JPS6249928A - 気体選択分離材料 - Google Patents

気体選択分離材料

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JPS6249928A
JPS6249928A JP60188635A JP18863585A JPS6249928A JP S6249928 A JPS6249928 A JP S6249928A JP 60188635 A JP60188635 A JP 60188635A JP 18863585 A JP18863585 A JP 18863585A JP S6249928 A JPS6249928 A JP S6249928A
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大宮山 達貴
Yoshiteru Kobayashi
芳照 小林
Junichi Matsuura
松浦 恂一
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は気体選択分離材料に関する。
詳しくは銅化合物、イミダゾール系化合物、及び誘電率
30以上の有機化合物を含む混合物からなる気体選択分
離材料であり、気体混合物と接触させ気体混合物の中か
ら特定の気体、特に−酸化炭素(以下COと略す)を選
択的に分離するのに好適である。
〔従来の技術〕
天然ガス、軽ナフサ、重質油などの炭化水素の水蒸気改
質又は部分酸化で得られたガスや製鉄副生ガス等からC
Oを分離製綿することは、合成化学用原料ガスの製法と
して大きな技術的線ゴとなっている、 COを含有する気体混合物からCOを分ill濃縮する
方法としては1例えば、各ガスの沸点差を利用し大深冷
分離法、CO全吸収できる戊を用いる吸収液法などがあ
る。
しかし、とtlら従来のCり分離濃縮法は、いずれも難
点があり、簡単な運転操作によってCOを連続的に分離
できる方法は、確立されていない。
すなわち、深冷分力w法は伊低温度における処理力3必
要であり、吸収液法は、気体混合物全吸収液と接触させ
れば吸収するか、C04M駈の為に加熱および/″!!
比は減圧を要する様に動力消費mが大きくまた設備も高
価であった。
によっている。
すなわち、従来気体混合物の分N1膜として各種の高分
子膜が知られているか、これらの膜は気体の透過係数が
比較的小さく、より透過係数の高い材料が望まれている
。膜が液状の場合には一般に気体の拡散係数が大きくな
り、従って透過係数を大きくすることが出来る。更にこ
の様な液状の膜の中に、ある気体とのみ選択的に可逆的
相互作用を有する物質力1含まれる場合にはその気体の
透過性を更に上げることが可能である。一方、膜の選択
性能は膜への気体相互の溶解度の差、膜中での気体相互
の拡散速度の差によって与えられるので上記の如き特定
の気体とのみ選択的に可逆的相互作用を有する物質をコ °・μ中に含む場合には、その気体のみの溶解度力1大
きくなり選択性能も飛躍的に大きくすることが可能であ
ることによっているのである。
この様にある気体とのみ選択的に可逆的相互作用を有す
る物質を含有する膜については多く0例が知られており
、例えばアルカリ余病の重炭酸塩の水溶液による炭酸ガ
スの分離(特公昭4tJ−/ / 77 )、硝酸銀水
溶液によるオレフィンの分離(特公昭53−3irti
x)%塩化第一鉄のホルムアミド溶液による一酸化窒素
の分離(A工ah E Journal vow /A
 %J  弘orベージlり71:UE)、コバルト−
ヒスチジン水溶液および有機溶媒に溶解した各種コバル
ト化合物溶液による酸素の分離な゛どがありこれらの液
体膜は支持体となる膜に保持して使用される。又COの
分離については塩化銅の塩酸水溶液(暫開昭!!−91
1626,jj−/37021)ガ知られているか、こ
の場合には濃厚な塩酸水浴液を使用しなければならない
難点がある。又透過の二次側(流出側)を減圧にする鴎
合は水蒸気や、塩化水素カスの透過がおこり他のカスと
混入するという難点がある。
ま比、水溶液を使用しない有機系として、銅塩/テトラ
エチレンペンタミン系が試みらnているか、これはCO
の選択性が低いという難点がある。
このため、有機系でかつi」抗性が高いCO分離用液体
模が望まれてい六。
このよう々液体模法において、最も重要なことは、特定
の気体とのみ選択的に可逆的相互作用を有するキャリヤ
ー物質の特性である。すなわち、キャリヤー物質はCO
の高い分離性能金量し、かつ経時的変化の少なく、取扱
い操作の良好な物質であることが必要である。
又、この様なキャリヤー物質は、吸収液として使用する
と、00の脱着も容易に進行するため、従来の吸収液法
へも良好に適応できるのは言うまでもない。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、COの宣い分離性能と透過速度を示し
、取扱い操作の容易な気体選択分離材料を提供すること
にある。
本発明者らは、銅化合物とイミダゾール系化合物または
λ−ピロリドンとの混合物がCO選択分離材料として良
好な性能を示すこと、ま念銅化合物とジメチルスルホキ
シド(以下DM80と略す)との混合物を非対称性支持
膜上へ保持し攪拌すると良好な流動型キャリヤー膜にな
る事を見出し、先に出願した。
今回、更に検討した結果、銅/イミダゾール系キャリヤ
ーにDM80等の誘電率30以上の活性化剤を加えると
系の活性化が起り、選択分離性能が増加することを見出
し本発明に到達した。
〔発明の構成〕
すなわち、本発明の要旨は、銅化合物、イミダゾール系
化合物及び誘電率30以上の有機化合物を含む混合物か
らなる気体選択分離材料にある。以下、本発明の詳細な
説明する。
本発明で使用する銅化合物としては%に限定しない力1
、塩化第1銅、塩化第2銅、酸化第1銅、酸化第λ銅、
臭化第1銅、臭化第λ銅、シアン化第1銅、シアン化第
λ銅、チオシアン酸銅、7フ化銅、ヨウ化鋼、硫化銅、
硫酸銅などが例示され、これらは単独又は混合物として
使用できる。これらの中でも塩化第1銅、ヨウ化第1銅
、チオシアン酸第1銅などは特に適した銅化合物である
イミダゾール系化合物としてはイミダゾール及びその誘
導体が含まれる。すなわち、イミダゾール、l−メチル
イミダゾール、l−フェニルイミタゾール、l−ペンジ
ルイミダゾール。
2−メチルイミダゾール、コープaビルイミダゾール、
コーフェニルイミダゾール、コーウンデシルイミダゾー
ル、コーヘプタデシルイミダゾール、l−メチルイミダ
ゾール、グーフェニルイミダゾール%  ’IJ−ジメ
チルイきダゾール。
l、l−ジメチルイミダゾール、コ、4t−ジメチルイ
ミダゾール、弘、!−ジメチルイミダゾール。
/、4t、j −)ジメチルイミダゾール、λ、44.
j −)リメチルイばダゾール、l−エチルーコーメチ
ルイiダゾール、−一エチルーダーメチルイミタソール
、l−メチルーコーフェニルイi It ソール、λ、
p−ジフェニルイミグゾール、≠、!−ジフェニルイミ
ダゾール、t、a、Z−)リフェニルイミダゾール、λ
、≠、j−トリフェニルイミダゾール、λ、、2’−ヒ
スイミダゾール、2−ブロムイミダゾール、2−ブロム
−グーメチルイミダゾール、4t−7’ロムイミタソー
ル、μmブロム−/−/’Pルイミタソール、≠−プロ
ムーコーメチルチアゾール、グーブロム−!−メチルイ
ミダゾール、コ、クージブロムイミダゾール、≠、t 
−シフ’ロムイミダゾール、  p、、、t−ジブロム
−1−メチルイミダゾール、J、g、j−)リプロムイ
ミダゾール、よ−クロル−l−メチルイミダソール、 
 j−pロルーl−エチルーーーメチルイミタソール、
j−クロル−l−エチルーーーフェニルイミタ′ソール
、2.≠、!−トリヨードイミダゾール、ダークミルメ
チルイミダゾール、j−クロルメチル−1−メチルイミ
ダゾール。
!−クロルメチルー弘−メチルイミダゾール。
l−ペンジルーコークロルメチルイミダゾール、コーオ
キシメチルイミダゾール、グーオキシメチルイミダゾー
ル、!−オキシメチルーl−メチルイミダゾール、5−
オキシメナルー≠−メチルイミダゾール、/−(d−オ
キシエチル)イミダゾール、p−(β−オキシエチル)
イミダゾール、!−Cd−オキシエチル)4t−メチル
イミダゾール、弘−ニトロイミダゾール、l−メチル−
!−二トロイミダゾール、コーメチルー弘−二トロイミ
ダゾール、/、J−ジメチル−!r−=トOn ミクl
−ル、弘−メチル=!−二トロイミダゾール、コーアミ
ノイミダゾール、弘−アミノイミダゾールs’  (J
−アミノプロピル)イミダゾール、!−アミノーダーメ
チルイミダゾール、λ−フェニルアゾイミダゾール%コ
ーメチルー!−フェニルアゾイミダゾール、ヒスタミン
、1−(β−アミノエチル)イミダゾール、λ−(I−
アミノエチル)イミダゾール、4t−アミンメチルイミ
ダゾール%1−(3−ジメチルアミノプロビル)イミダ
ゾール、弘−イミダゾールアルデヒド、l−メチルイミ
ダゾール−j−アルデヒド、≠−メチルイミダゾールー
!−アルデヒド、2−イミダゾールフル、イミダゾール
−λ−カルボン酸、≠−メチルイミダゾールーコーカル
ボン酸、イミグゾールー≠−カルボン酸、−一メチルイ
ミタソールー弘−カルボン酸、グーメチルイミダゾール
−j −カルホン酸、イミダゾールーグ、j−ジカルボ
ン酸、コーメチルイミダゾールーク、!−ジカルボン酸
、コーエチルイミダゾール−4?、j−’)カルボン酸
1μmアミノイミダゾール−ターカルボン酸メチル、グ
ーアミノイミダゾール−ターカルボン酸メチル、4t−
アミノイミダゾール−j −力/l/ yMン酸7ミ)
’、/−メチルー弘−二トロイミダゾール−!−カルボ
ン酸、!−アミノ−7−メチルイミダゾール−弘−カル
ボン酸エチル、≠−アミノーλ−フェニルイミダゾール
−よ−カルボン酸エチル、λ−アミノイミダゾールーグ
、j−ジカルボン酸、ヒスチジン、カルノシン、アンセ
リン、ヘルシニン、ビロヵルピン、メルカプトイミダゾ
ール、イミダシリンチオン、t−(fI−オキシエチル
)−λ−メルカプトイミダゾール、xi−(β−オキシ
エチル)−一−メルカプトイミダゾール、2−メルカプ
トイミダゾール−μmカルボン2 、”−メルカプト−
7−イミダゾリル酢酸、β−(コーメルカプトー≠−イ
ミダゾリル)プロピオン酸、j−アミノーーーメルカプ
トーl−メチルイミダゾール−≠−カルボン酸、、2−
メルカ7’)−L−1スチジン、エルゴチオネイン、グ
ーフェニル−j−t−イミタゾールスルホン酸、イミダ
ゾール7コースルホン醗1μmメチルイミダゾ−ルー−
2−スルホン酸%≠、!−ジフェニルイミダソール−2
−スルホン酸、イミダシール−グースルホン酸、弘−メ
チルイミダゾール−!−スルホン酸、λ−メチルーλ−
イiダシリン、λ−フェニルーλ−イミダシリン、2−
ペンジルーコーイミダゾリン、l−一ジフェニルーコー
イミダゾリン、2.≠、j−トリフェニルーλ−イミダ
シナン、λ、2′−ビス(λ−イミダシリン)、λ−オ
キシメチルー1−イミダシリン、コーニトロアミノーコ
ーイミダゾリン、弘−メチル−2−二トaアミノーコー
イミダゾリン、λ−イミダシロン、グーメチル−2−イ
ミダシロン、13−ジメチル−λ−イミダシロン%  
’#31≠−トリメチルーコーイミダゾロン、 IA、
j−ジメチルーコーイミタソロン、φ、S−ジフェニル
ーコーイミダゾロン、弘−アミノメチル−2−イミダシ
ロン% 2−イミダシロン−≠−カルボンシ。
チル−2−イミダシロン、コーメチルー≠−イミグゾロ
ン、λ−フェニルー≠−イミタゾロン、コーペンジルー
V−イミグゾロン、コーメナルー!−フェニルー弘−イ
ばグゾロン、j−メテルーコーフェニルー+−イミダシ
ロン、≠−ベンジリデンー2−フェニルーよ一イミダシ
ロン、l−ベンジル−弘−ペンジリデン−1−フェニル
−j−イiタソロンSJ、j−ジフェニルイミクソロン
、j、!−’;フェニルイミダシロン、≠−イミダゾロ
ンーλ−カルボンm、z、r−ジメチル−≠−イミダシ
リンチオン、コーイミダゾリドン、ビオチン、ヒダント
イン、クレアチニン、アラントイン、パラバン醪、イミ
ダゾリジンー2−チオン、ベンゾイミダゾール、  /
−)チルベンツイミダゾール、l−エチルベンゾイミf
7’−ル、/−ビニルベンゾイミダゾール、l−フェニ
ルベンゾイミダゾール、l−ベンジルベンゾイミダゾー
ル、コーメチルーベンゾイミタソール、−一エチルペン
ゾイミp” ソー ル、−一ビニルベンゾイミダゾール
、2−フェニルベンソイミグゾール、λ−ベンジルベン
ゾイミダゾール、/、j−ジメチルベンゾイミダゾール
ノーベンジル−1−メチルベンツイミダゾール、!、t
−ジメナルペンゾイミグゾール、オキシベンゾイミダゾ
ール、ベンゾイミダゾロン、2−オキシエテルーペンシ
イミグゾール、/−り)コシルペンゾイミダゾール、ビ
タミンB12、オキシベンゾイミダゾール、λ−メチル
オキンベンゾイミダゾール、2−アミノペンゾイミダゾ
コーアニリノペンゾイミグゾール、≠−アミノベンゾイ
ミダゾール、j−アミノベンゾイミダゾール、!−アミ
ノーλ−メチルベンゾイミダゾール、グーアミノーコー
メナルベンゾイミダゾール、r、A−ジアミノ−λ−メ
チルベンゾーイミダゾール、λ−グアニジノベンゾイミ
ダゾール、2−(o−アミノフェニル)ベンゾイミダゾ
ール、λ−ペンシイミグゾールカルボン酸。
l−メナルベンゾイミタ゛ゾールーλ−カルボン酸、j
−メチル−λ−ベンゾイミダゾールカルホン酸%グーペ
ンシイミグゾールカルボン酸。
!−ベンゾイミタゾールカルボン酸、λ−メチルー!−
ヘンソイばダゾールカルポン酸、λ、!−ベンシイば夕
”ンールカルポン酸、弘、j−ベンゾイミタゾールジカ
ルボン酸、2−ペンシイミググリル酢酸、d−(λ−ベ
ンゾイミダゾリル)プロピオン酸、β−(2−ベンゾイ
ミダゾリル)アラニン1.2−メルカプトベンゾイミダ
ゾールなどが例示される。これらの中で好ましいイミダ
ゾール類としてイミダゾール、l−メチルイミダゾール
、コーメチルイミダゾール等があげ見れる。
1又、誘電率30以上の有機化合物としては。
j過又は脱着側に揮散しないもので、粘度が低く、安定
性731良い化合物が好適に用いられる。
例、t ハ、ジメチルスルホキシド、ジメチルホルムア
ミド、ジメチルアセトアミド及び/又はN−メチルピロ
リドン等は鉤に適した有機化合物である。
本発明で使用するOOと可逆的相互作用をもつ物質の溶
液は、銅化合物、イミダゾール系化合物及び誘電率30
以上の有機化合物を含む混合物からなることにより、系
の選択分離性能が著しく、活性化されたキャリヤーとな
っていることを特徴とする。
銅化合物、イミダゾール系化合物及び誘電率30以上の
有機化合物(以後、単に活性化剤と呼ぶ)を含む混合物
からなる気体選択分離材料の調整は次の条件で行われる
銅化合物、イミダゾール系化合物、活性化剤等試薬は市
販品の場合その!ま用いてもよいし、さらに精製しても
よい。
イミダゾール系化合物や活性化剤が液体の場合は、試薬
自体をそのまま溶媒として用いることができるし、他の
溶媒を使用することもできる。そのま1溶媒として使用
できる1合はCOの如き、特定の気体と可逆的に相互作
用をもつ物質の濃度が高くなり促進り送には好都合であ
る。
銅化合物、イミダゾール系化合物及び活性化剤の混合溶
液はスラリー、均一溶液のいずれの状態でも使用可能で
あるか、操作の容易性という観点からは均一溶液の力t
1好ましい。
活性化剤以外には、銅以外の金端塩化物や界面活性剤な
どt−1ffs加することができる。
上記各成分の構成比は次のようになる。
銅化合物とイミダゾール化合物との比は1通常、O0θ
l〈イミダゾール系化合物/銅化合物く1O00(モル
比)の範囲から選ばれ、好ましくは0.l〈イミダゾー
ル系化合物/銅化合物〈1O0(モル比)の範囲から選
ばれる。
本発明で、誘電率30以上の活性化剤を使用するカS、
活性化剤と銅化合物の比は通常o、oi以上(モル比)
、好ましくはOol<活性化剤/銅化合物〈2OO(モ
ル比)の間開から選ば汎る。2OO以上だとキャリヤー
14度が小さくなり促進輸送に不利であり、O3,以下
では、d′−次にこうして得ら:n ′fc45定の気
体とのみ可逆的に吸脱着する物質を保持する為に使用す
る支持体として、スキン層を有する膜を用いることが出
来る。このスキン層を有する膜に特定の気体とのみ可逆
的に吸脱瘤する物質を保持するととにより、透過側を減
圧にしても液滴の流出を防ぐことができる。
すなわち膜の1次側に選択的分離を目的とする上記特定
ガスを含も混合ガスを接舷させ、膜の2次側(透過側)
を大気圧より小さい圧力に減圧にして該特定の気体を選
択的に取り出すことが可能となる。スキン層を有する膜
としては液滴を通さないもので力、れば特に制限されず
非対称膜、複合膜、均質膜などを挙げること力1できる
即ち、製膜溶液から一段階の製膜操作で、多孔質の層と
緻密な層を同時に有する膜を形成するような方法で製膜
し次膜、あらかじめ形成した多孔質の膜の上にモノマー
を重合してポリマー屓を形成する方法で製膜した膜、同
様に多孔膜の上にプラズマ重合層又は蒸着層を形成した
孔膜の上に積層した膜などがあげら八る。
又、スキン層と多孔層の拐質は同じであって鴨異なって
いてもよい。
また、支持体となる膜に上記物質を保持する方法として
は、支持体膜の上に形成した架橋性の高分子の網目に包
埋させる方法、支持体膜の上に一定の厚さを有する液膜
として保持する方法、支持体上に形成された配列した分
子の中に保持する方法などが例示される。
支持体として使用される上記嗅の材料の種類は特に限定
されないめ1、再生セルロース、セル、a−スエステル
、ポリカーボネ−)、ポリエステル、テフロン、ナイロ
ン、アセチルセルロース、ポリアクリロニトリル、ポリ
ビニルアルコール、ポリメチルメタアクリレート、ポリ
スルホン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリビニル
ピリジン、ボリフエニレンオキブイド、ポリフエニレン
オ岬サイドスルホン酸、ポリベンズイミダゾール、ポリ
イミダゾピロロン、ポリピペラジンアミド、ポリスチレ
ン、ポリアミノ緘、ポリクレタン、ポリアミノ酸ポリツ
レタン共m 合体、ポリシロキサン、ポリシロキサン・
ポリカーボネート共重合体、ポリトリメチルビニルシラ
ン、コラーゲン、ポリイオン錯体、ボ金屈などの無機物
質があげられる。
これら支持体の形状は平板状、管状、スパイラル状、中
空糸状のいずnの形態に於ても使用すること力1出来る
。これら支持体の膜の厚さは特に限定されないが% 1
o−toooμの範囲が好ましい。この様な支持体は更
に別の素材の支持体に重ねて支持して使用することも出
来る。
スキン層の厚みはtoX−tooμ好ましくはtoo@
−toμの範囲で使用される。
特定の気体とのみ可逆的に吸脱着する物質に流動状態を
形成しうる方法としては、攪拌、バブリング、振wJ(
超音波等)、その物質自体の循環等がある。
すなわち、特定の気体とのみ可逆的に吸脱着する物質(
キャリヤー)を含む液状のキャリヤー膜を流動状態に保
持する方法としては平板状、管状、中空糸状の支持体膜
と液状のキャリヤーを含む空間を攪拌翼の口伝によって
流動させる方法、その空間に外からポンプ等によりキャ
リヤー液の流束を送り込むことによって流動させ勿論こ
nらの方法を組み合わせて使用することも出来る。攪拌
する場合は攪拌速度はさほど問題ないが、/ rpm 
−/ 0万rpm好ましくは/ Orpm −%−/万
rpmである。
前記の方法の一つとして膜セルとは別に特定の気体との
み可逆的に吸脱眉する′−買、又はその溶液t−[めた
容器を置き、ここからボ/グでこの液体を膜セルの支持
体膜の表面([の−次側)に導き波環する方法を用いる
こと力1出来るが、この場合には溜めの容器に於て特定
の気体を十分液体に吸収させ、これを膜セルに於て膜の
コ次側を減圧にすること区でよって溶貿あるいは結合し
た気体を連梼的に?Wm、脱着させ便の2次側に導き、
′¥I定の気体を失つ六覆体を溜めに導き再び特定の気
体を溶傳させる操作を連続的に行うことにより、その特
定の気体を高選択的、連続的に取り出す方法を使用する
ことも出来る。この場合模セルと溜めの温度を相憧させ
w宝の気体の取り出しをd易にすることが出来る。模セ
ル部分の温度は特に限定さnないが例ニ一方、前述の様
に1本発明の液体膜用キャリ。ヤーは、その吸脱Mの性
能が良好であるから、吸収液法にも、好ましく適応でき
る。
銅化合物、イミダゾール系化合物及び活性化剤を含む混
合物である溶液に気体を吸収させる圧力は零より大きい
どの様な圧力でもよいが気体の吸収、脱(吸)収の平衡
及び吸収速度の観点から高い圧力か望ましく、1気圧以
上の圧力で行うのが好ましい。
又一旦吸収した気体を放出させるには放出速度を大きく
する為に可能な限り低い圧力か好ましく、l気圧以下好
ましくは100waHy  以下の圧力下に行うのがよ
い。この放出させる場合の圧力は、全体を減圧で行って
もよいし、又不活性気体を流して、放出させ食い気体の
分圧が低い圧力、即ちl気圧以下好ましくは100mH
y以下になるように行ってもよい。
又吸収させる場合の温度は特に制限はないが低温の力が
より吸収し易<100℃以下好1しくは10℃以下の温
度か採用さnる。又一旦吸収した気体を放出させる場合
の温度も特に制限はない251、この場合は高温の力か
好ましく、室温以上好ましくは10℃〜J00℃の温度
が採用される。
勿論圧力と温度の両条件を変えて吸収放出を哲うことも
出来、この場合低温高圧で吸収させ。
高温低圧で放出させるのが好ましい。
〔実施例〕
次に本発明を実施例により説明する。
実施例1 乾燥窒素気流下にチオシアン酸銅(市販品をそのまま使
用) u、y f (<tOrnmol)とN−メチル
イミダゾール(以後NM工mdと略す)//#td (
/!16 mmol )を攪拌下、to℃−io分間反
応し褐色の均一溶液を得たう室温の同溶液にジメチルス
ルホキシド(DMS0 ) 1.u #IIF (/ 
IImmol)を加え、褐色の均一溶液を得た。DMS
0の誘電率は≠6.7である。(以下、誘電率は ” 
Organic  日o1venta ”  wi’1
ey−工nterscience(lり70)によった
。) 一方、気体透過速度測定用セルにポリトリメチルビニル
シランの非対称膜を装着した。(スキン層側を一次側に
した。)この膜のN2の透過速度(QH2)はぶ、7 
X / 0−’cd/cd−sec −cm Hyであ
った。以下の実施例に使用し九基膜のN2の透過気体透
過速度測定用セルは、膜面積todlで上記スキン層を
もつ膜とは接触しない位置に回転装誼を設置してあり、
キャリヤー溶液に流動性を(=j与させるものである。
この膜上に不活性ガス気流下、上記の均一溶液を10m
t添加し。
攪拌した。−次側、二次側ともに減圧にし穴のち一次側
にはl気圧の気体を流し、二次側は真空にして気体の透
過量をガスクロマトグラフィー法により7;11定し、
た−又、そnぞれの気体の透過量の比から分離性能を求
め九測定ガスは純カスを用いた。測定温度は22℃であ
った。
結果を表1に示す。表から、COO20みが選択的に透
過促進されたことがわかる。しかも。
後述する比較例1に比べて、00の透過速度(Qao)
1205倍、N2に対する00の分離性もj、5倍へと
著るしく、性能が向上した。
又、この方法によるとDMS0及びNM工mdの液滴は
実験操作中1滴も二次側には透らず。
両者の蒸気圧も低いため、その蒸気も透っていないとい
う利点を有する6 (トラップ管をつけて実験したが1
滴も7?、まっていなかつ念。)比較例1 DMEIOを添加しない点以外は実施例1と同様KL−
C1*−1+)−Y−M液(C!+tSCN a 度=
 2.0−に比べ、Qco及びN2に対するCOの分離
性」・。
−めいずれも低下した。
実施例2〜≠ DMS 00代りに、各々、N、N’−ジメチルホルム
アミド(DMFとFqり、N、N’−ジメチルア七ドア
ミド(DMAとPJ!?!I)、 N−メチルピロリド
ン(NMPと略)を使用し大以外は実施例1と同様にし
て、キャリヤーの均一溶液を得た。
なお、誘電率はDMF=76.7、DMA=37、I%
NMP−32,0である。
更K、各種気体の透過速度を求めた。結果を表1に示す
。表から、00カスのみが選択的に透過促進さ汎りこと
かわかる。しかも比較例1に比べて、性能力3向上して
いる。
比較例λ〜≠ DMEIOの代りに、各々、キノリン、エチルアセトア
セテート及びアニソールを使用した以外は実施例1と同
様にして、均一なキャリーr −溶液を得た。なお、計
重率は各々、 ?、0 、 l!、7及びグ、3である
更に、各干!気体の透過速度を求めた。結果は表1に示
すように、実唯例1−≠に比べ、 Qc1〕はいずれも
低下した。
実施例jくCO吸収液としての評価〉 実施例1と同様にして、チオシアン酸銅/3DM80/
NMImd溶液(Cu濃度= o、iモル/l)を調整
し、この均一な溶液jdを容量II & dのガラス容
器に注入し、次いで該容器内を減圧にして脱気を行った
。充分な脱気処理の後、容器t7コ!℃に保持したまI
COを導入してその吸収量をガスビューレットにより測
定した。溶液状態におけるガス吸収量の測定は、使用し
た溶媒単独の吸収量をブランクとして測定し、これを減
することによってCOの吸収量とした。
その結果11.コy(sTp)吸収した。これは銅化合
物1モル当りo、r6モルに相当する。
次にujcにて、l■H1でり0分間脱気した後、再び
同条件で吸収実験を行ったところ。
f、F*t(STP)のCOカスを吸収した。これは、
銅化合物1モル当り、o、t4tモルに相当し1水溶液
力1室温で可逆的にCOの吸収、放出を行うことを示し
た。
〔発明の効果〕
本発明の気体選択分離材料は主として一酸化炭素の分離
に有利に使用出来る。例えば、天然ガス、軽ナフサ、重
質油などの炭化水素の水蒸気改質又は部分酸化で得られ
る合成ガス、石炭山 願 人   工業技術院長 等々力  達

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)銅化合物、イミダゾール系化合物及び誘電率30
    以上の有機化合物を含む混合物からなる気体選択分離材
    料。
  2. (2)誘電率30以上の有機化合物が、ジメチルスルホ
    キシド、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド
    、及び/又はN−メチルピロリドンである特許請求の範
    囲第1項記載の気体選択分離材料。
JP60188635A 1985-08-29 1985-08-29 気体選択分離材料 Granted JPS6249928A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4818255A (en) * 1987-02-10 1989-04-04 Kozo Director-general of Agency of Industrial Science and Technology Iizuka Material for gas separation

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5912707A (ja) * 1982-06-30 1984-01-23 ベンド・リサ−チ・インコ−ポレ−テツド 酸素製造用のメンブランおよび酸素の製造方法

Patent Citations (1)

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JPH0255099B2 (ja) 1990-11-26

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