JPS6249121B2 - - Google Patents

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JPS6249121B2
JPS6249121B2 JP53087229A JP8722978A JPS6249121B2 JP S6249121 B2 JPS6249121 B2 JP S6249121B2 JP 53087229 A JP53087229 A JP 53087229A JP 8722978 A JP8722978 A JP 8722978A JP S6249121 B2 JPS6249121 B2 JP S6249121B2
Authority
JP
Japan
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rolling
roll
finishing
roll group
rolled
Prior art date
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Application number
JP53087229A
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English (en)
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JPS5421950A (en
Inventor
Buraueru Hansu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furiidoritsuhi Kotsukusu Unto Co GmbH
Original Assignee
Furiidoritsuhi Kotsukusu Unto Co GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Furiidoritsuhi Kotsukusu Unto Co GmbH filed Critical Furiidoritsuhi Kotsukusu Unto Co GmbH
Publication of JPS5421950A publication Critical patent/JPS5421950A/ja
Publication of JPS6249121B2 publication Critical patent/JPS6249121B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B1/00Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations
    • B21B1/16Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling wire rods, bars, merchant bars, rounds wire or material of like small cross-section
    • B21B1/18Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling wire rods, bars, merchant bars, rounds wire or material of like small cross-section in a continuous process

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Metal Rolling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、真直な圧延軸線に沿つて、順次相前
後しての粗圧延ロール群並びに少なくとも三つの
ロールスタンドをもつ仕上圧延ロール群とを備
え、被圧延材の断面が最後の粗圧延ロールスタン
ドの後方に於いて本質的にその仕上断面と等しく
なる円形、六角形或いは四角形の鋼材を圧延する
ための圧延機に関する。
特殊鋼および高品質鋼の圧延の際、また他の材
料の圧延にあつてきまつて重要なことは、圧延工
程の終期にあつて極めて製品の寸法公差を狭くか
つ形状精度の高い仕上がり製品を得ることであ
る。
これと関連して約30年以前までは棒材および線
材は開放型の圧延ライン(ブロツク型圧延ライン
の対)で圧延された。この開放型の圧延ラインに
あつては多数のロールスタンドは比較的大きな間
隔で相前後して、またしばしば並列して設けられ
ており、被圧延材は機械的に或いはまた手で個々
のカリバーのカリバー開口内に導入された。
高い圧延効率を達するため、また圧延作業を経
済的に行うため被圧延材のカリバー開口を通り抜
ける速度を高めることが試みられて来た。このた
めには高いロール回転数を必要とした。しかし、
この通過速度の増大もやがて克服しがたい限界に
達した。この限界は先ず第一にこのような圧延ラ
インにあつてはカリバー開口への被圧延材の導入
を十分な早い速度で行うことができない点にあ
る。更にこのような圧延ラインにあつては被圧延
材の運動方向を常に変える必要がある。この問題
を解決するためいわゆるブロツク型の圧延機が考
え出された。(“Drahtwelt”、57巻(1971)、12
号、611頁〜618頁或いは「鉄鋼便覧」、第3版、
(2)、848頁)。このブロツク型の圧延機にあ
つては、著しい速度で圧延でき、かつカリバー開
口内への被圧延材の導入は自動的に行われ、また
被圧延材の他の運動方向への転向も行わなくて済
む。即ち、従来断面減少が著しく行われる熱間圧
延ロールスタンド或いは熱間圧延ブロツクの後方
に一つ或いは多数のロールスタンド或いは圧延ブ
ロツクを接続し、比較的僅かな断面減少で被圧延
材の寸法維持と形状精度とを改善した。
この目的のため粗圧延ブロツク、中間圧延ブロ
ツクおよび仕上ブロツクから成るブロツク型圧延
機が使用される。この圧延機にあつては相前後し
て設けられた多数のロールスタンドから成り、こ
れらのロールスタンドのカリバー開口の中心線は
共通な真直ぐな線上に存在している。被圧延材の
側方向への、或いは下方向への湾曲による破断を
避けるためロールスタンドの間隔は可能な限り短
く設定されている。ロールスタンドのロールの回
転数は圧延ブロツク内において被圧延材がとどこ
おつたり、不正圧延されないようにするため正確
に互いに一致されていなければならない。したが
つて圧延ブロツクのロールスタンドのロールは共
通の伝動機構を介して一つのモータでのみ駆動さ
れる。したがつて圧延ブロツクの個々のロールス
タンドのロール回転数は一定の比率に存在してい
る。しかし、個々のロールスタンドのロール回転
数は等しくなく、ロール直径が同じな場合入側か
ら出側へと増大している。その理由は、被圧延材
が減面される結果長手方向に延び、圧延ブロツク
内に入るよりも、迅速に抜け出るからである。
技術が進歩するのに伴つて、仕上り被圧延材の
断面形状の正確さおよび断面寸法の精度への要求
も高まつて来た。この段階に至つて、上記の圧延
機およびロールのカリバー開口のこれまでの形状
では対応し得ない状態となつて来た。なぜならこ
のようなブロツク型圧延機にあつてはサイジング
ブロツクを備えていないからである。
ここで例えばドイツ連邦共和国公開特許公報第
1602180号の第1図に図示されているようなサイ
ジングブロツクを備えた圧延ラインによる圧延方
法で被圧延材の形状および寸法を改善することが
試みられて来た。
この公知の構造の圧延方法にあつては、特に圧
延プログラムにあつて被圧延材が比較的量が僅か
であるにも拘らず大多数の細く段階ずけられた寸
法で圧延作業を行わなければならず、またその際
品質および公差に高い要求が果せられている場
合、圧延作業は経済上著しい出費を伴う。このよ
うな場合、今まで使用したロールを解体し、新し
いロールを組込まなければならないような圧延機
の組替えをしばしば必要とする。ロールの解体と
組込みおよびこれによつて生じる副次的な作業は
長時間の設備の休止とこれに伴う平均的生産率の
低下を招く。其上、個々のロールスタンドのため
に大多数のロールを用意しなければならない。こ
のことは著しい仕入経費と貯蔵経費とを招く。公
知圧延機にあつて他の欠点は、仕上げられる被圧
延材の品質が著しく作業員の能力と注意に依存し
ていることである。このことは圧延寸法変更の際
の停止時間の長さに関連しても云えることであ
る。
本発明の課題は、前記のような欠点を伴うこと
のない、寸法が多数細く段階ずけられかつ同時に
公差範囲が狭い頻繁な上り被圧延材の寸法変更が
可能な、圧延プログラムに適した冒頭に記載した
様式の圧延機を造ることである。
上記の課題は本発明により以下のようにして解
決される。即ち、少なくとも仕上圧延ロール群の
前方圧延方向で最後に位置するロールスタンドの
ロールおよび仕上圧延ロール群の前方に設けられ
た粗圧延ロール群の最後に位置する2つのロール
スタンドのロールが被圧延材の走過方向に対して
半径方向に自体公知の様式でカリバーの調節が可
能であり、仕上圧延ロール群のロールはカリバー
調節を行わず、これらのロールが一定回転数で駆
動され、かつこれらのロールが被圧延材の寸法変
更の際にのみ回転数変更可能であること、および
仕上圧延ロール群の横断面全体の減面率が2%と
12%の間以上に変動せず、この減面率のうちの2/
3〜3/4が基準減面率で、減面率の残りの1/3〜1/4
が被圧延材の横断面の不規則性を補償するのに役
立ち、更に被圧延材が8〜15%の面積変化を越え
た場合に、粗圧延ロール群を交換するように構成
したことによつて解決される。
即ち、本発明による圧延機の根拠は、特別狭い
公差が求められている被圧延材、即ち公知の圧延
機によつて達し得るよりも更に狭い公差が求めら
れている材料を圧延することである。この圧延に
はロールの圧下調節を行わないことが必要であ
り、ロールの圧下調節を行う場合は調節装置が必
要であり、これによりロールスタンドの多数の位
置に遊びが生じ、ロールを遊びなく軸受すること
が不可能となり、従つて圧延力が弱まる。例えば
この遊びが百分の一mmであつても、達せられる公
差は悪くなる。しかし、この圧下調節不能なロー
ルのみでは理想的な圧延は達せられず、この目的
のため、主変形のため仕上圧延ロール群の手前の
最後のロールスタンドは圧下調節可能に構成され
ている。即ち、これらのロールスタンドは半径方
向で調節可能なロールを備えている。なぜなら、
これにより断面の異なる仕上り被圧延材を粗圧延
ロール群を交換せずとも異なる寸法で圧延するこ
とが可能となり上記の目的が達せられるからであ
る。即ち例えば15mmの棒材を粗圧延ロール群の同
じロールで直径18mmまで圧延することが可能であ
る。たゞこの場合要求される仕上り寸法が異なる
度毎に仕上圧延ロール群のロールを変換しなけれ
ばならない。しかしこの仕上圧延ロール群の手前
に設けられたロールスタンドのロールは交換され
ない。このことは作業時間および経費の著しい節
約となる。例えば15mm〜18mmで要求される寸法が
変わる度毎に仕上圧延ロール群16を交換する必
要はあるが、これは手前に設けられたロールスタ
ンドのロールを付加的に交換することに較べれば
著しく迅速に行われる。上記に於て15mm〜18mmの
直径を以て説明したが同様なことは他の直径範囲
に関しても云えることである。特に大きな寸法、
例えば15mm〜24mm或いはそれ以上の寸法に変えて
圧延する場合には、仕上圧延ロール群16の手前
の最後の二つのロールスタンドの半径方向で圧下
調節可能なロールも交換する必要があるが、この
ような大きな寸法の圧延は実際にはそう頻繁に生
じることではなく大抵の圧延プログラムにあつて
は仕上圧延ロール群16の手前領域内でのロール
交換はしなくて済み、圧延作業の経済性が達せら
れる。
上記のように仕上圧延ロール群16のロールカ
リバーもしくはロールは寸法が変る度毎に変換さ
れるが、この仕上圧延ロール群16の手前に設け
られているロールスタンドにあつては仕上り被圧
延材の寸法が変つた場合、即ち断面が8mm〜15mm
以上になつた場合においてのみ行なわれる。第一
の棒材の断面の寸法と次に圧延される棒材の断面
の寸法との相違が上記の範囲と異なる場合、この
寸法の変更は仕上圧延ロール群16の手前の二つ
のロールの半径方向での調節によつて達せられ、
ロールの交換では達せられない。
仕上圧延ロール群16のロール回転数を一定に
留め、――例えば圧延の際に材料が変わつたり或
いは圧延温度が変つたことによつてではなく――
被圧延材の寸法が変つた際に変えるようにする。
これにより材料の変わつた場合並びに温度変動が
生じた場合およびこれに伴うクロツプ発生を招く
不正調整に対処するための常時の回転数の適合作
業が省かれる。これにより回転数の適合のための
時間的な浪費も節約される。このことにより、ま
た圧延作業の経済性も改善される。なぜなら仕上
圧延ロール群16のロールの回転数を圧延の間も
絶えず変える必要が無いからである。これにより
圧延作業は調節のための休止時間を置かずに且つ
不正調節を伴うことなく淀みなく進行する。仕上
圧延ロール群16に基づく狭い公差にもかかわら
ず圧延の高い経済性が達せられる。
被圧延材が粗圧延ロール群6,14,15内
で、即ち主変形の領域内で圧延された場合、これ
が著しく僅かであつても、仕上圧延ロール群16
の直ぐ手前に存在している原材料の不規則性は仕
上圧延ロール群16に於て充分に均衡される。な
ぜなら仕上圧延ロール群16により理論的に原材
料に存在しているより大きな、自動的な調節によ
り、12%の最大減面率を超過しない程度の減面が
行われるからである。この最高約12%の本発明に
よるより高い減面率が仕上圧延ロール群16内に
於ける実際の減面のより大きな変動を可能にし、
従つて原材料の不規則性の補正が可能となる。な
ぜなら、仕上圧延ロール群16内で本来主変形の
ための手前に設けられた圧延ブロツクに於て行わ
れるべき減面をなお一部を行うことが可能である
からである。
このように本発明の特徴の組合わせによつて、
仕上圧延ロール群16内での被圧延材の断面差を
補正することの可能性が改善されることにより、
被圧延材の前端部および後端部における肉厚部が
短かくなる。即ち、本発明の構成の組合わせによ
りいわゆる肉厚端部の著しい部分も均衡され、従
つて求められている公差も狭い範囲に留まり、通
常使用しない屑となる肉厚部の短縮は圧延機の生
産率を高め屑発生を低減する。
以上のように本発明にあつては、どんなに圧延
寸法が変つても圧延機のすべてのロールを交換す
る必要がなく、大抵の場合仕上圧延ブロツク15
の僅かなロールを交換もしくは再加工すれば十分
である。上記のように一定の値を越えた時始めて
粗圧延ロール群6,14,15のロールを交換す
る必要がでてくる。しかしながらこのことは公知
の圧延機におけるよりもこう云つた必要性がずつ
と少なく、従つて本発明による圧延機にあつては
著しく経済的に作業を行なうことが可能である。
例えば120の異なつた断面寸法の圧延プログラム
の場合、本発明の圧延機の場合約20回だけ一つ或
は多数の粗圧延ロール群6,14,15のロール
を交換もしくは再加工するだけでことたりる。こ
の場合、ロール交換自体のための時間と作業が著
しく節約されるばかりでなく、圧延機の停止時間
も著しく低減される。これは本発明による圧延機
が大きな作業効率をもち、頻繁な圧延寸法の変化
およびこれに伴う細かく段階ずけられた多数の寸
法による圧延プログラム並びに頻繁な原材料変化
に良く適応していることを意味する。
他の著しい利点は、準備しておくべきロールの
数が極めて少くなくて済み、したがつてこの点に
関しても著しく費用が節約される。更にこれによ
つて、ロールの交換も僅かで済み、かつ仕上圧延
ロール群16のロールスタンドが圧下調節を行わ
ないことは従来の圧延機におけるよりも作業員の
能力と注意に依存する度合がより少ないことを意
味する。その上、この仕上圧延ロール群16の手
前において圧下調節可能であると云うことは極め
て公差範囲が狭くかつ高い形状精度の被圧延材の
製造を可能にする。したがつて仕上圧延ロール群
16の手前にあつては、この仕上圧延ロール群1
6の殆ど完全に補正することが可能なほんの僅か
な不規則性が残留するにしか過ぎない。このこと
は仕上り被圧延材の断面の特に高度の品質を産
む。この被圧延材断面はこれによつて、仕上圧延
ロール群16に於ける所定の減面率がこの仕上圧
延ロール群16が行い得る減面率のそれぞれ2/3
〜3/4になるに過ぎず、一方減面率の残りの1/3〜
1/4は種々の圧延にあつて断面不規則性が生じた
際その補正に利用される。このような断面不規則
性は温度変化、ロールの摩耗、形状および寸法の
点での素材の不規則性並びに他の様式で予測して
いたよりも幅が大きくなるような材料の圧延に関
して生じる。肉厚になつた端部の十分な補正もこ
のようにして達せられる。
本発明は本質的には、円形の、六角形の或いは
四角形の棒鋼を圧延するための圧延機として適用
されるが、原理上では他の断面を有する材料の圧
延も同じ原理で行うことが可能である。このよう
な場合、もちろん上記の利点がすべて同じ程度に
得られるとは限らず、数値を相応して訂正しなけ
ればならない。更に仕上のため3つ以下のロール
スタンドを使用することも原理上可能であるが、
この場合不規則性における公差修正がうまく行か
ないと云う欠点がある。
図面は本発明を実施するための圧延ラインの一
例を示すものである。
図面に於て符号1で被圧延材の貯蔵所を示し
た。この貯蔵所は傍らにローラガング2を備えて
おり、このローラガングを介して被圧延材は連続
炉3内に送られる。被圧延材は連続炉3内で圧延
温度に加熱され、トランスフアスキツド4上に達
し、このトランスフアキツドを経てローラガング
5に達する。
粗圧延ロール群は、粗圧延ブロツク6、中間圧
延ブロツク14、仕上圧延ブロツク15よりなつ
ている。
圧延ラインの初端には粗圧延ブロツク6が存在
しており、この粗圧延ブロツク6は全部で6つの
ロールスタンド7を備えている。これらのロール
スタンド7は共通して動力取出し装置8により駆
動軸9を介して駆動される。この動力取出し装置
8はモータ10により減速歯車機構11を介して
駆動される。
粗圧延ブロツク6の後方にはシヤー12が設け
られている。このシヤーは被圧延材のクロツプ端
部を切断するのに、および次の圧延ブロツクに於
て故障が生じた際、続いて来る被圧延材をこの圧
延ブロツク内に入らせないようにするため被圧延
材を完全に細片に切断するのに役立つ。被圧延材
のクロツプの発生には注意しなければならない。
なぜなら圧延方向で先行する端部と後続する端部
とが大抵急速に冷え、その硬度により圧延機に支
障を来たすからである。
シヤー12の後方には全部で7つのロールスタ
ンド7を備えた中間圧延ブロツク14が存在して
いる。この中間圧延ブロツク14も動力取出し装
置8とモーター10とにより減速歯車機構11を
介して駆動される。図示の実施例の場合、中間圧
延ブロツク14の最後の両ロールスタンドを備え
ている。これらのロールスタンド7aと7bは別
個のモータ10aと10bを備えている。中間圧
延ブロツク14の後方には屑材置場を備えたシヤ
ー12および全部で10のロールスタンド7を備え
た仕上圧延ブロツク15が設けられている。この
圧延ラインの駆動部は中間圧延ブロツク14に於
けると同様の構成をもつている。というのはこの
仕上圧延ブロツク15にあつても圧延方向20で
見て最後の二つのロールスタンド7aと7bが被
圧延材の走過方向に対して横方向で圧下調節可能
なロールを備えているからである。仕上圧延ブロ
ツク15の後方には屑材置場13を備えたシヤー
12が設けられており、これに続いて全部で三つ
のロールスタンドを有する本発明による圧延のた
めの仕上圧延ロール群16が続いている。これら
のロールスタンドは同様に共通のモータ10によ
り減速歯車機構11と動力取出し装置8とを介し
て一定の――圧延寸法が変つた際にのみ変えられ
る――回転数で駆動される。
粗圧延ブロツク6、中間圧延ブロツク14およ
び仕上圧延ブロツク15、即ち粗圧延ロール群は
場合によつては単個のロールスタンドで置換える
ことも可能である。これは特に粗圧延ブロツク6
に関して云えることである。仕上圧延ロール群1
6は開放型の圧延機にも適用できる。
本発明の有利な実施形にあつては、粗圧延ブロ
ツク6、中間圧延ブロツク14、および仕上圧延
ブロツク15、即ち粗圧延ロール群のスタンド7
が自体公知の方法で圧延ライン内で(図示してい
ない)レール上の交換台車の上に設けられ、著し
い時間ロスを伴うことなく第2の交換台車上に組
立てられた交換ロールスタンドと交換可能であ
る。これは圧延寸法の変化の際の圧延停止時間を
更に短縮し、相応して圧延機の経済性を改善す
る。この場合圧延ラインから解体されたロールス
タンド、粗圧延ブロツク6、中間圧延ブロツク1
4、及び仕上圧延ブロツク15のカリバー形が圧
延作業中に既に次の圧延作業のために自体公知の
方法でロールをロールスタンドから解体すること
なく加工できるので有利である。
更に粗圧延ブロツク6、中間圧延ブロツク1
4、および仕上圧延ブロツク15よりなる粗圧延
ロール群のロールスタンド7を加工作業の間並び
に待機位置に於て作業温度に加熱保持しておくの
が有利である。温度変動によるカリバーとそのロ
ール軸線に対する位置の不都合な不意の変動は上
記の方法で十分回避され、したがつて被圧延材の
品質が更に改善される。この場合ロールスタンド
を加温状態に保持するため潤滑系を経て循環され
る加熱された潤滑剤を使用するのが有利である。
本発明の他の優れた実施形にあつては、仕上圧
延ロール群16および粗圧延ブロツク6、中間圧
延ブロツク14および仕上圧延ブロツク15は三
つのロールによつて形成されるカリバーを有して
いる。三つのロールから形成されるカリバーは例
えば二つのロールから形成されるカリバーよりも
ずつと優れた成形特性を有している。したがつて
自体成形をあまり良く行うことのできない特殊鋼
および高品質鋼でも比較的高い圧延速度で圧延す
ることが可能である。この良好な成形特性は圧延
の際、被圧延材の加熱を限度内に保持する。した
がつて同じ規模の二つのロールから形成されるカ
リバーにおけるよりも高い速度で圧延することが
可能である。更に自体不都合なロール間隙内への
拡りも僅かなものとなる。なぜならこの場合十分
な延伸が達せられるからである。
本発明を行なうための圧延機ラインにあつて
は、粗圧延ロール群6,14,15および仕上圧
延ロール群16のすべてのロールスタンド7が共
通のモータ10によつて減速歯車機構8を介して
駆動されることである。このような駆動様式は故
障も少なく有利であり、そのための費用も比較的
僅かで済むので経費上からも好都合に構成するこ
とができ、同時に作業信頼性も高い。
一般に粗圧延ロール群6,14,15間に熱に
より被圧延材のたれ下りが形成され、このたれ下
りの値を監視し、その結果により仕上圧延ロール
群16の手前で圧延方向20で最後のロールスタ
ンド7bと仕上圧延ロール群16の最初のロール
スタンド7cの間において駆動モータの回転数を
変えることにより被圧延材を負荷する僅かな引張
り力を与えるのが有利である。この構成により、
一方では中間圧延ブロツクの最後の粗圧延ロール
スタンド7bと、他方では仕上圧延ブロツク15
との間に於て被圧延材に対して軸方向の圧力作用
が及ぶことがない。原理上仕上圧延ロール群16
の手前に同様に被圧延材のたれ下りが形成するこ
とが可能であるが、しかしこのことはその位置に
おける被圧延材の走過速度が比較的高いことから
それほど有利なこととは云えない。
本発明に於て、例えば、直径20.00mmの棒鋼を
製造しようとする場合、仕上圧延ロール群16内
において、ロールスタンド当り8%の全減面率の
考慮の下、20.85mmの外径を持つ棒鋼が仕上圧延
ロール群16の第一のロールスタンド内に入る。
この直径は直前の仕上圧延ブロツクで得られた寸
法である。8%の仕上圧延ロール群16の全減面
率だけ棒鋼が減面されると、仕上圧延ロール群1
6の出側に於て20.00mmの所望の外径が達せられ
る。これは上に設定した値における仕上圧延ロー
ル群16のカリバー開口の正常な構成と寸法での
例である。
種々の理由――例へば一定の限度内ではあるが
――仕上圧延ブロツク15に入る被圧延材の断面
寸法が変動した場合仕上圧延ロール群16内に入
る被圧延材の直径も変動する。仕上圧延ロール群
16内に入る被圧延材の直径が例えば20.85mmよ
りも大きな場合、仕上圧延ロール群16のカリバ
ーは著しく充填される。しかし被圧延材は、それ
にも拘らず、仕上圧延ロール群16の三つのロー
ルスタンドに於て20.01mm〜20.02mmの仕上げ直径
に圧延され、極めて狭い公差限度内に留まる。仕
上圧延ブロツク15内に入る被圧延材の直径が例
えば4%増大した場合、公知の圧延方法では仕上
直径は2〜3%大きくなるが、本発明による方法
にあつては、同じ例で0.2〜0.4%大きくなるに過
ぎない。
呼び径(仕上圧延ブロツクにおいて得られる
径)よりも幾分大きな径の被圧延材が仕上圧延ロ
ール群16内に入る際、避けることのできない被
圧延材の拡がりを考慮した場合カリバー開口を正
確に円形に成形することができず、ロール間隙の
領域内においてカリバー開口が僅かな拡がりを持
つていなければならない。幾分大きな径の被圧延
材が入つてもこの拡がり部分は完全に満たされる
ことはなく、したがつて呼び径よりも大きな直径
の被圧延材でも、この仕上圧延ロール群16内に
収容でき、成形することが可能である。もちろん
かみ込まれる被圧延材の径には限りがある。本発
明にあつては、試行錯誤から仕上圧延ロール群1
6内にかみ込まれる被圧延材の直径が最大21.32
mmであるのが有利であることを見出した。この最
大直径は仕上げ直径を20.00mmとした場合、仕上
圧延ロール群16のすべてのロールスタンド7内
の全最大減面率は12%となる。即ち被圧延材のか
み込み直径が21.32mmである場合は仕上圧延ロー
ル群16の最大減面率は12%であり、一方被圧延
材のかみ込み直径を20.85mmとした場合は仕上圧
延ロール群16内の所定の減面率は8%である。
この8%の内訳はこの仕上圧延ロール群16の第
1のロールスタンドに於て2%、第3のロールス
タンド(即ち仕上げ圧延ロール群16の出側のロ
ールスタンド)において1%の減面率である。こ
の8%の減面率は最大減面率の2/3〜3/4の値であ
る。
この最大減面率を越えてはならない、なぜなら
これ以上の値の場合は仕上圧延ロール群16の拡
り部が満たされてしまい、被圧延材がロール間隙
内に入り込んでしまうからである。この12%と云
う減面率は最大値であり、最少値は2%である。
いずれにしろ、この仕上圧延ロール群16の全減
面率は公知の粗圧延ブロツク、中間圧延ブロツク
および仕上圧延ブロツクにおける減面率より小さ
い。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明を実施するための圧延ラインを示
す。 6…粗圧延ブロツク、14…中間圧延ブロツ
ク、15…仕上圧延ブロツク、6,14,15…
粗圧延ロール群、7…粗圧延ロール群、仕上圧延
ロール群のロール、7a,7b…中間圧延ブロツ
クのロール、7a′,7b′…仕上圧延ブロツクのロ
ール、7c…仕上圧延ロール群のロール。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 真直な圧延軸線に沿つて、順次相前後して多
    段の粗圧延ロール群6,14,15並びに少なく
    とも三つのロールスタンド7c,7,7をもつ仕
    上圧延ロール群16とを備え、被圧延材の断面が
    最後の粗圧延ロールスタンド15の後方に於いて
    本質的にその仕上断面と等しくなる円形、六角形
    或いは四角形の鋼材を圧延するための圧延機にお
    いて、少なくとも仕上圧延ロール群16の前方圧
    延方向20で最後に位置するロールスタンドのロ
    ール7a′,7b′および仕上圧延ロール群16の前
    方に設けられた粗圧延ロール群6,14,15の
    最後に位置する2つのロールスタンド14,15
    のロール7a,7b,7a′,7b′が被圧延材の走
    過方向に対して半径方向に自体公知の様式でカリ
    バーの調節が可能であり、仕上圧延ロール群16
    のロールはカリバー調節を行わず、これらのロー
    ルが一定回転数で駆動され、かつこれらのロール
    が被圧延材の寸法改変の際にのみ回転数変更可能
    であること、および仕上圧延ロール群16の横断
    面全体の減面率が2%と12%の間以上に変動せ
    ず、この減面率のうちの2/3〜3/4が基準減面率
    で、減面率の残りの1/3〜1/4が被圧延材の横断面
    の不規則性を補償するのに役立ち、更に被圧延材
    が8〜15%の面積変化を越えた場合に、粗圧延ロ
    ール群6,14,15を交換するように構成した
    ことを特徴とする、圧延機。 2 少なくとも仕上圧延ロール群16のロールス
    タンド7c,7が自体公知お方法で圧延ライン内
    で交換車上に設けられており、著しい時間ロスを
    伴うことなく第2の交換車上に組立られた交換圧
    延ロールスタンドと交換可能である、特許請求の
    範囲第1項に記載の圧延機。 3 圧延ラインから解体された圧延ロールスタン
    ド、特に仕上圧延ロール群16のカリバー形が圧
    延作業中に既に次の圧延作業のために自体公知の
    方法でロールをロールスタンドから解体すること
    なく続けて作業可能であるように調製されてい
    る、特許請求の範囲第1項或いは第2項に記載の
    圧延機。 4 少なくとも仕上圧延ロール群16のロールス
    タンドが作業の間並びに待機中に作業温度に加温
    されている、特許請求の範囲第1項から第3項ま
    でのうちのいずれか一つに記載の圧延機。 5 潤滑系によりロールスタンドを加温保持する
    ため加熱された循環する潤滑剤が使用される、特
    許請求の範囲第4項に記載の圧延機。 6 仕上圧延ロール群16および粗圧延ロール群
    6,14,15が3ロールカリバーを備えてい
    る、特許請求の範囲第1項から第5項までのうち
    のいずれか一つに記載の圧延機。 7 仕上圧延ロール群16のすべてのロールスタ
    ンド7c,7が共通のモータにより一定の減速段
    で駆動される、特許請求の範囲第1項から第6項
    までのうちのいずれか一つに記載の圧延機。 8 粗圧延ロール群6,14,15の間に大きさ
    が調節された被圧延材ループが存在し、一方仕上
    圧延ロール群16の手前の圧延方向20で最後の
    ロールスタンド7bとしえげ圧延ロール群16の
    第1のロールスタンド7cとの間に被圧延材を負
    荷する僅かな引張り力が生じるように構成されて
    いる、特許請求の範囲第1項から第7項までのう
    ちのいずれか一つに記載の圧延機。
JP8722978A 1977-07-19 1978-07-19 Rolling mill for rolling circular* hexagonal or square stell material Granted JPS5421950A (en)

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DE19772732496 DE2732496A1 (de) 1977-07-19 1977-07-19 Walzwerk zum einadrigen walzen von runden, sechseckigen oder quadratischen staeben

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Publication Number Publication Date
JPS5421950A JPS5421950A (en) 1979-02-19
JPS6249121B2 true JPS6249121B2 (ja) 1987-10-17

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ID=6014243

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JP8722978A Granted JPS5421950A (en) 1977-07-19 1978-07-19 Rolling mill for rolling circular* hexagonal or square stell material

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JP (1) JPS5421950A (ja)
BE (1) BE867722A (ja)
DE (1) DE2732496A1 (ja)
FR (1) FR2397892A1 (ja)
GB (1) GB1594515A (ja)

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JPS5421950A (en) 1979-02-19
FR2397892A1 (fr) 1979-02-16
DE2732496A1 (de) 1979-02-01
BE867722A (fr) 1978-10-02
GB1594515A (en) 1981-07-30
US4192164A (en) 1980-03-11
FR2397892B1 (ja) 1983-07-01
DE2732496C2 (ja) 1989-05-03

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