JPS6246015Y2 - - Google Patents

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JPS6246015Y2
JPS6246015Y2 JP1986093436U JP9343686U JPS6246015Y2 JP S6246015 Y2 JPS6246015 Y2 JP S6246015Y2 JP 1986093436 U JP1986093436 U JP 1986093436U JP 9343686 U JP9343686 U JP 9343686U JP S6246015 Y2 JPS6246015 Y2 JP S6246015Y2
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friction
driven member
pressure plate
leaf spring
joint
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JP1986093436U
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JPS6215627U (ja
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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D7/00Slip couplings, e.g. slipping on overload, for absorbing shock
    • F16D7/02Slip couplings, e.g. slipping on overload, for absorbing shock of the friction type
    • F16D7/024Slip couplings, e.g. slipping on overload, for absorbing shock of the friction type with axially applied torque limiting friction surfaces
    • F16D7/025Slip couplings, e.g. slipping on overload, for absorbing shock of the friction type with axially applied torque limiting friction surfaces with flat clutching surfaces, e.g. discs

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、両側に摩擦ライニングを配置された
摩擦駆動デイスクを備えた駆動部材と、各々の摩
擦ライニングの外側に配置された1対の加圧板
と、これらの加圧板の少なくとも一方が回動でき
ないように結合された被駆動部材とを備え、被駆
動部材に軸方向に支持された板バネが一方の加圧
板を両側の摩擦ライニングを介して摩擦駆動デイ
スクを挾持するように被駆動部材に結合された加
圧板に対して押圧し、これにより駆動部材から被
駆動部材へ回転トルクを伝達するようにした摩擦
継手であつて、板バネの応力を変えることにより
伝達される回転トルクを調節できるようにされた
ものに関するものである。
この種の摩擦継手はアメリカ合衆国特許第3,
111,824号公報において知られている。この種の
摩擦継手は、回転トルクを伝達する駆動経路にお
いて使用され、この駆動経路に過負荷が生じた場
合に、摩擦ライニングと摩擦駆動デイスクとの間
または摩擦ライニングと加圧板との間、若しくは
その両方の間ですべりを生ぜしめることによつて
回転トルクの伝達を中断し、回転トルクが伝達さ
れる作業機器並びにその作業機器へ至る駆動ライ
ンの保護、例えばトラクタの動力取出軸によつて
これに連結される農耕作業機器を作動させる場合
等においてはその農耕作業機器と動力取出軸から
農耕作業機器に至る駆動ラインを保護することに
役立つ。
上記公報によれば、板バネの応力を調節するこ
とによつて摩擦継手の伝達される最大回転トルク
の基本調整をメーカーサイドで行い、以降におい
てユーザーが摩擦継手の伝達される最大回転トル
クを所定の範囲で調節できるようにされている。
この種の摩擦継手は、例えば使用される種々の農
耕作業機器の固有の負荷条件に応じて摩擦継手の
定格トルクを適合させるように調節できるので上
記した農耕作業機器並びにその駆動ラインの保護
に有効的に役立つ。
しかしながら、この種の伝達される最大回転ト
ルクを調節できる摩擦継手の場合には、下記の如
き欠点がある。即ち、摩擦継手が頻繁に過負荷を
受ける場合、ユーザーは継手を高伝達トルクに設
定しがちであり、その結果、継手のすべりが起こ
らなくなる。従つて、継手は本来の目的、即ち、
すべり作用によつて駆動ラインまたは作業機器の
過負荷を防止すると言う目的を果すことが不可能
となる。即ち、継手が完全なロツク状態に設定さ
れるので、継手による保護作用が消失する事例が
しばしば生じることが知られている。
更に、運転時に継手がトルクを伝達しなかつた
り、またロツク状態になる場合には、時折、継手
を分解して、摩擦特性を変化せしめる摩耗部分を
修復する必要がある。この場合、継手分解前の伝
達される最大回転トルクの基本調節状態を再び得
ることは極めて困難である。
本考案の目的は、メーカーサイドで摩擦継手の
伝達し得る最大回転トルクを設定しておき、長期
間の不使用時、例えば冬季期間に発錆部分を分解
しておき、または摩耗部分の交換時に継手を分解
した時に、継手の再組立てに際して容易に分解前
の伝達し得る最大回転トルクの基本調節状態を得
ることができ、また伝達される最大回転トルクの
ユーザーサイドでの調節はこれを弱める方向にの
み調節可能な摩擦継手を創生することにある。
この課題は本考案によれば、被駆動部材に支持
された板バネによつて押圧される前記一方の加圧
板が駆動部材上に回動自在に枢支されており、他
方の加圧板は半径方向に隔置して設けられた複数
の孔と被駆動部材に設けられた対応する孔を貫通
する止めボルトによつて被駆動部材に対して回動
できないように結合されており、この止めボルト
はその両端側にネジ山が設けられ且つこの一方の
ネジ山終端部分には段部が形成されていて、この
段部に加圧板の孔のまわりの部分が挾持されるよ
うにロツクナツトの締付けによつて押圧固定さ
れ、止めボルトの他方端側のネジ山に調節ナツト
の締付けによつて板バネの応力による最大伝達ト
ルクを決定した後に調節ナツトが止めボルト並び
に止めボルトに隣接する被駆動部材の孔のまわり
の部分に溶接によつて固着されている、と云う構
成により達成された。
この構成によれば、一方の加圧板が当接する止
めボルトの段部の位置が、摩擦継手の伝達し得る
最大回転トルクの基本調節に際して、板バネの応
力が決定される基準面となる。本考案に係る摩擦
継手では、伝達し得る最大回転トルクを決定した
後に調節ナツトを止めボルトおよび被駆動部材に
着脱不能に固定することによつて、ロツクナツト
を外して摩擦継手を使用できない状態にした後で
も、はじめに設定した伝達し得る最大回転トルク
の基本調節状態を、ロツクナツトを締付けて止め
ボルトの段部に加圧板を当接させることによつ
て、容易に再現でき、しかもユーザーが継手にす
べり作用が生じないロツク位置に継手を設定でき
ないので前述の保護作用が失われると云うような
こともない。
更に本考案の有利な実施の態様によれば、前記
止めボルトには段部が設けられた側の端部に隆起
部が設けられている。この場合、ロツクナツトを
弛めても止めボルトからロツクナツトが外れるこ
とがなく、ロツクナツトを紛失するおそれもな
い。また、例えば緊急時にロツクナツトから突出
するネジ山の端の隆起部を研削することにより、
ユーザーサイドで摩擦継手を分解でき、損傷した
摩擦ライニングを交換できると云う利点がある。
更に、この操作は摩擦継手の故障時にも行い得
る。
以下、図面に示した実施例を詳細に説明する。
図面に示した摩擦継手は、十字継手(図示せ
ず)を介して別の継手フオークに結合する、被駆
動部材としての継手フオーク1を有しており、こ
の継手フオークには半径方向に隔置して配置され
た孔19を有するフランジ3が固定されている。
このフランジ3の半径方向内方において、板バネ
6の1つの面が当接しており、板バネ6の別の面
は駆動軸(図示せず)が差込可能な駆動部材とし
ての差込ボス17上にすべり軸受2を介して回動
可能に枢支された加圧板6に当接している。差込
ボス17は駆動軸、例えばトラクタの動力出力軸
を軸線方向に確保するために迅速に解除可能な確
保装置14を備えている。更に、差込ボス17に
は、両側に摩擦ライニング8が設けられた摩擦駆
動デイスク13が固定してある。一方の摩擦ライ
ニング8は加圧板6が当接せしめられており、他
方の摩擦ライニング8は別の加圧板12に当接し
ている。この加圧板12はその半径方向外方へ突
出した部分に、周方向に等間隔に離隔して形成さ
れた孔18が設けられていて、この孔18は被駆
動部材のフランジ3の孔に対応しており、共同し
て止めボルト7を受容する。
止めボルト7はその両端部側にナツトを締付得
るネジ山が形成されており、そのネジ山はナツト
の幅のおよそ倍の長さに形成すると都合が良い。
止めボルト7は更に、一方のネジ山の終端部分に
段部9を備え、この段部に加圧板12の孔18の
まわりの部分が挾持されるようにロツクナツト1
0の締付けによつて押圧固定されている。止めボ
ルト7の他方のネジ山部分は継手フオーク1のフ
ランジ3に設けた孔を貫通し、調節ナツト4が締
付けられ、これにより加圧板12が被駆動部材と
しての継手フオーク1に回転できないように結合
されている。止めボルト7の端部ネジ山に調節ナ
ツト4が締付けられると調節ナツトが継手フオー
ク1のフランジに当接し、この調節ナツトの締付
力が板バネ5の応力を決定する。調節ナツト4の
締付けにより板バネ5の応力を設定し、これによ
り摩擦継手の伝達し得る最高定格トルクを設定し
た後、この調節ナツトは溶接箇所15において止
めボルト7に固着し、更に溶接箇所16において
継手フオーク1のフランジ3に固着される。これ
により、摩擦継手はロツクナツト10を弛めるこ
とによつて伝達される回転トルクを弱める方向に
のみ調節でき、メーカーサイドで設定された伝達
し得る最高回転トルクを増大させるように調整す
ることはできなくなる。更に、継手フオーク1の
フランジ3と加圧板12は半径方向外方におい
て、端部が互いに近づくように折曲げられてい
て、これにより継手を覆うハウジングを形成して
いる。
ロツクナツト10に隣接する止めボルト7のネ
ジ山の外端部には、隆起部11が設けられている
ので、摩擦継手を分解する場合に、ロツクナツト
を隆起部11まで弛めることができるが、止めボ
ルト7から外れることはない。従つて、摩擦継手
の分解時にロツクナツトが外れて、紛失するよう
なことがなくなる。
【図面の簡単な説明】
添付の図面は本考案による1実施例の横断面図
である。 図中符号:1……継手フオーク、2……すべり
軸受、3……フランジ、4……調節ナツト、5…
…板バネ、6……加圧板、7……止めボルト、8
……摩擦ライニング、9……段部、10……ロツ
クナツト、11……隆起部、12……加圧板、1
3……摩擦駆動デイスク、15,16……溶接箇
所、17……差込ボス。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 両側に摩擦ライニングが配置された摩擦駆動デ
    イスクを備えた駆動部材と、各々の摩擦ライニン
    グの外側に配置された1対の加圧板と、これらの
    加圧板の少なくとも一方が回動できないように結
    合された被駆動部材とを備え、被駆動部材に軸方
    向に支持された板バネが一方の加圧板を両側の摩
    擦ライニングを介して摩擦駆動デイスクを挾持す
    るように被駆動部材に結合された加圧板に対して
    押圧し、これにより駆動部材から被駆動部材へ回
    転トルクを伝達するようにした摩擦継手であつ
    て、板バネの応力を変えることにより伝達される
    回転トルクを調節できるようにされたものにおい
    て、 被駆動部材1に支持された板バネ5によつて押
    圧される前記一方の加圧板6が駆動部材17上に
    回動自在に枢支されており、他方の加圧板12は
    半径方向に隔置して設けられた複数の孔18と被
    駆動部材1に設けられた対応する孔19を貫通す
    る止めボルト7によつて被駆動部材1に対して回
    動できないように結合されており、この止めボル
    ト7はその両端側にネジ山が設けられ且つこの一
    方のネジ山の終端部分には段部9が形成されてい
    て、この段部9に加圧板12の孔18のまわりの
    部分が挾持されるようにロツクナツト10の締付
    けによつて押圧固定され、止めボルト7の他方端
    側のネジ山に調節ナツト4の締付けによつて板バ
    ネ5の応力による最大伝達トルクを決定した後に
    調節ナツト4が止めボルト7並びに止めボルト7
    に隣接する被駆動部材19のまわりの部分に溶接
    によつて固着されたことを特徴とする摩擦継手。
JP1986093436U 1980-11-27 1986-06-20 Expired JPS6246015Y2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3044679A DE3044679C2 (de) 1980-11-27 1980-11-27 Reibungsschlupfkupplung

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6215627U JPS6215627U (ja) 1987-01-30
JPS6246015Y2 true JPS6246015Y2 (ja) 1987-12-10

Family

ID=6117714

Family Applications (2)

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JP56141141A Pending JPS5797924A (en) 1980-11-27 1981-09-09 Adjusting device
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AT (1) ATA357881A (ja)
DE (1) DE3044679C2 (ja)
FR (1) FR2494793A1 (ja)
GB (1) GB2088527B (ja)
IT (2) IT1194995B (ja)
NL (1) NL8103963A (ja)

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Also Published As

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JPS5797924A (en) 1982-06-17
IT1194995B (it) 1988-09-28
ATA357881A (de) 1987-09-15
GB2088527B (en) 1984-05-02
IT8105222A0 (it) 1981-10-06
IT8107069V0 (it) 1981-10-06
GB2088527A (en) 1982-06-09
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