酸から製造し たカルボキシ末端ポリエーテル57.4gと、実施例1で使用したようなポリ  (12−ヒドロキシステアリン酸) 85.5gとを、150℃でメトキシプロ パツール中に60%で共に熔解した。
トリグリシジルイソシアヌレート14.85 gを添加し、150℃で酸価が0 .5に落ちるまで反応させた。ついでp−アミノ安息香酸6.85gを添加し、 150℃で30分間反応させた。生成した分散剤を実施例7に記載したようにし て5olvessO100に再溶解して、60%溶液にした。
実施例7の分散剤の代わりに実施例9の分散剤を使用した他は第1表に記載した ようにして顔料分散体を調製した。流動性分散体が各場合で得られた。該顔料分 散体を実施例7に記載したようにして、アルキッド、エポキシおよびポリウレタ ン塗料に入れた。どの調製においても凝集は観察されなかった。アルキッドおよ びエポキシ塗料は、実施例1および実施例8の分散剤を使用してm製した塗料に 実質的に等しい優れた光沢を有していた。ポリウレタン塗料もかなり優れた光沢 を有していた。それは、実施例7で調製したポリウレタン塗料はど光沢性ではな かったが、実施例1の分散剤またはr 5olsperse 17000 Jを 使用して調製したポリウレタン塗料よりももっと優れていた。
・ 実施例10 リシノール酸(300g> 、)リメチルベンゼン(75g)およびFasca t 4101 (ブチルクロロ錫ジヒドロキサイド触媒)(3g)を還流器をセ ントし、ディーンスタークトラップを備えた反応器に装入した。混合物を還流下 に10.5時間加熱した。生成したポリリシノール酸溶液の最終酸価は33.9 であった。
上記溶液250gを還流下に130℃に加熱し、ついでジメチルラウリルアミン (1,1g)およびトリグリシジルイソシアヌレート(22,4g)を添加した 。溶液の酸価が0.3に低下した時、p−アミノ安息香酸(10,35g)を添 加し、温度を110〜115℃に30分間維持した。
生成した分散剤は、下記配合で評価された。
有機顔料イエロー0 35% 分散剤 6% 5olsperse 22000分散助剤 3%トリメチルベンゼン 56% 混合物をビーズミルで5000r、 p、mで5分間摩砕して、得られた分散体 をホワイトアルキッド塗料に入れた。(20部部分体:80ホワイトアルキッド )。凝集はなかった。生成した塗料の色強さと光沢は、実施例10分散剤または 5olsperse17000を使用して生成したものと同等であった。
5olsperse 17000および実施例10の分散剤の、風乾アルキッド の接着への効果を試験した。4%の分散剤(樹脂基準)を各樹脂溶液(ホワイト スピリット中60%樹脂)に添加し、ついで該溶液をスチールパネル上に施こし 、120℃で30分間加熱した。クロスハソヂ接着試験を実施例1に記載したよ うにして行なった。結果は次の通りであった。
G l& ?I 長油アルキッド 速風乾アルキッド5olsperse 17 000 0 5実施例10の分散剤 8099 実施例11 Pripol 1010 (登録商標)ダイマー酸(脂肪酸ダイマー)(300 g) 、ネオペンチルグリコール(54,9g> 、オクタノン酸(25,8g ) 、トルエン(6M)およびメタンスルホン酸(0,38g )をディーン・ スタークトランプの付いた反応容器中で還流下に加熱した。 3.5時後に酸価 は26.1に落ち、トルエンを真空蒸溜で除去した。
生成したポリエステルを4:1容量/容量メトキシプロパツール:トリメチルベ ンゼンの200d中に溶解し、溶液を90℃に加熱した。ジメチルラウリルアミ ン2gを添加し、ついでトリグリシジルイソシアヌレート24.9gを添加し、 温度を120℃に上げた。この温度を溶液の酸価が0.43に低下するまで維持 した。ついでp−アミノ安息香酸(11,5g )を添加した0反応を120℃ でさらに45分間続け、ついで溶剤を真空蒸溜により除去した。
生成した分散剤は実施例10の分散剤と同じ方法で使用することができた。
実施例12 ブチルアセテート(200g)を12のフランジ付反応容器中で90℃に加熱し た。モノマー溶液は、ブチルアセテート(100g) 、エタノール<2.6g )、メルカプト酢酸(14g)、4.4゛アゾビス(4−シアノ吉草酸) (3 g)およびイソボルニルメタクリレート(318,2g)から成っていた。この 溶液を8分間で反応容器に添加し、ついで温度を90℃で4時間維持した。つい で溶媒を真空蒸溜で除去した。GPCはポリスチレンキャリブレーション標準に 対して分子量2000のピークを示した。
生成物250gをメトキシプロパツール(167g)に溶解し、90℃に加熱し 、ジメチルラウリルアミン(0,92g ”)を添加し、ついでトリグリシジル イソシアヌレ−) (18,5g)を添加した。ついで温度を120℃に上げ、 この温度を溶液の酸価が0.4に落ちるまで維持した。ついでp−アミノ安息香 酸を添加した。30分後に120℃で溶剤を真空蒸溜により除去した。
該分散剤は、分散剤を5olsperse 22000と一緒に使用してピグメ ントイエロー゛G゛の分肢体を調製して評価した。該分散体をついでホワイトア ルキッド、ポリウレタンおよびエポキシ塗料に添加した。膜を形成し、重要な凝 集は示さなかった。
膜はアルキッド、ポリウレタンおよびエポキシ系で優れた光沢を有していた。
実施例13 イソボルニルアクリレート(594g) 、エチルアセテート(150g) 、 ブチルアセテート(150g) 、エタノール(10g)、メルカプト酢酸(2 8g)および4.4゛アゾビス(4−シアノ吉草酸)(6g)から成る七ツマー /8液をフランジ付反応容器中のエチルアセテート(150g)およびブチルア セテ−) (150g)に1時間で添加した。温度は添加の間85〜93℃の間 に維持した。重合をさらに4時間続け、ついで溶剤を真空蒸溜により除去した。
G’PCはポリスチレンキャリブレーション標準に対して分子12,000のピ ークを示した。
メトキシプロパツール< 400g)を該ポリマーに添加し、混合物を加温して ポリマーを熔解させ、ついで90℃に加熱した。ジメチルラウリルアミン(2, 6g) 、ついでトリグリシジルイソシアヌレート(51,7g )を添加し、 温度を120“Cに上げた。この温度を溶液の酸価が0.5に落ちるまで維持し た。
p−アミノ安息香酸(23,8g )を添加した。30分後、溶液を冷却し、濾 過し、溶剤を真空蒸溜により除去した。生成物のた。
分散剤は実施例12に記載したようにして評価し、アルキッド、ポリウレタンお よびエポキシ塗料との同じ優れた親和性を有する顔料分散体を生成した。
実施例14〜16 アクリルポリマー鎖を含有するさらに3種の分散剤を、実施例13の方法を使用 して調製した。カルボキシ官能性アクリルポリマーを調製する最初の段階で使用 した配合は次の通りであった。
実施例14 実施例15 実施例16 2−エチルへキジルアクリレートー−500,0gメンボルニルメタクリレート  50.0g 750.0g −メチルメタクリレート 150.0g 750 .0g −ブチルアセテート 260.0g 1,950.0g 500.0g 4.4’7ゾビス(4−’/7/吉草酸) 2.0g 15.0g 5.0gメ ルカプト酢酸 9.3g 69.0g 20.0gエタノール 5.3g 30 .0g 5.0gアクリルポリマーをついでそれぞれトリグリシジルイソシアヌ レートと反応させ、ついで該生成物を下記の割合でp−アミノ安息香酸と反応さ せた。
実施例14 実施例15 実施例16 メトキシブロパノール 134.0g 1.OOO,Og 300.0gジメチ ルラウリルアミン 0.85g 6.3g 1.9gトリグリシジルイソシアヌ レート 16.9g 127.5g 37.4gp−アミノ安息香酸 7.8g  58.8g 17.3g該分散剤をそれぞれ使用して、実施例12に記載した ようにして、ピグメントイエローGの流動性分散体を調製した。顔料分散体をア ルキッド、ポリウレタンおよびエポキシ塗料に入れた。実施例14およびI5の 分肢体は、3種の塗料すべてと優れた親和性を示し、それぞれの場合で光沢のあ る塗膜を形成した。実施例16の分散体はアルキッドおよびエポキシ塗料と優れ た親和性を示したが、ポリウレタン塗料ベースに添加した時、いくらか凝集があ り、得られた塗料から形成された膜は実施例12〜15で生成したものほど光沢 ではなかった。
(以下余白) 国a謂査報告

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.分散剤が、少くとも3個の官能基を含み該官能基の少くとも1個はエポキシ 基である600未満の分子量の化合物から誘導された芯基を有し、該芯基は分子 量が少くとも2001個より多い溶剤親和性有機基と結合しており、該溶剤親和 性基の平均分子量が少くとも500であり、そして該芯基が極性基を含有する顔 料親和性基と結合していることを特徴とする、分子量が少くとも500の溶剤親 和性有機基および極性基を有する顔料親和性基を分子中に含む顔料分散剤。
  2. 2.該芯基が少くとも3個のエポキシ基を含有する化合物から誘導されることを 特徴とする請求の範囲第1項記載の顔料分散剤。
  3. 3.該芯基がトリグリシジルイソシアヌレートから誘導されることを特徴とする 請求の範囲第2項記載の顔料分散剤。
  4. 4.該溶剤親和性基が分子量1000〜3000のポリエステル基からなること を特徴とする請求の範囲第1〜3項のいずれか1項記載の顔料分散剤。
  5. 5.該ポリエステル基がポリ(12−ヒドロキシステアリン酸)基であることを 特徴とする請求の範囲第4項記載の顔料分散剤。
  6. 6.該溶剤親和性基が分子量600〜2500のポリエーテル基からなることを 特徴とする請求の範囲第1〜3項のいずれか1項記載の顔料分散剤。
  7. 7.該ポリエーテル基がテトラヒドロフランポリマー基であることを特徴とする 請求の範囲第6項記載の顔料分散剤。
  8. 8.該溶剤親和性基が分子量800〜6000のアクリルポリマ一基からなるこ とを特徴とする請求の範囲第1〜3項のいずれか1項記載の顔料分散剤。
  9. 9.該アクリルポリマー基がペンダントアクリル基を有することを特徴とする請 求の範囲第8項記載の顔料分散剤。
  10. 10.該アクリルポリマー基がイソポルニルアクリレートまたはイソポルニルメ タクリレートのポリマー1またはコポリマーの基であることを特徴とする請求の 範囲第9項記載の顔料分散剤。
  11. 11.該溶剤親和性基が少くとも2個の化学的に異なった型の基からなることを 特徴とする請求の範囲第1〜3項のいずれか1項記載の顔料分散剤。
  12. 12.該溶剤親和性基がポリ(12−ヒドロキシステアリン酸)基および分子量 600〜2500のポリエーテル基からなることを特徴とする請求の範囲第11 項記載の顔料分散剤。
  13. 13.該溶媒親和性基がポリ(12−ヒドロキシステアリン酸)基およびイソポ ルニルアクリレートまたはイソポルニルメタクリレートのポリマーまたはコポリ マーの基からなることを特徴とする請求の範囲第11項記載の顔料分散剤。
  14. 14.該顔料親和性基がアミノ、ニトロ、アミド、ウレア、ニトリルおよびアミ ンオキサイド基、並びにカルボキシルまたはスルホン酸基および該酸基の塩から 選択された極性基からなることを特徴とする請求の範囲第1〜13項のいずれか 1項記載の顔料分散剤。
  15. 15.該顔料親和性基中の該極性基が芳香族の特性を持った芳香族環またはヘテ ロサイクリック環に付いていることを特徴とする請求の範囲第14項記載の顔料 分散剤。
  16. 16.該顔料親和性基が分子中にカルボキシルまたはスルホン酸基から誘導され ることを特徴とする請求の範囲第14項記載の顔料分散剤。
  17. 17.該顔料親和性基がp−アミノ安息香酸から誘導されることを特徴とする請 求の範囲第16項記載の顔料分散剤。
  18. 18.式 ▲数式、化学式、表などがあります▼ (式中、R1およびR2は分子量が少くとも200の溶剤親和性有機基であり、 同一または異なっており、咳溶剤親和性基R1およびR2の平均分子量は少くと も500であり、Qは2価の有機基であり、Q′は水素または1価の有機基であ る) を有する顔料分散剤。
  19. 19.式 ▲数式、化学式、表などがあります▼ (式中、R1およびR2は分子量が少くとも200の溶剤親和性有機基であり、 同一または異なっており、該溶剤親和性基R1およびR2の平均分子量は少くと も500であり、Z′は少くとも1個のニトロ基によって環置換されたアリール またはアラルキル基である)を有する顔料分散剤。
  20. 20.少くとも3個の官能性基を含み該官能基の少くとも1個はエポキシ基であ り600より小さい分子量の化合物Yを順次にかまたは同時に、式R−X(式中 Rは、化合物Yと反応する割合において式R−Xの化合物中の溶剤親和性基Rの 平均分子量が少くとも500であるという条件下で分子量が少くとも200の溶 剤親和性有機基であり、Xは化合物Yと反応し得る官能基である)の少くとも1 個の化合物および式Z−X′(式中、Zは極性基を含有する顔料親和性基であり 、X′は化合物Yと反応し得る官能基である)の化合物と反応させ、使用される 化合物R−XおよびZ−X′の相対的割合は1個より多い溶剤親和性基Rが化合 物Yに結合するような値であることを特徴とする、分子中に少くとも500の分 子量の溶剤親和性有機基および極性基を含有する顔料親和性基を含む顔料分散剤 の製造方法。
  21. 21.該化合物Yが、三官能性化合物であり、最初に該式R−Xの化合物または 複数の化合物とモル比1:1.5〜12.5で、ついで該化合物Z−X′とモル 比1:1.5〜1:0.5で反応されることを特徴とする範囲第20項記載の方 法。
  22. 22.請求の範囲第20項または請求の範囲第21項記載の方法で製造された顔 料分散剤。
  23. 23.分散体が請求の範囲第1〜19項のいずれか1項または第22項記載の顔 料分散剤を含有することを特徴とする有機流体中の顔料の流体分散体。
  24. 24.該分散体が3〜12重量%の顔料分散剤を含有することを特徴とする請求 の範囲第23項記載の分散体。
  25. 25.請求の範囲第1〜19項のいずれか1項または第22項記載の顔料分散剤 が摩砕の間存在することを特徴とする顔料、皮膜形成性樹脂および溶剤を共に摩 砕することによる塗料またはインキの製造方法。
  26. 26.請求の範囲第1〜19項のいずれか1項または第22項記載の顔料分散剤 の存在下に顔料が有機液体中に分散され、生成した分散液がプラスチック物質と 混合されることを特徴とするプラスチック物質の着色方法。
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