JPS624616A - 重荷重用空気入りラジアルタイヤ - Google Patents

重荷重用空気入りラジアルタイヤ

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JPS624616A
JPS624616A JP60145310A JP14531085A JPS624616A JP S624616 A JPS624616 A JP S624616A JP 60145310 A JP60145310 A JP 60145310A JP 14531085 A JP14531085 A JP 14531085A JP S624616 A JPS624616 A JP S624616A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は重荷重用空気入りラジアルタイヤ、例えば、重
荷重用車両に用いるスチールコードのカーカス層を有す
るチューブレスラジアルタイヤのビード部の改良に関す
る。
(従来の技術) 従来の重荷重用の空気入りラジアルタイヤとしては、例
えば第7図に示すようなものがある。第7図において、
31はビード部であり、ビード部31はタイヤの回転軸
(図に示されていない)(回転軸線に平行な線をA′で
示す)に直交する一対の平面内の円周方向に配置された
一対のビードコア32、このビードコア32の放射外面
に配置されたゴムステイフナ−33、これらビードコア
32とゴムステイフナ−33の周囲をタイヤ内側から外
側へ回転軸の半径方向に折返した少なくとも1層よりな
るゴム被覆されたスチールコードのカーカス層34およ
びカーカス層34のさらに周囲を補強する3層のテキス
タイルのコード36a、36b、36c  (ナイロン
コード1260d/2 、コード打込数41.4零15
0鶴)よりなるチェーファー層36から構成されている
3層のチェーファー層36のコード角度は半径方向に対
してほぼ60度であり、隣接するチェーファー層36は
互いに交差するよう配置されている。
(発明が解決しようとする問題点) このようなビード構造を有するチューブレスの空気入り
ラジアルタイヤにおいては、ビード部の補強効果が不十
分であり、特に、重荷重用の車両に装着され走行し摩耗
して、数回のトレッド部(図示されていない)の更生(
張り替え)をした場合、ビード部31の耐久性能が不足
し、カーカス層34の端部34aからゴムステイフナ−
33方向とチェーファー層36a、36bおよび36c
まで外側方向とに切断する故障37が発生するという問
題点がある。また、ビード部31の補強をするため、チ
ェーファー層の層数を増加すると、ビード部の厚みが増
加してビード部の発熱が増加し耐久性能が低下するとい
う問題点がある。
そこで、本発明においては、ビード部を補強するチェー
ファー層がビード部の変形に対応して効果的に配置され
、チェーファー層の層数を増加することなく、必要かつ
、十分な補強効果を得るよう設けることによって、カー
カス層34の端部34aからの故障もなく、重荷重の下
で使用し、数回のトレッド部の更生後も使用できるよう
充分なビード部の耐久性能を有するチューブレスの空気
入りラジアルタイヤを提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明に係る重荷重用空気入りラジアルタイヤは、タイ
ヤの回転軸に直交する一対の平面内の円周方向に配置さ
れた一対のビードコアと、前記回転軸の半径方向に配列
され、ビードコアの周囲をタイヤ内側から外側に折り返
した少なくとも一層のカーカス層と、により構成された
ビード部を有する空気入りラジアルタイヤにおいて、前
記ビード部のカーカス層の周囲に配置されてビード部を
補強する少なくとも3層の第1乃至第3チェーファー層
を設け、隣接するチェーファー層が互いに交差するコー
ドを有し、第1乃至第3チェーファー層の前記回転軸の
半径方向に対してなすコード角度θ1、θ2、θ3が次
式 %式% 前記第1乃至第3チェーファー層のそれぞれの放射最外
端からビード部のヒール位置までの半径方向チェーファ
−高さり、 、h、 、h、がカーカス層の折返し先端
からビード部のヒール位置までの半径方向のカーカス端
高さHに対し、それぞれHH □≦2.5、′ で表され、チェーファ−高さh3はチェーファ−高さり
、 、h、のいずれよりも高いことを特徴としている。
(作用) まず、発明者が、前記の手段を導くに至った過程につき
図面に基づいて説明する。
第1図および第2図(a)、(b)は重荷重用空気入り
ラジアルタイヤの荷重時のタイヤの変形と応力の関係を
説明する概略図であり、第1図はその一部正面図、第2
図(a)は第1図のn−n矢視断面図、第2図(b)は
本発明の詳細な説明するためのビード部の拡大断面図で
ある。第1図および第2図において、1はスチールコー
ドのカーカス層を有するチューブレスの空気入りラジア
ルタイヤ(以下、単にラジアルタイヤという)であり、
ラジアルタイヤ1はトレッド部2、一対のサイドウオー
ル部3、一対のビード部4およびビード部4間に配置さ
れたカーカス層5から構成された回転体であ石。
ビード部4は中心部にビードコード6とゴムステイフナ
−7とを有し、これらの周囲をタイヤ内側から外側に半
径方向にカーカス層5を折返し、さらにその周囲をチェ
ーファー層8が補強している。
ラジアルタイヤ1にはチューブレスタイヤのリム9を介
して回転軸線Aに垂直方向(矢印)の荷重Wが負荷され
ている(2点鎖線は荷重がかからない時のタイヤの形状
を示す)。ラジアルタイヤ1は所定の空気圧Pが充填さ
れ、かつ、荷重Wによって、リム9と床面10との間に
押圧され、変形を生ずる。
ラジアルタイヤ1が矢印C方向に回転している場合、ビ
ード部4に起こる変形には主に次の2種類の変形がある
(1)  荷重直下のビード部4aが半径方向外方に倒
れ込む曲げ変形B(図中に矢印Bで示している)である
(2)  ラジアルタイヤ1の踏み込み部1bおよび蹴
り出し部1cのビード部4b、4cがリム9に固定され
た部分と変形するサイドウオール部3との間に発生する
周方向L(図中に矢印りで示している)の剪断変形S(
図中に矢印Sで示している)である。
これらのビード部4の変形はチューブレスタイヤのよう
に、タイヤの偏平率、すなわちタイヤ断面高さThとタ
イヤ幅Twとの比、T h / T wが0.9以下の
小さい場合、周方向の剪断変形Sの割合が大きくなる。
そこで、ビード部4の補強効果を増加し、耐久性能を向
上させるためには、これらの曲げ変形Bおよび剪断変形
Sを小さくして、これらの変形によって発生する内部歪
の量を小さくするため、チェーファー層8のコードQ配
置をこれらの変形の抑制に最も適した方向にするのが望
ましい。
曲げ変形Bにおいては、ラジアルタイヤ1の荷重直下の
ビード部4aはタイヤ幅方向外方にせり出し、ビード部
4aは周方向りに伸ばされる。したがって、曲げ変形B
を抑制するためには、ビード部4の周方向剛性を大きく
することが効果的である。また、剪断変形Sにおいては
、この剪断変形Sを抑制するために、ビード部4の剪断
剛性を最も大きくすることが効果的である。
次にチェーファー層8のコードが回転軸Aの半一径方向
に対する角度、すなわち、コード角度θが変化したとき
、ビード部の周方向剛性と剪断剛性がどう変化するかに
ついて説明する。
第3図、第4図および第5図はチェーファー層8のコー
ド角度θの変化とビード部の周方向剛性と剪断剛性との
変化の関係を示す図であり、剛性値は最高値を100と
した指数で示している。第3図はコード角度θとタイヤ
の径方向および周方向の関係を示している。第4図にお
いて、コード角度θが70度乃至90度の場合、ビード
部の周方向剛性は大きく、曲げ変形Bの抑制の効果が大
きい。
また、第5図において、コード角度θが35度乃至55
度の場合、ビード部の剪断剛性は大きく、剪断変形Sの
抑制の効果が大きい。すなわちコード角度θは35度未
満でも、55度を超えても剪断剛性が小さくなり、剪断
変形Sの抑制の効果が小さい。
また、コード角度θが70度未満では周方向剛性が小さ
くなり、曲げ変形Bの抑制の効果が小さい。
コード角度θが90度では技術的に現実的でない。
以上のことから、第2図(b)に示すように、(第2図
(b)においては、第2図(a)のビード部4を拡大し
、かつ上下逆に示している)チェーファー層8がビード
部4のカーカス層5の周囲に配置され、タイヤ内側から
外側に向かって少なくとも3層、すなわち第1乃至第3
チェーファー層8a、8b、8cを互いに交差したコー
ドを有するよう設ける場合、まず、剪断剛性を大とする
ためには、2層のチェーファー層8を用いて例えば、第
1チエ−ファ一層8aのコード角度を01とし、隣接し
、交差するコードを有する第2チェーファー層8bのコ
ード角度をθ2としてそれぞれのコード角度θ8、θ2
がともに35度乃至55度とする。また、周方向剛性を
大きくするためには、他の1層、すなわち、第3チヱー
フア一層8Cのコード角度θ3を70度乃至90度とす
る。
このように、各チェーファー層8が機能分離をすること
によりビード部4の周方向剛性と剪断剛性とを同時に効
果的に大きくすることができる。
次に、ビード部4におけるチェーファー層8の端末13
の位置が剛性の効果、タイヤ性能にどう影響するかにつ
いて説明する。
第2図(b)において、第1乃至第3チェーファー層8
a、8b、8Cのそれぞれの放射最外端、すなわち端末
13a、13b、13cの位置およびカーカス層5の端
末5aの位置からビード部のヒール位置4e(すなわち
、ビードベース4dとリムフランジ9aとの交点)まで
のタイヤ半径方向Rの距離をそれぞれのチヱーフアー高
さり、 、htSh、およびカーカス端高さHとした場
合、剪断剛性を大とする第1、第2チェーファー層8a
、8bの端末13a、13bはカーカス層5の端末5a
を覆ってサイドウオール部3の方向に延在していなくて
はカーカス層5の端末5aの故障の発生を防止できない
。すなわち、チェーファ−高さり、 、h2とカーカス
端高さHとの比h+/H1hz/Hは1未満ではカーカ
ス層5の端末5aに故障が起きる。また、端末13 a
 13 bがサイドウオール部3の方向に大きく延びす
ぎると、すなわちチェーファ−高さが高すぎるとサイド
ウオール部3の柔軟域が狭(なり、剪断剛性の大きい端
末13a、13bの近傍において故障が起こる。すなわ
ち、チェーファ−高さh1、h、とカーカス端高さHと
の比h+/H,ht/Hは2.0を超えないことが好ま
しい。
周方向剛性を大とする第3千ニーフア一層8C(ここで
は、第3チェーファー層のIMの場合について説明する
が、第3、第4チェーファー層8c、3dの2層を有す
る場合でも以下の説明は同じである)の端末13cは剪
断剛性の大きい端末13a、13bより低いと端末13
a、13bの近傍で故障が起き易く、端末13cは端末
13a、13bより高いことが望ましい。すなわち、チ
ェーファ−高さh3はチェーファ−高さり、 、h、の
いずれよりも高い。また、端末13cが高すぎると端部
13cがタイヤの変形の大きいサイドウオール部3の中
央部3bに近付き過ぎ、端末13cの近傍から故障が発
生し易い。すなわちチェーファ−高さh3とカーカス端
高さHとの比h3/Hは2.5を超えないことが望まし
い。
以上説明したように、少なくとも3層のチェーファー層
8の端末13は剪断剛性の大きいチェーファー層8a、
8bの端末13a、13bはカーカス層5の端末5aよ
り高い位置にあり、周方向剛性の大きいチェーファー層
8Cの端末13cはチェーファー層8a、8bの端末1
3a、13bよりさらに高い位置に設けることが望まし
い。
なお、ビード部4を補強するこれらの3層または4層の
チェーファー層8の端末13の高さは、各チェーファー
層8の端末13が重なる事による応力集中を避けるため
に、それぞれの端末13a、13b。
13c、13dは径方向Rの高さにおいて、少なくとも
5龍以上の差を取ることが望ましい。また、チェーファ
ー層8を4層を超えて配置すると、ビード部4が肉厚と
なり過ぎ発熱の増加をまねき、かえって耐久性能が低下
する。
以上説明したことから前述の手段が導かれたものであっ
て、本発明に係る重荷重用空気入りラジアルタイヤのビ
ード部4は3層のチェーファー層8のコード角度とチェ
ーファ−高さhとを効果的−に配置されており、これに
よってビード部4の曲げ変形および剪断変形Sが極めて
小さく、内部歪も小さい。このため、ビード部の耐久性
能は極めて大巾に向上する。
(実施例) 以下、本発明に係る重荷重用空気入りラジアルタイヤの
一実施例を図面に基づいて説明する。
第6図は本発明に係る重荷重用空気入りラジアルタイヤ
の実施例を示す図であり、そのビード部の拡大断面図で
ある。ビード部のチェーファー層以外は通常の空気入り
ラジアルタイヤと同じであり、必要なこと以外は説明を
省略する。この実施例はタイヤサイズ11/70 R2
2,5、偏平率約0.7のチューブレスタイヤである。
まず、構成について説明する。第6図において、4はビ
ード部であり、ビード部4はタイヤの回転軸(図には回
転軸線に平行な線が矢印A′で示されている)に直交す
る一対の平面内の円周方向に配置された一対のビードコ
ア6(図には一対の中、一つのみ示している)と、ビー
ドコア6の放射方向外面に配置されたゴムステイフナ−
7および前記回転軸の半径方向R(図に矢印Rで示して
いる)に配列され、ビードコア6とゴムステイフナ−7
との周囲をタイヤ内側から外側に折り返した少なくとも
一層のカーカス層5から構成されている。
8はチェーファー層であり、チェーファー層8はビード
部4のカーカス層5の周囲にビード部4のタイヤ内側か
ら外側に配置されてビード部4を補強している。チェー
ファー層8はナイロンコード1260d/2 、打込数
4144本150fl、被覆ゴムの強度は100%伸張
時の弾性率、56Kg/cTAからなっている。チェー
ファー層8は3層の第1〜第3チェーファー層8a、8
b、8cからなり、隣接するチェーファー層は互いに交
差するコードを有している。
タイヤの回転軸の半径方向Rと第1〜第3チェーファー
層3a、gb、8cのコードとのなす角度、すなわちコ
ード角度をそれぞれθ1、θ2、θ3とすると、コード
角度θ1、θ2およびθ。
は次式 %式% で表される。ここに、コード角度θ1は最内層の第1チ
ェーファー層8asすなわち、カーカス層5に隣接する
よう配置された第1チェーファー層8aのコード角度で
あり、コード角度θ2、θ。
は最内層の第1チェーファー層8aの外側を順次に被覆
する第2チェーファー層8b、第3チェーファー層8c
のそれぞれのコード角度である。この実施例ではコード
角度は、タイヤ外側から見て、それぞれコード角度θ1
はR50度、コード角度θ2はL50度、コード角度θ
3はR78度である。ここて、Rは右上がりのコード、
Lは左上がりのコードであることを示す。
hはチェーファ−高さであり、チェーファ−高さり、 
、h、 、h3は第1〜第3チェーファー層8a、8b
、8cのそれぞれの放射最外端、すなわち半径方向の端
末13a、13b、13cからビード部4のヒール位置
4eまでの半径方向の距離である。Hはカーカス端高さ
であり、カーカス端高さHはカーカスN5の折り返し先
端(端末5a)からビード部5のヒール位置4eまでの
半径方向の距離である。それぞれ次式 %式% で表され、チェーファ−高さh3はチェーファ−高さり
、 、h2のいずれより高い。この実施例ではHは38
鰭、hl は5311、h2は53mmh3 は75m
亀であり、h、 /H#1.4 、hz /H=1.7
 、hff/H=2.0である。各チェーファー層8の
端末の位置はそれぞれ5層1以上の差が設けられ、各チ
ェーファー層8間の剛性に大きな差がないようになされ
ている。
以上説明した3層のチェーファー層8の配置によってビ
ード部4の曲げ変形Bおよび剪断変形Sは極めて大幅に
小さくなり、ビード部4の耐久性能は大幅に向上する。
次に、2種の試験タイヤとして本発明のタイヤ(実施例
)および比較タイヤ(比較例)を製造し、試験を行い、
本発明の効果を確認したので説明する。
試験タイヤはタイヤサイズ11/70R22,5であり
、チューブレスの空気入りラジアルタイヤである。
本発明のタイヤには前述の実施例(第6図)が用いられ
、比較タイヤには、従来のタイヤ(第7図)が用いられ
た。これらの試験タイヤはチェーファー層以外は同じで
あり、同じように製造された。次表に、試験タイヤのチ
ェーファー層の構成が示されている。試験タイヤは、通
常の室内ドラム試験機を用い、通常のビード部の耐久性
能試験を実施し、ビード部に亀裂故障が起こるまでの走
行距離を測定した。試験結果は次表に従来のタイヤの性
能を100として指数にて示した。指数は大きい 方が良好なことを示している。
表 前表に示すように、本発明のタイヤは従来のタイヤに比
較してビード部の耐久性能が極めて大巾に向上している
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、チェーファー層
の層数を増加することなく、必要かつ充分なビード部の
補強効果を得ることができ、カーカス層の端部からの故
障もなく、重荷垂下で使用でき、ビード部の耐久性能が
極めて大幅に向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図(a)、(b)は重荷重用空気入り
ラジアルタイヤの荷重時のタイヤの変形と応力を説明す
る概略図であり、第1図はその一部正面図、第2図(a
)は第1図のn−n矢視断面図、第2図(blは本発明
の詳細な説明するためのビード部の拡大断面図である。 第3図、第4図および第5図はチェーファー層のコード
角度θと、ビード部の周方向剛性および剪断剛性との関
係を示す図であり、第3図はそのコード角度θを示す図
、第4図はビード部の周方向剛性の変化を示す図、第5
図はビード部の剪断剛性の変化を示す図である。第6図
は本発明に係る重荷重用空気入りラジアルタイヤのビー
ド部の一実施例を示す拡大断面図である。 第7図は従来の空気入りラジアルタイヤのビード部の拡
大断面図である。 1・・・・・・タイヤ、 4・・・・・・ビード部、 4e・・・・・・ヒール位置、 5・・・・・・カーカス層、 6・・・・・・ビードコア、 8.8a、8 b 、 8 c ・−・−チェーファー
層、θ、θ重、θ重1 θ重・・・・・・コード角度、
H・・・・・・カーカス端高さ、 A′・・・・・・タイヤの回転軸に平行な線、R・・・
・・・半径方向。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)タイヤの回転軸に直交する一対の平面内の円周方
    向に配置された一対のビードコアと、前記回転軸の半径
    方向に配列され、ビードコアの周囲をタイヤ内側から外
    側に折り返した少なくとも一層のカーカス層と、により
    構成されたビード部を有する空気入りラジアルタイヤに
    おいて、前記ビード部のカーカス層の周囲に配置されて
    ビード部を補強する、少なくとも3層の第1乃至第3チ
    ェーファー層を設け、隣接するチェーファー層が互いに
    交差するコードを有し、前記回転軸の半径方向と第1乃
    至第3チェーファー層のコードとのなすコード角度θ_
    1、θ_2、θ_3が次式 35度≦θ_1≦55度、35度≦θ_2≦55度、7
    0度≦θ_3<90度 で表され、 前記第1乃至第3チェーファー層のそれぞれの放射最外
    端からビード部のヒール位置までの半径方向チェーファ
    ー高さh_1、h_2、h_3がカーカス層の折返し先
    端からビード部のヒール位置までの半径方向のカーカス
    端高さHに対し、それぞれ、次式 1<h_1/H、1<h_2/H≦2.0 h_3/H≦2.5 で表され、チェーファー高さh_3はチェーファー高さ
    h_1、h_2のいずれよりも高いことを特徴とする重
    荷重用空気入りラジアルタイヤ。
  2. (2)前記第1乃至第3チェーファー層がビード部の中
    心からビード部の外表面に向かって第1乃至第3チェー
    ファー層の順序で配置されたことを特徴とする特許請求
    の範囲第(1)項記載の重荷重用空気入りラジアルタイ
    ヤ。
JP60145310A 1984-11-16 1985-07-01 重荷重用空気入りラジアルタイヤ Expired - Lifetime JPH0749242B2 (ja)

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