JPH0217445Y2 - - Google Patents

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JPH0217445Y2
JPH0217445Y2 JP10641784U JP10641784U JPH0217445Y2 JP H0217445 Y2 JPH0217445 Y2 JP H0217445Y2 JP 10641784 U JP10641784 U JP 10641784U JP 10641784 U JP10641784 U JP 10641784U JP H0217445 Y2 JPH0217445 Y2 JP H0217445Y2
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JP
Japan
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plunger
piston
coil
coil bobbin
ceramic material
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JP10641784U
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JPS6122315U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、コイルボビン、プランジヤ外周ケ
ースおよびシリンダ機能部を窒化硅素系、ジルコ
ニア系等のセラミツク材で一体成形することによ
つて、精度の向上、組付工数の簡略化、耐久性等
を向上させた往復動ポンプ式アクチユエーターに
関する。
〔従来技術〕
従来、この種のアクチユエーターとして第2図
に示すものがあり、コイルボビン101と、この
コイルボビン101内方のプランジヤ外周ケース
102と、シリンダ機能部103とは各々別体に
形成され、しかもコイルボビン101はプラスチ
ツク等の絶縁物で、またプランジヤ外周ケース1
02およびシリンダ機能部103は真ちゆうで形
成されている。
このように、上記三部材は別体に成形されてい
るので、コイル磁極中心とシリンダ軸芯、プラン
ジヤ軸芯の芯ぶれ、芯ずれ等を生ずる余地があ
り、また、組付工数、耐久性がない等の欠点があ
つた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
この考案は上記欠点を解消するためになされた
ものであつて、コイルボビン、プランジヤ外周ケ
ースおよびシリンダ機能部を窒化硅素系、ジルコ
ニア系等のセラミツク材によつて一体成形するこ
とによつて、コイルの磁気中心とプランジヤ軸
芯、シリンダ軸芯等の芯振り、芯ずれを防止し、
高精度化でき、組付工数を減少させ、耐久性、耐
触性が飛躍的に向上させた往復動ポンプ式アクチ
ユエーターを提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
以下、この考案の一実施例について図面を参照
して説明する。
第2図において、電磁ポンプ1は、外磁片2,
3内に配置されたコイルボビン4に巻き回された
コイル5と、このコイルボビン4の中心孔内上部
に配置された鉄製の上磁極6と、コイルボビン4
の中心孔内に設けられたプランジヤ7とを有す
る。
このプランジヤ7は、上下のバネ8および9に
よつて付勢されていると共に、内部の流体流通用
の孔10aを設けた例えばステンレス製のピスト
ン10が組付けられている。このピストン10の
孔10aの上下にはそれぞれチエツキ弁11,1
2が配置され、このチエツキ弁11,12はバネ
13,14によつて吐出逆止弁シート15および
吸入弁シート16を閉じるように付勢されてい
る。17,18はオリフイスである。またピスト
ン10の一部には、シリンダ機能部19が覆装配
置されている。
ここで、この考案では特にコイルボビン4と、
このコイルボビン4の内方のプランジヤ外周ケー
ス20と、シリンダ機能部19とは例えば窒化硅
素系あるいはジルコニア系などのセラミツクによ
つて、一体成形されている。尚、上記2つのチエ
ツキ弁11,12も同様のセラミツクで形成する
ことが望ましい。
そして、プランジヤ外周ケース20の内部に位
置する吐出路21から吸入弁シート16の吸入路
22には流体回路23が形成され、この流体回路
23にはベローズまたはダイアフラン等の差圧発
生手段24が接続し、差圧によつてON/OFFの
比例制御を実行するようになつている。尚、流体
回路23中の25はオリフイスである。
〔作用〕
次にこの考案の作用について説明する。
コイル5にパルス状(半波整流を含む)電流波
形を印加すると、電磁ポンプ1でパルス状磁気吸
引力に変換される。プランジヤ7はこの吸引力と
上下のバネ8,9の戻り付勢力によつてレシプロ
作動する。これによつて、プランジヤ7に組付ら
れたピストン10はシリンダ機能部19内で往復
摺動することとなる。
そこで、ピストン10が、第2図の矢印A方向
に作動すると、流体は流体回路23、吸入路2
2、吸入弁シート16の流路を経て、吸入側のチ
エツキ弁12が作動してチヤンバ26に矢印のよ
うに流入する。次にバネ8によるピストン戻り工
程で、ピストン10が矢印B方向に作動し、吐出
側のチエツキ弁11が開き、粒体は矢印のよう
に、ピストン10の孔10a、プランジヤ7の外
周、プランジヤ外周ケース20、吐出路21を経
て、流体回路23へ流通し、流体回路23に設け
たオリフイス25等の絞り負荷に対応する圧力が
発生する。この一連の作動が反復繰り返され流体
が吸入/吐出される。
以上のように動作するが、特にこの考案では、
コイルボビン4と、プランジヤ外周ケース20
と、シリンダ機能部19とを窒化硅素系あるいは
ジルコニア系などのセラミツクで一体成形したの
で、コイル磁気中心とレシプロ作動するプランジ
ヤ7の芯振れ、芯ずれ量が激減し、安定作動(摺
動軸運動)化となる。また、プランジヤ外周ケー
ス20とシリンダ機能部19との軸芯の同軸度の
高精度化が図れ、一体成形により低価格化が達成
される。さらにセラミツク材で成形したので、耐
熱性の高いボビン機能を有し、セラミツク材によ
るシリンダー化によつて、耐摩耗性の向上が図
れ、また耐久性が飛躍的に伸び、しかも流体を水
とした場合の耐食性の向上も図れる。2つのチエ
ツキ弁11,12を同様にセラミツク材で成形す
ることによつて、圧力の安定化と耐久性の向上も
図れる。
〔効果〕
以上のように、この考案によれば、コイルボビ
ン、プランジヤ外周ケースおよびシリンダ機能部
を窒化硅素系、ジルコニア系等のセラミツク材に
よつて一体成形することによつて、コイルの磁気
中心とプランジヤ軸芯、シリンダ軸芯等の芯振
り、芯ずれを防止し、高精度化でき、組付工数を
減少させ、耐久性、耐触性が飛躍的に向上する等
の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の縦断面図、第2
図は従来装置の縦断面図を示す。 1……電磁ポンプ、2,3……外磁極、4……
コイルボビン、5……コイル、6……上磁極、7
……プランジヤ、10……ピストン、19……プ
ランジヤ機能部、20……シリンダ外周ケース。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 外磁極内に配置されたコイルボビンに巻き回
    されたコイル、上磁極等から成り、該コイルに
    印加されたパルス状電流波形をパルス状磁気吸
    引力に変換する電磁ポンプの磁気回路部と、上
    記コイルボビンの内方に位置するプランジヤ外
    周ケースと、このケース内に位置し、上記パル
    ス状磁気吸引力によつて吸引され、レシプロ駆
    動するプランジヤに組付けられたピストンと、
    このピストンの外周に配置されたシリンダ機能
    部とを備え、上記コイルボビン、上記プランジ
    ヤ外周ケースおよび上記シリンダ機能部とを窒
    化硅素系、ジルコニア系などのセラミツク材に
    よつて一体成形したことを特徴とする往復動ポ
    ンプ式アクチユエーター。 (2) 上記ピストンの上下に配置されたチエツキ弁
    を窒化硅素系、ジルコニア系などのセラミツク
    材で形成したことを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の往復動ポンプ式アクチユ
    エーター。
JP10641784U 1984-07-16 1984-07-16 往復動ポンプ式アクチユエ−タ− Granted JPS6122315U (ja)

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JP10641784U JPS6122315U (ja) 1984-07-16 1984-07-16 往復動ポンプ式アクチユエ−タ−

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JPS6122315U JPS6122315U (ja) 1986-02-08
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0778387B2 (ja) * 1991-04-16 1995-08-23 太産工業株式会社 衛生洗浄装置用電磁ポンプ
DE102012221479A1 (de) * 2012-11-23 2014-05-28 Robert Bosch Gmbh Vorrichtung, insbesondere Pumpe-Düse-System

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JPS6122315U (ja) 1986-02-08

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