JPS624826Y2 - - Google Patents

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JPS624826Y2
JPS624826Y2 JP1977020655U JP2065577U JPS624826Y2 JP S624826 Y2 JPS624826 Y2 JP S624826Y2 JP 1977020655 U JP1977020655 U JP 1977020655U JP 2065577 U JP2065577 U JP 2065577U JP S624826 Y2 JPS624826 Y2 JP S624826Y2
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JP
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dehumidification
compressor
pressure
heat exchanger
indoor
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JP1977020655U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、除湿機能を具備した空気調和機の改
良に関するものである。
従来、この種の空気調和機における除湿運転と
して、冷房ぎみ除湿運転、暖房ぎみ除湿運転が知
られている。そして暖房ぎみ除湿運転を行う手段
として、圧縮機は連続運転し、室外フアンを停止
して凝縮能力および蒸発能力をそれぞれ低下させ
るものである。
ところが、この暖房ぎみ除湿運転は、圧縮機が
すぐに過負荷となり、圧縮機保護手段が必要とな
る。
一般的には、圧力スイツチによつて過風荷を検
出し、圧縮機を断続運転させて保護をはかるよう
にしているが、かかる制御では圧力スイツチの
ON・OFF動作が頻繁となり、スイツチ類の接点
の寿命が短くなり、また冷媒サイクルが断続運転
となるため、体感的にも好ましくないものであつ
た。
この問題を解消するために、圧縮機の能力を可
変にし、暖房ぎみ除湿運転時に圧縮機の能力を低
下させ、あわせて室外フアンを停止することが知
られている。ところがこの構造は、暖房ぎみ除湿
運転時に圧縮機の能力が低下するため、再加熱器
の能力が小さくなり、暖房効果を得るために室内
フアンの風速が規制されてしまうものであつた。
すなわち、前記再加熱器の能力が小さいことから
室内フアンの風速を増すと、冷風感が増し、使用
者の好みに応じて風量が制御できないものであつ
た。
本考案は、上記従来の欠点を解消するもので、
暖房ぎみ除湿運転時において任意の風量選択が行
えるようにし、快適な暖房ぎみ除湿が行えるよう
にするとともに、スイツチ類の作動頻度を少なく
し、長寿命化をはかることを目的とするものであ
る。
この目的を達成するために本考案は、暖房ぎみ
除湿運転時に圧縮機を連続運転し、圧縮機の過負
荷検出時および室内温度が設定温度に到達したと
きに室外フアンを作動させるようにしたものであ
る。
この構成によつて圧縮機の過負荷時および室内
温度が設定温度に到達したときに凝縮圧力を低下
させ、圧縮機を停止することなく圧縮機の保護お
よび室温調節が行え、また再加熱器の能力も大き
くでき、快適な暖房ぎみ除湿効果が得られるもの
である。
以下、本考案の一実施例を添付図面に沿つて詳
細に説明する。
図において、1は圧縮機2、室外側熱交換器
3、冷房用キヤピラリチユーブ4および室内側熱
交換器5等をそれぞれ具備した冷房サイクルで、
前記圧縮機2と室外側熱交換器3により室外ユニ
ツトAを構成し、前記冷房用キヤピラリチユーブ
4および室内側熱交換器5により室内ユニツトB
を構成している。6は前記室内ユニツトBに設け
られた除湿サイクルで、前記冷房サイクル1の高
圧側と電磁三方弁7を連結する連結管8および、
前記高圧側と三方弁7の一出口に連結された再加
熱器9と再熱キヤピラリチユーブ10からなる直
列回路、さらに前記冷房サイクル1の低圧側(キ
ヤピラリチユーブ4の出口)と再加熱器9の出口
の間に接続された除湿キヤピラリチユーブ11よ
り構成され、前記三方弁7の他出口は前記圧縮機
2の低圧側に連結されている。12は前記室外ユ
ニツトAに設けられた室外側フアンモータ、13
は前記冷房サイクル1の高圧側に設けられた圧力
スイツチで、前記フアンモータ12の通電制御を
行なう。
14は室内側フアンモータである。ここで、前
記室内側熱交換器5と再熱器9は熱交換的に配設
されている。
次に上記構成からなる冷房サイクル1の電気回
路について第2図を参考に説明する。
同図において、室内側フアンモータ14は、操
作スイツチ15を介して電源L1,L2に接続され
ている。16は冷房・除湿切換スイツチで、3対
の切換端子群a,b,cを具備し、電磁三方弁7
は前記端子群cの一端子と電源端子L2に接続さ
れ、また圧縮機2は、電源端子L2と端子群a,
bにそれぞれ接続されている。ここで、端子群
a,bは一端子が短絡され、ここより室内温度を
制御するサーモスタツト18を介して前記圧縮機
2に接続されている。また室外側フアンモータ1
2は前記端子群aの切換端子と電源端子L2に接
続され、さらに圧力スイツチ13は両端が前記圧
縮機2の一端と室外側フアンモータ12の一端に
それぞれ接続されているとともに、一端が前記冷
房・除湿切換スイツチ16の端子群aにも接続さ
れている。
上記構成において、除湿運転の動作は、冷房・
除湿切換スイツチ16を除湿側に切り換えて、電
磁三方弁7および圧縮機2を常に運転させる。こ
のとき室内側フアンモータ14は回つている。そ
して圧力スイツチ13は、冷房サイクルが過負荷
になつていない場合は開放状態にある。
この状態で室温が高い場合は、サーモスタツト
18が閉じており、室外側フアンモータ12は、
冷房・除湿切換スイツチ16の端子群bからサー
モスタツト18、端子群aを介して通電される。
その結果、冷房サイクルは第1図の点線矢印で
示す如く、圧縮機2から室外側熱交換器3を流
れ、電磁三方弁7を通つて再加熱器9から除湿キ
ヤピラリチユーブ11を流れ、室内側熱交換器5
を通つて圧縮機2へ戻るサイクルとなり、除湿運
転が行なわれる。
この除湿運転は、室外側フアンモータ12が運
転されていることから室外側熱交換器3での凝縮
能力が大きく、冷房ぎみの除湿運転となつてい
る。
そして、室温が下がると、サーモスタツト18
が開となり、圧力スイツチ13も開放しているこ
とから、室外側フアンモータ12が停止する。し
かし冷房サイクルは継続して運転され、除湿運転
は継続される。
この除湿運転は、室外側フアンモータ12が停
止していることから室外側熱交換器3での凝縮能
力が小さく、暖房ぎみの除湿運転となる。
ところで、比較的外気温が低い場合においてサ
ーモスタツト18が開動作して、暖房ぎみ除湿運
転を行なう場合は、室外側フアンモータ12が停
止し、冷房サイクル1の高圧側圧力が高くなる。
しかしながら、本実施例においては、冷房サイ
クル1の高圧側圧力が上昇したときに圧力スイツ
チ13が設定値以上では接点が閉じ室外側フアン
モータ12が回転し、高圧圧力を低下させること
により、圧力スイツチ13の設定値以上に高圧側
圧力が上がらない制御としているため、上記問題
点は解消できるとともに、次のような利点を有す
る。
(1) 高圧制御のために圧縮機2をその都度停止す
る必要がなく、きめ細かいコントロールができ
るとともに、スイツチ類の接点の寿命向上がは
かれる。
(2) 圧縮機1の耐圧に応じて圧力スイツチ13の
動作圧力値を設定することにより、汎用性が増
し、異なる耐圧の圧縮機を使用した空気調和機
に巾広くかつ簡単に応用できる。
なお、上記実施例においては、冷房サイクル1
の高圧側圧力検出を圧力スイツチ13によつて行
なう如く構成したが、室外側熱交換器3の凝縮温
度を検出する温度検出器19を設け、これによつ
て室外側フアンモータ12を運転制御する如く構
成しても同様の作用効果が期待できる。
上記実施例より明らかなように本考案は、圧縮
機、室外側熱交換器、室内側熱交換器および減圧
装置によつて冷房サイクルを構成し、さらにこの
冷房サイクルに、前記減圧装置と並列に接続され
た除湿サイクルを設け、この除湿サイクルを、再
加熱器と、この再加熱器への冷媒流通を制御する
電磁弁装置と、前記再加熱器の出口と室内側熱交
換器の入口間を連結した除湿キヤピラリチユーブ
とより構成し、さらに除湿運転時において室内温
度を検出して前記室外側熱交換器の送風機を運
転・停止する室内温度調節器と、前記冷房サイク
ルの高圧側圧力または凝縮温度を検出して設定値
以上であると開放し、また設定値以下であると閉
塞する圧力スイツチあるいは温度検出器をそれぞ
れ設け、前記室内温度調節器を、前記送風機のモ
ータと直列に接続し、さらに前記圧力スイツチあ
るいは温度検出器を前記室内温度調節器と並列に
接続したもので、冷房サイクルの高圧側圧力上昇
による冷房サイクルの保護を、圧縮機を停止させ
ることなく室外側フアンモータを運転制御するこ
とによつて行なうため、圧縮機のスイツチ類の接
点の寿命向上がはかれ、またそのとき圧縮機は連
続して運転しているため、継続して繊細な温度、
湿度制御が行なえ、さらに耐圧の低い圧縮機への
使用も可能となる。さらに圧力スイツチあるいは
温度検出器は、室内温度調節器と並列に設けられ
ているため、室内温度が高い場合は、室外側フア
ンモータを連続に運転して冷房ぎみの除湿を行つ
て圧力スイツチ、温度検出器の作動に関係なく優
先して室内温度の引き下げが行え、優先して快適
さの向上がはかれ、さらに、圧縮機は能力を変え
ないため、暖房ぎみ除湿運転時の再熱器能力が大
きく、したがつて室内フアンの風速を増大しても
吹出す風に冷たさを感じることがなく、暖房ぎみ
除湿運転時に室内フアン風速が規制され、使い勝
手を悪くすることもないなど、種々の利点を有す
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例における空気調和機
の配管回路図、第2図は同空気調和機の概略電気
回路図である。 1……冷房サイクル、2……圧縮機、3……室
外側熱交換器、4……キヤピラリチユーブ(減圧
装置)、5……室内側熱交換器、6……除湿サイ
クル、7……電磁三方弁、9……再加熱器、11
……除湿キヤピラリチユーブ、12……室外側フ
アンモータ、13……圧力スイツチ、18……サ
ーモスタツト(室内温度調節器)、19……温度
検出器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 圧縮機、室外側熱交換器および減圧装置によつ
    て冷房サイクルを構成し、さらにこの冷房サイク
    ルに、前記減圧装置と並列に接続された除湿サイ
    クルを設け、この除湿サイクルを、再加熱器と、
    この再加熱器への冷媒流通を制御する電磁弁装置
    と、前記再加熱器の出口と室内側熱交換器の入口
    間を連結した除湿キヤピラリチユーブとより構成
    し、さらに除湿運転時において室内温度を検出し
    て前記室外側熱交換器の送風機を運転・停止する
    室内温度調節器と、前記冷房サイクルの高圧側圧
    力または凝縮温度を検出して設定値以上であると
    開放し、また設定値以下であると閉塞する圧力ス
    イツチあるいは温度検出器をそれぞれ設け、前記
    室内温度調節器を、前記送風機のモータと直列に
    接続し、さらに前記圧力スイツチあるいは温度検
    出器を前記室内温度調節器と並列に接続した空気
    調和機の除湿運転制御装置。
JP1977020655U 1977-02-21 1977-02-21 Expired JPS624826Y2 (ja)

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JPS53115655U JPS53115655U (ja) 1978-09-14
JPS624826Y2 true JPS624826Y2 (ja) 1987-02-04

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JPS4721975U (ja) * 1971-03-19 1972-11-11

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