JPS6247187Y2 - - Google Patents

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JPS6247187Y2
JPS6247187Y2 JP8179681U JP8179681U JPS6247187Y2 JP S6247187 Y2 JPS6247187 Y2 JP S6247187Y2 JP 8179681 U JP8179681 U JP 8179681U JP 8179681 U JP8179681 U JP 8179681U JP S6247187 Y2 JPS6247187 Y2 JP S6247187Y2
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JP
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heat generating
line
heating
detour
unit
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JP8179681U
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JPS57192688U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は面状発熱体に関するものである。
面状発熱体の発熱線路パターンは印刷手段によ
つて絶縁シート上に発熱素子を印刷することによ
り形成するのが通例であり、したがつて面積の大
きい面状発熱体は印刷シリンダの径の制限から1
つの発熱線路パターンP1,P2,…を第1図Aに示
すように絶縁シート1の長手方向Lに連続的に繰
返し形成することにより製造し、この絶縁シート
1の前記各発熱線路パターンP1,P2,…の接続部
で切断して単位面積の発熱面材P′1,P′2,…を
得、この発熱面材P′1,P′2,…の複数枚をそれら
の各発熱線路間をコード接続することにより同図
Bに示すように所定面積の面状発熱体2を得るよ
うにしている。
このような面状発熱体において、前記発熱線路
パターンとして絶縁シート上に主発熱線路と補助
発熱線路とを並設し、主発熱線路と補助発熱線路
との併用の場合と主発熱線路のみの使用の場合と
に切替操作して、高温発熱と低温発熱とに使い分
けられるようにした構成の従来例を第2図および
第3図に示している。
この面状発熱体Aは、絶縁シート1の長手方向
Lを振幅方向とし、1つの発熱面材として与えら
れる領域の長手方向のほぼ全域にわたつて振幅す
るジグザグ状の経路をたどる主発熱線路3と、こ
の主発熱線路3に平行して同じくジグザグ状の経
路をたどる補助発熱線路4とを前記絶縁シート1
上に配設したものであり、第3図に拡大して示す
ようにコ字状に迂回する主発熱線路3で囲まれる
領域内を同じくコ字状に迂回する補助発熱線路4
が並行する基本パターンが絶縁シート1の幅方向
に複数列配設されたパターン形状をなしている。
ところが、このようなパターン形状の面状発熱
体Aを用いて高温発熱と低温発熱とに切り替え使
用した場合、幅方向に向けて主発熱線路3の2列
と補助発熱線路4の2列が交互しているため、補
助発熱線路4を使用しない低温発熱において、主
発熱線路3で囲まれる補助発熱線路4の配設領域
が非発熱領域として広く残つてしまい、全体的に
みると発熱分布が長手方向を向く縞状に粗密化
し、全面にわたつて均一な加熱が行われないとい
う欠点を有する。
このような欠点を解消する1つの主段として、
前記主発熱線路3および補助発熱線路4の配設分
布をできるだけ密にすることが考えられるが、前
記の例のように主発熱線路3と補助発熱線路4の
2回路を同一絶縁シート1上に併設する構成の場
合には、相互の回路間に所定の絶縁距離を確保す
る必要上、前記配設分布の密度を上げる方法には
限度がある。
したがつて、この考案の目的は、低温発熱と高
温発熱とに切り替え使用できる面状発熱体であつ
て、低温発熱使用においても温度むらのない均一
加熱を行うことのできる面状発熱体を提供するこ
とである。
この考案の一実施例を第4図および第5図に示
す。すなわち、この面状発熱体A′は、絶縁シー
ト1′上の長手方向Lを振幅方向とするジグザグ
状の経路をたどつて絶縁シート1′の幅方向に向
け配設した主発熱線路3′と、同一絶縁シート
1′上に前記主発熱線路3′と並行してジグザグ状
に配設した補助発熱線路4′とを含む単位発熱面
域5(第4図に仮想線で囲んで示す)を複数列並
列配置したものであり、単位発熱面域5の主発熱
線路3′および補助発熱線路4′はそれぞれ第5図
に拡大して示すようにコ字状の広幅迂回部3′
a,4′aと狭幅迂回部3′b,4′bとが交互す
るように形成するとともに、主発熱線路3′の広
幅迂回部3′aが補助発熱線路4′の狭幅迂回部
4′bを包囲し、また補助発熱線路4′の広幅迂回
部4′aが主発熱線路3′の狭幅迂回部3′bをそ
れぞれ包囲するようにし、1つの単位発熱面域5
の発熱線路のコ字状迂回部(例えば主発熱線路
3′の広幅迂回部3′a)が隣接する他の単位発熱
面域5の発熱線路のコ字状迂回部(主発熱線路
3′の広幅迂回部3′a)と齟齬し合うようにした
ものである。
第3図では、上段の単位発熱面域5の主発熱線
路3′と中段の単位発熱面域5の主発熱線路3′と
が直接対向し、中段の単位発熱面域5の補助発熱
線路4′と下段の単位発熱面域5の補助発熱線路
4′とが対向し合うように配置させており、各単
位発熱面域5,5間において、主発熱線路3′お
よび補助発熱線路4′はそれぞれ直列接続してい
る。
このように構成したため、隣接する単位発熱面
域5,5の間で、相互の対応する発熱線路(主発
熱線路3′または補助発熱線路4′)の広幅迂回部
(例えば3′a)と狭幅迂回部(3′b)とが対向
し合い、補助発熱線路4′を通電しない低温発熱
使用の場合に、補助発熱線路4′の狭幅迂回部
4′bの配設領域に相当する主発熱線路3′の広幅
迂回部3′aで囲まれる非発熱領域が上下段の単
位発熱面域5,5の間で齟齬し合い、面状発熱体
A′の全域にわたつてみたとき前記非発熱領域が
偏在することなく均一に分散し、全面にわたつて
均一な加熱を行うことができる。
また、主発熱線路3′および補助発熱線路4′を
ジグザグ状に配設した単位発熱面域5を複数段並
列配置した構成であるため、発熱線路非配設領域
の長さ寸法を短かくすることができ、製造工程に
おけるエツチング処理やラミネート処理などにお
いて絶縁シート1′の長手方向に受ける引張力に
よる伸び(幅方向には収縮)や、熱収縮による寸
法精度の低下を、前記発熱線路非配設領域の短縮
化により防止することができる。そして、この効
果は、隣接する各単位発熱面域5の段間で対応す
る発熱線路(3′または4′)の対応する迂回部を
齟齬させていることにより一層向上する。
さらに、各発熱線路3′,4′の長手方向の直線
線路長が短くなるため、キンクの発生を防止する
こともできる。
以上のように、この考案の面状発熱体は、広幅
迂回部と狭幅迂回部とが交互するジグザグ状の一
対の発熱線路を、一方の発熱線路の広幅迂回部が
他方の発熱線路の狭幅迂回部を相互に包囲し合う
ように並列配置した複数の単位発熱面域からな
り、1つの単位発熱面域の一方の発熱線路の広幅
迂回部がこの単位発熱面域に隣接する他の単位発
熱面域の前記発熱線路に対応する発熱線路の狭幅
迂回部と対向し合うように前記複数の単位発熱面
域を並列配置したものであるため、低温発熱使用
時においても非発熱領域が偏在することがなく、
全面にわたつて均一加熱することができるという
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図A,Bは面状発熱体の製造工程を示す説
明図、第2図は従来例の平面図、第3図はその要
部拡大図、第4図はこの考案の一実施例を示す平
面図、第5図はその要部拡大図である。 A′……面状発熱体、1′……絶縁シート、3′
……主発熱線路、3′a……広幅迂回部、3′b…
…狭幅迂回部、4′……補助発熱線路、4′a……
広幅迂回部、4′b……狭幅迂回部、5……単位
発熱面域。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 広幅迂回部と狭幅迂回部とが交互するジグザグ
    状の一対の発熱線路を、一方の発熱線路の広幅迂
    回部が他方の発熱線路の狭幅迂回部を相互に包囲
    し合うように並列配置した複数の単位発熱面域か
    らなり、1つの単位発熱面域の一方の発熱線路の
    広幅迂回部がこの単位発熱面域に隣接する他の単
    位発熱面域の前記発熱線路に対応する発熱線路の
    狭幅迂回部と対向し合うように前記複数の単位発
    熱面域を並列配置したことを特徴とする面状発熱
    体。
JP8179681U 1981-05-30 1981-05-30 Expired JPS6247187Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8179681U JPS6247187Y2 (ja) 1981-05-30 1981-05-30

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JP8179681U JPS6247187Y2 (ja) 1981-05-30 1981-05-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57192688U JPS57192688U (ja) 1982-12-07
JPS6247187Y2 true JPS6247187Y2 (ja) 1987-12-25

Family

ID=29877296

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