JPS6248292A

JPS6248292A - パルスモ−タの駆動回路

Info

Publication number: JPS6248292A
Application number: JP18537185A
Authority: JP
Inventors: Seiichiro Yoshida; 誠一郎吉田
Original assignee: NEC Corp
Current assignee: NEC Corp
Priority date: 1985-08-23
Filing date: 1985-08-23
Publication date: 1987-03-02

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明はパルスモータの駆動回路に関し、特に定速回転
駆動を必要とするファクシミリ等に用いるパルスモータ
駆動回路に関する。

（従来の技術）従来、この種のパルスモータ駆動回路には、大別して定
電圧駆動回路と、定電流駆動回路が有る。このうち、定
電圧駆動回路は′、パルスモータに一定電圧を加え、各
相の巻線の励磁電流を順次ドライバーにより切替えるこ
とで駆動を行なっていた。また、定電流１駆動回路は、
励磁電流検出の抵抗の電圧降下と、固定電圧とを比較し
、励磁電流が常に一定になるように面、源とモータ巻線
間に入れたトランジスタをスイッチング制御して駆動を
行なっていた。

（発明が解決しようとする問題点）上述した従来のパルスモータ駆動回路のうち、定電圧駆
動回路は、パルスモークの巻線のインダクタンスのため
、高速回転時には励磁電流が小さくなるため発生トルク
が低下し、急加速には向かなかった。また、定電流駆動
回路は、高速回転時にも励磁電流一定で駆動するため、
発生トルクの低下は少なくできるものの、一般に急加速
時に対して必要トルクの／卦さい定速回転時でも発生ト
ルクが大きくなり、急加速時に必要なトルクに合わせて
定電流駆動を行なうと定速回転時に発生トルクが過大と
なり、不必要な振動や、騒音が発生しやすいという欠点
がある。

特に、ファクシミリ装置のように間欠回転を行なう装置
ではその影響が著しかった。

本発明の目的は、パルスモータの励磁電流を回転始動時
に大きくシ、一定速度時には小さくする制御回路を付加
することにより、必要以上の発生トルクを減じて振動や
騒音の発生を抑制するようにしたパルスモータの駆動回
路を提供することにある。

（問題点を解決するための手段）前記目的を達成するため本発明のパルスモータの駆動回
路は、パルスモータの駆動パルスを整形するワンショッ
トマルチバイブレークと、パルスモータの高速回転始動
時に必要な回転速度に到達するまでの時間パルスを出力
する第一タイマーと、一連の駆動パルスの最終パルス送
出から静止するまでの時間パルスを出力する第二タイマ
ーと、上記ワンショットマルチバイブレータと第一タイ
マー及び第二タイマーの出力により充放電を行なう充放
電回路と、定速回転に必要な励磁電流を決定する第一定
電圧源と、定速回転時に対して回転始動時に必要な電流
との差分を決定する第二定電圧源と、第一定電圧源と充
放電回路の電圧とを加算する電圧加算器とで構成しであ
る。

（実施例）以下、本発明の一実施例を図面にもとづいて詳細に説明
する。

第１図は本実施例の回路図、第２図は第１図の回路のタ
イミングチャートを示す。

第１図において、１は駆動パルスより励磁方式に応じて
各巻線２，３，４．５の励磁電流をトランジスタ６．７
，８．９により制御する回路、１４は励磁電流の検出抵
抗、１３け検出抵抗１４により検出された電圧と基準電
圧の比較をする比較器、１２は比較器１３の出力により
トランジスタ１０をＯＮ状態、ＯＦ、Ｆ状態に切替え励
磁電流を基準電圧に合わせ一定に制御する制御回路、１
５はフライホイルダイオード、１１はＤＣ［源である。

また、１６はパルスモータの駆動パルスを整形するワン
ショットマルチバイブレータ、１７はパルスモータの高
速回転始動時に必要な回転速度に到達するまでの時間パ
ルスを出力する泥−タイマー、１９は一連の駆動パルス
の最終パルス送出から静止するまでの時間パルスを出力
する第二タイマー、１８と２０はＡＮＤゲート、２１は
定速回転に必要な励磁電流を決定する第一定電圧源、２
２は定速回転時に対して回転始動時に必要な電流との差
分を決定する第二定電圧源である。抵抗２３゜２５と、
コンデンサ２４及びアナログスイッチ２６．２７は第二
定電圧源２２とともに充放電回路を形成する。２８は第
一定電圧源２１と充放電回路の電圧とを加算する電圧加
算器である。

２９乃至３７は本回路の各部の出力波形を示す。

パルスモータの駆動パルスが波形２９として入力され、
励磁制御回路１により、パルス入力毎に励磁パターンが
更新されると同時にワンショットマルチバイブレータ１
６によりパルス幅を整形する。第二タイマー１９はパル
ス入力があると、そのパルス入力により、モータが１ス
テップ回転し停止する才でに要する時間Ｔ、のＬレベル
のパルスを出力する。ただし、この第二タイマー１９は
、出力がＬレベルの間に再度パルス入力があると、その
時点からＬレベルの時間がさらにＴ、延長されるタイマ
ーで、この出力波形の例を３１に示す。Ａ　Ｎ　Ｄゲー
ト１８は、ワンショットマルチバイブレータ１６の出力
３０と第二タイマー１９の出力３１の論理積を取った出
力３２を第一タイマー１７に入力する。第一タイマー１
７は高速回転始動時に、必要な回転速度に到達するのに
必要な時間Ｔ、のＨレベルのパルスを出力する。その出
力波形の例を３３に示す。ＡＮＤゲート２０は、第一タ
イマ１７の出力３３と、ワンショットマルチバイブレー
タ１６の出力３０の論理和を取り出力する。その出力波
形の例を３４に示す。第一定電圧源２１は、定速回転時
に必要な励磁電流による抵抗１４における電圧降下電圧
に相当する電圧■、を出力する。そして、第二定電圧Ｎ
２２、抵抗２３、コンデンサ２４、抵抗２５、アナログ
スイッチ２６．２７により構成される充放電回路の出力
充電電圧３５は、アナログスイッチ２６が第二タイマー
１９の出力、アナログスイッチ２７がＡＮＤゲート２０
の出力３４によりそれぞれＯＮ１０　Ｆ　Ｆすることに
より決定する。

充放電回路の放電時定数は、抵抗２５とコンデンサ２４
の積により、これは第一タイマー１７のＬレベル出力時
間に対して幾分小さくシ、一方、抵抗２３とコンデンサ
２４により決定する充電時定数は、放電時定数に対して
充分に小さくする。第二定電圧源２２の電圧Ｖ２は、高
速回転始動時に必要なトルクを発生し得ろ励磁電流によ
る抵抗１４の電圧降下より第一定電圧源２１の電圧■１
を差し引いた電圧にする。充放電回路の電圧３５は、第
２図に示すように、回転始動時に■２、第一タイマー１
７の出力３３がＨレベルからＬレベルに変化する時点、
すなわち、必要回転速度に到達するまでＫＯボルトに変
化する。

加算器２８の出力電圧３６は、充放電回路の出力電圧に
■１が加わり、第２図に示す波形となる。そして、励磁
電流の制御回路１２、およびトランジスタ１（１：、出
力電圧３６と抵抗１４の電圧３７の比較出力により、電
圧３７が出力電圧３６と同一電圧になるように制御する
。したがって、励磁電流による抵抗における電圧３７は
、第２図に示すように回転始動時には（Ｖｌ＋Ｖ２）／
Ｒとなり、徐々に減って回転速度が一定速度に達する時
点では、Ｖ１／Ｒとなる。

（発明の効果）以上説明したように本発明は、パルスモータ−の励磁電
流を回転始動時に大きく、一定速度回転時には小さくな
るようにして、必要以上の電流を流さないような制御回
路を設けることにより、必要以上のトルクの発生を防止
して、不必要な振動や、騒音の発生を抑制する効果があ
る０

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の回路図、第２図は第１図の
回路のタイミングチャートを示す。１・・・励磁パターン制御回路２．３，４．５・・・パルスモータ巻線６．７，８，９
．１０・・・トランジスタ１１・・・モータ駆動電源１２・・・電流制御回路１３・・・コンパレータ１４・・・励磁電流検出抵抗１５・・・フライホイルダイオード１６・・・ワンショットマルチバイブレータ１７　、１
９・・・タイマー１８　、２０・・・ＡＮＤゲート２１　、２２・・・定電圧源２３．２５・・・コンデンサ２６　、２７・・・アナログスイッチ認・・・電圧加算回路

Claims

【特許請求の範囲】

パルスモータの駆動パルスを整形するワンショットマル
チバイブレータと、パルスモータの高速回転始動時に必
要な回転速度に到達するまでの時間パルスを出力する第
一タイマーと、一連の駆動パルスの最終パルス送出から
静止するまでの時間パルスを出力する第二タイマーと、
上記ワンショットマルチバイブレータと第一タイマー及
び第二タイマーの出力により充放電を行なう充放電回路
と、定速回転に必要な励磁電流を決定する第一定電圧源
と、定速回転時に対して回転始動時に必要な電流との差
分を決定する第二定電圧源と、第一定電圧源と充放電回
路の電圧とを加算する電圧加算器とからなることを特徴
としたパルスモータの駆動回路。