JPS6247349B2 - - Google Patents

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JPS6247349B2
JPS6247349B2 JP5535881A JP5535881A JPS6247349B2 JP S6247349 B2 JPS6247349 B2 JP S6247349B2 JP 5535881 A JP5535881 A JP 5535881A JP 5535881 A JP5535881 A JP 5535881A JP S6247349 B2 JPS6247349 B2 JP S6247349B2
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JP
Japan
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case
intermediate case
upper case
slip ring
connector device
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JP5535881A
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Yoshimi Sakurai
Masaaki Kanai
Yasufumi Osada
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Honda Motor Co Ltd
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Furukawa Electric Co Ltd
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Publication date
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Priority to US06/323,716 priority patent/US4417775A/en
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Priority to FR8122062A priority patent/FR2494922B1/fr
Priority to DE3146976A priority patent/DE3146976C2/de
Publication of JPS57170473A publication Critical patent/JPS57170473A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は車両のエアバツグ装置等の電気接続に
用いられるコネクタ装置に関するものである。
車両の衝突時、これの衝突が乗員に被害を及ぼ
す程度である場合、ステアリングホイール等に格
納されたエアバツグを膨張展開し、乗員の車室前
方への衝突を緩和するようにしたエアバツグ装置
は知られている。斯るエアバツグ装置は、車両の
衝突がエアバツグを展開するのに必要か否かを検
出する衝突センサを備え、このセンサによる検出
信号をエアバツグ装置の起動装置に伝え、起爆剤
に点火し、ガス圧を解除し、或はガス圧を発生さ
せ、発生ガス圧及び空気によつてエアバツグを膨
張展開させる。
ところでドライバー側にあつては、エアバツグ
装置はステアリングホイールの中央部に格納さ
れ、起爆装置、ガス発生装置等もこの周辺に付設
されている。一方、上記センサはここから離れた
部分に配設され、センサからステアリングホイー
ルのエアバツグ装置まで電気的に接続する必要が
あるが、ステアリングホイール、ステアリングシ
ヤフトは回転するのに対し、これの周囲は固定
で、ために回転部分における電気的接続手段を採
用せざるを得ない。
斯る回転部分の接続手段としては、従来スリツ
プリング機構による摺動方式が知らられている
が、この種スリツプリング機構は摺動による長期
間の使用でブラシやリングの接点部の摩耗を生
じ、接触不良が発生する虞れがあり、長期に亘る
作動の安定性を確保することは困難で、これをエ
アバツグ装置の接続手段とすることは最良とは言
い難く、採用する場合には二重、三重の同種の接
続手段を必要とする。又長期間の摺動で発生する
金属微粉による短絡等の虞れがあること、供給信
号としてパルス信号を用いた場合、スリツプリン
グとブラシ間で発生するノイズが信号に混入し、
誤動作する虞れがあること、スリツプリングとブ
ラシ間で火花が発生すること等の不都合がある。
このように従来一般に採用されているスリツプ
リング機構のものは最重要保安部品であり、作動
の絶対的信頼性、安定性の確保を前提とするエア
バツグ装置の電気的接続手段として採用すること
は最良とは言い難い。
そこで本出願人は、回転部材側の上ケースと固
定部材側の下ケース間に中間ケースを介設し、中
間ケースと下ケースとの間には電気導体を巻回収
納するとともに、中間ケースと上ケースとを相対
的に回転可能とし、且つ中間ケースと上ケースと
をスリツプリング機構で圧接して一体的に回転す
る如くし、スリツプリング機構と下ケース外に導
出する端子とで電気導体を接続し、電気導体の組
付誤差によりこれが緊張した場合、スリツプリン
グ機構の部分で上ケースと中間ケースとをスリツ
プせしめ、これで以つて組付誤差を修正するよう
にし、電気導体の巻回収納による接続装置を採用
しつつ誤組付時の修正を自動的に行つて中立位置
に修正するようにしたコネクタ装置を先に提案し
た(特願昭55−166350号特公昭59−31196号公
報)。
斯るコネクタ装置においては、スリツプリング
機構に圧接による中間ケースの上ケースとの一体
的回転及び回転部と固定部間の電気的接続の両機
能を併有せしめていた。しかしながら、スリツプ
リング機構の圧接は金属同志の平面的な剛接触で
あり、しかも両金属は上述した中間ケースと上ケ
ースとのスリツプ等に起因して摩耗等が起こるた
め、その電気的接続は必ずしも完全を期すことが
できず、コネクタ装置の長期に亘る作動の絶対的
信頼性、安定性等を確保することは困難である。
又コネクタ装置の誤組付の修正は内部に収納され
た電気導体を強制的に引張り、中間ケースを上ケ
ースに対してスライドさせることで行つていた
が、斯る方法にては中間ケースと上ケース間に生
ずる摩擦抵抗によつて電気導体に大なる引張力が
生じ、導体の保護上、即ちこれの耐久性能上好ま
しくなかつた。
本発明者等は斯るコネクタ装置における上記し
た問題点に鑑み、これを有効、且つ合理的に解決
すべく本発明を成したもので、その目的とする処
理は、前記中間ケースを上ケースにスプリング等
の弾発手段にて圧接することにより、該中間ケー
スを通常は上ケースと一体的に回動する如くしつ
つ、これら中間ケースと上ケース間の電気的接続
はスリツプリング機構で固定的に行い、且つ組付
誤差の修正は回動ロツク機構による中間ケースの
上ケースに対するスリツプで行うようにし、中間
ケースと上ケース間のスリツプ等には無関係な完
全、且つ確実な電気的接続が可能で、長期に亘る
作動の絶対的信頼性、安定性を確保し得るコネク
タ装置を提供するにある。
以下に本発明の好適一実施例を添付図面に基づ
いて詳述する。
第1図は本発明に係るコネクタ装置を用いるエ
アバツグ装置の要部を成すステアリングホイール
周囲の縦断側面図、第2図はコネクタ装置の縦断
側面図、第3図は電気導体の拡大縦断面図であ
る。
図中1はステアリングホイールで、これのホイ
ール部1aの内径部に設けたスポーク部2…でセ
ンター部3に連結され、センター部3は凹皿状を
成し、この部分の上側にパツド4が被冠され、セ
ンター部3の空間S内の底に支持されたベース5
の中央部にガス発生器6がノズル6a…を備えて
付設されている。この下にガス発生器6を構成す
るボンベ等の圧力を解除させるための駆動器7が
設けられ、駆動機7への図示しない衝突センサに
よる信号の入力でガス発生器6の駆動機構に点火
等させ、ガス圧を解除し、或はガス圧を発生させ
る。ガス発生器6上にはこれを囲む如くエアバツ
グ8が折畳まれて格納され、エアバツグ8の膨張
展開は、ステアリングホイールセンター部のパツ
ド4をバツグ8の膨張で除去して成され、ドライ
バー前面にエアバツグ8は膨張展開して臨み、衝
突による衝撃を緩和する。
ステアリングホイール1のセンター部3の底に
はボス部9が結着され、これの中心部にステアリ
ングシヤフト10の先端部10aを止着し、ホイ
ール1の回転はシヤフト10に伝えられ、操向操
作が成されることとなる。そしてシヤフト10の
ボス部9下側には該シヤフト10を囲繞する如く
ステアリングコラム11が設けられ、ステアリン
グコラム11は固定側(不動側)で、これの周り
でセンター部3に近い部分までカバー12で覆わ
れている。尚図中13はスポーク部2の一部に設
けられたホーン(警報器)スイツチである。
第2図に示される20はコネクタ装置で、コネ
クタ装置20は回転側の上ケース21と、固定側
の下ケース22と上下のケース21,22間の空
間S1内に介設された中間ケース23とから成り、
中間ケース23は上下のケース21,22に対し
て相対的に回転可能である。上ケース21の中央
部の筒壁21aの下方には大歯車24が上ケース
21に対して自由回転すべくスナツプリング25
にて位置決めされつつ遊嵌されており、筒壁21
aの上端から半径方向外方には円板部21bが延
出し、該円板部21b外端の下方には環状外壁2
1cが折曲垂下されており、これらは合成樹脂等
の絶縁材で成形されている。下ケース22は水平
円板部22a外周から環状外壁22bが起立する
如く上ケースと同素材で一体成形され、その中央
部を上ケース21の筒壁21a外周に遊嵌すると
ともに、外壁22bが上ケース21の外壁21c
端部と係合すべくスナツプリング26にて位置決
めされている。上ケース21の外壁21c下端部
全周には導電金属にて成形され、ホーンスイツチ
13に接続されたリング端子27が固着され、一
方下ケース22の上記リング端子27に対向する
位置には図示しない電源に接続されたブラシ28
がリング端子27に弾接すべく固定されている。
下ケース22の水平円板部22aには軸貫通孔2
2cが形成され、該孔22cと後述する隔壁39
に形成された貫通孔39a間には歯車軸29が自
由回転すべく垂直に嵌合し、該軸29の中間部に
は前記大歯車24と噛合する小歯車30が嵌着さ
れており、又軸29は割りピン31にて軸方向位
置を固定されている。
上記大歯車24と小歯車30とは中間ケース2
3の左右方向の回転数を機械的に規制するための
回動ロツク機構を構成しており、これら大小両歯
24,30は互いに次のように噛合するように形
成されている。即ち小歯車30側には隣接する2
枚の歯同志が合体して通常の歯と、通常の歯より
も歯厚の大きい一つの特殊形状の歯とが形成され
ている。一方大歯車24側には前記小歯車30の
通常の歯と噛合する通常の歯溝が形成され、更に
前記特殊形状の歯とのみ噛合可能な大なる歯溝が
周方向に間隔をおいて複数個形成されていて、中
間ケース23が下ケース22に対して所定回転数
だけ回動後、小歯車30の特殊形状の歯が大歯車
24の通常の歯溝に当つて中間ケース23が回動
不能となり、中間ケース23の回転数は規制され
る。この中間ケース23の回転数はステアリング
ホイール1の回転数とほぼ同じになるように設定
される。尚これら大小両歯車24,30も上下ケ
ース21,22と同一素材で成形されている。
上下ケース21,22間の空間S1内には同じく
合成樹脂等の絶縁材で環状内壁23a、環状円板
部23b、及び環状外壁23cを含んで一体成形
され、これの内壁23a下端部は前記大歯車24
と軸方向にスプライン嵌合しており、該中間ケー
ス23は大歯車24と一体的に回転するととも
に、軸方向には移動可能で、更に上下ケース2
1,22には相対的に回転可能である。又中間ケ
ース23はこれの内壁23aと上ケース21の筒
壁21a外周とで形成される環状空間S2内に縮装
されたコイルスプリング32にて上方に弾発付勢
され、これの環状円板部23bから上方へ突出形
成された環状凸部23dが上ケース21の円板部
21bの前記凸部23dと対向する内壁に埋設さ
れた環状摩擦板33に圧接され、この圧接力に基
づいて誘起される摩擦抵抗力によつて該中間ケー
ス23は上ケース21と通常(組付誤差の修正時
以外、)は一体的に回転する如く構成されてい
る。更に上ケース21の円板部21b内壁の外周
近傍には導電金属で円環フイン状に形成された大
小異径のスリツプリング34,35が埋設され、
一方中間ケース23の円板部23b上面の上記ス
リツプリング34,35の軌跡上の一部には同じ
く導電金属で成形された弾性接触端子36,37
がスリツプリング34,35の高さ方向中間部を
これらの弾発力で咥え込む如くして固設され、こ
れら接触端子36,37とスリツプリング34,
35とはスリツプリング機構を構成している。尚
スリツプリング機構を構成するスリツプリング3
4,35及び接触子36,37の固定位置は前記
と逆、即ちスリツプリング34,35を中間ケー
ス23側に、接触子36,37は上ケース21側
に固定してもよい。又スリツプリング機構は中間
ケース23の外壁23cと上ケース21の外壁2
1cとの間に配置してもよい。
中間ケース23と下ケース22間に形成される
空間を隔壁38,39にて区画して形成される上
下の環状空間S3,S4内には電気導体40が巻回収
納され、導体40は例えば第3図に示す如くテー
プ状で、テープ状の合成樹脂等の可撓性絶縁体4
0a内に同じくテープ状の銅線40bを埋設した
ものでよく、この種角状導体に代えて丸状導体を
採用してもよい。導体40は上下で2本40―
1,40−2が夫々の空間S3,S4内に収納され、
回転方向の中立位置で一方に左方向の池みを与
え、他方に右方向の弛みを与え、ステアリングホ
イール1の回転、例えば中立位置から左右方向に
1回転半以上の巻取動を行い得る如くその長さに
余裕を持たせて組付収納されている。
上記導体40―1,40―2の一端は図示せざ
るコードによつて下ケース22外に導出され衝突
センサーに接続されている。また導体40―1,
40―2の他端は図示せざるコードによつて弾性
接触端子36,37に夫々接続されている。
上ケース21の円板部のスリツプリング34,
35の軌跡上の一部にはコネクタ部41を突設
し、これの中央部にガイド突子42を突設し、該
突子42に2個の端子片43,44を相互に絶縁
して付設し、これら端子片43,44はスリツプ
リング34,35の夫々に個別に接続し、ステア
リングホイール1のエアバツグ装置の回路に電気
的に接続する。
以上のコネクタ装置20はステアリングホイー
ル1のボス部9にその内筒壁21aの内径部を嵌
合し、上ケース21上に突設した係止ピン45…
をボス部9のフランジ部9aに設けた係止孔14
に係合し、一方、下ケース22は下方に突設した
係止ピン46…をステアリングコラム11に付設
したボス部15に結着する。かくして上ケース2
1はステアリングホイール1と一体的に回転し、
下ケース22はこれに対し固定側となる。
次に本コネクタ装置20の作用及び効果を説明
するに、上ケース21と中間ケース23とは夫々
に形成された摩擦板33と凸部23dとの圧接接
続で接合された状態にあり、ステアリングホイー
ル1の操向操作は上ケース21に伝えられ、上ケ
ース21は操向と一体的に右、或は左に回転す
る。中間ケース23は上ケース21と一体的にこ
れの回転方向に回転し、下ケース22との間で電
気導体40―1,40―2は一方が弛み、他方が
巻き取られる。この場合、スリツプリング34,
35と接触端子36,37とは一体的に回転し両
者間には相対的なスリツプは生じず、従つてこれ
らスリツプリング機構は固定接点として機能し、
スリツプリング機構特有の接点相互が常時摺動す
る作動は行わないこととなり、ここに極めて確実
なる電気的接続が成されることになる。又この時
スリツプリング34,35は接触端子36,37
にてその高さ方向中間部を弾性的に咥え込んでい
るため、両者の電気的接続は中間ケース23の上
ケース21に対する上下変位に無関係に確実に成
される。
ところで、電気導体40―1,40―2は夫々
右回転、左回転専用に設けられ、組付時に中立位
置に正確に組み付ける必要がある。各導体は反対
方向への回転時には弛むため問題はないが、組付
時に中立位置がズレて誤組付した場合、導体40
―1,40―2の一方はその専用の回転方向に対
して長さが充分でないこととなる。従つてこの方
向への回転時、回転限近傍で緊張し、この結果ス
テアリングホイール1の操作荷重が重くなるし、
又コード式の電気導体が緊張することは端子との
関係で好ましくない。そこで本装置においては、
上記の如く誤組付に起因して導体40―1,40
―2のうち何れか一方が緊張される以前に、大歯
車24が所定回転数回動すると回転ロツク機構が
作動し、前述のように大歯車24は回転不能とな
り、大歯車24にスプライン嵌合された中間ケー
ス23のそれ以上の回動がロツクされる。従つ
て、組付け時に上ケース21の中立位置と中間ケ
ース23の中立位置とが合致せずに誤差を生じて
いた場合には、上ケース21はステアリングホイ
ール1とともに中間ケース23との摩擦抵抗に打
ち勝つて回動するため、ステアリングホイール1
の回転限界まで所定角度だけスリツプして上ケー
ス21と中間ケース23の回転限界が揃えられ、
回転限界が揃うことによつて上ケース21と中間
ケース23の中立位置が揃えられる。斯くして上
ケース21の中立位置即ちステアリングホイール
1の中立位置と中間ケース23の中立位置が一致
された後は上ケース21と中間ケース23との間
の摩擦抵抗によつて上ケース21と中間ケース2
3とは固定となり、両者21,23が一体的に回
転する如き元の状態に復帰する。即ち、上記の如
く組付誤差を上ケース21の中間ケース23に対
するスリツプで以つて自動的に修正することとな
る。この上ケース21のスリツプは上記の組付誤
差を修正する場合にだけ起こり、修正後は上ケー
ス21と中間ケース中間ケース23とはコイルス
プリング32の圧接力に起因する摩擦抵抗で以つ
て一体的に回転するため、スリツプリング機構は
固定接点に復帰し、以後はコード式の電気的接続
が成される。
尚本実施例では本コネクタ装置を車両のステア
リングホイール周りのエアバツグ装置に適用した
場合について述べたが、これは往復回転する各種
機器に確実なる電気的接続手段として適用し得る
ものである。
以上の説明で明らかな如く本発明によれば、コ
ネクタ装置の中間ケースの上ケースへの圧接はス
プリング等の弾発手段に、回転部と固定部間の電
気的接続はスリツプリング機構に夫々分担せし
め、中間ケースと上ケースとはスリツプリング機
構には無関係に一体的に回転するようにしたた
め、通常(組付誤差を修正する時以外)はスリツ
プリング機構は固定接点として機能し、確実なる
コード式の電気的接続が可能となり、本コネクタ
装置の長期に亘る作動の絶対的信頼性、安定性が
確保される。
又本発明によれば、装置の誤組付があつた場
合、回動ロツク機構にて中間ケースの回動をロツ
クし、しかる後に上ケース単体を回動ロツクされ
た中間ケースに対して中立位置方向に所定角度だ
けスリツプせしめるようにしたため、装置の誤組
付があつても、ステアリングホイールの操作で装
置をその中立位置に自動的に修正することがで
き、従つて組付作業時に正確な中立位置の検出、
組付を厳密に追求する必要がなくなり、組付作業
性を向上せしめ、且つ万一の誤組付時にも再組付
を必要とせず、又操向操作にも影響することがな
い。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図
は車両のステアリングホイール周りの縦断側面
図、第2図はコネクタ装置の縦断側面図、第3図
は電気導体の拡大縦断面図である。 尚図面中1はステアリングホイール、10はス
テアリングシヤフト、11はステアリングコラ
ム、20はコネクタ装置、21は上ケース、22
は下ケース、23は中間ケース、24,30は
夫々回動ロツク機構を構成する大歯車、小歯車、
32はコイルスプリング、33は摩擦板、34,
35はスリツプリング、36,37は弾性接触端
子、40は電気導体である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 回転側上ケースと固定側下ケース間の空間に
    中間ケースを介設し、該中間ケースと固定側ケー
    スとの間の空間には一端が前記固定側ケース外に
    導出された電気導体を巻回収納し、中間ケースを
    前記上下ケースに対して相対的に回転可能とする
    とともに、上ケースと一体的に回転すべくスプリ
    ング等の弾発手段を介して上ケース側に圧接し、
    これら中間ケースと上ケース間に前記電気導体の
    他端と電気的に接続されたスリツプリング機構を
    介設し、更に中間ケースと下ケース間には中間ケ
    ースの回動をロツクするための回動ロツク機構を
    介設したことを特徴とするコネクタ装置。 2 前記スリツプリング機構は上下ケースの何れ
    か一方の全円周に亘つて埋設されたフイン状のス
    リツプリングと、該スリツプリングが埋設されな
    いケース側に固定され、且つスリツプリングの高
    さ方向中間部を咥える如く設定された弾性接触端
    子とから成ることを特徴とする前記特許請求の範
    囲第1項記載のコネクタ装置。 3 前記回動ロツク機構は上ケースの筒壁に遊嵌
    し、且つ中間ケースとはこれの軸方向にスプライ
    ン遊嵌する大歯車と、該大歯車と噛合し、且つ下
    ケース側に回転自在に遊嵌する小歯車とから構成
    され、小歯車側には隣接する2枚の歯を合体して
    形成される特殊歯を設け、大歯車側には前記特殊
    歯がこれとのみ噛合を許容されるべき大なる歯溝
    を中間ケースが下ケースに対して左右方向に所定
    回転数回動後ロツクされるべき関係位置に複数個
    配設したことを特徴とする前記特許請求の範囲第
    1項記載のコネクタ装置。
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GB8135589A GB2091954B (en) 1980-11-26 1981-11-25 Electrical connection allowing rotational movement
FR8122062A FR2494922B1 (fr) 1980-11-26 1981-11-25 Dispositif de connexion electrique, equipant notamment des systemes pneumatiques d'amortissement pour la protection des passagers en cas d'accident d'automobile
DE3146976A DE3146976C2 (de) 1980-11-26 1981-11-26 Drehbare elektrische Verbindungseinrichtung

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