JPH0120720B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0120720B2 JPH0120720B2 JP56147927A JP14792781A JPH0120720B2 JP H0120720 B2 JPH0120720 B2 JP H0120720B2 JP 56147927 A JP56147927 A JP 56147927A JP 14792781 A JP14792781 A JP 14792781A JP H0120720 B2 JPH0120720 B2 JP H0120720B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- baked
- ingot
- grate
- eaves
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 11
- 239000010419 fine particle Substances 0.000 description 3
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 3
- 239000004568 cement Substances 0.000 description 2
- 238000010304 firing Methods 0.000 description 2
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 2
- 230000032258 transport Effects 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005243 fluidization Methods 0.000 description 1
- 239000003779 heat-resistant material Substances 0.000 description 1
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28C—HEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA COME INTO DIRECT CONTACT WITHOUT CHEMICAL INTERACTION
- F28C3/00—Other direct-contact heat-exchange apparatus
- F28C3/10—Other direct-contact heat-exchange apparatus one heat-exchange medium at least being a fluent solid, e.g. a particulate material
- F28C3/12—Other direct-contact heat-exchange apparatus one heat-exchange medium at least being a fluent solid, e.g. a particulate material the heat-exchange medium being a particulate material and a gas, vapour, or liquid
- F28C3/16—Other direct-contact heat-exchange apparatus one heat-exchange medium at least being a fluent solid, e.g. a particulate material the heat-exchange medium being a particulate material and a gas, vapour, or liquid the particulate material forming a bed, e.g. fluidised, on vibratory sieves
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Furnace Details (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はロータリキルン等の焼成装置から排
出された高温の焼塊を冷却する焼塊冷却装置に使
用するグレートプレートに関する。
出された高温の焼塊を冷却する焼塊冷却装置に使
用するグレートプレートに関する。
セメントクリンカ等の高温焼塊を冷却する装置
として、焼成炉から排出された高温の焼塊を一定
距離移送し、この間に空気により冷却する装置が
ある。第1図はこの装置の一例を示す。ロータリ
キルン1を出た高温の焼塊9は焼塊冷却装置3内
に落下し火格子上に載置される。火格子は可動グ
レートプレート5aと固定グレートプレート5b
を交互に配置することにより形成してあり、可動
グレートプレート5aの作動により焼塊は徐々に
排出口7に向つて移動する。この間に火格子下部
に形成した空気室8内の冷却空気が火格子を経て
焼塊9を通過し、この焼塊を所定の温度まで冷却
する。図中符号2はバーナ、6は可動グレートプ
レート駆動用のモータである。
として、焼成炉から排出された高温の焼塊を一定
距離移送し、この間に空気により冷却する装置が
ある。第1図はこの装置の一例を示す。ロータリ
キルン1を出た高温の焼塊9は焼塊冷却装置3内
に落下し火格子上に載置される。火格子は可動グ
レートプレート5aと固定グレートプレート5b
を交互に配置することにより形成してあり、可動
グレートプレート5aの作動により焼塊は徐々に
排出口7に向つて移動する。この間に火格子下部
に形成した空気室8内の冷却空気が火格子を経て
焼塊9を通過し、この焼塊を所定の温度まで冷却
する。図中符号2はバーナ、6は可動グレートプ
レート駆動用のモータである。
以上の装置において、焼塊をセメントクリンカ
とした場合、火格子上に落下した焼塊の温度は約
1300℃で、しかも粒経は1〜2mm程度のものから
大は1mを越えるものまである。焼成炉がロータ
リキルンである場合、焼成炉内において焼塊の分
級作用が生じ、小径の粒子は火格子側部に、大径
の粒子は火格子中央部に落下する傾向にある。ま
た焼塊の落下点においては火格子下部から数百な
いし1000mmH2Oの冷却用空気が通過するため細
粒は流動化現象を生じて移送方向の両側部のグレ
ートプレートに移動し両側部に細粒層を形成す
る。この細粒層は通気抵抗の増大を生じ、この結
果冷却が不十分となり、火格子両側に対し、ある
幅をもつて高温細粒の川状の流れを形成してしま
う。この現象は単に焼塊の冷却不足を生ずるだけ
でなく、グレートプレートを高級な耐熱材料で形
成する必要があり、装置の価格上昇という経済的
問題も生ずることになる。このため第2図に示す
如きグレートプレートの構造が提供された。
とした場合、火格子上に落下した焼塊の温度は約
1300℃で、しかも粒経は1〜2mm程度のものから
大は1mを越えるものまである。焼成炉がロータ
リキルンである場合、焼成炉内において焼塊の分
級作用が生じ、小径の粒子は火格子側部に、大径
の粒子は火格子中央部に落下する傾向にある。ま
た焼塊の落下点においては火格子下部から数百な
いし1000mmH2Oの冷却用空気が通過するため細
粒は流動化現象を生じて移送方向の両側部のグレ
ートプレートに移動し両側部に細粒層を形成す
る。この細粒層は通気抵抗の増大を生じ、この結
果冷却が不十分となり、火格子両側に対し、ある
幅をもつて高温細粒の川状の流れを形成してしま
う。この現象は単に焼塊の冷却不足を生ずるだけ
でなく、グレートプレートを高級な耐熱材料で形
成する必要があり、装置の価格上昇という経済的
問題も生ずることになる。このため第2図に示す
如きグレートプレートの構造が提供された。
図において、10は可動グレートプレート、1
1,12は焼塊移送方向Xにおいてこの可動グレ
ートプレート10の前後に配置した固定グレート
プレートである。15,は可動グレートプレート
10に側部に隣接して配置した特別プレートであ
り前後の固定プレート13,14と共に三段の固
定プレートとしている。これにより前述の高温細
粒の流速を低下させるようにしている。つまり可
動グレートプレートの配置数を減少させることに
より高温細粒の移動速度を低下させるようにして
いる。この特別プレート15′の可動プレート隣
接部には可動プレート10の側辺部を一部覆うよ
うにひさし部16′が配置してあり、細粒焼塊が
空気室内に落下するのを防止している。しかし第
3図の如く冷却装置運転中にこのひさし部16′
と可動プレート10の間の隙間17内に焼塊9が
侵入し、可動プレート10の運動によりひさし部
16′が摩耗する。特にひさし部16′のうち先端
部であるY部の摩耗が激しい。ひさし部16′は
特別プレート15′と一体に形成してあるため、
ひさし部16′が摩耗すると特別プレート15′全
体を交換せねばならず不経済であつた。
1,12は焼塊移送方向Xにおいてこの可動グレ
ートプレート10の前後に配置した固定グレート
プレートである。15,は可動グレートプレート
10に側部に隣接して配置した特別プレートであ
り前後の固定プレート13,14と共に三段の固
定プレートとしている。これにより前述の高温細
粒の流速を低下させるようにしている。つまり可
動グレートプレートの配置数を減少させることに
より高温細粒の移動速度を低下させるようにして
いる。この特別プレート15′の可動プレート隣
接部には可動プレート10の側辺部を一部覆うよ
うにひさし部16′が配置してあり、細粒焼塊が
空気室内に落下するのを防止している。しかし第
3図の如く冷却装置運転中にこのひさし部16′
と可動プレート10の間の隙間17内に焼塊9が
侵入し、可動プレート10の運動によりひさし部
16′が摩耗する。特にひさし部16′のうち先端
部であるY部の摩耗が激しい。ひさし部16′は
特別プレート15′と一体に形成してあるため、
ひさし部16′が摩耗すると特別プレート15′全
体を交換せねばならず不経済であつた。
この発明の目的はひさし部と可動プレートとの
間に焼塊が侵入するのを困難にし、かつひさし部
を特別プレートから取り外し可能に構成すること
によりひさし部のみの交換を可能にしたグレート
プレートを提供することにある。
間に焼塊が侵入するのを困難にし、かつひさし部
を特別プレートから取り外し可能に構成すること
によりひさし部のみの交換を可能にしたグレート
プレートを提供することにある。
要するにこの発明はひさし部を焼塊移送方向に
向つて未広がりとなるよう平面略台形に形成する
ことにより隙間に対する焼塊の侵入を減少させ、
かつひさし部を特別プレートに対して着脱可能に
取り付けて、ひさし部に摩耗が生じた場合ひさし
部のみの交換を可能にしたグレートプレートであ
る。
向つて未広がりとなるよう平面略台形に形成する
ことにより隙間に対する焼塊の侵入を減少させ、
かつひさし部を特別プレートに対して着脱可能に
取り付けて、ひさし部に摩耗が生じた場合ひさし
部のみの交換を可能にしたグレートプレートであ
る。
以下この発明の実施例を図面により説明する。
第4図および第5図において、15は特別プレ
ート本体であつて、15a,15bは特別プレー
トに形成した細粒焼塊の流れを整える仕切壁であ
る。16はひさし部形成体であつて、この形成体
16の側壁16aを特別プレート本体15の仕切
壁15bに密着係合させ、ボルト20をもつて特
別プレート本体15に着脱可能に取り付けること
により特別プレートを形成する。16bはひさし
部であり、可動グレートプレート10を一部覆う
ように配置し、第5図の如く焼塊冷却方向Xに向
つて未広がりとなるよう平面略台形に形成してあ
る。21はひさし部16bの端縁部に立設したひ
さし部仕切壁である。
ート本体であつて、15a,15bは特別プレー
トに形成した細粒焼塊の流れを整える仕切壁であ
る。16はひさし部形成体であつて、この形成体
16の側壁16aを特別プレート本体15の仕切
壁15bに密着係合させ、ボルト20をもつて特
別プレート本体15に着脱可能に取り付けること
により特別プレートを形成する。16bはひさし
部であり、可動グレートプレート10を一部覆う
ように配置し、第5図の如く焼塊冷却方向Xに向
つて未広がりとなるよう平面略台形に形成してあ
る。21はひさし部16bの端縁部に立設したひ
さし部仕切壁である。
以上のグレートプレートにおいて、特別プレー
トに隣接する可動プレート10はB方向に後即
し、後端部まで移動したらF方向に前進し、この
前進,後退を繰り返すことにより焼塊をX方向に
移送する。この場合後端部からF方向に可動プレ
ートが前進すると、ひさし部16は未広がりとな
つているため焼塊の流れは可動プレート10の中
央部方向に矢印の如く曲げられる。この結果、最
も摩耗の激しいY部に対する焼塊の移動量が減少
し、Y部におけるひさし部16bと可動グレート
プレート10との隙間に対する焼塊の侵入量が減
少し、ひさし部16bの摩耗は減少する。
トに隣接する可動プレート10はB方向に後即
し、後端部まで移動したらF方向に前進し、この
前進,後退を繰り返すことにより焼塊をX方向に
移送する。この場合後端部からF方向に可動プレ
ートが前進すると、ひさし部16は未広がりとな
つているため焼塊の流れは可動プレート10の中
央部方向に矢印の如く曲げられる。この結果、最
も摩耗の激しいY部に対する焼塊の移動量が減少
し、Y部におけるひさし部16bと可動グレート
プレート10との隙間に対する焼塊の侵入量が減
少し、ひさし部16bの摩耗は減少する。
なお、ひさし部16bが摩耗して交換の必要が
生じた場合にはボルト20を外し、ひさし部形成
体16を交換する。
生じた場合にはボルト20を外し、ひさし部形成
体16を交換する。
この発明を実施することにより特別プレートの
ひさし部の摩耗を大幅に減少させることができ、
しかもひさし部の摩耗が生じても特別プレート全
体を交換する必要がないので経済的である。
ひさし部の摩耗を大幅に減少させることができ、
しかもひさし部の摩耗が生じても特別プレート全
体を交換する必要がないので経済的である。
第1図は焼塊冷却装置の断面図、第2図は従来
の特別プレートの斜視図、第3図は第2図のA―
A断面図、第4図はこの発明に係る特別プレート
の斜視図、第5図は第4図の平面図である。 9……焼塊、10……可動グレートプレート、
15……特別プレート本体、16……ひさし部形
成体、16b……ひさし部、20……ボルト、X
……焼塊移送方向。
の特別プレートの斜視図、第3図は第2図のA―
A断面図、第4図はこの発明に係る特別プレート
の斜視図、第5図は第4図の平面図である。 9……焼塊、10……可動グレートプレート、
15……特別プレート本体、16……ひさし部形
成体、16b……ひさし部、20……ボルト、X
……焼塊移送方向。
Claims (1)
- 1 可動グレートプレートの側部に隣接して配置
し、かつ可動グレートプレートの側辺部の一部を
覆うようにひさし部を形成した特別プレートにお
いて、ひさし部を有するひさし部形成体を特別プ
レート本体に着脱可能に取り付け、ひさし部形成
体のひさし部は焼塊移送方向に対して未広がりと
なるように形成したことを特徴とする摩耗を減少
したグレートプレート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56147927A JPS5849891A (ja) | 1981-09-21 | 1981-09-21 | 摩耗を減少したグレ−トプレ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56147927A JPS5849891A (ja) | 1981-09-21 | 1981-09-21 | 摩耗を減少したグレ−トプレ−ト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5849891A JPS5849891A (ja) | 1983-03-24 |
JPH0120720B2 true JPH0120720B2 (ja) | 1989-04-18 |
Family
ID=15441223
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56147927A Granted JPS5849891A (ja) | 1981-09-21 | 1981-09-21 | 摩耗を減少したグレ−トプレ−ト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5849891A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5412177B2 (ja) * | 2009-05-11 | 2014-02-12 | 株式会社タクマ | キルンストーカ炉 |
JP5848601B2 (ja) * | 2011-12-26 | 2016-01-27 | 川崎重工業株式会社 | クーラ装置のシール構造、及びそれを備えるクーラ装置 |
-
1981
- 1981-09-21 JP JP56147927A patent/JPS5849891A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5849891A (ja) | 1983-03-24 |
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