JPS62500142A - プラズモジウム・ファルシパルムの抗原 - Google Patents

プラズモジウム・ファルシパルムの抗原

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JPS62500142A JP60504121A JP50412185A JPS62500142A JP S62500142 A JPS62500142 A JP S62500142A JP 60504121 A JP60504121 A JP 60504121A JP 50412185 A JP50412185 A JP 50412185A JP S62500142 A JPS62500142 A JP S62500142A
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カウマン,アラン・フレドリツク
ビアンコ,アルバート・エドワード
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 プラズモジウム・ファルシパルム の抗原 本発明は、プラズモジウム・ファルシパルム(Plasmosiurn fal ciparum )感染に対する防御免疫を付与するのに好適な抗原性を有する 合成ペプチドおよび合成ポリペプチド、並びに、その製造方法に関するものであ る。
最も重篤な形のヒトマラリアを引き起こす原生動物、プラズモジウム・ファルシ パルムに対する免疫は、長年の広範な暴露の後にのみ獲得される。ヒトでの天然 の免疫原として多数のP、ファルシパルム・ポリペプチドがあるが、その内、ど れだけのものが防御免疫において重要性を有するかは、全く明らかでない。多く の抗原がその様な役割を持たず、実際、それらは集団的に免疫系に過剰に負荷さ れるので、その内のいくつかは、反生産的(カウンタープロダクティブ)に作用 している可能性がある。多くのP、ファルシパルム抗原に株特異性のあることが 明らかにされており、異なる寄生虫株間での抗原の多様性が免疫回避に一役を担 っているのかもしれない。
近年、分子クローニング技術によって、P、ファルシパルムの各ポリペプチド抗 原の分析が容易になった(1)。
ヒト抗体を用いて、クローンされた配列を発現する大腸菌(Escherich ia co目)コロニ〜をスクリーニングすることにより、これらの抗原をコー ドしている多数のcDNA クロ一ンが単離された。これらのクローンの生産お よびスクリーニングは、国際特許出願No。
PCT/AU 84100016の明細書に詳細に記載されている。
その様な抗原のjつは未熟なリング段階(環状体)のP。ファルシパルムに感染 した赤血球表面に存在しているので、リング−感染赤血球表面抗原(RESA) と称される。この暴露された部位により、これが免疫性攻撃における標的である と思われる。RESAは、多くのプラズモジウム抗原に見出された構造上の特異 性、即ち、複数個のオリゴペプチドが直列に礫返し配された配列(複数のタンデ ム反復配列)を有する(2〜6)。
ハイブリダイゼーションおよび免疫螢光法による研究ノ結果、パブア修ニュ・− ギニ7 (Papua New Guinea)単離体FC27由来のRESA は、ガーナ(Ghana )由来のNF7株等、広範囲i/(及ぶP、ファルシ パルム単AV体内に保持されていることが示された。そこで、異なるP、ファル シパルムの味から得られたRESAcDNAクローン相互の関係を、免疫学的方 法並びに配列決定法により研究した。パプア・ニューギニア産のFC27株由来 のRESAと反応する抗体がアフリカ人患者の体内に存在しており、一方、NF 7株由来のRESAと反応する抗体がパプア・ニューギニア人患者の体内に存在 していた。P、ファルシパルムのFC27株およびNF7株から得たRESAの 部分をコードしている8個のc DNAクローンの完全なヌクレオチド配列から 、これら2株のRESAポリペプチドは緊密なホモローガス(同質)性を有して いるとの結論を得た。これらCDNAクローンの配列決定により、RESAポリ ペプチドに、タンデム配列反復に係る2個の別々のブロックが同定された。反復 ブロックの1つはFC27のRESAのC末端に位置しており、4個の異なる、 しかしながら近縁の8.4.4および3個のアミノ酸の酸性配列を含有している 。約600塩基5′側には、これもまた酸性アミノ酸に富む、近縁のアミノ酸を コードしている反復配列の第2のブロックが存在している。配列の相関性の一致 に基づき、これら反復に係る2ブロツクは、交差反応性の抗原決定基(エピトー プ)をコードしていることが分った。
SD S −P A G Eで分離した、同期増殖した寄生虫抗原のイムノプロ ットにより、RESAは成熟トロホゾイト内で分子ffi(MI)210,00 0のタンパク質として合成され、リング期(環状体段階)の寄生虫に感染した赤 血球の膜み結合して見出される分子ffi 155,000の形のものにプロセ ッシングされることが示された。
Mr210,000タンパク質は、幾つかの抗−RESAモノクローナル抗体お よび抗−RESAペプチド抗体と反応しない、Lいうことが最近になって発見さ れたことから、Mr210,000タンパク質は、Mr155,000RESA 分子の前駆体でなく、交差反応性の抗原であるとされている。
メロディト中のMr155,000 ポリペプチドは非イオン性界面活性剤トリ トンX−100に可溶性であるが、リング−感染赤血球の膜を透過した後は、か なり、トリトン−不溶性となる。この様に、RESAは赤血球細胞骨格と相互反 応すると思われる。RESAが膜の脂質二分チ層を透過するか否かは未だ不明で あるが、本発明で決定されたRESA遺伝子の完全な配列から重要な手がかりが 得られるかもしれない。これにより、RESAが、短い介在配列によって隔てら れている2個のエクソンを含んでいることが演鐸的に示された(第2図)。エク ソン1は、多くの生物における、分泌ペプチドのシグナルペプチドに典型的な疎 水性配列で開始されでいる。次いで、約36アミノ酸残基の親水性配列、さらに 、14残基の第2の疎水性の配列が続いている。さらに202塩基下流には、1 6アミノ酸の非−荷電配列で始まり、次いで、高度に荷電した領域が続く、エク ソン2がある。イントロンの排除によって生じる疎水性配列は、通常、多くの真 抗性遺伝子における膜−アンカーセグメントである。
以下に詳述する様に、本発明を完成するに至った研究の結果、配列、ハイブリダ イゼーション、および免疫学的データーに基づき、RESAは、P、ファルシパ ルムの大部分、またはすべての株に高度に保存されていると思われる。さらに、 RESAの反復性構造並びにリング感染赤血球上の位置は、間接的な免疫螢光法 等によって検出するのに好適な高い、感受性を有しているので、様々な株間でR ESAが免疫学的に類似しているこ乏は、RT’、 S Aが免疫学的診断の目 的に充分に適さし得ることを意味する、。
大腸菌内でのクローニングおよび発現の結果検出されたもう一つの抗原64ヨ、 ファルシパルム点在性反復抗nii (Faici、parum Inters persed Repeat Antigen (FIRx))と命名された( 6)。他の幾つかの反1!lz性抗原同様、FXRAは、高度に荷電された領域 で両側を囲まれた短い繰返し2単位を含む構造単位を食付している。しかしなが ら、FIRAではこの全構造単位自身が、抗原内で数回、反復されでいる。
大腸菌内でFIRAを発現するc D N Aクローンは、そのままのコI:j ニー・アッセイにおいて、P、ファルシパルムが風上病である地方の人の血清( 〜93%)と反応した。対応するcDNAクローンの固定化リゼイト上、アフイ ニテイ法で精製されたヒト抗体により、対応する寄生出抗原は、Mr)300, 000 のポリペプチドであることが同電された。この抗原は、シゾント、並び にリング段階のトロホゾイト中にも存在しており、これは斑点状の免疫螢光像に よって、赤血球と会合(密接少していることが示された。そのm RN Aはメ ロゾイト内で豊富化され、その特異的性質は、リング−感染赤血球の表面に位1 1ffi L+でいるR E S Aと共通しており、数多くのアレル変異体と 一緒に91−の遺伝子にコードされている。3 cr)NAクローンの完全なヌ クレオチド配列により、酸性および塩基性の両アミノ酸を含む高度に荷電された 領域シCよって両側面を囲まれたヘキ(ノペプチドの13の反復を含む構造単位 であるこ古が判った。この構造用イ)ン自身が繰返されるので、反復ブロック、 並びに荷電単位が、分子に沿って点在することになる。反復内の配列は荷電単位 内の配列J:りもはるかに広範囲に変動しでいる。
染色体性FIRAクローンの配列から、FIRA遺伝子がRESAと類似のやり 方で組織されていることが証明された(第8図)、、これは、短かい5′エクソ ン、はるかに長い3′エクソン、並びに、これら2エクンンの間の境界領域の疎 水性セグメントを含有しでいる。
RESAと同様%FIRAにおける反復も3′エクンンのみに限られている。
本発明は、リング−感染赤血球表面抗原(RESA)、ファルシパルム点在性反 復抗原(FIRA)、並びに、それらと交差反応性のP、ファルシパルムの他の 抗原からなる群から選ばれるP、ファルシパルムの抗原をコードしている塩基配 列の全で、または一部と実質上対応しているヌクレオチド配列を含むDNA分子 を提供するものである。更に詳しくは、本発明は、第1図または第7図に示され ている塩基配列の全てまたは一部を、少くともその一部として含有していること を特徴とするヌクレオチド配列を含むDNA分子を提供するものである。7その 様なヌクレオチド配列は、RESAまたはFIRAのアミノ酸配列の少くとも一 部を含むポリペプチドをコードしている。
上記の如く、さらには、第1図および第7図にさらに詳しく示されている様に、 RESAおよびFIRAのアミノ酸配列は、反復単位と、それと接する非−反復 性のペプチド単位からなっている。従って、上記の塩基配列は、1またはそれ以 上のこれら反復単位および/またはフランキング(接する)単位に対応するポリ ペプチド、あるいは、これら反復単位および/またはフランキング単位の組み合 わせに対応するポリペプチドをコードしている。
本発明はまた、RESA抗原、FIRA抗原、およびそれらと交差反応性のP、 ファルシパルム抗原からなる群から選択される抗原全体、または一部の抗原性を 表イつす合成ペプチドあるいは合成ポリペプチド、並びに、これら合成ペプチド または合成ポリペプチドの少くとも1種占、薬学的に許容し得る担体とを含有し てなる、闘乳類におい′CP、ファルパノパルムに対スる免疫応答を刺激するた めの組成物をも提供丈るものである。本発明のかかる合成ペプチドまたは合成ポ リペプチドは、広範囲にわたつで上に述べたヌクレオチド配列を含有している、 発現コントロール配列と機能的(操作可能)に結合している組換えDNA分子、 あるいはその様な組換えD N A分子を含有している組換えDNAクローニン グビヒクル、またはベクターを含む宿主細胞内で発現させることにより調製され る。この様にして発現した合成ペプチドまたは合成ポリペプチドは、RESAま たはF I RA、または他の交差反応性の抗原の全てまたは一部の抗原性を表 わ丈部分と、組換えDNA分子に融合しでいるDNAによってコードされでいる (=f加的なポリペプチドからなる融合ポリペプチドであっても良い。別法とし て、この合成ペプチドまたはポリペプチドは、メリフィールド(Merrifi eld )固相合成法等の周知の化学的手段により、製造することもてきる。
本発明の詳細は、以下の記載、並びに添付の図面により、さらに明らがとなるで あろう。
第1図はRESAのヌクレオチド配列および予測されるアミノ酸配列を示す。ヌ クレオチド配列はジデオキシ法によって決定された(8)。
第2図は第1図の配列から推定されるRESA遺伝子の構造を示す。5′および 3′エクソンが示されている。
第3図中、Aは電気泳動試料緩衝液中で溶解し、抗〜RE S A抗体でプロー ブして得た、P、ファルシパルムの2藺の中朧体の同時培jε物に関するウェス タンプロットを示す。BおよびCは、アフイニテイ法で精製したR E S A に対するヒト抗体を用いC得た、P。
ファルシパルムの、+1)リング段階%(2)成熟I・ロホゾイト、(3)シゾ ント、および(4)〆ログイトに関するウェスタンプロットを示す、(B)にお ける抗原はトリトンX〜100で抽出された。(C)における抗原はトリトンX −100に不溶性であるが電気泳動試料M街液には可溶性であった。放射性活性 マーカーはアマ−ジャム、インターナト(A+nersham Int、crn at 、 )、パツキンガムシェア(Buckinghamsfiire )  (英国)から入手1. タ。
これは、ミオシン(200キロダルトン、Kdalton)、ホスホリラーゼ− b(93キロダルトン)、、およびウシ11Tl清アルブミン(69キロダルト ン)を表わす。
第4図は、ウガギ抗−艮r< S AとプロティンA金を用いて検出した、シゾ ント内でのミロゾイト形成期における、短糸を持つと思われる低密度小胞内のR ESAの位置(=)を示す免疫電子顕微鏡写真である。ログトリx ス(rbo ptries ) (R)は標識されていない、(X41,700:挿入X73 ,000)。
第5図は、ウサギ抗−RESAと反応したリング−感染赤血球の切片の電子!j M微鏡写貞である。
非感染赤iln球の一部も示されている、第6図は、キモトリプシン(20μg /i)で消化したリング段階感染赤血球のウェスタンプロットであって、(1) は0分、(2)は20分、(3)は60分の消化に付されたものを表わす。酵素 消化の後、無傷の赤血球を洗浄し、電気泳動試料緩衝液に溶解し、10%SDS ポリアクリルアミドゲル電気泳動にかけ、ニトロセルロース上に電気泳動的に移 行させた。次いで、ニトロセルロースフィルターを希釈率1:500のウサギ抗 −RESAでプローブした。分子量はキロダルトンで示されており、RESA( 155Kd) 、β−ガラクトシダ〜ゼ(116+<、d )そしてホスホリラ ーゼ−b(93Kd)に対応する。
第7図は、FIRA遺伝子のヌクレオチド配列および推定のアミノ酸配列をボタ 。ヌクレオチド配列はジデオキシ法で決定された(8)。ライブラリィを組立て る(−惑に3′末端に結合(ライゲート)させたEcoRI !1ンカーが庁在 してい4Cいので、この配列の3′末端は不完全である(おそらく欠失による) 。
第8図は第7図の配列から推定されるFIRA遺伝子の構造を示す。
第9図はマラリアにさらされた人から得た血清プールのアフイニテイ精製により 得たヒト抗体を用いた、イムノアッセイ(AおよびB)、並びにウェスタン・プ ロット法(CおよびD)の結果を示す。AおよヒCにおりる抗体はFIRA−セ ファロース吸収剤を用いて精製され、他方、BおよびDにおける抗体はλamp 3−セファロース吸収剤を用いて精製された。CおよびI)におけるP、ファル シパルム単離体は、1、パプア・ニューギニア起源のFe12 :2、タイラン ド起源のに1;および3、ガーナ由来のNF7であった。
第10図は、純化した融合ポリペプチド(2μg/m/ )で被覆したマイクロ タイタープレートを用いた固相EL I S A法により、アフイニテイvt製 されたFIRA抗体を検定した結果を示している。図中、OはFIRA・フラグ メント、口はRESAによる5′反復、△′はRESAの3′反復に相当する。
FCQ27/PNG(Fe12)、1MR143/PNG (IMR143)、 1MR144/PNG(IMR144)およびMAD71/PNG (MAD7 1)の各単離体は、パフア・ニューギ二アの医学研究所(In5titute  ofMedical Re5earch )の協力により得られた。ガーナ起源 のNF7およびタイランド起源のに1は、ウオーリカー氏(D、 Wal l  1ker 、ニシンバラ大学)から提供された。
コロニーイムノアッセイ 一連の抗原−陽性コロニーのレプリカを30℃で一夜増殖させ、38℃で誘導し 、溶離した(7)。抗−大腸菌反応性を除くために血清を吸収させ、3%ウシ血 清アルブミンで、pH9,5iでおいて17500に希釈し、g 終曲K、スタ フィロコッカス・ア′ウレウス(Stal)hylococcus aureu s )由来の ■ プロティンΔ血清は、バブア・ニューギニア、マダン(λ4 adang )の住民の同意の下に入手した。一般的な調査過程では、急性′7 ラリア症伏を示している人が幾人かいる外は、無症候性の寄生虫血症であること が分った。寄生虫血症患者を、クロロキンで治療した。子供から標本を得る際に は、事前に視の承諾を得た。
−フr−ジDNAをC,CZ−、平衡密度遠心にかけて精製し、I’: coR I 消化に付し、1%低融点アガロースゲルー(−サイズ分画化した後、フェノ ール抽出し1.−ツク−トラ゛・・スレージョンにより標識した1、1−の0. 75M NaC1/ 0.75 Mクエン酸ナトリウム150%ホルノ・アミ  ド/” (50μg / In1)の鮭清子DNA/(10μg/−)の?す( C) / o、 o 2%フィコール(Ficoll )10.02%ポリビニ ルピロリドン/ 0.02%BSA 中の標識化挿入体3 ml (:3X 1 0” cpm )を、=一連の抗原−場11°クローンとハイブリダイズさせた 。挿入体をp Uc−9中にサブクローンし7(9)、精製(−7だ後、)−: 記の如くニソクトンンスレー トラ、ザザーン・プロット実験にλgt 10う 、イブラリイから染色体性RE S Aクロー・ンを単離し、EcoR1挿入体 をpUC3にザブクローンさせた。EcoRl挿入体のRsai、 Ahal[ および5sp17ラグメントをM13rnp18およびrrip19ベクターに サブクローンし、ジデオキシ法によって配列決定した(8)。合成プライマーを も用いた。結果をスタテン(5taden )のプログラムに従って処理したf ill、、示された配列は5.3,5kb 染色体のEcoRIフラグメントが 、そのJ!、eoRI部位においで+ cDNA クローンA、g46のEco R1部位に結合している配列からなっていた。
初めに、染色体FIRAクローンをλ[tlO中の6kb Aba I[フラグ メントとしτ同定した。このAha■フラグメントをpUcBにサブクローンし た。次いで、P V 11 JIおよびR15aJ7ラグメントをM13mP8  および〜f13n月)9ベクター・にす′フ′クローンし、ジデオキシ法で配 列決定した。
抗−RE S Aおよび抗−1・゛TλA抗体のアフィニテ既述の如<(テして A(H28、Ag231 およびλaIil p3各クローンの調心1γτ養( 50ml )を調製した(5および6)0ベレツト化された細菌を、100 m Mりん酸ナトリウム緩イΦ〒液、P H6,8/ 10 mM ジチオトレイト ール中で音波処理した後、19イN a D o d S O、iを加えて室温 で混合した。可溶性の細菌タンパク質をセファデックスG−10に通すことによ り、100 mMりん酸ナトリウム、p H6,8/ I nIMジヂジチオト レイトール中1%N a D o d S O4て平衡化し、製造業者の指示に 従って室温でCNBr 活性化セファロース(ファーマシア、スエーデン)とコ ンジュゲート(複音体形成)させた。
パプア・ニューギニアの住民から得たヒト血清のプールを、遠心して等容h]の りん酸緩衝化食塩水(Pi/NaC1)で希釈シ・ λamp3−セファロース 吸収剤に予備吸収ざぜた後、Ag28またはAg231吸収剤りを通過させるこ 、!:により、?h澄化し、た。非特異的な結合タンパク質を、100 mMホ ウ酸チトリウム15 Q Q mM NaC1/ 0.05 X TWeen  20、pH8,5で洗浄し、次いで、Pi/Nap/で洗浄する洗を合サイクル を繰返し行うことにより、除去した。結合しj:抗体を1o。
rnMグリ’y 7/ 150mM NaC/!、PI!2.6で溶離し、直ち に、2M)リス:r−icl!、pFI8.Qで1)II 7.Oに調節(、。
た。
ウェスタン・プロット P、ファルシパルムのタンパク抽出物を調製し、7.5%ポリアクリルアミド/  Na1)od SO4ゲルにより分画化した。ゲルから得たタンパク賀゛をニ トロセルロース上に電気泳動的に移行させ、Pi/NaC1中、5′X脱脂粉乳 中でインキュベートした後、アフィニティ精製したヒト抗体と反応させた。フィ ルターを1251−標1熾プロティンAとインキュベートし、オートラジオグラ フィーにかけた。
免疫電子顕微鏡写真 Ag28 およびAg23]免疫吸収剤を用いてアフィニテイ精製したヒト抗体 、あるいは、A、g28 によって生成された融合ポリペプチドに対して惹起さ れたつザギ抗血清を用い、プロディンへ−金法によって免疫電子顕微鏡写真を撮 った。免疫電子顕微鏡写真用の標本を0,25%グルタルアルデヒドで固定化し く25℃で10分間)、Q、 l Mりん酸緩衝液、pH7,4中50m M  NH4C/ て希釈した後、調製し7たばかりのりん酸緩衝液中5 Q mM  N)14Cj に入れ、30分間放置した。
次いで細胞をりん酸緩衝液で2回洗争し、70%エタノールで脱水した後、L、  R,ホワイト(White )樹脂、ハード・ブL/−ド〔ロンドン・レジン (LondonResin ) Go、 Ltdo、ペイシンゲストーク(Ba singstoke)、イングランド〕中に入れた。切片を、0.25%Twe en 20含宵o、 o 5 Mホスフェート、pH7,4(PO4: Twe en ) 中、1%ウシアルブミンまたは卵アルブミン中で5分間インキュベー トした後%PO4: Tween中、ウサギ抗−RESA抗血清(希釈率1/1 00)またはアフィニティー精製ヒト抗−RESA抗体、1滴の上に30〜60 分間、室温下で移行させた。PO4:Tweenで洗浄した後、切片を、PO4 : Tweenで1/10に希釈したプロティンへ−金(E、−Yラボラトリイ ズ(Laboratories ) Inc、 :lに、30〜60分間、移行 させた。さらに洗浄した後、切片を酢酸ウラニル水溶液で染色した。単離したメ ロゾイトを、4℃において0.25%グルタルアルデヒド中で10分間固定化さ せた後、感染細胞と同様に処理した。
結果−RESA Fe12からのRESAクローンの単離RESAcDNAクローンの調製は、国 際特許出願蔦PCT/AU84100016 の実施例に詳しく記載されており 、本明細書ではそれを引用する。
RESAポリペプチドに対して特異的なヒト抗体をアフイニテイクロマトグラフ イーで精製した。ウェスタンプロットによると、抗体はMr、155,000に 優勢例 なバンドを示して反応したが、幾つかの実験では、接△ 近しτ移動する二重線(ダブレット)に分割されていた。抗−RESA抗体と反 応する、より分子量の大きいポリペプチドは、単離体が異ることによりサイズが 変化しく第3図へ)、単離体FC27の場合にはMr。
210.000 であった。さらに、幾つかの抗原製品においては、より低分子 量のポリペプチド(Mr、so、ooo)も検出すれた(第3図A)。Mr、2 10.000ポリペプチドはシゾントに最も豊富であった(第3図B)。逆に、 Mr、 15,000抗原は、メロゾイト、環状体およびトロホゾイトに多く、 シゾント内には少量であった(第3図BおよびC)。
RESAと赤血球膜との相互反応性を調べるために洗浄剤(デタージエント、界 面活性剤)対するRESAの溶解性を測定した。Mr210,000ポリペプチ ドは非イオン性洗浄剤のTritonX −I QQ溶液に可溶性であり、メロ ダイト中に存在しているMr155,000ポリペプチドの大部分も同様であっ た(第3図B)。
これに対して、リング段階、並びに他の生活環におけるMr155,000抗原 はTriton X −IQQに不溶性であったが、SDSおよび2−メルカプ トエタノールを含んだ電気泳動試料緩衝液には可溶であった(第3図、Bおよび C)。
同じイムノプロットをAg28 融合ポリペプチドに対して惹起されたモノクロ ーナル抗体、またはRESA合成ペプチドに対して惹起されたマウスの抗血清で プローブすると、Mr、 210,000ペプチドは検出されなかったが、Mr 、155,000ポリペプチドは強いシグナルを示した。従って、Mr、210 ,000 ポリペプチドは、RE S Aの最初の翻訳産物ではr、j(、RE SAと交差反応し得る、別の遺伝子産物であると思われる。
大腸菌内で発現されたRESA融合ポリペプチドに対するマウスの抗体に関する 前記の研究により、これは、様々な地域から得たP、ファルシパルムの全株と交 差反応することが証明された。これらのRESAcDNAクローンは、パプア・ ニューギニア由来の血清との反応性に基づいて単離されたP、ファルシパルムに さらされたヒトにおいても、広範囲に及ぶ様々な地域のRESAと交差反応し得 る等価の抗体が惹起されるか否かを決定するために、バプア・ニューギニア株F C27から得た、RESAの一部を発現する多くのc D N Aクローンに対 し、アフリカ人の血清を試験した。1330個別に単離された抗原陽性クローン (内16はRESAをコードしている)の配列と血清とを、既述の、自体そのま まのイムノアッセイ法によって反応させた(7)。アフリカ人の血清は両方とも RESAcDNAクローンと反応した。反応の程度は多数のPNG血清と良く匹 敵していた。しかしながら、反応の程度は、PNG血清の差異により、かなり変 化するという点が重要である。アフリカ人面清は、大部分がへキサペプチド配列 の様々な反復からなっているFIRAをコードしているcDNAクローン等の、 他の様々なc I) N A クローンとも反応した。これに対し、・Fe12 の株−特異的S−抗原をコードしでいるcDNAクローンとは反応しなかった。
従って、地理的に異なった地域からのRESAポリペプチドは、人間にとって天 然の免疫原である非−反応性エピトープを共有してG)ると思われる。
RESAの抗原決定基 これまで免疫学的に研究されたRESAcDNA発現クローンは全て、5′末端 で内因性EcoR1部位と接していた。この部位の5′ に何らかの抗原決定基 が存在するか否かを調べるために、NF7AG13から得た大きいEC0RIフ ラグメントをpUC9にサブクローンし、音波処理して無作為にフラグメント( 断片)化し、生じたフラグメントをλAmp3 に再クローンした。このフラグ メントの規定された領域を発現するクローンを同定するために、得られたクロー ンを3個の異る制限フラグメント、即ち、反復の5′側て位置するフラグメント 、反復を含有するフラグメント、並びに反復の3′側のフラグメントの各々 を 用いたハイブリダイゼーションによりスクリーニングした。次に5選択したクロ ーンが、大きい融合ポリペプチド、即ち、細胞から得た全抽出物をポリアクリル アミドゲル電気泳動にかけた後、クー・マツシー(Coomassie )ブル ー染色により検出可能なポリペプチドを発現するかどうかを調べた。配列の正し いフレームを除く全ての配列には複数個の終IJ:、コドンが存在しでいるので 、その様な発現されたクローンは、既に抗体結合に関して分析されたあらゆるフ ラグメントの5′側にあるRESAのフラグメントであると結論し得る。
次いで、5′反復を発現するクローンを、P、ファルシパルムにさらされた病歴 を有するPNG患者の血清を用い、そのままのコロニー・イムノアッセイに付し た。5′反復を含んでいる幾つかのクローンが血清と反応した。5’RESA反 復にも、3′反復さ同様に、ヒトでの天然の免疫原である抗原決定基が含まれて いるとの結論に達した。
RESAのエクソン1中の残基17から52までの配列に相当する36ア°ミノ 酸ペプチド(第1図)を合成し、マラリアにさらされた人での、RESAの該領 域に関する抗体を試験するのに用いた。固相ラジオイムノアッセイによって測定 したところ、幾人かは、このペプチドに対する著しい抗体レベルを示した。従っ て、RESAのエクソン1には、天然の免疫原性エピトープが存在しており、こ れは、非反復性配列によってコードされていると思われる。
RESA配列の免疫原性 RESAの3′および5′反復を発現するクローンからRESA/β−ガラクト シダーゼ融合ポリペプチドを単列した。これらのタンパク質の免疫原性を、抗原 0゜25〜0.5ηと完全フロイント・アジュバントとを用いてウサギを免疫す ることにより、試験した。4〜6週間後に、不完全アジュバント中に入れた同量 の抗原を、ウサギにブースター投与した。どの場合においても、インビトロで増 殖しているP、ファルシパルム中で発現されたRESA分子と反応する抗体が惹 起されていた。
キーホール・リンペット・ヘモシアニン(Keyhol eLimpet Ha emocyanin )とコンジーL’7’−)シタ3[t)RESA合成ペプ チド(表1)を用いてウサギを免疫し、得られた抗血清を、ウソアルブミンとコ ンジュゲートさせたこれら3ペプチドの各々、並びにRESAの3′および5′ 反復および感染した赤血球の音波処理物に対応する融合ポリペプチド、に対して 調べた。これらのペプチドで免疫されたマウスは全て、その配列を含んでいるホ モローガスなペプチドおよび融合ポリペプチドと反応し得る抗体を産生じていた 。更に、ペプfl’REsA3’−2(EENVx5 ) は、(m o a’  反復ペプチド、RE S A 3’−1(EENVEHDA ) (コレは通 常アミノ酸5個の配列を有する)と反応する抗体をも惹起した。しかしながら、 その逆は成立せず、抗RESA3’−1抗体はRESA 3’−2と反応しなか った。
これらの抗−ペプチド抗血清をペプチド−BSAコンジュゲートについて検定し たところ、RESAの5′および3′反復間には見掛は上、交差反応性を認めな かった。しかし、同じ血清を融合ポリペプチド上で検定したところ、このペプチ ドは、両反復構造と反応する抗体を惹起することが判った。しかし、ホモローガ スな反復との反応に比べで、ヘテロローガスな反復との反応は極めて弱かった。
この抗−ペプチド抗血清を、感染赤血球のウエスタンプロットにおけるプローブ として用いた。全ての抗血清がMr155.QQQR,ESAポリペプチドと特 醍的に反応した。
RESAに於ける反復に対応する配列およびて合成したことを除き、メリフィー ルドの固相法に従って行った。
十括弧内の数字は、反復ブロック内に各配列が現われる回数を示す。
RE S AO位;n RESAは免疫電子顕微鏡写真により、リング段階の寄生虫に感染した赤血球の 膜上に検出されたが、赤血球内の未成熟な寄生虫には随伴しでいなかった(第5 図)。一方、成熟寄生虫を含有している赤血球膜は標識されなかったのに対し、 寄生虫の細胞質内の短糸を有すると思われる高電子密度のオルガネラには金粒子 が付随していた(第4図)。S抗原に対する対照抗体は赤血球、膜上のメロゾイ トと反応しなかった。
メロゾイトの標識化は明らかに内部で行われており、メロゾイト表面の特異的な 標識化を示唆するものはない。標識化は核から離れた集合体中、並びに、時には ロブトリイ(rhoptrγ)上で起きる。他のメロゾイトにおいては、金粒子 はさらに拡散されていたが、粒子不含のロブ) IJイ付近に存在していた。同 様の金の分布は、アフイニテイ精製ヒト抗体、並びにクローンされた抗原に対し て惹起されたウサギ抗体の両方に関しても観察されたが、アフイニテイ精製ヒト 抗体においてはより高いバックグラウンド標識化が明らかであったつ標識化に関 して観察される型(パターン)に特異性のあることが、他のクローンされたP、 ファルシパルム抗原(例、S抗原)に対するアフイニテイ精製ヒト抗体またはウ サギ抗血清について同じ方法を採用しても、ラベリング(標識化)の型が異なっ ていたり、標識されなかったりすることから、証明された。
さらに、RESAの位置を、タンパク分解的酵素の攻撃における接近可能性に基 いて検討した。無傷の、リング段階の寄生虫に感染した赤血球(約5%寄生虫血 症)をキモトリプシンまたはトリプシンで処理すると、Mr 1.55,000 ポリペプチドは限られた数の部位で開裂され、2個の主フラグメントが生成する 。これらは抗RESA抗体と反応した無傷の分子の様である(第6図)。この結 果は、RESA分子の少くとも一部が、リング−感染面球の外面に露出している ことを示している。
インビトロでの寄生虫の発育阻IE P、ファルシパルムの同期培養物を、アフィニテイ精製ヒト抗−RESA抗体の 存在下、48時間培養した。阻害の程度は、通常、対照との比較において20〜 40%阻害の範囲で変化した。
結果−F I RA FIRAを発現するc D N AクローンF I RA cDNAクロ〜ンは 、様々な臨床状況にある65人から得た100以上のPNG血清の組の95%と 反応した。多くの血清は他のクローンとも強く反応するであろうが、これらは、 血清の大部分と強力に反応した。
FIRAは単一の多形性遺伝子によってコードされ5種のP、ファルシパルム単 離体(パプア・ニューギニア起源のFC27、IMR143、IMR144およ びMAD71、並びにガーナ起源のNF7 )由来の染色体DNAをEcoRI 、AhaN およびRsa 1で制限消化し、サザーン・プロッティング法で分 析した。各単離体において、単一の非常に大きい(〉20kb)EcoRIフラ グメントがハイブリダイズした(データーは示されていない)。Aha [およ びRsal消化物中では、様々なサイズの、より小さい単一フラグメントがハイ ブリダイズした。このことから、FIRA遺伝子は多形性であり、調存した全て の単離体中に存在していることが明らかになった。様′2なサイズのフラグメン トは、異ったF I RA遺伝子のアレルを示している様に思われる。僅か5個 の異る単離体から少くとも3個の異ったアレルが検出されたことから、全アレル 数は非常に大きくなると予想される。各単離体中のr■−のフラグメントの大き さは、血中段階のプラズモジウムの一倍性ゲツムと一致している。
FIRAポリペプチド(第9図)に対して特異的なヒト抗体を、アフイニテイク ロマトグラフイーで精製シタ。ウェスタンプロット法において、この抗体ハ、各 単離体中に含まれている見掛は上極めで大きいP。
ファルシパルムのポリペプチド(見掛けの分子量〉300.000) と強く反 応した(第9図C)。この極端な領域には正確なサイズマーカーがないが、FI RAの易動度はFC27のMr200.0005抗原よりもかなり低かった。D NAフラグメントの大きさの僅かな違いに関連していると思われたFIRAポリ ペプチドの大きさにおける単離体間の差異は検出されなかった(第9図C)。抗 体は、Mr>300,000分子のタンパク分解的開裂H[物り思われる多くの 小さいポリペプチドとも、弱く様々に反応した(第9図C)。ベクター吸収剤上 の同じ血、青から精製した対照抗体は反応しなかった(第9図T))。さらに、 他の抗原陽性クロ・−ンからの吸収剤上の同じ血清から精・持した抗体は、Mr >300,000 ポリペプチド以外のポリペプチド吉特異的に反応した(デー ターは記載せず)。
結論トして、FIRAは被検P、ファルシパルム各単離体中に発現される非常に 大きいポリペプチドであり、Fe12によって発現されたFIRAのアレルに対 する抗体とK l、およびNF7によって発現されたアレルとが交差反応すると いえる。
FIRAおよびそのm RN Aの位置および段階特異性 アフイニデイ精製ヒト抗体並びにクローンAg231またはA、g231科の一 員によって免疫されたマウスの血清は、成熟寄生虫(色素含有)、並びに未成熟 な(環状体、リング型の)寄生虫を含む細胞と反応した。
リング感染細胞上の螢光は不均一であり、寄生虫の限界を越えて分布している様 であった。従って、抗体と、固定化されていない寄生虫処理細胞1とを懸濁液中 で反応させた場合、あるいは、軽くグルタルアルデヒドで固定化し、風乾した寄 生虫処理赤血球の単一層とを反応させた場合には、赤血球表面で染色されて検出 されることはないが、FIRAは寄生虫の外方に出ていると思われる(12)。
この様に、FI RAの段階特異性は何故かRESAと類似している(2)。高 度に精製されたメロゾイトのm RN A から調製したcDNAと、配列した 133コロニーとのハイブリダイゼーションにより、さらに、RI’: S A との類似性が明らかになった。Ag231科の全メンバーがメロゾイトcDNA とハイブリダイズした。顕バナ点として、この配列中の他のクローンのみが、あ るいは、78抗原陽甘クローンに関する別個の配列中のクローンのみが、RES AをコードしているメロゾイトcDNAとハイブリダイズした(2,1.3)。
従ッテ、FIRAのm RN AおよびRESAのm RN Aは、それらが、 メロゾイト期においては極めて豊富化サレルP、ファルシパルム抗原のm RN  Aの間では一般的ではないといえる。
FIRA配列 Aha+[フラグメントを包含している染色体クローンを2g【10 にクロー ンしてAg231.5と命名し。
その完全な配列決定を行った。この遺伝子は介在配列を含有しでおり、全構造は 著しくRESAと似通っている。エクソン1はシグナルペプチドかもしれない( それは極めて短かいが)セグメント、次いで親水性アミノ酸、さらに32の非荷 電アミノ酸から成っている。
介在配列は、この比較的疎水性のセグメントと直接、隣接して存在している。残 余配列は反復性配列と、内部に点在している非反復性配列とのブロックで構成さ れている。全ての場合、反復性配列は13のヘキサマーのグループとして示され たが、これらの5′グループの大部分には、非−反復性配列が点在していない。
即ち、3つヘキサマーのブロックが存在する。、3′末端ノ欠失によってリンカ ー−Aha結合が変化したと思われるので、3′末端の構造は不確実である。
反復配列間の交差反応 Ag 231.6(FIRA)上でアフイニテイ精製したヒト抗体は、ELIS Aにおいて、Ag231.6上グナルをAgl :3. i、 7.5 (RE SA s’反復)上には何らのシグナルをも示さなかった(第10図)、、この 交差反応は、さもなくば別々の抗原における反復配列相互の類似性(ホモロジイ )と一致している。
組換えDNA分子、組換えDNAクローニングビヒクルおよびベクターの調製、 宿主細胞−クローニングビヒクルの組合わせ、並びに宿主細胞によるポリペプチ ドの発現は、国際特許出願APCT/AU84100016の明細書に記載され ている。この明細書ではまた、この様にして発現されたDNA分子およびポリペ プチドの血清学的診断、並びにプラズモジアに対する防御免疫を刺激するための 単価または多価ワクチンの製造における使用法についても詳しく記述されている 。これらの記述は本発明にも等しく適用し得るものであり、ここにそれらを引用 する、 引用分献 1、サンダ(Kemp、D、J、) 、 :]ぺ/l/ (Coppel 、  R,!−,) 。
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l)c、 / (B)旧。
FIG、 /(C)a。
Fyc、 /(C)、b。
155−m−・ F′/G、 7(8)、a。
/7ンc、、7(8)b。
Ftc、7(C)、a。
F/c、7(C)、b。
FI6.7σ〃、a。
国際7A!報告 ANNEXTQ丁HεINTERNATIONALSEAl’1ClIREPO RTONINTERNATIONAL APPLICATION No、PC丁 /AU 85100223

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.プラスモジウム・フアルシパムの抗原であつて、リング−感染赤血球表面抗 原(RESA)、フアルシパルム点在性反復抗原(FIRA)、およびそれらと 交差反応し得るその他のP.フアルシパルム抗原からなる群から選択される抗原 をコードしている塩基配列の全てまたは一部分に実質的に相当するヌクレオチド 配列を含有しているDNA分子。
  2. 2.該ヌクレオチド配列が、実質上、P.フアルシパルムのRESA抗原に対応 するP.フアルシパルムのポリペプチドをコードしている第1項記載のDNA分 子。
  3. 3.該ヌクレオチド配列が、実質上、P.フアルシパルムのFIRA抗原に対応 するP.フアルシパルムのポリペプチドをコードしている第1項記載のDNA分 子。
  4. 4.該ヌクレオチド配列が、実質上、第1図に示された塩基配列を含む配列の少 くとも一部によつて特性化される、第1項記載のDNA分子。
  5. 5.該ヌクレオチド配列が、実質上、第7図に示された塩基配列を含む配列の少 くとも一部によつて特性化される、第1項記載のDNA分子。
  6. 6.RESA抗原、FIRA抗原、並びにそれらと交差反応し得るその他のP. フアルシパルム抗原からなる群から選択されるP.フアルシパルムの抗原の抗原 性を示す少くとも1個のポリペプチドとして発現され得るヌクレオチドを含有し ているDNA分子。
  7. 7.発現コントロール配列と機能的に結合している第1項〜第6項のいずれかに 記載のヌクレオチド配列を含有している組換えDNA分子。
  8. 8.P.フアルシパルムの少くとも1個のポリペプチドまたはタンパク質の全て 、または一部を発現し得る組換えDNAクローニングビヒクルまたはベクターで あつて、発現コントロール配列と機能的に結合している第1項〜第6項のいずれ かに記載のヌクレオチド配列が挿入されている組換えDNAクローニングビヒク ルまたはベクター。
  9. 9.該ヌクレオチド配列および該発現コントロール配列がバクテリオフアージに 挿入されていることを特徴とする第8項記載の組換えDNAクローニングビヒク ルまたはベクター。
  10. 10.該バクテリオフアージがバクテリオフアージλAmP3であることを特徴 とする第9項記載の組換えDNAクローニングビヒクルまたはベクター。
  11. 11.第7項記載の組換えDNA分子、あるいは第8項記載の組換えDNAクロ ーニングビヒクルまたはベクターを含有している宿主細胞。
  12. 12.RESA抗原、FIRA抗原、およびそれらと交差反応し得るその他のP .フアルシパルム抗原からなる群がら選択されるP.フアルシパルム抗原の全て 、または一部の抗原性を示す合成ペプチドまたは合成ポリペプチド。
  13. 13.P.フアルシパルムのRESA抗原の全てまたは一部の抗原性を示すこと を特徴とする第12項記載の合成ペプチドまたは合成ポリペプチド。
  14. 14.P.フアルシパルムのFIRA抗原の全てまたは一部の抗原性を示すこと を特徴とする第12項記載の合成ペプチドまたは合成ポリペプチド。
  15. 15.RESA抗原、FIRA抗原およびそれらと交差反応するその他のP.フ アルシパルム抗原からなる群がら選択されるP.フアルシパルム抗原の抗原性を 示すポリペプチドをC−末端配列とし、それと融合する付加的なポリペプチドを N末端とすることからなる融合ポリペプチド。
  16. 16.付加的なポリペプチドが組換えDNAクローニングビヒクルまたはベクタ ーのDNAによつてコードされているポリペプチドである第15項記載の融合ポ リペプチド。
  17. 17.哺乳類のP.フアルシパルムに対する免疫応答を刺激するための組成物で あつて、RESA抗原、FIRA抗原、およびそれらと交差反応するその他のP .フアルシパルム抗原からなる群から選択されるP.フアルシパルム抗原の抗原 性を示す少くとも1個のポリペプチドと、薬学的に許容し得る担体とを含有する 組成物。
  18. 18.さらにアジユバントをも含有している第17項記載の組成物。
  19. 19.哺乳類の、P.フアルシパルム抗原に対する免疫応答を刺激するための組 成物であつて、RESA抗原、FIRA抗原およびそれらと交差反応するその他 のP.フアルシパルム抗原からなる群から選択されるP.フアルシパルム抗原の 抗原性を示す少くとも1個のポリペプチドとして発現され得るヌクレオチド配列 を含有しているDNA分子が挿入されたウイルスまたは微生物と、薬学的に許容 し得る担体とを共に含有している組成物。
  20. 20.哺乳類に第17項または第18項に記載の組成物を投与することからなる 、哺乳類の、P.フアルシパルムに対する免疫応答の刺激方法。
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