JPS6246057Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6246057Y2
JPS6246057Y2 JP8596480U JP8596480U JPS6246057Y2 JP S6246057 Y2 JPS6246057 Y2 JP S6246057Y2 JP 8596480 U JP8596480 U JP 8596480U JP 8596480 U JP8596480 U JP 8596480U JP S6246057 Y2 JPS6246057 Y2 JP S6246057Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
plunger
flow path
fluid flow
movable valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP8596480U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS578964U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP8596480U priority Critical patent/JPS6246057Y2/ja
Publication of JPS578964U publication Critical patent/JPS578964U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6246057Y2 publication Critical patent/JPS6246057Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Magnetically Actuated Valves (AREA)
  • Electromagnets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は励磁コイルの励磁電流に比例して流量
を変化させる流量可変電磁弁に関するものであ
る。
従来、電磁ソレノイドのプランジヤと連動して
弁体をとおる流体の流量を制御する可動弁は、プ
ランジヤとともにスプリングによつてプランジヤ
の反吸引方向、即ち、流体流通路遮断方向に付勢
されていることからして、流体流量制御に際して
は、制御流量に対応した可動弁変位位置における
スプリング力とプランジヤ吸引力とがバランスす
るように電磁ソレノイドのコイルに励磁電流を流
さなければならないが、現実問題として、プラン
ジヤの吸引特性は第1図実線のようにほぼ距離の
2乗に反比例して変化するのに対してスプリング
のバネ特性は第1図点線のように直線的に変化す
ることもあつて、プランジヤの吸引特性が急激に
変化する第1図曲線部分では励磁電流の微小変化
で流量が大幅に変化して、精度の高い流量制御が
極めて難しいばかりか流量調整値に対する安定性
も悪いことから、結局、実際に使用し得る可動弁
の有効ストロークはプランジヤの吸引特性がスプ
リングのバネ特性に沿つて直線的に変化する第1
図S2のように、プランジヤの全ストロークに対し
て相当短くなり、これが原因で流量可変電磁弁の
外形形状が一定の制御流量に対して相当大形にな
るという欠点があつた。
本考案の目的はスプリングのバネ特性をプラン
ジヤの吸引特性に合わせることができる流量可変
電磁弁を提供することによつて、前記従来の欠点
を除去することにある。
次に、本考案の一実施例の構成を図面によつて
説明する。
流体の流入口1と流出口2を形成した弁本体3
に押え板4を介して密閉状態で固着された電磁ソ
レノイド5のボビン6には案内筒7が0リング8
を介して弁本体3内部の流体流通路9気密状態を
保持した状態で取付けられ、案内筒7には、磁気
経路を形成するヨーク兼用ケース10に取付けら
れた固定鉄心11が0リンング12を介して案内
筒7内の気密状態を保持した状態で挿入されてい
る他、プランジヤ13が往復動可能に挿入されて
いる。
又、弁本体3の流体流通路9途上に形成された
弁孔14に往復動可能に挿入された円筒状可動弁
15は、プランジヤ13先端部に形成された溝1
6に可動弁15外周から孔17を介して挿入され
たリベツト状止めピン18と同ピン18の抜け止
め用リング19とを介して軸心上相対移動不能か
つ溝16底面と止めピン18先端との間隙量に対
応してラジアル方向相対移動可動に取付けられ、
プランジヤ13先端には同先端と可動弁15内側
との間における流体の流通を阻止するためのゴム
製シール20が取付けられ、可動弁15には弁孔
14に対する可動弁15往復移動量によつて流体
流通路9上における流体の有効流通面積を変える
長孔21が形成されている。
又、電磁ソレノイド5底面に取付けたバネ受台
22と止めピン18との間にはプランジヤ13を
反吸引方向に付勢する円錐バネ23が取付けら
れ、プランジヤ13吸引による円錐バネ23圧縮
時に円錐バネ23がその大径部から小径部にかけ
てバネ受台22の傾斜面24に順次当接して円錐
バネ23の見掛上バネ定数をプランジヤ13の吸
引特性(第1図の実線)に対応して第1図2点鎖
線のように順次大きくし、その結果、円錐バネ2
3のバネ特性はプランジヤ13の吸引特性に沿つ
て第1図2点鎖線のように変化する。
このように構成された流量可変電磁弁25にお
いて、電磁ソレノイド5の励磁電流を変化させる
と、プランジヤ13には第1図実線に対応した吸
引力が作用するとともに、プランジヤ13は円錐
バネ23のバネ特性に対応した位置でバランスし
て停止するが、プランジヤ13の吸引特性と円錐
バネ23のバネ特性とがほぼ同一のため、プラン
ジヤ13のストロークを円錐バネ23のバネ特性
に対応したプランジヤ13の吸引力変化量(第1
図のF1)に対応した幅広い電流変化の中でプラン
ジヤ13の全ストロークを実際に使用し得る可動
弁15の有効ストローク(第1図のS1)として、
可動弁15のストロークを高精度に変化させるこ
とができ、その結果、一定の制御流量に対する流
量可変電磁弁の外形形状を相当小形にすることが
でき、これに対して、従来の場合、第1図点線で
示すバネ特性に対応したプランジヤの吸引力変化
量(第1図のF2)に対応した狭い電流変化の中で
プランジヤの全ストロークを変化させなければな
らず、現実には可動弁の有効ストロークをプラン
ジヤの全ストロークより相当短い第1図のS2にし
ないと実際に使用し得ないことからして、本実施
例による流量調整が従来と比較して如何に容易で
しかも構造簡単、小形にして高精度かつ安定した
流量制御を行うことができるかがうかがえる。
更に、本実施例の場合、プランジヤ13と可動
弁15が溝16底面とピン18先端間の間隙量に
対応してラジアル方向に相対移動するため、弁本
体3に対する電磁ソレノイド5取付状態におい
て、案内筒7軸心と弁孔14軸心とが例え一致し
なくても、プランジヤ13と可動弁15の動き
を、案内筒7と弁孔14の軸心一致の場合とほぼ
同等の滑らかさを保持することができる。
次に、本考案の効果について説明する。
本考案は、長孔を明けた円筒状可動弁と連動可
能なプランジヤを円錐バネの付勢力に抗して電磁
ソレノイドで吸引するようにした状態において、
特に、円錐バネのバネ特性を電磁ソレノイドによ
るプランジヤの吸引特性に合せたことにより、電
磁弁による流量制御範囲を大幅に広げるととも
に、流量制御精度をも大幅に向上させて安定した
制御特性を得ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例と従来実施例との特
性比較図、第2図と第3図は本考案の一実施例の
破断正面図である。 1……流入口、2……流出口、3……弁本体、
5……電磁ソレノイド、9……流体流通路、13
……プランジヤ、14……弁孔、15……可動
弁、21……長孔、22……バネ受台、23……
円錐バネ、24……傾斜面、25……流量可変電
磁弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 流体の流入口と流出口とに連通する流体流通路
    を形成した弁本体と、前記流体流通路を横切るよ
    うに前記弁本体に形成した弁孔と、該弁孔に前記
    流体流通路を遮蔽した状態で往復動可能に挿入し
    た円筒状可動弁と、該円筒状可動弁の軸心方向移
    動によつて流体の有効流通面積を変えるため該円
    筒状可動弁の外周軸心方向に形成した長孔と、前
    記弁本体に取付けられかつ前記円筒状可動弁と連
    動して前記プランジヤを前記流体流通路の開方向
    に吸引する電磁ソレノイドと、前記円筒状可動弁
    を前記プランジヤとともに前記電磁ソレノイドの
    反吸引方向に付勢する円錐バネであつて前記電磁
    ソレノイドの励磁による前記プランジヤの吸引特
    性に合せたバネ特性の円錐バネとのそれぞれを備
    えることを特徴とする流量可変電磁弁。
JP8596480U 1980-06-18 1980-06-18 Expired JPS6246057Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8596480U JPS6246057Y2 (ja) 1980-06-18 1980-06-18

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8596480U JPS6246057Y2 (ja) 1980-06-18 1980-06-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS578964U JPS578964U (ja) 1982-01-18
JPS6246057Y2 true JPS6246057Y2 (ja) 1987-12-10

Family

ID=29448178

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8596480U Expired JPS6246057Y2 (ja) 1980-06-18 1980-06-18

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6246057Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010283046A (ja) * 2009-06-03 2010-12-16 Hamanako Denso Co Ltd 電磁ソレノイド装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5437186B2 (ja) * 2010-07-13 2014-03-12 株式会社ケーヒン 電磁弁

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010283046A (ja) * 2009-06-03 2010-12-16 Hamanako Denso Co Ltd 電磁ソレノイド装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS578964U (ja) 1982-01-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5268662A (en) Plunger type electromagnet
JPS6288014A (ja) 油圧制御装置
US5000420A (en) Electromagnetic solenoid valve with variable force motor
EP0380693B1 (en) Plunger type electromagnet
US3765644A (en) Controlled air gap in a solenoid operated valve
US3401711A (en) Single receiver port jet displacement servovalve
JPS6246057Y2 (ja)
JPH0614412Y2 (ja) 電磁比例ソレノイド
JPS6039913B2 (ja) 電磁式弁装置
JPS6240554B2 (ja)
JPH04119271A (ja) 電磁式制御弁
JPS6246056Y2 (ja)
US4718635A (en) Fuel metering valve for an internal combustion engine feed device
EP0409664B1 (en) Pressure regulators and valve actuators therefor
JPH07110077A (ja) 流量制御リニアソレノイドバルブ及びその駆動回路
JPS6124883A (ja) 定圧リリ−ス弁
JPH0218862Y2 (ja)
JPH02537Y2 (ja)
JPS5921337Y2 (ja) 電空比例弁
JPH0648649B2 (ja) 電磁制御装置
JPH0410653Y2 (ja)
JPH04101880U (ja) 電磁制御弁
JPH0155711B2 (ja)
JPH0217445Y2 (ja)
JP2999721B2 (ja) 電磁石