JPS6248548A - 化学めつき用積層板の製造方法 - Google Patents

化学めつき用積層板の製造方法

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JPS6248548A
JPS6248548A JP60187441A JP18744185A JPS6248548A JP S6248548 A JPS6248548 A JP S6248548A JP 60187441 A JP60187441 A JP 60187441A JP 18744185 A JP18744185 A JP 18744185A JP S6248548 A JPS6248548 A JP S6248548A
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JP
Japan
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chemical plating
laminate
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thickness
sheet
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JP60187441A
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安喰 満範
奥田 明彦
武 西川
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Sumitomo Bakelite Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Bakelite Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は化学めっき用積層板の製造方法に係り、熱硬化
性樹脂含浸基材の表面に離形性シート上に形成した接着
剤層を重ね合せ、加熱加圧して一体化した後において、
離形性シートの剥離が容易であり、かつ離形性シートが
基板表面に均一に付着しておシ、シート表面が平滑であ
る化学めっき用積層板を製造する方法に関するものであ
る。
〔従来技術〕
半硬化状態の熱硬化性樹脂含浸基材の表面に、離形性シ
ート上に形成した接着剤層を重ね合せ、加熱加圧成形す
ることにより、化学めっき用積層板を製造することは、
既に公知の技術である。このような製造方法において、
例えば、特開昭52−121775では離形性シートと
してアルミニウム箔を使用する技術を、特開昭58−1
99151では加熱加圧成形において圧抜きする技術を
提供している。
前記熱硬化性樹脂がニブキシ樹脂の場合には、加熱加圧
成形の際に未反応低分子ガスの発生は少なく、離形性シ
ートが熱硬化性樹脂含浸基材上に均一かつ平滑に付着し
た状態で成形することは比較的容易であるが、前記基材
が溶剤を含有した状態の場合、あるいは熱硬化性樹脂が
フェノール樹脂の場合には、加熱加圧成形の際に未反応
低分子ガスが大量に発生するために、加熱加圧成形が完
了した時点で離形性シートが部分的に浮いてしまう。こ
のように、部分的に離形性シートが浮いている化学めっ
き用積層板の問題点については、特開昭58−1991
51に詳述されている。この問題点を解消するために1
特開昭58−199151においては加熱加圧成形時に
圧抜きを行うが、圧抜きをすると、−瞬にして大量の未
反応低分子ガスが発生するため、作業安全上極めて危険
である。まだ、時には化学めっき用積層板自体が層間で
破壊することもある。
〔発明の目的〕
本発明者等は、従来熱硬化性樹脂含浸基材の表面に、離
形性シート上に形成した接着剤層を重ね合せ、加熱加圧
成形するに際し、該離形性シートが前記基材と均一かつ
平滑に付着せず、部分的に浮いたり雛形性シートにシワ
が発生したりするのを解決するために、離形性シートと
して、融点が200℃以上のプラスチックフィルムの少
なくとも150表面がアルミニウム蒸着されているが、
又は厚さ1〜25μmのアルミニウム箔がラミネートさ
れている複合シートを使用することが有効であるとの知
見を得て、本発明を完成させたものである。
〔発明の構成〕
本発明は、複数枚の半硬化状態熱硬化性樹脂含浸基材の
表面に、離形性シート上に形成した接着剤層を重ね合せ
、加熱加圧成形する化学めっき用積層板の製造方法にお
いて、離形性シートとして、融点が200℃以上のプラ
スチックフィルムの少なくとも1つの表面がアルミニウ
ム蒸着されているか、又は厚さ1〜25/jynのアル
ミニウム箔がラミネートされている複合シートを離形性
シートとして使用することを特徴とする化学めりき用積
層板の製造方法である。
本発明において用いられる融点200℃以上のプラスチ
ックフィルムは、プリエチレンテレフタレート、lリメ
チルインテン、プリスルホン、ピリエーテルスルホン、
ピリスチレン、’t” リカーボネート、トリアセテー
ト、ピリエーテルエーテルケトン等からなるフィルムで
ある。
耐熱性の点から、特に融点が高いプラスチックフィルム
トシて、ぼりエチレンテレフタレート、ぼりカーボネー
ト、トリアセテート、ヒリメチルRンテンが好ましい。
該プラスチックフィルムの厚みは、接着剤層形成及び加
圧加熱による一体化成形時の熱的、機械的必要特性よシ
、通常10μm以上1(30μm以下のものを使用する
が、好ましくは25μm以上60μm以下である。
前記プラスチックフィルムは、150〜180℃の熱時
において、通気性があり、基板内から拡散、蒸発する未
反応低分子ガス及び縮合水が容易に通過する。
次に、アルミニウム蒸着層の厚さについては通常1μm
以下のものを使用できるが、前記通気性、蒸着層の均−
性及びコストの点から100λ〜1ooo人が特に好ま
しい。
離形性フィルム上にアルミニウム蒸着層を設けることに
よシ、接着剤層と離形性シートの剥離強度は、プラスチ
ックフィルムの性質によらず、一定にコントロールする
ことができる。
即ち、接着剤層と多攬多様のプラスチックフィルム表面
との化学的親和性の強弱に無関係にアルミニウム蒸着層
と接着剤層との親和性、密着性のみをコントロールすれ
ばよくなる。
また、加熱加圧条件との関連で該プラスチックフィルム
の耐熱性が不足である場合には、特に熱時の寸法変化及
び力学的強度の点から、アルミニウム蒸着層を形成する
代シに、厚さ1〜25薊のアルミニウム箔をラミネート
して補強することによシ、耐熱性を改良することができ
る。
ラミネートされるアルミニウム箔の厚さは通気性及びラ
ミネートの作業性の点から5 tsn 〜10 itm
が好°ましい。
又、加熱加圧成形時、プラスチックフィルムが直接プレ
スの鏡板に接するために鏡板を汚染する場合には、両面
にアルミニウム蒸着したプラスチックフィルム、又は片
面にアルミニウム蒸着されテオシ、別の片面に厚さ1〜
251JTnのアルミニウム箔をラミネートしたプラス
チックフィルム、又は両面に前記のアルミニウム箔をラ
ミネートしたプラスチックフィルムを離形性シートとし
て使用することにより、汚染の問題を解決することがで
きる。
次に1接着剤層と離形性シートの付着性について説明す
る。
NBRゴムの種類、接着剤成分の配合割合、未反応低分
子ガス又は縮合水の発生量、プレス加熱加圧成形条件等
によシ付着性の強弱は異なる。例えば、NBRゴムの種
類については、部分架橋タイプのNBRゴムを使用する
と、付着性は強くプレス加熱加圧成形条件については、
加熱温度が高いほど、また加熱時間が長いほど付着性は
強い。
このような場合、雛形性シートの剥離性は困難になるた
め、接着剤中に少量のリン脂質体を添加することにより
、剥離性を改善することができる。
リン脂質体としては、ホスファチジン酸、ホスファチジ
ルコリン、ホスファチジルエタノールアミン、プラスマ
ロゲン等を使うことができる。
リン脂質体の添加量は接着剤固形分中重量比0゜01〜
5.0チで充分な効果がある。好ましくは0.1〜1.
0%である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、硬化性樹脂含浸基材よシ発生する未反
応低分子ガス又は縮合水による水蒸気を前記基材中に保
持含有することなく、基材の外面に拡散蒸発させること
ができると同時に1離形性シートの融点が高いために熱
劣下による損傷が少なく、外観的にも均一かつ平滑性を
保持した状庫で一体化成形することができる。また、化
学めっき用積層板として使用するにあたり、離形性シ 
−トを剥離する場合にも、破れや亀裂などを生じないで
剥離することが可能である。さらに離形シート自体から
溶出する不純物や添加剤等により、化学めっき用積層板
の接着剤表面及びプレス鏡板が汚染されることがなく、
雛形性シートがプレス鏡板に付着することもないために
、めっき工程での密着不良の発生及びプレス成形上の問
題もない。
〔実施例〕
本発明の化学めっき用積層板の製造方法について、以下
に実施例及び比較例によって説明する。
部は重量部を示す。
初めに次の処方の接着剤を調合した。
NBR(日本合成ゴム■N−2305H)  100部
しゾール系フェノール樹J11    100部溶剤(
メチルエチルケトン>    soo部実施例1 融点240℃、厚さ50snの一すメチルインテン(T
PX )フィルムの片面に厚さ500人のアルミニウム
蒸着層を形成し、該アルミニウム蒸着置去すると共に、
接着剤層をBステージ状態にプレキーアーさせ、各々厚
さ50Iim接着剤層を有する離形性シートを得た。〆
リメチルインテンフィルムのアルミニウム蒸着面に形成
された接着剤層を、フェノール樹脂を含浸した紙基材の
両面に重ね合せ、プレスによ、9170’Cで120分
間加熱硬化させ1lII形性シートの付着した化学めっ
負用檀層板を得た。
実施例2 融点240℃、厚さ60μmのポリカーボネート(PC
)フィルムの両面に厚さ500人のアルミニウム蒸着層
を形成し、実施例1と同様にして化学めっき用積層板を
得た。
実施例3 融点290℃、厚さ50μmのトリアセテートフィルム
の片面KIOμm厚のアルミニウム箔をラミネートし、
別の片面に500人のアルミニウム蒸着層を形成した3
層構造の複合シートを離形性シートとして使用し、実施
例1と同様にして化学めっき用積層板を得た。
実施例4 融点240℃、厚さ40薊のd IJスチレンフィルム
の両面に厚さ10μmのアルミニウム箔をラミネートし
た3層構造の複合シートを離形性シートとして使用し、
実施例1と同様にして化学めっき用積層板を得た。
実施例5 融点260℃、厚さ50μmのピリエチレンテレフタレ
ート(PET)フィルムの両面に厚さ500人のアルミ
ニウム蒸着層を形成し、該複合フィルムを離形性シート
として使用し、実施例1と同様にして化学めっき用積層
板をイムた0 実施例6 実施例1において、フェノール樹脂含浸紙基材のかわυ
に溶剤の含有率3チのエピキシ樹脂含浸ガラス基材を使
用した以外は、実施例1と同様にして化学めっき用積層
板を得た。
比較例1 融点240℃、厚さ50μmの月?リメチルにンテ/(
TPX)フィルム金離形性シートとして使用し、実施例
1と同様にして化学めっき用積層板を得た。
比較例2 厚さ5011mのアルミニウム箔金離形性シートとして
使用し、実施例1と同様にして化学めっき用積層板を得
た。
比較例3 融点170℃、厚さ40μmのピリプロピレン(PP)
 フィルムを使用し、実施例1と同様にして化学めっき
用積層板を得た。
比較例4 融点200℃、厚さ50μmの両面マット処理(表面粗
化処理)した?リビニルフルオライド(PVF)フィル
ムを使用し、実施例1と同様にして化学めっき用積層板
を得た。
比較例5 実施例6において、離形性シートとして厚さ50μmの
アルミニウム箔を使用した以外は、実施例6と同様にし
て化学めっき用積層板を得た。
実施例1,2.3.4.5.6及び比較例1.2.3.
4.5における離形性シートの接着剤塗工及び乾燥工程
中での耐熱性、化学めっき用積層板としての離形性シー
トの剥離性及び他の緒特性の評価結果は表−1の通)で
あった。
表−1から明確なように、本発明によシ、離形性シート
の剥離強度を自由にコントロールできると共に、離形性
シートの均一付着性を改良できた。
また、プレス鏡板の汚染性を改良することができ「;。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数枚の半硬化状態の熱硬化性樹脂含浸基材の表
    面に、離形性シート上に形成した接着剤層を重ね合せ、
    加熱加圧成形する化学めっき用積層板の製造方法におい
    て、離形性シートとして、融点が200℃以上のプラス
    チックフィルムの少なくとも1つの表面がアルミニウム
    蒸着されているか、又は厚さ1〜25μmのアルミニウ
    ム箔がラミネートされている複合シートを使用すること
    を特徴とする化学めっき用積層板の製造方法。
JP60187441A 1985-08-28 1985-08-28 化学めつき用積層板の製造方法 Pending JPS6248548A (ja)

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