JPS6248655A - N−〔1(s)−エトキシカルボニル−3−フエニルプロピル〕−l−アラニルクロリド無機酸塩及びその製造法 - Google Patents
N−〔1(s)−エトキシカルボニル−3−フエニルプロピル〕−l−アラニルクロリド無機酸塩及びその製造法Info
- Publication number
- JPS6248655A JPS6248655A JP60188242A JP18824285A JPS6248655A JP S6248655 A JPS6248655 A JP S6248655A JP 60188242 A JP60188242 A JP 60188242A JP 18824285 A JP18824285 A JP 18824285A JP S6248655 A JPS6248655 A JP S6248655A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- phenylpropyl
- ethoxycarbonyl
- alanyl
- chloride
- alanine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07K—PEPTIDES
- C07K5/00—Peptides containing up to four amino acids in a fully defined sequence; Derivatives thereof
- C07K5/02—Peptides containing up to four amino acids in a fully defined sequence; Derivatives thereof containing at least one abnormal peptide link
- C07K5/022—Peptides containing up to four amino acids in a fully defined sequence; Derivatives thereof containing at least one abnormal peptide link containing the structure -X-C(=O)-(C)n-N-C-C(=O)-Y-; X and Y being heteroatoms; n being 1 or 2
- C07K5/0222—Peptides containing up to four amino acids in a fully defined sequence; Derivatives thereof containing at least one abnormal peptide link containing the structure -X-C(=O)-(C)n-N-C-C(=O)-Y-; X and Y being heteroatoms; n being 1 or 2 with the first amino acid being heterocyclic, e.g. Pro, Trp
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P43/00—Drugs for specific purposes, not provided for in groups A61P1/00-A61P41/00
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P9/00—Drugs for disorders of the cardiovascular system
- A61P9/12—Antihypertensives
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Public Health (AREA)
- Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Pharmacology & Pharmacy (AREA)
- Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- Biophysics (AREA)
- Genetics & Genomics (AREA)
- Cardiology (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Peptides Or Proteins (AREA)
- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、式(I)
で表わされるN−[1(81−エトキシカルボニル−8
−フェニルプロピル〕−L−アラニルyovド艙機酸塩
及びその製造法に関する。さらに詳しく;ま、俊れたア
ンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害活性のため抗高
血圧剤としての利用が期待されている種々のアミノ酸誘
尋体 式([1)(式中、R1及びR2はそれらと結合
している原子と一緒になって5〜15個の炭素原子を有
する単環性、双環性または五環性の複素環系を表わすか
、あるいは几1は5〜15個の炭素原子を有するシクロ
アルキル、シクロアルキルアルキル、インダニル、置換
インダニルまたはそれらのアルコキシ体を表わし、R2
+ ILBは同一または異なり、水素原子1〜7個の炭
ヅ:原子を有するアルキル基、アラルキル基、アv−t
vuまたはそれらのU換体を表わす。半印は不斉炭素に
ついて(s)配置を表わす。)で示されるN−(:1(
81−エトキシカルボニル−3−フェニルプロピル]−
L−アラニン誘導体の製造中間体として極めて有用な新
規な化合物N−[H8)−エトキシカルボニル−3−フ
ェニルプロピ〜]−L−アラニルクロリド頷機酸塩及び
その製造法に関するものである。
−フェニルプロピル〕−L−アラニルyovド艙機酸塩
及びその製造法に関する。さらに詳しく;ま、俊れたア
ンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害活性のため抗高
血圧剤としての利用が期待されている種々のアミノ酸誘
尋体 式([1)(式中、R1及びR2はそれらと結合
している原子と一緒になって5〜15個の炭素原子を有
する単環性、双環性または五環性の複素環系を表わすか
、あるいは几1は5〜15個の炭素原子を有するシクロ
アルキル、シクロアルキルアルキル、インダニル、置換
インダニルまたはそれらのアルコキシ体を表わし、R2
+ ILBは同一または異なり、水素原子1〜7個の炭
ヅ:原子を有するアルキル基、アラルキル基、アv−t
vuまたはそれらのU換体を表わす。半印は不斉炭素に
ついて(s)配置を表わす。)で示されるN−(:1(
81−エトキシカルボニル−3−フェニルプロピル]−
L−アラニン誘導体の製造中間体として極めて有用な新
規な化合物N−[H8)−エトキシカルボニル−3−フ
ェニルプロピ〜]−L−アラニルクロリド頷機酸塩及び
その製造法に関するものである。
(従来の技術)
本)こ明の究極的な目的である式(It)で不されるア
ンジオテンシン変侠醇素阻害剤(ACEI)の製造法と
しては、例えばα−オキソ−γ−フェニル酪酸エチ/L
/(■)と式(In)で示されるL−アラニンを含むペ
プチド (Rt 、 Rg及びR8は前記に同じ)を用いて還元
的アミノ化により、式(U)で示されるACEIを合成
する方法が知られている。代表的なACEIの1つであ
るエナラプリル(N−C1t8)−エトキシカルボニル
−8−フェニルプロピル〕−L−アラニル−L−プロリ
ン)の場合は、α−オキンーγ−フェニル醋酸二チ/L
/(■)にL−アラニ/I/ −L−プロリン(マ)を
脱水縮合して得られるシッフの塩基(■)を、ナトリウ
ムシアノボロハイドライド(NaB113ON)あるい
はパラジウム/炭素を触媒とする水素ガスを用いた方法
で還元するといった方法が公知である。
ンジオテンシン変侠醇素阻害剤(ACEI)の製造法と
しては、例えばα−オキソ−γ−フェニル酪酸エチ/L
/(■)と式(In)で示されるL−アラニンを含むペ
プチド (Rt 、 Rg及びR8は前記に同じ)を用いて還元
的アミノ化により、式(U)で示されるACEIを合成
する方法が知られている。代表的なACEIの1つであ
るエナラプリル(N−C1t8)−エトキシカルボニル
−8−フェニルプロピル〕−L−アラニル−L−プロリ
ン)の場合は、α−オキンーγ−フェニル醋酸二チ/L
/(■)にL−アラニ/I/ −L−プロリン(マ)を
脱水縮合して得られるシッフの塩基(■)を、ナトリウ
ムシアノボロハイドライド(NaB113ON)あるい
はパラジウム/炭素を触媒とする水素ガスを用いた方法
で還元するといった方法が公知である。
(IV) (V)C’1l)
(sss)、(RβB)混合物
〔特B:・1昭55−81845号およびジャーナル・
オブ・オlレガニツク・ケミストリー(J 、Org
。
オブ・オlレガニツク・ケミストリー(J 、Org
。
Chem、)49(15)、2816(1984))一
方、N −[1!!1ll−エトキンカルボニルー3−
フエ二MプロピIし〕−L−アラニンを利用する方法と
しては、j」差成分(Vt+) (式中、R1,RgおよびR8は前記に同じ)と1−ヒ
ドロキシベンゾトリアゾール(nOBt)/ジシクロへ
キシルカルボジイミド(DOC) あるいはN−ヒド
ロキシスクシンイミド(HO8u)/DCICにより縮
合する、いわゆる活性エステル化による製造法(特開昭
56−161872.同58−172867、同59−
65057など)、ジエチルシアノホスフェート、ある
いはホスフィン酸焦水物の存在下塩基成分(Vn)と反
応させる。いわゆる混合酸無水物法による製造法が知ら
れている(特開昭59−281052.同60−894
97など)。
方、N −[1!!1ll−エトキンカルボニルー3−
フエ二MプロピIし〕−L−アラニンを利用する方法と
しては、j」差成分(Vt+) (式中、R1,RgおよびR8は前記に同じ)と1−ヒ
ドロキシベンゾトリアゾール(nOBt)/ジシクロへ
キシルカルボジイミド(DOC) あるいはN−ヒド
ロキシスクシンイミド(HO8u)/DCICにより縮
合する、いわゆる活性エステル化による製造法(特開昭
56−161872.同58−172867、同59−
65057など)、ジエチルシアノホスフェート、ある
いはホスフィン酸焦水物の存在下塩基成分(Vn)と反
応させる。いわゆる混合酸無水物法による製造法が知ら
れている(特開昭59−281052.同60−894
97など)。
これらの他、ペプチド結合の一般的な合成法としては、
泉屋信夫氏著の「ペプチド合成の基礎と実験」にも記載
されているように、アジド法、NCA法、酸りaライド
法などがあるが、N−[:1(81−エトキシカルボニ
ル−8−7エ二ルプロピル〕−L−アラニンを利用して
、式(n)で示されるAOEIを合成する方法として酸
クロライド法を用いた例は報告されていない。
泉屋信夫氏著の「ペプチド合成の基礎と実験」にも記載
されているように、アジド法、NCA法、酸りaライド
法などがあるが、N−[:1(81−エトキシカルボニ
ル−8−7エ二ルプロピル〕−L−アラニンを利用して
、式(n)で示されるAOEIを合成する方法として酸
クロライド法を用いた例は報告されていない。
酸クロライドの一般的合成法としては、不活性有機溶媒
中、カルボン酸と塩化ホスホリル、塩化チオニル、五塩
化リン、三塩化りンなどの無機ハロゲン化合物との反応
がよく知られているが、本発明の目的化合物であるN
−[1[81−エトキシカルボニル−8−フェニルプロ
ピル]−L−アラニルクロリドの合成例は報告されてい
ない。
中、カルボン酸と塩化ホスホリル、塩化チオニル、五塩
化リン、三塩化りンなどの無機ハロゲン化合物との反応
がよく知られているが、本発明の目的化合物であるN
−[1[81−エトキシカルボニル−8−フェニルプロ
ピル]−L−アラニルクロリドの合成例は報告されてい
ない。
(発明が解決しようとする問題点)
式(II)で示される種々のアミノ酸誘導体のアンジオ
テンシン変換酵素阻害活性と不斉次素部分の ′立体配
置には密接な関係があり、望ましい活性の発現には8個
の不斉欠素部分iζついて、いずれも(8)配置をもつ
光学活性体、(SSS)体であることが必要である。と
ころで上記の還元的アミノ化反応を利用したACEI(
式■)の合成法においては、シッフの塩基(マI)が還
元されて新たに生じるフェニル醋酸部分の不斉炭素の立
体配置は、+81配置と(R1配置のいずれもが生じ、
(SSS) 配置と(R88)配置の混合物が生成し
てしまう。
テンシン変換酵素阻害活性と不斉次素部分の ′立体配
置には密接な関係があり、望ましい活性の発現には8個
の不斉欠素部分iζついて、いずれも(8)配置をもつ
光学活性体、(SSS)体であることが必要である。と
ころで上記の還元的アミノ化反応を利用したACEI(
式■)の合成法においては、シッフの塩基(マI)が還
元されて新たに生じるフェニル醋酸部分の不斉炭素の立
体配置は、+81配置と(R1配置のいずれもが生じ、
(SSS) 配置と(R88)配置の混合物が生成し
てしまう。
そのため目的とする(SSS)配置の化合物を得るため
には煩雑な光学分割操作が必要となっている。その上、
不用の(R8B)配置の化合物が多酋生成することによ
り、(SSS)配置の目的物の収率は、それぞれの化合
物の反応率は高いにもかかわらず甑めて低く%50%以
下となり、α−オキソ−γ−フエニV醋酸エチル(’I
T)およびL−アラニルーL−プロリン(マ)といった
加工度の高い高価な原料を浪費する結果となることは避
けがたい。
には煩雑な光学分割操作が必要となっている。その上、
不用の(R8B)配置の化合物が多酋生成することによ
り、(SSS)配置の目的物の収率は、それぞれの化合
物の反応率は高いにもかかわらず甑めて低く%50%以
下となり、α−オキソ−γ−フエニV醋酸エチル(’I
T)およびL−アラニルーL−プロリン(マ)といった
加工度の高い高価な原料を浪費する結果となることは避
けがたい。
また本反応の中間に生成するシップの塩基(VI)が本
質的にラセミ化しやすい性質を有するため、シッフ塩基
のラセミ化を回避するために、還元反応系においてin
5ituにシッフ塩基を形成させる、いわゆる同時
反応方法が採用されているが、この反応系においては、
本来還元されやすい性質を有するα−オキソ−γ−フエ
ニ/L/酪酸エチル(IV)は、シッフ塩基形成に利用
される以外に、それ自体照光されてα−ヒドロキシ−r
−フ二二/L/醋酸エチルといった副生成物へと変化し
硯争的に無駄に消費されることは封けられず、このため
化学量論的必要量の2〜8倍モAf&のα−オキンーr
−フエニ/l/(lrmエチルの使用が不可欠となって
いる。
質的にラセミ化しやすい性質を有するため、シッフ塩基
のラセミ化を回避するために、還元反応系においてin
5ituにシッフ塩基を形成させる、いわゆる同時
反応方法が採用されているが、この反応系においては、
本来還元されやすい性質を有するα−オキソ−γ−フエ
ニ/L/酪酸エチル(IV)は、シッフ塩基形成に利用
される以外に、それ自体照光されてα−ヒドロキシ−r
−フ二二/L/醋酸エチルといった副生成物へと変化し
硯争的に無駄に消費されることは封けられず、このため
化学量論的必要量の2〜8倍モAf&のα−オキンーr
−フエニ/l/(lrmエチルの使用が不可欠となって
いる。
このことは不経済であるばかりでなく、副生ずる多−の
α−ヒドロキシ−γ−フェニル醋酸エチルと目的物の分
離に煩雑な抽出除去操作が必要となるなどの操作性上の
欠点ともなっている。
α−ヒドロキシ−γ−フェニル醋酸エチルと目的物の分
離に煩雑な抽出除去操作が必要となるなどの操作性上の
欠点ともなっている。
次にN−[1(81−エトキシカルボニル−3−〕工二
ルプロピル)−L−アラニンを利用した活性エステル化
による化合物(n)の合成法では、DCC−HOBL法
、DCC−HO8u法いずれも高価な試薬を多′kLt
使用する上に、複雑な操作が必要であるにもかかわらず
、副生ずるジシクロヘキシル尿素の除去が困難を伴うな
どの欠点を有し、反応収率面でも50〜.75%である
ことが知られている。また、ジシクロへキシルカルボジ
イミド(DC(3)に対する重篤なアレμギーが知られ
ており、取扱い上、工業的に良好な試薬であるとは言い
難い。混合酸側水物法においては、N−[1(8)−エ
トキシカルボ二1v−3−フェニルプロピル)−L−ア
ラニンと混合酸無水物(Mム)を形成するために、ジエ
チルシアノホスフェート、ジフェニルホスフオリルアジ
ドあるいはアルキルホスフィン酸細水物といった高価で
、かつそれ自体毒性の強い化合物を用いており、経済性
、操作性及び有i1Jンの廃液処理などの面において好
ましい製造法とは言い難い。以上のように式(n)で示
されるACEIの従来の製造法は経済性及び操作性の面
で必ずしも有利な製造法とは言い漏い。
ルプロピル)−L−アラニンを利用した活性エステル化
による化合物(n)の合成法では、DCC−HOBL法
、DCC−HO8u法いずれも高価な試薬を多′kLt
使用する上に、複雑な操作が必要であるにもかかわらず
、副生ずるジシクロヘキシル尿素の除去が困難を伴うな
どの欠点を有し、反応収率面でも50〜.75%である
ことが知られている。また、ジシクロへキシルカルボジ
イミド(DC(3)に対する重篤なアレμギーが知られ
ており、取扱い上、工業的に良好な試薬であるとは言い
難い。混合酸側水物法においては、N−[1(8)−エ
トキシカルボ二1v−3−フェニルプロピル)−L−ア
ラニンと混合酸無水物(Mム)を形成するために、ジエ
チルシアノホスフェート、ジフェニルホスフオリルアジ
ドあるいはアルキルホスフィン酸細水物といった高価で
、かつそれ自体毒性の強い化合物を用いており、経済性
、操作性及び有i1Jンの廃液処理などの面において好
ましい製造法とは言い難い。以上のように式(n)で示
されるACEIの従来の製造法は経済性及び操作性の面
で必ずしも有利な製造法とは言い漏い。
(問題点を解決するための手段及び作用効果)本発明者
らは、先に式(■)で示されるAOEIに共通の製造中
間体として極めて有用なN−〔1(81−エトキシカル
ボニル−8−オキンー8−フェニルプロピ〃〕−L−ア
ラニン及びN−C1(81−エトキシカルボニル−8−
フェニルプロピル〕−L−アラニンを経済的かつ効率的
に製造する方法を特願昭6o−194ssvとして出願
した。
らは、先に式(■)で示されるAOEIに共通の製造中
間体として極めて有用なN−〔1(81−エトキシカル
ボニル−8−オキンー8−フェニルプロピ〃〕−L−ア
ラニン及びN−C1(81−エトキシカルボニル−8−
フェニルプロピル〕−L−アラニンを経済的かつ効率的
に製造する方法を特願昭6o−194ssvとして出願
した。
本発明者らは前記技術により容易に合成できる式(n)
で示されるムOEIの共通な構成成分である(88)配
置のN−(1f8)−エトキシカルボニル−8−フェニ
ルプロピル]−L−79二ンヲ有効に利用する、ACE
Iの経済的かつ効率的な製造法を開発すべく種々検討を
重ねた結果、N−([81−エトキシカルボニA/−8
−フェニルプロピルm1−L−アラニンの反応性誘導体
の1つとして考えられる新規化合物N−[1(81−エ
トキシカルボニル−8−〕〕二ニルプロピル]−L−ア
ラニルクロリド無機酸を、五塩化リンとN−〔ll−エ
トキシカルボニ)v −fJ−フエニMプロピル〕−L
−アラニン熱機酸塩との反応により、はぼ定量的に合成
することに成功し、かつ該化合物が式(II)で示され
る各[ACEI合成において極めて有効に利用できるこ
とを見い出して本発明を完成するに至った。
で示されるムOEIの共通な構成成分である(88)配
置のN−(1f8)−エトキシカルボニル−8−フェニ
ルプロピル]−L−79二ンヲ有効に利用する、ACE
Iの経済的かつ効率的な製造法を開発すべく種々検討を
重ねた結果、N−([81−エトキシカルボニA/−8
−フェニルプロピルm1−L−アラニンの反応性誘導体
の1つとして考えられる新規化合物N−[1(81−エ
トキシカルボニル−8−〕〕二ニルプロピル]−L−ア
ラニルクロリド無機酸を、五塩化リンとN−〔ll−エ
トキシカルボニ)v −fJ−フエニMプロピル〕−L
−アラニン熱機酸塩との反応により、はぼ定量的に合成
することに成功し、かつ該化合物が式(II)で示され
る各[ACEI合成において極めて有効に利用できるこ
とを見い出して本発明を完成するに至った。
本発明の出発物質は、N−(1(81−エトキシカルボ
エル−3−フエ二Vプロピy〕−L −7ラニンの塩酸
塩、砧、酸塩の如き無機酸塩であり、:I8媒としては
反応物及び生成物に不活性な有機溶好であれば特に制限
はなく、例えばベンゼン、トルエン、n−へキサン、シ
クロヘキサン等の炭化水素類;メチレンクロライド、四
塩化炭素、トリクレン等のハロゲン化炭化水素類;エチ
ルエーテル。
エル−3−フエ二Vプロピy〕−L −7ラニンの塩酸
塩、砧、酸塩の如き無機酸塩であり、:I8媒としては
反応物及び生成物に不活性な有機溶好であれば特に制限
はなく、例えばベンゼン、トルエン、n−へキサン、シ
クロヘキサン等の炭化水素類;メチレンクロライド、四
塩化炭素、トリクレン等のハロゲン化炭化水素類;エチ
ルエーテル。
ジオキサン、テトロヒドロフラン、ジメチルスルホキシ
ド等のエーテル類、チオエーテル類;アセチルクロライ
ド、ベンゾイルクロライド等のカルボン酸酸塩化物及び
これらの混合溶媒が好適に使用される。
ド等のエーテル類、チオエーテル類;アセチルクロライ
ド、ベンゾイルクロライド等のカルボン酸酸塩化物及び
これらの混合溶媒が好適に使用される。
一般に酸塩化物の合成には、塩素化剤として塩化ホスホ
リル、塩化チオニル、五塩化リン、三塩化リンなど無機
ハロゲン化合物の使用が知られている。N−[1(sl
−エトキシカルボニA/−8−〕工二ルプロピル)−L
−アラニン無機酸塩の酸塩化物合成において種々検討を
行なったところ、塩化チオニルでは副反応が激しく、目
的とする酸塩化物の生成はほとんど認められなかった。
リル、塩化チオニル、五塩化リン、三塩化リンなど無機
ハロゲン化合物の使用が知られている。N−[1(sl
−エトキシカルボニA/−8−〕工二ルプロピル)−L
−アラニン無機酸塩の酸塩化物合成において種々検討を
行なったところ、塩化チオニルでは副反応が激しく、目
的とする酸塩化物の生成はほとんど認められなかった。
またN−カルボキシ無水物(NOA)に塩化水素ガスを
作用せしめて酸塩化物を得る方法も一般的に知られてお
り、ホスゲンを用いてN−[:1(81−エトキシカル
ボエル−8−フェニルプロピル〕−L−アラニンのNO
Aを得たのち、塩化水素ガスを作用させ酸クロライドと
する方法についても検討を加えたが、目的物の生成は認
められなかった。ところが、五塩化リンを用いた場合、
はぼ定量的にN−[:1(81−エトキシカルボニル−
8−フェニルプロピル)−り一アラニルクロリド蕪機酸
塩が生成することを認めた。また三塩化リンでは、単独
ではその酸塩化物を与えないが、塩素ガスと併用すれば
五塩化リンと同様に酸塩化物を生成することを認め、本
発明の目的化合物であるN−C1(8+−エトキシカy
ボニルー8−フェニルプロピル〕−L−アラニルクロリ
ド無機酸塩の合成には五塩化リン、または三塩化リンと
塩素ガスの使用が、特異的に有効であることを見い出し
た。
作用せしめて酸塩化物を得る方法も一般的に知られてお
り、ホスゲンを用いてN−[:1(81−エトキシカル
ボエル−8−フェニルプロピル〕−L−アラニンのNO
Aを得たのち、塩化水素ガスを作用させ酸クロライドと
する方法についても検討を加えたが、目的物の生成は認
められなかった。ところが、五塩化リンを用いた場合、
はぼ定量的にN−[:1(81−エトキシカルボニル−
8−フェニルプロピル)−り一アラニルクロリド蕪機酸
塩が生成することを認めた。また三塩化リンでは、単独
ではその酸塩化物を与えないが、塩素ガスと併用すれば
五塩化リンと同様に酸塩化物を生成することを認め、本
発明の目的化合物であるN−C1(8+−エトキシカy
ボニルー8−フェニルプロピル〕−L−アラニルクロリ
ド無機酸塩の合成には五塩化リン、または三塩化リンと
塩素ガスの使用が、特異的に有効であることを見い出し
た。
反応は、N−[:1(8)−エトキシカルボニA/−8
−フェニルプロピル〕−L−アラニンの無機酸塩、好ま
しくは塩酸塩の上記溶媒溶液に撹拌下に五塩化リンを加
えてゆくことにより容易に進行し、はぼ定量的に目的と
するN−[1F81−エトキシカルボニル−8−フェニ
ルプロピル]−L−アラニルクロリド無m酸塩が生成す
る。反応に使用する出発物質は遊離型でも目的とする酸
塩化物を与えるが、収率及び純度の面で無機酸塩として
使用する事が好ましい。N−(:1(8)−エトキシカ
ルボニル−8−フェニルプロピル〕−L−アラニンの無
機酸塩は、そのまま塩の形で上記溶媒に加えて反応に供
することかできるのみならず、遊離型のまま上記溶媒に
懸濁し、例えば塩化水素ガスを通気し、塩とした後、本
反応に使用することが可能である。
−フェニルプロピル〕−L−アラニンの無機酸塩、好ま
しくは塩酸塩の上記溶媒溶液に撹拌下に五塩化リンを加
えてゆくことにより容易に進行し、はぼ定量的に目的と
するN−[1F81−エトキシカルボニル−8−フェニ
ルプロピル]−L−アラニルクロリド無m酸塩が生成す
る。反応に使用する出発物質は遊離型でも目的とする酸
塩化物を与えるが、収率及び純度の面で無機酸塩として
使用する事が好ましい。N−(:1(8)−エトキシカ
ルボニル−8−フェニルプロピル〕−L−アラニンの無
機酸塩は、そのまま塩の形で上記溶媒に加えて反応に供
することかできるのみならず、遊離型のまま上記溶媒に
懸濁し、例えば塩化水素ガスを通気し、塩とした後、本
反応に使用することが可能である。
N−CN81−エトキシカルボニlレー3−フェニルプ
ロピル〕−L−アラニン無機酸塩に対する五塩化リンの
モル比は、1倍モル以上、好ましくは1.1〜1.5倍
モル程反であり、大過剰の使用は必要ない。反応温度は
低温の方が望ましく、通常80℃以下で反応を行なうが
、10℃以下で反応を実施することが生成物の収率及び
純度の面で好ましい。生成物の単離方法は用いた溶媒の
種急により異なるが、常法により容易に達成できる。例
えl;!’、N−(1(3)−エトキシカルボニル−3
−フェニルプロピル)−L−アラニルクロリドの無機酸
塩が溶媒に不溶で懸濁している場合は、単に濾過、遠心
分類、傾瀉等の固液分離方法を適用すればよく、また溶
解している場合は、濃縮、冷却などにより析出せしめ分
離することができる。
ロピル〕−L−アラニン無機酸塩に対する五塩化リンの
モル比は、1倍モル以上、好ましくは1.1〜1.5倍
モル程反であり、大過剰の使用は必要ない。反応温度は
低温の方が望ましく、通常80℃以下で反応を行なうが
、10℃以下で反応を実施することが生成物の収率及び
純度の面で好ましい。生成物の単離方法は用いた溶媒の
種急により異なるが、常法により容易に達成できる。例
えl;!’、N−(1(3)−エトキシカルボニル−3
−フェニルプロピル)−L−アラニルクロリドの無機酸
塩が溶媒に不溶で懸濁している場合は、単に濾過、遠心
分類、傾瀉等の固液分離方法を適用すればよく、また溶
解している場合は、濃縮、冷却などにより析出せしめ分
離することができる。
上記の方法により得られる新規な化合物N−(1−(s
)−エトキシカルボニA/−8−フェニルプロピル]−
L−アラニルクロリド無機酸塩は、参考例で述べるよう
に光学分割を必要としない、効率的なACEIの合成に
使用することができる。
)−エトキシカルボニA/−8−フェニルプロピル]−
L−アラニルクロリド無機酸塩は、参考例で述べるよう
に光学分割を必要としない、効率的なACEIの合成に
使用することができる。
たとえば塩化メチレン−エタノール系混合溶媒中、トリ
エチルアミンなどの塩基存在下においてL−プロリン・
ナトリウム塩とほぼ定量的に反応し、式(II)で示さ
れるAOEIの1つであるN−〔1(81−エトキシカ
ルボニル−8−フェニルプロピル〕−L−アラニル−L
−プロリンも極めて効率的に合成でき1本発明の目的化
合物である新規なN−[1(sl−エトキシカルボニル
−8−フェニルプロピル]−L−アラニルクロリド無機
酸塩が、ACEI合成における有効かつ経済的な反応性
誘導体であることを明らかにした。
エチルアミンなどの塩基存在下においてL−プロリン・
ナトリウム塩とほぼ定量的に反応し、式(II)で示さ
れるAOEIの1つであるN−〔1(81−エトキシカ
ルボニル−8−フェニルプロピル〕−L−アラニル−L
−プロリンも極めて効率的に合成でき1本発明の目的化
合物である新規なN−[1(sl−エトキシカルボニル
−8−フェニルプロピル]−L−アラニルクロリド無機
酸塩が、ACEI合成における有効かつ経済的な反応性
誘導体であることを明らかにした。
以上の説明で明らかな如く、本発明は抗高血圧剤として
その将来性を注目されている種々のACEI式(U)を
合成するための共通の反応性誘導体である新規化合物N
−[1(81−エトキシカルボニル−8−フェニルプロ
ピル〕−L−アラニルクロリド無機酸塩を高収率、高純
度にて、かつ安価に与えるものであり、ACEIの経済
的かつ効率的な工業的製造に極めて有利な方法を提供す
るものである。
その将来性を注目されている種々のACEI式(U)を
合成するための共通の反応性誘導体である新規化合物N
−[1(81−エトキシカルボニル−8−フェニルプロ
ピル〕−L−アラニルクロリド無機酸塩を高収率、高純
度にて、かつ安価に与えるものであり、ACEIの経済
的かつ効率的な工業的製造に極めて有利な方法を提供す
るものである。
(灰施例)
以下に実施例及び参考例を挙げて本発明を説明するが、
もとより本発明はこれに限定されるものではない。尚、
本発明の目的化合物N−[1(81−エトキシカルボニ
ル−3−フェニルプロピル〕−L−アラニルクロリド無
機酸塩の純度の測定は、酸塩化物を塩基存在下エタ/−
ルと反応させN−〔N81−エトキシカルボニル−8−
フェニルプロピル]−L−アラニンエチルエステルに変
換した後、これを高速液体クロマトグラフィーにより分
離定量することにより実施した。具体的には、酸塩化物
のサンプル約ioom、pを10m1!容メスフラスコ
に計量し、これにトリエチルアミン0.8%(W/V)
を含む無水エタノールを加えtomI!にした後、マグ
ネチツクスターラーにて室温下80分間撹拌しエステル
化し、この溶液1.0 m/をサンプリングし、これに
n−プロピル安息香酸10mJ(内部標準試薬)を含む
エタノール溶液4m7を加え下記条件にて分離定量した
。
もとより本発明はこれに限定されるものではない。尚、
本発明の目的化合物N−[1(81−エトキシカルボニ
ル−3−フェニルプロピル〕−L−アラニルクロリド無
機酸塩の純度の測定は、酸塩化物を塩基存在下エタ/−
ルと反応させN−〔N81−エトキシカルボニル−8−
フェニルプロピル]−L−アラニンエチルエステルに変
換した後、これを高速液体クロマトグラフィーにより分
離定量することにより実施した。具体的には、酸塩化物
のサンプル約ioom、pを10m1!容メスフラスコ
に計量し、これにトリエチルアミン0.8%(W/V)
を含む無水エタノールを加えtomI!にした後、マグ
ネチツクスターラーにて室温下80分間撹拌しエステル
化し、この溶液1.0 m/をサンプリングし、これに
n−プロピル安息香酸10mJ(内部標準試薬)を含む
エタノール溶液4m7を加え下記条件にて分離定量した
。
カラム: rinepack 8IL Olg(日
本分光銖製)(4,6本mI DX 250mm) 移動相:100mMリン酸緩衝液(pH7,0)/メタ
ノール=40/60 (V/V) 流速: 1.OmI!/ml n 検 出:210nm 実施例I N−(1(8)−エトキシカルボニル−8−7エニルプ
ロピ/7l−L−アラニン 5.OIを乾燥シクaaメ
タン25m/に懸濁し、塩化水素ガスを通気、撹拌して
、塩酸塩溶液とした。これをθ℃迄冷却した後、五塩化
リン4.51を2〜8分間で添加し、そのまま5時間撹
拌を行なった。次いで溶媒を減圧溜去して析出する白色
結晶を乾燥エーテル約100m1!にて洗浄後、減圧乾
燥を行ない、N−(1f81−エトキシ力〃ボニルー8
−フェニルプロピル]−L−アラニルクロリド塩酸m5
.1を得た(純度98%)。
本分光銖製)(4,6本mI DX 250mm) 移動相:100mMリン酸緩衝液(pH7,0)/メタ
ノール=40/60 (V/V) 流速: 1.OmI!/ml n 検 出:210nm 実施例I N−(1(8)−エトキシカルボニル−8−7エニルプ
ロピ/7l−L−アラニン 5.OIを乾燥シクaaメ
タン25m/に懸濁し、塩化水素ガスを通気、撹拌して
、塩酸塩溶液とした。これをθ℃迄冷却した後、五塩化
リン4.51を2〜8分間で添加し、そのまま5時間撹
拌を行なった。次いで溶媒を減圧溜去して析出する白色
結晶を乾燥エーテル約100m1!にて洗浄後、減圧乾
燥を行ない、N−(1f81−エトキシ力〃ボニルー8
−フェニルプロピル]−L−アラニルクロリド塩酸m5
.1を得た(純度98%)。
IR(cm−’) 2950.1745.1588゜
IHNMR(CD01g、δ) 7.1〜7.1(8
,5I()。
IHNMR(CD01g、δ) 7.1〜7.1(8
,5I()。
8.8〜4.6 (m 、 4H) 、 2.65〜8
.0 (m、 2H) 、 2.a 〜2.65(m
−2K ) + L 9 (d* 8 H) +1.8
(t 、 8H) mp 88〜85℃(分解) 実施例2 N−(1(at−エトキシカルボニル−8−フェニルプ
ロピル)−L−アラニン塩酸塩7.OIを乾燥ジクロロ
メタン25mJに溶解し、5〜10℃に冷却した後、五
塩化リン5.5gを2〜8分間で添加した。添加終了後
、5〜10℃にて約8時間撹拌した。次いで実施例1と
同様に処理を行ない、N−[1f81−エトキシカルボ
ニル−8−フェニルプロピル]−L−アラニルクロリド
塩酪塩7.3gを得た(純度95.0%)。
.0 (m、 2H) 、 2.a 〜2.65(m
−2K ) + L 9 (d* 8 H) +1.8
(t 、 8H) mp 88〜85℃(分解) 実施例2 N−(1(at−エトキシカルボニル−8−フェニルプ
ロピル)−L−アラニン塩酸塩7.OIを乾燥ジクロロ
メタン25mJに溶解し、5〜10℃に冷却した後、五
塩化リン5.5gを2〜8分間で添加した。添加終了後
、5〜10℃にて約8時間撹拌した。次いで実施例1と
同様に処理を行ない、N−[1f81−エトキシカルボ
ニル−8−フェニルプロピル]−L−アラニルクロリド
塩酪塩7.3gを得た(純度95.0%)。
実施例8
N−CI+8+−エトキシカルボニ/L/−3−フェニ
ルプロピル]−L−アラニン4.5yを乾Hジクロロメ
タン25mI!に愁局し、三塩化リン1.5 mJを加
えた後、θ〜5℃lこて塩化水素ガスを通気、撹拌して
塩酸塩溶液とした。これに、0〜5℃を保ちながら塩素
ガス1.4.9を2時間かけて通気した後、さらに8時
間撹拌した。次いで実施例1と同様に処理を行ない、N
−[1(81−エトキシカルボニル−8−フェニルプロ
ピy〕−L−アラニルクロリド塩酸塩6.2yを得た(
純度94%)。
ルプロピル]−L−アラニン4.5yを乾Hジクロロメ
タン25mI!に愁局し、三塩化リン1.5 mJを加
えた後、θ〜5℃lこて塩化水素ガスを通気、撹拌して
塩酸塩溶液とした。これに、0〜5℃を保ちながら塩素
ガス1.4.9を2時間かけて通気した後、さらに8時
間撹拌した。次いで実施例1と同様に処理を行ない、N
−[1(81−エトキシカルボニル−8−フェニルプロ
ピy〕−L−アラニルクロリド塩酸塩6.2yを得た(
純度94%)。
−考物!
L−プロリンナトリウム塩り、7811を含む乾燥エタ
ノ−/L/浴液浴液80m区7リエチルアミン8.68
m1!を加え、−40℃に冷却した後、これにN−C(
81−エトキシカルボニsy −9−フェニルプロピル
)−L−アラニルクロリド塩酸塩4.4J!7(純度9
8%)を含む乾燥ジクロロメタン懸βb液80mrを撹
拌下約6分間で連続添加し、さらに1時間、同温肋にて
撹拌を行なった。反応後、4速成体クロマトグラフィー
による分蓮定伝によりN−C1(81−4トキシカルボ
ニルー8−フェニルプロピル]−L−アラニル−L−プ
ロリン4.56.7の生成を認めた。この反応液にイオ
ン交換水100m/を加え、減圧濃縮lこより有機・u
イ奴を除去した後、6N塩酸にてpH4,2Jこ調整し
た。これに食塩を加え酢エチにて抽出を行ない、得らJ
7.た有機層を飽和食塩水にて洸tp後、51Mナトリ
ウムにて脱水し、溶媒を減圧溜去してオイル状物質5.
0gを得た。これに、アセ) 二) !J lv 18
n11 ヲ加して加温溶解し、マレイン酸1.89.
Fにアセトニトリル18m/を加えて加温溶解した。浴
液lこ加え。
ノ−/L/浴液浴液80m区7リエチルアミン8.68
m1!を加え、−40℃に冷却した後、これにN−C(
81−エトキシカルボニsy −9−フェニルプロピル
)−L−アラニルクロリド塩酸塩4.4J!7(純度9
8%)を含む乾燥ジクロロメタン懸βb液80mrを撹
拌下約6分間で連続添加し、さらに1時間、同温肋にて
撹拌を行なった。反応後、4速成体クロマトグラフィー
による分蓮定伝によりN−C1(81−4トキシカルボ
ニルー8−フェニルプロピル]−L−アラニル−L−プ
ロリン4.56.7の生成を認めた。この反応液にイオ
ン交換水100m/を加え、減圧濃縮lこより有機・u
イ奴を除去した後、6N塩酸にてpH4,2Jこ調整し
た。これに食塩を加え酢エチにて抽出を行ない、得らJ
7.た有機層を飽和食塩水にて洸tp後、51Mナトリ
ウムにて脱水し、溶媒を減圧溜去してオイル状物質5.
0gを得た。これに、アセ) 二) !J lv 18
n11 ヲ加して加温溶解し、マレイン酸1.89.
Fにアセトニトリル18m/を加えて加温溶解した。浴
液lこ加え。
自然放冷し室温にて神品を加えろとN −C1(Sl−
エトキシカルボニル−3−フェニルプaビル〕−L−ア
ラニル−L−プロリン・マレイン酸塩の白色結晶が速か
に生成した。水冷後、結晶を戸別し、アセトニトリ〃、
エーテルにて洗浄し、白色結晶4.52.Fを得た。
エトキシカルボニル−3−フェニルプaビル〕−L−ア
ラニル−L−プロリン・マレイン酸塩の白色結晶が速か
に生成した。水冷後、結晶を戸別し、アセトニトリ〃、
エーテルにて洗浄し、白色結晶4.52.Fを得た。
mp 144.5〜145℃
[:α〕 = −42,8(C!1 、メタノ−lv
)IE[−NMR(n20.δ) 1.80(t、8
1’T、J=7H2)、1.50〜1.70(m、8H
)。
)IE[−NMR(n20.δ) 1.80(t、8
1’T、J=7H2)、1.50〜1.70(m、8H
)。
1.76〜2.17 (m 、 8H) 、 2.17
〜2.58(m、 8:EI) 、 8.88〜8.7
2(m、21i) 、 8.77〜4.07(m、IH
)。
〜2.58(m、 8:EI) 、 8.88〜8.7
2(m、21i) 、 8.77〜4.07(m、IH
)。
4.07〜4.55(m、4H)、6.29(8゜2H
)、7.12〜7.40(m、5H)IR(α−リ:8
220,2977.1745.1725゜1640.1
570.1450,1880゜1288.1190.1
000.878゜700(KBr disk)
)、7.12〜7.40(m、5H)IR(α−リ:8
220,2977.1745.1725゜1640.1
570.1450,1880゜1288.1190.1
000.878゜700(KBr disk)
Claims (4)
- (1)式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼・無機酸塩( I ) で表わされるN−〔1(S)−エトキシカルボニル−3
−フェニルプロピル〕−L−アラニルクロリド無機酸塩
。 - (2)式( I )の無機酸塩が塩酸塩である特許請求の
範囲第1項記載のN−〔1(S)−エトキシカルボニル
−3−フェニルプロピル〕−L−アラニルクロリド無機
酸塩。 - (3)N−〔1(S)−エトキシカルボニル−3−フェ
ニルプロピル〕−L−アラニンの無機酸塩を不活性有機
溶媒中にて五塩化リンと反応せしめることを特徴とする
、式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼・無機酸塩( I ) で表わされるN−〔1(S)−エトキシカルボニル−3
−フェニルプロピル〕−L−アラニルクロリド無機酸塩
の製造法。 - (4)N−〔1(S)−エトキシカルボニル−3−フェ
ニルプロピル〕−L−アラニンの無機酸塩が塩酸塩であ
る特許請求の範囲第3項記載の製造法。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60188242A JPS6248655A (ja) | 1985-08-27 | 1985-08-27 | N−〔1(s)−エトキシカルボニル−3−フエニルプロピル〕−l−アラニルクロリド無機酸塩及びその製造法 |
IE224686A IE59257B1 (en) | 1985-08-27 | 1986-08-21 | Inorganic acid salt of n-[1(s)-ethoxycarbonyl-3-phenylpropyl]-l-alanylchloride and process for preparing the same |
CA000516506A CA1261344A (en) | 1985-08-27 | 1986-08-21 | Inorganic acid salt of n-[1(s)-ethoxycarbonyl-3- phenylpropyl]-l-alanylchloride and process for preparing the same |
EP86111689A EP0219651B1 (en) | 1985-08-27 | 1986-08-23 | Inorganic acid salt of N-[1(S)-ethoxycarbonyl-3-phenylpropyl]-L-alanylchloride and process for preparing the same |
DE8686111689T DE3675328D1 (de) | 1985-08-27 | 1986-08-23 | Anorganisches saures salz von n-(1(s)-ethoxycarbonyl-3-phenylpropyl)-l-alanylchlorid und verfahren zu seiner herstellung. |
US06/900,050 US4760162A (en) | 1985-08-27 | 1986-08-25 | Inorganic acid salt of N-(1(S)-ethoxycarbonyl-3-phenylpropyl)-L-alanylchloride and process for preparing the same |
ES8601352A ES2000879A6 (es) | 1985-08-27 | 1986-08-26 | Un procedimiento para preparar una sal de acido inorganico de cloruro de n-(1(s)-etoxicarbonil-3-fenilpropil)-l-alanilo |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60188242A JPS6248655A (ja) | 1985-08-27 | 1985-08-27 | N−〔1(s)−エトキシカルボニル−3−フエニルプロピル〕−l−アラニルクロリド無機酸塩及びその製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6248655A true JPS6248655A (ja) | 1987-03-03 |
JPH0333149B2 JPH0333149B2 (ja) | 1991-05-16 |
Family
ID=16220273
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60188242A Granted JPS6248655A (ja) | 1985-08-27 | 1985-08-27 | N−〔1(s)−エトキシカルボニル−3−フエニルプロピル〕−l−アラニルクロリド無機酸塩及びその製造法 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4760162A (ja) |
EP (1) | EP0219651B1 (ja) |
JP (1) | JPS6248655A (ja) |
CA (1) | CA1261344A (ja) |
DE (1) | DE3675328D1 (ja) |
ES (1) | ES2000879A6 (ja) |
IE (1) | IE59257B1 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6300361B1 (en) * | 1990-07-25 | 2001-10-09 | Novartis Ag | Stabilized pharmaceutical compositions comprising acid donors |
EP2207768A1 (en) * | 2007-11-13 | 2010-07-21 | DSM IP Assets B.V. | Improved ramipril synthesis |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2126180A (en) * | 1929-01-16 | 1938-08-09 | Parke Davis & Co | Ureido n-diaryl dicarboxylic acid halides |
US2099781A (en) * | 1933-10-27 | 1937-11-23 | Du Pont | Halogenation process and product |
GB1241844A (en) * | 1968-08-23 | 1971-08-04 | Beecham Group Ltd | Penicillins |
EP0018546B1 (en) * | 1979-04-25 | 1983-09-28 | BIOCHEMIE Gesellschaft m.b.H. | Process for the production of phenylglycyl chloride hydrochlorides |
DE3276311D1 (en) * | 1981-02-17 | 1987-06-19 | Warner Lambert Co | Octahydro-2-(omega-mercaptoalkanoyl)3-oxo-1h-isoindole-1-carboxylic acids and esters |
US4532342A (en) * | 1981-02-20 | 1985-07-30 | Warner-Lambert Company | N-substituted amino acids as intermediates in the preparation of acyl derivatives of 1,2,3,4-tetrahydroisoquinoline-3-carboxylic acids |
US4556652A (en) * | 1984-03-02 | 1985-12-03 | Usv Pharmaceutical Corp. | Antihypertensive spiro-amidoamino compounds |
JPS6248696A (ja) * | 1985-08-27 | 1987-03-03 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | N−〔1(s)−エトキシカルボニル−3−フエニルプロピル〕−l−アラニル−l−プロリンの製造法 |
-
1985
- 1985-08-27 JP JP60188242A patent/JPS6248655A/ja active Granted
-
1986
- 1986-08-21 CA CA000516506A patent/CA1261344A/en not_active Expired
- 1986-08-21 IE IE224686A patent/IE59257B1/en not_active IP Right Cessation
- 1986-08-23 EP EP86111689A patent/EP0219651B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1986-08-23 DE DE8686111689T patent/DE3675328D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1986-08-25 US US06/900,050 patent/US4760162A/en not_active Expired - Lifetime
- 1986-08-26 ES ES8601352A patent/ES2000879A6/es not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
IE862246L (en) | 1987-02-27 |
IE59257B1 (en) | 1994-01-26 |
EP0219651A1 (en) | 1987-04-29 |
JPH0333149B2 (ja) | 1991-05-16 |
EP0219651B1 (en) | 1990-10-31 |
ES2000879A6 (es) | 1988-03-16 |
US4760162A (en) | 1988-07-26 |
DE3675328D1 (de) | 1990-12-06 |
CA1261344A (en) | 1989-09-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR850000303B1 (ko) | 옥타히드로-1h-인돌-2-카복실산 치환 아실유도체의 제법 | |
AP1385A (en) | Method for synthesis of perindopril and its pharmaceutically acceptable salts. | |
JPS6388166A (ja) | ジアミン類の選択的アミジン化 | |
EP1279665B1 (en) | A process for the preparation of perindopril, its analogous compounds and salts thereof using 2,5-dioxo-oxazolidine intermediate compounds | |
CN102639499A (zh) | 方法和中间体 | |
AU2002328954A1 (en) | A process for the preparation of perindopril, its analgous compounds and salts thereof using 2,5 -dioxo-oxazolidine intermediate compounds | |
JPS6248655A (ja) | N−〔1(s)−エトキシカルボニル−3−フエニルプロピル〕−l−アラニルクロリド無機酸塩及びその製造法 | |
KR100825537B1 (ko) | 페린도프릴 및 이의 약학적으로 허용되는 염의 합성 방법 | |
CA1247085A (en) | Process for preparing n-carboxyalkylproline- containing tripeptides | |
US4456594A (en) | N-Carboxyalkylproline-containing tripeptides | |
EP1628956B1 (en) | A process for the preparation of compounds having an ace inhibitory action | |
PL211506B1 (pl) | Sposób otrzymywania związków kwasu (2S, 3aS, 7aS)-1-[(S)-alanilo]-oktahydro-1H-indolo-2-karboksylowego i ich zastosowanie w syntezie perindoprilu oraz związek przejściowy | |
JP2007526902A (ja) | ペリンドプリルおよびその薬学的に許容され得る塩の、新規な合成方法 | |
Goodman et al. | The stereocontrolled synthesis of orthogonally protected (R)-α-methyltryptophan | |
US7288661B2 (en) | Process for the synthesis of (2S,3aS,7aS)-1-[(S)-alanyl]-octahydro-1H-indole-2-carboxylic acid compounds and application in the synthesis of perindopril | |
JPH08119928A (ja) | 新規なアルギニン誘導体およびこれを用いるペプチドの製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |