JPS624880Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS624880Y2 JPS624880Y2 JP1982143493U JP14349382U JPS624880Y2 JP S624880 Y2 JPS624880 Y2 JP S624880Y2 JP 1982143493 U JP1982143493 U JP 1982143493U JP 14349382 U JP14349382 U JP 14349382U JP S624880 Y2 JPS624880 Y2 JP S624880Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- baked
- ingot
- conveyor frame
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 12
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims 1
- 239000004568 cement Substances 0.000 description 2
- 239000010419 fine particle Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 238000010304 firing Methods 0.000 description 1
- 239000011819 refractory material Substances 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Furnace Details (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は高温の焼塊を冷却しかつ焼塊の熱を
回収する装置に係り、特に焼塊による装置駆動部
の焼損、熱による変形等を効果的に防止できる焼
塊冷却装置に関する。
回収する装置に係り、特に焼塊による装置駆動部
の焼損、熱による変形等を効果的に防止できる焼
塊冷却装置に関する。
第１図は焼塊冷却装置の構造を示す。図におい
てロータリキルン等の焼成装置１から排出された
セメントクリンカ等の焼塊８は装置本体３内に配
置したグレートプレート（火格子）５の上に落下
する。このグレートプレート５は駆動装置６によ
り焼塊移送方向Ｘに沿つて往復運動する可動プレ
ート５ｂと、所定の場所に固定した固定プレート
５ａとを交互に配置することにより構成してあ
る。これによりグレートプレート５に落下した焼
塊は可動プレート５ｂの運動により徐々に排出口
１０に向つて移送させる。一方空気室７に対して
はフアン１１により冷却用空気が供給され、この
冷却用空気は各プレート５ａ，５ｂに形成した小
孔を経て焼塊層を通過し焼塊を冷却させる。焼塊
との熱交換により昇温した空気の一部は焼成装置
１に設けたバーナ２の燃焼用空気として利用され
る。
てロータリキルン等の焼成装置１から排出された
セメントクリンカ等の焼塊８は装置本体３内に配
置したグレートプレート（火格子）５の上に落下
する。このグレートプレート５は駆動装置６によ
り焼塊移送方向Ｘに沿つて往復運動する可動プレ
ート５ｂと、所定の場所に固定した固定プレート
５ａとを交互に配置することにより構成してあ
る。これによりグレートプレート５に落下した焼
塊は可動プレート５ｂの運動により徐々に排出口
１０に向つて移送させる。一方空気室７に対して
はフアン１１により冷却用空気が供給され、この
冷却用空気は各プレート５ａ，５ｂに形成した小
孔を経て焼塊層を通過し焼塊を冷却させる。焼塊
との熱交換により昇温した空気の一部は焼成装置
１に設けたバーナ２の燃焼用空気として利用され
る。
以上の装置において例えば焼塊をセメントクリ
ンカとした場合焼成装置１から排出された時点で
クリンカの温度は約1400℃あり、この高温のセメ
ントクリンカを排出口１０近傍においては約100
℃まで冷却する。第２図は第１図のＡ−Ａ線によ
る断面を示すが、可動プレート５ｂに対してはコ
ンベヤフレーム２３を介して駆動装置の力が伝達
され往復運動を行う。この間に各プレートの間に
形成された隙間１９から高温の細粒が落下し、コ
ンベヤフレーム２３はこの細粒の直接接触と、高
温焼塊の輻射熱により、約300℃〜400℃に加熱さ
れ、熱変形や焼損を生じることになる。このため
第３図の如くコンベヤフレーム２３の頂部に耐火
材層２４を形成する等の方法も採用しているが十
分な対策とはなつていない。
ンカとした場合焼成装置１から排出された時点で
クリンカの温度は約1400℃あり、この高温のセメ
ントクリンカを排出口１０近傍においては約100
℃まで冷却する。第２図は第１図のＡ−Ａ線によ
る断面を示すが、可動プレート５ｂに対してはコ
ンベヤフレーム２３を介して駆動装置の力が伝達
され往復運動を行う。この間に各プレートの間に
形成された隙間１９から高温の細粒が落下し、コ
ンベヤフレーム２３はこの細粒の直接接触と、高
温焼塊の輻射熱により、約300℃〜400℃に加熱さ
れ、熱変形や焼損を生じることになる。このため
第３図の如くコンベヤフレーム２３の頂部に耐火
材層２４を形成する等の方法も採用しているが十
分な対策とはなつていない。
この考案の目的は上述した問題点を除去し、コ
ンベヤフレームの熱変形、焼損を防止するよう構
成した焼塊冷却装置である。
ンベヤフレームの熱変形、焼損を防止するよう構
成した焼塊冷却装置である。
要するにこの考案は、最近の傾向としてグレー
トプレート上の焼塊層の層高を制御するため冷却
装置壁面近傍のプレートを、空気孔を形成しない
盲板とすることに着目し、コンベヤフレームをこ
の盲板配置部の下部に配置し、高温細粒の直接接
触をなくし、かつ高温焼塊の輻射熱を遮へいする
よう構成した焼塊冷却装置である。
トプレート上の焼塊層の層高を制御するため冷却
装置壁面近傍のプレートを、空気孔を形成しない
盲板とすることに着目し、コンベヤフレームをこ
の盲板配置部の下部に配置し、高温細粒の直接接
触をなくし、かつ高温焼塊の輻射熱を遮へいする
よう構成した焼塊冷却装置である。
以下この考案の実施例を図面により説明する。
第４図は焼塊層の層高調節を行う盲板の配置状
態を示す。図において固定プレート５ａ、可動プ
レート５ｂを焼塊の移送方向に向つて交互に配置
することにより全体としてグレートプレート５を
形成する。このうち高温焼塊を移送する装置上流
側の側壁２１近傍のプレートは空気通過用の小孔
を形成していない盲板２２とし、かつこれら盲板
２２は固定式とすることにより、側壁２１近傍に
形成される高温の細粒層が冷却未了のまま下流に
流れ下る現象、すなわち「赤い川」の現象を防止
するようにしている。
態を示す。図において固定プレート５ａ、可動プ
レート５ｂを焼塊の移送方向に向つて交互に配置
することにより全体としてグレートプレート５を
形成する。このうち高温焼塊を移送する装置上流
側の側壁２１近傍のプレートは空気通過用の小孔
を形成していない盲板２２とし、かつこれら盲板
２２は固定式とすることにより、側壁２１近傍に
形成される高温の細粒層が冷却未了のまま下流に
流れ下る現象、すなわち「赤い川」の現象を防止
するようにしている。
第５図において、可動プレート５ｂを往復運動
させるコンベヤフレーム２３はこの盲板２２の下
部に位置させ、細粒の落下による直接接触を防止
し、かつ高温の焼塊２０から発せられる輻射熱の
相当量もこの盲板２２で遮へいし、コンベヤフレ
ーム２３が昇温するのを防止する。
させるコンベヤフレーム２３はこの盲板２２の下
部に位置させ、細粒の落下による直接接触を防止
し、かつ高温の焼塊２０から発せられる輻射熱の
相当量もこの盲板２２で遮へいし、コンベヤフレ
ーム２３が昇温するのを防止する。
この考案を実施することにより可動プレートを
作動させるコンベヤフレームを高温細粒の直接接
触、及び輻射熱から防護することができるので、
コンベヤフレームの焼損、熱変形等の発生を防止
し得る。
作動させるコンベヤフレームを高温細粒の直接接
触、及び輻射熱から防護することができるので、
コンベヤフレームの焼損、熱変形等の発生を防止
し得る。
第１図は焼塊冷却装置の断面図、第２図は第１
図のＡ−Ａ線による断面図、第３図はコンベヤフ
レームの断面詳細図、第４図はこの考案に係る焼
塊冷却装置のグレートプレート平面図、第５図は
第４図のＢ−Ｂ線による断面図である。 ５ａ……固定プレート、５ｂ……可動プレー
ト、８……焼塊、２１……側壁、２２……盲板、
２３……コンベヤフレーム。
図のＡ−Ａ線による断面図、第３図はコンベヤフ
レームの断面詳細図、第４図はこの考案に係る焼
塊冷却装置のグレートプレート平面図、第５図は
第４図のＢ−Ｂ線による断面図である。 ５ａ……固定プレート、５ｂ……可動プレー
ト、８……焼塊、２１……側壁、２２……盲板、
２３……コンベヤフレーム。
Claims (1)
- 固定プレートと可動プレートとを交互に配置し
かつ可動プレートの作動により焼塊を移送すると
共に所定の温度まで冷却するものにおいて、装置
側壁近傍のプレートを固定の盲板とし、可動プレ
ート作動用のコンベヤフレームをこの盲板の下部
に配置したことを特徴とする焼損防止型焼塊冷却
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14349382U JPS5951031U (ja) | 1982-09-24 | 1982-09-24 | 焼損防止型焼塊冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14349382U JPS5951031U (ja) | 1982-09-24 | 1982-09-24 | 焼損防止型焼塊冷却装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5951031U JPS5951031U (ja) | 1984-04-04 |
| JPS624880Y2 true JPS624880Y2 (ja) | 1987-02-04 |
Family
ID=30320281
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14349382U Granted JPS5951031U (ja) | 1982-09-24 | 1982-09-24 | 焼損防止型焼塊冷却装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5951031U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49384U (ja) * | 1972-04-06 | 1974-01-05 |
-
1982
- 1982-09-24 JP JP14349382U patent/JPS5951031U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49384U (ja) * | 1972-04-06 | 1974-01-05 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5951031U (ja) | 1984-04-04 |
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