JPH02264731A - アイメリア膜結合タンパク質免疫原 - Google Patents

アイメリア膜結合タンパク質免疫原

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JPH02264731A
JPH02264731A JP2029754A JP2975490A JPH02264731A JP H02264731 A JPH02264731 A JP H02264731A JP 2029754 A JP2029754 A JP 2029754A JP 2975490 A JP2975490 A JP 2975490A JP H02264731 A JPH02264731 A JP H02264731A
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JP
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eimeria
protein
immunogen
immunogenic composition
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M Garnett Ann
アン エム. ガーネツト
J Turner Marvyn
マーヴイン ジエー.ターナー
Mark St John Crane
マーク エステー.ジヨン クレイン
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Merck and Co Inc
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    • C07K14/44Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans from protozoa
    • C07K14/455Eimeria
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P33/00Antiparasitic agents
    • A61P33/02Antiprotozoals, e.g. for leishmaniasis, trichomoniasis, toxoplasmosis
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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    • A61K39/00Medicinal preparations containing antigens or antibodies

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 コクチジウム病(coccidiosis)は原生動物
門の商量の1つである、コクチジウム(eoccidi
uo+)に属する多(の種の1つまたはそれ以上の感染
によってひき起される病気である。コクチジウムは細胞
内寄生体であり。
多(の宿主に感染することができ、そして羊、山羊、牛
、豚および家禽類の産業に重大な経済的損失を与えるこ
とがある。事実、アイメリア(Eimelia)種の感
染によって家禽類の産業は経済的に重大な損害を蒙って
きた。
なお、ここで家禽類とは卵や肉の供給源として有用な飼
育鳥を意味するものであり、経済的に重要なものとして
は鶏、七面鳥、あひる、がちょう、はろほろちょう、き
じ、鳩、くじゃく等が例示される。これらの飼育鳥の中
で最もコクチジウム病による経済的被害を受しづやすい
のは鶏である。また七面鳥、あひる、がちょう、はろほ
ろちょうにも被害が出る。コクチジウム病はまた鳥小屋
で生育さねているくじゃくやうずら類にも深刻な被害を
及ぼす。コクチジウム病は急性の場合は破滅的な集団死
を招きまた慢性の場合は体重が増加しなくなる。
家禽類はこの寄生体の成長期、すなわち。
胞子化接合子嚢(sporulated oocyst
 lを摂取することによってコクチジウムに感染する。
感染間、すなわち1神主(s’porozoit、e)
は腸に放出され、そ1:で急速に上皮細胞に侵入し、続
いて急速な細胞内無性増殖(シゾゴニー=schizo
gony)の数世代を経過した後、性分化と接合の段階
(ガメトゴニー: gamet、ogony)に入る。
これにより未熟接合子嚢が形成され、これは糞として排
せつされそしてそのあと細胞外胞子形成の過程(スボロ
ゴニー:sporognnylを経過して成熟接合子嚢
の世代となる。アイメリアのいずれかの種、すなわち、
アイメリア・アセルブリナ (E、 acervul 1nal 、アイメリア・ミ
バティ(E。
イメリア・プレアコクス(4匹匣cox)、アーイメリ
ア・ハガニ(fi、 I且肝」) 、アイメリア・ナク
トリクス(E、 naetrix)、アイメリア・マキ
シマ(E、 maxima)、アイメリア・ブルネッテ
4 (E、 burnetti) 、”アイメリア・テ
ネルラfE、 Lenellalのいずれかに低度感染
すると再感染に対する保護免疫が得られる。この寄生体
の成長には12ていどの異なる細胞型が含まれ、それぞ
れ形態学的かつ抗原的に区別される。これら細胞型の少
なくとも3つのものは宿主の体内で保護免疫応答を誘導
することが知られている。これについては下記文献が参
照される: Roseと He5kethの論文、Parasito
l、  73. 25−37ベージ(1976年)、 McDonald等の論文、Parasitoi、 9
3.17ペ一ジロ986年)、 BhanushaL iとLongの論文″Re5ea
rch 1nAvian Coccidiosis” 
Proc、 of the GeorgiaCocci
diosis Conf、、 Athens、 GA、
 IJSA、526−534ページ(1986年)。
神主の世代も第1、第2無性増殖世代も共に鶏に免疫効
果をもたらす抗原を含有していると思われる。
単一の主抗原からなるマラリア原虫 (Plasn+odium ハ江紅肛朋1のような他の
寄生体の神主表面とは異なり[5antoro等の論文
、 J、Biol、 Chew、 1583341−3
345(19831参照1.アイメリア、特にアイメリ
ア・テネルラ(E、 tenellalの神主表面は抗
原として複雑のようである[Wisherの論文、 M
o1. Biochem。
Parasitol、 21.7−15(1986)参
照10種虫押のこの寄生体は試験管培養できないから、
また、通常の生化学的分析のためならびに亜単位ワクチ
ン評価のためには大量の神主材料が必要であるから、こ
れら抗原の精製が問題となっている。ここで、亜単位と
はアイメリアのいずれかの種の生活間の1つまたはそれ
以上から単離された、あるいは組換えDNAの技術によ
って産生されたペプチド、ポリペプチドまたはタンパク
質であって、単独または他の類似のペプチド、ポリペプ
チドまたはタンパク質と組合せてワクチン接種した後で
家禽に保護免疫を誘発するようなペプチド。
ポリペプチドまたはタンパク質をいう0組換え抗原また
は免疫原はアイメリアの生活史の1つまたはそれ以上の
段階から単離されたペプチド、ポリペプチドまたはタン
パク質と同じであるか類似物であろう6免疫原とは体内
に導入された時に微生物に対する免疫をつくるためワク
チンとして使用しつるような1本来の免疫応答を刺激す
る物質と定義される。
免疫とは外来生物の侵害的または病原的作用あるいは外
来生物の産物の毒作用に対して非感受性になることを意
味する。保護免疫は体液性または細胞媒介性の免疫であ
りうる。
体液性免疫は体内のプラズマ、リンパおよび組織液に存
在し、そして細胞に付加しつる抗体を介してもたらされ
る特異性免疫である。
細胞媒介免疫はTリンパ球による特異性免疫である。な
お、抗原とは特異的に特定抗体と結合しつる物質と定義
される。
不活性アイメリア・テネルラ(E、 tenefla)
に対して製造されたモノクローナル抗体によって同定さ
れる可溶化アイメリア・テネルラ神主タンパク質は感染
性接合子嚢の攻撃にたいして鶏を保護することが判明し
ている(欧州特許願第135717号、5chenke
1等の出願)、同様の結果が同じ技術で製造されたアイ
メリア・テネルラのメロゾイト 1merozoites)によっても得られた(欧州特
許願第135073号、 5chenke1等の出願)
、アイメリア・テネルラ神主から免疫原タンパク質が単
離されている( MurrayとGa1uskaの米国
特許第4639372号)、シかし、いずれのポリペプ
チドがアイメリア・テネルラの攻撃に対して鶏を保護す
るのであるかは確定されていない。
組換えDNAの技術により免疫原アイメリアポリペプチ
ドの同定ならびにワクチン開発のだめに十分な量の該ポ
リペプチドの生産が可能となった。Newman等の欧
州特許願第164176号明細書にはl 7000ダル
トンと8000ダルトンの2つの亜単位からなる250
00ダルトンのポリペプチドがアイメリア・テネルラか
ら単離されたことが記載されている。この25000ダ
ルトンのポリペプチドはゲノムDNAクローンを使用し
た組換えDNAの技術によってつくられたものであり、
そしてアイメリア・テネルラに起因するコクチジウム病
に対して鶏を保護することが判明している。また、別の
免疫原アイメリア・テネルラボリペブチドがAnder
sonとMcCandlissの特許協力条約出願W 
086700528号明細書に開示されている。このペ
プチドは280のアミノ酸が配列されて構成されている
ものであり、組換えDNA技術により、接合子嚢ゲノム
DNAクローンと全接合子嚢mRNAから単離されたク
ローンとの両者から製造された。そして鶏をコクチジウ
ム病に対して保護することが判明している。さらに、C
1ark等はその論文[Mo1.and Bioche
+++。
Prasit、 22.79−87(1987) ]で
発現ベクターλan+p3を使用して大腸菌(Esch
erichia coli)内のアイメリア・テネルラ
(E、 tenella)からつくられたゲノムDNA
発現ライブラリーを最近開示している。アイメリア・テ
ネルラ免疫原を発現するクローンはつきとめられたが、
免疫原的作用について試験されたペプチドはない、アイ
メリア・テネルラ神主表面膜に各種の技術により標識を
つけて潜在的表面免疫原を特徴づけることが試みられた
[胃1sherの論文、[Mo1.and Bioch
em。
Parasit、 21.7−15(1986) 1.
抗−アイメリア・テネルラ抗体と反応した主表面ポリペ
プチドは下記の分子量範囲にあるものであった+ I 
l 3−96 ko、73−67に0.54−42kD
。37−32kD、18−14kD。
本発明は免疫原性を有する新規なアイメリア膜結合タン
パク質を同定し、精製しかつ特徴づけだものである。膜
結合タンパク質の細胞内位置は洗浄剤Triton X
114中でのその分離特性および疎水性糖脂質アンカー
(anchorlのタンパク質の一部分上に存在するこ
とによって特徴づけられる。洗浄剤相タンパク質に対し
て生成した抗血清は特異的にアイメリア種虫の表面と反
応する。このアイメリアタンパク質は家禽類をコクチジ
ウム病から保護することができる。
したがって、本発明の1つの目的は鶏をコクチリウム病
に対して免疫化するために用いることのできるアイメリ
ア種の新規な膜結合タンパク質を提供することである。
本発明のいま1つの目的は胞子化してない接合子嚢、胞
子化した接合子嚢および積出の膜と特異的に結合した免
疫原タンパク質を提供することである。
本発明のさらにいま1つの目的はこれらの膜結合免疫原
タンパク質を得る手段を提供することである。
本発明のさらにいま1つの目的は主として家禽類のコク
チジウム病の原因となるアイメリアに属する種に対して
保護作用を示すコクチジウム病ワクチンを提供すること
である。
さらにいま1つの目的はこのタンパク質免疫原を予防的
に投与するための組成物を提供することである。
本発明の上記ならびその他の目的は以下の記載からさら
に明らかになろう。
本発明は、天然のまたは組換えによって得られた、精製
された膜結合タンパク質免疫原、ならびに未胞子化また
は胞子化アイメリア接合子嚢あるいは積出と結合したそ
のタンパク質の微小異形型または亜単位免疫原型をベー
スとしたコクチジウム病ワクチンに関する。ここで天然
タンパク質とは宿主内の適当なアイメリア種によって生
産された完全な長さのタンパク質のことをいう、さらに
天然タンパク質という言葉は、タンパク質および最初か
ら糖脂質膜付着アンカーに結合していた付加炭水化物を
含むものと理解されたい[Lowの論文、Bioche
m、J、 244.1−13[1987)) 、組換え
により得るとは所望のタンパク質の遺伝子(gene)
の単離ならびに精製されたその遺伝子を所望のタンパク
質を過剰に生産するであろう細菌または他の細胞型を構
成するために使用することを意味する。亜単位免疫原型
とは本来の免疫原よりも少ないアミノ酸を有するもので
あるが、しかし免疫原の免疫作用個所は含有している免
疫原タンパク質、ポリペプチドまたは糖タンパク質の一
部分と定義される。また、本明細書でいう微小異形型と
は単一遺伝子産物、すなわち。
翻訳に続いて構造的に変更されたDNAの1つの遺伝子
単位から生産されたタンパク質のことをいう。ただし、
かかる構造的変更はそのタンパク質の免疫原作用になん
ら重大な変化をもたらさないものとする。このような変
更は寄生体の体内でも、また単離、精製の段階でも起こ
りつる。生体内の変更には、限定的ではないが、N−末
端のアセチル化、タンパク質分解、グリコジル化または
ホスホリル化などがある。タンパク質分解すなわちプロ
テオリシスにはエキツブロチオリシスが含まれる。この
場合には、1つまたはそれ以上の末端アミノ酸が順に、
酵素的に開裂して元の遺伝単位産物よりもアミノ酸の数
が少ない微小異形型がつくられる。さらにプロテオリシ
スにはエンドブロチオリシスも含まれ、この場合にはア
ミノ酸配列内の特定の位置でペプチドを開裂させるエン
ドプロテアーゼの作用による異形型が生じる。同様な変
形が精製工程においても起こり、微小異形型が生じる。
精製の間に起こる最も一般的な変化はタンパク質分解で
あり、これは通常プロテアーゼ抑制剤を使用することに
よって最少限におさえることができる。
本発明はさらに各タンパク質の遺伝情報の単離と精製、
および対応する免疫原タンパク質の発現方法に関する。
ここでいうポリペプチドまたはタンパク質とはアミド結
合により相互に結合されたアミノ酸の線状重合体である
。鎖の中のアミノ酸の配列がそのタンパク質またはポリ
ペプチドの生物学的機能の上で特に重要である。なお、
ここではポリペプチドとタンパク質は互換可能な言葉と
して使用されている。また、ここでいう免疫原とは動物
体内に入れられた時に本来の体液性右よび/または細胞
性免疫応答、すなわちその動物を特定の感染から保護す
る免疫を刺激促進するような分子または巨大分子のこと
である0本発明の場合では、免疫原はコクチジウム病を
ひき起こすアイメリアの感染から家禽類を保護する免疫
応答、すなわち体液性免疫、細胞性免疫または両者をも
たらす。
アイメリア接合子嚢は種類に応じて4乃至10日前に約
7.5xlO’個の胞子化(胞子を形成した)接合子嚢
で経口的に感染させた鶏の糞便または盲腸の内容物から
単離される。盲腸の内容物または糞はWaring B
lender混合器の蒸留水の中でタンパク質分解酵素
、好ましくはペプシンを使用して、約20mg/+++
l、pH2,0で消化される。破片とペプシンを蒸留水
の中の遠心分離で除去する。あるでいと純粋な接合子嚢
留分を約1.1モルのスクロース液中のフロチージョン
によって集める[Jacksonの論文、Parasi
tol、 54 、87−9311964)] 、そし
てさらに約5乃至6%濃度。
好ましくは5.25%濃度の次亜塩素酸ナトリウム水溶
液中で、4℃の温度で約10分間培養処理する。約pH
7,6の無菌リン酸塩緩衝食塩溶液(PBS)中で数回
法7て次亜塩素酸ナトリウムを除去すると精製された無
菌接合子嚢が得られる。リン酸塩緩衝食塩溶液(PBS
)に抗生物質/抗菌物質(Gibco)を加えた液中的
2xlO’/mlの接合子嚢は振動水浴内約29℃の温
度で約36時間放置すると胞子となる[ Edgarの
論文、 Trans、 A+s。
Micr、 Sac、 62.237−242 (19
5411。
神主(スポロゾイト)は胞子化接合子嚢からPatto
nと Brign+anの方法rParasito1.
65゜526−530 (1979) !’照1にDu
lskiとTurnerの変更[Avian Dise
ases、32.235−239(1988)参照lを
加えてつくられる。すなわち、胞子化接合子嚢なPB5
1ml当り約1xlo”細胞の割合で約3IIImのガ
ラス玉と一緒に振りまぜることにより破壊させる。胞子
前を約50%パーコール(Percol)中、約100
00xgで約1分間乃至約17600xgで約20分間
の密度勾配遠心分離で精製する。ベレットになった胞子
前、約1xlO’細胞/aIlをトリプシン約0.25
%、タウロデオキシコール酸約4%、 MgCt、 1
0ミリモルからなる包嚢脱出液に再懸濁して約41”C
の温度で約60分間培養する。放出された神主を約10
分間、7QOxgで遠心分離し、再度PBS内で洗い、
このベレットを約1xlo”細胞/mlの密度で約50
%のパーコールに再懸濁しそして再度遠心分離する。こ
の精製された神主をPESの中で洗って遠心分離で集め
る。
変形血糖タンパク質(VSGs)の単離のためおよびホ
スファチジルイノシトール特異性ホスホリパーゼC類似
作用物質 (P I PLC,T、 bruceiリパーゼ)の単
離のためにはCross等によりParasitol、
 71゜394−417 +19751に記載された。
抗原型111TaR1を示すトリバノゾーム、kuy巨
肥懸brucejのクローン細胞系統、およびMill
erとturnerによりParasitol、 82
.63−80(1981)に記載された、ILTaR1
血清デームが使用される[J、Biol、 Cheap
、 261.13813−13819(19861参照
1.トリバノゾームは[、anhamとGodfrey
の方法 [Exp、  Parasitol、  28
. 521−534(1970) 参照1により感染ラ
ットの血液から精製される。可溶性VSG (sVSG
)の標準製剤と脱型VSG (@fVsG)とはそれぞ
れCrossの方法[J、 Ce1l Biochem
、 24.79−90+1984) l と、Gurn
et、を等の方法[J、 Mol。
and  Biochem、  parasitol、
  20. 1−13(19861)により製造される
。活性トリバノゾームリパーゼを含有するT、 bru
ceiの半精製製剤はMITaTl、6 トリパノゾー
ムからあるいは適当な工、bruceiクローンから製
造される。トリバノゾームは約0.3ミリモルCa(:
1*中。
約1xlo”細胞/sslの密度、そして約0℃の温度
で約5分間溶解される。溶解物を約3000xgで約5
分間遠心分離し、その上澄み液を除去しそしてベレット
を、約0. 1ミリモルのNa−p−トシル−1−リジ
ンクロロメチルケトン(TLCK)と0.1ミリモルの
ジチオトレイトール(DTr)を含有している約10ミ
リモルのリン酸ナトリウム中に、約1x10”細胞7s
1に相当する密度で再懸濁する。この混合物を約37℃
の温度で約15分間培養し、その後約0℃まで急冷し約
1100Oxで約15分間遠心分離する。このベレット
を約2.5X10’細胞/ml相当の密度で、50モリ
モルN−2−ヒドロキシエチルピペラジン−No−2−
エタンスルホン酸(Hepes) 、 1ミルモルDD
T、0.1ミリモルT L CKの溶液中で2回洗い、
そして約1、00000 x gで約1時間遠心分離す
る。
このベレットをほぼ同じ体積、約3.3x10g細胞等
価物150ミリモルHepes 1 mlの密度、約p
H7,4,約1%のN−才クチル−〇−D−グルコピラ
ノシド(n0G)に再懸濁しそして再度的100000
xgで約1時間遠心分離する。最終的上澄み液は活性リ
パーゼを含有しており、これは使用前に約50ミリモリ
Hepes 、約pH7,4,約1%のnOGを含有す
る液で約1:lOに稀釈される。この留分をT、 br
ucei リパーゼという。
アイメリア溶解物は未胞子化接合子嚢または胞子化接合
子前約5 x 10 ’ /nglを水に懸濁しそして
直径的3mmのガラス玉と一緒に渦巻ミキサーを使用し
て室温で約5分間攪拌することによって製造される。こ
の懸濁物を接合子嚢と胞子嚢が完全に破裂されているか
否かを顕微鏡で調べ、必要ならば、さらに5分間撹拌し
て完全に溶解させる。神主は約4x10”/mlの密度
で水に懸濁して超音波破壊で溶解させる8 抗−交差反応決定因子(CHD)抗体はうさぎにPBS
約250uj2中精製ILTat1.25sVSG約1
mgを注射することにより得られる。これを許容アジュ
バントで均質化し、1匹またはそれ以上のうさぎの背中
の複数個所に皮下注射する。約2週間後に、PBS約2
50u9中5VSG約1 mg(7)液の2回目の注射
を行なう、最後の注射の2週間後に血液を採取しそして
標準方法で血清を単離する。この血清を集めpH約8.
0のホウ酸塩0.1モル溶液でl:1の割合で稀釈しそ
してReacti Gel 6X(Pierce Ch
emicals社)に結合されたMITatl、6sV
SGの異種構造5VSGカラムに通す。貫通流を廃棄し
そして抗−CHD抗体をpH約2.4.約0.1ミリモ
ルのグリシン−HCl溶液を使用して溶離する。この抗
体はウェスタンブロッティング(Western bl
ottinglのために約1=50に稀釈して、約4u
g/mlの量で使用される。
アイメリア未胞子化接合子嚢、胞子化接合子嚢および神
主の溶解物の約2μβを T、 bruceiリパーゼで処理する。この溶解物を
約10%のnOG、 1ミリモルのフェニルメタンスル
ホニルフッ化物(PMSF) 、10ミリモルのTLC
Kを含有するpH7,4の約500ミリモルのHepe
sからなる緩衝液約2μβと混合する。1xlO”細胞
に相当するリパーゼを溶解物に添加して、約37℃で約
20分間培養する。培養に続いて各試料にLaea+m
liサンプル緩衝液(後記参照)を添加しそして3分間
煮沸する。この後、Laem厘11の方法(Natur
e 227.630−684(1970)]により7乃
至20%のアクリルアミドを含有する勾配ゲル上でドデ
シル硫酸ナトリウム(SD(:)ポリアクリルアミドゲ
ル電気泳動(PAGE)を行なう、電気泳動実施後、タ
ンパク質な染料、コオマシーブリリアントブルーR (Coomassie Br1lliant Blue
 R)で染色して特性化するかまたはニトロセルロース
に移し1次ぎに抗体を使用して検出を行なう、後者の方
法はTowbin等の方法によるウェスタンブロッティ
ングとして当技術分野で公知である[ Proc、 N
atl、 Acad、 Sci、 USA、 430−
435 (1979)参照1.移転された溶解物をVS
G糖脂質アンカーの炭水化物部分と特異的に反応する抗
CRD抗体と反応させる。結合抗体は (11111]
タンパク質A (Amersham)約1x10’カウ
ント/分/ nil、 30 mci/mgタンパク質
の添加とそれに続くオートラジオグラフィーによって検
出される。溶解物はすべて抗CRD抗体と結合しつるが
、結合は溶解物をT、 brucei リパーゼで処理
した後においてのみ起こる。
アイメリア抗CRD結合タンパク質の疎水性を試験する
ため、溶解物をBordierの方法[J、 Biol
、 Che+++、 256.1604−1607(1
981)]によりTriton X114中で相分離さ
せる。この方法はTriton X114の曇り点で疎
水性タンパク質の大部分を含有する洗浄剤豊富留分と親
水性タンパク質の大部分を含有する洗浄剤貧乏留分とが
形成されるという利点がある。未胞子化または胞子化接
合子嚢の溶解物的2.5xlO’細胞/musよび神主
の溶解物約2x10’細胞/mlを約1%の予備濃縮T
ritonX114 、約lミリモルのTris、pH
約7.4.約150ミリモルのNaC1および約lミリ
モルのPMSFを含有する液中、約0℃の温度で約1時
間培養する。培養後、試料を約1 oooooxgで約
1時間遠心分離してその上澄み液を集める。このTri
ton X114上澄み液を約10ミリモルのTris
、pH7,4と150ミリモルのNaC1を含有してい
る約6%スクロース溶液の等最上に慎重に層展開させる
かまたはさらに処理を行なわずに培養する。約30℃の
温度で約15分間培養すると曇った溶液となる。この溶
液から約1000xgで約15分間の遠心分離により相
分離させる。3つの相留分を集める。すなわち、最上の
水性相と、中間のスクロース相と、底の洗浄剤相の3つ
である。スクロースを使用しなかった場合には中間相は
存在しない、各留分を約4@量の水冷アセトンで沈殿さ
せそして5O3−PAGEとウェスタンブロッティング
による分析のための準備をする。
抗血清はアイメリア種虫の洗浄剤相の内容物に対して製
造される。免疫化処置の開始前に抗体産生動物、好まし
くはうさぎから血液を採取しそして前免疫血清を単離し
て対照の目的で保存する。複数のうさぎに上記の洗浄剤
槽タンパク質免疫原を複数回免疫化注射する。1回につ
きタンパク質約20μg乃80μg、好ましくは約50
μgを注射する。最初の免疫化注射は許容アジュバント
を使用して1通常は免疫原とアジュバントを等量使用し
て行なう、許容アジュバントの例は完全フロインドアジ
ュバント、不完全フロインドアシュバンド、ミョウバン
沈殿物、 Car nebacterium 巳■叩とtRNAを
含有する油中水型エマルジョンなどである。完全フロイ
ンドアジュバントを最初の免疫化のために使用するのが
好ましい、その後の増強免疫化の場合にはすべて不完全
フロインドアジュバントが好ましい、最初の免疫化はエ
マルジョン約1mlをうさぎの背中の複数個所に皮下注
射することにより行なわれる。同じ量の免疫原を使用し
て行なわれる増強免疫化は約1ケ月の間隔でそして各う
さぎの血清に十分なレベルの抗体が存在するようになる
まで続けられる0通常は、約30日乃至90日である。
採血して公知方法で血清を単離する。 TritonX
114洗浄剤相内に見出されたコクチジウムタンパク質
に対して得られた抗血清を抗TX114Bとよぶ、うさ
ぎ抗TX114B抗血清は未胞子化または胞子化接合子
嚢および神主からの抗原を使用したウェスタンブロッテ
ィング分析によって特性化され、神主を使用する間接免
疫フルオレセンスのために使用される。また、fI虫を
使用し7た凝集検査によって特性化される。ここで、抗
原とは抗体と結合しつる物質と定義される。上記のごと
き免疫原は特定の抗体を特性化するために使用された場
合には抗原と考えられる。
アセトンで沈殿させたアイメリア未胞子化または胞子化
接合子嚢の相分離溶解物はnoGl%を含有するpH7
,4のHepes 50ミリモル溶液中に再懸濁される
(約1xlO’細胞/20μ2に相当)、水性相、中間
相、洗浄剤相はT、 bruceiリパーゼ(約5 B
 i! )で処理されそして5DS−PAGEおよびウ
ェスタンブロッティング分析によって分析される1積山
試料も同様方法で、ただし約8x106細胞/20μn
+L相当を使用して調製される。これら3つのすべての
段階からの抗CRD結合タンパク質の大部分は底の洗浄
剤相に集められる。
上記溶解物をトリバノゾームリバーゼで処理すると疎水
性CRD担持タンパク質が水溶性分子に変化する。溶解
物はリパーゼ処理にかける前または後でTriton 
X114処理にかけられる。抗CRD抗体によるウェス
タンブロッティング分析の結果は、リパーゼを相分離の
前に添加した場合には、CHD保有保有タンパク一番上
の水性相内に見出され、そしてリパーゼを相分離の後で
添加した場合には、同じタンパク質が洗浄剤槽内に見出
されることを示している。抗CRD抗体を抗TXl14
B抗血清に換えると、抗TX114Bによって認知され
るタンパク質のほとんどは、リパーゼ処理を相分離より
先に行なった場合には水性相に移行する。これらタンパ
ク質は抗CRD抗体によって認知されるタンパク質と共
に移動するから、抗TX114Bによって認知されるタ
ンパク質のほとんどは糖脂質保有タンパク質であると結
論される。
抗CRD抗体と抗TX114B抗体の両方と反応しつる
アイメリアタンパク質の分子量と等電点が決定された。
分子量は5DS−PAGE分析、ニトロセルロースへの
移転、適当な抗体を使用したウェスタンブロッティング
による免疫検査によって決定された。適当な分子量制御
も含まれる1等電点はO’Farrellの方法[J、
 Biol、 Chell、 250.4007−40
21(197519照1にGroppiの方法[Mo1
.Pharmacol、 18゜429−437 (1
980)参照1に類似の変更を加えて二次元ゲルのウェ
スタンブロッティングによって決定された。これらの決
定操作に必要な抗体は上記した方法で製造された。この
方法で決定された結果は後記の表2に示されている。
間接的免疫フルオレセンス検査は熱不活性化した抗TX
114B抗血清を約l:50の割合で稀釈し、最終体積
を約200μβとしたものを生きている精製神主約5x
lO’とP B S中牛血清アルブミンL(BSA)約
0.05%(W/V)の液中、約4℃の温度で約1時間
反応させることにより実施される。この神主をPBS中
0.05%BSA溶液で3回洗浄しそして各洗浄の間に
約4℃の温度で約10分間、1000xgで遠心分離し
てペレット化する。洗浄された積出を約2.5%のホル
ムアルデヒド溶液で約5分間固定し、PBS中約0.0
5%のBSA溶液で2回洗浄しそして約1:15に稀釈
したフロオレスセイン共役やぎ抗ウサギI g G (
MiltesLaboratories製品)を使用し
約4℃の温度で約30分関東色する。PBS中約0.0
5%のBSA溶液で3回洗浄した後1種虫を遠心分離で
集めて約50ミリモルTris−HCI中約66 %(
V/V)グリセリンのpi約9.0の溶液的25B 1
2に再懸濁し、位相顕微鏡または蛍光顕微鏡で観察する
。抗−TX114B抗体で処理された積出は細胞面上に
拡散染色模様を示し、他方、前免疫血清はなんらバック
グランド免疫蛍光を現さない。
抗−TX]14B抗血清はア、イメリア神主を凝集させ
るように見えるので、抗体作用が免疫蛍光検査で確認さ
れた場合には、その抗血清を凝集作用について試験する
。凝集検査はリンボ(Linbo) 96丸底区画マイ
クロタイター皿を使用して実施される。イーグルの最少
必須媒質(MEM)に稀釈した熱不活性化抗血清と精製
神主約2xlO’細胞/区画との混合物的0.1mlを
二重に接種しそして約4℃の温度で約1時間培養する。
培養後、各区画にゲルタールアルデヒドの最終濃度が約
0,5%となるMEM中グルクールアルデヒド溶液約0
.01m1を加えそして各区画の内容物をカウンター、
Coulter counter ZBI型を使用して
数える。前免疫およびTXl14B血清の凝集力価曲線
は第1図に示されている。免疫血清は精製稚虫を強力に
凝集する。
上記により得られた洗浄剤豊富留分を糖脂質複合タンパ
ク質の単離と精製のために使用する。タンパク質的5a
+gのアリコートをアセトンのごときケトンを使用して
沈殿させる。
すなわち、洗浄剤豊富留分約1容量部に対して冷アセト
ン約4容量部を使用して約−20℃の温度で一晩沈殿さ
せ、約10000xgで約15分間遠心分離してペレッ
ト化する。
このペレットを緩衝液Aに再懸濁する。この緩衝液は0
,05%のTXlooを含有するpH6,9のB15−
Trisすなわちビス[2−ヒドロキシエチル]イミノ
ートリス−[ヒドロキシメチル]−メタン約4o+1か
らなる。不溶物を約13000xgで約2分間遠心分離
して除去する。そして上澄み液を陰イオン交換高性能液
体クロマトグラフィー(HPLC)にかける、タンパク
質をバイオゲルTSK、DEAE−5PWカラム (Biorad)に通じそして0.05%のTXloo
を含有するpH5,8のB15−Trisの100ミリ
モルで溶離する。集めた留分アリコートなLaem■l
iの方法によりポリアクリルアミドゲル電気泳動によっ
て分析しそして銀染色してそのタンパク質の数と分子量
を確定するかあるいはニトロセルロースに移転して抗C
RD抗血清で検査してその糖脂質を有するタンパク質を
同定する。主要糖脂質複合タンパク質の数と分子量がこ
れにより確認された。糖脂質複合タンパク質を含む留分
はタンパク質配列を調べるためまたは特定抗体の製造の
ために使用される。
ニトロセルロースに移された試料を抗体処理に先立ちT
、 brucei リパーゼで処理する。
ニトロセルースをEDTA約5ミリモルと塩化ナトリウ
ム約150ミリモルを含有しているpH約7.4.約5
0ミリモルのTris−HC1緩衝液で洗う、このセル
ロースをpH約7.3.約20ミリモルの1(epes
で洗浄しそして過剰の緩衝液を吸い取って除く、リパー
ゼ(前記のT、 bruceiリパーゼ)を約1%のn
−オクチルグルコシド1nOG)を含有する。
約20ミリモルのHepes 、 pH7,3のHep
es/nOGで1=10まで稀釈し全量を約3miとし
そして上記のニトロセルロースと一緒に泡のないプラス
チックの袋に封入する。これを時々撹拌しながら約3γ
℃の温度で約2時間培養する。リパーゼを捨てそしてニ
トロセルロースを抗CRD抗体で検査する。このカラム
留分内のタンパク質の部分集合の糖脂質の性質が確認さ
れる。
4つの主要糖脂質複合タンパク質のうちの1つ、26k
Dのものは根株ゲルによって示されるようにカラム留分
として純粋な形で得られる。このタンパク質は直接にア
ミノ末端配列分析のために使用される(表3)、そして
このタンパク質は鶏をコクチジウム病の感染から保護す
ることができる(表4)。
ポリアクリルアミドゲル電気泳動によって分離された精
製糖脂質複合クンバク質はタンパク質特異性抗体を製造
するために使用される。電気泳動に続いて、そのゲルを
20%メタノールと7%酢酸中コマジーブリリアントブ
ルーR約0.1%の溶液で染色しそして約20%のメタ
ノールと7%酢、酸で色を抜く。
関心のあるバンド域を切取り、凍結乾燥で乾燥し、リン
酸塩緩衝食塩水PBSの0.5ml中に浸して軟らかく
する。各0.5mlのアリコートにタンパク質約3乃至
15μgを使用する。この精製されたタンパク質をアジ
ュバントと混合して上記したように動物に皮下注射する
。それらの動物にさらにブースター注射をしそ、して前
記したように抗血清を採集する。
精製糖脂質複合タンパク質のアミノ末端アミノ酸配列の
解析は実質的に粉子の方法[J、  Biol、  C
hew、  262. 10035−10038 (1
987)]によって行なわれる。すなわち、32kDタ
ンパク質と29kDタンパク質の試料をLaemml 
rの方法により7乃至20%ポリアクリルアミドゲル上
に分離させる。このゲルを移転緩衝液(Capsすなわ
ち3−[シクロへキシルアミノ]−1−プロパンスルホ
ン酸約lOミリモル、メタノール約lO%、DDT約5
ミリモルからなる)に約5分間浸漬しそして約0.5ア
ンペアの電流で約1時間半電気泳動によりポリビニルニ
フッ化物(PVDF)膜(Immobilion、 0
.45g 14細孔、Millipore)に移転させ
る。このPVDF膜を洗い、コマジ−ブリリアントブル
ーRで染色し、色抜きして洗浄しそして自然乾燥する。
関心バンド域を切取りそして配列を調べる。
上記により得られた天然または組換えによるアイメリア
膜結合免疫原の免疫投与量を家禽に投与する。免疫原の
鶏への投与は経口的または非経口的に実施されつる。ま
たは卵の殻を通して鶏の胚に接種してもよい、これらの
いずれかの経路による免疫原の投与は免疫原のみを与え
ること、および生理学的に許容される媒質を使用した溶
液または懸濁物として免疫原を与えることを包含する。
生理学的に許容される媒質の例を非限定的に例示すれば
生理食塩水、リン酸塩緩衝食塩水、リン酸塩緩衝サリン
グルコース、緩衝サリンなとである。非経口投与法の例
としては特に、筋肉的注射、腹膜的注射、皮下注射およ
び静脈注射などが本アイメリア膜結合免疫原の導入に適
当な方法として例示される。経口的に投与される免疫原
は水性溶液または懸濁物の形態でありうる。懸濁物は、
たとえば、ゼラチンやアルギン酸塩からなるゲルに本免
疫原を佇在させたものでありうる。経口的に投与される
免疫原はまた飼料の中に配6合することもできる。胚形
成された卵に1種またはそれ以上のアイメリア免疫原の
免疫量を注射して免疫化することもできる。筋肉内また
は皮下ワクチン接種の場合は、免疫原は許容されるアジ
ュバントと一緒に与えることもできる。許容されるアジ
ュバントの例を非限定的にあげれば、完全フロインドア
ジュバント、不完全フロインドアジュバント、複合エマ
ルジョン、無水油類、ミョウバン沈殿物、 Car nebaeterium L■すとt−RNA
を含有している油中水型エマルジョンなどである。好ま
しいアジュバントは免疫原がアルヒドロゲル口のごとき
水酸化アルミニウムと共に沈殿させたミョウバン沈殿物
である。鶏をアイメリア膜結合タンパク質免疫原で免疫
化するとコクチジウム病に対する免疫が得られる。
保護免疫は約1.Ong乃至100μg、好ましくはl
oong乃至lOμgの投与により達成される。
以下、本発明を実施例によってさらに説明する。なお、
本発明はこれら実施例によって限定されるものではない
鶏に約7.5xlO’個のアイメリア・テネルラ(E、
 tenella)胞子化接合子嚢な経口的に感染させ
た。感染7日後に寄生体を盲腸から採集した。未胞子化
接合子嚢をJacksonの方法(前記Jackson
の論文、1964年)によって製造した。簡単に説明す
ると、盲腸の内容物を均質化しそして37℃の温度でペ
プシン(20vag/ ml、 pH2,0)で処理す
る。この未胞子化接合子嚢なペレット化しく170◎x
gで10分間遠心分離)そしてこれを1モルのスクロー
スに再懸濁する。遠心分離(1700xgで10分間)
後、浮遊接合子嚢層を水に再懸濁してペレット化する(
1700xgで10分間遠心分離)、このベレットを水
中で洗いそして5.25%次亜塩素酸ナトリウム冷水溶
液に再懸濁する。氷上で10分間培養後、5回水洗して
次亜塩素酸ナトリウムを除去する。この未胞子化接合子
嚢を最終的にリン酸塩緩衝食塩水(PBS)に再懸濁す
る。この細胞[PBSプラス抗生物質/抗菌物質(Gi
bcol中約2xlO’/mllを連続撹拌しながら2
9℃の温度で36時間培養して胞子形成させた。
稚虫はPattonとBrigmanの方法[para
sitol、  65. 526−530(1979)
  ]  にDulskiとTurnerの変更[Av
ian Diseases、32,235−239(1
988)]を加えて胞子化接合子嚢からつくられた。す
なわち、胞子化接合子嚢をガラス玉と一緒に振とうした
(直径3mmの玉、細胞数はPBS1ml当り約1xl
O”)、胞子嚢を約50%パーコール(Perc’ol
l中の密度勾配遠心分離(マイクロファージではl O
OOOxgで1分間あるいはサイズにより17600x
gで20分間)で精製した。ペレットになった胞子嚢(
l x l O’細胞/ml)を包嚢脱出液(0,25
%トリプシン1. G i−b c o t4%タウロ
デオキシコール酸、10ミリモルMgC1,)に再懸濁
して41”Cの温度で60分間培養した。放出された稚
虫を10分間。
700xgで遠心分離してペレット化し、再度PBSで
洗い、このペレット(lxlo”細胞/ml)を50%
のパーコールに再懸濁しそして上記と同様にパーコール
を介して再度遠心分離した。最後に、ペレット化された
稚虫をPBSの中でもう一度洗った。
!鼻当ユ トリパノゾーム、VSG精製およびリパーゼ使用された
トリバノゾームはCross等によりParasiLo
l、 71.394−41H1975)に記載されたク
ローン抗原型M I T a R1およびMiller
とturnerによりParasitol、 82.6
3−80(1981)に記載されたILTaR1血清デ
ームであった。トリパノゾームはLanhamとGod
freyの方法[Exp、 Parasitol、 2
8.521−534(1970) ]により感染ラット
の血液から精製された。
5VSGとmfVSGの標準製剤はそれぞれCross
の方法(J、 Ce1l Biochem、 24.7
9−90(1984) ] とGurnett等の方法
[J、 Mo1. andBiochem、 para
sitol、 20.1−13(1986) ]により
製造された。活性トリバノゾームリバーゼを含有する半
精製製剤はMITaTl、6トリバノゾームから(ある
いは適当なT:、 bruceiクローンから)製造さ
れた。トリバノゾームは0.3ミリモルCaC11中、
1xlO’細胞/mlの密度、そして0℃の温度で5分
間溶解された。溶解物を3000xgで5分間遠心分離
し、そのベレットを、0.1ミリモルのTLCKとO,
1ミリモルのDTTを含有している、pH8,0の10
ミリモルリン酸ナトリウム中に、1xlO’細胞/ml
に相当する密度で再懸濁した。この混合物を37℃の温
度で15分間培養し、その後0℃まで急冷し10000
xgで15分間遠心分離した。このペレット(2,5x
 10 ”細胞/n+1相当)を50モリモルHepe
s 、  1ミリモルDDT。
0.1ミリモルT L CKの溶液中で2回洗い、そし
てl OOoooxgで1時間遠心分離した。このベレ
ット(3,3xlO’細胞/ml相当)をnOG 1%
含有のpH7,4の50ミリモルHepes中に再懸濁
しそして再度100000xgで1時間遠心分離した。
最終的上澄み液は活性リパーゼを含有しており、これは
実験に使用する前に約50ミリモリ、pH7,4かつ1
%のnOGを含有するHepes液で約1:10に稀釈
された。
実施例2からの精製ILTat1.25S V B G
を使用してうさぎに体内で抗体をつくらせた。すなわち
、PBS (250μg、)中1mgの5VSGを完全
フロインドアジュバントで均質化しそしてうさぎの背中
の複数個所に皮下注射した。約2週間後に、PBSの2
50uff中のsVSG(1mg)の2回目の注射を行
なった。さらに2週間後に血液を採取しそして標準方法
で血清を単離した。この血清を集めplt8.0のホウ
酸塩0.1モル溶液でl:1の割合で稀釈しそしてRe
actjGel 6X (Pierce Chemic
als社)に結合されたMITatl 6sVSGの異
種構造5VSGカラムに通した0貫通流を廃棄しそして
抗−CHD抗体をpH2,4の0.1ミリモルのグルシ
ン−1ICI溶液を使用して溶離した。この抗体はウェ
スタンブロッティング分析のために1=50に稀釈して
(4μg/+1.)使用した。ウェスタンブロッティン
グはドデシル硫酸丈トリウムーポリアクリルアミドゲル
(S D S −P A G E )で分離されたクン
バク質で実施された。7乃至20%のSDSポリアクリ
ルアミドゲルはLaem+nliの方法[Nat、ur
e 227.630−684(1970)]によって製
造された。電気泳動後、ゲルをコマジ−ブリリアントブ
ルーRで染色するかまたはニトロセルロースに移転し、
そして次ぎに抗体を使用して検出を行なう[Towbi
n等の論文、 Proc。
Nat’1.Acad、 Sci、 USA 76、4
350−4354(1979)参照1.タンパク質を水
冷へツファー装置(Hoeffer 5cientij
j、c In5trua+ents社、サンフランシス
コ市所在、製品)へ0.2アンペアで16時間かけて移
す。結合した抗体は+21+1タンパク質A CAME
R3HA&1.  l x l O’cpm/ ml、
30n+Ci/Hタンパク質)を使用し、オートラジオ
グラフィーによって検出された。
実−施例4 アイメリア・テネルラ(E、 tenellalタンパ
ク質はT、 1)ruにei VSGのCRDと共通な
決定因子を  している T、 hrucei リパーゼで処理された実施例1か
らのアイメリア・テネルラの未胞子化接合子女、胞子化
接合子女および積山の分解物を実施例3からのうさぎの
抗CRD抗体(これはVSG糖脂質アンカーの炭水化物
部分に対抗する)を使用してS D S −P A G
 Eおよびウェスタンブロッティング分析にかけた。抗
体に結合された各段からのタンパク質の部分集合はT、
 brucei V S GのCRDと共通な決定因子
を所有する多数のタ2ンバク質が存在することを示した
。糖タンパク質がリパーゼ処理の前では抗体と結合しな
いという事実はVSGの研究結果と一致する[Card
oso deAlmeidaとTurnerの論文、 
Nature 302.349−352 f19831
参照1.コマシーブルー染色模様の点でトリパノゾーム
で処理したまたは処理しないアイメリア・テネルラ溶解
物を比較した場合なんらの差異も見られなかった。
実m互 水中5 x l O’ / mlの未胞子化接合子嚢ま
たは胞子化接合子嚢(実施例1からのもの)をガラス玉
(直径3 mm)を加えて室温で5分間渦巻撹拌した。
この溶解物を接合子嚢および胞子嚢の壁が完全に破壊さ
れているか否かを顕微鏡で調べそして、必要な場合には
さらに5分間渦巻撹拌して完全溶解させる。溶解物は後
で使用するため一70℃で凍結させてあく。稚虫(水中
4X10”/+al)を超音波破壊(Branson 
5onifier使用、20パワーユニツトにセット、
20秒、50%ON時間)により溶解しそして後で使用
するため一70℃で凍結した6 アイメリア・テネルラのタンパク質を Bordierの方法[J、 Biol、 Chew、
 256.16041607 (19811]によりT
riton X114中で相分離させた。未胞子化また
は胞子化接合子嚢の溶解物(2,5xlO’細胞/ml
)および稚虫の溶解物(2xlO’細胞/m1)を1%
予備濃縮Triton X114 、 10ミリモルの
Tris。
pH7,4,150ミリモルのNaC1および1ミリモ
ルのPMSFからなる液中氷上で1時間培養した。培養
後、試料を100000xgで約1時間遠心分離しベレ
ットを捨てた。上澄み液をlOミリモルTr i s、
 pH7,4と150ミリモルNaC1を含有している
6%スクロース液の等最上に慎重に層展開させるかまた
はさらに処理を行なわずに培養した。30℃の温度で1
5分間培養して洗浄剤ミセルな形成させそしてl OO
Oxgで15分間の遠心分離により相分離させた。3つ
の相留分を集めた。すなわち、最上の水性相と、中間ス
クロースクツション相および底の洗浄剤相の3つである
。スクロースを使用しなかった場合には中間相は存在し
なかった。各留分を約4倍量の水冷アセトンで沈殿させ
そしてゲル電気泳動のために準備した。
疎水性タンパク質は洗浄剤豊富槽内に集りそして親水性
タンパク質は上側の水性相に集る傾向があった。テスト
された3つの段すべてからの抗CRD結合タンパク質の
大部分は予期されたごとく一番下の洗浄剤相に集められ
たと思われる。適当なリパーゼが存在しない場合、すべ
ての抗CRD結合タンパク質は疎水性であるはずである
VSGの糖脂質アンカーと共通なエピトープを保有する
糖タンパク質は洗浄剤ミセルに集るが、しかしそれはこ
の留分に見出されるタンパク質のすべてではない、胞子
化接合子嚢および稚虫の場合、洗浄剤可溶性抗CRD結
合タンパク質はコマシーブルーで染色されたゲルで観察
されるバンド域の高い割合を占めていると思われる。未
胞子化接合子嚢の場合では、抗CRD結合タンパク質は
洗浄剤豊富槽内の全タンパク質の小部分である。相分離
の前にリパーゼが添加された場合には、CHD保有タン
パク質は最上の水性相内に見られる。 リパーゼ処理を
相分離の後で行なうと同じタンパク質が洗浄剤槽内に残
る。洗浄剤に富むTriton X114留分にかかわ
るタンパク質は疎水、性でありそして膜結合していると
思われる。
実m旦 相分離前または後でT、 bruceiリパーゼで処理
されたアイメリア・テネルラ溶 物 アイメリア・テネルラの未胞子化接合子嚢、胞子化接合
子女および稚虫を前記のごとく水中で溶解した(未胞子
化および胞子化接合子嚢は5 x 10 ’/m1.種
虫は4積重O”7m11.10%nOGとlOミリモル
TLCKを含有するpH7,4の500ミリモルHep
esの100μβを各溶解物に添加した。各溶解物から
1つのアリコート(80μ!2)を取り。
T、 bruceiリパーゼの20μ2と混合した(第
1セツト)、第2のアリコート(80μ2)を各溶解物
から取りI%nOGを含有する50ミリモルHepes
の20μ2と酵素なしの対照として混合した(第2セツ
ト)、これらのアリコートな30℃の温度で30分間培
養し、その後lOミリモルのTris、pH7,4,1
50ミリモルのNaC1および1ミリモルのPMSFを
含有している1%Tri tonX114の2mlと混
合した。この試料を氷上で1時間培養し、l Oooo
oxgで1時間遠心分離しそして上澄みを集めた。各上
澄み液を10ミリモルTr i s、 pH7,4と1
50ミリモルNaC1を含有している6%スクロース液
の等量上に慎重に層展開させ、30℃で15分間培養し
そして遠心分離(1000x gでi5分間)で相分離
させた。3つの相留分を集めた。すなわち、最−Fの水
性相と、中間スクロース相と底の洗浄剤槽の3つの留分
を集めた。水を加えて容量を等しくし、そして約4倍量
の水冷アセトンを添加して沈殿させ、−20℃の温度で
一晩培養し、loooOxgで15分間遠心分離した。
第1セツトからのベレットを1%nOGを含有するpl
!7.4の50ミリモル14 e p e sに再懸濁
しそして同じ緩衝液20μ!で処理した。第2セツトか
らのペレットは1%nOGを含有するpH7,4の50
ミリモルHepesに再懸濁しそしてT、 bruee
iリパーゼ2OL1gで処理した。30℃で30分間培
養した後、等量の1.aenunli試料緩衝液を各試
料に添加してPAGEの準備をした。
各試料の20%を各トラックに負荷し、タンパク質をニ
トロセルロースに移し、抗CRDまたは抗丁X114B
で検査した。
抗CRDによる検査データは相分離の後で溶解物がリパ
ーゼ処理された場合には疎水性糖脂質複合タンパク質は
洗浄剤槽に見出されることを示している。これに対し、
リパーゼ(これはそれらタンパク質の暉水性性質を変え
る)が相分離の前に添加された場合には該タンパク質は
水性相内に見出される。抗TX114Bで検査されたも
のはきわめて類似したパターンを示し、TXl14Bの
タンパク質の大部分が糖脂質と複合していることを示唆
している。(実施例7参照) 実施例7− 抗TX114B  血 の製造と使用 抗血清が神主からの洗浄剤槽の内容物に対して製造され
た(実施例5参照)。この製造は完全フロインドアジュ
バント中のタンパク質の50μgをうさぎの背中の複数
個所に皮下注射し、さらに30日l890日1に不完全
フローインドアジュバント中50μgのタンパク質を補
強注射することによって実施された。これにより得られ
た抗血清を抗TX114Bとよぶ。
抗TXl14B抗血清が実施例5で製造されたものと同
様なゲルのプロッティングのために使用された。その結
果は、抗1’X114Bによって認知される胞子化接合
子嚢および神主内のタンパク質のほとんどは、リバーぜ
処理を相分離より先に行なった場合には水性相に移行す
ることを示す。これらタンパク質は抗CRD抗体によっ
て認知されるタンパク質と共に移動するから、抗TX1
14Bによって認知されるタンパク質のほとんどは糖脂
質保有タンパク質であるといえる。
肌1匹狡IJ才し梵2Δ うさぎの抗TX114B血清を56℃の温度で30分間
熱不活性化しそして1:50の割合で稀釈して最終体積
を約200uf2とし、これに生きている精製神主(5
xlO’)を加え、PBS中0.05%BSAの溶液中
4℃の温度で1時間培養した。この神主をPBS中0.
05%BSA溶液で3回洗浄しそして各洗浄の間に10
分間、l 000xgで遠心分離してベレット化した。
この神主を2.5%ホルムアルデヒドで5分間固定し、
PBS中0.05%のBSA溶液で2回洗浄し、そして
稀釈したフロオレスセイン共役やぎ抗ウサギ I  g
G  (1:  夏 5  、  Miltes  L
aboratories 、インデイアナ州、エルクハ
ルト所在、製品)を使用し4℃の温度で30分間関東し
た。
PBS中0,05%BSA溶液で3回洗浄した後1種型
を集め、50ミリモルTris−HCI。
pH9,0中66%(V/v)グリセリンの溶液25μ
βに再懸濁し、Leitz顕微鏡(Vari。
Orthomat)で観察した。熱不活性化されたウサ
ギ抗TX114Bで処理された神主の免疫フルオレセン
スはホルムアルデヒドで固定しそしてFITC共役抗ウ
サギつgTで検出された後の神主の表面上全体に拡散染
色模様を示した。他方、ウサギの前免疫血清はなんらバ
ックグランド免疫蛍光を現さなかった。ウサギ抗CRD
は免疫蛍光も凝集も与えなかった。
斂1 ウサギ抗TX114Bとウサギ前採血血清の凝集の力価
曲線が表1に示されている。凝集した寄生体は一緒にな
ってCoulterカウンターの穴を通過し、1つの粒
子としてカウントされる。したがって、凝集はCoul
terカウントに逆比例する。力価が低い時には前免疫
血清は神主を弱く凝集させた。ウサギ抗CRDは同じ検
査で凝集を示さなかった。
血清稀釈度 1:25 1:250 1:500 1:1000 1:2000 1:4000 1:8000 1 : 16 、000 1:32,000 1:64,000 1:128,000 注: 表   1 前免疫血清 抗TXl14B 、835 .882 .974 .987 .999 .997 1.030 .927 .974 .963 .982 .228 .291 a)無血清対照のカウントは7230゜b)データは7
230 (無血清対照)で除したカウント数で表わされ
ている。
C)数値は凝集に逆比例している。
実j1」旦 糖   Aタンパク の 製 洗浄剤に富む留分なアイメリア・テネルラ神主(TX1
14Blから得た。実施例5参照。
タンパク質5mgを含有するこの留分のアリコートをア
セトンで沈殿させた。すなわち、TX114Hの1容量
部に対して冷アセトン4容量部を使用して一20℃の温
度で一晩沈殿させ、l 0000xgで15分間遠心分
離してペレット化した。上澄みは廃棄した。このペレッ
トを0.05%TX100を含有するビス[2−ヒドロ
キシエチルJイミノートリス−[ヒドロキシメチル]−
メタン(4m1.100o+MBjs Tris  p
H6,9) (緩衝液A)に再懸濁した。
不溶物を13000xgで2分間遠心分離して除去した
。そして上澄み液を陰イオン交換HPLCカラム(Bi
oGelTSK、 DEAE −5P W、 75x7
.5mm、 Biorad)に通じた。このHPLCク
ロマトグラフィー装置はWaters600E溶剤供給
系、 Waters481検出器および06に注入口よ
り構成されていた。タンパク質ハ0 、 05 % (
7)TXlooを含有tルpl[5,8c7)Bis−
Trisの100ミリモルでカラムから溶離された6カ
ラム流出物は280nmで監視されそして1mlずつ留
分を集めた。集めた留分アリコートをLaemmliの
方法に1よりポリアクリルアミドゲル上で分析しそして
銀染色するかまたはニトロセルロースに移転して抗CR
Dで検査した。後者の場合には、そのニトロセルロース
を抗体検査に先立ってT。
brucei リパーゼ含有留分て処理した6ニトロセ
ルースを最初TEN (50ミリモルTrisHC1,
pH7,4,5ミリモルEDTA。
150ミリモルNaC1)で洗う(200mlで3回)
、このあと1(epes  (20ミリモル、PH7,
3)の100m1で洗浄した。濾紙で過剰の緩衝液を吸
い取って除いた。 T、 bruceiリパーゼ含有留
分(実施例2)をHe p e s / n OG(5
0ミリモルHepes、 pH7,3,1%n−オクチ
ルグルコシド、全ff13m1)で1+10まで稀釈し
そして上記のニトロセルロースシートと一緒に泡のない
プラスチックの袋に封入した。これを時々袋を撹拌しな
がら37℃の温度で2時間培養した。リパーゼを捨てそ
してニトロセルロースを抗CRDで実施例記載のごとく
検査した。糖脂質複合タンパク質を含有している留分は
タンパク質のアミノ酸配列を調べるため、また、抗体製
造の際に使用された。結果は後記の表に示されている。
銀染色ゲル分析は、陰イオン交換カラム留分からのいく
つかの留分が純粋26kD糖脂質複合タンパク質を含有
していることを示した。この留分はいくつかプールされ
、アセトンで沈殿されそして鶏の免疫化のため使用され
た(実施例11参照)、また、アミノ酸配列解析の資料
に供された(実施例10参照)。
実jul旦 アイメリア・テネルラ神主から得られた4つの主要糖脂
質複合タンパク質の分子1と等重点の” アイメリア・テネルラ神主から得られた4つの主要糖脂
質複合タンパク質の分子量と等電点が決定された。分子
量はS D S −PAGE分析、ニトロセルロースへ
の移転、抗CRD抗体(実施例3で製造)を使用したウ
ェスタンブロッティングによる免疫検査によって決定さ
れた。適当な分子量制御も含まれた1等電点はO’Fa
rrellの方法[Jt Biol、 Chew。
250、4007−4021 (19751参照lにG
roppiの方法[Mo1.Pharmacol、 1
8,429−437(1980) 参照1に類似の変更
を加えて二次元ゲルの分析によって決定された6 洗浄剤に富む留分を実施例5に記載したようにアイメリ
ア・テネルラ神主から得た。この留分のアリコートをア
セトン沈殿させそしてペレットをT、 bruceiリ
パーゼで処理した(実施例6)、11−ラックにつき全
タンパク質量が50μgの試料が5DS−PAGE分析
のために使用され、全タンパク質量100μgが二次元
ゲル分析のために使用された。
結束を次ぎの表2に示す。
及−−2 アイメリア・テネルラ神主からの4つの主要人タンパク
 の   と、1占 分子量     等電点 止L1」j工  −11 324、6 294,8 264,9 265、0 184,8 糖 注+ 26kDタンパク質は時により記載のPI値をも
つ2つの融合したスポットに分解された。
火あ」LL旦 精製糖脂質複合タンパク質に対する抗体の製箔 糖脂質複合タンパク質を含有しているDEAE−HP 
L Cカラムからの留分を、切取りバンド1つにつき1
乃至5ugを使用して、7乃至30%ポリアクリルアミ
ドLaemraliゲルに付与した。電気泳動後、その
ゲルを20%メタノールと7%酢酸中コマシーブルー0
.1%の溶液で染色しそして20%のメタノールと7%
酢酸で色を抜いた。関心のあるバンドを切取り、凍結乾
燥で乾燥し、リン酸塩緩衝食塩水(PBS)の0.5r
nl中でエッペンドルフ管(Eppendorf tu
bel を介して遠心分離(13000xg、1分間)
することにより浸軟した。使用したエッペンドルフ管は
0.5信l管であり、底にllll11の孔を有し。
1.5mlのエッペンドルフ管の中に通じていた。約8
サイクルの遠心分離が実施された。
浸軟は26ゲージの注射針を複数回通過させて完了され
た。各PB30.5mlのアリコート中にタンパク質3
乃至15μgが使用された。このアリコートを完全フロ
インドアジュバントの0.5mlと混合し、ウサギの背
中の複数個所に皮下注射した。さらに不完全フロインド
アジュバントを使用して同様に2回目以下の補強免疫注
射(ブースター)を実施した。
4つの主要糖脂質複合タンパク質に対して形成された抗
血清を1:100の稀釈度でウェスタンブロッティング
に使用した。抗18kD糖脂質複合タンパク質(抗18
kDという)抗血清は神主溶解物(アイメリア・テネル
ラ)に対して試験した時に最低の非特異性結合を有する
ように思われた。この抗血清はさらにTX114最上相
と最下相(アイメリア・テネルラ神主からのもの)に対
して特性が調べられた。相分離はT、 brucei 
リパーゼで溶解物を処理する前および後で実施された。
抗血清は26kD糖脂質複合タンパク質と共に移動する
主タンパク質と結合し、かつまた、18kDタンパク質
とも結合する。さらに、その最大の反応性は相分離がリ
パーゼ処理なしで実施された場合には底部留分て見られ
た。この反応性の幾分かはリパーゼ処理が相分離の前に
実施された場合には最上相留分に移動する。このような
変化は抗CRD抗体を使用した時に観察された変化を反
映しており、抗18kD抗体が糖脂質複合タンパク質と
結びつくことの強力な証明である。
1五五1ユ イモピロンを使用したポリアクリルアミドゲルによるタ
ンパク のアミノ   の 実施例7からの32kDおよび29kDの脂質複合タン
パク質のアミノ酸配列の分析が検子の方法[J、 Bi
ol、 Chew、 262.10035−10038
+1987) ]によって行なわれた。簡単に説明する
と、当該試料(1乃至5μg/レーン)をLaemn+
liの方法により7乃至20%ポリアクリルアミドゲル
上に負荷して電気泳動にかける。完成したゲルを移転緩
衝液(Capsすなわち3−[シクロへキシルアミノ]
−1−プロパンスルホン酸lOミリモル、メタノール1
0冗、DDT5ミ9モルからなる)に5分間浸漬しそし
て0.5アンペアの電流で1時間半電気泳動によりポリ
ビニルニフッ化物(PVDF)膜(I++cssobi
lon、 0.45 μM細孔、Milliporel
に移転させる。移転後、この膜を水中で5分間洗い、コ
マシーブルー(50%メタノール中コマシーブルー0.
1%溶液)で5分間染色し、約5乃至lO分間色抜きし
く50%メタノール、10%酢酸)そして最後に水中洗
浄して自然乾燥する。関心バンドをこのゲルから切取り
そしてタンパク質配列分析に供する。簡単にこの分析を
説明すると、ポリブレン塗布ガラス繊維盤をオンライン
フェニルチオヒダントイン(PTH)分析器を具備した
470シーケネー、夕のカートリッジ(Applied
 Biosysterss社、カルフォルニア州、フォ
スターシティ)に装填する。
メーカの指示書に従ってフィルター清浄化のため3回空
運転をする。切取ったPVDF標本をガラス繊維盤の上
に置きそして配列分析を実行する。
銀染色したゲルは陰イオン交換カラムからのいくつかの
留分が純粋な26kD糖脂質タンパク質を含有している
ことを示した。このような留分をいくつかプールし、ア
セトンで沈殿させそしてタンパク質アミノ酸配列解析の
ために使用した。解析は上記のようにして実行された。
ただし、精製されたタンパク質が3回の予備運転終了後
直接ポリブレン塗布フィルター上に吸い取られた。糖脂
質複合タンパク質の2つのものについてそのアミノ酸配
列が得られた(表2)、29kDは1つの保護されたア
ミノ末端を有しつる。
32シD 26 kD 人−一一旦 2つのアイメリア・テネルラ糖脂質複合タンパク から
  されたアミノ 5            10          
1!5Cff、u Ser G1.y Pro Pro
 Thr Ala Glu Asp Lye Thr 
X Ala X Leu Pr。
Gly    Asn X Ala Pro Ser Ala Ser Lys
 Lys Thr Thr Glu X Leu Pr
o X X Ain AlaX・未同定部位 1つの部位に2つのアミノ酸が示されているところは不
明確であることを示す。
X血訓±l アイメリア・テネルラ糖脂質複合タンパク質原による 
護  化 ブロイラー雌鶏を2日令、9日令、16日令の3回筋肉
注射により免疫化した。注射には実施例3からの精製糖
脂質複合タンパク質免疫原0.01乃至1. OOn 
gを含有する試料のO,1%SDS溶液が使用され、0
.1ml/1羽の1で注射された9最後の注射から7日
目の、23日令の時に実験鶏および対照鶏に5乃至30
x l O3の胞子化接合子嚢を経口的に接種させた。
この量は30日令の非免疫化対照に少な(とも2.5点
の平均病変得点を与えるのに十分な量である。接種7日
後に実験鶏を殺しそして盲腸内の病変の程度をJohn
sonとRe1dの方法i:Exp、 Parasit
ol 。
28、3O−36(1979)1によって判定した8次
表に代表的の結果例を示す。
26Kd糖脂肪質複合タンパク質によるコクヂジウム 
から鶏の 護試験 抗原投与量/鶏     病変評価点 (n g) 2゜44 2.13 2.09 2.00 2.29 2.76 表の結果はアイメリア・テネルラ糖脂質複合膜結合タン
パク質が2日令の鶏をコクチジウム病に対して免疫化す
るために使用しうろことを示している1通常の生の感染
後において免疫類に重い病変がなかったことから3回の
筋肉内予防接種で病気に対する十分な保護が与えられる
ことがわかる。
手続補正書 平成2年4月5日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、コクチジウム病に対して家禽類を免疫化することの
    できる、アイメリア種の接合子 嚢、胞子化接合子嚢および種虫から得られた実質的に純
    粋な糖脂質複合膜結合タンパク質免疫原。 2、免疫原の糖脂質部分がリパーゼ処置後抗CRD抗体
    に結合する請求項1記載の実質的に純粋なアイメリア免
    疫原。 3、種がアイメリア・アセルブリナ、アイメリア・ミバ
    ティ、アイメリア・ミチス、アイメリア・ブレアコクス
    、アイメリア・ハガ ニ、アイメリア・ナクトリクス、アイメリ ア・マキシマ、アイメリア・ブルネッティおよびアイメ
    リア・テネルラからなるアイメリア種の群から選択され
    る請求項1記載のアイメリア糖脂質複合膜結合タンパク
    質免疫原。 4、アイメリア種がアイメリア・テネルラである請求項
    3記載のアイメリア糖脂質複合膜結合タンパク質免疫原
    。 5、該タンパク質が実質的に結合糖脂質膜アンカーを含
    有していない請求項1記載のタンパク質免疫原。 6、該タンパク質が約32000ダルトンの分子量と約
    4.6の等電点を有している請求項5記載のタンパク質
    免疫原。 7、該タンパク質が約29000ダルトンの分子量と約
    4.8の等電点を有している請求項5記載のタンパク質
    免疫原。 8、該タンパク質が約26000ダルトンの分子量と約
    5.0の等電点を有している請求項5記載のタンパク質
    免疫原。 9、該タンパク質が約18000ダルトンの分子量と約
    4.8の等電点を有している請求項5記載のタンパク質
    免疫原。 10、少なくとも下記アミノ酸配列を有するアイメリア
    ・テネルラタンパク質免疫原およびその微少異種または
    亜単位免疫原型。 【アミノ酸配列があります】 11、少なくとも下記アミノ酸配列を有するアイメリア
    ・テネルラタンパク質免疫原およびその微少異種または
    亜単位免疫原型。 【アミノ酸配列があります】 12、請求項1記載の糖脂質複合膜結合タンパク質免疫
    原の製造方法において、 a)未胞子化接合子嚢、胞子化接合子嚢および種虫の細
    胞溶解産物を製造し、 b)該細胞溶解産物をトリトーン(Triton)X1
    14の処理にかけ、 c)上記洗浄剤に富む相を集め、 d)該洗浄剤に富む相のタンパク質を沈殿させ、そして e)陰イオン交換クロマトグラフィーにより分離するこ
    とよりなる方法。 13、生理学的に許容される媒質中に免疫学的に有効量
    の請求項1記載の1種またはそれ以上の免疫原を含有す
    るアイメリア免疫原組成物。 14、生理学的に許容される媒質中に免疫学的に有効量
    の請求項5記載の1種またはそれ以上の免疫原を含有す
    るアイメリア免疫原組成物。 15、生理学的に許容される媒質中に免疫学的に有効量
    の請求項6記載の1種またはそれ以上の免疫原を含有す
    るアイメリア免疫原組成物。 16、生理学的に許容される媒質中に免疫学的に有効量
    の請求項7記載の1種またはそれ以上の免疫原を含有す
    るアイメリア免疫原組成物。 17、生理学的に許容される媒質中に免疫学的に有効量
    の請求項8記載の1種またはそれ以上の免疫原を含有す
    るアイメリア免疫原組成物。 18、生理学的に許容される媒質中に免疫学的に有効量
    の請求項9記載の1種またはそれ以上の免疫原を含有す
    るアイメリア免疫原組成物。 19、生理学的に許容される媒質中に免疫学的に有効量
    の請求項10記載の1種またはそれ以上の免疫原を含有
    するアイメリア免疫原組成物。 20、生理学的に許容される媒質中に免疫学的に有効量
    の請求項11記載の1種またはそれ以上の免疫原を含有
    するアイメリア免疫原組成物。 21、コクチジウム病に対して家禽類を免疫化する方法
    において、免疫学的に有効投与量の請求項13記載の免
    疫原組成物を投与することを特徴とする方法。 22、コクチジウム病に対して家禽類を免疫化する方法
    において、免疫学的に有効投与量の請求項14記載の免
    疫原組成物を投与することを特徴とする方法。 23、コクチジウム病に対して家禽類を免疫化する方法
    において、免疫学的に有効投与量の請求項15記載の免
    疫原組成物を投与することを特徴とする方法。 24、コクチジウム病に対して家禽類を免疫化する方法
    において、免疫学的に有効投与量の請求項16記載の免
    疫原組成物を投与することを特徴とする方法。 25、コクチジウム病に対して家禽類を免疫化する方法
    において、免疫学的に有効投与量の請求項17記載の免
    疫原組成物を投与することを特徴とする方法。 26、コクチジウム病に対して家禽類を免疫化する方法
    において、免疫学的に有効投与量の請求項18記載の免
    疫原組成物を投与することを特徴とする方法。 27、コクチジウム病に対して家禽類を免疫化する方法
    において、免疫学的に有効投与量の請求項19記載の免
    疫原組成物を投与することを特徴とする方法。 28、コクチジウム病に対して家禽類を免疫化する方法
    において、免疫学的に有効投与量の請求項20記載の免
    疫原組成物を投与することを特徴とする方法。
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